JP2006113656A - 書き換えプログラム送信方法、書き換えプログラム送信装置、書き換えプログラム送信プログラム、車両制御装置、および書き換えプログラム受信・起動プログラム - Google Patents

書き換えプログラム送信方法、書き換えプログラム送信装置、書き換えプログラム送信プログラム、車両制御装置、および書き換えプログラム受信・起動プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 書き換えプログラムのダウンロードおよび実行において、その外部から遷移先アドレスの指定のための特別なコマンドを受信することなく、様々な遷移先のアドレスに対応できるようにする。
【解決手段】 外部ツール10が、受信したデータを、書き換え可能なRAM23の、受信したアドレス指定に基づいたアドレスに記憶させ、その受信したデータをRAM23に記憶させ終えると、RAM23の遷移先記憶用アドレスに記憶された遷移先アドレスデータ500に基づくアドレスから、当該RAM23に記憶された命令を実行する車両制御装置に対し、書き換えプログラム400、および、その書き換えプログラムデータを記憶させる先のRAM23中のアドレス指定を送信し、その書き換えプログラム400の先頭命令に該当するデータのアドレスを示す遷移先アドレスデータ、および、遷移先記憶用アドレスを指定するアドレス指定を送信する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、書き換えプログラムを外部からダウンロードし、そのダウンロードした書き換えプログラムの先頭アドレスに実行を遷移させることで、自身が実行するアプリケーションプログラムを新しいアプリケーションプログラムに書き換える車両制御装置、および車両制御装置のその作動のための、書き換えプログラム送信方法、書き換えプログラム送信装置、書き換えプログラム送信プログラム、および書き換えプログラム受信・起動プログラムに関する。
従来、車両制御の分野において、車両制御装置が、書き換えプログラムを外部からダウンロードし、そのダウンロードした書き換えプログラムを実行することで、自身が実行するアプリケーションプログラムを新しいアプリケーションプログラムに書き換えるという技術が用いられている。車両制御装置が書き換えるアプリケーションプログラムとしては、例えばエンジン点火制御アプリケーションプログラム、オートマチックトランスミッション制御プログラム等がある。
このような書き換えプログラムをダウンロードして実行する方法としては、書き換えプログラムを、車両制御装置中のRAMのあらかじめ決められた領域にダウンロードし、ダウンロードが終了した後、その領域の先頭アドレスに実行を遷移させる方法が多く用いられている。このような方法を実現するプログラムを、以降書き換えプログラム受信・起動プログラムと記す。
このような方法で、従来から用いられているものの具体例を、図7および図8を用いて説明する。図7は、車両制御装置の有する記憶媒体50の構成、パーソナルコンピュータ等の外部ツール60と記憶媒体50との間のデータの流れ、および車両制御装置の処理の遷移を概念的に示す図である。また、図8は、この例における書き換えプログラム受信・起動プログラムに相当するブートプログラム53のフローチャートである。
この例においては、まず、車両制御装置が、その起動と同時に、記憶媒体50のフラッシュROM51に記憶されているブートプログラム53の実行を開始し、その実行によって、車両制御装置にケーブル等で接続された外部ツール60から書き換えプログラム55を受信し、この受信した書き換えプログラム55を、記憶媒体50の有するRAM52のあらかじめ決められた領域に記憶させる(矢印61参照)。
より具体的には、車両制御装置は、図8に示すように、ブートプログラム53の実行において、まず外部ツール60との通信のための初期化を行い(ステップ531)、外部ツール60からの書き換え要求信号を検出することで(ステップ532)、外部ツール60からの受信データを待つようになり(ステップ533)、最初にアドレスデータおよびプログラムサイズデータを含むアドレスコマンドを外部ツール60から受信すると(ステップ534)、そのアドレスコマンド中のアドレスデータを書き込みアドレスとしてRAM52に記憶させ(ステップ535)、以後連続的に外部ツール60から送信されるデータコマンドを受信する度に(ステップ536)、そのデータコマンド中のデータ、すなわち書き換えプログラム55の一部としてのプログラムデータを、上記の書き込みアドレスを先頭として順にRAM52に記憶させていく(ステップ537)。
書き換えプログラム55をすべてRAM52に記憶させると、車両制御装置は、書き換えプログラム55の実行を開始するため、命令実行位置を、RAM52の、書き換えプログラム55が記憶された所定の領域の先頭アドレスに、遷移させる(矢印62参照)。
より具体的には、車両制御装置は、図8に示すように、受信したプログラムデータの総量が、最初に受信したプログラムサイズデータの示す量に達したとき(ステップ538)、書き換えプログラム55のダウンロードを終了し、あらかじめ決められた遷移先のアドレス、すなわちRAM52中における書き換えプログラム55の先頭アドレスに、実行をジャンプさせることで、ブートプログラム53の実行を終了し(ステップ539)、書き換えプログラム55の実行を開始する。
書き換えプログラム55の実行によって、車両制御装置は、外部ツール60からアプリケーションプログラム54を受信し、受信したアプリケーションプログラム54をフラッシュROM51の所定の領域に記憶させる(矢印63参照)。
しかし、車両制御用装置は、車種や仕向けによって、実行するアプリケーションプログラムのサイズ、記憶媒体の構成が異なる場合が多いので、書き換えプログラムが記憶される領域も一定しない。したがって、上記のような、書き換えプログラムのダウンロード後決まったアドレスにのみ遷移するようになっている書き換えプログラム受信・起動プログラムを、そのまま各車種や仕向けに用いることはできない。
例えば、書き換えプログラム受信・起動プログラムを、外部ツールから遷移先のアドレスを指定するコマンドを受信し、この受信した遷移先のアドレスに遷移するように作成しておけば、単一書き換えプログラム受信・起動プログラムで、車種や仕向け毎に変わる様々な遷移先のアドレスに対応する事が可能である。実際、外部ツールから遷移先のアドレスを指定するコマンドを送信する技術は従来からある。
しかし、このような技術は、遷移先のアドレスを指定するコマンドを送信できない外部ツールに適用することができないので、外部ツールの選択の幅が狭くなってしまう。
本発明は上記点に鑑み、車両制御装置が、書き換えプログラムを外部からダウンロードし、そのダウンロードした書き換えプログラムの先頭アドレスに実行を遷移させることで、自身が実行するアプリケーションプログラムを新しいアプリケーションプログラムに書き換える技術において、その外部から遷移先アドレスの指定のための特別なコマンドを受信することなく、様々な遷移先のアドレスに対応できるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するための本発明の特徴は、受信したデータを、書き換え可能な記憶媒体の、受信したアドレス指定に基づいたアドレスに記憶させ、その受信したデータを当該記憶媒体に記憶させ終えると、当該記憶媒体の遷移先記憶用アドレスに記憶された遷移先アドレスデータに基づくアドレスから、当該記憶媒体に記憶された命令を実行する車両制御装置に対し、書き換えプログラムデータ(すなわち書き換えプログラムを構成するデータ)、および、その書き換えプログラムデータを記憶させる先の当該記憶媒体中のアドレス指定を送信する第1の手順と、その車両制御装置に対し、送信する書き換えプログラムデータの先頭命令に該当するデータの当該記憶媒体中におけるアドレスを示す遷移先アドレスデータ、および、当該遷移先記憶用アドレスを指定するアドレス指定を送信する第2の手順と、を備えた書き換えプログラム送信方法として実現可能である。
第1の手順の実行によって、上記車両制御装置の受信回路に対し、書き換えプログラムデータと、その書き換えプログラムデータを記憶させる先の上記憶媒体中のアドレス指定を送信すると、この車両制御装置は、当該記憶媒体中の当該アドレス指定に基づいたアドレスに、当該書き換えプログラムデータを記憶させる。また、別途第2の手順によって、この車両制御装置に対し、当該書き換えプログラムデータの先頭命令に該当するデータの当該記憶媒体中におけるアドレスを示す遷移先アドレスデータ、および、上記の遷移先記憶用アドレスを指定するアドレス指定を送信すると、この車両制御装置は、当該遷移先アドレスデータを、当該所定の遷移先記憶用アドレスに記憶し、上記書き換えプログラムデータを当該記憶媒体に記憶させ終えると、この所定の遷移先記憶用アドレスに記憶された遷移先アドレスデータに基づくアドレスから、当該記憶媒体に記憶された命令の実行を行う。
したがって、この車両制御装置が書き換え実行プログラムのダウンロード終了後に実行を遷移させる先のプログラムは、当該書き換え実行プログラムであることになる。このような書き換えプログラム送信方法をこの車両制御装置に対して実行することで、車両制御装置は、外部から遷移先アドレスの指定のための特別なコマンドを受信することなく、様々な書き換えプログラムの遷移先アドレスに対応した作動を行うことができるようになる。
なお、第1の手順と第2の手順とはどのような順序になっていてもよい。第1の手順の実行中に第2の手順を実行してもよい。
また、車両制御装置が、書き換え可能な記憶媒体の遷移先記憶用アドレスに初期値を記憶させ、受信したデータを、当該記憶媒体の、受信したアドレス指定に基づいたアドレスに記憶させ、当該初期値を記憶させた後に当該遷移先記憶用アドレスに記憶されたデータが当該初期値と異なっていることに基づいて、遷移先記憶用アドレスに記憶されたデータに基づくアドレスから、前記記憶媒体に記憶された命令を実行するようになっている場合は、その車両制御装置に対し、書き換えプログラムデータ、および、その書き換えプログラムデータを記憶させる先の当該記憶媒体中のアドレス指定を送信し、書き換えプログラムデータがすべて送信された後に、この車両制御装置に対し、送信した書き換えプログラムデータの先頭命令に該当するデータの当該記憶媒体中におけるアドレスを示す遷移先アドレスデータ、および、当該遷移先記憶用アドレスを指定するアドレス指定を送信するようになっていてもよい。
このようになっていれば、当該遷移先記憶用アドレスは、書き換えプログラムデータがすべて送信された後に初期値から変化するので、車両側制御装置は、書き換えプログラムの受信をすべて終えてから、当該遷移先記憶用データに記憶された書き換えプログラムの先頭の実行を行う。
また更に、このような方法において、遷移先アドレスデータは、当該車両制御装置の当該記憶媒体の全アドレスの一部分のうちから1つを選択する、当該アドレス指定よりもデータ量の少ない短縮IDであるようになっていてもよい。このようになっていることで、遷移先アドレスデータの送信のためのデータ送信量が低減される。
また、上記のようなプログラム送信方法を実現するための装置としても、本発明の特徴を捉えることができる。すなわち、上記車両制御装置にデータおよびアドレス指定を送信する送信回路を有するプログラム送信装置が、書き換えプログラムデータ、および、その書き換えプログラムデータを記憶させる先の当該記憶媒体中のアドレス指定を、その送信回路に送信させ、また別途、当該書き換えプログラムデータの先頭命令に該当するデータの当該記憶媒体中におけるアドレスを示す遷移先アドレスデータ、および、当該遷移先記憶用アドレスを指定するアドレス指定を、その送信回路に送信させるようになっていてもよい。
また同様に、書き換え可能な記憶媒体の遷移先記憶用アドレスに初期値を記憶させ、受信したデータを、当該記憶媒体の、受信したアドレス指定に基づいたアドレスに記憶させ、当該初期値を記憶させた後に当該遷移先記憶用アドレスに記憶されたデータが当該初期値と異なっていることに基づいて、当該遷移先記憶用アドレスに記憶されたデータに基づくアドレスから、当該記憶媒体に記憶された命令を実行する車両制御装置に対し、データおよびアドレス指定を送信する送信回路と、書き換えプログラムデータ、および、その書き換えプログラムデータを記憶させる先の当該記憶媒体中のアドレス指定を、当該送信回路に送信させる書き換えプログラム等送信制御手段と、書き換えプログラム等送信制御手段が当該書き換えプログラムデータのすべてを当該送信回路に送信させた後、当該書き換えプログラムデータの先頭命令に該当するデータの当該記憶媒体中におけるアドレスを示す遷移先アドレスデータ、および、当該遷移先記憶用アドレスを指定するアドレス指定を、当該送信回路に送信させる遷移先アドレスデータ等送信制御手段と、を備えた書き換えプログラム送信装置としても、本発明を捉えることができる。
また同様に、遷移先アドレスデータは、当該車両制御装置の当該記憶媒体の全アドレスの一部分のうちから1つを選択する、当該アドレス指定よりもデータ量の少ない短縮IDであるようになっていてもよい。
また、上記のような書き換えプログラム送信装置を実現するための書き換えプログラム送信プログラムとしても、本発明を捉えることができる。
また、本発明の特徴は、書き換え可能な記憶媒体と、受信回路とを備え、当該受信回路が受信したデータを、当該記憶媒体中の、当該受信回路が受信したアドレス指定に基づいたアドレスに記憶させ、このデータを当該記憶媒体に記憶させ終えた後に、当該記憶媒体の、記憶制御手段がデータを記憶させた遷移先記憶用アドレスに記憶された遷移先アドレスデータに基づくアドレスから、当該記憶媒体に記憶された命令を実行する車両制御装置としても捉えることができる。
このような車両制御装置の受信回路に対し、書き換えプログラムデータと、その書き換えプログラムデータを記憶させる先の上記憶媒体中のアドレス指定を送信すると、当該記憶媒体中の当該アドレス指定に基づいたアドレスに、プログラムデータが記憶される。また、別途この車両制御装置の受信回路に対し、遷移先アドレスデータおよび、その遷移先アドレスデータを記憶させる先の上記記憶媒体中の、上記所定の遷移先記憶用アドレスを指定するアドレス指定を送信すると、この車両制御装置は、当該遷移先アドレスデータを、当該所定の遷移先記憶用アドレスに記憶し、上記書き換えプログラムデータを当該記憶媒体に記憶させ終えると、この所定の遷移先記憶用アドレスに記憶された遷移先アドレスデータに基づくアドレスから、当該記憶媒体に記憶された命令の実行を行う。
このとき、当該遷移先アドレスデータが、上記書き換えプログラムデータのうち、最初に実行される命令に該当するデータの、当該記憶媒体中におけるアドレスを示していれば、この車両制御装置が書き換え実行プログラムのダウンロード終了後に実行を遷移させる先のプログラムは、当該書き換え実行プログラムであることになる。
このようなデータの送信をこの車両制御装置に対して行うことで、車両制御装置は、外部から遷移先アドレスの指定のための特別なコマンドを受信することなく、書き換えプログラムの様々な遷移先のアドレスに対応した作動を行うことができるようになる。
また、遷移先アドレスデータが、当該記憶媒体の全アドレスの一部分のうちから1つを選択する、アドレス指定よりもデータ量の少ない短縮IDであり、車両制御装置が、この短縮IDに基づくアドレスから、当該記憶媒体に記憶された命令を実行するようになっていれば、車両制御装置に送信されるデータ量が低減される。
また、車両制御装置が、書き換えプログラムデータを当該記憶媒体に記憶させ終えたときに、当該記憶媒体の所定の遷移先記憶用アドレスに記憶された遷移先アドレスデータに基づくアドレスから、当該記憶媒体に記憶された命令を実行する作動のための具体的な構成としては、車両制御装置が、遷移先記憶用アドレスに初期値を記憶させ、当該初期値を記憶させた後に、この遷移先記憶用アドレスに記憶されたデータが初期値と異なっていることを判定することに基づいて、遷移先記憶用アドレスに記憶された遷移先アドレスデータに基づくアドレスから、当該憶媒体に記憶された命令を実行するようになっていてもよい。
このような構成の車両制御装置の受信回路に対し、書き換えプログラムデータのすべてと、その書き換えプログラムデータを記憶させる先の上記憶媒体中のアドレス指定を送信し、その送信が完了した後に、この車両制御装置の受信回路に対し、上記遷移先アドレスデータおよび上記アドレス指定を送信すると、当該遷移先記憶用アドレスデータ中のデータが初期値から変化するのは、書き換えプログラムデータのすべての送信が終了した後となる。したがって、上記構成の車両制御装置は、書き換えプログラムデータを当該記憶媒体に記憶させ終えたときに、当該記憶媒体の所定の遷移先記憶用アドレスに記憶された遷移先アドレスデータに基づくアドレスから、当該記憶媒体に記憶された命令を実行するようになる。
また、上記のような車両制御装置を実現するためのプログラム受信・起動プログラムとしても、本発明を捉えることができる。
以下、本発明の一実施形態について説明する。図1に、本実施形態に係るエンジンECU1のハードウェア構成を示す。エンジンECU1は、マイコン2、通信回路3、および入出力回路4を有している。
マイコン2は、CPU21、書き換え可能な不揮発性記憶媒体であるフラッシュROM22、および書き換え可能な揮発性記憶媒体であるRAM23を有しており、CPU21がフラッシュROM22またはRAM23に記憶されたプログラムを実行し、通信回路3、入出力回路4との信号の授受を行い、フラッシュROM22、RAM23に対してデータの読み出し、書き込みを行うことで、エンジン制御等の各種作動を実現する。マイコン2の作動の詳細については後述する。
通信回路3は、有線ケーブルを介して外部ツール10に接続されることで、この外部ツール10から受けたデータに対して所定の加工を施してマイコン2のCPU21に出力し、マイコン2のCPU21から受けたデータに所定の加工を施して外部ツール10に出力する。通信回路3がデータの加工に用いる規格としては、例えばRS−232C、USB、IEEE1394等がある。
入出力回路4は、エンジン点火プラグ、燃料噴射装置、温度センサ、クランク角センサ等、車両内のアクチュエータやセンサと信号を授受するための回路であり、センサから受けたセンサ信号を、マイコン2のCPU21に出力し、マイコン2のCPU21から受けた制御信号を、アクチュエータに出力する。
図2に、外部ツール10のハードウェア構成を示す。外部ツール10は、通常のパーソナルコンピュータであってもよいし、エンジンECU1にデータを送信するための専用の装置であってもよい。この外部ツール10は、通信回路11、入力装置12、RAM13、ROM14、HDD15、およびCPU16を有している。
通信回路11は、有線ケーブルを介してエンジンECU1の通信回路3に接続されることで、この通信回路3から受けたデータに対して所定の加工を施してCPU16に出力し、CPU16から受けたデータに所定の加工を施して通信回路3に出力する。通信回路11がデータの加工に用いる規格は、通信回路3が用いるものと同じである。
入力装置12は、キーボード、マウス等から構成され、ユーザが操作することにより、その操作に応じた信号をCPU16に出力する。
RAM13は読み出し、書き込み可能な揮発性メモリであり、ROM14は読み出し専用の不揮発性メモリであり、HDD15は読み出し、書き込み可能な不揮発性メモリである。ROM14、HDD15には、CPU16が読み出して実行するプログラム等があらかじめ記憶されている。またHDD15には、後述する入力ファイルが記憶されている。RAM13は、CPU16がROM14、HDD15に記憶されたプログラムを実行する際に、そのプログラムを一時的に保存するための記憶領域として用いられる。
CPU16は、ROM14、HDD15に記憶されているプログラムを実行し、そのプログラムの実行時に、RAM13、HDD15に対してデータの書き込み、読み出しの制御を行い、通信回路11を用いてエンジンECU1とデータの授受を行う。
以上のようなハードウェア構成のエンジンECU1、外部ツール10の、本実施形態における作動の概要を、図3を用いて説明する。図3は、エンジンECU1の有するフラッシュROM22、RAM23内の領域のデータ構成、外部ツール10とフラッシュROM22、RAM23との間のデータの流れ、およびエンジンECU1が有するCPU21の処理の遷移を概念的に示す図である。
本実施形態においては、まず、CPU21が、エンジンECU1の起動と同時に、フラッシュROM22に記憶されているブートプログラム200の実行を開始する。そして、これと同時に、外部ツール10は、書き換えプログラム400を構成するデータ、および書き換えプログラム400のRAM23における格納先アドレスを指定するアドレスコマンドを、エンジンECU1に送信する。エンジンECU1のCPU21は、通信回路3を介して書き換えプログラム400のデータを受信し、この書き換えプログラム400を、RAM23中の、通信回路3を介して受信したアドレスコマンドに基づいた領域に記憶させる(矢印31参照)。
また、外部ツール10は、書き換えプログラム400の全データを送信し終えると、あらかじめ定められた遷移先記憶用アドレスを指定するアドレスコマンドをエンジンECU1に送信し、さらに、書き換えプログラム400のRAM23中の先頭アドレスを示すデータを、遷移先アドレスデータ500としてエンジンECU1に送信する。
これらアドレスコマンドおよび遷移先アドレスデータ500を、通信回路3を介して受信したCPU21は、その遷移先アドレスデータ500をRAM23の遷移先記憶用アドレスに記憶させる(矢印32参照)。
書き換えプログラム400をすべて受信してRAM23に記憶させた後、CPU21は、遷移先記憶用アドレスに記憶されているアドレス、すなわち書き換えプログラム400の先頭アドレスに、命令実行位置をジャンプさせる(矢印33参照)。なお、この遷移先記憶用アドレスは、ブートプログラム200の作成時においてあらかじめ定められるようになっている。
このジャンプによる書き換えプログラム400の実行によって、CPU21は、外部ツール10から送信されるアプリケーションプログラム300を受信し、受信したアプリケーションプログラム300をフラッシュROM22の所定の領域に記憶させる(矢印34参照)。
以上のような作動を実現させるためにエンジンECU1のCPU21が実行するブートプログラム200、および外部ツール10のCPU16が実行する書き換えプログラム送信プログラム600を、それぞれ図4および図5にフローチャートとして示す。以下、これらのフローチャートに基づいて、上記のエンジンECU1および外部ツール10の作動を詳細に説明する。
まず、作業者は、エンジンECU1の通信回路3と外部ツール10の通信回路11とをケーブルで接続し、入力装置12に対して所定の操作を行うことで、外部ツール10のCPU16に、書き換えプログラム送信プログラム600の実行を開始させる。そしてそれと同時に、エンジンECU1を起動する。
CPU16は、書き換えプログラム送信プログラム600の実行を開始すると、まずステップ610で、HDD15から入力ファイルを読み込む。入力ファイルは、図6に示すように、書き換えプログラム400用の部分71と、それに続く遷移先アドレスデータ500用の部分72の2部構成となっており、各部は、送信用データ、およびそれらデータがエンジンECU1のRAM23中のどの領域に記憶されるかを記載する記憶先アドレスデータを有している。このような構成の入力ファイルとしては、例えばモトローラ(登録商標)Sフォーマットファイルを用いることができる。なお、遷移先アドレスデータ500用の部分72に記載される送信用データは、上述の遷移先アドレスデータであり、このデータの示すアドレスは、書き換えプログラム400の先頭アドレス、すなわち、その書き換えプログラム400の実行において最初に実行される命令の、RAM23に記憶されるアドレスと同じである。また、記憶先アドレスデータは、遷移先記憶用アドレスを示すデータである。
CPU16は、このような入力ファイルを読み込むと、続いてステップ620で、通信回路11に、エンジンECU1に対する書き換え要求のデータを出力することで、通信回路11に当該データを送信させる。
起動後のエンジンECU1のCPU21では、ブートプログラム200の実行開始後、ステップ201で、通信回路3を使用可能とするための通信初期化処理を行い、続いてステップ202で、通信回路3を介して、上述の書き換え要求のデータを受信したか否かを判定する。受信しない場合は、現在フラッシュROM22に記憶されているアプリケーションプログラムに実行を遷移させ、この後、エンジン制御等のための処理を実行する。
ステップ202で書き換え要求のデータを受信したと判定すると、続いてステップ203で、エンジンECU1の製造時にあらかじめ定められたRAM23中の遷移先記憶用アドレスの領域に、初期値として16進数値FFFFFFFFを記憶させる。
そして続いてステップ204で、外部ツール10からデータを受信するまで、データを受信したか否かの判定を繰り返す。
外部ツール10のCPU16では、ステップ620で書き換え要求を送信した後、ステップ630で書き換えプログラム400の先頭アドレスを、所定のアドレスコマンドの形式で送信する。
エンジンECU1では、通信回路3がこのアドレスコマンドを受信すると、CPU21はステップ204でデータを受信したと判定し、続いてステップ205で受信データがアドレスコマンドであると判定する。そして更に、ステップ206で、その受信データを書き込みアドレス変数として、RAM23の所定の作業領域に記憶させ、続いてステップ204で次のデータを待つ。
外部ツール10のCPU16では、ステップ630でアドレスコマンドを送信した後、ステップ640、650で、プログラムデータの送信が完了するまで、すなわち入力ファイル中の書き換えプログラム400の部分の送信データをすべて送信し終えるまで、書き換えプログラム400を細分化したデータを、順次通信回路11を用いて、上記アドレスコマンドと区別できる所定のデータコマンドの形式でエンジンECU1に送信する。
エンジンECU1のCPU21は、その細分化されたデータを、通信回路3を介して受信する度に、ステップ204、205、207、208、209を一回実行する。すなわち、ステップ204でデータを受信したと判定し、続いてステップ205で受信データはアドレスコマンドでないと判定し、続いてステップ207で受信データはデータコマンドであると判定する。そして更に、ステップ208で、受信したデータを、現在の書き込みアドレス変数の示すRAM23中の位置に記憶させ、書き込みアドレス変数を、現在の値から受信データ長に相当するアドレス分だけ増加させた値に変更する。例えば、受信データが2バイトなら、書き込みアドレス変数の値を2だけ増加させる。
さらに続いてステップ209で、現在の遷移先記憶用アドレスに記憶されている値が、初期値すなわち16進数値FFFFFFFFのままであるか否かを判定し、初期値のままであれば、続いてステップ204に戻り、同じでなければステップ210を実行する。
このように、遷移先記憶用アドレスに記憶されている値が初期値のままである限り、ステップ204、205、207、208、および209が繰り返し実行されることで、外部ツール10から送信される書き換えプログラム400の全体が、RAM23に記憶される(図3の矢印31参照)。
また、外部ツール10のCPU16では、書き換えプログラム400の全体を送信し終えると、ステップ650で送信完了であると判定し、続いてステップ660で、アドレスコマンドを、通信回路11を用いてエンジンECU1に送信する。このアドレスコマンドが示すアドレスは、ステップ610で読み込んだ入力ファイルの遷移先アドレスデータ500用の部分72に記載される記憶先アドレスデータ、すなわち、所定の遷移先記憶用アドレスである。
エンジンECU1のCPU21は、通信回路3を介してこのアドレスコマンドを受信すると、ステップ204でデータを受信したと判定し、続いてステップ205で受信データがアドレスコマンドであると判定する。そして更に、ステップ206で、その受信データ、すなわち遷移先記憶用アドレスを書き込みアドレス変数として、RAM23の所定の作業領域に記憶させ、続いてステップ204で次のデータを待つ。
また、外部ツール10のCPU16では、続いてステップ670で、アドレスの情報を含むデータコマンドを通信回路11を用いてエンジンECU1に送信する。このデータコマンドが含むが示すアドレスの情報は、ステップ610で読み込んだ入力ファイルの遷移先アドレスデータ500用の部分72に記載される送信用データ、すなわち、遷移先アドレスデータである。ステップ670の後、書き換えプログラム送信プログラム600の実行は終了する。
エンジンECU1のCPU21は、通信回路3を介してこのデータコマンドを受信すると、ステップ204でデータを受信したと判定し、続いてステップ205で受信データがアドレスコマンドでないと判定し、続いてステップ207で受信データがデータコマンドであると判定する。そして更に、ステップ208で、受信した遷移先アドレスデータを、現在の書き込みアドレス変数の示すRAM23中の位置、すなわち所定の遷移先記憶用アドレスに記憶させる。この時点で、遷移先記憶用アドレス中の値が、初期値から遷移先アドレスデータの値に変化する(図3の矢印32参照)。
したがって、続いてステップ209では、遷移先記憶用アドレスの領域の値が初期値と異なっていると判定し、続いてステップ210で、遷移先記憶用アドレスに記憶されたアドレスにジャンプする。このジャンプにより、CPU21の実行は、書き換えプログラム400の先頭位置に遷移し、ブートプログラム200の実行は終了する(図3の矢印33参照)。
その後、書き換えプログラム400の実行により、CPU21は、外部ツール10が送信するアプリケーションプログラム300を受信し、フラッシュROM22の所定の領域に記憶させる(図3の矢印34参照)。
以上の通り、RAM23と、通信回路3とを備えたエンジンECU1は、CPU21がブートプログラム200を実行することで、RAM23の遷移先記憶用アドレスに初期値を記憶させ(ステップ203参照)、受信したデータを、RAM23の、受信したアドレス指定に基づいたアドレスに記憶させ(ステップ208参照)、当該初期値を記憶させた後に当該遷移先記憶用アドレスに記憶されたデータが当該初期値と異なっていることに基づいて(ステップ209参照)、遷移先記憶用アドレスに記憶されたデータに基づくアドレスから、RAM23に記憶された書き換えプログラム400の命令を実行する(ステップ210参照)。
また、エンジンECU1にデータおよびアドレス指定を送信する通信回路11を備えた外部ツール10は、CPU16が書き換えプログラム送信プログラム600を実行することで、書き換えプログラム400のデータ、および、その書き換えプログラムデータを記憶させる先のRAM23のアドレス指定を、通信回路11に送信させ(ステップ630、640参照)、書き換えプログラム400のデータのすべての送信が完了すると(ステップ650参照)、エンジンECU1に対し、書き換えプログラム400の先頭命令に該当するデータのRAM23におけるアドレス、すなわち書き換えプログラム400の先頭アドレス、を示す遷移先アドレスデータ、および、所定の遷移先記憶用アドレスを指定するアドレス指定を、通信回路11に送信させる(ステップ660、670参照)
作業者は、このようなエンジンECU1に対してこのような外部ツール10を用いることで、エンジンECU1の通信回路3に対し、書き換えプログラムデータと、その書き換えプログラムデータを記憶させる先の上記憶媒体中のアドレス指定を送信する手順を実行する(第1の手順に相当する)と、このエンジンECU1は、RAM23の当該アドレス指定に基づいたアドレスに、当該書き換えプログラムデータを記憶させる。また、書き換えプログラム400のデータのすべての送信が完了した後、このエンジンECU1に対し、当該書き換えプログラムデータの先頭アドレスを示す遷移先アドレスデータ、および、上記の遷移先記憶用アドレスを指定するアドレス指定を送信する(第2の手順に相当する)と、エンジンECU1は、当該遷移先アドレスデータを、当該所定の遷移先記憶用アドレスに記憶し、上記書き換えプログラムデータをRAM23に記憶させ終えると、この所定の遷移先記憶用アドレスに記憶された遷移先アドレスデータに基づくアドレスから、書き換えプログラム400の実行を行う。
したがって、このエンジンECU1が書き換えプログラム400のダウンロード終了後に実行を遷移させる先のプログラムは、当該書き換え実行プログラム400であることになる。このような書き換えプログラム送信方法をエンジンECU1に対して実行することで、エンジンECU1は、外部から遷移先アドレスの指定のための特別なコマンドを受信することなく、様々な書き換えプログラムの遷移先アドレスに対応した作動を行うことができるようになる。
なお、上記の実施形態において、エンジンECU1が車両制御装置に相当する。ただし、車両制御装置としては、エンジンECU1に限らず、ブレーキ制御ECU、オートマチックトランスミッション制御ECU等、車両に搭載された機器の制御装置ならどのようなものであっても構わない。
また、外部ツール10が書き換えプログラム送信装置に相当する。また、エンジンECU1の通信回路3が受信回路に相当し、外部ツール10の通信回路11が送信回路に相当する。また、エンジンECU1のRAM23が書き換え可能な記憶媒体に相当する。
また、ブートプログラム200が、書き換えプログラム受信・起動プログラムに相当する。ただし、書き換えプログラム受信・起動プログラムは、必ずしもエンジンECU1の起動と同時に開始されるブートプログラムである必要はなく、例えば外部ツール10からの信号によって起動するプログラムであってもよい。
また、エンジンECU1のCPU21が、ブートプログラム200のステップ208を実行することで、記憶制御手段として機能し、ステップ210を実行することで、遷移手段として機能する。
また、エンジンECU1のCPU21が、ブートプログラム200のステップ203を実行することで、初期化手段として機能し、ステップ209を実行することで、判定手段として機能する。
また、外部ツール10のCPU16が、書き換えプログラム送信プログラム600のステップ620〜650を実行することで、書き換えプログラム等送信制御手段として機能する。
また、外部ツール10のCPU16が、書き換えプログラム送信プログラム600のステップ660および670を実行することで、遷移先アドレスデータ等送信制御手段として機能する。
また、上記の実施形態において、遷移先アドレスデータは、車両制御装置の記憶媒体の全アドレスの一部分のうちから1つを選択する、アドレス指定よりもデータ量の少ない短縮IDであってもよい。この場合、エンジンECU1は、フラッシュROM22中に、短縮IDとアドレスとの対応表を有することで、受信した短縮IDに相当する遷移先のアドレスを特定するようになっていてもよい。また、外部ツール10においては、読み込む入力ファイルの記憶先アドレスデータに、最初から短縮ファイルが含まれていてもよい。あるいは、外部ツール10は、HDD15中に短縮IDとアドレスとの対応表を有しており、入力ファイルの記憶先アドレスデータ中の実アドレスから、短縮アドレスを特定し、その短縮アドレスを遷移先アドレスデータとして送信するようになっていてもよい。このようになっていることで、遷移先アドレスデータの送信のためのデータ送信量が低減される。
また、上記の実施形態では、エンジンECU1は、ブートプログラム200の実行において、遷移先記憶用アドレスの値が初期値から変化したことに基づいて、書き換えプログラム400の受信が完了したと判定し、書き換えプログラム400の実行に遷移するようになっているが、書き換えプログラム400の受信の完了は、必ずしもこのような方法で判定せずともよい。例えば、従来技術のように、外部ツール10から、書き換えプログラム400についてのアドレスコマンドと共に、書き換えプログラム400のサイズの情報を受信し、受信データがこのサイズに達したときに、書き換えプログラム400の受信が完了したと判定し、書き換えプログラム400の先頭位置に実行を遷移してもよい。また、このようになっている場合、遷移先アドレスデータの外部ツール10における送信タイミングは、必ずしも書き換えプログラム400の送信完了後である必要はなく、書き換えプログラム400の送信前であってもよいし、書き換えプログラム400の送信途中であってもよい。
本発明の一実施形態におけるエンジンECU1のハードウェア構成を示す図である。 外部ツール10のハードウェア構成を示す図である。 エンジンECU1のフラッシュROM22、RAM23と外部ツール10との間のデータの流れ、およびエンジンECU1の処理の遷移を、概念的に示す図である。 ブートプログラム200のフローチャートである。 書き換えプログラム送信プログラム600のフローチャートである 書き換えプログラム送信プログラム600の実行に置いてCPU16が読み込む入力ファイルのデータ構造を示す図である。 従来技術における、車両制御装置の有する記憶媒体50の構成、外部ツール60と記憶媒体50との間のデータの流れ、および車両制御装置の処理の遷移を、概念的に示す図である。 従来技術におけるブートプログラム53のフローチャートである。
符号の説明
1…エンジンECU、2…マイコン、3…通信回路、4…入出力回路、
10…外部ツール、11…通信回路、12…入力装置、13…RAM、14…ROM、
15…HDD、16…CPU、21…CPU、22…フラッシュROM、
23…RAM、31〜34…矢印、50…記憶媒体、51…フラッシュROM、
52…RAM、53…ブートプログラム、54…アプリケーションプログラム、
55…書き換えプログラム、60…外部ツール、61〜3…矢印、
200…ブートプログラム、300…アプリケーションプログラム、
400…書き換えプログラム、500…遷移先アドレスデータ、
600…書き換えプログラム送信プログラム。

Claims (11)

  1. 受信したデータを、書き換え可能な記憶媒体の、受信したアドレス指定に基づいたアドレスに記憶させ、前記受信したデータを前記記憶媒体に記憶させ終えると、前記記憶媒体の遷移先記憶用アドレスに記憶されたデータに基づくアドレスから、前記記憶媒体に記憶された命令を実行する車両制御装置に対し、書き換えプログラムデータ、および、その書き換えプログラムデータを記憶させる先の前記記憶媒体中のアドレス指定を送信する第1の手順と、
    前記車両制御装置に対し、前記書き換えプログラムデータの先頭命令に該当するデータの前記記憶媒体中におけるアドレスを示す遷移先アドレスデータ、および、前記遷移先記憶用アドレスを指定するアドレス指定を送信する第2の手順と、を備えた書き換えプログラム送信方法。
  2. 書き換え可能な記憶媒体の遷移先記憶用アドレスに初期値を記憶させ、受信したデータを、前記記憶媒体の、受信したアドレス指定に基づいたアドレスに記憶させ、前記初期値を記憶させた後に前記遷移先記憶用アドレスに記憶されたデータが前記初期値と異なっていることに基づいて、前記遷移先記憶用アドレスに記憶されたデータに基づくアドレスから、前記記憶媒体に記憶された命令を実行する車両制御装置に対し、書き換えプログラムデータ、および、その書き換えプログラムデータを記憶させる先の前記記憶媒体中のアドレス指定を送信する第1の手順と、
    前記第1の手順によって書き換えプログラムデータのすべてが送信された後に、前記車両制御装置に対し、前記書き換えプログラムデータの先頭命令に該当するデータの前記記憶媒体中におけるアドレスを示す遷移先アドレスデータ、および、前記遷移先記憶用アドレスを指定するアドレス指定を送信する第2の手順と、を備えた書き換えプログラム送信方法。
  3. 前記遷移先アドレスデータは、前記車両制御装置の前記記憶媒体の全アドレスの一部分のうちから1つを選択する、前記アドレス指定よりもデータ量の少ない短縮IDであることを特徴とする請求項1または2に記載の書き換えプログラム送信方法。
  4. 受信したデータを、書き換え可能な記憶媒体の、受信したアドレス指定に基づいたアドレスに記憶させ、前記受信したデータを前記記憶媒体に記憶させ終えると、前記記憶媒体の遷移先記憶用アドレスに記憶されたデータに基づくアドレスから、前記記憶媒体に記憶された命令を実行する車両制御装置に対し、データおよびアドレス指定を送信する送信回路と、
    書き換えプログラムデータ、および、その書き換えプログラムデータを記憶させる先の前記記憶媒体中のアドレス指定を、前記送信回路に送信させる書き換えプログラム等送信制御手段と、
    前記書き換えプログラムデータの先頭命令に該当するデータの前記記憶媒体中におけるアドレスを示す遷移先アドレスデータ、および、前記遷移先記憶用アドレスを指定するアドレス指定を、前記送信回路に送信させる遷移先アドレスデータ等送信制御手段と、を備えた書き換えプログラム送信装置。
  5. 書き換え可能な記憶媒体の遷移先記憶用アドレスに初期値を記憶させ、受信したデータを、前記記憶媒体の、受信したアドレス指定に基づいたアドレスに記憶させ、前記初期値を記憶させた後に前記遷移先記憶用アドレスに記憶されたデータが前記初期値と異なっていることに基づいて、前記遷移先記憶用アドレスに記憶されたデータに基づくアドレスから、前記記憶媒体に記憶された命令を実行する車両制御装置に対し、データおよびアドレス指定を送信する送信回路と、
    書き換えプログラムデータ、および、その書き換えプログラムデータを記憶させる先の前記記憶媒体中のアドレス指定を、前記送信回路に送信させる書き換えプログラム等送信制御手段と、
    前記書き換えプログラム等送信制御手段が前記書き換えプログラムデータのすべてを前記送信回路に送信させた後、前記書き換えプログラムデータの先頭命令に該当するデータの前記記憶媒体中におけるアドレスを示す遷移先アドレスデータ、および、前記遷移先記憶用アドレスを指定するアドレス指定を、前記送信回路に送信させる遷移先アドレスデータ等送信制御手段と、を備えた書き換えプログラム送信装置。
  6. 前記遷移先アドレスデータは、前記車両制御装置の前記記憶媒体の全アドレスの一部分のうちから1つを選択する、前記アドレス指定よりもデータ量の少ない短縮IDであることを特徴とする請求項4または5に記載の書き換えプログラム送信装置。
  7. 受信したデータを、書き換え可能な記憶媒体の、受信したアドレス指定に基づいたアドレスに記憶させ、前記受信したデータを前記記憶媒体に記憶させ終えると、前記記憶媒体の遷移先記憶用アドレスに記憶されたデータに基づくアドレスから、前記記憶媒体に記憶された命令を実行する車両制御装置に対し、データおよびアドレス指定を送信する送信回路に、書き換えプログラムデータ、および、その書き換えプログラムデータを記憶させる先の前記記憶媒体中のアドレス指定を送信させる書き換えプログラム等送信制御手段、および
    前記書き換えプログラムデータの先頭命令に該当するデータの前記記憶媒体中におけるアドレスを示す遷移先アドレスデータ、および、前記遷移先記憶用アドレスを指定するアドレス指定を、前記送信回路に送信させる遷移先アドレスデータ等送信制御手段として、コンピュータを機能させるプログラム送信プログラム。
  8. 書き換え可能な記憶媒体と、
    受信回路と、
    前記受信回路が受信したデータを、前記記憶媒体の、前記受信回路が受信したアドレス指定に基づいたアドレスに記憶させる記憶制御手段と、
    前記記憶制御手段が前記書き換えプログラムデータおよび前記遷移先アドレスデータを前記記憶媒体に記憶させ終えると、前記記憶媒体の、前記記憶制御手段が前記データを記憶させた遷移先記憶用アドレスに記憶された遷移先アドレスデータに基づくアドレスから、前記記憶媒体に記憶された命令を実行する遷移手段と、を備えた車両制御装置。
  9. 前記遷移先アドレスデータは、前記記憶媒体の全アドレスの一部分のうちから1つを選択する、前記アドレス指定よりもデータ量の少ない短縮IDであることを特徴とする請求項8に記載の車両制御装置。
  10. 前記遷移先記憶用アドレスに初期値を記憶させる初期化手段と、
    前記初期化手段が前記初期値を記憶させた後に、前記遷移先記憶用アドレスに記憶されたデータが前記初期値と異なっていることを判定する判定手段と、を備え、
    前記遷移手段は、前記判定手段の判定に基づいて、前記遷移先記憶用アドレスに記憶された遷移先アドレスデータに基づくアドレスから、前記記憶媒体に記憶された命令を実行することを特徴とする請求項8または9に記載の車両制御装置。
  11. 車両制御装置が有する受信回路が受信したデータを、前記車両制御装置が有する書き換え可能な記憶媒体の、前記受信回路が受信したアドレス指定に基づいたアドレスに記憶させる記憶制御手段、および
    前記記憶制御手段が前記データを前記記憶媒体に記憶させ終えると、前記記憶媒体の、前記記憶制御手段が前記データを記憶させた遷移先記憶用アドレスに記憶された遷移先アドレスデータに基づくアドレスから、前記記憶媒体に記憶された命令を実行する遷移手段として、前記車両制御装置が有するコンピュータを機能させる書き換えプログラム受信・起動プログラム。
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