JP5081779B2 - エンジンセッティングシステム及びエンジンセッティング方法 - Google Patents

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Description

本発明は、鞍乗型車両のエンジンのセッティングに利用されるエンジンセッティングシステム及びエンジンセッティング方法に関する。
近年、種々の鞍乗型車両には電子制御装置(以下、ECUと称する)が搭載されていることが一般的である。このECUには、エンジンを好適な状態で運転させるための制御マップが記憶されている。ここで、制御マップとは、エンジンの運転状態を表す運転状態量(エンジン回転数やエンジン負荷など)と、エンジンの制御目標値(燃料噴射量やエンジン点火時期などの制御量に対する目標値)との対応関係を表すデータ群を指す。つまり、ECUは、現在のエンジンの運転状態に応じた制御目標値を制御マップから取得し、この取得した制御目標値を基に燃料噴射量やエンジン点火時期を制御することにより、エンジンを好適な状態で運転させる。
ところで、上記の制御マップに設定されている制御目標値を、車両の走行する状況に応じて変更したい場合がある。例えば、レースにおいて、コースの路面状態(路面勾配、ドライ/ウエット、コーナーの数/大きさ等)や天候等に応じて、各種の制御目標値の設定(以下、セッティングと称する)を変更すると、エンジンをより好適な状態で運転させることができる。
例えば、下記特許文献1には、インターネットを介してサーバ装置と通信可能に接続された端末装置を用いて、サーバ装置からレースコース毎に適した推奨制御マップをダウンロードし、この推奨制御マップを端末装置からECUに転送して、ECUに予め記憶されている制御マップを推奨制御マップに書き換えることにより、レースコースに応じた好適なエンジンセッティングを容易とするエンジンセッティングシステムが開示されている。
特開2008−19843号公報
上記のように、エンジンセッティングを行う場合、ECUに予め記憶されている制御マップを書き換える必要があるため、制御マップを書き換え可能な記憶媒体、例えばEEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)に記憶することが一般的である。しかしながら、EEPROMの書き込み回数には制限があるため、エンジンセッティングの都度、制御マップの書き換えを行い、EEPROMの書き込み回数が制限に達した場合、制御マップだけでなく他のデータの書き込みもできなくなり、その結果、ECUそのものが使用できなくなる虞がある。
近年のメモリ技術の進展により、EEPROMの書き込み回数の制限はおよそ1000回程度まで高められているが、例えば、レースシーンでは、スタート前のエンジンセッティング時において、そのレースコースに適した制御マップを決定するために、制御マップの調整(書き換え)とテスト走行とを数十回程度繰り返す場合があり、短期間でEEPROMの書き込み回数の制限に達してしまう。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、エンジンセッティング時における制御マップの書き込み回数を削減し、制御マップを記憶する記憶媒体の長寿命化を図ることの可能なエンジンセッティングシステム及びエンジンセッティング方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、エンジンセッティングシステムに係る第1の解決手段として、基本制御マップと該基本制御マップを補正する補正制御マップを固定記憶する第1記憶媒体と、一時的なデータの記憶に用いられる第2記憶媒体と、通常運転時に前記第1記憶媒体に記憶されている前記基本制御マップと前記補正制御マップを基にエンジン制御を行う制御手段とを有するエンジン制御装置と、前記エンジン制御装置と通信可能に接続されると共に、入力情報を基に前記補正制御マップを定義する端末装置とを備えたエンジンセッティングシステムにおいて、前記制御手段は、エンジンセッティング時に、前記端末装置から送信される補正制御マップを前記第2記憶媒体に暫定補正制御マップとして書き込み、前記第1記憶媒体に記憶される基本制御マップと前記第2記憶媒体に記憶される前記暫定補正制御マップを基にエンジン制御を行う一方、前記端末装置から前記暫定補正制御マップの適用指示を受信した場合、前記暫定補正制御マップを新たな補正制御マップとして前記第1記憶媒体の書き換えを行うことを特徴とする。
また、エンジンセッティングシステムに係る第2の解決手段として、上記第1の解決手段において、前記制御手段は、前記エンジンセッティング時における起動後に、前記第1記憶媒体に記憶されている前記補正制御マップを前記第2記憶媒体に書き込み、前記端末装置から前記暫定補正制御マップが送信されるまでは前記第1記憶媒体に記憶される基本制御マップと前記第2記憶媒体に書き込まれた補正制御マップを基にエンジン制御を行うことを特徴とする。
また、エンジンセッティングシステムに係る第3の解決手段として、上記第1または第2の解決手段において、前記エンジン制御装置と前記端末装置との間のデータ通信を中継する中継装置をさらに備え、前記中継装置は、一時的なデータの記憶に用いられる第3記憶媒体と、前記端末装置から送信される前記補正制御マップを前記第3記憶媒体に記憶する一方、当該補正制御マップを前記エンジン制御装置に送信する中継制御手段とを有することを特徴とする。
また、エンジンセッティングシステムに係る第4の解決手段として、上記第3の解決手段において、前記中継装置は、前記エンジン制御装置に装着可能な通信アダプタであることを特徴とする。
また、エンジンセッティングシステムに係る第5の解決手段として、上記第3または第4の解決手段において、前記第3記憶媒体は、書き換え可能な不揮発性記憶媒体であることを特徴とする。
また、エンジンセッティングシステムに係る第6の解決手段として、上記第1〜第5のいずれかの解決手段において、前記第2記憶媒体は、書き換え可能な揮発性記憶媒体であることを特徴とする。
さらに、本発明では、エンジンセッティング方法に係る解決手段として、基本制御マップと該基本制御マップを補正する補正制御マップを固定記憶する第1記憶媒体と、一時的なデータの記憶に用いられる第2記憶媒体と、通常運転時に前記第1記憶媒体に記憶されている前記基本制御マップと前記補正制御マップを基にエンジン制御を行う制御手段とを有するエンジン制御装置と、前記エンジン制御装置と通信可能に接続されると共に、入力情報を基に前記補正制御マップを定義する端末装置とを備えたエンジンセッティング方法において、エンジンセッティング時に、端末装置によって定義された補正制御マップを前記第2記憶媒体に暫定補正制御マップとして書き込み、前記第1記憶媒体に記憶される基本制御マップと前記第2記憶媒体に記憶される前記暫定補正制御マップを基にエンジン制御を行う一方、前記端末装置から前記暫定補正制御マップの適用を指示された場合に、前記暫定補正制御マップを新たな補正制御マップとして前記第1記憶媒体の書き換えを行うことを特徴とする。
本発明では、端末装置によって定義された補正制御マップを、エンジン制御装置における一時的なデータの記憶に用いられる第2記憶媒体に暫定補正制御マップとして書き込み、前記第1記憶媒体に記憶される基本制御マップと前記第2記憶媒体に記憶される前記暫定補正制御マップを基にエンジン制御を行う一方、端末装置から前記暫定補正制御マップの適用指示を受信した場合に、第2記憶媒体に記憶された前記暫定補正制御マップを新たな補正制御マップとして第1記憶媒体の書き換えを行う。
エンジンセッティング中では、様々な補正制御マップを定義して、その中から通常運転時に使用する補正制御マップとして最適なものを、実走行テストやシミュレーション等によって絞り込むことになるが、本発明では、そのような実走行テストやシミュレーションを行う度に補正制御マップが記憶された第1記憶媒体の書き換えを行わず、一旦、一時的なデータの記憶に用いられる第2記憶媒体に暫定補正制御マップとして書き込んでエンジン制御を行うため、第1記憶媒体の書き込み回数を大幅に削減することができる。すなわち、実走行テストやシミュレーション等の繰り返しによって精査された補正制御マップを新たな補正制御マップとして適用することになるため、不要な第1記憶媒体の書き換えを行わずに済み、第1記憶媒体の長寿命化を図ることができる。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係るエンジンセッティングシステムの構成概略図である。この図1に示すように、本実施形態に係るエンジンセッティングシステムは、鞍乗型車両Bのエンジン制御を行うECU(エンジン制御装置)1と、入力情報に基に補正制御マップを定義するパーソナルコンピュータ(端末装置:以下、PCと称する)2と、ECU1とPC2との間のデータ通信を中継する中継装置として機能し、ECU1に装着可能な通信アダプタ3とから構成されている。
このようなエンジンセッティングシステムは、例えばレースコースに応じて、好適なエンジンセッティング、つまりECU1に記憶されている制御マップの修正を行うためのシステムである。以下では、通常運転時に用られる制御マップ、より具体的には、エンジンの目標制御量を算出する上で基本とする制御マップを基本制御マップと呼び、基本制御マップに対して補正する制御マップを補正制御マップと呼ぶ。また、エンジンセッティング時に試用される暫定的な制御マップを暫定補正制御マップと呼ぶ。
なお、図1では便宜上、ECU1と鞍乗型車両Bとを離して図示しているが、実際には、ECU1は鞍乗型車両Bの内部に搭載されるものである。また、ECU1と通信アダプタ3とも離して図示しているが、実際には、通信アダプタ3はECU1に装着されていると共に、USBケーブルを介してPC2と接続されている。つまり、ECU1とPC2とは、通信アダプタ3を介して通信可能に接続されている。
図1に示すように、ECU1は、EEPROM1a、RAM(Random Access Memory)1b、CPU(Central Processing Unit)1c、CAN(Controller Area Network)ドライバ1d及び通信コネクタ1eを備えている。EEPROM1a(第1記憶媒体)は、鞍乗型車両Bの通常運転時に使用される基本制御マップ及び基本制御マップに対して補正する補正制御マップや、その他のエンジン制御に必要なデータ、CPU1cで実行されるプログラム等を固定記憶する書き換え可能な不揮発性記憶媒体である。RAM1b(第2記憶媒体)は、一時的なデータの記憶に用いられる書き換え可能な揮発性記憶媒体である。
CPU1c(制御手段)は、通常運転時において、EEPROM1aに記憶されている基本制御マップ及び基本制御マップを補正する補正制御マップを基に鞍乗型車両Bのエンジン制御(具体的には燃料噴射量、エンジン点火時期、吸気量、空燃比等の制御)を行う。また、詳細は後述するが、このCPU1cは、本実施形態における特徴的な機能として、エンジンセッティング時に、PC2から通信アダプタ3を介して送信される補正制御マップを暫定的にRAM1bに書き込み、基本制御マップ及び暫定的な暫定補正制御マップを基にエンジン制御を行う一方、PC2から暫定補正制御マップの適用指示を受信した場合、暫定補正制御マップを新たな補正制御マップとしてEEPROM1aの書き換えを行う機能を有している。
なお、例えばECU1の所定箇所にディップスイッチを設け、このディップスイッチのオン/オフ状態によって、通常運転時なのか、または、エンジンセッティング時なのかをCPU1cに認識させれば良い。
また、このCPU1cは、エンジンセッティング時における起動後に、EEPROM1aに記憶されている補正制御マップをRAM1bに書き込み、PC2から暫定補正制御マップが送信されるまではEEPROM1aに記憶されている基本制御マップとRAM1bに書き込まれた補正制御マップを基にエンジン制御を行う機能を有している(RAM1bは揮発性記憶媒体であり、ECU1の起動直後には、RAM1b内には暫定補正制御マップが存在しないため)。
また、このCPU1cは、PC2から暫定補正制御マップの破棄指示を受信した場合、RAM1bに記憶されている暫定補正制御マップを消去し、EEPROM1aに記憶されている補正制御マップをRAM1bに書き込み、PC2から新たな補正制御マップが送信されるまではRAM1bに書き込まれた補正制御マップにて、基本制御マップを補正しエンジン制御を行う機能を有している。
さらに、このCPU1cは、エンジンセッティング時において、エンジン制御によって得られる鞍乗型車両Bの運転状態を表す実測値(例えば、トルク、エンジン回転数、スロットルバルブ開度、冷却水温、吸気圧、吸気温度など)をRAM1bに記憶する一方、PC2から実測値の転送要求を受信した場合、RAM1bに記憶されている上記の実測値を通信アダプタ3を介してPC2に送信する機能を有している。上記のエンジンの運転状態を表す実測値は、鞍乗型車両Bに設置された各種センサの出力から得ることができる。つまり、この各種センサの出力は、ECU1に入力され、不図示のA/Dコンバータによってデジタルデータに変換された後、CPU1cに送られることになる。
CANドライバ1dは、CPU1cから送られるデータ(上記の実測値など)をCAN通信プロトコルに準じたデータフォーマットに変換して通信アダプタ3に送信する一方、通信アダプタ3から受信したデータ(CAN通信プロトコルに準じたデータフォーマット)をCPU1cで処理可能なデータに変換してCPU1cに出力する。通信コネクタ1eは、通信アダプタ3を装着するために用いられるコネクタであり、通信アダプタ3の装着時には通信アダプタ3側の通信コネクタ3gと電気的且つ機械的に接続される。
PC2は、入力情報に基に補正制御マップを定義するパーソナルコンピュータであり、キーボード2a、液晶ディスプレイ2b及び本体2cから構成されている。キーボード2aは、入力手段の1つとして用いられ、作業者の操作によって入力された入力情報を本体2cに出力する。液晶ディスプレイ2bは、表示手段の1つとして用いられ、本体2cの制御によって所定の画像を表示する。
本体2cは、PC2の全体動作を制御するCPUや、このCPUで実行されるプログラムやアプリケーションソフト等を記憶するハードディスク等を内蔵している。また、この本体2cは、通信アダプタ3とUSBケーブルを介して接続されている。つまり、本体2c(PC2)は、通信アダプタ3とUSBプロトコルに準じたデータ通信を行うことが可能である。
また、本体2c(詳細には内蔵されたCPU)は、補正制御マップの設定画面を液晶ディスプレイ2bに表示している間に、キーボード2aから送られる入力情報を基に補正制御マップを定義し、その補正制御マップを通信アダプタ3を介してECU1に送信する機能を有している。また、本体2cは、補正制御マップの設定画面の表示中に、キーボード2aから送られる入力情報を基に、作業者から補正制御マップの適用指示または破棄指示が入力されたかを判断し、適用指示が入力された場合には補正制御マップの適用指示を通信アダプタ3を介してECU1に送信し、破棄指示が入力された場合には補正制御マップの破棄指示を通信アダプタ3を介してECU1に送信する機能を有している。
さらに、この本体2cは、実測値の転送要求を通信アダプタ3を介してECU1に送信し、この転送要求に応じてECU1から送信される実測値を液晶ディスプレイ2b上に表示する機能を有している。
通信アダプタ3は、FROM(フラッシュROM)3a、FeRAM(Ferroelectric RAM)3b、CPU3c、CANドライバ3d、K−Lineドライバ3e、USBドライバ3f、通信コネクタ3g及びUSBコネクタ3hを備えている。FROM3aは、CPU3cで実行されるプログラムや、その他の通信アダプタ3の制御に必要なデータを固定記憶する書き換え可能な不揮発性記憶媒体である。FeRAM3b(第3記憶媒体)は、一時的なデータの記憶に用いられる書き換え可能な不揮発性記憶媒体である。
CPU3c(中継制御手段)は、通信アダプタ3の全体動作(つまりデータ中継動作)を制御するものであり、PC2からUSBドライバ3fを介して受信した補正制御マップをFeRAM3bに記憶する一方、当該補正制御マップをCANドライバ3dを介してECU1に送信する。また、このCPU3cは、CANドライバ3dを介してECU1から受信したデータ(実測値など)をFeRAM3bに記憶する一方、当該実測値をUSBドライバ3fを介してPC2に送信する。さらに、このCPU3cは、PC2からUSBドライバ3fを介して受信した補正制御マップの適用指示や破棄指示をCANドライバ3dを介してECU1に送信する。
CANドライバ3dは、CPU3cから送られるデータ(補正制御マップ、適用指示、破棄指示など)をCAN通信プロトコルに準じたデータフォーマットに変換してECU1に送信する一方、ECU1から受信したデータ(CAN通信プロトコルに準じたデータフォーマット)をCPU3cで処理可能なデータに変換してCPU3cに出力する。K−Lineドライバ3eは、CPU3cから送られるデータ(補正制御マップ、適用指示、破棄指示など)をK−Line通信プロトコルに準じたデータフォーマットに変換してECU1に送信する一方、ECU1から受信したデータ(K−Line通信プロトコルに準じたデータフォーマット)をCPU3cで処理可能なデータに変換してCPU3cに出力する。なお、これらCANドライバ3d及びK−Lineドライバ3eは、ECU1の通信プロトコルに応じて選択的に使用されるものであり、本実施形態ではECU1の通信プロトコルはCANであるのでCANドライバ3dが使用される。
USBドライバ3fは、CPU3cから送られるデータ(上記の実測値など)をUSB通信プロトコルに準じたデータフォーマットに変換してPC2に送信する一方、PC2から受信したデータ(USB通信プロトコルに準じたデータフォーマット)をCPU3cで処理可能なデータに変換してCPU3cに出力する。通信コネクタ3gは、通信アダプタ3をECU1に装着するために用いられるコネクタであり、通信アダプタ3の装着時にはECU1側の通信コネクタ1eと電気的且つ機械的に接続される。USBコネクタ3hは、通信アダプタ3をUSBケーブルを介してPC2に接続するために用いられるコネクタである。
次に、上記のように構成された本実施形態に係るエンジンセッティングシステムの動作について説明する。
<起動時の動作>
図2は、エンジンセッティング時における起動時の動作を示すシーケンスチャートである。この図2に示すように、作業者によってPC2に対する起動操作(例えば電源オン等)が行われる(ステップS1)と、PC2は起動し、本体2c(詳細には内蔵のCPU)によって初期化処理が行われる(ステップS2)。初期化処理が終了すると、本体2cによって通信アダプタ3に起動要求が送信される(ステップS3)。起動要求を受信すると通信アダプタ3は起動し、CPU3cによって初期化処理が行われる(ステップS4)。
一方、作業者によってPC2に対するエンジンセッティングアプリケーションの起動操作(キーボード2a等の入力操作)が行われる(ステップS5)と、本体2cはエンジンセッティングアプリケーションの起動処理を行い(ステップS6)、アプリケーションプログラムに従って補正制御マップの定義画面を液晶ディスプレイ2bに表示する(ステップS7)。この時、本体2cは、補正制御マップの初期値(前回のエンジンセッティング時に最終的に適用された補正制御マップの値)を画面上に表示する(ステップS7)。
図3は、液晶ディスプレイ2bに表示される補正制御マップの定義画面の一例を示したものである。この図3に示すように、補正制御マップの定義画面には、補正制御マップの編集領域10、編集領域10で編集した補正制御マップをECU1に送信し、RAM1bに書き込むためのデータ設定操作タブ11、RAM1bに書き込まれた補正制御マップを基本制御マップとして適用させるための適用操作タブ12、RAM1bに書き込まれた補正制御マップを破棄(消去)させるための破棄操作タブ13等が表示されている。なお、図3では、エンジン回転数に対するエンジン点火時期を制御するための補正制御マップを例示している。
図2に戻って説明を続けると、作業者によって鞍乗型車両Bに対する起動操作(例えば電源オン等)が行われる(ステップS8)と、ECU1は鞍乗型車両Bに内蔵されたバッテリから電源の供給を受けて起動し(ステップS9)、CPU1cによってEEPROM1a、RAM1b等の初期化処理が行われる(ステップS10)。そして、CPU1cは、EEPROM1aから補正制御マップを読み出し(ステップS11)、その読み出した補正制御マップをRAM1bに書き込む(ステップS12)。
このように、ECU1の起動時において、EEPROM1aの補正制御マップをRAM1bに書き込むのは、RAM1bが揮発性記憶媒体であり、起動直後のRAM1b内には補正制御マップが存在しないためである。
以降、ECU1(CPU1c)は、RAM1bに書き込まれた補正制御マップで基本制御マップを補正し鞍乗型車両Bのエンジン制御を行い(ステップS13)、鞍乗型車両Bから運転状態を表す実測値を取得し(ステップS14)、その取得した実測値をRAM1bに記憶する(ステップS15)。上記ステップS13〜S15が繰り返されることにより、ECU1のRAM1bには実測値が蓄積されることになる。
そして、PC2の本体2cは、実測値の転送要求を通信アダプタ3に送信し(ステップS16)、通信アダプタ3のCPU3cは、PC2から受信した実測値の転送要求をECU1に送信する(ステップS17)。ECU1のCPU1cは、実測値の転送要求を受信すると、RAM1bに記憶されている実測値を読み出して通信アダプタ3に送信する(ステップS18)。通信アダプタ3のCPU3cは、ECU1から受信した実測値をFeRAM3bに記憶し(ステップS19)、PC2に送信する(ステップS20)。
上記ステップS16〜S20が繰り返されることにより、ECU1のRAM1bには蓄積された実測値がPC2に転送されることになる。そして、PC2の本体2cは、上記のように転送された実測値を液晶ディスプレイ2bに表示する(ステップS21)。
作業者は、液晶ディスプレイ2bに表示された実測値を確認することにより、現在の補正制御マップ(EEPROM1aに記憶されていた補正制御マップ)を用いたエンジン制御による鞍乗型車両Bの運転状態を把握し、補正制御マップ作成の参考にすることができる。
<補正制御マップ設定時の動作>
図4は、補正制御マップ設定時の動作を示すシーケンスチャートである。この図4に示すように、作業者によるPC2のキーボード2a等の操作によって、図3に示す補正制御マップの定義画面における編集領域10に数値が入力されると(ステップS30)、PC2の本体2cは、その入力された数値を基に補正制御マップを作成して液晶ディスプレイ2bに表示する(ステップS31)。
そして、作業者によるPC2のキーボード2a等の操作によって、補正制御マップの定義画面におけるデータ設定操作タブ11が選択されると(ステップS32)、PC2の本体2cは、上記のように作成した補正制御マップを通信アダプタ3に送信する(ステップS33)。通信アダプタ3のCPU3cは、PC2から受信した補正制御マップをFeRAM3bに記憶し(ステップS34)、ECU1に送信する(ステップS35)。
ECU1のCPU1cは、通信アダプタ3から受信した補正制御マップを暫定補正制御マップとしてRAM1bに書き込む(ステップS36)。以降、ECU1のCPU1cは、RAM1bに書き込まれた暫定補正制御マップで基本制御マップを補正し鞍乗型車両Bのエンジン制御を行い(ステップS37)、鞍乗型車両Bから運転状態を表す実測値を取得し(ステップS38)、その取得した実測値をRAM1bに記憶する(ステップS39)。上記ステップS37〜S39が繰り返されることにより、暫定補正制御マップを用いたエンジン制御によって得られる実測値が蓄積されることになる。
そして、PC2の本体2cは、実測値の転送要求を通信アダプタ3に送信し(ステップS40)、通信アダプタ3のCPU3cは、PC2から受信した実測値の転送要求をECU1に送信する(ステップS41)。ECU1のCPU1cは、実測値の転送要求を受信すると、RAM1bに記憶されている実測値を読み出して通信アダプタ3に送信する(ステップS42)。通信アダプタ3のCPU3cは、ECU1から受信した実測値をFeRAM3bに記憶し(ステップS43)、PC2に送信する(ステップS44)。
上記ステップS40〜S44が繰り返されることにより、ECU1のRAM1bには蓄積された実測値がPC2に転送されることになる。そして、PC2の本体2cは、上記のように転送された実測値を液晶ディスプレイ2bに表示する(ステップS45)。
作業者は、液晶ディスプレイ2bに表示された実測値を確認することにより、現在の補正制御マップ(暫定補正制御マップ)を用いたエンジン制御による鞍乗型車両Bの運転状態を把握し、次の補正制御マップ作成の参考にすることができる。
<テスト運転時の動作>
図5は、テスト運転時の動作を示すシーケンスチャートである。この図5に示すように、鞍乗型車両Bのテスト運転時(実走行テストやシミュレーションテスト等)において、ECU1のCPU1cは、RAM1bに書き込まれた暫定補正制御マップを基に鞍乗型車両Bのエンジン制御を行い(ステップS50)、鞍乗型車両Bから運転状態を表す実測値を取得し(ステップS51)、その取得した実測値をRAM1bに記憶する(ステップS52)。上記ステップS50〜S52が繰り返されることにより、暫定補正制御マップを用いたエンジン制御によって得られる実測値が蓄積されることになる。
そして、PC2の本体2cは、実測値の転送要求を通信アダプタ3に送信し(ステップS53)、通信アダプタ3のCPU3cは、PC2から受信した実測値の転送要求をECU1に送信する(ステップS54)。ECU1のCPU1cは、実測値の転送要求を受信すると、RAM1bに記憶されている実測値を読み出して通信アダプタ3に送信する(ステップS55)。通信アダプタ3のCPU3cは、ECU1から受信した実測値をFeRAM3bに記憶し(ステップS56)、PC2に送信する(ステップS57)。
上記ステップS53〜S57が繰り返されることにより、ECU1のRAM1bには蓄積された実測値がPC2に転送されることになる。そして、PC2の本体2cは、上記のように転送された実測値を液晶ディスプレイ2bに表示する(ステップS58)。
作業者は、液晶ディスプレイ2bに表示された実測値を確認することにより、現在の補正制御マップ(暫定補正制御マップ)を用いたエンジン制御による鞍乗型車両Bの運転状態を把握し、次の補正制御マップ作成の参考にすることができる。
<補正制御マップ適用時の動作>
図6は、補正制御マップ適用時の動作を示すシーケンスチャートである。この図6に示すように、作業者によるPC2のキーボード2a等の操作によって、補正制御マップの定義画面における適用操作タブ12が選択されると(ステップS60)、PC2の本体2cは、補正制御マップの適用指示を通信アダプタ3に送信し(ステップS61)、通信アダプタ3のCPU3cは、PC2から受信した適用指示をECU1に送信する(ステップS62)。
ECU1のCPU1cは、暫定補正制御マップの適用指示を受信すると、RAM1bに記憶されている暫定補正制御マップを読み出し(ステップS63)、その暫定補正制御マップを新たな補正制御マップとしてEEPROM1aの書き換えを行う(ステップS64)。
つまり、作業者は、液晶ディスプレイ2bに表示された実測値から現在使用している暫定補正制御マップがレースコースに最適だと判断した場合に、上記のように補正制御マップの定義画面における適用操作タブ12を選択することにより、ECU1のEEPROM1aの書き換えが行われ、エンジンセッティング終了後のレース本番ではEEPROM1aに記憶された最適な補正制御マップが使用されることになる。
なお、EEPROM1aの補正制御マップの書き換えを行った後、エンジンセッティングを終了しない場合は、図5で説明したステップS50〜S58と同じ動作が行われることになる。
<補正制御マップ破棄時の動作>
図7は、補正制御マップ破棄時の動作を示すシーケンスチャートである。この図7に示すように、作業者によるPC2のキーボード2a等の操作によって、補正制御マップの定義画面における破棄操作タブ13が選択されると(ステップS70)、PC2の本体2cは、補正制御マップの破棄指示を通信アダプタ3に送信し(ステップS71)、通信アダプタ3のCPU3cは、PC2から受信した破棄指示をECU1に送信する(ステップS72)。
ECU1のCPU1cは、補正制御マップの破棄指示を受信すると、RAM1bに記憶されている暫定補正制御マップを消去する(ステップS73)。そして、CPU1cは、EEPROM1aから補正制御マップを読み出し(ステップS74)、その読み出した補正制御マップをRAM1bに書き込む(ステップS75)。
以降は、図3で説明したステップS13〜S21と同じ動作が行われることになる。
以上のように、本実施形態に係るエンジンセッティングシステムによれば、新たに作成した補正制御マップを用いて実走行テストやシミュレーションを行う度にEEPROM1aの書き換えを行わず、一旦、RAM1bに補正制御マップを暫定的に書き込んでエンジン制御を行うため、EEPROM1aの書き込み回数を大幅に削減することができる。すなわち、暫定補正制御マップを実走行テストやシミュレーション等の繰り返しによって精査し、補正制御マップとして適用することになるため、不要なEEPROM1aの書き換えを行わずに済み、EEPROM1aの長寿命化を図ることができる。
また、補正制御マップを定義するPC2と、補正制御マップを記録する通信アダプタ3とが一体のシステムであって従来と比べて、本実施形態では各々切り離しが可能であるため、システムとして小型化が可能となる。また、PC2を切り離し、通信アダプタ3をECU1に装着した状態で実走行テストを行うことが可能であり、その場合には通信アダプタ3のFeRAM3bに実測値が記憶されるため、実走行テストの終了後にPC2を接続することにより、問題なく実測値を表示させることができる。
また、一度、エンジンを停止し、鞍乗型車両Bの電源を落とした場合(RAM1bの暫定補正制御マップが消去される場合)であっても、その暫定補正制御マップは通信アダプタ3のFeRAM3bに記憶されているため、再度エンジンを始動した際に、再び暫定補正制御マップをECU1のRAM1bに書き込むことができる。
なお、上記実施形態では、ECU1とPC2との間のデータ通信を中継する中継装置として、ECU1に直接装着するタイプの通信アダプタ3を用いる構成を例示して説明したが、必ずしも装着タイプの通信アダプタ3を用いる必要はなく、通信ケーブル等によってECU1と接続可能な中継装置を用いる構成としても良い。また、中継装置を設けず、ECU1とPC2とを直接、通信ケーブル等で接続するような構成としても良い。また、無線通信機能を有する通信アダプタ3を用いて、通信アダプタ3とPC2との間で無線通信によるデータ通信を行うような構成としても良い。
本発明の一実施形態に係るエンジンセッティングシステムの構成概略図である。 本実施形態におけるエンジンセッティングシステムの起動時の動作を示すシーケンスチャートである。 本実施形態のPC2に表示される補正制御マップの定義画面の一例である。 本実施形態におけるエンジンセッティングシステムの補正制御マップ設定時の動作を示すシーケンスチャートである。 本実施形態におけるエンジンセッティングシステムのテスト運転時の動作を示すシーケンスチャートである。 本実施形態におけるエンジンセッティングシステムの補正制御マップ適用時の動作を示すシーケンスチャートである。 本実施形態におけるエンジンセッティングシステムの補正制御マップ破棄時の動作を示すシーケンスチャートである。
符号の説明
1…ECU(エンジン制御装置)、2…パーソナルコンピュータ(端末装置)、3…通信アダプタ(中継装置)、1a…EEPROM(第1記憶媒体)、1b…RAM(第2記憶媒体)、1c…CPU(制御手段)、1d…CANドライバ、1e…通信コネクタ、2a…キーボード、2b…液晶ディスプレイ、2c…本体、3a…FROM、3b…FeRAM(第3記憶媒体)、3c…CPU(中継制御手段)、3d…CANドライバ、3e…K−Lineドライバ、3f…USBドライバ、3g…通信コネクタ、3h…USBコネクタ

Claims (6)

  1. 基本制御マップと該基本制御マップを補正する補正制御マップを固定記憶する第1記憶媒体と、一時的なデータの記憶に用いられる第2記憶媒体と、通常運転時に前記第1記憶媒体に記憶されている前記基本制御マップと前記補正制御マップを基にエンジン制御を行う制御手段とを有するエンジン制御装置と、
    前記エンジン制御装置と通信可能に接続されると共に、入力情報を基に前記補正制御マップを定義する端末装置とを備えたエンジンセッティングシステムにおいて、
    前記第1記憶媒体は、書き込み回数に制限のある書き換え可能な不揮発性記憶媒体であり、前記第2記憶媒体は、書き換え可能な揮発性記憶媒体であって、
    前記制御手段は、エンジンセッティング時に、前記端末装置から送信される補正制御マップを前記第2記憶媒体に暫定補正制御マップとして書き込み、前記第1記憶媒体に記憶される基本制御マップと前記第2記憶媒体に記憶される前記暫定補正制御マップを基にエンジン制御を行う一方、前記端末装置から前記暫定補正制御マップの適用指示を受信した場合、前記暫定補正制御マップを新たな補正制御マップとして前記第1記憶媒体の書き換えを行うことを特徴とするエンジンセッティングシステム。
  2. 前記制御手段は、前記エンジンセッティング時における起動後に、前記第1記憶媒体に記憶されている前記補正制御マップを前記第2記憶媒体に書き込み、前記端末装置から前記暫定補正制御マップが送信されるまでは前記第1記憶媒体に記憶される基本制御マップと前記第2記憶媒体に書き込まれた補正制御マップを基にエンジン制御を行うことを特徴とする請求項1記載のエンジンセッティングシステム。
  3. 前記エンジン制御装置と前記端末装置との間のデータ通信を中継する中継装置をさらに備え、
    前記中継装置は、一時的なデータの記憶に用いられる第3記憶媒体と、前記端末装置から送信される前記補正制御マップを前記第3記憶媒体に記憶する一方、当該補正制御マップを前記エンジン制御装置に送信する中継制御手段とを有することを特徴とする請求項1または2に記載のエンジンセッティングシステム。
  4. 前記中継装置は、前記エンジン制御装置に装着可能な通信アダプタであることを特徴とする請求項3記載のエンジンセッティングシステム。
  5. 前記第3記憶媒体は、書き換え可能な不揮発性記憶媒体であることを特徴とする請求項3または4に記載のエンジンセッティングシステム。
  6. 基本制御マップと該基本制御マップを補正する補正制御マップを固定記憶する第1記憶媒体と、一時的なデータの記憶に用いられる第2記憶媒体と、通常運転時に前記第1記憶媒体に記憶されている前記基本制御マップと前記補正制御マップを基にエンジン制御を行う制御手段とを有するエンジン制御装置と、
    前記エンジン制御装置と通信可能に接続されると共に、入力情報を基に前記補正制御マップを定義する端末装置とを備えたエンジンセッティング方法において、
    前記第1記憶媒体は、書き込み回数に制限のある書き換え可能な不揮発性記憶媒体であり、前記第2記憶媒体は、書き換え可能な揮発性記憶媒体であって、
    エンジンセッティング時に、端末装置によって定義された補正制御マップを前記第2記憶媒体に暫定補正制御マップとして書き込み、前記第1記憶媒体に記憶される基本制御マップと前記第2記憶媒体に記憶される前記暫定補正制御マップを基にエンジン制御を行う一方、前記端末装置から前記暫定補正制御マップの適用を指示された場合に、前記暫定補正制御マップを新たな補正制御マップとして前記第1記憶媒体の書き換えを行うことを特徴とするエンジンセッティング方法
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