JP2002070626A - エンジン始動装置及びエンジン車 - Google Patents

エンジン始動装置及びエンジン車

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JP2002070626A
JP2002070626A JP2000258825A JP2000258825A JP2002070626A JP 2002070626 A JP2002070626 A JP 2002070626A JP 2000258825 A JP2000258825 A JP 2000258825A JP 2000258825 A JP2000258825 A JP 2000258825A JP 2002070626 A JP2002070626 A JP 2002070626A
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vehicle
engine
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electronic control
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JP2000258825A
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Takasue Aoki
隆季 青木
Kazunori Asada
和則 浅田
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Circuit Design Inc
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CIRCUIT DESIGN KK
Circuit Design Inc
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 イモビライザー付き車両でもキーレスで始動
が可能な始動装置の提供。 【解決手段】 送信機10からのエンジン始動指令信号
Qの受信に基づき擬似信号IG′,ST′を送出する車
載受信機20と、切換スイッチSWと、このスイッチが
学習側に設定されているとき、キー3のキーシリンダ4
への挿し込みに基づく盗難防止電子制御部5から車両側
エンジン電子制御ユニット8へのコードの送信期間にお
いて当該コードを取り込んでEEPROM31aに格納
するコード学習制御回路31bと、スイッチが出力側に
選択されているとき、信号の受信に基づき制御部とユニ
ットとの通信を断ち切る常閉式電磁リレー31cと、信
号IG′の発生に基づき能動化するユニットからの通信
許可信号TXCTの送出を受けて、EEPROMに記憶
されたコードをユニットへ代替出力するコード出力制御
回路31dとを備えたアダプターユニット30とを有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両から離れた場
所で携帯用送信機等よりエンジンの始動を行うためのエ
ンジン始動装置及びエンジン車に関し、特に、イモビラ
イザー(盗難防止装置)付き車両をキーレスでエンジン始
動ができるエンジン始動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両の盗難防止のためのエンジン・イモ
ビライザー(盗難防止装置)は、図4に示す如く、予め車
両に対応した固有(固定又は書き換え可能)のコード
(IDコード又は応答情報)を記憶した小型発信器(ト
ランスポンダ)1をグリップ部2に埋め込んだ車両キー
3と、エンジン始動等の制御を司る車両側エンジン電子
制御ユニット(車両ECU)8と電気的に接続してお
り、キーシリンダ4内又はその近傍に組み込まれた盗難
防止電子制御ユニット5と、この盗難防止電子制御ユニ
ット5と電気的に接続しており、キーシリンダ4のキー
ロータの周りに取付けられた送受信アンテナ(トランス
ミッション/レシーバーアンテナ)7とを有する。な
お、mは入力バッファ、nは出力バッファである。
【0003】運転者が車両キー3をキーシリンダ4へ挿
し込み又はその後キーロータをイグニッションスイッチ
のACC出力(車両内のアクセサリの電源をパワーオン
にするため出力)位置若しくはIG出力(車両内のすべ
ての電源をパワーオンにするため出力)位置まで回す
と、キーシリンダ4内に設けられた専用のキー検出スイ
ッチ9の検出信号又はIG出力等がキー検出信号として
出力することにより、これを受けた車両側エンジン電子
制御ユニット8は盗難防止電子制御ユニット5に対し電
源電圧(接地GND、バッテリ電圧+B(例えば+12
V))を給電すると共に、通信許可信号TXCTを供給
し、これにより、盗難防止電子制御ユニット5は送受信
アンテナ7に高周波を供給して挿し込まれた車両キー3
内の小型発信器1に対する充電を開始するので、小型発
信器1は固有のコードを応答信号として含む電波を送受
信アンテナ7を介して返信し、盗難防止電子制御ユニッ
ト5の車両イモビアンプ5aが受信したコードCODE
を同期クロック信号RKCKに同期させて車両側エンジ
ン電子制御ユニット8へシリアル出力するため、車両側
エンジン電子制御ユニット8は受け取ったIDコードC
ODEの適否を判断して、適合するときはエンジン始動
許可信号Sをエンジン始動回路6に供給し、不一致のと
きはエンジン始動許可信号Sを発生しないようになって
いるものである。このため、車両に対応した固有のコー
ドを持つ車両キー3の挿し込みにより自動的にその照合
が行われるため、不正なキーの使用やイグニッションス
イッチの直結によってはエンジンが始動せず、車両の盗
難を有効的に防止することができる。
【0004】他方、車両エンジンを、遠隔地点から始動
制御するための無線式エンジン始動装置が実用化されて
いる。この無線式エンジン始動装置は、携帯用送信機か
らのIDコード及びエンジン始動指令信号を受信し、I
Dコードの適否を判別した後、適合するときにはACC
出力,IG(イグニッション)出力及びセルモータを起
動するためのST(スタータ)出力に相当する複数の擬
似信号をイグニッションスイッチの信号線に供給する車
載受信機を有するものである。現実に車両キー3をキー
シリンダ4に挿し込んで回さなくても、遠隔地の携帯用
送信機からエンジン始動指令信号を無線送信させるだけ
で、エンジンが自動的に始動し、運転者が乗車する以前
に予め暖気運転や車内冷暖房器による温度調節が可能で
ある。この種の無線式エンジン始動装置は車両製造段階
での標準装備に限らず、車載受信機をキーシリンダから
延びるイグニッションスイッチの出力線に電気的に接続
する作業だけで、随時的に追加装備できるオプションメ
リットがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
無線式エンジン始動装置を上記のエンジン・イモビライ
ザー付き車両に追加装備する場合、エンジン・イモビラ
イザー付き車両では車両キーの実使用を伴なう挿し込み
操作が必須であるのに対し、無線式エンジン始動装置で
は遠隔地にてエンジン始動指令信号の発信によりエンジ
ン始動をキーレス操作で実現できるものであるから、両
者の併備は相矛盾し、両立は不可能である。また、携帯
用無線機を用いず、エンジン始動指令信号を時限発生す
るタイマーエンジン始動装置も知られているが、これも
車両キーを用いずにエンジンを始動制御するものである
から、同様の問題があった。
【0006】そこで、上記問題点に鑑み、本発明の第1
の課題は、エンジン・イモビライザー付き車両でもキー
レスでエンジンの始動ができ、追加装備が可能のエンジ
ン始動装置を提供することにある。本発明の第2の課題
は、ディーラーでの追加装備の作業負担の低減が可能の
エンジン始動装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の講じた手段は、予め一定の操作で車両キー
の小型送信器からコードを取り込んで記憶し、一定の条
件で当該コードを代替出力する手段を車両に搭載すると
ころにある。
【0008】即ち、本発明は、予め車両に対応するコー
ドを記憶した小型発信器を内蔵する車両キーのキーシリ
ンダへの挿し込みに基づき発生するイグニッションスイ
ッチのIG出力等のキー検出信号により、車両側エンジ
ン電子制御部が盗難防止電子制御部に対し電源供給を開
始すると共に通信許可信号を送出して盗難防止電子制御
部がキーシリンダに装備の送受信アンテナを介して小型
発信器を電源付勢し、当該小型発信器がコードを送受信
アンテナを介して返信して、このコードを受信する盗難
防止電子制御部が当該コードを車両側エンジン電子制御
部へ送り出し、当該車両側エンジン電子制御部が受け取
ったコードの適否を判断して、一致のときはエンジン始
動許可信号を発生するようになった車両盗難防止システ
ムを備えるエンジン始動装置において、エンジン始動指
令信号の受信又は発生に基づき、イグニッションスイッ
チの少なくともIG出力及びST出力に相当する擬似信
号を当該イグニッションスイッチの信号線へ送出するエ
ンジン始動指令手段を有し、モード設定操作手段と、当
該モード設定操作手段が学習側に設定されている状態の
とき、上記小型発信器を内蔵する車両キーのキーシリン
ダへの挿し込みに基づく盗難防止電子制御部から車両側
エンジン電子制御部への前記コードの送信期間において
当該コードを取り込んでコード記憶手段に格納するコー
ド学習制御手段と、モード設定操作手段が出力側に選択
されている状態のとき、エンジン始動指令信号の受信又
は発生に基づき、盗難防止電子制御部と車両側エンジン
電子制御部との通信を断ち切る通信遮断手段と、擬似信
号の発生に基づき能動化する前記車両側エンジン電子制
御部からの前記通信許可信号の送出を受けて、コード記
憶手段に記憶されたコードを車両側エンジン電子制御部
へ代替出力するコード出力制御手段とを備えたコード学
習出力手段を有して成ることを特徴とする。
【0009】まず、学習モード動作時においては、ディ
ーラー等がスイッチ等から成るモード設定操作手段を操
作して学習側に設定した後、予め車両に対応するコード
を記憶した小型発信器を内蔵する車両キーをキーシリン
ダへ挿入すると、イグニッションスイッチのIG出力等
のキー検出信号が発生するため、車両側エンジン電子制
御部の電源がパワーオンとなり、車両側エンジン電子制
御部が盗難防止電子制御部に対し電源供給を開始すると
共に通信許可信号を送出するので、盗難防止電子制御部
がキーシリンダに装備の送受信アンテナを介して小型発
信器を電源付勢し、当該小型発信器がコードを送受信ア
ンテナを介して返信して、このコードを受信する盗難防
止電子制御部が当該コードを車両側エンジン電子制御部
へ送り出す。この盗難防止電子制御部から車両側エンジ
ン電子制御部への前記コードの送信期間においては、車
両側エンジン電子制御部が当該コードを受け取ると共
に、同時にコード学習制御手段が当該コードを取り込ん
でコード記憶手段に格納する。その後、モード設定操作
手段を操作して出力側に設定し直し、これにより、追加
装備の作業が終了する。このように、追加装備作業は、
ハーネスキット等による結線作業の外に、モード設定操
作手段の設定操作と車両キーの挿入操作だけで済むた
め、ディーラー等の作業負担を軽減できる。
【0010】キーレスの実使用においては、エンジン始
動指令手段がエンジン始動指令信号を携帯用送信機から
受信又は自己発生すると、エンジン始動指令手段が少な
くともIG出力及びST出力に相当する擬似信号をイグ
ニッションスイッチの信号線へ送出し、車両側エンジン
電子制御部及びコード学習出力手段などが電源付勢され
ると共に、通信遮断手段が盗難防止電子制御部と車両側
エンジン電子制御部との通信を断ち切るが、車両側エン
ジン電子制御部はキー検出信号としてのIG出力に相当
する擬似信号を受けているため、車両キーの挿入の場合
と同様に、通信許可信号を盗難防止電子制御部に向けて
送出する。しかし、この通信許可信号は、盗難防止電子
制御部と車両側エンジン電子制御部との通信が通信遮断
手段により断ち切られているため、盗難防止電子制御部
に受け渡されず、代わってコード出力制御手段が受け取
ることになるので、通信許可信号を受け取ったコード出
力制御手段はコード記憶手段に記憶されたコードを車両
側エンジン電子制御部へ代替出力する。このため、車両
側エンジン電子制御部は受け取ったコードの適否を判断
して、一致のときはエンジン始動許可信号を発生するの
で、遠隔地からエンジンを始動させ、又は時限的にエン
ジンを始動させることができる。
【0011】なお、車両キーの挿入操作でエンジンを始
動する場合は、エンジン始動指令手段が送信機からエン
ジン始動指令信号の受信せず、又はエンジン始動指令信
号を自己発生していないため、通信遮断手段が遮断制御
されず、盗難防止電子制御部と車両側エンジン電子制御
部との通信が可能状態であるので、通常通り、小型発信
器のコード適否を判断し、エンジンが始動する。
【0012】車両側エンジン電子制御部が能動化する
と、車両側エンジン電子制御部が盗難防止電子制御部に
対し電源供給を開始するものであるから、コード学習制
御手段は車両側エンジン電子制御部から電源供給されて
おり、通信遮断手段としては、車両側エンジン電子制御
部からの電源付勢を盗難防止電子制御部へ中継する常閉
式継電手段として構成することが望ましい。常閉式継電
手段を開成制御して盗難防止電子制御部への電源供給を
行わせないことにより、学習動作時においてはコード学
習制御手段に対して別途電源付勢する手間を排除できる
と共に、コード学習手段を常時電源付勢せずに済み、節
電を図ることができる。
【0013】他方、コード出力制御手段は、エンジン始
動指令信号の受信又は発生に基づきエンジン始動指令手
段から電源供給されることが望ましい。コード出力制御
手段からコード出力させるときにのみ電源付勢されるも
のであるから、常時電源付勢せずに済み、節電を図るこ
とができる。
【0014】上記の構成においては、不正なキーの使用
に対してはエンジンの始動を防止できるものである。ま
た、イグニッションスイッチを直結した場合は、車両側
エンジン電子制御部及びコード学習制御手段が電源付勢
されるものの、盗難防止電子制御部と車両側エンジン電
子制御部との通信を断ち切る通信遮断手段はエンジン始
動指令信号の受信又は発生に基づき能動化されるもので
あるから、IG出力では能動化せず、盗難防止電子制御
部と車両側エンジン電子制御部との通信が接続してい
る。このため、セキュリティ性は確保されている。しか
し、常閉式継電手段などの通信遮断手段に対する不正操
作や盗難防止電子制御部への結線の切断などの行為があ
る場合には、コードがコード記憶手段に記憶されてお
り、コード出力制御手段が電源付勢されるときには通信
許可信号に応答してコード出力制御手段からコードが自
動送出されるため、エンジン始動が起こる虞れがなお存
在する。その際、コード出力制御手段はエンジン始動指
令信号の受信又は発生に基づきエンジン始動指令手段か
ら電源供給されるものであるから、別電源をコード出力
制御手段に接続させる手間を要するので、その煩雑さに
よりセキュリティ性が高まっている。
【0015】ここで、更なるセキュリティ性を担保する
ために、エンジン始動指令手段及びコード学習出力手段
は、コード出力制御手段の電源付勢の後、相互間で暗号
照合のための通信を実行する通信手段をそれぞれ有し、
コード出力制御手段は当該暗号照合の一致があるときに
通信遮断手段の遮断及び通信許可信号の受信を能動許可
する第1の能動許可手段を有し、エンジン始動指令手段
は当該暗号照合の一致があるときに擬似信号の送出を能
動許可する第2の能動許可手段を有することが望まし
い。通信遮断手段に対する不正操作や盗難防止電子制御
部への結線の切断操作と、コード出力制御手段に電源接
続を行って、イグニッションスイッチを直結しても、エ
ンジン始動指令手段とコード出力制御手段との通信によ
る照合が成立しない限り、第1の能動許可手段により通
信遮断手段の遮断及び通信許可信号の受信が成立しない
ため、コード記憶手段に記憶されたコードが送出される
ことは起こらない。ここで、エンジン始動指令手段とコ
ード学習出力手段との照合が成立しないと、コード学習
出力手段が能動化されないため、エンジン始動指令手段
がエンジン始動指令信号を携帯用送信機から受信又は自
己発生した直後に、エンジン始動指令手段から擬似信号
が送出されてしまうと、車両側エンジン電子制御部が電
源付勢されて通信許可信号を送出してしまうので、タイ
ミング的にコード出力制御手段が通信許可信号を受け取
ることができない事態となる。そこで、エンジン始動指
令信号の受信又は自己発生した直後に、エンジン始動指
令手段が擬似信号を送出するのではなく、第2の能動許
可手段により暗号照合の一致があるときに擬似信号を送
出するようになっているため、車両側エンジン電子制御
部による通信許可信号の送出時点ではコード出力制御手
段が能動化しているので、コード出力制御手段は通信許
可信号を支障なく受信することができる。このように、
車両内にコードを担持するコード学習出力手段を装備し
ていても、エンジン・イモビライザー付き車両のセキュ
リティ性を減殺させる虞れを解消できる。
【0016】エンジン始動指令手段は携帯用送信機から
のエンジン始動指令信号を受信する車載用受信機でも良
いし、エンジン始動指令信号を時限発生するタイマーエ
ンジン始動装置でも良い。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を添付図
面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態に
係るエンジン始動装置の構成を示すブロック図である。
なお、図1において、図4に示す部分と同一部分には同
一参照符号を付し、その説明を省略する。
【0018】本例のエンジン始動装置は車両の盗難防止
のためのエンジン・イモビライザ(盗難防止装置)を有
しており、このエンジン・イモビライザは、予め車両に
対応するコードを記憶した小型発信器1を内蔵する車両
キー3のキーシリンダ4への挿し込みに基づき発生する
イグニッションスイッチのIG出力等のキー検出信号に
より、車両側エンジン電子制御ユニット(車両ECU)
8が盗難防止電子制御ユニット5に対し電源供給を開始
すると共に通信許可信号TXCTを送出して盗難防止電
子制御ユニット5がキーシリンダ4に装備の送受信アン
テナ7を介して小型発信器1を電源付勢し、当該小型発
信器1がそのコードを送受信アンテナ7を介して返信し
て、このコードを受信する盗難防止電子制御ユニット5
が当該コードを車両側エンジン電子制御ユニット8へ送
り出し、当該車両側エンジン電子制御ユニット8が受け
取った前記コードの適否を判断して、適合するときはエ
ンジン始動許可信号Sをエンジン始動回路6に対し発生
するようになっているものである。
【0019】本例のエンジン始動装置は、車外の携帯用
送信機10から発信するエンジン始動指令信号Qを受信
して、後述のシーケンスによりイグニッションスイッチ
のIG出力に相当する擬似信号IG′、ACC出力に相
当する擬似信号ACC′及びST(セルモータを起動さ
せるためのスタート)出力に相当する擬似信号ST′を
当該イグニッションスイッチの信号線へそれぞれ送出す
る車載受信機(エンジン始動指令手段)20と、車両側
エンジン電子制御ユニット8と盗難防止電子制御ユニッ
ト5との相互接続線をT形に分岐するハーネスキットを
以って車両側エンジン電子制御ユニット8と盗難防止電
子制御ユニット5とに接続されたアダプターユニット
(コード学習出力手段)30とを有している。
【0020】このアダプターユニット30は、コードの
学習とコードの出力とを切り換えるための切換スイッチ
SWと、当該スイッチSWが学習側に設定されている状
態のとき、小型発信器1を内蔵する車両キー3のキーシ
リンダ4への挿し込みに基づく盗難防止電子制御ユニッ
ト5から車両側エンジン電子制御ユニット8へのコード
の送信期間において当該コードを取り込んでEEPRO
M(コード記憶手段)31aに格納するためのコード学
習制御回路(コード学習制御手段)31bと、スイッチ
SWが出力側に設定されている状態のとき、エンジン始
動指令信号Qの受信に基づき、盗難防止電子制御ユニッ
ト5と車両側エンジン電子制御ユニット8との通信を断
ち切るための常閉式電磁リレー(通信遮断手段)31c
と、擬似信号IG′の発生に基づき能動化する車両側エ
ンジン電子制御ユニット8からの通信許可信号TXCT
の送出を受けて、EEPROM31aに記憶されたコー
ドを車両側エンジン電子制御ユニット8へ代替出力する
ためのコード出力制御回路(コード出力制御手段)31
dとを備えている。このアダプターユニット30はマイ
クロコンピュータ(MPU)を主体として構成されてお
り、コード学習制御回路31bやコード出力制御回路3
1cはソフトウエアで構成できる。
【0021】アダプターユニット30を構成する回路は
単一電源で付勢されているのではなく、コード学習制御
回路31a及びEEPROM31aは車両側エンジン電
子制御ユニット8から電源供給されている。常閉式電磁
リレー31cは、車両側エンジン電子制御ユニット8か
らの電源付勢を盗難防止電子制御ユニット5へ中継し、
後述するタイミングにより継電を遮断して盗難防止電子
制御ユニット5の電源付勢を阻止する。他方、アダプタ
ーユニット30のコード出力制御回路31dは、エンジ
ン始動指令信号Qの受信に基づき車載受信機20から電
源供給されるようになっている。
【0022】車載受信機20はマイクロコンピュータ
(MPU)を主体として構成されており、受信回路21
aと、始動制御回路21bと、擬似信号ACC′,I
G′,ST′を発生する出力リレー21cとを有してい
る。車載受信機20はバッテリ電源+Bで常時電源付さ
れており、エンジン始動指令信号Qを受信してそれに含
まれるIDコードが一致する場合、アダプターユニット
30のコード出力制御回路31dを電源付勢させる。車
載受信機20及びアダプターユニット30は、コード出
力制御回路31dの電源付勢の後、相互間で暗号照合の
ための通信を実行する通信回路21d及び31eをそれ
ぞれ有しており、コード出力制御手段31dは当該暗号
照合の一致があるときに常閉式電磁リレー31cの遮断
及び通信許可信号TXCTの受信を能動許可する第1の
能動許可手段(図示せず)を有し、また始動制御回路2
1bは当該暗号照合の一致があるときに擬似信号AC
C′,IG′,ST′の送出を能動許可する第2の能動
許可手段(図示せず)を有している。
【0023】まず、本装置の学習モード動作時において
は、ディーラー等がスイッチSWを操作して図2に示す
如く学習側にオン設定した後、予め車両に対応するコー
ドを記憶した小型発信器1を内蔵する車両キー3をキー
シリンダ4へ挿入すると、時点aにおいてイグニッショ
ンスイッチのIG出力等のキー検出信号が立ち上がるた
め、車両側エンジン電子制御ユニット8の電源がパワー
オンとなり、アダプターユニット30のコード学習制御
回路31b及びEEPROM31aなどが電源付勢され
ると共に、常閉式電磁リレー31cを介して盗難防止電
子制御ユニット5に対し電源供給が開始され、車両側エ
ンジン電子制御ユニット8は時点bから通信許可信号T
XCTを送出する。盗難防止電子制御ユニット5はキー
シリンダ4に装備の送受信アンテナ7を介して小型発信
器1を高周波で電源付勢し、同期クロック信号RKCK
及びコード信号CODEを一旦ハイレベルに維持する。
小型発信器1はコードを送受信アンテナ7を介して返信
して、このコードを受信する盗難防止電子制御ユニット
5が通信許可信号TXCTの立下り時点cから受け取っ
たコード信号CODEを同期クロック信号RKCKに同
期させて車両側エンジン電子制御ユニット8へシリアル
出力する。この盗難防止電子制御ユニット5から車両側
エンジン電子制御ユニット8へのコードCODEの送信
期間においては、車両側エンジン電子制御ユニット8が
コード信号CODEを受け取ると共に、アダプターユニ
ット30のコード学習制御回路31bが同期クロック信
号RKCKの立ち上がり時点d毎に当該コード信号CO
DEを同時に取り込む。盗難防止電子制御ユニット5
は、コード送信が終了すると、同期クロック信号RKC
K及びコード信号CODEを一旦ハイレベルに維持す
る。時点eにおいてスイッチSWが出力側に設定される
と、コード学習制御回路31bは取り込んだコードをE
EPROM31aに格納し、その後、車両キー3をシリ
ンダ4から抜き取ると、車両側エンジン電子制御ユニッ
ト8及びアダプターユニット30の電源付勢が断ち切ら
れため、同期クロック信号RKCK及びコード信号CO
DEがローレベルになる。その後、スイッチ操作手段を
操作して出力側に設定し直し、これにより、追加装備の
作業が終了する。このように、追加装備作業は、ハーネ
スキット等による結線作業の外に、スイッチSWの設定
操作と車両キーの挿入操作だけで済むため、ディーラー
等の作業負担を軽減できる。
【0024】キーレスの実使用においては、図3に示す
如く、携帯用送信機10からエンジン始動指令信号Qが
時点aで送信されると、車載受信機20の受信回路21
aがエンジン始動指令信号Qを受信し、始動制御回路2
1bが受信波に含まれる送信機と受信機の間のIDコー
ドを確認し、一致した場合には始動制御回路21bがア
ダプターユニット30の出力制御回路31dなどを時点
bから電源付勢した後、時点cから車載受信機20の通
信回路21dとアダプターユニット30の通信回路31
eとの間で通信データの双方向暗号化通信が行われる。
この暗号化通信は、車載受信機20とアダプターユニッ
ト30との照合を行うものであり、一致しない場合は時
点d,eで複数回の照合通信が試みられる。時点fにお
いて、照合が成立すると、アダプターユニット30のコ
ード出力制御回路31dに含まれる第1の能動許可手段
(図示せず)が常閉式電磁リレー31cを遮断制御する
と共に通信許可信号TXCTの受信を可能とし、また、
一定時間後に、車載受信機20の始動制御回路21bに
含まれる第2の能動許可手段(図示せず)が出力リレー
21cの擬似信号IG′の送出を許可し、擬似信号AC
C′,ST′をイグニッションスイッチの信号線にそれ
ぞれ出力する。車載受信機20とアダプターユニット3
0との照合が成立したときに、エンジン始動に必要な擬
似信号IG′,ACC′,ST′が送出されるので、セ
キュリティ性を担保できる。
【0025】常閉式電磁リレー31cの開成により、盗
難防止電子制御ユニット5への電源付勢が事前にカット
されて盗難防止電子制御ユニット5と車両側エンジン電
子制御ユニット8との通信が遮断される。時点gで擬似
信号IG′の発生により車両側エンジン電子制御ユニッ
ト8が電源付勢されると、車両側エンジン電子制御ユニ
ット8は時点hで通信許可信号TXCTを送出し、この
ときコード出力制御回路31dは同期クロック信号RK
CKを一定周波数でオン/オフさせた後、通信許可信号
TXCTの立下り時点j毎にEEPROM31aに記憶
されたコード信号CODEを車両側エンジン電子制御ユ
ニット8に向けて返信する。このため、車両側エンジン
電子制御ユニット8は受け取ったコードの適否を判断し
て、一致のときはエンジン始動許可信号Sを発生するの
で、既に送出されている擬似信号ST′によりセルモー
タが起動し、エンジンを始動させることができる。コー
ド出力制御回路31dが能動化した後、通信許可信号T
XCTが発生するので、その発生時点でコード出力制御
回路31dは通信許可信号TXCTに応答することがで
きる。そして、コード出力制御回路31dは、コード送
信が終了すると、同期クロック信号RKCK及びコード
信号CODEがハイレベルに戻る。
【0026】ここで、セルモータを起動させる擬似信号
ST′は一定時間後にオフ状態に戻り、セルモータは時
限駆動されるものであるが、セルモータが駆動しても、
エンジンが始動しない場合が起こり得るので、擬似信号
IG′,ACC′はオン状態に維持され、セルモータの
駆動休止期間をおいて擬似信号ST′が再びオン状態と
なる。再起動の際にはコード送信を行わず一定時間後に
擬似信号ST′をオン状態にするだけである。擬似信号
IG′がオン状態のときは、車両側エンジン電子制御ユ
ニット8側からアダプターユニット30が電源付勢され
ているので、同期クロック信号RKCK及びコード信号
CODEがハイレベルとなっている。エンジンが始動し
た後、エンジンを停止させるには種々の方法があるが、
例えば、遠隔地からエンジンを停止制御するには、図3
に示す如く、時点kにおいて携帯送信機10からエンジ
ン始動を停止するための信号(ストップコマンド)を送
信すると、出力リレー21cがオフして擬似信号IG′
が消滅するため、エンジンが停止する。勿論、この際、
車両側エンジン電子制御ユニット8及びアダプターユニ
ット30も電源ダウンするので、同期クロック信号RK
CK及びコード信号CODEがローレベルになる。
【0027】このようなアダプターユニット30を装備
した車両において、車両キー3の挿入でエンジンを始動
させる場合、常閉式電磁リレー31cの導通によって盗
難防止電子制御ユニット5と車両側エンジン電子制御ユ
ニット8との通信が可能状態となっているので、通常通
り、車両側エンジン電子制御ユニット8は小型発信器1
からコード適否を判断できる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、予め車
両に対応するコードを持つ車両キーのキーシリンダへの
挿入により該コードの取り込み記憶とエンジン始動指令
信号の受信又は発生により該コードを自動的に車両側エ
ンジン電子制御ユニットへの代替出力とを行うコード学
習出力手段を設けたことを特徴とするため、次のような
効果を奏する。
【0029】 エンジン・イモビライザー付き車両で
もキーレスでエンジンの始動ができ、追加装備が可能の
エンジン始動装置を提供できる。また、運転者が所持す
る車両キーをキーシリンダに実際挿し込んで回すことに
よっても、コード照合が実現できるので、セキュリティ
性を確保できる。特に、コードの学習動作においては、
モード設定操作手段の操作と車両キーの挿入操作だけで
済むため、ディーラー等の作業負担を軽減できる。
【0030】 エンジン始動指令手段及びコード学習
出力手段が、コード出力制御手段の電源付勢の後、相互
間で暗号照合のための通信を実行する通信手段をそれぞ
れ有し、コード出力制御手段は当該暗号照合の一致があ
るときに通信遮断手段の遮断及び通信許可信号の受信を
能動許可する第1の能動許可手段を有し、エンジン始動
指令手段は当該暗号照合の一致があるときに擬似信号の
送出を能動許可する第2の能動許可手段を有する場合、
エンジン始動指令手段とコード出力制御手段との通信に
よる照合が成立しない限り、第1の能動許可手段により
通信遮断手段の遮断及び通信許可信号の受信が成立しな
いため、コード記憶手段に記憶されたコードが送出され
ることは起こらない。また、エンジン始動指令信号の受
信又は自己発生した直後に、エンジン始動指令手段が擬
似信号を送出するのではなく、第2の能動許可手段によ
り暗号照合の一致があるときに擬似信号を送出するよう
になっているため、車両側エンジン電子制御部による通
信許可信号の送出時点ではコード出力制御手段が能動化
しているので、コード出力制御手段は通信許可信号を支
障なく受信することができる。このように、車両内にコ
ードを担持するコード学習出力手段を装備していても、
エンジン・イモビライザー付き車両のセキュリティ性を
減殺させる虞れを解消できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るエンジン始動装置の
構成を示すブロック図である。
【図2】同実施形態におけるコード学習動作を説明する
ためのタイミングチャートである。
【図3】同実施形態におけるコード出力動作を説明する
ためのタイミングチャートである。
【図4】車両の盗難防止のためのエンジン・イモビライ
ザー(盗難防止装置)を示す概念図である。
【符号の説明】
1…小型発信器(トランスポンダ) 2…グリップ部 3…車両キー 4…キーシリンダ 5…盗難防止電子制御ユニット(イモビライザECU) 5a…車両イモビアンプ 6…エンジン始動回路 7…送受信アンテナ(トランスミッション/レシーバー
アンテナ) 8…車両側エンジン電子制御ユニット(車両ECU) 9…キー検出スイッチ 10…携帯用送信機 20…車載受信機(エンジン始動指令手段) 21a…受信回路 21b…始動制御回路 21c…出力リレー 21d,31e…通信回路 30…アダプターユニット(コード学習出力手段) 31a…EEPROM(コード記憶手段) 31b…コード学習制御回路(コード学習制御手段) 31c…常閉式電磁リレー(通信遮断手段) 31d…コード出力制御回路(コード出力制御手段) m…入力バッファ n…出力バッファ SW…切換スイッチ Q…エンジン始動指令信号 S…エンジン始動許可信号 ACC′…イグニッションスイッチのACC出力に相当
する擬似信号 IG′…イグニッションスイッチのIG出力に相当する
擬似信号 ST′…イグニッションスイッチのST出力に相当する
擬似信号 TXCT…通信許可信号 RKCK…同期クロック信号 CODE…コード信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02D 45/00 376 F02D 45/00 376B 376F 376H B60R 25/04 602 B60R 25/04 602 610 610 F02D 29/02 F02D 29/02 K F02N 11/08 F02N 11/08 U 15/02 15/02 F Fターム(参考) 3G084 BA28 CA01 DA03 DA28 EA11 EB02 EB06 EB20 FA00 FA36 3G093 AA01 BA04 BA25 CA01 DA00 DA12 EA00 EC02 FA09

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め車両に対応するコードを記憶した小
    型発信器を内蔵する車両キーのキーシリンダへの挿し込
    みに基づき発生するイグニッションスイッチのIG出力
    等のキー検出信号により、車両側エンジン電子制御部が
    盗難防止電子制御部に対し電源供給を開始すると共に通
    信許可信号を送出して前記盗難防止電子制御部が前記キ
    ーシリンダに装備の送受信アンテナを介して前記小型発
    信器を電源付勢し、当該小型発信器が前記コードを前記
    送受信アンテナを介して返信して、このコードを受信す
    る前記盗難防止電子制御部が当該コードを前記車両側エ
    ンジン電子制御部へ送り出し、当該車両側エンジン電子
    制御部が受け取った前記コードの適否を判断して、適合
    するときはエンジン始動許可信号を発生するようになっ
    た車両盗難防止システムを備えるエンジン始動装置にお
    いて、 エンジン始動指令信号の受信又は発生に基づき、前記イ
    グニッションスイッチの少なくともIG出力及びST出
    力に相当する擬似信号を当該イグニッションスイッチの
    信号線へ送出するエンジン始動指令手段を有し、 モード設定操作手段と、当該モード設定操作手段が学習
    側に設定されている状態のとき、前記小型発信器を内蔵
    する車両キーのキーシリンダへの挿し込みに基づく前記
    盗難防止電子制御部から前記車両側エンジン電子制御部
    への前記コードの送信期間において当該コードを取り込
    んでコード記憶手段に格納するコード学習制御手段と、
    前記モード設定操作手段が出力側に選択されている状態
    のとき、前記エンジン始動指令信号の受信又は発生に基
    づき、前記盗難防止電子制御部と前記車両側エンジン電
    子制御部との通信を断ち切る通信遮断手段と、前記擬似
    信号の発生に基づき能動化する前記車両側エンジン電子
    制御部からの前記通信許可信号の送出を受けて、前記コ
    ード記憶手段に記憶された前記コードを前記車両側エン
    ジン電子制御部へ代替出力するコード出力制御手段とを
    備えたコード学習出力手段を有して成ることを特徴とす
    るエンジン始動装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記コード学習制御
    手段は前記車両側エンジン電子制御部から電源供給され
    ており、前記通信遮断手段は、前記車両側エンジン電子
    制御部からの電源付勢を前記盗難防止電子制御部へ中継
    する常閉式継電手段であることを特徴とするエンジン始
    動装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2において、前記コ
    ード出力制御手段は、前記エンジン始動指令信号の受信
    又は発生に基づき前記エンジン始動指令手段から電源供
    給されることを特徴とするエンジン始動装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記エンジン始動指
    令手段及び前記コード学習出力手段は、前記コード出力
    制御手段の電源付勢の後、相互間で暗号照合のための通
    信を実行する通信手段をそれぞれ有し、前記コード出力
    制御手段は当該暗号照合の一致があるときに前記通信遮
    断手段の遮断及び前記通信許可信号の受信を能動許可す
    る第1の能動許可手段を有し、前記エンジン始動指令手
    段は当該暗号照合の一致があるときに前記擬似信号の送
    出を能動許可する第2の能動許可手段を有することを特
    徴とするエンジン始動装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に
    規定するエンジン始動指令手段が車載受信機に含まれて
    成ることを特徴とするエンジン始動装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項5のいずれか一項に
    規定するエンジン始動装置を備えて成ることを特徴とす
    るエンジン車。
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