JP2006113461A - 電子機器、消耗品残量表示方法及びそのプログラム - Google Patents

電子機器、消耗品残量表示方法及びそのプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】消耗品の残量を容易に認識することができる。
【解決手段】カラーレーザプリンタ20の表示部32は、液晶パネル33と液晶パネル33を背面から照らすバックライト34とを備えている。プリンタ20のCPU12は、プリンタ20がReady状態であるときにはバックライト34を消灯する。また、消耗品であるトナーの残量Rが所定のしきい値RL(トナーの交換品を準備可能な程度の残量)に対して、0<R≦RLであるとき、つまり、トナーが残り少ないときには、その旨のメッセージを液晶パネル33に出力し、現在のトナーの残量Rに対応する点滅頻度でバックライト34を点滅させる。また、残量Rがゼロであるときには、その旨のメッセージを液晶パネル33に出力し、バックライト34を連続点灯させる。このプリンタ20では、トナーの残量に基づいてバックライト34が点灯・点滅するため、ユーザの注意を喚起することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、電子機器、消耗品残量表示方法及びそのプログラムに関する。
従来、電子機器であるプリンタとしては、バックライトを有する表示部を備えたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1に記載されたプリンタは、印刷を実行できるが正常でない警告状態であるときにはバックライトを黄色に点灯し、印刷を実行できないエラー状態のときにはバックライトを赤色に点灯する。このため、プリンタから離れたところからでもプリンタの状態を認識することができる。
特開2003−316287号公報
しかしながら、この特許文献1に記載されたプリンタでは、印刷装置の状態を認識することはできるものの、消耗品の残量を認識することができなかった。
本発明は、このような課題に鑑みなされたものであり、消耗品の残量を容易に認識することができる電子機器、消耗品残量表示方法及びそのプログラムを提供することを目的の一つとする。
本発明は、上述の目的の少なくとも一つを達成するために以下の手段を採った。
本発明の電子機器は、
動作に伴い数量又はエネルギ量が減少する消耗品を備えた電子機器であって、
文字などの画像を表示する表示手段と、
前記表示手段を背面から照らす照明手段と、
前記消耗品の残量を検出する残量検出手段と、
前記残量検出手段によって検出された前記消耗品の残量に基づいて前記照明手段の点灯状態を変化させる照明制御手段と、
を備えたものである。
この電子機器では、動作に伴い数量又はエネルギ量が減少する消耗品の残量を検出し、検出された消耗品の残量に基づいて表示手段を背面から照らす照明手段の点灯状態を変化させる。したがって、照明手段の点灯状態によって消耗品の残量を容易に認識することができる。ここで、「点灯状態」には、表示手段を照らし続ける連続点灯状態や点灯・消灯を繰り返す点滅状態が含まれる。「数量」とは、例えば消耗品が同一物の集合からなる場合は個数としてもよく、消耗品が液体からなる場合は液量としてもよく、消耗品がすり減るものからなる場合は重量としてもよい。「エネルギ量」には、例えば充電量などが含まれる。「消耗品の残量を検出する」とは、消耗品の残量を直接的に検出することや、消耗品の残量に関係するパラメータから間接的に検出することや、消耗品の残量に関係するパラメータを検出して消耗品の残量とみなすことを含む。
本発明の電子機器において、前記照明制御手段は、前記消耗品の残量が所定の残量以下であるときには前記照明手段を連続点灯させ、前記消耗品の残量が略ゼロであるときには前記照明手段を点滅させてもよい。こうすれば、連続点灯時には消耗品の残量が少ないことがわかり、点滅時には消耗品の残量が略ゼロであることがわかる。ここで、「消耗品の残量が略ゼロ」とは、実際の消耗品の残量と残量検出手段により検出された消耗品の残量とは一致しないことがあるため、残量検出手段により検出された残量が略ゼロであるとしてもよい。なお、前記照明制御手段は、前記消耗品の残量が所定の残量を超えている通常状態では前記照明手段を消灯させてもよい。
本発明の電子機器において、前記照明制御手段は、前記消耗品の残量が所定の残量以下であるときには前記照明手段を点滅させ、前記消耗品の残量が略ゼロであるときには前記照明手段を連続点灯させてもよい。こうすれば、点滅時には消耗品の残量が少ないことがわかり、連続点灯時には消耗品の残量が略ゼロであることがわかる。なお、前記照明制御手段は、前記消耗品の残量が所定の残量を超えている通常状態では前記照明手段を消灯させてもよい。このとき、前記照明制御手段は、前記照明手段を点滅させるに際して、前記消耗品の残量に基づいて前記照明手段の点滅頻度を変化させてもよい。こうすれば、消耗品の残量を一層認識しやすい。なお、前記消耗品の残量に基づいて前記照明手段の点滅頻度を変化させるに際して、前記消耗品の残量が少ないときには前記照明手段の点滅頻度が大きくなるようにしてもよいし、前記消耗品の残量が少ないときには前記照明手段の点滅頻度が小さくなるようにしてもよい。また、このとき、前記照明制御手段は、前記照明手段を点滅させるに際して、前記消耗品の残量に基づいて前記照明手段の点灯時間を変化させてもよい。こうすれば、消耗品の残量を一層認識しやすい。なお、前記消耗品の残量に基づいて前記照明手段の点灯時間を変化させるに際して、前記消耗品の残量が少ないときには前記照明手段の点滅時における点灯時間が長くなるようにしてもよいし、前記消耗品の残量が少ないときには前記照明手段の点滅時における点灯時間が小さくなるようにしてもよい。
本発明の電子機器は、ユーザによって指定された前記照明手段の点灯状態の変化形式を照明設定情報として取得する照明設定情報取得手段と、前記照明設定情報取得手段によって取得された前記照明設定情報を保持する照明設定情報記憶手段と、を備え、前記照明制御手段は、前記照明設定情報記憶手段に保持された前記照明設定情報を利用して前記消耗品の残量に基づいて前記照明手段の点灯状態を変化させてもよい。こうすれば、ユーザが消耗品の残量を認識しやすいように自分の好みに合わせて点灯状態の変化形式を設定することができる。
本発明の電子機器は、前記消耗品の種類と照明色とを対応付けて照明色対応情報として保持する照明色対応情報記憶手段、を備え、前記照明手段は、複数の照明色を切り替えて前記表示手段を背面から照らし、前記照明制御手段は、前記照明色対応情報を利用して前記消耗品の種類に対応した照明色で前記照明手段の点灯状態を変化させてもよい。こうすれば、照明色によってどの消耗品の残量が少なくなっているのかを認識することができる。このとき、本発明の電子機器は、ユーザによって指定された前記照明色対応情報を取得する照明色対応情報取得手段、を備え、前記照明色対応情報記憶手段は、前記照明色対応情報取得手段から取得した前記照明色対応情報を保持してもよい。こうすれば、ユーザがどの消耗品の残量が少なくなっているのかを認識しやすい照明色に設定することができる。
本発明の電子機器は、着色用カートリッジに収容された着色剤によって記録媒体に印刷する印刷装置であり、前記消耗品には、前記着色剤及び前記記録媒体の少なくとも一方が含まれていてもよい。印刷装置は、消耗率の高い着色剤や記録媒体などの消耗品を用いているため、本発明を適用する意義が高い。ここで、「着色剤」としては、例えばインクやトナーなどが挙げられ、「記録媒体」としては、例えば紙やフィルムなどが挙げられる。
本発明の消耗品残量表示方法は、
文字などの画像を表示する表示手段を背面から照らす照明手段を用いた消耗品残量表示方法であって、
(a)動作に伴い数量又はエネルギ量が減少する消耗品の残量を検出するステップと、
(b)ステップ(a)で検出した消耗品の残量に基づいて前記照明手段の点灯状態を変化させるステップと、
を含むものである。
この消耗品残量表示方法では、動作に伴い数量又はエネルギ量が減少する消耗品の残量を検出し、検出された消耗品の残量に基づいて表示手段を背面から照らす照明手段の点灯状態を変化させる。したがって、照明手段の点灯状態によって消耗品の残量を容易に認識することができる。なお、この消耗品残量表示方法において、上述した電子機器の種々の態様を採用してもよいし、また、上述した電子機器の機能を実現するようなステップを追加してもよい。
本発明のプログラムは、上述した消耗品残量表示方法の各ステップを1又は複数のコンピュータに実行させるためのものである。このプログラムは、コンピュータが読み取り可能な記録媒体(例えばハードディスク、ROM、FD、CD、DVDなど)に記録されていてもよいし、伝送媒体(インターネットやLANなどの通信網)を介してあるコンピュータから別のコンピュータへ配信されてもよいし、その他どのような形で授受されてもよい。このプログラムを一つのコンピュータに実行させるか複数のコンピュータに分散して実行させれば、上述した消耗品残量表示方法の各ステップが実行されるため、上述した消耗品残量表示方法と同様の作用効果が得られる。
次に、本発明を実施するための最良の形態を実施例を用いて説明する。
本発明の実施例を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施例である電子機器としてのカラーレーザプリンタ20の構成の概略を示す構成図であり、図2は、カラーレーザプリンタ20のブロック図であり、図3は、点滅頻度情報16の説明図であり、図4は、操作パネル30の説明図である。まず、カラーレーザプリンタ20の構成について図1に基づいて説明する。
カラーレーザプリンタ20は、単一感光体方式と中間転写方式とを採用したフルカラーの電子写真方式の印刷装置として構成され、感光体22の表面を帯電させる帯電器21と、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の4色に色分解された各色ごとの画像の静電潜像を帯電された感光体22上に形成させる露光器23と、装着された各色のトナーカートリッジ24C,24M,24Y,24Kから供給される各色のトナーを用いて感光体22上に形成された静電潜像をトナー像として現像する現像器24と、現像したトナー像を重ね合わせるよう1次転写する中間転写体としての転写ベルト25と、記録紙トレイ26から搬送ユニット27により搬送された記録紙Sに転写ベルト25上に形成された4色のトナー像を2次転写する2次転写ユニット28と、記録紙S上に転写された4色のトナー像を記録紙Sに溶融し定着させる定着ユニット29と、を備えたものである。現像器24は、装着された各トナーカートリッジ24C,24M,24Y,24Kがそれぞれ感光体22に対向するように回転可能に構成されている。帯電器21は、ワイヤに高電圧を印加しコロナ放電によって発生したイオンを利用して感光体22を帯電させるものである。露光器23は、モータで回転駆動されるポリゴンミラーによってスキャニングされるレーザ光により感光体22を露光するものである。
また、カラーレーザプリンタ20は、図2に示すように、コントローラ10と操作パネル30とを備えている。コントローラ10は、周知のCPU12を中心としたマイクロプロセッサとして構成されており、処理プログラムを記憶したROM13と、一時的にデータを記憶するRAM14と、プリンタの情報を保持する書き換え可能なフラッシュメモリ15とを備えている。ROM13には、図3に示すように、消耗品の残量Rとバックライト34を点滅(点灯・消灯の繰り返し)させるときの点滅頻度とを対応付けた点滅頻度情報16が記憶されている。この点滅頻度情報16は、消耗品の残量Rが少なくなったときにどのような点滅頻度でバックライト34を点滅させるかを定めたものである。ここでは、消耗品は、トナーカートリッジ24C,24M,24Y,24Kに収容されている各トナーであり、消耗品の残量は、最充填されたトナーの量に対する割合で規定されている。また、点滅頻度情報16は、消耗品の残量Rが少なくなると点滅頻度が大きくなるように設定されている。フラッシュメモリ15には、トナーカートリッジ24C,24M,24Y,24Kに収容されている各トナーの残量Rtc,Rtm,Rty,Rtkなどカラーレーザプリンタ20の消耗品の情報が記憶されている。なお、このフラッシュメモリ15は、各トナーカートリッジ24C,24M,24Y,24Kに一体化して設けてもよい。また、コントローラ10は、入出力ポート(図示せず)を備えており、操作部36からの信号などが入力ポートを介して入力され、液晶パネル33への信号、バックライト34への信号などが出力ポートを介して出力されている。
操作パネル30は、図4に示すように、カラーレーザプリンタ20に関する各種情報を表示する表示部32と、ボタン操作により各種情報をコントローラ10に入力可能な操作部36とを備えている。表示部32は、薄いガラス板の間に挟んだ液晶物質に電荷を与え光の偏光方向を変えることにより文字などの画像を表示させる液晶パネル33と、液晶パネル33を背後から照らすことにより液晶パネル33に表示された画像の視認性を高めるバックライト34とを備えている。バックライト34は、単色で発光する発光ダイオード(LED)が液晶パネル33の背面に複数配置されて液晶パネル33全体を照らすように構成されている。なお、図4(a)がバックライト34のオン状態を示し、図4(b)がバックライト34のオフ状態を示す。操作部36には、ユーザが処理等を選択するカーソルなどを移動させるカーソル移動ボタン36aや処理選択などを決定する決定ボタン36bなどが配置されている。
次に、こうして構成された本実施例のカラーレーザプリンタ20の動作について、まず、印刷の動作について説明する。印刷が指令されると、カラーレーザプリンタ20のCPU12は、C,M,Y,Kの4色のうちの1色の画像データを印刷データから読み出す。このとき、印刷データに含まれている情報を利用して現在のトナーの残量Rを検出する。具体的には、画像データに含まれる色の濃度とそのページに占める色の面積とから各色のトナーの使用量を計算し、フラッシュメモリ15に記憶された前回のトナーの残量Rを読み出し今回の使用量を差し引いて今回のトナーの残量Rとし、これをフラッシュメモリ15に記憶させて更新する。次に、CPU12は、帯電器21により感光体22を帯電させ、読み出した画像データに基づいて感光体22の表面に露光器23によりレーザ光を当て画像データの部分だけ電荷を弱めて静電潜像を形成し(露光)、トナーに電圧を印加し、帯電したトナーを感光体22上の静電潜像に付着させて感光体22上にトナー像を形成する(現像)。続いて、CPU12は、感光体22上に形成されたトナー像を転写ベルト25上に転写する(1次転写)。そして、C,M,Y,Kの4色のうち上記処理を行っていないものがあるときには、その色について上記処理を行う。このとき、現像器24を90度ずつ切り替えて、各色のトナー像を順次現像させ、転写ベルト25上に重ね合わせる。一方、4色のトナー像が転写ベルト25上に重ねて形成された状態になっているときには、CPU12は、2次転写ユニット28により転写ベルト25上の4色のトナー像を記録紙S上へ2次転写する。最後に、CPU12は、定着ユニット29にトナー像が形成された記録紙Sを搬送させ、定着ユニット29により記録紙Sの表面に転写されたトナー像を記録紙S上に溶融し定着させる。このとき、印刷すべき次のページがあるときにはそのページについて上記処理を繰り返し行う。なお、トナーカートリッジ24C,24M,24Y,24Kのいずれかが新しいものに交換されたときには、フラッシュメモリ15に記憶されたトナー残量を新品の値に更新する。
次に、カラーレーザプリンタ20の表示部32の制御について説明する。図5は、コントローラ10のCPU12により実行される表示制御ルーチンのフローチャートである。このルーチンは、ROM13に記憶され、カラーレーザプリンタ20が起動されたあと所定のタイミングごと(例えば数秒ごと)にCPU12によって実行される。図5のルーチンが開始されると、CPU12は、カラーレーザプリンタ20が印刷可能状態であるReady状態であるか否かを判定する(ステップS100)。ここで、Ready状態か否かの判定は、起動後になされるシステムチェックが終了したか否かに基づいて行われる。カラーレーザプリンタ20がReady状態でないときには、CPU12は、システムチェック中である旨のメッセージを液晶パネル33に表示出力し(ステップS180)、バックライト34を連続点灯し(ステップS190)、このルーチンを終了する。一方、カラーレーザプリンタ20がReady状態であるときには、カラーレーザプリンタ20が所定状態であるか否かを判定する(ステップS110)。ここで所定状態は、操作部36に何らかの操作がされた状態、カラーレーザプリンタ20に何らかのエラーが生じた状態及び印刷データが受信された状態、つまり、何らかのメッセージが液晶パネル33に表示される状態に定められている。
ステップS110でカラーレーザプリンタ20が所定状態であるときには、CPU12は、カラーレーザプリンタ20の所定状態に応じたメッセージを出力し(ステップS180)、バックライト34を連続点灯させ(ステップS190)、このルーチンを終了する。ここで所定状態に応じたメッセージとは、例えば、操作部36に何らかの操作がされたときにはその操作に対応するヘルプメッセージとしてもよいし、何らかのエラーが生じたときにはエラーが発生した場所及びそのエラーの対処方法などを伝えるメッセージとしてもよいし、印刷データが受信されたときには印刷データに対応するファイル名などとしてもよい。一方、カラーレーザプリンタ20が所定状態でないときには、CPU12は、消耗品の残量Rをフラッシュメモリ15から読み出す(ステップS120)。ここでは、トナーカートリッジ24C,24M,24Y,24Kに収容されている各トナーの残量Rtc,Rtm,Rty,Rtkを読み出す。
次に、CPU12は、消耗品の残量Rと所定のしきい値RLとの値の大小を比較する(ステップS130)。ここで、所定のしきい値RLは、消耗品の交換品を準備可能な程度の残量として定めてもよい。ここでは、最充填されたトナー量の1%として規定されている。さて、消耗品の残量Rが所定のしきい値RLを超えているとき、つまり、消耗品の残量が十分あるときには、CPU12は、バックライト34を消灯させ(ステップS140)、このルーチンを終了する。なお、ここでは各トナーの残量Rtc,Rtm,Rty,Rtkのそれぞれについて判定し、すべてが所定のしきい値RLを超えているときにバックライト34を消灯させる。このように、Ready状態になるまではバックライト34を連続点灯してメッセージの視認性を高め、Ready状態になったのちバックライト34を消灯して消費電力を低減させる。一方、消耗品の残量Rが0<R≦RLであるとき、つまり、消耗品が残り少ないときには、CPU12は、消耗品の残量が少なくなった旨のメッセージ(図4参照)を消耗品の残量と共に液晶パネル33に出力し(ステップS150)、ROM13に記憶された点滅頻度情報16を読み出し(ステップS160)、現在のトナーの残量Rに対応する点滅頻度でバックライト34を点滅させ(ステップS170)このルーチンを終了する。なお、ここでは各トナーの残量Rtc,Rtm,Rty,Rtkのうちいずれかが所定のしきい値RL以下であるときにバックライト34を点滅させる。一方、消耗品の残量Rがゼロであるときには、消耗品の残量がなく消耗品の交換が必要である旨のメッセージを液晶パネル33に出力し(ステップS180)、バックライト34を連続点灯させ(ステップS190)このルーチンを終了する。なお、ここでは、検出された各トナーの残量Rtc,Rtm,Rty,Rtkのうちいずれかがゼロであるときにバックライト34を連続点灯させる。このように、カラーレーザプリンタ20が待機状態(Ready状態で所定状態ではない状態)であるときに、すべてのトナーの残量が十分あるときにはバックライト34が消灯し、いずれかのトナーの残量が少なくなるとバックライト34が点滅し、いずれかのトナーの残量がゼロになるとバックライト34が連続点灯するため、ユーザのカラーレーザプリンタ20への注意を喚起することができる。
ここで、本実施例の構成要素と本発明の構成要素との対応関係を明らかにする。本実施例の液晶パネル33が本発明の表示手段に相当し、バックライト34が照明手段に相当し、CPU12が残量検出手段及び照明制御手段に相当する。なお、本実施例では、カラーレーザプリンタ20の動作を説明することにより本発明の消耗品残量表示方法の一例も明らかにしている。
以上詳述した本実施例のカラーレーザプリンタ20によれば、消耗品であるトナーの残量Rを印刷データから検出し、トナーの残量Rに基づいて液晶パネル33を背面から照らすバックライト34の点灯状態(連続点灯状態及び点滅状態)を変化させる。したがって、バックライト34の点灯状態によってトナーの残量を容易に認識することができる。
また、トナーの残量Rが所定のしきい値RLに対して0<R≦RLであるときにはバックライト34を点滅させ、トナーの残量Rがゼロであるときにはバックライト34を連続点灯させるため、バックライト34の点滅時にはトナーの残量が少ないことがわかり、バックライト34の連続点灯時にはトナーの残量がゼロであることがわかる。
更に、バックライト34を点滅させるに際して、トナーの残量Rが少ないときにはバックライト34の点滅頻度が大きくなる、つまり、トナーの残量Rが少なくなるにつれバックライト34の点滅回数が増えるため、トナーがどの程度残っているのかを認識しやすい。
更にまた、カラーレーザプリンタ20は、消耗率の高いトナーや記録紙Sなどの消耗品を用いているため、本発明を適用する意義が高い。
なお、本発明は上述した実施例に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。
例えば、上述した実施例では、トナーの残量Rが所定のしきい値RLに対して0<R≦RLであるときにはバックライト34を点滅させ、トナーの残量Rがゼロであるときにはバックライト34を連続点灯させるとしたが、トナーの残量Rが所定のしきい値RLに対して0<R≦RLであるときにはバックライト34を連続点灯させ、トナーの残量Rがゼロであるときにはバックライト34を点滅させてもよい。こうすれば、バックライト34の連続点灯時にはトナーの残量が少ないことがわかり、バックライト34の点滅時にはトナーの残量がゼロであることがわかる。
また、上述した実施例では、トナーの残量Rが少ないときにはバックライト34の点滅頻度が大きくなるように定めた点滅頻度情報16を用いるとしたが、トナーの残量Rが少ないときにはバックライト34の点滅頻度が小さくなるように定めた点滅頻度情報を用いてもよい。また、トナーの残量Rが少ないときにはバックライト34の点滅時における点灯時間が長くなるように定めた点滅頻度情報を用いてもよい。更に、トナーの残量Rが少ないときにはバックライト34の点滅頻度が小さくなり且つバックライト34の点滅時における点灯時間が長くなるように定めた点滅頻度情報を用いてもよい。こうしても、トナーがどの程度残っているのかを認識しやすい。あるいは、トナーの残量Rに対応したバックライト34の点滅形式(例えばモールス信号のように点灯時間と点灯間隔をある形式にしたもの)を予め定めておき、トナーの残量Rが少なくなるにつれこれに対応する点滅形式でバックライト34を点滅させてもよい。こうしても、トナーの残量に対応して点滅形式が切り替わるため、トナーがどの程度残っているのかを認識しやすい。
更に、上述した実施例では、トナーの残量Rが少なくなりゼロになるときのバックライト34の点灯状態の変化は予め定められているものとしたが、バックライト34の点灯状態の変化形式をユーザが指定可能としてもよい。具体的には、図6に示すように、予めユーザがバックライト34の点灯状態の変化形式を操作パネル30に配設された設定選択ボタン36cを押下し、カーソル移動ボタン36aで表示部32に表示された変化形式を選択し決定ボタン36bにより決定して入力する。ここでは、図7に示す照明設定情報17に定められた、しきい値RL、点灯形式、点滅時の点滅頻度を変化させるか否かについて、ユーザが細かく設定できるようになっている。変化形式がユーザにより指定・入力されると、CPU12は、入力されたパターンを取得し、図7に示した照明設定情報17としてフラッシュメモリ15に保持させる。そして、トナーの残量Rが少なくなると、保持された照明設定情報17を用いてトナーの残量Rに基づいてバックライト34の点灯状態を変化させる。このように、ユーザがトナー残量を認識しやすいように照明設定情報17を設定することができる。なお、この変化形式の設定は、予め定められた変化形式から1つを選択するようにしてもよい。
更にまた、上述した実施例では、残量に基づいてバックライトの点灯状態を変化させる消耗品をトナーとしたが、例えば、この消耗品を記録紙S(記録媒体)、感光体22及び定着ユニット29の定着ローラなどとしてもよいし、携帯式のプリンタなどではこの消耗品をバッテリとしてもよい。なお、記録紙Sを消耗品としたときにはセンサにより残量を検出してもよいし、感光体22及び定着ローラを消耗品としたときには、残量と動作時間との関係を経験的に求め、この動作時間から残量を求めてもよい。
そして、上述した実施例では、バックライト34の点灯状態を同一色で変化させるものとしたが、バックライト34を多色発光可能な構成とし、トナーの残量Rが所定のしきい値RL以下となったときにトナーの種類に応じた照明色でバックライト34の点灯状態を変化させるものとしてもよい。具体的には、バックライト34を多色発光LEDや複数の色の単色発光LEDにより構成して多色発光可能にする。そして、図8に示すように、トナーの種類と照明色とを対応付けた照明色対応情報16を予めフラッシュメモリ15に保持させる。そして、トナーの残量Rが所定のしきい値RL以下となったときに、照明色対応情報16をフラッシュメモリ15から読み出し、そのトナーに対応する照明色でバックライト34の点灯状態を変化させてもよい。こうすれば、照明色によってどのトナーの残量が少なくなっているのかを認識することができる。なお、複数のトナーの残量Rが一度に所定のしきい値RL以下になったときには、一定時間ごとに交互に照明色を変えるようにバックライト34を連続点灯・点滅させてもよい。また、他の消耗品(記録紙Sなど)について照明色の対応を適用してもよい。
このとき、各トナーに対応する照明色をユーザが指定可能としてもよい。具体的には、ユーザの好みの照明色になるように各トナーに対応する照明色を操作パネル30を用いて指定・入力する。すると、CPU12は、入力された情報を照明色対応情報16として取得しフラッシュメモリ15に保持させる。そして、トナーの残量R少なくなると、予めユーザによって指定された照明設定情報16を利用してトナーの残量Rに基づいてバックライト34の点灯状態を変化させる。このように、ユーザがどの消耗品の残量が少なくなっているのかを認識しやすい照明色に設定することができる。
そして、上述した実施例では、トナーの残量Rを印刷データから間接的に検出するとしたが、トナーの残量をセンサ(例えば圧電振動センサや透過光式センサなど)を用いて直接的に検出してもよい。
そして更にまた、上述した実施例では、フルカラーの電子写真方式のカラーレーザプリンタ20としたが、インクジェット式のカラープリンタや、熱転写式のカラープリンタや、ドットインパクト方式のプリンタとしてもよいし、これらのモノクロプリンタとしてもよい。また、FAX機やコピー機などの印刷装置としてもよい。また、スキャナ、デジカメなどの電子機器に本発明を適用してもよい。
本実施例のカラーレーザプリンタ20の構成の概略を示す構成図である。 本実施例のカラーレーザプリンタ20のブロック図である。 本実施例の点滅頻度情報16の説明図である。 本実施例の操作パネル30の説明図である。 本実施例の表示制御ルーチンのフローチャートである。 点灯状態の変化形式の選択の説明図である。 照明設定情報17の説明図である。 照明色対応情報18の説明図である。
符号の説明
10 コントローラ、12 CPU、13 ROM、14 RAM、15 フラッシュメモリ、16 点滅頻度情報、17 照明設定情報、18 照明色対応情報、20 カラーレーザプリンタ、21 帯電器、22 感光体、23 露光器、24 現像器、24C,24M,24Y,24K トナーカートリッジ、25 転写ベルト、26 記録紙トレイ,27 搬送ユニット、28 二次転写ユニット、29 定着ユニット、30 操作パネル、32 表示部、33 液晶パネル、34 バックライト、36 操作部、36a カーソル移動ボタン、36b 決定ボタン、36c 設定選択ボタン、S 記録紙。

Claims (11)

  1. 動作に伴い数量又はエネルギ量が減少する消耗品を備えた電子機器であって、
    文字などの画像を表示する表示手段と、
    前記表示手段を背面から照らす照明手段と、
    前記消耗品の残量を検出する残量検出手段と、
    前記残量検出手段によって検出された前記消耗品の残量に基づいて前記照明手段の点灯状態を変化させる照明制御手段と、
    を備えた電子機器。
  2. 前記照明制御手段は、前記消耗品の残量が所定の残量以下であるときには前記照明手段を連続点灯させ、前記消耗品の残量が略ゼロであるときには前記照明手段を点滅させる、
    請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記照明制御手段は、前記消耗品の残量が所定の残量以下であるときには前記照明手段を点滅させ、前記消耗品の残量が略ゼロであるときには前記照明手段を連続点灯させる、
    請求項1に記載の電子機器。
  4. 前記照明制御手段は、前記照明手段を点滅させるに際して、前記消耗品の残量に基づいて前記照明手段の点滅頻度を変化させる、
    請求項3に記載の電子機器。
  5. 前記照明制御手段は、前記照明手段を点滅させるに際して、前記消耗品の残量に基づいて前記照明手段の点灯時間を変化させる、
    請求項3又は4に記載の電子機器。
  6. ユーザによって指定された前記照明手段の点灯状態の変化形式を照明設定情報として取得する照明設定情報取得手段と、
    前記照明設定情報取得手段によって取得された前記照明設定情報を保持する照明設定情報記憶手段と、
    を備え、
    前記照明制御手段は、前記照明設定情報記憶手段に保持された前記照明設定情報を利用して前記消耗品の残量に基づいて前記照明手段の点灯状態を変化させる、
    請求項1に記載の電子機器。
  7. 前記消耗品の種類と照明色とを対応付けて照明色対応情報として保持する照明色対応情報記憶手段、を備え、
    前記照明手段は、複数の照明色を切り替えて前記表示手段を背面から照らし、
    前記照明制御手段は、前記照明色対応情報を利用して前記消耗品の種類に対応した照明色で前記照明手段の点灯状態を変化させる、
    請求項1〜6のいずれかに記載の電子機器。
  8. ユーザによって指定された前記照明色対応情報を取得する照明色対応情報取得手段、を備え、
    前記照明色対応情報記憶手段は、前記照明色対応情報取得手段から取得した前記照明色対応情報を保持する、
    請求項7に記載の電子機器。
  9. 前記電子機器は、着色用カートリッジに収容された着色剤によって記録媒体に印刷する印刷装置であり、
    前記消耗品には、前記着色剤及び前記記録媒体の少なくとも一方が含まれる、
    請求項1〜8のいずれかに記載の電子機器。
  10. 文字などの画像を表示する表示手段を背面から照らす照明手段を用いた消耗品残量表示方法であって、
    (a)動作に伴い数量又はエネルギ量が減少する消耗品の残量を検出するステップと、
    (b)ステップ(a)で検出した消耗品の残量に基づいて前記照明手段の点灯状態を変化させるステップと、
    を含む消耗品残量表示方法。
  11. 請求項10に記載の消耗品残量表示方法の各ステップを1又は複数のコンピュータに実現させるためのプログラム。
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