JP2006112432A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】吸気管内に配置されたスロットル弁の開度を増加させるときに吸気管内に発生する脈動を抑制する。
【解決手段】スロットル弁56の開度を増加させることによってポンプ損失を低減させようとする場合、吸気管51,52内に発生する脈動の大きさに基づき、全開時のスロットル弁56の開度よりも小さい所定の開度をスロットル弁開度の上限として設定し、その上限を超えないようにスロットル弁56の開度を増加させる。スロットル弁56’とアイドルスピードコントロールバルブ58が設けられている場合には、スロットル弁56’及びアイドルスピードコントロールバルブ58の合計開度の上限を設ける。
【選択図】図2

Description

本発明は内燃機関の制御装置に関する。
従来、気筒から延びている機関吸気通路のうち、断面積が絞られ得る絞り部分の断面積を増加させることによってポンプ損失を低減させるようにした内燃機関の制御装置が知られている。この種の内燃機関の制御装置の例としては、例えば特許文献1に記載されたものがある。特許文献1に記載された内燃機関の制御装置では、極低負荷時と高負荷時を除いて絞り部分としてのスロットル弁を全開させることによってポンプ損失が低減せしめられている。
ところが、特許文献1に記載された内燃機関の制御装置のようにスロットル弁が全開せしめられると、ポンプ損失が低減せしめられるものの、気筒内の圧力と機関吸気通路内の圧力との差分により発生した圧力波が吸気弁及びスロットル弁を介してスロットル弁よりも上流側の機関吸気通路内まで伝達し、その結果、スロットル弁よりも上流側の機関吸気通路内に脈動が発生してしまう。通常、スロットル弁よりも上流側の機関吸気通路内には吸入空気量を検出するためのエアフローメータが配置されており、上述したようにスロットル弁よりも上流側の機関吸気通路内に脈動が発生してしまうと、エアフローメータの出力値に基づいて算出される吸入空気量が実際の吸入空気量からかなりずれてしまう。
前記問題点に鑑み、本発明は機関吸気通路内の絞り部分の断面積を増加させるときに機関吸気通路内に発生する脈動を抑制することができる内燃機関の制御装置を提供することを目的とする。
特開平11−117777号公報
請求項1に記載の発明によれば、気筒から延びている機関吸気通路のうち、断面積が絞られ得る絞り部分の断面積を増加させることによってポンプ損失を低減させるようにした内燃機関の制御装置において、前記絞り部分が全開されている時の断面積よりも小さい所定の断面積を絞り部分の断面積の上限として設定し、その絞り部分の断面積の上限が、機関吸気通路内に発生する脈動に基づいて設定されていることを特徴とする内燃機関の制御装置が提供される。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1の発明において、機関吸気通路内に発生する脈動が予め定められた大きさを越えるときの絞り部分の断面積を絞り部分の断面積の上限として設定することを特徴とする内燃機関の制御装置が提供される。
請求項1及び2に記載の内燃機関の制御装置では、気筒から延びている機関吸気通路のうち、断面積が絞られ得る絞り部分が全開されている時の断面積よりも小さい所定の断面積が絞り部分の断面積の上限として設定され、その絞り部分の断面積の上限が、機関吸気通路内に発生する脈動に基づいて設定されている。そのため、絞り部分が全開されてしまう場合に比べ、気筒内の圧力と機関吸気通路内の圧力との差分により発生した圧力波が吸気弁及び絞り部分を介して絞り部分よりも上流側の機関吸気通路内まで伝達されてしまうのを抑制することができ、圧力波の伝達に伴って絞り部分よりも上流側の機関吸気通路内に脈動が発生してしまうのを抑制することができる。つまり、機関吸気通路内の絞り部分の断面積を増加させるときに機関吸気通路内に発生する脈動を抑制することができる。例えば、絞り部分よりも上流側の機関吸気通路内にエアフローメータが配置されている場合には、絞り部分よりも上流側の機関吸気通路内に発生する脈動を抑制することにより、エアフローメータの出力値に基づいて算出される吸入空気量を実際の吸入空気量にほぼ一致させることができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項2の発明において、前記絞り部分の断面積を増加させるときであって、吸気弁の閉弁動作完了時期が吸気下死点よりも進角せしめられているときには、前記絞り部分が全開されている時の断面積よりも小さい所定の断面積を絞り部分の断面積の上限として設定することを特徴とする内燃機関の制御装置が提供される。
請求項3に記載の内燃機関の制御装置では、気筒から延びている機関吸気通路のうち、断面積が絞られ得る絞り部分の断面積を増加させるときには、絞り部分が全開されている時の断面積よりも小さい所定の断面積が絞り部分の断面積の上限として設定される。そのため、絞り部分が全開されてしまう場合に比べ、気筒内の圧力と機関吸気通路内の圧力との差分により発生した圧力波が吸気弁及び絞り部分を介して絞り部分よりも上流側の機関吸気通路内まで伝達されてしまうのを抑制することができ、圧力波の伝達に伴って絞り部分よりも上流側の機関吸気通路内に脈動が発生してしまうのを抑制することができる。つまり、機関吸気通路内の絞り部分の断面積を増加させるときに機関吸気通路内に発生する脈動を抑制することができる。例えば、絞り部分よりも上流側の機関吸気通路内にエアフローメータが配置されている場合には、絞り部分よりも上流側の機関吸気通路内に発生する脈動を抑制することにより、エアフローメータの出力値に基づいて算出される吸入空気量を実際の吸入空気量にほぼ一致させることができる。更に請求項3に記載の内燃機関の制御装置では、吸気弁の閉弁動作完了時期を吸気下死点よりも進角させた場合には、吸気下死点以降も吸気弁が開弁し続けている場合に比べ、機関吸気通路内に脈動が発生し易くなることに鑑み、気筒から延びている機関吸気通路のうち、断面積が絞られ得る絞り部分の断面積を増加させるときであって、吸気弁の閉弁動作完了時期が吸気下死点よりも進角せしめられているときには、絞り部分が全開されている時の断面積よりも小さい所定の断面積が絞り部分の断面積の上限として設定される。そのため、吸気弁の閉弁動作完了時期が吸気下死点よりも進角せしめられているときに絞り部分よりも上流側の機関吸気通路内に脈動が発生してしまうのを抑制することができる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項2の発明において、気筒から延びている機関吸気通路のうち、断面積が絞られ得る絞り部分の断面積を増加させるようにした内燃機関の制御装置において、前記絞り部分の断面積を増加させるときであって、吸気弁の開弁動作開始時期が遅角せしめられているときには、前記絞り部分が全開されている時の断面積よりも小さい所定の断面積を絞り部分の断面積の上限として設定することを特徴とする内燃機関の制御装置が提供される。
請求項4に記載の内燃機関の制御装置では、気筒から延びている機関吸気通路のうち、断面積が絞られ得る絞り部分の断面積を増加させるときには、絞り部分が全開されている時の断面積よりも小さい所定の断面積が絞り部分の断面積の上限として設定される。そのため、絞り部分が全開されてしまう場合に比べ、気筒内の圧力と機関吸気通路内の圧力との差分により発生した圧力波が吸気弁及び絞り部分を介して絞り部分よりも上流側の機関吸気通路内まで伝達されてしまうのを抑制することができ、圧力波の伝達に伴って絞り部分よりも上流側の機関吸気通路内に脈動が発生してしまうのを抑制することができる。つまり、機関吸気通路内の絞り部分の断面積を増加させるときに機関吸気通路内に発生する脈動を抑制することができる。例えば、絞り部分よりも上流側の機関吸気通路内にエアフローメータが配置されている場合には、絞り部分よりも上流側の機関吸気通路内に発生する脈動を抑制することにより、エアフローメータの出力値に基づいて算出される吸入空気量を実際の吸入空気量にほぼ一致させることができる。更に請求項4に記載の内燃機関の制御装置では、吸気弁の開弁動作開始時期を遅角させた場合には、気筒内の負圧が大きくなって気筒内の圧力と機関吸気通路内の圧力との差分が大きくなるため、吸気弁の開弁動作開始時期を遅角させない場合に比べ、機関吸気通路内に脈動が発生し易くなることに鑑み、気筒から延びている機関吸気通路のうち、断面積が絞られ得る絞り部分の断面積を増加させるときであって、吸気弁の開弁動作開始時期が遅角せしめられているときには、絞り部分が全開されている時の断面積よりも小さい所定の断面積が絞り部分の断面積の上限として設定される。そのため、吸気弁の開弁動作開始時期が遅角せしめられているときに絞り部分よりも上流側の機関吸気通路内に脈動が発生してしまうのを抑制することができる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項2の発明において、排気ガスの空燃比を検出するための空燃比検出手段を具備し、前記絞り部分の断面積を増加させた時に検出された空燃比が所定の空燃比以上にリッチになった場合には、前記絞り部分の断面積を減少させることを特徴とする内燃機関の制御装置が提供される。
請求項5に記載の内燃機関の制御装置では、気筒から延びている機関吸気通路のうち、断面積が絞られ得る絞り部分の断面積を増加させた時に検出された空燃比が所定の空燃比以上にリッチになった場合には、絞り部分の断面積が減少せしめられる。そのため、絞り部分の断面積が減少せしめられない場合に比べ、気筒内の圧力と機関吸気通路内の圧力との差分により発生した圧力波が吸気弁及び絞り部分を介して絞り部分よりも上流側の機関吸気通路内まで伝達されてしまうのを抑制することができ、圧力波の伝達に伴って絞り部分よりも上流側の機関吸気通路内に脈動が発生してしまうのを抑制することができる。つまり、機関吸気通路内の絞り部分の断面積を増加させるときに機関吸気通路内に発生する脈動を抑制することができる。例えば、絞り部分よりも上流側の機関吸気通路内にエアフローメータが配置されている場合には、絞り部分よりも上流側の機関吸気通路内に発生する脈動を抑制することにより、エアフローメータの出力値に基づいて算出される吸入空気量を実際の吸入空気量にほぼ一致させることができ、更に、正確に算出された吸入空気量に基づいて算出された量の燃料を噴射することにより、実際の空燃比を目標空燃比に近づけることができる。
請求項6に記載の発明によれば、請求項2の発明において、機関回転数が低いほど絞り部分の断面積の上限が小さくされることを特徴とする内燃機関の制御装置が提供される。
請求項6に記載の内燃機関の制御装置では、気筒から延びている機関吸気通路のうち、断面積が絞られ得る絞り部分の断面積の上限が小さくされる。そのため、機関回転数が低いときの絞り部分の断面積の上限が比較的高い値に設定されている場合に比べ、機関回転数が低いときに絞り部分よりも上流側の機関吸気通路内に脈動が発生してしまうのを確実に抑制することができる。
請求項1及び2に記載の発明によれば、絞り部分が全開されてしまう場合に比べ、気筒内の圧力と機関吸気通路内の圧力との差分により発生した圧力波が吸気弁及び絞り部分を介して絞り部分よりも上流側の機関吸気通路内まで伝達されてしまうのを抑制することができ、圧力波の伝達に伴って絞り部分よりも上流側の機関吸気通路内に脈動が発生してしまうのを抑制することができる。つまり、機関吸気通路内の絞り部分の断面積を増加させるときに機関吸気通路内に発生する脈動を抑制することができる。
請求項3に記載の発明によれば、絞り部分が全開されてしまう場合に比べ、気筒内の圧力と機関吸気通路内の圧力との差分により発生した圧力波が吸気弁及び絞り部分を介して絞り部分よりも上流側の機関吸気通路内まで伝達されてしまうのを抑制することができ、圧力波の伝達に伴って絞り部分よりも上流側の機関吸気通路内に脈動が発生してしまうのを抑制することができる。つまり、機関吸気通路内の絞り部分の断面積を増加させるときに機関吸気通路内に発生する脈動を抑制することができる。更に、吸気弁の閉弁動作完了時期が吸気下死点よりも進角せしめられているときに絞り部分よりも上流側の機関吸気通路内に脈動が発生してしまうのを抑制することができる。
請求項4に記載の発明によれば、絞り部分が全開されてしまう場合に比べ、気筒内の圧力と機関吸気通路内の圧力との差分により発生した圧力波が吸気弁及び絞り部分を介して絞り部分よりも上流側の機関吸気通路内まで伝達されてしまうのを抑制することができ、圧力波の伝達に伴って絞り部分よりも上流側の機関吸気通路内に脈動が発生してしまうのを抑制することができる。つまり、機関吸気通路内の絞り部分の断面積を増加させるときに機関吸気通路内に発生する脈動を抑制することができる。更に、吸気弁の開弁動作開始時期が遅角せしめられているときに絞り部分よりも上流側の機関吸気通路内に脈動が発生してしまうのを抑制することができる。
請求項5に記載の発明によれば、絞り部分の断面積が減少せしめられない場合に比べ、気筒内の圧力と機関吸気通路内の圧力との差分により発生した圧力波が吸気弁及び絞り部分を介して絞り部分よりも上流側の機関吸気通路内まで伝達されてしまうのを抑制することができ、圧力波の伝達に伴って絞り部分よりも上流側の機関吸気通路内に脈動が発生してしまうのを抑制することができる。つまり、機関吸気通路内の絞り部分の断面積を増加させるときに機関吸気通路内に発生する脈動を抑制することができる。
請求項6に記載の発明によれば、機関回転数が低いときの絞り部分の断面積の上限が比較的高い値に設定されている場合に比べ、機関回転数が低いときに絞り部分よりも上流側の機関吸気通路内に脈動が発生してしまうのを確実に抑制することができる。
以下、添付図面を用い、上述した本発明の実施形態について説明する。尚、詳細には説明しないが、上述した複数の発明のうちのいずれかを組み合わせて実施することも可能である。
図1は本発明の内燃機関の制御装置の第一の実施形態の概略構成図、図2は図1に示した内燃機関の制御装置の吸気系等の詳細図である。図1及び図2において、1は内燃機関、2は吸気弁、3は排気弁、4は吸気弁を開閉させるためのカム、5は排気弁を開閉させるためのカム、6は吸気弁用カム4を担持しているカムシャフト、7は排気弁用カム5を担持しているカムシャフトである。図3は図1に示した吸気弁用カム及びカムシャフトの詳細図である。図3に示すように、本実施形態のカム4のカムプロフィルは、カムシャフト中心軸線の方向に変化している。つまり、本実施形態のカム4は、図3の左端のノーズ高さが右端のノーズ高さよりも大きくなっている。すなわち、本実施形態の吸気弁2のバルブリフト量は、バルブリフタがカム4の左端と接しているときよりも、バルブリフタがカム4の右端と接しているときの方が小さくなる。
図1及び図2の説明に戻り、8は気筒内に形成された燃焼室、9はバルブリフト量を変更するために吸気弁2に対してカム4をカムシャフト中心軸線の方向に移動させるためのバルブリフト量変更装置である。つまり、バルブリフト量変更装置9を作動することにより、カム4の左端(図3)においてカム4とバルブリフタとを接触させたり、カム4の右端(図3)においてカム4とバルブリフタとを接触させたりすることができる。バルブリフト量変更装置9によって吸気弁2のバルブリフト量が変更されると、それに伴って、吸気弁2の開口面積が変更されることになる。本実施形態の吸気弁2では、バルブリフト量が増加されるに従って吸気弁2の開口面積が増加するようになっている。10はバルブリフト量変更装置9を駆動するためのドライバ、11は吸気弁2の開弁期間を変更することなく吸気弁の開閉タイミングをシフトさせるための開閉タイミングシフト装置である。つまり、開閉タイミングシフト装置11を作動することにより、吸気弁2の開閉タイミングを進角側にシフトさせたり、遅角側にシフトさせたりすることができる。12は開閉タイミングシフト装置11を作動するための油圧を制御するオイルコントロールバルブである。尚、本実施形態における可変動弁機構には、バルブリフト量変更装置9及び開閉タイミングシフト装置11の両者が含まれることになる。
13はクランクシャフト、14はオイルパン、15は燃料噴射弁、16は吸気弁2のバルブリフト量及び開閉タイミングシフト量を検出するためのセンサ、17は機関回転数を検出するためのセンサである。18は気筒内に吸入空気を供給する吸気管内の圧力を検出するための吸気管圧センサ、19はエアフローメータ、20は内燃機関冷却水の温度を検出するための冷却水温センサ、21は気筒内に供給される吸入空気の吸気管内における温度を検出するための吸入空気温センサ、22は排気ガスの空燃比を検出するための空燃比センサ、23はECU(電子制御装置)である。50はシリンダ、51,52は吸気管、53はサージタンク、54は排気管、55は点火栓、56はアクセルペダル開度とは無関係に開度が変更せしめられるスロットル弁である。
図4は図1に示したバルブリフト量変更装置等の詳細図である。図4において、30は吸気弁用カムシャフト6に連結された磁性体、31は磁性体30を左側に付勢するためのコイル、32は磁性体30を右側に付勢するための圧縮ばねである。コイル31に対する通電量が増加されるに従って、カム4及びカムシャフト6が左側に移動する量が増加し、吸気弁2のバルブリフト量が減少せしめられることになる。
図5はバルブリフト量変更装置が作動されるのに伴って吸気弁のバルブリフト量が変化する様子を示した図である。図5に示すように、コイル31に対する通電量が減少されるに従って、吸気弁2のバルブリフト量が増加せしめられる(実線→破線→一点鎖線)。また本実施形態では、バルブリフト量変更装置9が作動されるのに伴って、吸気弁2の開弁期間も変更せしめられる。つまり、吸気弁2の作用角も変更せしめられる。詳細には、吸気弁2のバルブリフト量が増加せしめられるのに伴って、吸気弁2の作用角が増加せしめられる(実線→破線→一点鎖線)。更に本実施形態では、バルブリフト量変更装置9が作動されるのに伴って、吸気弁2のバルブリフト量がピークとなるタイミングも変更せしめられる。詳細には、吸気弁2のバルブリフト量が増加せしめられるのに伴って、吸気弁2のバルブリフト量がピークとなるタイミングが遅角せしめられる(実線→破線→一点鎖線)。
図6は図1に示した開閉タイミングシフト装置等の詳細図である。図6において、40は吸気弁2の開閉タイミングを進角側にシフトさせるための進角側油路、41は吸気弁2の開閉タイミングを遅角側にシフトさせるための遅角側油路、42はオイルポンプである。進角側油路40内の油圧が増加されるに従い、吸気弁2の開閉タイミングが進角側にシフトせしめられる。つまり、クランクシャフト13に対するカムシャフト6の回転位相が進角せしめられる。一方、遅角側油路41の油圧が増加されるに従い、吸気弁2の開閉タイミングが遅角側にシフトせしめられる。つまり、クランクシャフト13に対するカムシャフト6の回転位相が遅角せしめられる。
図7は開閉タイミングシフト装置が作動されるのに伴って吸気弁の開閉タイミングがシフトする様子を示した図である。図7に示すように、進角側油路40内の油圧が増加されるに従って吸気弁2の開閉タイミングが進角側にシフトされる(実線→破線→一点鎖線)。このとき、吸気弁2の開弁期間は変更されない、つまり、吸気弁2が開弁している期間の長さは変更されない。
図8は本実施形態の変形例の図2と同様の図である。図8において、図2に示した参照番号と同一の参照番号は、図2に示した部品又は部分と同一の部品又は部分を示している。56’はアクセルペダルの開度に応じて開度が変更せしめられるスロットル弁、57はアイドルスピードコントロール通路、58はアイドルスピードコントロールバルブである。
上述した本実施形態において、ポンプ損失を低減させるためにスロットル弁56が全開せしめられると、シリンダ50内の圧力と吸気管51,52内の圧力との差分により発生した圧力波が吸気弁2及びスロットル弁56を介してスロットル弁56よりも上流側の吸気管52内まで伝達し、その結果、スロットル弁56よりも上流側の吸気管52内に脈動が発生してしまう。スロットル弁56よりも上流側の吸気管52内には吸入空気量を検出するためのエアフローメータ19が配置されているため、スロットル弁56よりも上流側の吸気管52内に脈動が発生してしまうと、エアフローメータ19の出力値に基づいて算出される吸入空気量が実際の吸入空気量からかなりずれてしまう。そこで本実施形態では、スロットル弁56の開度を増加させるときに吸気管51,52内に発生する脈動を抑制するために、後述するような制御が行われる。
また、上述した本実施形態の変形例において、ポンプ損失を低減させるためにスロットル弁56’及びアイドルスピードコントロールバルブ58が全開せしめられると、シリンダ50内の圧力と吸気管51,52内の圧力との差分により発生した圧力波が吸気弁2及びスロットル弁56’又はアイドルスピードコントロールバルブ58を介してスロットル弁56’よりも上流側の吸気管52内まで伝達し、その結果、スロットル弁56’よりも上流側の吸気管52内に脈動が発生してしまう。スロットル弁56’よりも上流側の吸気管52内には吸入空気量を検出するためのエアフローメータ19が配置されているため、スロットル弁56’よりも上流側の吸気管52内に脈動が発生してしまうと、エアフローメータ19の出力値に基づいて算出される吸入空気量が実際の吸入空気量からかなりずれてしまう。そこで本実施形態の変形例では、スロットル弁56’及びアイドルスピードコントロールバルブ58の開度を増加させるときに吸気管51,52内に発生する脈動を抑制するために、後述するような制御が行われる。
図9は第一の実施形態のスロットル弁開度上限設定制御方法を示したフローチャートである。このルーチンは所定時間間隔で実行される。図9に示すように、このルーチンが開始されると、まずステップ100においてスロットル弁開度を増加させるタイミングであるか否かが判断される。YESのときにはステップ101に進み、NOのときには、スロットル弁開度をほぼ全開させるのに伴って吸気管51,52内に脈動が発生してしまう可能性がないと判断し、このルーチンを終了する。ステップ101では、センサ16の出力値に基づいて算出された吸気弁2の開弁動作開始時期が読み込まれる。次いでステップ102では、センサ16の出力値に基づいて算出された吸気弁2の閉弁動作完了時期が読み込まれる。次いでステップ103では、センサ17の出力値に基づいて算出された機関回転数が読み込まれる。
次いでステップ104では、吸気弁2の開弁動作開始時期と吸気弁2の閉弁動作完了時期と機関回転数と図10〜図12に示す関係とに基づいてスロットル弁開度の上限ETAが設定される。図10は吸気弁の開弁動作開始時期とスロットル弁開度との関係を示した図である。図10に示すように、スロットル弁開度の上限ETAは、全開時のスロットル弁開度よりも小さい値に設定されている。また、吸気弁2の開弁動作開始時期を遅角するに従ってシリンダ50内の負圧が大きくなり、シリンダ50内の負圧と吸気管51,52内の負圧との差分が大きくなるのに伴って吸気管51,52内に発生する脈動が大きくなることに鑑み、スロットル弁開度の上限ETAは、吸気弁2の開弁動作開始時期が遅角せしめられるに従って小さくなるように設定されている。
図11は吸気弁の閉弁動作完了時期とスロットル弁開度との関係を示した図である。図11に示すように、スロットル弁開度の上限ETAは、全開時のスロットル弁開度よりも小さい値に設定されている。また、吸気弁2の閉弁動作完了時期を進角するに従って吸気管51,52内に発生する脈動が大きくなることに鑑み、スロットル弁開度の上限ETAは、吸気弁2の閉弁動作完了時期が進角せしめられるに従って小さくなるように設定されている。図12は機関回転数とスロットル弁開度との関係を示した図である。図12に示すように、スロットル弁開度の上限ETAは、全開時のスロットル弁開度よりも小さい値に設定されている。また、機関回転数が低くなるに従って吸気管51,52内に発生する脈動が大きくなることに鑑み、スロットル弁開度の上限ETAは、機関回転数が低くなるに従って小さくなるように設定されている。
図9の説明に戻り、次いでステップ105では、設定された上限ETAを超えないように、スロットル弁開度が要求に応じて増加せしめられる。図13はスロットル弁開度と吸気管負圧との関係を示した図である。図13に示すように、スロットル弁開度が小さいときには吸気管負圧が比較的大きくなっており、スロットル弁開度が増加せしめられるに従って吸気管負圧が小さくなる。つまり、大気圧に近づいていく。スロットル弁開度が全開されたときには、吸気管負圧は大気圧にほぼ等しくなる。
本実施形態によれば、ステップ105を実行してスロットル弁開度を増加させるときには、ステップ104において全開時のスロットル弁56の開度よりも小さい所定の開度がスロットル弁開度の上限ETAとして設定される。そのため、スロットル弁56が全開されてしまう場合に比べ、シリンダ50内の圧力と吸気管51,52内の圧力との差分により発生した圧力波が吸気弁2及びスロットル弁56を介してスロットル弁56よりも上流側の吸気管52内まで伝達されてしまうのを抑制することができ、圧力波の伝達に伴ってスロットル弁56よりも上流側の吸気管52内に脈動が発生してしまうのを抑制することができる。つまり、スロットル弁開度を増加させるときに吸気管51,52内に発生する脈動を抑制することができる。スロットル弁56よりも上流側の吸気管52内にエアフローメータ19が配置されている本実施形態の場合には、スロットル弁56よりも上流側の吸気管52内に発生する脈動を抑制することにより、エアフローメータの出力値に基づいて算出される吸入空気量を実際の吸入空気量にほぼ一致させることができる。
更に本実施形態によれば、図12に示したように機関回転数が低いほど、スロットル弁開度の上限ETAが小さくされる。そのため、機関回転数が低いときのスロットル弁開度の上限が比較的高い値に設定されている場合に比べ、機関回転数が低いときにスロットル弁56よりも上流側の吸気管52内に脈動が発生してしまうのを確実に抑制することができる。
また本実施形態によれば、図10に示したように吸気弁2の開弁動作開始時期が遅角せしめられるほどスロットル弁開度の上限ETAが小さくされる。そのため、吸気弁2の開弁動作開始時期が遅角せしめられているときのスロットル弁開度の上限が比較的高い値に設定されている場合に比べ、吸気弁2の開弁動作開始時期が遅角せしめられているときにスロットル弁56よりも上流側の吸気管52内に脈動が発生してしまうのを確実に抑制することができる。
また本実施形態によれば、ステップ104において全開時のスロットル弁56の開度よりも小さい所定の開度がスロットル弁開度の上限ETAとして設定され、そのスロットル弁開度の上限ETAが、例えば図12に示すように吸気管51,52内に発生する脈動に基づいて設定されている。つまり、脈動大の領域(図12中のハッチング領域)内に入らないようにスロットル弁開度の上限ETAが設定されている。そのため、スロットル弁56が全開されてしまう場合に比べ、シリンダ50内の圧力と吸気管51,52内の圧力との差分により発生した圧力波が吸気弁2及びスロットル弁56を介してスロットル弁56よりも上流側の吸気管52内まで伝達されてしまうのを抑制することができ、圧力波の伝達に伴ってスロットル弁56よりも上流側の吸気管52内に脈動が発生してしまうのを抑制することができる。
以下、図8に示した本発明の内燃機関の制御装置の第一の実施形態の変形例におけるスロットル弁及びアイドルスピードコントロールバルブの合計開度上限設定制御方法について説明する。この制御は、第一の実施形態と同様に所定時間間隔で実行される。この制御が開始されると、まず図9のステップ100の代わりとなるステップにおいて、スロットル弁56’及びアイドルスピードコントロールバルブ58の合計開度を増加させるタイミングであるか否かが判断される。YESのときには図9のステップ101の代わりとなるステップに進み、NOのときには、スロットル弁56’及びアイドルスピードコントロールバルブ58の合計開度をほぼ最大にするのに伴って吸気管51,52内に脈動が発生してしまう可能性がないと判断し、この制御を終了する。ステップ101の代わりとなるステップでは、センサ16の出力値に基づいて算出された吸気弁2の開弁動作開始時期が読み込まれる。次いでステップ102の代わりとなるステップでは、センサ16の出力値に基づいて算出された吸気弁2の閉弁動作完了時期が読み込まれる。次いでステップ103の代わりとなるステップでは、センサ17の出力値に基づいて算出された機関回転数が読み込まれる。
次いでステップ104の代わりとなるステップでは、吸気弁2の開弁動作開始時期と吸気弁2の閉弁動作完了時期と機関回転数と図10〜図12に示したような関係とに基づいてスロットル弁56’及びアイドルスピードコントロールバルブ58の合計開度の上限ETA’が設定される。図10に示した第一の実施形態の場合と同様に、スロットル弁56’及びアイドルスピードコントロールバルブ58の合計開度の上限ETA’は、全開時のスロットル弁56’及びアイドルスピードコントロールバルブ58の合計開度よりも小さい値に設定されている。また、第一の実施形態の場合と同様に、スロットル弁56’及びアイドルスピードコントロールバルブ58の合計開度の上限ETA’は、吸気弁2の開弁動作開始時期が遅角せしめられるに従って小さくなるように設定されている。
また図11に示した第一の実施形態の場合と同様に、スロットル弁56’及びアイドルスピードコントロールバルブ58の合計開度の上限ETA’は、吸気弁2の閉弁動作完了時期が進角せしめられるに従って小さくなるように設定されている。更に図12に示した第一の実施形態の場合と同様に、スロットル弁56’及びアイドルスピードコントロールバルブ58の合計開度の上限ETA’は、機関回転数が低くなるに従って小さくなるように設定されている。次いでステップ105の代わりとなるステップでは、設定された上限ETA’を超えないように、スロットル弁56’及びアイドルスピードコントロールバルブ58の合計開度が要求に応じて増加せしめられる。
図8に示した第一の実施形態の変形例によっても、第一の実施形態とほぼ同様の効果を奏することができる。
以下、本発明の内燃機関の制御装置の第二の実施形態について説明する。本実施形態の構成は、図1〜図7に示した第一の実施形態の構成とほぼ同様である。図14は第二の実施形態のスロットル弁開度上限設定制御方法を示したフローチャートである。このルーチンは、第一の実施形態と同様に所定時間間隔で実行される。図14に示すように、このルーチンが開始されると、まずステップ100において、第一の実施形態と同様にスロットル弁開度を増加させるタイミングであるか否かが判断される。YESのときにはステップ101に進み、NOのときには、スロットル弁開度をほぼ全開させるのに伴って吸気管51,52内に脈動が発生してしまう可能性がないと判断し、このルーチンを終了する。ステップ101では、第一の実施形態と同様にセンサ16の出力値に基づいて算出された吸気弁2の開弁動作開始時期が読み込まれる。次いでステップ102では、第一の実施形態と同様にセンサ16の出力値に基づいて算出された吸気弁2の閉弁動作完了時期が読み込まれる。
次いでステップ200では、吸気弁2の閉弁動作完了時期が吸気BDCよりも進角せしめられているか否かが判断される。YESのときにはステップ103に進み、NOのときには、吸気弁の閉弁動作完了時期が吸気BDCよりも進角せしめられている場合のように吸気管51,52内に発生する脈動が大きくならず、スロットル弁開度の上限ETAを設定する必要がないと判断し、このルーチンを終了する。
ステップ103では、第一の実施形態と同様にセンサ17の出力値に基づいて算出された機関回転数が読み込まれる。次いでステップ104では、第一の実施形態と同様に、吸気弁2の開弁動作開始時期と吸気弁2の閉弁動作完了時期と機関回転数と図10〜図12に示す関係とに基づいてスロットル弁開度の上限ETAが設定される。次いでステップ105では、第一の実施形態と同様に、設定された上限ETAを超えないようにスロットル弁開度が要求に応じて増加せしめられる。図15は吸気弁の開弁期間を示した図である。詳細には、吸気弁2の閉弁動作完了時期が吸気BDCよりも進角される前と進角された後とを比較して示した図である。
本実施形態によれば第一の実施形態とほぼ同様の効果を奏することができる。更に本実施形態によれば、図15に示すように吸気弁2の閉弁動作完了時期が吸気下死点よりも進角せしめられる場合には、図15に破線で示すように吸気下死点以降も吸気弁2が開弁し続けている場合に比べ、吸気管51,52内に脈動が発生し易くなることに鑑み、スロットル弁56の開度を増加させるとき、つまり、ステップ100においてYESと判断されるときであって、吸気弁2の閉弁動作完了時期が吸気下死点よりも進角せしめられているとき、つまり、ステップ200においてYESと判断されるときには、ステップ104において全開時のスロットル弁56の開度よりも小さい所定の開度がスロットル弁開度の上限ETAとして設定される。そのため、吸気弁2の閉弁動作完了時期が吸気下死点よりも進角せしめられているときにスロットル弁56よりも上流側の吸気管52内に脈動が発生してしまうのを抑制することができる。
第一の実施形態における制御を図8に示した構成に適用した第一の実施形態の変形例と同様に、上述した第二の実施形態における制御を図8に示した構成に適用することも可能である。この場合にも、第二の実施形態とほぼ同様の効果を奏することができる。
以下、本発明の内燃機関の制御装置の第三の実施形態について説明する。本実施形態の構成は、図1〜図7に示した第一の実施形態の構成とほぼ同様である。図16は第三の実施形態のスロットル弁開度上限設定制御方法を示したフローチャートである。このルーチンは、第一の実施形態と同様に所定時間間隔で実行される。図16に示すように、このルーチンが開始されると、まずステップ100において、第一の実施形態と同様にスロットル弁開度を増加させるタイミングであるか否かが判断される。YESのときにはステップ101に進み、NOのときには、スロットル弁開度をほぼ全開させるのに伴って吸気管51,52内に脈動が発生してしまう可能性がないと判断し、このルーチンを終了する。ステップ101では、第一の実施形態と同様にセンサ16の出力値に基づいて算出された吸気弁2の開弁動作開始時期が読み込まれる。
次いでステップ300では、吸気弁2の開弁動作開始時期が吸気TDCよりも遅角せしめられているか否かが判断される。YESのときにはステップ102に進み、NOのときには、吸気弁の開弁動作開始時期が吸気BDCよりも遅角せしめられている場合のように吸気管51,52内に発生する脈動が大きくならず、スロットル弁開度の上限ETAを設定する必要がないと判断し、このルーチンを終了する。ステップ102では、第一の実施形態と同様にセンサ16の出力値に基づいて算出された吸気弁2の閉弁動作完了時期が読み込まれる。
次いでステップ103では、第一の実施形態と同様にセンサ17の出力値に基づいて算出された機関回転数が読み込まれる。次いでステップ104では、第一の実施形態と同様に、吸気弁2の開弁動作開始時期と吸気弁2の閉弁動作完了時期と機関回転数と図10〜図12に示す関係とに基づいてスロットル弁開度の上限ETAが設定される。次いでステップ105では、第一の実施形態と同様に、設定された上限ETAを超えないようにスロットル弁開度が要求に応じて増加せしめられる。図17は吸気弁の開弁期間を示した図である。詳細には、吸気弁2の開弁動作開始時期が吸気TDCよりも遅角される前と遅角された後とを比較して示した図である。
本実施形態によれば第一の実施形態とほぼ同様の効果を奏することができる。更に本実施形態によれば、図17に示すように吸気弁2の開弁動作開始時期を吸気上死点よりも遅角させた場合には、シリンダ50内の負圧が大きくなってシリンダ50内の圧力と吸気管51,52内の圧力との差分が大きくなるため、図17に破線で示すように吸気弁2の開弁動作開始時期を吸気上死点よりも遅角させない場合に比べ、吸気管51,52内に脈動が発生し易くなることに鑑み、スロットル弁56の開度を増加させるとき、つまり、ステップ100においてYESと判断されるときであって、吸気弁2の開弁動作開始時期が吸気上死点よりも遅角せしめられているとき、つまり、ステップ300においてYESと判断されるときには、ステップ104において全開時のスロットル弁56の開度よりも小さい所定の開度がスロットル弁開度の上限ETAとして設定される。そのため、吸気弁2の開弁動作開始時期が吸気上死点よりも遅角せしめられているときにスロットル弁56よりも上流側の吸気管51、52内に脈動が発生してしまうのを抑制することができる。
第一の実施形態における制御を図8に示した構成に適用した第一の実施形態の変形例と同様に、上述した第三の実施形態における制御を図8に示した構成に適用することも可能である。この場合にも、第三の実施形態とほぼ同様の効果を奏することができる。
以下、本発明の内燃機関の制御装置の第四の実施形態について説明する。本実施形態の構成は、図1〜図7に示した第一の実施形態の構成とほぼ同様である。図18は第四の実施形態のスロットル弁開度上限設定制御方法を示したフローチャートである。このルーチンは、第一の実施形態と同様に所定時間間隔で実行される。図18に示すように、このルーチンが開始されると、まずステップ100において、第一の実施形態と同様にスロットル弁開度を増加させるタイミングであるか否かが判断される。YESのときにはステップ101に進み、NOのときには、スロットル弁開度をほぼ全開させるのに伴って吸気管51,52内に脈動が発生してしまう可能性がないと判断し、このルーチンを終了する。ステップ101では、第一の実施形態と同様にセンサ16の出力値に基づいて算出された吸気弁2の開弁動作開始時期が読み込まれる。
次いでステップ300では、第三の実施形態と同様に、吸気弁2の開弁動作開始時期が吸気TDCよりも遅角せしめられているか否かが判断される。YESのときにはステップ102に進み、NOのときには、吸気弁の開弁動作開始時期が吸気BDCよりも遅角せしめられている場合のように吸気管51,52内に発生する脈動が大きくならず、スロットル弁開度の上限ETAを設定する必要がないと判断し、このルーチンを終了する。ステップ102では、第一の実施形態と同様にセンサ16の出力値に基づいて算出された吸気弁2の閉弁動作完了時期が読み込まれる。次いでステップ200では、第二の実施形態と同様に、吸気弁2の閉弁動作完了時期が吸気BDCよりも進角せしめられているか否かが判断される。YESのときにはステップ103に進み、NOのときには、吸気弁の閉弁動作完了時期が吸気BDCよりも進角せしめられている場合のように吸気管51,52内に発生する脈動が大きくならず、スロットル弁開度の上限ETAを設定する必要がないと判断し、このルーチンを終了する。
ステップ103では、第一の実施形態と同様にセンサ17の出力値に基づいて算出された機関回転数が読み込まれる。次いでステップ104では、第一の実施形態と同様に、吸気弁2の開弁動作開始時期と吸気弁2の閉弁動作完了時期と機関回転数と図10〜図12に示す関係とに基づいてスロットル弁開度の上限ETAが設定される。次いでステップ105では、第一の実施形態と同様に、設定された上限ETAを超えないようにスロットル弁開度が要求に応じて増加せしめられる。図19は吸気弁の開弁期間を示した図である。詳細には、吸気弁2の開弁動作開始時期が吸気TDCよりも遅角される前と遅角された後とを比較すると共に、吸気弁2の閉弁動作完了時期が吸気BDCよりも進角される前と進角された後とを比較して示した図である。
本実施形態によれば第一の実施形態とほぼ同様の効果を奏することができる。更に本実施形態によれば、第二の実施形態とほぼ同様の効果及び第三の実施形態とほぼ同様の効果を同時に奏することができる。また、第一の実施形態における制御を図8に示した構成に適用した第一の実施形態の変形例と同様に、上述した第四の実施形態における制御を図8に示した構成に適用することも可能である。この場合にも、第四の実施形態とほぼ同様の効果を奏することができる。
以下、本発明の内燃機関の制御装置の第五の実施形態について説明する。本実施形態は、上述した第一から第四の実施形態のうちのいずれかと組み合わせて実行される。本実施形態の構成は、図1〜図7に示した第一の実施形態の構成とほぼ同様である。図20は第五の実施形態のスロットル弁開度上限補正制御方法を示したフローチャートである。このルーチンは、上述した第一から第四の実施形態における制御ルーチンが実行される間隔よりも長い所定時間間隔で実行される。図20に示すように、このルーチンが開始されると、まずステップ400において、スロットル弁56の開度が、上述したスロットル弁開度の上限ETAから所定値αを減じた値(ETA−α)よりも大きいか否かが判断される。YESのときにはステップ401に進み、NOのときには、スロットル弁開度がスロットル弁開度上限ETA付近に設定されていないときにスロットル弁開度の上限ETAを補正すべきか否かを判断するのは適切でないと判断し、このルーチンを終了する。
ステップ401では、空燃比フィードバック補正係数FAFが閾値TFAFより小さいか否かが判断される。空燃比フィードバック補正係数FAFは噴射すべき燃料量が多くなるほど大きくなる。つまり、実際の空燃比がリッチであって噴射すべき燃料量を少なくすべきときには、空燃比フィードバック補正係数FAFは小さくなる。一方、実際の空燃比がリッチでなく噴射すべき燃料量を多くすべきときには、空燃比フィードバック補正係数FAFは大きくなる。ステップ401においてYESと判断されるとき、つまり、実際の空燃比がリッチのときにはステップ402に進み、NOと判断されるとき、つまり、実際の空燃比がリッチでないときにはステップ403に進む。
ステップ402では、現在のスロットル弁開度上限ETAでは脈動が大きい領域(図12参照)を回避できておらず、その結果、エアフローメータ19の出力値に基づいて算出された吸入空気量が実際の吸入空気量よりも多くなってしまっており、その実際よりも多く算出された吸入空気量に基づいて定められた量の燃料が噴射されているために、空燃比がリッチになっていると判断し、スロットル弁開度上限ETAが脈動大領域に入らないように、スロットル弁開度上限ETAが減少せしめられる(ETA←ETA−ETAdown)。一方、ステップ403では、現在のスロットル弁開度上限ETAは脈動が大きい領域(図12参照)内に入っていないために空燃比がリッチになっておらず、むしろ、ポンプ損失の低減を図るためにスロットル弁開度上限ETAを増加せしめるべきであると判断し、スロットル弁開度上限ETAが増加せしめられる(ETA←ETA+ETAup)。
本実施形態によれば、第一から第四の実施形態のいずれかとほぼ同様の効果を奏することができる。更に本実施形態によれば、ステップ400においてYESと判断されるまでスロットル弁開度を増加させたときであって、ステップ401においてYESと判断されるまで空燃比がリッチになったときには、ステップ402においてスロットル弁開度上限ETAが減少せしめられる。それに伴い、現在のスロットル弁開度が、その減少せしめられた後のスロットル弁開度上限ETAよりも大きくなってしまう場合には、不図示のステップにおいてスロットル弁開度がそのスロットル弁開度上限ETAまで減少せしめられる。そのため、スロットル弁開度上限ETAが減少されず、スロットル弁開度も減少せしめられないような場合に比べ、吸気管51,52内に発生する脈動を抑制することができる。
以下、本発明の内燃機関の制御装置の第六の実施形態について説明する。本実施形態は、第五の実施形態と同様に、上述した第一から第四の実施形態のうちのいずれかと組み合わせて実行される。本実施形態の構成は、図1〜図7に示した第一の実施形態の構成とほぼ同様である。図21は第六の実施形態のスロットル弁開度上限補正制御方法を示したフローチャートである。このルーチンは、第五の実施形態と同様に、上述した第一から第四の実施形態における制御ルーチンが実行される間隔よりも長い所定時間間隔で実行される。図21に示すように、このルーチンが開始されると、まずステップ400において、第五の実施形態と同様に、スロットル弁56の開度がスロットル弁開度の上限ETAから所定値αを減じた値(ETA−α)よりも大きいか否かが判断される。YESのときにはステップ500に進み、NOのときには、スロットル弁開度がスロットル弁開度上限ETA付近に設定されていないときにスロットル弁開度の上限ETAを補正すべきか否かを判断するのは適切でないと判断し、このルーチンを終了する。
センサ17の出力値に基づいて算出された機関回転数が閾値TNEより低いか否かが判断される。YESのときにはステップ401に進み、NOのとき、つまり、機関回転数が比較的高いときには脈動の問題がそれほど大きくならず、スロットル弁開度上限ETAを微調節する必要がないと判断し、このルーチンを終了する。ステップ401では、第五の実施形態と同様に空燃比フィードバック補正係数FAFが閾値TFAFより小さいか否かが判断される。ステップ401においてYESと判断されるとき、つまり、実際の空燃比がリッチのときにはステップ402に進み、NOと判断されるとき、つまり、実際の空燃比がリッチでないときにはステップ403に進む。ステップ402では、第五の実施形態と同様にスロットル弁開度上限ETAが減少せしめられる(ETA←ETA−ETAdown)。一方、ステップ403では、第五の実施形態と同様にスロットル弁開度上限ETAが増加せしめられる(ETA←ETA+ETAup)。
図22はスロットル弁開度と機関回転数との関係を示した図である。詳細には、空燃比フィードバック補正係数FAFが正常値になり易いか、あるいは、異常値になり易いかを示した図である。図22に示すように、空燃比フィードバック補正係数FAFは、スロットル弁開度が値(ETA−α)よりも大きくかつ機関回転数が値TNEよりも低くなる領域では異常値になり易いものの、その他の領域では正常値になり易い。従って本実施形態では、図21に示したようにスロットル弁開度が閾値(ETA−α)よりも高いときであって、機関回転数が閾値TNEよりも低いときに限って、スロットル弁開度の上限ETAが空燃比フィードバック補正係数FAFに基づいて補正される。本実施形態によっても第五の実施形態とほぼ同様の効果を奏することができる。
尚、上述した実施形態では、バルブリフト量変更装置9及び/又は開閉タイミングシフト装置11によって吸気弁2のバルブ開特性が変更されているが、他の実施形態では、例えば電磁駆動装置によって吸気弁2のバルブ開特性を変更することも可能であり、あるいは、バルブ開特性が異なる複数の吸気弁駆動用カムを具備し、それらを切換えて使用することにより吸気弁2のバルブ開特性を変更することも可能である。
本発明は内燃機関、特に断面積が絞られ得る吸気通路を有し、絞り部分の断面積を増加させることによってポンプ損失を低減させるようにした内燃機関に適用することができる。
本発明の内燃機関の制御装置の第一の実施形態の概略構成図である。 図1に示した内燃機関の制御装置の吸気系等の詳細図である。 図1に示した吸気弁用カム及びカムシャフトの詳細図である。 図1に示したバルブリフト量変更装置等の詳細図である。 バルブリフト量変更装置が作動されるのに伴って吸気弁のバルブリフト量が変化する様子を示した図である。 図1に示した開閉タイミングシフト装置等の詳細図である。 開閉タイミングシフト装置が作動されるのに伴って吸気弁の開閉タイミングがシフトする様子を示した図である。 第一の実施形態の変形例の図2と同様の図である。 第一の実施形態のスロットル弁開度上限設定制御方法を示したフローチャートである。 吸気弁の開弁動作開始時期とスロットル弁開度との関係を示した図である。 吸気弁の閉弁動作完了時期とスロットル弁開度との関係を示した図である。 機関回転数とスロットル弁開度との関係を示した図である。 スロットル弁開度と吸気管負圧との関係を示した図である。 第二の実施形態のスロットル弁開度上限設定制御方法を示したフローチャートである。 吸気弁の開弁期間を示した図である。 第三の実施形態のスロットル弁開度上限設定制御方法を示したフローチャートである。 吸気弁の開弁期間を示した図である。 第四の実施形態のスロットル弁開度上限設定制御方法を示したフローチャートである。 吸気弁の開弁期間を示した図である。 第五の実施形態のスロットル弁開度上限補正制御方法を示したフローチャートである。 第六の実施形態のスロットル弁開度上限補正制御方法を示したフローチャートである。 スロットル弁開度と機関回転数との関係を示した図である。
符号の説明
1 内燃機関
2 吸気弁
3 排気弁
4,5 カム
6,7 カムシャフト
8 気筒内の燃焼室
9 バルブリフト量変更装置
11 開閉タイミングシフト装置
18 吸気管圧センサ
19 エアフローメータ
22 空燃比センサ
56,56’ スロットル弁
58 アイドルスピードコントロールバルブ

Claims (6)

  1. 気筒から延びている機関吸気通路のうち、断面積が絞られ得る絞り部分の断面積を増加させることによってポンプ損失を低減させるようにした内燃機関の制御装置において、前記絞り部分が全開されている時の断面積よりも小さい所定の断面積を絞り部分の断面積の上限として設定し、その絞り部分の断面積の上限が、機関吸気通路内に発生する脈動に基づいて設定されていることを特徴とする内燃機関の制御装置。
  2. 機関吸気通路内に発生する脈動が予め定められた大きさを越えるときの絞り部分の断面積を絞り部分の断面積の上限として設定することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の制御装置。
  3. 前記絞り部分の断面積を増加させるときであって、吸気弁の閉弁動作完了時期が吸気下死点よりも進角せしめられているときには、前記絞り部分が全開されている時の断面積よりも小さい所定の断面積を絞り部分の断面積の上限として設定することを特徴とする請求項2に記載の内燃機関の制御装置。
  4. 前記絞り部分の断面積を増加させるときであって、吸気弁の開弁動作開始時期が遅角せしめられているときには、前記絞り部分が全開されている時の断面積よりも小さい所定の断面積を絞り部分の断面積の上限として設定することを特徴とする請求項2に記載の内燃機関の制御装置。
  5. 排気ガスの空燃比を検出するための空燃比検出手段を具備し、前記絞り部分の断面積を増加させた時に検出された空燃比が所定の空燃比以上にリッチになった場合には、前記絞り部分の断面積を減少させることを特徴とする請求項2に記載の内燃機関の制御装置。
  6. 機関回転数が低いほど絞り部分の断面積の上限が小さくされることを特徴とする請求項2に記載の内燃機関の制御装置。
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