JP2006111374A - 原稿送り装置、画像読取装置、および画像形成装置 - Google Patents

原稿送り装置、画像読取装置、および画像形成装置 Download PDF

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Abstract


【課題】 排出回転部材の最適な構造を提案して、振動や騒音を抑制しつつも、排出トレイにおける原稿の腰砕けやもたれかかりを効果的に防止できる原稿送り装置を提供する。
【解決手段】 排出原稿積載手段(16)の一端上方に一対の排出回転部材(24a、24b)が配置され、排出回転部材(24a、24b)が排出原稿積載手段(16)に原稿Dを搬送して排出する。駆動側の排出回転部材(24a)は全体が円筒面に形成される一方、従動側の排出回転部材(24b)は中央に円筒面(24F)を配置し、その両側にローレット形状面(24G)を配置している。円筒面同士の突き当たり部分に挟み込みの圧力が集中するから、圧力の少ないローレット形状面(24G)の凹凸が起因して振動や騒音が発生することはない。
【選択図】 図9

Description

本発明は、画像読取装置の排出トレイへ原稿を排出する際の騒音を低減した原稿送り装置と、この原稿送り装置を備えた画像読取装置と、この画像読取装置を備えた画像形成装置とに関する。
原稿送り装置は、排出された原稿を積載する排出原稿積載手段と、排出原稿積載手段の一端上方に配置されて排出原稿積載手段の上空に原稿を搬送して排出する一対の排出回転部材と、一対の排出回転部材を加圧方向に付勢して原稿の挟み込み力を発生させる付勢手段とを有しており、スキャナ、ファクシミリ、複写機、データ記録装置などの画像読取装置に装備されている。
そして、複写機の画像読取装置に装備された画像読取装置の原稿送り装置では、いわゆる流し読み方式で画像の読み取りを完了した原稿が一対の排出回転部材へと導かれ、一対の排出回転部材が原稿を挟み込んで排出原稿積載手段の上空位置へ駆動して排出し、排出原稿積載手段上に積み重ねる。
ここで、原稿とは、文章が記載された原稿の他に、シートに文字、図、絵等の画像が記載されたものも含み、シートには、普通紙、厚紙、普通紙の代用品である樹脂製の薄いもの等があるが、剛性の小さな(いわゆるコシの弱い)原稿の場合、一対の排出ローラ部材で挟み込んで排出原稿積載手段上に原稿を突き出させると、原稿の先端が垂れ下がっていわゆる腰砕け状態となり、垂れ下がった原稿が排出原稿積載手段上の原稿を押したり引きずったりすると、原稿の積み重ね状態が乱れる可能性がある。
また、排出原稿積載手段上の原稿との摩擦によって原稿の先端部分が拘束されると、排出された原稿の後端が排出原稿積載手段から立ち上がり、排出回転部材にもたれかかって止まる可能性がある。この場合は、後続の原稿によって、もたれかかった原稿がカールする可能性がある。
特許文献1には、原稿を読み取る原稿読取位置から排出回転部材へ原稿を案内する第1搬送経路と、排出回転部材に挟み込まれた状態の原稿を原稿読取位置へ案内する第2搬送経路とを有し、表面側を読み取られて第1搬送経路を搬送された原稿を排出回転部材でスイッチバックさせることにより、第2搬送経路を経由して原稿読取位置へ原稿の裏面側を通過させるようにした原稿送り装置が示される。
ここでは、排出原稿積載手段の上空へ原稿を案内するガイド板に腰付けリブを設け、排出回転部材に挟み込んだ原稿を腰付けリブで波打たせることによって、排出原稿積載手段へ突き出させた原稿の腰砕けを予防し、排出原稿積載手段における原稿の乱れを回避している。
特開2002−226114号公報
しかし、特許文献1に示されるように、ガイド板に腰付けリブを設けると、著しく剛性の高い原稿を排出させた際に、腰付けリブによって原稿面に擦り傷や折り目が形成される可能性がある。また、搬送不良や紙詰まりを生じた際に腰付けリブが原稿の逃げを阻害して原稿に皺や破れを引き起こす可能性がある。
そこで、円筒型の排出回転部材の両端に低いフランジを形成して、腰付けリブに頼ることなく原稿を波打たせることが提案されたが、フランジ部分と円筒部分では搬送速度が異なるため、寸法、材料、圧力などの最適化が難しく、最適化できないと、原稿に折り目が付いたり、薄い原稿で皺が発生したりすることが判明した。
また、図13に示すように、全体が円筒面の排出回転部材(駆動側)に、全体がローレット形状面の排出回転部材(従動側)を押し付ける構造が提案されたが、ローレット形状面の凹凸に起因して、運転時に排出回転部材の軸が振動を引き起こし、振動に機構や筐体が共鳴して騒音が発生することが判明した。
本発明は、排出回転部材の最適な構造を提案して、振動や騒音を抑制しつつも、排出トレイにおける原稿の腰砕けやもたれかかりを効果的に防止できる原稿送り装置を提供することを目的としている。
本発明の原稿送り装置は、排出された原稿が積載される排出原稿積載手段を備えた原稿送り装置において、前記排出原稿積載手段の一端上方に配置されて前記排出原稿積載手段に前記原稿を搬送して排出する一対の排出回転部材と、前記一対の排出回転部材を加圧方向に付勢して前記原稿の挟み込み力を発生させる付勢手段と、を有し、前記一対の排出回転部材は、円筒状の円筒面をそれぞれ有して相互に突き当てるとともに、前記一対の排出回転部材の少なくとも一方は、ローレット形状の凹凸を形成したローレット形状面を有するものである。
本発明の原稿送り装置では、付勢手段が一対の排出回転部材を加圧方向に付勢して原稿の挟み込み力を発生させる。しかし、排出回転部材におけるローレット形状面は、円筒面に比較して直径方向に変形し易いから圧力が高まらず、排出回転部材の挟み込み力の多くは、凹凸の無い円筒面同士の突き当りで分担される。したがって、ローレット形状面の凹凸が排出回転部材の軸間隔を変動させる割合が減って振動発生が抑制される。
本発明の原稿送り装置は、画像形成装置に一体化された画像読取装置のみならず、ファクシミリ、スキャナ、文字認識装置(OCR)、データ取り込み装置等の独立した画像読取装置にも装備することができる。また、画像形成装置は、実施例に掲げた複写機には限定されず、プリンタ、ファクシミリ等との複合機でもよく、複数の感光ドラムを備えたカラーの画像形成装置でもよい。また、実施例で説明する原稿送り装置は、複数枚の原稿を連続して自動的に画像読み取り位置に供給することも可能であるが、ユーザーの手差しによって1枚ずつ供給することも可能である。したがって、本発明の原稿送り装置は、自動原稿送り装置に限定されるものでもない。
図1は、実施例1の画像形成装置の正面断面図、図2は原稿送り装置の正面断面図、図3は原稿送り装置における原稿搬送経路の拡大図、図4は外装カバーを開いた原稿送り装置の正面断面図、図5は外装カバーとスイッチバック部とを開いた原稿送り装置の正面断面図、図6は原稿導入側の駆動系を示す説明図、図7は原稿排出側の駆動系を示す説明図、図8は原稿送り装置の部分的な拡大図、図9は排紙搬送ローラと排紙加圧ローラの構成の説明図、図10は排紙加圧ローラの側面図、図11は排紙搬送ローラと排紙加圧ローラの動作の説明図である。
実施例1で説明される原稿送り装置は、「排出原稿積載手段」の一形態である排紙トレイ16の一端上空に「一対の排出回転部材」の一形態である排紙ローラ対24が配置される。排紙ローラ対24は、「搬送回転部材」の一形態である排紙搬送ローラ24aと「従動回転部材」の一形態である排紙加圧ローラ24bとで構成され、排紙加圧ローラ24bの中央に「円筒面」の一形態である円筒面24Fが配置され、円筒面24Fの両側に「ローレット形状面」の一形態であるローレット形状面24Gが配置されている。
図1に示すように、本発明の画像形成装置の一形態である複写機(画像形成装置)51は、装置本体1の上部に本発明の画像読取装置の一形態である画像読取装置33を一体に装備しており、画像読取装置33の上面には、本発明の原稿送り装置の一形態である原稿送り装置7が開閉可能に取り付けられている。原稿送り装置7は、画像読取装置33のコンタクトガラス2の上面を通過するように原稿を搬送する。
画像読取装置33は、原稿送り装置7によって搬送される原稿Dに、コンタクトガラス2を介してランプ等の光源3からの光を照射し、その反射光をミラー4で反射させてレンズ53を通して、例えば読取手段として例示するCCDイメージセンサ部53Aに入力し、CCDイメージセンサ部53Aで光電変換することによって、原稿Dの画像を読み取る。コンタクトガラス2の上面が画像読取装置33の画像読取面を構成している。
なお、装置本体1のコンタクトガラス2は、A3サイズの原稿を載置可能な面積を備えており、原稿送り装置7を背面側へ倒して開閉することにより、コンタクトガラス2上面に原稿を載置可能である。そして、光源3やミラー4などからなる光源ユニット52を副走査方向に移動させることによって、コンタクトガラス2を介して原稿面の画像を読み取ることもできるようになっている。
図2に示すように、原稿送り装置7は、複数枚の原稿D(図3参照)を載置可能な給紙トレイ15と、給紙トレイ15上の原稿Dを1枚づつ分離してコンタクトガラス2に向けて給送、通過させ、コンタクトガラス2上面を通過した原稿Dを受け取って排出する給送部11と、給送部11から排出される画像を読み取られた原稿Dを収納する排紙トレイ16とを備えている。さらに、原稿送り装置7は、コンタクトガラス2上面から排出される原稿Dの排出部13で原稿Dをスイッチバックさせ、再び給送部11に送り込んでコンタクトガラス2上面に給送させるスイッチバック部14を備えている。
原稿トレイ15は、ある程度の角度で傾斜して、排紙トレイ16の上方に空間を確保して配置されている。給紙トレイ15に載置された原稿Dは、サイドガイド17に側部を規制され、ストッパ60に先端を規制される。また、給紙トレイ15は、載置された原稿Dの先端側の軸15aを支点として、上方向へ回動可能に取り付けられている。
図3に示すように、給紙部8は、下降して給紙トレイ15上の原稿Dの最上面に接し、原稿Dを繰り出す昇降自在な繰り出しローラ18を有する。給紙下ガイド25cに2箇所固定されている原稿進入防止マイラ41は、繰り出しローラ18で繰り出された複数枚の原稿Dのうち上から2枚目以降の原稿Dが給紙ローラに進入することを阻止する。給紙ローラ19は、繰り出しローラ18によって搬送された最上の原稿Dを給紙する。分離パット20は、このとき、最上の原稿Dを1枚のみ通過させて2枚目以降の原稿給紙を阻止する。
原稿侵入防止マイラ41は、ストッパ60よりも下流側に設置されているため、給紙開始時より全ての原稿Dが原稿侵入防止マイラ41に接触する。また、原稿進入防止マイラ41は、搬送面よりも先端が低い位置に設けられているため、原稿送り装置7が給紙不良を発生して原稿Dが分離パット20上に滞留した場合に、原稿侵入防止マイラ41に邪魔されることなく、滞留した原稿Dを原稿トレイ15側に引き戻すことができる。
搬送部9は、分離パット20上で1枚に分離された原稿Dの先端を突き当てて整合した後に下流側に送るレジストローラ対21を有する。搬送部9は、コンタクトガラス2の上流側にコンタクトガラス2に原稿Dを供給する一対の搬送ローラ22を備え、下流側にコンタクトガラス2から原稿Dを排出する一対の搬送ローラ23を備えている。搬送ローラ22、23に駆動された原稿Dは、画像読取装置33のコンタクトガラス2及びすくい上げガイド6と原稿送り装置7のバックアップガイド26aとで形成された搬送路26に沿って搬送される。
図2に示すように、排出部13とスイッチバック部14は排紙トレイ16側の一部を共有しており、原稿Dを排紙トレイ16に排紙する排紙ローラ対24が設けられている。排紙ローラ対24は、後述するように、両面モードの際に原稿Dの後端をニップした状態で逆回転して原稿Dをスイッチバックして排出部13に送るように制御される。
排紙ローラ対24は、排紙搬送ローラ24aに排紙加圧ローラ24bを加圧したニップ状態と、排紙搬送ローラ24aから排紙加圧ローラ24bを離間させた通過状態とを準備しており、通過状態では、スイッチバック部14から搬送部9を介して循環される原稿Dの先端と後端がすれ違う際に支障なく搬送できる。
排紙ローラ対24を加圧/離間させる駆動源が圧接ソレノイド30である。圧接ソレノイド30は、排紙ローラ対24を離間させる方向に付勢するバネを含んで構成され、圧接ソレノイド30を励磁(ON)すると排紙加圧ローラ24bを排紙搬送ローラ24aに圧接する位置に移動させ、励磁を解除(OFF)すると上記バネの作用で排紙加圧ローラ24bを排紙搬送ローラ24aから離間する位置に移動させる。
図3に示すように、排出部13とスイッチバック部14の共有部には、原稿Dを排出部13に案内するフラッパ29が設けられている。フラッパ29は常時付勢バネ(図示せず)で下方に付勢されており、原稿Dが排紙路27に沿って排紙ローラ対24に送られる際には、排紙される原稿Dの先端により上方に押しあがり原稿Dの通過を許容し、排紙ローラ対24にて原稿Dをスイッチバックする際には下方に位置して排紙路27を塞ぎ、スイッチバック路28に原稿Dを案内するように構成されている。
排紙路27は、コンタクトガラス2に対向して設けられたバックアップガイド26aを延設した排紙上ガイド27aと、排紙トレイ16と一体に樹脂形成された排紙下ガイド27bで形成され、スイッチバック路28は、フラッパ29の原稿案内面に連続して設けられたスイッチバック下ガイド28bとスイッチバック上ガイド28aとで原稿Dをレジストローラ対21のニップ点に案内するように形成されている。
つまり、スイッチバック路28と給紙路25とはレジストローラ対21のニップ点で合流するように構成されており、給紙路25を給紙される原稿Dと、スイッチバック路28を送られ再給紙される原稿Dとが、レジストローラ対21でそれぞれ整合される。このように、原稿Dの整合位置(レジストローラ対21)を共有することで、装置全体の原稿送り経路が簡略化されてコンパクトになり、原稿搬送制御についても簡素化できる。
また、スイッチバック路28と給紙路25とは、レジストローラ対21のニップ点で合流するように構成することで、給紙ローラ19からレジストローラ対21に至る給紙路25とフラッパ29からレジストローラ対21に至るスイッチバック路28が略直線に形成できるので、原稿Dにストレスが加わることなく、スムーズにレジストローラ対21に案内されて原稿Dの整合がなされる為、適切なスキューの除去が可能となる。
さらに、合流位置には、レジストローラ対21のニップ点に原稿Dを誘い込むマイラ28cが延設されているので、給紙路25を給紙される原稿Dとスイッチバック路28を送られ再給紙される原稿Dのいずれの原稿Dも確実にレジストローラ対21のニップ点に導かれることになり、確実に整合される。
ここで、給紙路25は、上ガイド板25aおよび下ガイド25bが対向して形成されている。上ガイド板25aは、回動支点10cに回動可能に支持された外装カバー10aに固設されているので、図4に示すように、外装カバー10aを反時計回りに回動して給紙路25を開閉することができる。外装カバー10aには、繰り出しローラ18や給紙ローラ19、レジストローラ対21の従動ローラ21bが配設されて一体に回動するようになっている。
また、図3に示されるスイッチバック上ガイド28aは、給紙下ガイド25bと一体に形成されており、図5に示すように、その全体が排紙搬送ローラ24aの回転軸を支点として時計方向に回動可能に支持されている。スイッチバック上ガイド28aと給紙下ガイド25bを一体とした部品には分離パット20および分離パット20の付勢ばね20aが取り付けられて一体に回動するようになっている。
図6、図7に示すように、原稿送り装置7は、正逆転自在な給紙モータM1と搬送モータM2で各ローラを駆動する。
図2に示す原稿トレイ15上に載置された原稿D束は、先端をストッパ60に突き当てられた状態でエンプティセンサS4により原稿Dを検知され、給紙可能状態となる。この状態より給紙動作が開始されると、図6に示す駆動系によって、給紙モータM1の正転駆動はプーリP16からプーリP36にタイミングベルトT16を介して伝達され、プーリP36の駆動はギヤZ17、ギヤZ19、給紙ローラ19の駆動軸に取り付けられたZ18の順に伝達されて、給紙ローラ19が原稿Dを給紙する方向に回転する。給紙ローラ19の駆動軸には、プーリP18が設けられており、繰り出しローラ18の軸に設けられたP11との間に張架したタイミングベルトT2を介して繰り出しローラ18にも駆動が伝達される。
また、給紙ローラ19の駆動軸には、繰り出しローラ18を支持する昇降アーム18aの一端側が取り付けられており、この駆動軸の給紙方向の回転(給紙モータM1の正転駆動)により昇降アームが回動して繰り出しローラ18が下降し、繰り出しローラが原稿Dに接触すると、バネクラッチA、バネクラッチBにより昇降アーム18aを介して繰り出しローラ18に下方への押圧力が与えられる。繰り出しローラ18の摩擦係数とバネクラッチA、Bによる繰り出しローラ18の押圧力とにより原稿トレイ上に載置された原稿D束のうち最も上にある原稿Dの1枚に給紙ローラへ進入するための搬送力が与えられる。
一方、繰り出しローラ18が下降を始めると、繰り出しローラ18と同軸上に取り付けられたストッパ60を固定している不図示のアーム部材も下降し、ストッパ60との固定は解除され、ストッパは原稿Dによって退避する。
更に、上記の給紙動作の最中は図6に示すとおりレジスト駆動ローラ21aはその駆動軸に設けられたP28と、P36と同軸に設けられたプーリP22に張架したタイミングベルトT3により連結されているが、プーリP28内に設けられたワンウエイクラッチOW1の作用で回転しない。
給紙モータM1の逆転駆動は、プーリP16から、プーリP36にタイミングベルトT16を介して伝達され、プーリP36と同軸に設けられた、プーリP22からタイミングベルトT3を介してレジスト駆動ローラ21aの軸に取り付けられたプーリP28に伝達され、レジスト駆動ローラ21aを給紙方向に回転させる。このとき、給紙ローラ19の駆動軸にも給紙モータM1の逆転駆動が伝達され、昇降アーム18aを反時計回りに回動させる事により、繰り出しローラを上昇させるが、給紙ローラ19はその内部に設けられたワンウエイクラッチOW2の作用で回転しない。上昇された昇降アームは規制部材(図示せず)に当接し、バネクラッチCの作用により昇降アーム18aに対して給紙ローラ19の駆動軸は空転するように構成している。
ここで、給紙ローラ19の駆動軸に取り付けられたギヤZ18は、繰り出しローラ18、給紙ローラ19とともに、図5に示す外装カバー10aに配設されて一体に回動するようになっている。外装カバー10aを回動して給紙路25を開放すると、ギヤZ18がギヤZ19から離間し、給紙路25を閉鎖するとギヤZ18がギヤZ19と歯合する。
一方、図7に示す搬送モータM2の駆動伝達系は、その駆動軸に設けられたプーリP26からタイミングベルトT4を介してプーリP46に駆動を伝達し、プーリP46の同軸に設けられたプーリP33からタイミングベルトT6を介して搬送駆動ローラ23aの軸に取り付けられたプーリP32に駆動が伝達されて搬送駆動ローラ23aが正回転または逆回転される。そして、プーリP32に伝達された駆動は、タイミングベルトT7を介して搬送駆動ローラ22aの軸に取り付けられたプーリP31へと伝達されて、搬送駆動ローラ22aが正回転または逆回転される。
また、タイミングベルトT4を介してプーリP46に伝達された搬送モータM2の駆動は、プーリP46の同軸に設けられたプーリP42からタイミングベルトT5を介して排紙搬送ローラ24aを正回転または逆回転させる。
図2に示すように、原稿トレイ15には、原稿給紙方向に複数のセンサS1、S2、S3が設けられており、この複数のセンサS1、S2、S3のON−OFF状態により原稿トレイ上に載置された原稿Dの長さが検出される。また、原稿トレイ15上に載置された原稿Dの幅方向をサイドガイド17の移動量によって出力が変化するボリューム(図示せず)から検出し、この原稿幅の検出結果と複数のセンサS1、S2、S3によって検出される原稿Dの長さに基づいて原稿サイズが自動的に判断される。
図3に示すように、原稿トレイ15の原稿給紙方向の下流側には、原稿トレイ15上に原稿Dが載置されたことを検出するエンプティセンサS4が設けられ、原稿Dを案内する経路中には、給紙路25を給紙される原稿Dの端部を検出するレジストセンサS5、コンタクトガラス2の手前に設けられ原稿Dの端部を検出するリードセンサS6、コンタクトガラス2から排出される原稿Dの端部を検出する排出センサS7がそれぞれ設けられている。
なお、経路中を送られる原稿Dを検出するレジストセンサS5、リードセンサS6、排出センサS7の全てのセンサは、給紙路25から搬送路26、排出路27、スイッチバック路28を介して再び搬送路26に戻るループ状に形成された経路の内側の空間に配置している。これによりセンサを取り付けるためのスペースを確保する必要がなくADF7を小型化できる。
レジストセンサS5は、図8に示すように、レバー型センサを採用しており、このセンサのセンサレバーS5aを給紙路25とスイッチバック路28の両方の経路に突出して配置させている。このような構成にすることにより、給紙路25を送られる原稿Dとスイッチバック路28を送られる原稿Dの両方を1つのセンサで検出しているので、ADF7に使用されるセンサの数を削減することができる。
なお、原稿送り装置7は、給紙路25とスイッチバック路28を送られる原稿Dを検出するセンサにレバー型センサを採用したが、透過型センサであっても、両経路の原稿Dを検出することができる。
これらの各センサ(S1〜S7)は、図1に示すように、複写機51全体の駆動を制御するCPU31に接続されている。CPU31は、各センサからの検知信号に基づいて、上述した各モータM1、M2を回転制御すると共に、圧接ソレノイド30の励磁制御を行うようになっている。
CPU31は、また、コンタクトガラス2を通じて原稿Dから読み取った画像データに基づいて露光装置37を作動させて感光ドラム54を露光する。露光された感光ドラム54は回転して現像部(不図示)へ進み、現像されてトナー画像が形成される。そして、給紙トレイ55に積載された用紙Sから1枚が転写部56へ送出され、感光ドラム55のトナー画像が用紙Sに転写される。トナー画像が転写された用紙Sは、定着部57へ送られて転写画像が定着される。そして、片面印刷モードの場合は、そのまま排紙トレイ59へ排出されるが、両面印刷モードの場合は、搬送経路58を経由して反転部32へ搬送される。反転部32では、原稿送り装置7の排紙ローラ対24の場合と同様に、用紙Sをニップした状態で搬送方向を反転させ、スイッチバック方式で反対面を上向きにして用紙を転写部56へ再び搬送する。
原稿送り装置7は、原稿トレイ15に積載された原稿Dを繰り出しローラ18によって本体43内に送り込む。原稿供給ローラ19と分離パット20は、原稿Dが複数枚重なって本体43内に送り込まれたとき、原稿Dを分離して1枚の原稿Dのみをレジストローラ対21に送り込む。レジストローラ対21は、回転を停止した状態で原稿Dを受け止めるが、原稿Dは原稿供給ローラ19の搬送力を受けているため、先端部近くにて斜行している場合、その斜行が真っ直ぐに矯正される。原稿Dの斜行が矯正された時点で、レジストローラ対21は、回転して、真っ直ぐになった原稿Dを搬送ローラ対22に送り込む。
搬送ローラ対22は、原稿Dをコンタクトガラス2の画像読取位置42を通過させながら、画像読取部33によって画像を読み取らせる。画像を読み取られた原稿Dは、搬送ローラ対23、排紙ローラ対24によって、原稿排出トレイ16に排出される。
一方、原稿Dの表裏両面に画像が形成されている場合、排紙ローラ対24は、コンタクトガラス2の上を通過して表面を読み取られた原稿Dを原稿排出トレイ16へ途中まで排出した後、逆転して原稿Dをスイッチバック部14に逆走させ、再度レジストローラ対21へ送り込む。原稿Dは、この逆走によって、原稿Dの裏面を画像読取位置42に対向することができるようになる。
レジストローラ対21は、再度、原稿Dの斜行を矯正して供給ローラ対22に原稿Dを送り込む。供給ローラ22は、原稿Dをコンタクトガラス2に送り込んで、原稿Dの裏面の画像を読み取らせる。最後に、排出ローラ対23、排紙ローラ対24が原稿Dを原稿排出トレイ16に排出する。
図3に示す原稿排出トレイ16側から矢印X方向に見た排紙ローラ対24は、図9に示すように、図7に示す駆動系によって駆動される排紙搬送ローラ24aに、回転自在に支持された排紙加圧ローラ24bを加圧した状態で原稿Dをニップする。排紙搬送ローラ24aと排紙加圧ローラ24bは、いずれも全体が合成ゴムの微小発泡材料で構成され、上述の加圧によって直径方向に少しだけ変形する。排紙搬送ローラ24aは、軸方向の両端部分に裁頭円錐面を形成した円筒形の外観に形成されている。一方、排紙加圧ローラ24bは、中央部分に円筒面24Fを配置して両端部分にローレット形状面24Gを配置して形成されている。そして、図9の矢印Y方向から見た図10に示されるように、排紙加圧ローラ24bの円筒面24Fとローレット形状面24Gは外径が等しい。
このように構成された排紙ローラ対24では、排紙搬送ローラ24aと排紙加圧ローラ24bが加圧状態に置かれると、円筒面24Fに比べてローレット形状面24Gのほうが直径方向に変形し易いため、円筒面24Fと排紙搬送ローラ24aの加圧面に圧力が集中して原稿Dが強くニップされ、凹凸の無い円筒面と円筒面を付き合わせた振動の無い回転接触によって原稿Dが搬送される。
一方、ローレット形状面24Gは、円筒面24Fよりも直径方向へ大きく変形し、その変形量は円筒面24F側よりも両端側で大きくなる。したがって、ローレット形状面24Gと排紙搬送ローラ24aとの間にニップされた原稿Dには、円筒面24Fをピークにしてローレット形状面24G側で落ち込む滑らかな波打ちが形成される。
図9は、排紙ローラ対24の間から原稿Dの先端部分が突き出し始めた状態である。このとき、排紙加圧ローラ24bの円筒面24Fにおいて排紙搬送ローラ24aと確実にニップして原稿Dの山が形成され、排紙加圧ローラ24bの両端のローレット形状面24Gでは、円筒面24Fにおいて山を形成している分谷を形成している。これらの山谷により、原稿Dは確実にニップし、原稿搬送時の騒音を極力押さえ、かつ安定した搬送を行っている。
図11は、図9の状態から原稿Dが搬送され、搬送ローラ23から原稿Dの後端が抜けた状態を示している。搬送ローラ23の拘束を解放されて排出部13に後端を位置させた原稿Dは上下に大きく波打ちして、排紙加圧ローラ24bの円筒面24Fが原稿Dの頂部を形成する。これより、排紙加圧ローラ24bのローレット形状面24Gでは原稿Dがローレット部分に落ち込むことにより、確実に原稿Dを原稿排出トレイ16へ突き出して排出(またはスイッチバック部14へ逆送)する。
図13は比較例の排紙ローラ対の説明図である。排紙ローラ対124は、実施例1の排紙ローラ対24を置き換えて取り付けられ、全体がローレット形状面の排紙加圧ローラ124bと全体が円筒面の排紙搬送ローラ124aとを加圧して構成される。排紙ローラ対124は、ローレット形状面の凹凸が回転に伴う軸間隔の変動(圧力変動)を引き起こして振動や騒音を発生させる。
このことから、排紙ローラ対24をなす、排紙搬送ローラ24aと排紙加圧ローラ24bは、原稿排出時における原稿の後端の排出効果を保持し、かつ、騒音を低減することが可能となる。
以上のように説明した原稿送り装置7は、ページ順に重ねて原稿トレイ3上に載置された原稿束から原稿Dを1枚づつ分離して給紙搬送し、コンタクトガラス2上の固定された露光部を、原稿Dを通過させながら露光し、露光後の原稿Dを自動的に排紙トレイに排出しスタックする。そして、原稿トレイ3上に載置された原稿束から、原稿Dを1枚ずつ分離して装置本体1に設けられたコンタクトガラス2上の画像読取位置42に搬送する手段と、画像読取位置42から排出トレイ16まで原稿Dを導く排出パスと、原稿Dを排出トレイ16に排出する排紙搬送ローラ24aと、排紙搬送ローラ24aに加圧される排紙加圧ローラ24bと、画像読取が終了した原稿Dを積載する排紙トレイ16とを備え、排紙加圧ローラ24bの両端をローレット形状面24Gとし、中央を円筒面24Fと構成することにより、原稿排出時における原稿Dの後端の排出効果を保持し、騒音を低減することができる。
言い換えれば、中央に円筒面を配置してその両側にローレット形状面を配置して柔軟な材料で形成した排紙加圧ローラと、全体が円筒面に形成された排紙搬送ローラとを有する構成を採用したから、原稿にしわや折り目を付けることなく、また、腰付けリブ等の別部材に頼ることなく、突き出した原稿に自然な波打ちを形成して原稿の垂れ下がりを防止することができる。と同時に、図13に示す比較例よりも騒音や振動を抑制した確実で安定した搬送駆動が実現される。
また、排紙ローラ対24は、円筒状の円筒面をそれぞれ有して相互に突き当てているから、ローレット形状面との突き当たり面にはあまり圧力が分配されず、図13に示す比較例よりもローレット形状面の凹凸による加振力が抑制されて振動や騒音が軽減される。
また、円筒面24Fとローレット形状面24Gを有する排紙加圧ローラ24bは、柔軟な弾性体材料で全体が一体に成型されているから、図13に示す比較例の排紙加圧ローラ124bとほぼ同程度のコストで製作できる。
また、排紙加圧ローラ24bの軸方向中央に円筒面24Fを配置してその両側にローレット形状面24Gを配置したから、ローレット形状面24Gと円筒面24Fの実効直径差によって発生する右側ローレット形状面24Gの原稿斜行力と、左側ローレット形状面24Gの原稿斜行力が相殺される。したがって、搬送される原稿Dに横断方向のたるみや引張りが生じないで済む。
また、排紙加圧ローラ24bにおける両側のローレット形状面24Gの長さが等しいから、左右を間違えて取り付けても問題が起きないし、上述の原稿斜行力が完全に相殺されて原稿の搬送状態が安定する。
また、ローレット形状面24Gと円筒面24Fの外周径を等しくしたから、円筒面24Fに加圧の圧力を集中させて、ローレット形状面24Gの圧力を軽減させることが可能となったが、ローレット形状面24Gの外周径を円筒面24Fの外径よりも少し小さく設定することによって、円筒面24Fに加圧の圧力をさらに集中させてローレット形状面24Gの圧力をさらに軽減させることも可能である。このとき、排紙加圧ローラの中央部分は、排紙搬送ローラの中央部分へ大きく食い込んで原稿にさらに高い山の波打ちが形成される。
また、排紙ローラ対24の一方は側面全体が円筒面であるから、他方のローレット形状面24Gを効率的に圧縮変形させて原稿に高い山の波打ちを形成できる。
また、駆動側の排紙搬送ローラ24aの全体を円筒面とし、従動側の排紙加圧ローラ24bにローレット形状面24Gを形成したから、排紙搬送ローラ24aの加圧による直径方向の変形量は排紙加圧ローラ24bの変形量よりも小さくなる。したがって、直径方向の変形に起因して他の駆動ローラとの送り速度差が発生して原稿が搬送経路内でたるむことが無い。
なお、ここで説明した原稿送り装置は、処理済みのシート材料をトレイに排出して積載するための排出回転部材に特徴を有するシート材料排出装置であるから、図1の複写機51の排紙トレイ59へ用紙Sを排出するローラ(不図示)や、反転部32のローラにも応用できる。
図12は実施例2の排紙搬送ローラと排紙加圧ローラの構成の説明図である。
実施例2は、実施例1の排紙ローラ対24を図12に示す排紙ローラ対24Rに置き換えて構成される。
排紙ローラ対24Rは、図7に示す駆動系によって駆動される排紙搬送ローラ24aを置き換えた排紙搬送ローラ24cと、実施例1と同一に構成された排紙加圧ローラ24bとの間に原稿Dをニップさせる。排紙搬送ローラ24cは、全体が合成ゴムの微小発泡材料で構成され、中央部分に円筒面24Kを配置して両端部分にローレット形状面24Jを配置している。そして、排紙搬送ローラの円筒面24Kとローレット形状面24Jは外径が等しい。
このように構成された排紙ローラ対24Rでは、原稿排出時における原稿Dの後端の排出効果を保持しつつ、騒音を低減する実施例1と同様の効果を得ることが可能である。
実施例1の画像形成装置の正面断面図である。 原稿送り装置の正面断面図である。 原稿送り装置における原稿搬送経路の拡大図である。 外装カバーを開いた原稿送り装置の正面断面図である。 外装カバーとスイッチバック部とを開いた原稿送り装置の正面断面図である。 原稿導入側の駆動系を示す説明図である。 原稿排出側の駆動系を示す説明図である。 原稿送り装置の部分的な拡大図である。 排紙搬送ローラと排紙加圧ローラの構成の説明図である。 排紙加圧ローラの側面図である。 排紙搬送ローラと排紙加圧ローラの動作の説明図である。 実施例2の排紙搬送ローラと排紙加圧ローラの構成の説明図である。 比較例の排紙搬送ローラと排紙加圧ローラの構成の説明図である。
符号の説明
1 装置本体
2 コンタクトガラス(画像読取位置)
7 原稿送り装置
13 排出部
16 排紙トレイ
24、24R、124 排紙ローラ対
24a、24c、124a 排紙搬送ローラ
24b、124b 排紙加圧ローラ
24F、24K 円筒面
24G、24J ローレット形状面
27 排紙路
28 スイッチバック路
29 フラッパ
30 圧接ソレノイド
33 画像読み取り部(画像読取装置)
37 露光装置
51 複写機(画像形成装置)
52 光源ユニット
53 レンズ
53A CCDイメージセンサ部
54 感光体ドラム
D 原稿

Claims (12)

  1. 排出された原稿が積載される排出原稿積載手段を備えた原稿送り装置において、
    前記排出原稿積載手段の一端上方に配置されて前記排出原稿積載手段に前記原稿を搬送して排出する一対の排出回転部材と、
    前記一対の排出回転部材を加圧方向に付勢して前記原稿の挟み込み力を発生させる付勢手段と、を有し、
    前記一対の排出回転部材は、円筒状の円筒面をそれぞれ有して相互に突き当てるとともに、
    前記一対の排出回転部材の少なくとも一方は、ローレット形状の凹凸を形成したローレット形状面を有することを特徴とする原稿送り装置。
  2. 前記円筒面と前記ローレット形状面とを有する前記排出回転部材は、柔軟な弾性体材料で全体が一体に成型されていることを特徴とする請求項1記載の原稿送り装置。
  3. 前記排出回転部材の軸方向中央に前記円筒面を配置してその両側に前記ローレット形状面を配置したことを特徴とする請求項1または2記載の原稿送り装置。
  4. 前記両側の前記ローレット形状面の長さが等しいことを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載の原稿送り装置。
  5. 前記ローレット形状面と前記円筒面はその外周の直径が等しいことを特徴とする請求項1乃至4いずれかに記載の原稿送り装置。
  6. 前記ローレット形状面の外周の直径は、前記円筒面の外径よりも小さいことを特徴とする請求項1乃至4いずれかに記載の原稿送り装置。
  7. 前記一対の排出回転部材の一方は側面全体が円筒面であることを特徴とする請求項1乃至6いずれかに記載の原稿送り装置。
  8. 全体が円筒面に形成されて前記原稿を排出方向へ駆動する搬送回転部材と、
    前記円筒面と前記ローレット形状面とが配置されて、前記原稿の移動に追従して回転する従動回転部材と、によって前記一対の排出回転部材を構成したことを特徴とする請求項7記載の原稿送り装置。
  9. 前記原稿を読み取る原稿読取位置から前記一対の排出回転部材へ前記原稿を案内する第1搬送経路を有し、
    前記第1搬送経路を搬送された前記原稿を前記一対の排出回転部材を経由して前記排出原稿積載手段へ排出することを特徴とする請求項1乃至8いずれかに記載の原稿送り装置。
  10. 前記原稿を読み取る原稿読取位置から前記一対の排出回転部材へ前記原稿を案内する第1搬送経路と、
    前記一対の排出回転部材に挟み込まれた状態の前記原稿を前記原稿読取位置へ案内する第2搬送経路と、を有し、
    表面側を読み取られて前記第1搬送経路を搬送された前記原稿を前記一対の排出回転部材でスイッチバックさせることにより、前記第2搬送経路を経由して前記原稿読取位置へ前記原稿の裏面側を通過させることを特徴とする請求項1乃至8いずれかに記載の原稿送り装置。
  11. 前記原稿読取位置で前記原稿の画像を読み取る読取手段を備えた画像読取装置において、
    請求項9または10記載の原稿送り装置を備えたことを特徴とする画像読取装置。
  12. 前記原稿読取位置で前記原稿から読み取った画像情報に基づいて画像を記録媒体に形成する画像形成手段を有する画像形成装置において、
    請求項11に記載の画像読取装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015140242A (ja) * 2014-01-29 2015-08-03 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

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