JP2006111255A - エアバッグ装置及びエアバッグの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 助手席用エアバッグ装置10は、乗員の前方左側で展開する第1エアバッグ20と、乗員の前方右側で展開する第2エアバッグ22と、第1エアバッグ20と第2エアバッグ22との間の上後部で展開する第3エアバッグ30と、車両衝突時に各エアバッグ20、22、30にガスを供給して上記の如く展開させるインフレータ16とを備える。
【選択図】 図1
Description
本発明の第1の実施形態に係るエアバッグ装置としての助手席用エアバッグ装置10について図1乃至図4に基づいて説明する。なお、以下の説明において前後左右の方向を用いて説明するときは、車載状態での乗員から見た前後左右上下方向を示すものとし、また各図に適宜示す矢印FRは前方向、矢印UPは上方向、矢印LEは左方向をそれぞれ示している。
図5には、本発明の第2の実施形態に係る助手席用エアバッグ装置40が図1に対応する平面図にて示されている。この図に示される如く、助手席用エアバッグ装置40を構成するエアバッグ42は、第3エアバッグ30の開口部30A、第2エアバッグ22の開口部22Bを通じて該第3エアバッグ30(の内部空間)が第2エアバッグ22(の内部空間)に連通している。このため、第3エアバッグ30は、第2エアバッグ22を経由して供給されるガスによって膨張展開する構成である。このエアバッグ42を備えた助手席用エアバッグ装置40によっても、第1エアバッグ20が第2エアバッグ22に対し低い内圧によって車室内形状の影響を吸収する効果を除き、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。この構成では、エアバッグ42が自動車12内での展開状態で乗員Pに正対するように、第1エアバッグ20、第2エアバッグ22を予め非対称に形成しても良い。なお、第3エアバッグ30が、第1エアバッグ20及び第2エアバッグ22の双方に直接的に連通した構成としても良い。
図6には、本発明の第3の実施形態に係る助手席用エアバッグ装置50が図1に対応する平面図にて示され、図7には、助手席用エアバッグ装置50を構成するエアバッグ52が図2に対応する正面図にて示されている。これらの図に示される如く、エアバッグ52は、タイパネル24を備えず、膨張規制手段としてのストラップ54、56、58を備えている。ストラップ54、56は、第1エアバッグ20、第2エアバッグ22内に設けられ、該第1エアバッグ20、第2エアバッグ22における展開時に左右の側壁部を構成する部分間に架け渡されている。このストラップ54、56の張力によって第1エアバッグ20、第2エアバッグ22の膨張量(左右方向の膨張幅)が規制される。膨張時に左右方向に長手となる各ストラップ54、56は、該長手方向両端の縫製部54A、56Aがそれぞれ縫製等によって第1エアバッグ20、第2エアバッグ内面に固着されている。
図8には、本発明の第4の実施形態に係る助手席用エアバッグ装置60が図1に対応する平面図にて示され、図9には助手席用エアバッグ装置60を構成するエアバッグ62が斜視図にて示されている。これらの図に示される如く、エアバッグ62は、第3エアバッグ30に代えて第3エアバッグ64を備えている。第3エアバッグ64は、膨張展開状態では前後方向に長手となる袋状に形成されており、空間S2をほぼ全体的に埋める構成とされている。第3エアバッグ64は、上記長手方向の略全長に亘り、第1エアバッグ20、第2エアバッグ22に縫製等によって固定されている。そして、第3エアバッグ64におけるガスが供給される開口部64Aは、第1エアバッグ20及び第2エアバッグ22にガスを供給するガス供給口18Aに連通している。
次に、図10乃至図13を用いて、本発明に係るエアバッグの製造方法の一実施形態(第5の実施形態)について説明する。
次に、図14及び図15を用いて、本発明に係るエアバッグの製造方法の他の実施形態(第6の実施形態)について説明する。
なお、上記の各実施形態では、本発明を助手席用エアバッグ装置に適用した例を示したが、本発明はこれに限定されず、例えば運転席用、後部座席用、左右方向の中央座席用など他のエアバッグ装置に本発明を適用しても良い。
14 助手席(特定の座席)
16 インフレータ(ガス供給装置)
18・32・52 エアバッグ
20 第1エアバッグ
22 第2エアバッグ
30 第3エアバッグ
40・50・60 助手席用エアバッグ装置(エアバッグ装置)
64 第3エアバッグ
64A 開口部(ガス供給口)
100・130 エアバッグ
102 第1エアバッグ
104 第2エアバッグ
106 第3エアバッグ
108 外側ストラップ(連結部材)
112・132 外側バッグ基布
114 内側バッグ基布
116 ガス供給口
118・134 外周縫製部
124 基端部
126 本体部
Claims (7)
- 車両衝突時にガスを供給するガス供給装置と、
前記ガス供給装置のガスによって、特定の座席に着座している乗員に対し前方左側で展開する第1エアバッグと、
前記ガス供給装置のガスによって、前記座席に着座している乗員に対し前方右側で展開する第2エアバッグと、
前記ガス供給装置のガスによって、前記第1エアバッグと第2エアバッグとの上部間で展開し、前記座席の乗員の頭部が当接する第3エアバッグと、
を備えたエアバッグ装置。 - 前記第1エアバッグ、第2エアバッグ、及び第3エアバッグは、共通の前記ガス供給装置からガスが供給されるように互いに連通している請求項1記載のエアバッグ装置。
- 前記第3エアバッグは、前記第1エアバッグ又は前記第2エアバッグを経由して前記ガス供給装置のガスが供給されるように、前記第1エアバッグ及び前記第2エアバッグの少なくとも一方に連通している請求項1又は請求項2記載のエアバッグ装置。
- 前記第1エアバッグは、前記第2エアバッグに対し車幅方向外側に位置しており、
前記第3エアバッグは、前記第1エアバッグからのみガスが供給されるように該第1エアバッグに連通している請求項3記載のエアバッグ装置。 - 前記第3エアバッグは、前記第1エアバッグ及び第2エアバッグとは独立して前記ガス供給装置のガスが供給されるガス供給口を有する請求項1又は請求項2記載のエアバッグ装置。
- 請求項5に記載されたエアバッグの製造方法であって、
共通のガス供給口を形成する基端部と、該基端部から分岐されると共に前記第1エアバッグ乃至前記第3エアバッグを形成する本体部と、を有する同一形状の外側バッグ基布及び内側バッグ基布を裁断する第1工程と、
裁断された外側バッグ基布と内側バッグ基布とを重ね合わせ、両者の周縁部を縫製する第2工程と、
縫製により袋状に形成された本体部の第1エアバッグ及び第2エアバッグを第3エアバッグの両側で同一方向へ折り曲げる第3工程と、
折り曲げられた第1エアバッグ及び第2エアバッグを連結部材によってバッグ幅方向に連結する第4工程と、
を有するエアバッグの製造方法。 - 請求項5に記載されたエアバッグの製造方法であって、
共通のガス供給口を形成する基端部と該基端部から分岐されずかつ前記第1エアバッグ乃至前記第3エアバッグを形成する本体部とを有する外側バッグ基布を裁断する第1工程と、
共通のガス供給口を形成する基端部と該基端部から分岐されかつ前記第1エアバッグ乃至前記第3エアバッグを形成する本体部とを有する内側バッグ基布を裁断する第2工程と、
裁断された外側バッグ基布と内側バッグ基布とを重ね合わせ、内側バッグ基布の周縁部に沿って両者を縫製する第3工程と、
縫製により袋状に形成された本体部の第1エアバッグ及び第2エアバッグを第3エアバッグの両側で同一方向へ折り曲げる第4工程と、
折り曲げられた第1エアバッグ及び第2エアバッグを連結部材によってバッグ幅方向に連結する第5工程と、
を有するエアバッグの製造方法。
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