JP2006110962A - 印刷濃度測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 印刷機で使用する用紙の地色のばらつきによる影響を受けることなく、印刷紙面の絶対濃度を正確に測定できる印刷濃度測定装置を提供する。
【解決手段】 印刷濃度測定装置1は、光学イメージセンサ3で印刷紙面の反射光量を画素毎に検出し、最大値検出回路8で算出した反射光量レベルが最も高い値を白紙とみなして、この値と、記憶部10が記憶する画素毎の反射光量の基準値と、を用いて、光学イメージセンサ3で検出した画素毎の反射光量を乗算器5で補正する演算を行い、相対濃度を算出する。また、光学センサ2で検出した用紙の地色の検出結果に基づいて相対濃度を補正して絶対濃度を算出する。したがって、印刷濃度測定装置1では、印刷紙面の反射光量を絶対的な値として得ることができ、用紙の地色が変わったとしても、その影響を受けることなく常に一定のレベルで印刷紙面全体から印刷濃度の変化を確実に検出することができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、オフセット輪転機などのプロセスカラー印刷機で連続的に印刷を行った印刷紙面における印刷濃度の絶対値を測定する印刷濃度測定装置に関する。
オフセット輪転機などの印刷機は、ロール紙から供給される帯状の用紙である連続紙に対して連続的に高速印刷を行う。このような印刷機には、欠陥の有無や色調の変化など印刷不良を検査する印刷紙面検査装置が通常取り付けられており、印刷紙面に対して照明装置で光を照射しながら、ライン型やエリア型の光学イメージセンサで印刷紙面の画像を撮像して印刷不良の検査を行う。
光学イメージセンサで印刷紙面を撮像する際に使用する照明装置は、経時変化・温度変化・電圧変動などの影響を受けると輝度が変化する。また、光学イメージセンサは、経時変化・温度変化・電圧変動などの影響を受けると感度が変化する。さらに、光学イメージセンサは、その入光部前面に設けられた透明板に紙粉などが付着して汚れると感度が変化する。そのため、従来は、照明装置で印刷紙面に光を照射しながら、光学イメージセンサで印刷紙面を安定して撮像するのが困難であるという問題があった。
そこで、上記の問題を解決して印刷紙面を安定して撮像できるように、例えばラインセンサの各セルが検出する反射光レベルを例えば1紙面分観測し、反射光量が一番高いレベルの画素が白紙に相当する画素であるとみなして、この最大値を用いてセル毎に検出した反射光量の観測値を補正する印刷紙面検査装置が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平07−323527号公報(第3−4頁、第1−5図)
オフセット輪転機などの印刷機に使用する白色の用紙(ロール紙)は、メーカ・製造時期・種類などに応じて白色度が異なるので、用紙の地色はそれぞれ微妙に異なっている。また、メーカ・製造時期・種類などが同じであってもロール紙毎に用紙の地色が若干異なることがある。さらには、1本のロール紙においても始端付近と終端付近とでは用紙の地色が異なることがある。
しかしながら、特許文献1に記載の印刷紙面検査装置では、印刷紙面の反射光量レベルが一番高い部分、つまり印刷紙面の一番明るい部分を白紙とみなして紙面の検査を行うので、用紙によっては指定した色と異なる色に色調を補正することがあるという問題があった。また、このように、印刷紙面の色調が用紙の地色に応じて補正されるため、印刷紙面の色調変化を捉えるのに、相対濃度(白紙との濃度の相対値)でしか観測することができず、絶対濃度の観測はできなかった。これによりインキ濃度を正確に測定することができなかった。
そこで、本発明は、印刷機で使用する用紙の地色のばらつきによる影響を受けることなく、印刷紙面の絶対濃度を測定できる印刷濃度測定装置を提供することを目的とする。
この発明は、上記の課題を解決するための手段として、以下の構成を備えている。
(1)印刷機で印刷した印刷紙面の絶対濃度を測定する印刷濃度測定装置であって、
前記印刷機で印刷前の紙面または前記印刷紙面における非印刷部分の反射光量を検出する第1の反射光量検出手段と、
前記印刷機で印刷後の印刷紙面をマトリックス状に分割した画素毎の反射光量の基準値を記憶する基準値記憶手段と、
前記印刷機で印刷後の印刷紙面をマトリックス状に分割して画素毎の反射光量を検出する第2の反射光量検出手段と、
所定の時間内に前記第2の反射光量検出手段で検出した画素毎の反射光量の最大値を算出する最大値算出手段と、
前記基準値記憶手段が記憶する画素毎の反射光量の基準値と、前記第2の反射光量検出手段が検出した画素毎の反射光量値と、前記最大値算出手段が算出した反射光量の最大値と、を用いて印刷紙面の画素毎の相対濃度を算出する演算手段と、
前記演算手段が算出した印刷紙面の画素毎の相対濃度と、前記第1の反射光量検出手段が検出した印刷前の紙面または前記印刷紙面の非印刷部分の反射光量値と、を用いて印刷紙面の絶対濃度を算出する絶対濃度測定手段と、
を備えたことを特徴とする。
この構成においては、印刷濃度測定装置は、第2の反射光量検出手段で印刷紙面の反射光量を画素毎に検出し、最大値算出手段で算出した反射光量レベルが最も高い値を白紙とみなして、この値と、基準値記憶手段が記憶する画素毎の反射光量の基準値と、を用いて、第2の反射光量検出手段で検出した画素毎の反射光量を演算手段で補正する演算を行って、相対濃度を算出する。また、第1の反射光量検出手段で検出した用紙自体の地色(絶対反射率)の検出結果に基づいて相対濃度を補正して絶対濃度を算出する。したがって、印刷濃度測定装置では、印刷紙面の反射光量を絶対的な値として得ることができ、用紙の地色が変わったとしても、その影響を受けることなく常に一定のレベルで印刷紙面全体から印刷濃度の変化を確実に検出することができる。
(2)基準白板を備え、前記第1の反射光量検出手段は、所定のタイミングで検出した前記基準白板の反射光量に基づいて感度を補正することを特徴とする。
この構成においては、印刷前の紙面の反射光量を検出する第1の反射光量検出手段を所定のタイミングで基準白板を用いて校正することができる。したがって、印刷前の紙面の地色(濃度)を正確に検出することができ、印刷濃度測定装置は、第1の反射光量検出手段の感度や紙面の地色が変わっても、その影響を受けることなく印刷紙面の絶対濃度を正確に測定することができる。
(3)前記第1の反射光量検出手段は、その入光部を被覆可能な保護板を備えたことを特徴とする。
印刷に使用するロール紙などの用紙は地色が急に変化することはないので、第1の反射光量検出手段で常に紙面の反射光量を検出しなくても良い。そのため、第1の反射光量検出手段で紙面の反射光量を検出していないときには保護板で入光部を被覆することで、紙粉などが入光部に付着して第1の反射光量検出手段の感度が変化するのを防止することができる。
本発明は、印刷紙面の反射光量を画素毎に検出して、反射光量レベルが最も高い値を白紙とみなして各セルが検出した反射光量を補正し、さらに、印刷に使用する用紙の色(絶対反射率)の測定結果に基づいて印刷紙面の反射光量を補正するので、印刷紙面の反射光量を絶対的な値として得ることができる。したがって、印刷濃度測定装置は、印刷紙面の絶対濃度を測定することができるので、用紙の地色が変わったとしても、その影響を受けることなく常に一定のレベルで印刷紙面の印刷紙面の絶対濃度を測定して、印刷濃度不良を確実に検出することができる。
以下の説明では、本発明の印刷濃度測定装置をオフセット輪転機に取り付けて印刷濃度の測定を行う場合を例に挙げて説明する。図1は、オフセット輪転機の概観図である。
オフセット輪転機101は、給紙装置102にセットされたロール紙Rから連続紙Pを供給し、ガイドローラ103を通過した連続紙Pその両面に対して印刷ユニット104で、例えばブラック(Black)・シアン(Cyan)・マゼンタ(Magenta)・イエロー(Yellow)の順に、一紙面分の画像を繰り返し印刷する。そして、連続紙Pをドライヤ105で乾燥・冷却胴106で冷却して、カットオフ調整装置107でカットオフ調整(用紙の送り調整)を行い、印刷胴後のウェブガイド装置108で連続紙Pの蛇行補正を行って、折機109で連続紙Pを所定のサイズに折り曲げる。また、印刷ユニット104には、インキ量を調整するためのインキキー調整装置111が設けられている。また、給紙装置102と印刷ユニット104との間には、第1反射光量検出手段である光学センサ2a,2bがそれぞれガイドローラに対向して設けられている。この光学センサ2a,2bは、給紙装置102から給紙された印刷前の連続紙Pの表面(表胴側)と裏面(裏胴側)とを撮像する。また、一例として、オフセット輪転機101のウェブガイド装置108と折機109との間には、連続紙Pの印刷紙面の反射光量を検出する第2反射光量検出手段である光学イメージセンサ3a,3bがそれぞれガイドローラに対向して設けられている。この光学イメージセンサ3a,3bは、印刷ユニット104でYMCKの各インキの印刷が完了して走行している印刷紙面の表面(表胴側)と裏面(裏胴側)とを撮像する。さらに、印刷ユニット104に設けられたインキキー調整装置111は、図外の印刷濃度測定装置1からの制御信号、またはオペレータの操作に応じてインキキーの開度を調整することで、紙面に印刷する(塗布する)インキ量を調整する。
ここで、光学センサ2及び光学イメージセンサ3が行う撮像とは、周知のように、被写体の反射光量を検出して、その反射光量の大きさに応じた電気信号を出力することである。したがって、以下の説明では、光学センサ2及び光学イメージセンサ3が被写体を撮像することを、被写体の反射光量を検出するという。
図2は、本発明の実施形態に係る印刷濃度測定装置の概略構成を示したブロック図である。図3は、光学イメージセンサの概略の構成図である。印刷濃度測定装置1は、光学センサ2a,2b、光学イメージセンサ3a,3b、A/D変換回路4、乗算器5、インキ濃度測定回路7、最大値検出回路8、CPU9、記憶部10、操作部11、表示部12、通信部13、及びタイミングパルス発生器14を備えている。
光学センサ2a,2b(以下、光学センサ2a,2bを総称して光学センサ2と称する。)は、前記のように、印刷ユニット104で印刷前の連続紙Pの紙面の反射光量を検出して、紙面の絶対的な濃度を検出する。光学センサ2aが印刷紙面の表面(表胴側)、光学センサ2bが印刷紙面の裏面(裏胴側)の反射光量を検出する。
光学イメージセンサ3a,3b(以下、光学イメージセンサ3a,3bを総称して光学イメージセンサ3と称する。)は、前記のように、印刷ユニット104でYMCKの各インキの印刷が完了して走行している連続紙Pに印刷された文字や画像などの反射光量を、一紙面全体にわたって検出するセンサである。光学イメージセンサ3aが印刷紙面の表面(表胴側)、光学イメージセンサ3bが印刷紙面の裏面(裏胴側)の反射光量を検出する。
光学センサ2としては、フォトダイオード、光電管などを用いたセンサが好適であるが、CCD等のイメージセンサを用いてもかまわない。光学イメージセンサ3としては、ライン型やエリア型のCCD等が好適である。また、これらの光学イメージセンサや別の光学イメージセンサを使用した工業用カメラなども適用可能である。光学センサ2及び光学イメージセンサ3の撮像面には、イエロー透過フィルタ、マゼンタ透過フィルタ、シアン透過フィルタ、及び赤外線透過フィルタがそれぞれ設けられており、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各インキで印刷した画像データを出力する。なお、光学センサ2及び光学イメージセンサ3は、単板式であっても4板式であっても良い。以下の説明では、光学センサ2及び光学イメージセンサ3として、単板式のライン型CCDを使用した場合について説明する。
また、印刷前の連続紙の地色(白紙の濃度)を検出するために、光学センサ2に代えて白色度計を使用することも可能である。白色度計を使用した場合には、自動的に校正を行ったり校正が不要であったりするので、取り扱いが容易になる。但し、高価であるため印刷濃度測定装置1の価格が上昇してしまう。
光学センサ2は、一例としてCCDを使用すると安価に構成できるが、経時変化・温度変化・電圧変動などの影響や照明装置の明るさの変化などの影響を受けると感度が変化する。そのため、光学センサ2で常に正確に連続紙の地色を検出するためには、これらの影響を受けないように校正を行う必要がある。そこで、光学センサ2は、ロール紙が交換されたときや数分毎など連続紙Pの地色の変化を確実に検出できる所定のタイミングで基準白板の反射光量を検出して、その感度を調整するように構成されている。図3に示すように、光学センサ2は、ライン型撮像素子21、レンズ22、透明板23、保護板24、移動機構25(不図示)、照明26、基準白板27及び基準白板28を備えている。
ライン型撮像素子21は、例えば(s+2)個のセルを備えており、s個のセルのうちの少なくとも1つのセルで連続紙Pの反射光量を検出し、両端の2個のセルで基準白板27,28の反射光量を検出する。レンズ22は、連続紙P及び基準白板27,28からの反射光を集光してライン型撮像素子21上に集光する。透明板23は、連続紙Pからの反射光を通過させるとともに、光学センサ2の内部に紙粉やほこりが侵入するのを防止する。保護板24は、透明板23の表面に紙粉などが付着して汚損するのを防止する。移動機構25は、透明板23の前面に保護板24を移動したり、透明板23の前面から保護板24を移動させたりする。照明26は、連続紙P及び基準白板27,28に光を照射する。基準白板27及び基準白板28は、透明板23の裏面における両端、つまりライン型撮像素子21の撮像領域の両端部に対向する位置に設けられており、ライン型撮像素子21の感度を校正するためのものである。
このように、基準白板27,28を、透明板23の対象物Pに対向する面の裏面における撮像領域の端部に対向する位置に設けることで、ライン型撮像素子21は、対象物Pを撮像する領域よりも外側の領域(端部近傍の領域)で基準白板を撮像することができる。したがって、連続紙Pの反射光量を検出する毎に基準白板の反射光量を検出し、ライン型撮像素子21で連続紙Pの反射光量を検出する度に各セルを校正することができる。
また、ライン型撮像素子21を用いずに、フォトダイオード等の光学センサを用い、保護板24の裏面に基準白板を設けておくようにしても良い。この場合、透明板23を保護するために保護板24を透明板23に対向する位置に移動機構25で移動させ、光学センサ2で連続紙Pの反射光量を検出していないときに、保護板24の裏面に設けた基準白板に対して照明26から光を照射して、光学センサ2でこの基準白板の反射光量を検出して、光学センサ21の感度を校正すると良い。
光学イメージセンサ3は、m個のセルを有するライン型撮像素子を備えており、所定の間隔で繰り返し印刷紙面からの反射光量を検出する。図4は、印刷紙面をライン及び画素の概念図である。オフセット輪転機101は連続紙Pを一定速度vで移動させており、光学イメージセンサ3は、連続紙Pの反射光量を1回にm個の画素ずつn回検出することで、一紙面全体の反射光量を検出する。つまり、印刷濃度測定装置1は、図4に示すように、連続紙に印刷された一紙面をマトリックス状にnライン×mコラムの画素に分割して、各画素の反射光量を検出する。
図2に示すように、A/D変換回路4は、光学イメージセンサ3が出力した印刷紙面の反射光量のアナログデータをディジタルデータに変換して乗算器5へ出力する。
乗算器5は、最大値検出回路8が出力する印刷紙面におけるライン毎または一定時間毎の反射光量の最大値と、光学イメージセンサ3が検出してA/D変換回路4から出力された印刷前の連続紙Pにおける紙面の反射光量(地色の濃度)のディジタル値と、記憶部10が記憶する印刷紙面をnライン×mコラムに分割した各画素における反射光量の基準値と、を用いて印刷紙面の画素毎の相対濃度を算出し、インキ濃度測定回路7に出力する。
インキ濃度測定回路7は、乗算器5から出力された印刷紙面の画素毎の相対濃度と、光学センサ2で検出した印刷前の連続紙Pの紙面の反射光量と、を用いて印刷紙面の絶対濃度を算出してCPU9へ出力する。CPU9は、このデータに基づいて各インキのインキ濃度を測定して、表示部12へインキ濃度が変化していることを表示させたり、印刷ユニット104のインキキー調整装置111にインキキーの制御信号を出力したりする。
なお、インキ濃度測定回路7は、回路(ハードウェア)によって検査・検出を行う構成としたが、これらの回路を設けずにCPU9において各回路で行う処理と同様の処理を行うように作成したプログラム(ソフトウェア)を実行させるようにしても良い。
最大値検出回路8は、A/D変換回路4から出力された印刷紙面の反射光量に基づいて、ライン毎の反射光量の最大値を検出して、CPU9へ出力する。最大値検出回路8は、1紙面または複数紙面における反射光量の最大値を画素毎に求めるように設定しても良いし、1ライン毎に反射光量の最大値を求めるようにしても良い。
CPU9は、乗算器5で印刷紙面の相対濃度を算出させるために、最大値検出回路8から出力されたライン毎の反射光量の最大値と、記憶部10から読み出した印刷紙面の画素毎の反射光量の基準値と、を乗算器5に出力する。また、CPU9は、光学センサ2で検出した印刷前の連続紙Pの紙面の反射光量の値をインキ濃度測定回路7に出力する。さらに、CPU9は、印刷濃度測定装置1の各部を制御する。
記憶部10は、オフセット輪転機101で印刷する一紙面をnライン×mコラムに分割した各画素における反射光量の基準値、すなわち照明を点灯していないときの反射光量レベルである暗レベルBkを光学イメージセンサのセル毎に記憶している。また、光学センサ2及び光学イメージセンサ3で検出した反射光量を記憶する。
操作部11は、印刷濃度測定装置1の各種操作を行うためのものである。
表示部12は、オペレータに対して報知する内容を表示するためのものである。
通信部13は、オフセット輪転機101のインキキー調整装置111などに制御信号を送るためのものである。
タイミングパルス発生器14は、オフセット輪転機101の給紙装置102から連続紙Pの給紙速度に応じて出力される同期信号が入力されると、A/D変換回路4とCPU9にタイミングパルスを出力する。
次に、印刷濃度測定装置1の動作について説明する。本発明の印刷濃度測定装置1は、光学イメージセンサ3で印刷紙面の反射光量を画素毎に検出し、最大値検出回路8で算出した反射光量レベルが最も高い値を白紙とみなして、この値と、記憶部10が記憶する画素毎の反射光量の基準値と、を用いて、光学イメージセンサ3で検出した画素毎の反射光量を乗算器5で補正する演算を行い、相対濃度を算出する。また、光学センサ2で検出した印刷に使用する用紙の地色(絶対反射率)の検出結果に基づいて相対濃度を補正して絶対濃度を算出する。したがって、印刷濃度測定装置1では、印刷紙面の反射光量を絶対的な値として得ることができ、用紙の地色が変わったとしても、その影響を受けることなく常に一定のレベルで印刷紙面全体から印刷濃度の変化を確実に検出することができる。
印刷濃度測定装置1は、具体的には以下のような処理を行う。図5は、印刷濃度測定装置1の動作を説明するためのフローチャートである。
オフセット輪転機101は、ロール紙Rの交換などが完了して印刷を開始すると、印刷濃度測定装置1へ同期信号を出力する。印刷濃度測定装置1のタイミングパルス発生器14は同期信号を検出すると(s1)、同期信号に応じたタイミングパルスをA/D変換回路4及びCPU9へ出力する(s2)。CPU9は、タイミングパルスを検出すると、光学センサ2の移動機構25に制御信号を出力して保護板24を移動させ、続いて光学センサ2に印刷前の連続紙Pの反射光量を検出させる(s3)。そして、CPU9は、光学センサ2が印刷前の連続紙Pの反射光量を検出すると、移動機構25に制御信号を出力して保護板24が透明板23を被覆する位置に移動させる(s4)。CPU9は、光学センサ2で検出した反射光量値に基づいて連続紙Pの地色の濃度Dwを算出して、この濃度Dwをインキ濃度測定回路7にセットする(s5)。CPU9は、連続紙Pの濃度Dwをセットしてから所定の時間が経過するかまたはロール紙Rが交換されたことを検出すると(s6)、ステップs3〜s5の処理を実行して、乗算器5にセットした連続紙Pの濃度Dwを更新する。
一方、連続紙Pの濃度Dwをセットしてから所定の時間が経過しておらず、またロール紙Rが交換されていない場合(s6)、A/D変換回路4は、タイミングパルス発生器14が出力したタイミングパルスを検出すると、光学イメージセンサ3の各セルが出力している反射光量値のアナログ信号をディジタル信号に変換する。そして、A/D変換回路4は、反射光量のディジタル値を乗算器5及び最大値検出回路8に出力する(s7)。
連続紙Pの濃度Dwがインキ濃度測定回路7にセットされておらず、また一紙面分の画素における反射光量の最大値Wh(i)が乗算器5にセットされていない場合(s8)、最大値検出回路8は、A/D変換回路4から送られてくる1ライン分つまりmコラム分の画素の反射光量値から最大値を検出して、CPU9へ出力する(s9)。CPU9は、画素毎の反射光量を一紙面分つまりnライン分の反射光量の最大値が最大値検出回路8から出力されたか否かを判定し(s10)、一紙面分の画素の反射光量を検出していない場合には、続いてステップs6の処理を行う。一方、nライン分の反射光量の最大値が最大値検出回路8から出力された場合には、これらの値の最大値つまり一紙面分の画素における反射光量の最大値Wh(i)を検出し(s11)、この最大値Wh(i)を乗算器5へ出力する(s12)。
CPU9は、ステップs12の処理を完了すると、続いて、連続紙Pの濃度Dwをセットしてから所定の時間が経過したか否かを判定する(s6)。所定時間が経過していない場合、A/D変換回路4がステップs7の処理を行う。続いて、CPU9は連続紙Pの濃度Dwがインキ濃度測定回路7にセットされているか否か、及び一紙面分の画素における反射光量の最大値Wh(i)が乗算器5にセットされているか否かを判定する(s8)。CPU9は、これらの値が乗算器5及びインキ濃度測定回路7にセットされている場合には、記憶部10から光学イメージセンサ3のセル毎の暗レベルBkを読み出して乗算器5にセットする(s13)。
乗算器5は、CPU9によってセットされた一紙面分の画素における反射光量の最大値Wh(i)、光学イメージセンサ3のセル毎の暗レベル値Bkと、光学イメージセンサ3からA/D変換回路4を介して出力された印刷紙面の画素毎の反射光量レベルAと、を用いて、以下に示す式によって得られる画素毎の相対濃度Daを算出してインキ濃度測定回路7へ出力する(s14)。
すなわち、各画素の相対濃度Drは下記の式で与えられる。
Dr=log(Wh(i)−Bk)−log(A−Bk)
=log((Wh(i)−Bk)/(A−Bk))
乗算器5は、算出した相対濃度Drをインキ濃度測定回路7へ出力する。そして、インキ濃度測定回路7は、各画素の相対濃度Drと、予めセットされている連続紙Pの地色の濃度Dwと、を用いて絶対濃度Daを算出する。すなわち、
各画素の絶対濃度Daは、各画素の相対濃度Drと、連続紙Pの地色の濃度Dwと、の和であるので、
Da=Dw+Dr
となる(s15)。
CPU9は、記憶部10から予め読み出した基準濃度データと、インキ濃度測定回路7から出力された一紙面の各画素の絶対濃度Daと、に基づいて色調の変化の有無を判定する(s16)。
CPU9は、印刷紙面の色調変化の有無を判定した結果、色調変化が発生していた場合には(s17)、表示部12へ印刷紙面の色調変化が発生したことを表示させるとともに、通信部13に印刷ユニット104のインキキー調整装置111へインキキーの制御信号を出力させる(s18)。
また、CPU9は、ステップs16において印刷紙面の色調変化が発生していない場合、及びステップs18の処理を完了した場合には、続いてステップs9の処理を実行する。
印刷濃度測定装置1は、上記の処理を繰り返し行い、一紙面分の反射光量を検出するとライン毎に検出した最大値から反射光量の最大値Wh(i)を検出して、この値を更新する。また、CPU9は、所定時間が経過する毎に印刷前の連続紙Pの濃度Dwを算出して、この値を更新する。
このように、本発明の印刷濃度測定装置1は、光学イメージセンサ3の感度や連続紙Pの地色が変わったとしも、その影響を受けることなく常に一定のレベルで印刷紙面全体から印刷不良やインキ濃度変化を確実に検出することができる。
なお、ライン毎に検出した各画素の反射光量を一旦記憶部10に記憶させ、1紙面分の各画素の反射光量を記憶させてから反射光量の最大値を求め、記憶部10に記憶させた画素毎に上記した反射光量の補正を行い、印刷不良が発生しているかどうかを検出するようにしても良い。このようにすることで、反射光量の補正をより正確に行うことができる。
また、記憶部10に記憶させている一紙面の各画素における反射光量の基準値は、オペレータが良品と判定した紙面(基準紙面)に対して、印刷紙面の検査時と同様の手順で反射光量を検出して、記憶部10に記憶させるようにすると良い。
また、上記の実施形態では、1紙面毎に、各画素における反射光量の最大値を更新するようにしたが、本発明はこれに限るものではなく、所定枚数毎に、紙面における反射光量の最大値を更新するようにしても良い。
また、上記の実施形態では、印刷前の連続紙Pの反射光量を検出する光学センサ2をオフセット輪転機101の印刷ユニット104よりも上流側に設けた場合について説明したが、この位置に取り付けられない場合には、印刷ユニット104の下流側であって、連続紙Pの端部など連続紙Pにインキが塗布されていない部分の反射光量を検出できる位置に光学センサ2を設けると良い。
オフセット輪転機の概観図である。 本発明の実施形態に係る印刷濃度測定装置の概略構成を示したブロック図である。 光学イメージセンサの概略の構成図である。 印刷紙面をライン及び画素の概念図である。 印刷濃度測定装置の動作を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1−印刷濃度測定装置、4−A/D変換回路、5−乗算器、
2,2a,2b−光学センサ、3,3a,3b−光学イメージセンサ、
7−インキ濃度測定回路、8−最大値検出回路、
9−CPU、10−記憶部、11−操作部、12−表示部、13−通信部、
14−タイミングパルス発生器、
101−オフセット輪転機、P−連続紙、R−ロール紙

Claims (3)

  1. 印刷機で印刷した印刷紙面の絶対濃度を測定する印刷濃度測定装置であって、
    前記印刷機で印刷前の紙面または前記印刷紙面における非印刷部分の反射光量を検出する第1の反射光量検出手段と、
    前記印刷機で印刷後の印刷紙面をマトリックス状に分割した画素毎の反射光量の基準値を記憶する基準値記憶手段と、
    前記印刷機で印刷後の印刷紙面をマトリックス状に分割して画素毎の反射光量を検出する第2の反射光量検出手段と、
    所定の時間内に前記第2の反射光量検出手段で検出した画素毎の反射光量の最大値を算出する最大値算出手段と、
    前記基準値記憶手段が記憶する画素毎の反射光量の基準値と、前記第2の反射光量検出手段が検出した画素毎の反射光量値と、前記最大値算出手段が算出した反射光量の最大値と、を用いて、印刷紙面の画素毎の相対濃度を算出する演算手段と、
    前記演算手段が算出した印刷紙面の画素毎の相対濃度と、前記第1の反射光量検出手段が検出した印刷前の紙面または前記印刷紙面の非印刷部分の反射光量値と、を用いて印刷紙面の絶対濃度を算出する絶対濃度算出手段と、
    を備えたことを特徴とする印刷濃度測定装置。
  2. 基準白板を備え、前記第1の反射光量検出手段は、所定のタイミングで検出した前記基準白板の反射光量に基づいて感度を補正する請求項1に記載の印刷濃度測定装置。
  3. 前記第1の反射光量検出手段は、その入光部を被覆可能な保護板を備えた請求項1または2に記載の印刷濃度測定装置。
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