JP2006110090A - 親綱連結用台付けベルト - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来品は、高層建築物の太い柱に適したラチェット機構を採用した締付具であったので大きく低層住宅の細い柱には取付け不可能であると共に、高価であった。よって、低層住宅の細い柱に最適な構造とし、取付けが簡単容易で、しかも安価なものを提供すること。
【解決手段】 トグル機構と、バックル部を備えたもので、具体的には、底辺部11にストッパー12を設け、ベルト取付軸14とベルト折曲軸15とロック軸17を対辺間に設けた当接金具1と、
バックル部28と、ロック軸17の受部30を設けたロック金具2と、
フック係止環3との、それぞれ基端部を蝶着4し、ベルト5基端部をベルト取付軸14に設け、ベルト中間部を当接金具1の裏側に配置し、さらにロック金具2のバックル部28に挿通して、裏側に出たベルト5をさらに開口部22に挿通し、表側に配置した構造である。
【選択図】 図1

Description

本願は、建設現場において高所作業者が墜落防止のために親綱を柱間に張設する際、柱に取付ける台付けベルトに係るものである。
従来品の一例として、図8に示すようなロープの一端にフックを設け、中間部に三つ孔環とフックを挿通し、他端を三つ孔環に連結したロープ状の台付けロープがあった。
この台付けロープを柱に取付ける際には、三つ孔環を移動することにより台付けロープのフック間の長さを調節でき、柱に1回以上回し、両端のフックを親綱の一端に設けた係止リング等に係止するものであった。
従来の台付けロープの場合は、ただ柱に回しておくだけなので取付け時にずり下がってしまい、そのずり下がりを防ぐために他の作業者に持ってもらうか、ある程度親綱を仮張設しておき、ずり下がった台付けロープを所定位置まで上げる作業を一人の作業者が柱間を行き来して行なっていた。
よって、親綱の張設時には、時間と人手がかかってコストアップとなっていた。また、一人の作業者が梁の上を行き来することは、墜落災害の危険性も増大するものであった。
前記台付けロープの課題を解決するために、本出願人が特開2003−41780号で開示したラチェット機構の締付具がある。
このベルト締付具は、高層ビル建設物の構造に適したものであった。それは、柱と外壁とは隔たりが大きい構造のため、台付けベルトの取付け時の制限はほとんどなく、太い柱のために、取付けやすさと、ベルトの長さが長くなると伸びが生じるために、ラチェット機構を採用して確実に緊締できることと、大きくて柱より出ていると梁上を歩行する作業者にとっては危険な場合もあり、柱よりの出っ張りを少なくして、安全に作業できることを目的として開発されたものであり、大きな高層ビル建設現場において一応の成果を得たものであった。
特開2003−41780号公報
従来品は、高層ビル建設物の太い柱に適したラチェット機構を採用した締付具であったので大きく、低層住宅の細い柱にはそのまま使用することは困難であった。
しかも低層住宅では柱も細く、柱の外側にALC外壁板が位置するものでは、柱と外壁間には数ミリメートルの隙間しかなく、また、角部に位置する柱では取付け空間も狭くなるため、従来のラチェット機構の締付具より小型で安価な構造はもちろん設置作業においても狭い空間で使い勝手が良く、細い柱に確実に固定できる構造の台付けベルトを得るものである。
よって本願では、柱の取付け空間が制限される低層住宅に適した小型なものでなければならないため、トグル機構(引き型クランプ)を採用し、構造簡単にして確実に固定可能な台付けベルトを得るものである。また、柱の大小に対応するベルト長さの調節は、バックル構造として容易に長さ調節ができると共に、確実にベルトを挟持し課題を解決するものである。
以上のように本願を採用することにより、低層住宅の細い柱で、取付け箇所(空間)が制限される角部においても露出する柱の2面の空間内に収まる形状・構造・可動範囲とし、確実に取付けることが可能である。
よって、ベルトが弛んで締付具が落下し、作業者の足元に落下するようなこともなく、安全に一人で親綱の設置が可能となるものである。
本願の実施例を詳記すると、
本願は、板材をコ字状に折曲し、底辺部11の一端を折り返してストッパー12を設け、対辺13間にベルト取付軸14と、ベルト折曲軸15を貫通配置すると共に、バネ16を配して常時対辺13より突出状態を維持するロック軸17を設けて成る当接金具1と、
板材を同じくコ字状に折曲し、底辺部21に開口部22を設け、該開口部22に、ベルト挿通孔23を設けた上板24と、下板25をリベット26で連結して成る摺動板27を設けてバックル部28を形成すると共に、対辺29の一方に穿孔して前記ロック軸17の受部30を設けて成るロック金具2と、
板材を略U字状に折曲したフック係止環3との、それぞれ基端部を重合して蝶着4し、ベルト5基端部を折返し重合部を縫着して輪状部51を設け、該輪状部51を柱当て金具1のベルト取付軸14に挿通し、ベルト中間部を柱当て金具1の裏側に配置し、さらにロック金具2の表側へ回し、バックル部28のベルト挿通孔23に挿通し、裏側に出たベルト端を再び開口部22に挿通し、表側に配置した構造である。
本願のベルト長さ調節は、バックル部28で行なうのであるが、図5に示すように、ベルト5は上板24を引っ張る方向に力が働いており、よって、下板25の先端部と、底辺部21の開口部22縁との間に強く挟まれた状態となり、滑ることなく確実に固定されるものである。
図5,6は、本願の台付けベルトの取付け状態を示すものであり、図5は50mm角柱に、図6は75mm角柱に取付けた状態であり、柱の角に、当接金具1のストッパー12を当てがい、当接金具1とロック金具2をほぼ直角状態とし、その状態でベルト5の弛みを取り除く。
そして、ベルト5端とロック金具2を持って、柱側に押さえると蝶着4軸を支点としてロック金具2が回動し、ロック軸17が受部30に嵌合し、ロック金具2はロックされると共に、ベルトの締付けが完了するものである。
そして、フック係止環3に親綱の両端に設けたフックを係止し、親綱の緊張機を操作して柱間に張設配置するものである。(図示せず)
本願の取付け箇所(空間)は、柱の外側にはALC外壁板を取付けるのであるが、柱と外壁板間は数ミリメートルの隙間でしかなく、その隙間に配置できるようにベルトを採用すると共に、角部になると柱の2面しか露出しないため、その最小2面の空間内に収まる形状・構造・可動範囲としたものである。
本願の取外し方法は、ロック軸17を押し下げて受部30より外し、ベルト5端を引っ張ってロック金具2を回動すれば簡単に緊締を解除することができる。
そして、ベルト5をバックル部28より抜脱すると共に、柱と外壁板に位置するベルトを抜くことにより完了するものである。
前記取付けは、一般的な順序としてはALC外壁板を取付ける前に取付け親綱を設置し、外壁板取付け時の作業者の安全を確保するものであるが、外壁板取付け後、一端取外してしまった後、サッシの取付け等で再び取付ける際でも、ベルト式なので柱と外壁板との隙間に容易に挿通し、取付けることが可能である。
図7は、本願台付けベルトに用いる緊締機の他の実施例を示す斜視図であり、ベルト5をバックル部28より容易に外すことができるようにしたもので、開口部22を段階的に切欠して摺動板27を嵌脱自在にしたものであり、更に容易に取付け・取外しができるものである。
本願台付けベルトの取付完了状態斜視図。 本願台付けベルトの緊締機の斜視図。 本願台付けベルトの緊締機の開放したところの斜視図。 本願台付けベルトの緊締機の正面図。 本願台付けベルトの取付状態の平面図。 本願台付けベルトの取付状態斜視図。 本願台付けベルトに用いる緊締機の他の実施例の斜視図。 従来の台付けロープの正面図。
符号の説明
1 当接金具
2 ロック金具
3 フック係止環
4 蝶着
5 ベルト
11 底辺部
12 ストッパー
13 対辺
14 ベルト取付軸
15 ベルト折曲軸
16 バネ
17 ロック軸
21 底辺部
22 開口部
23 ベルト挿通孔
24 上板
25 下板
26 リベット
27 摺動板
28 バックル部
29 対辺
30 受部
51 輪状部

Claims (1)

  1. コ字状に折曲し、底辺部11の一端を折り返してストッパー12を設け、対辺13間にベルト取付軸14とベルト折曲軸15を貫通配置すると共に、バネ16を配して常時対辺13より突出状態を維持するロック軸17を設けて成る当接金具1と、
    コ字状に折曲し、底辺部21に開口部22を設け、該開口部22に、ベルト挿通孔23を設けた上板24と、下板25から成る摺動板27を設けてバックル部28を形成すると共に、対辺29の一方に穿孔して前記ロック軸17の受部30を設けて成るロック金具2と、
    略U字状に折曲したフック係止環3との、それぞれ基端部を蝶着4し、ベルト5基端部を折返し重合部を縫着して輪状部51を設け、該輪状部51を当接金具1のベルト取付軸14に挿通し、ベルト中間部を当接金具1の裏側に配置し、さらにロック金具2の表側へ回し、バックル部28のベルト挿通孔23に挿通し、裏側に出たベルト端を再び開口部22に挿通し、表側に配置した構造を特徴とする親綱連結用台付けベルト。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010084420A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Ingu:Kk 支柱間架設部材の支持装置
JP2010265695A (ja) * 2009-05-15 2010-11-25 Pica Corp 足場板用巾木
KR200488739Y1 (ko) * 2017-03-13 2019-03-12 최병덕 처짐이 방지되고 설치와 체결이 용이한 안전-유도 띠
CN110630168A (zh) * 2019-09-06 2019-12-31 苏州飞华铝制工业有限公司 一种具备锁定功能的可折叠支柱结构

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