JP2010084420A - 支柱間架設部材の支持装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 親綱取付装置は支柱から外れない構造であることが絶対的であるが、仮設部材であるため取り付け取り外しが容易でなければならない。また、躯体の支柱に親綱取付装置を取り付ける場合には、その支柱に外壁パネルを取り付けた後でも取り外せる構造でなければならない。
【解決手段】 支柱に支柱間架設部材を連結することを目的として支柱に取り付ける装置であって、一端にレンチ係合部を備えラチェットギアを設けたベルト挿通軸及び該ラチェットギアに付勢係合させる係合爪を設けた本体に、支柱間架設部材の連結部を備えると共に、ベルト支持部及び該ベルト支持部に一端を支持し他端を支柱に回して該ベルト挿通軸に巻き取るベルトを設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、建築現場など高所作業における墜落防止を目的として設ける手摺や親綱などの支柱間架設部材を支柱に取り付ける装置の改良に関するものである。
高所作業においては、作業者の安全を図るため手摺や親綱などを設ける必要がある。親綱等は、躯体の支柱を利用したり架設支柱を設置することによって張設される。例えば、特許文献1のように支柱を抱き込むようにして取り付ける金具に親綱掛止部を設けた構造のものがある。
特開平8−158663号
このような親綱取付装置は支柱から外れない構造であることが絶対的な要件であるが、仮設部材であることから取り付け取り外しが容易にできることも重要な要件となる。この他、躯体の支柱に親綱取付装置を取り付ける場合は、その支柱に外壁パネルを取り付けた後でも取り外せる構造でなければならない。
また、親綱の連結部を剛性のある部材に設けることも重要である。これは、支柱に巻き付けたワイヤや布ベルトに親綱の連結部を設けると、連結部に荷重が集中するため、伸びが生じたり、連結部の強度低下、支柱との摩擦による傷付きや破断などの問題が生じる。また、剛性が低いため安定感がなく手摺を支持するための支持装置とはなり得ない。
そこで本発明者は上記課題に鑑み鋭意研究した結果、本発明を成し得たものであり、その特徴とするところは、支柱に支柱間架設部材を連結することを目的として支柱に取り付ける装置であって、一端にレンチ係合部を備えラチェットギアを設けたベルト挿通軸及び該ラチェットギアに付勢係合させる係合爪を設けた本体に、支柱間架設部材の連結部を備えると共に、ベルト支持部及び該ベルト支持部に一端を支持し他端を支柱に回して該ベルト挿通軸に巻き取るベルトを設けたことにある。
本明細書中でいう「ベルト挿通軸」とは、布製のベルト端部を開口部に挿通して回転させることによって巻き取る部材をいう。ベルト挿通軸にはレンチ係合部を設けており、スパナやラチェットレンチなどで回転させることによってベルトを巻き取り、ベルトを支柱に締め付ける。また、ラチェットギアとこれに係合させる係合爪を設けて巻き取る方向にのみ回転できるようにしている。
「本体」とは、上記ベルト挿通軸を回転可能に支持し、ワイヤ、ロープ、手摺などの支柱間架設部材を支持連結する連結部を設けた部材をいう。本体には、ベルトの一端を支持固定するベルト固定部が設けられる。ベルトの他端をベルト挿通軸で巻き取ることによって、支柱に締め付けて本体を固定する。本体の形状は、直線状、屈曲状など特に限定するものではない。また、支柱間架設部材を支持連結する連結部は1つ設けるだけでもよく3以上設けるようにしてもよい。
本発明に係る支柱間架設部材の支持装置においては、本体の一側から輪状のベルトが突出する構造であるため、支柱の幅以内でできるだけベルト間の間隔を広くするのが好ましい。例えば、ベルト挿通軸とベルト支持部の間隔を広くしたり、別途ベルトガイドを設ける。
本発明に係る支柱間架設部材の支持装置は、ベルトで支柱に締め付けて本体を固定する構造であるため、本体に衝撃が加わってもベルトが破断しない限り支柱から本体が外れないため、安全上極めて有効となる。また、支柱間架設部材の連結部を本体に設けているため、装置全体で荷重を受けることができる。特に、ベルトには何も設けていないため、本体を取り付けた支柱に外壁パネルを貼った後でもベルトを外すことができるなど、高所作業を安全に遂行する上で極めて有益な効果を有するものである。
本発明に係る支柱間架設部材の支持装置は、ラチェットギアを設けたベルト挿通軸、ベルト支持部に一端を支持し他端を該ベルト挿通軸に巻き取るベルトを設けた本体に、支柱間架設部材の連結部設けたことで上記課題を解決した。
図1は、本発明に係る支柱間架設部材の支持装置1の一実施例を示すもので、本体2にラチェットギア3を備えたベルト挿通軸4と、該ラチェットギア3に係合させるバネ51で付勢した係合爪5を設けた構造である。そして、本体2には支柱間架設部材の連結部6を備えると共に、ベルト支持部7に一端を支持したベルト8を設けている。ベルト挿通軸4にはレンチ係合部9を設けている。支柱Pに回したベルト8の他端をベルト挿通軸4に挿通し、ラチェットレンチなどの工具でレンチ係合部9を矢印方向に回転することにより、ベルト8をベルト挿通軸4に巻き取って、支柱Pに締め付けて本体2を固定する。
図2は支持装置1を支柱Pに取り付けた状態であり、本体2の両側に設けた連結部6に支柱間架設部材である親綱Rを連結する。本発明に係る支柱間架設部材の支持装置1は、支柱Pにベルト8を巻き付けて固定する構造であることから、図のように支柱Pに外壁パネルSを取り付けた後でも支柱Pからベルト8を取り外せることができ、最終工程に至るまで安全性を維持することが可能となる。
図3は、本発明に係る支柱間架設部材の支持装置1の他の実施例を示すもので、支柱間架設部材として親綱Rと手摺Hの連結部6を設けたものである。本例では係合爪5の回転軸をベルト支持部7としてベルト8の一端を支持している。そして、本体2の一側から突出するベルト8の間隔を広げるためのベルトガイド10を設けている。また、本体2が支柱Pからズレにくくすることを目的として、本体2に支柱保持部11を設けている。
手摺Hの連結部6は、図4に示すように本体2の上下に設けた開口部61に対し、挿通孔62を設けた可動部63をツマミ64を回転して移動させることによって固定する構造である。図の右側のように開口部61と挿通孔62を合わせた状態で手摺HのフックH1を挿通し、図の左側のようにツマミ64を回して締め付けることによって固定する。
本発明に係る支柱間架設部材の支持装置の一実施例を示す斜視図である。(実施例1) 図1に示した支柱間架設部材の支持装置を支柱に取り付けた状態の一例を示す平面図である。 本発明に係る支柱間架設部材の支持装置の他の実施例を示す斜視図である。(実施例2) 図3に示した支柱間架設部材の支持装置を支柱に取り付け、手摺を連結する状態の一例を示す側面図である。
符号の説明
1 支柱間架設部材の支持装置
2 本体
3 ラチェットギア
4 ベルト挿通軸
5 係合爪
51 バネ
6 連結部
61 開口部
62 挿通孔
63 可動部
64 ツマミ
7 ベルト支持部
8 ベルト
9 レンチ係合部
10 ベルトガイド
11 支柱保持部
P 支柱
R 親綱
S 外壁パネル
H 手摺
H1 フック

Claims (2)

  1. 支柱に支柱間架設部材を連結することを目的として支柱に取り付ける装置であって、一端にレンチ係合部を備えラチェットギアを設けたベルト挿通軸及び該ラチェットギアに付勢係合させる係合爪を設けた本体に、支柱間架設部材の連結部を備えると共に、ベルト支持部及び該ベルト支持部に一端を支持し他端を支柱に回して該ベルト挿通軸に巻き取るベルトを設けたことを特徴とする支柱間架設部材の支持装置。
  2. 支柱巻き付け時に本体の一側から突出するベルトの間隔を広げるベルトガイドを設けた請求項1記載の支柱間架設部材の支持装置。
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KR101242800B1 (ko) 2011-11-18 2013-03-12 주식회사 포스코 코일형 스크랩 인출장치
KR102170791B1 (ko) * 2020-05-26 2020-10-27 유한회사 하이하우징 해먹 고정장치

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