JP2006108919A - 車載用デジタル放送受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】デジタル方式の放送電波の伝送方式が変化しても、可能な限りの良好な受信を維持する。
【解決手段】バックエンド処理部11は、受信した信号に対する復調済みの信号に含まれるTMCC(Transmission and Multiplexing Configuration Control)に含まれる情報である、現在受信している放送の伝送方式のパラメータを解析することで、現在受信している放送のための放送電波の変調方式の種別を判別する。アンテナ切り替え制御部12は、判別した変調方式を示す情報、および、この変調方式において良好な受信を行なうためのアンテナ切り替え方式の情報を対応付けたテーブルを記憶する。アンテナ切り替え制御部12は、判別した変調方式を示す情報とテーブルとを照合することで、アンテナ切り替え間隔やアンテナ切り替えの予測方式などでなるアンテナ切り替え方式を決定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、デジタル放送電波を受信するための複数のアンテナを備えた車載用デジタル放送受信装置に関する。
従来、自動車などの移動体に搭載された車載用デジタル放送受信装置では、移動体の移動による周囲の環境の変化により電波受信感度が変化しても、この変化に対応した電波受信を行なうために、例えば特許文献1に開示されたように、位置を異ならせて複数の受信用アンテナを設け、これらのアンテナから良好な電波受信が行なえるアンテナを選択するものがある。
特開平4−132317号公報
デジタル方式のテレビジョン放送では、さまざまな種別の方式による信号伝送が行なえるようになっている。これの伝送方式の種別は、高密度の情報の伝送が可能な方式や、ノイズ耐性が強い方式など多岐に及ぶが、複数設けたアンテナ間の、可能な限りの良好な電波受信を行なうために適するアンテナ切り替え方式、例えば、受信対象のアンテナの切り替え間隔の大小などは、信号伝送の方式の種別によって異なる。複数のアンテナを搭載したこれまでの車載用デジタル放送受信装置では、伝送方式の種別と関係のないアンテナ切り替えを行なっていたため、伝送方式の種別が変化した場合に、放送電波の良好な受信が行なえなくなる場合があった。
そこで、本発明の目的は、デジタル方式の放送電波の伝送方式が変化しても、可能な限りの良好な受信を維持することが可能になる車載用デジタル放送受信装置を提供することにある。
すなわち、本発明に係わる車載用デジタル放送受信装置は、位置を異ならせて複数設けられたアンテナの間で、デジタル放送電波を受信するアンテナを切り替える切り替え手段を設けた上で、選局した電波から、当該電波の伝送方式を示す情報を取得し、この情報で示される伝送方式の種別にもとづいて、切り替え手段によるアンテナの切り替えの方式を設定することを特徴とする。
本発明に係わる車載用デジタル放送受信装置では、選局した電波から、当該電波の伝送方式を示す情報を取得し、この情報で示される伝送方式の種別にもとづいて、位置を異ならせて複数設けられたアンテナの間で、デジタル放送電波を受信するアンテナの切り替えの方式を設定するので、デジタル方式の放送電波の伝送方式が変化しても、可能な限りの良好な受信を維持することができる。
以下図面により本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態にしたがった車載用デジタル放送受信装置の構成例を示すブロック図である。
図1に示した車載用デジタル放送受信装置は、放送局から、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplex:直交周波数分割多重変調)方式より変調されて送信されたデジタル方式の放送電波を受信するアンテナ1、このアンテナ1が受信した放送電波から、予め選択した放送局の電波を選局するチューナ2を備える。
この車載用デジタル放送受信装置は、例えば空間ダイバシティなどのダイバシティ方式による受信機能を有しており、アンテナ1と同じ機能を有するアンテナ3が受信した放送電波から、予め選択した放送局の電波を選局するチューナ4、アンテナ1と同じ機能を有するアンテナ5が受信した放送電波から、予め選択した放送局の電波を選局するチューナ6、アンテナ1と同じ機能を有するアンテナ7が受信した放送電波から、予め選択した放送局の電波を選局するチューナ8をさらに備える。
この車載用デジタル放送受信装置は、4組のアンテナおよびチューナを備えているが、同じ機能を持つアンテナとチューナの組みをさらに備えた構成としてもよい。
チューナ2,4,6,8は、アンテナ切り替えスイッチ9と接続され、このアンテナ切り替えスイッチ9はOFDM復調部10と接続される。アンテナ切り替えスイッチ9は、チューナ2,4,6,8のうち、OFDM復調部10と電気的に接続するために入力するユニットを切り替える。OFDM復調部10は、チューナ2,4,6,8のうち、アンテナ切り替えスイッチ9を介して電気的に接続されたチューナによる選局により得られた信号を復調する。
OFDM復調部10は、バックエンド処理部11と接続される。また、車載用デジタル放送受信装置は、アンテナ切り替えスイッチ9を制御するアンテナ切り替え制御部12を備える。また、バックエンド処理部11は、アンテナ切り替え制御部12、表示部13、および音声出力部14と接続される。
バックエンド処理部11は、OFDM復調部10により復調されて得た信号を画像信号および音声信号などに分離した上で、この分離した画像信号に対するデコード処理を行なって、これを表示部13に出力し、また、前述のように分離した音声信号に対するデコード処理を行なって、これを音声出力部14に出力する。
表示部13は、バックエンド処理部11から入力した画像信号に対するD/A変換やYC混合などを経た画像表示を行ない、音声出力部14は、バックエンド処理部11から入力した音声信号に対するD/A変換や増幅処理を経た音声出力を行なう。
次に、図1に示した構成の車載用デジタル放送受信装置の動作について説明する。
図2は、本発明の実施形態にしたがった車載用デジタル放送受信装置のアンテナ切り替えにかかる処理動作の一例を示すフローチャートである。
まず、車載用デジタル放送受信装置のアンテナ切り替えスイッチ9は、チューナ2,4,6,8のうち、アンテナ切り替え制御部12による制御にしたがって電気的に接続されたチューナからの信号を入力して、これをOFDM復調部10に出力する。
OFDM復調部10は、アンテナ切り替えスイッチ9からの信号に対する復調を行ない、この復調済みの信号をバックエンド処理部11に出力する(ステップS1)。バックエンド処理部11は、OFDM復調部10からの信号を画像信号、音声信号、および番組情報用の信号に分離する(ステップS2)。
OFDM復調部10から入力した信号は、TMCC(Transmission and Multiplexing Configuration Control)を含む。TMCCは伝送パラメータを含む。この伝送パラメータは、OFDM復調部10と電気的に接続されたチューナおよび、このチューナと接続されたアンテナにより受信した電波の変調方式を示す。この変調方式は、例えばQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)や64QAM(sixty four-Quadrature Amplitude Modulation)などが挙げられる。
QPSKは、伝送できる情報量は64QAMに対して少ないが、ノイズ耐圧が64QAMに対して強い。また、64QAMは、ノイズ耐圧はQPSKに対して弱いが、伝送できる情報量がQPSKに対して多いといった特徴をもつ。
また、バックエンド処理部11は、前述のように分離した番組情報用の信号をデコードすることで、EPG(Electronic Program Guide:電子番組ガイド)の情報を得る(ステップS3)。
このEPG情報は、現在受信している放送が映像音声放送、いわゆるデジタルテレビ放送のみの放送であるか、あるいは、デジタルテレビ放送およびデジタル音声放送のサイマル放送であるかを示す放送種別識別情報を含む。
サイマル放送における音声放送は、同じサイマル放送におけるデジタルテレビ放送の内容と対応し、かつ映像が無いことを前提とした放送である。バックエンド処理部11は、EPG情報に含まれる放送種別識別情報を解析することで、現在受信中の番組がサイマル放送であるか否かを判別する(ステップS4)。
現在受信している放送がサイマル放送の場合には、OFDM復調部10から入力した信号に含まれるTMCCは、サイマル放送中のデジタルテレビ放送用の伝送パラメータ、および、サイマル放送中のデジタル音声放送用の伝送パラメータをともに含む。これらの伝送パラメータで示される変調方式は異なる方式とすることができる。
ステップS4による判別の結果、「NO」と判別された場合、つまり、現在の放送がデジタルテレビ放送の単一放送であった場合には、バックエンド処理部11は、OFDM復調部10から入力した信号からTMCCを抽出し、このTMCCから、現在受信しているデジタルテレビ放送用の情報の伝送パラメータを抽出する(ステップS5)。
一方、ステップS4による判別の結果、「YES」と判別された場合、つまり、現在受信している放送が、デジタルテレビ放送、および、このデジタルテレビ放送に対応するデジタル音声放送のサイマル放送であった場合には、バックエンド処理部11は、OFDM復調部10から入力した信号からTMCCを抽出し、このTMCCから、現在受信しているサイマル放送中のデジタル音声放送用の情報の伝送パラメータを抽出する(ステップS6)。
バックエンド処理部11は、ステップS5またはステップS6の処理により抽出した伝送パラメータを解析することで変調方式を判別し、この判別結果を示す情報をアンテナ切り替え制御部12に出力する(ステップS7)。
アンテナ切り替え制御部12は、バックエンド処理部11からの判別結果を示す情報を入力し、この情報で示される変調方式の種別にしたがって、アンテナ切り替え方式、つまり、アンテナ切り替えスイッチ9と、チューナ2,4,6,8との電気的な接続の有無の方式を切り替える。
具体的には、アンテナ切り替え制御部12は、各種の変調方式を示す情報、および、この変調方式に適切なアンテナ切り替え方式を定義した切り替えモードの情報を対応付けたアンテナ切り替えモード定義テーブル(図3参照)を記憶する。アンテナ切り替え制御部12は、バックエンド処理部11により判別した変調方式を示す情報と、アンテナ切り替えモード定義テーブルを照合することで、適切なアンテナ切り替え方式を決定する(ステップS8)。
例えば、アンテナ切り替え制御部12は、バックエンド処理部11からの情報で示される変調方式が“QPSK”であった場合には、アンテナ切り替えモードとして“モード1”を選択し、バックエンド処理部11からの情報で示される変調方式が“64QAM”であった場合には、アンテナ切り替えモードとして“モード2”を選択する。
アンテナ切り替えモードの“モード1”では、“QPSK”方式により変調されて送信された放送電波を可能な限り良好に受信できるようなアンテナ切り替え方式が定義され、アンテナ切り替えモードの“モード2”では、“64QAM”方式により変調されて送信された放送電波を可能な限り良好に受信できるようなアンテナ切り替え方式が定義される。
アンテナ切り替え制御部12は、この選択したモードにしたがって、以後のアンテナ切り替え方式を決定し、この方式にしたがって、アンテナ切り替えスイッチ9の制御を行なう。
各々のアンテナ切り替えモードでは、アンテナ切り替えモード定義テーブルで対応付けられた変調方式に適したアンテナ切り替え方式として、アンテナ切り替え間隔、切り替え対象アンテナの識別情報、アンテナ切り替えの予測方式、および、アンテナ切り替えの有無にかかる電界強度基準値などが定義される。
アンテナ切り替えモードで定義するアンテナ切り替え間隔とは、アンテナ切り替えスイッチ9、および、チューナ2,4,6,8との電気的な接続の切り替えの時間間隔を示す。また、アンテナ切り替えモードで定義する切り替え対象アンテナとは、チューナ2,4,6,8のうち、アンテナ切り替えスイッチ9との接続対象としないチューナや、アンテナ切り替えスイッチ9と継続的に接続するチューナの識別情報である。
また、本発明の実施形態にしたがった車載用デジタル放送受信装置では、アンテナ1,3,5,7によりそれぞれ受信した放送電波の電界強度の値の、過去の予め定められた時間における変化の傾向を分析し、この分析結果に応じて、以後の電界強度の変化の傾向を予測し、この予測結果をもとにして、アンテナ切り替えスイッチ9との接続対象とするチューナを順次切り替える機能を有する。
アンテナ切り替えモードで定義するアンテナ切り替えの予測方式は、前述した電界強度の変化の傾向予測の方式、例えば、傾向予測のための分析対象の電界強度の値の計測時間の大小を示す。
また、本発明の実施形態にしたがった車載用デジタル放送受信装置では、アンテナ1,3,5,7によりそれぞれ受信した放送電波の電界強度の値が予め定められた上限値を超えている場合には、アンテナ切り替えを行なわずとも放送電波の良好な受信が行なえるとみなし、アンテナ切り替えを行なわずに、チューナ2,4,6,8とアンテナ切り替えスイッチ9との電気的な接続を常時行なう機能、および、アンテナ1,3,5,7によりそれぞれ受信した放送電波の電界強度の値が予め定められた下限値未満である場合には、アンテナ切り替えをどのように行なっても放送電波の良好な受信が行なえないとみなし、チューナ2,4,6,8とアンテナ切り替えスイッチ9との電気的な接続を一切行なわない機能を有する。
前述したアンテナ切り替えモードで定義するアンテナ切り替えの有無にかかる電界強度基準値は、前述した上限値および下限値を示す。
ステップS8による処理後は、アンテナ切り替え制御部12は、現在選局しているチャンネルが別のチャンネルに切り替わる、または同一チャンネルにおける番組が次番組に切り替わるなどして、受信中の番組が別の番組に切り替わることにより、OFDM復調部10により復調される信号に含まれるTMCCに含まれる情報である、変調方式の種別が切り替わるまで、ステップS8の処理で決定した方式によるアンテナ切り替えスイッチ9の制御を継続する。
以上説明したように、本発明の実施形態にしたがった車載用デジタル放送受信装置では、受信した放送電波の変調方式を判別し、この判別した変調方式の種別をもとにして、複数備えたアンテナの切り替えの方式を、当該判別した変調方式により送信された電波の良好な受信を行なうことができる方式に設定するので、受信した放送電波の変調方式が変化しても、可能な限りの良好な受信を継続することができる。
次に、本発明の実施形態の変形例について説明する。
前述したような、アンテナ切り替え方式の設定にかかる処理を行なう際には、その処理の開始から終了までに一定の時間を要する。つまり、現在選局している番組を放送するための電波の変調方式、および、この番組からの切り替え先の番組を放送するための電波の変調方式が異なっている場合には、前述したような、現在受信している番組を放送するための電波に含まれるTMCCで示される、当該現在の番組を放送するための電波の変調方式の識別情報を抽出することで、適切なアンテナ切り替え方式を設定する手法では、新たな番組の放送が開始された時刻と、この新たな番組を放送するための電波の変調方式に適したアンテナ切り替え方式の設定が終了する時刻の間に差分が生じることになる。
さて、この変形例では、車載用デジタル放送受信装置により現在選局しているチャンネルの現在の番組の終了時刻から予め定められた時間だけ前の時刻以降において放送局から送信された電波をOFDM復調部10により復調して得られる信号に含まれるTMCCは、現在選局している番組の終了時刻以降に放送される番組である次番組を放送するための電波の変調方式の識別情報、いわゆるネクスト情報を含む。この変形例では、ネクスト情報を利用することで、前述した時刻の差分を解消する。
具体的には、車載用デジタル放送受信装置のバックエンド処理部11は、前述したTMCCから、現在選局している番組に関する伝送パラメータ、および、ネクスト情報を抽出し、このネクスト情報で示される変調方式の種別が、現在の番組に関する伝送パラメータで示される変調方式の種別と異なる場合には、このネクスト情報で示される情報である、次番組を放送するための電波の変調方式の種別を示す情報を、アンテナ切り替え制御部12に出力する。
アンテナ切り替え制御部12は、バックエンド処理部11から出力された、次番組に関する変調方式の情報を入力し、この情報とアンテナ切り替えモード定義テーブル(図3参照)とを照合することで、次番組を放送するための電波の変調方式に適したアンテナ切り替えモードを決定する。
このような処理を行なうことで、受信している番組を放送するための電波の変調方式が切り替わった当初から、この切り替わった変調方式に適したモードにしたがったアンテナ切り替え処理を行なうことができる。
以上説明した実施形態では、TMCCに含まれる変調方式の種別にしたがって、アンテナ切り替え方式を可変する構成としたが、これに限らず、放送電波の伝送方式の要素にかかるパラメータであれば、他のパラメータの種別が変更になった場合でも、適したアンテナ切り替え方式は異なってくるので、TMCCに含まれる他のパラメータ、例えば信号帯域幅、送出キャリア数、有効シンボル長などのパラメータを解析して、この解析結果にしたがって、電波の良好な受信を行なうためのアンテナ切り替え方式を決定するようにしてもよい。
なお、この発明は、前記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、前記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を省略してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
本発明の実施形態にしたがった車載用デジタル放送受信装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の実施形態にしたがった車載用デジタル放送受信装置のアンテナ切り替えにかかる処理動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態にしたがった車載用デジタル放送受信装置に記憶される、アンテナ切り替えモード定義テーブルの一例を表形式で示した図である。
符号の説明
1,3,5,7…アンテナ、2,4,6,8…チューナ、9…アンテナ切り替えスイッチ、10…OFDM復調部、11…バックエンド処理部、12…アンテナ切り替え制御部、13…表示部、14…音声出力部。

Claims (3)

  1. 位置を異ならせて複数設けられたアンテナと、
    これら複数のアンテナの間で、デジタル放送電波を受信するアンテナを切り替える切り替え手段と、
    前記複数のアンテナのうち、前記アンテナ切り替え手段により切り替えられたアンテナにより受信したデジタル放送電波のうち所望のチャンネルの電波を選局する選局手段と、
    この選局手段により選局した電波から、当該電波の伝送方式を示す情報を取得する取得手段と、
    この取得手段により取得した情報で示される伝送方式の種別にもとづいて、前記切り替え手段によるアンテナの切り替えの方式を設定する設定手段と
    を備えたことを特徴とする車載用デジタル放送受信装置。
  2. 前記取得手段により取得した情報で示される伝送方式にしたがって放送される番組の終了時刻より予め定められた時間だけ前の時刻以降において前記選局手段により選局した電波は、前記終了時刻以降の番組を放送するための電波の伝送方式を示す第2の情報を含み、
    前記第2の情報で示される伝送方式が、前記取得手段により取得した情報で示される伝送方式と異なる場合に、前記設定手段により、前記第2の情報で示される伝送方式の種別にもとづいて、前記切り替えの方式の設定にかかる処理を開始するように制御することで、前記選局手段により前記終了時刻以降の番組にかかる電波の選局を行なった際に前記切り替えの方式の設定が終了するように制御する制御手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の車載用デジタル放送受信装置。
  3. 前記取得手段は、
    前記選局手段により選局した電波が、デジタルテレビ放送用の情報、および、このデジタルテレビ放送の内容に対応するデジタル音声放送用の情報を含んでいる場合に、このデジタル音声放送用の情報の伝送方式を示す情報を前記選局した電波から取得する
    ことを特徴とする請求項1に記載の車載用デジタル放送受信装置。
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