JP2006108845A - 情報端末装置 - Google Patents

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Daisuke Ishikawa
大輔 石川
Kuniyuki Yoshida
訓之 吉田
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Abstract

【課題】一方の情報端末装置で再生中のコンテンツを他方の情報端末装置に送信して両者間でシームレスにコンテンツを視聴する際に、コンテンツの送信中に装置への電源供給が不用意に停止されても、支障なく視聴することのできる情報端末装置の提供。
【解決手段】コンテンツを再生している情報端末装置10から再生機能を有する他の情報端末装置20に情報を送信する情報送信部15と、コンテンツ再生装置間で再生を連携するために必要な視聴状態情報を生成する情報生成部13と、コンテンツを再生している情報端末装置10への電源供給が停止されることを予測する電源停止予測部14とを備え、コンテンツを再生している情報端末装置10への電源供給の停止を電源停止予測部14が予測した際に、情報送信部15は視聴状態情報を予め設定された所定間隔で他の情報端末装置20に送信することによって、両情報端末装置間で殆どシームレスに視聴できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンテンツ再生機能を有する情報端末装置に関するものである。
従来のコンテンツ再生機能を有する情報端末装置としては、特許文献1に記載されたものが知られている。
特許文献1に記載された従来の情報端末装置は、据置型オーディオ機器で現在再生中のコンテンツを含むデータを、相互通信ケーブルを介して携帯型オーディオ機器に転送コピーするように構成されている。
その動作は、まず、据置型オーディオ機器に設けられた外出スタンバイキーをオンにすることにより、携帯型オーディオ機器の電源を相互通信ケーブルを介してオンにする。
その後、据置型オーディオ機器から携帯型オーディオ機器へコンテンツの転送を完了し、携帯型オーディオ機器では据置型オーディオ機器のコンテンツ再生状態をモニタしながら、転送コピーしたファイル上での同一の再生位置をシークし、シークが完了すれば再生スタンバイ状態に入ったことをユーザに通知する。
その後、携帯型オーディオ機器での再生開始操作により、据置型オーディオ機器での再生状態に同期して携帯型オーディオ機器において同一コンテンツの同一ポイントからの再生を開始する。これによって据え置型および携帯型の両装置間でのシームレスな視聴ができる。
その後、据置型オーディオ機器は、相互通信ケーブルの抜去検出に伴い、抜去検出後所定時間経過後に自動的に再生を停止し電源をオフにする。
特開2001−357618号公報
しかしながら、従来のコンテンツ再生機能を有する情報端末装置では、携帯型オーディオ機器が、再生コンテンツをモニタしながら転送コピーされたファイル上での同一の再生位置をシークし、シークが完了した後、再生スタンバイ状態に入るように構成されているため、この再生スタンバイ状態に入る前に、何らかの理由により不用意に機器の電源が切断された場合、同一の再生位置は検出できずシームレスな再生ができない。
また、この従来のコンテンツ再生機能を有する情報端末装置を車両に搭載した場合、例えば、車内で再生していたコンテンツを、降車後に、例えば家庭内の他のコンテンツ再生装置でそのまま引き続いてシームレスに視聴しようとすると、同一の再生位置をモニタして再生スタンバイ状態が終了するまで、車両に搭載した情報端末装置への電源供給を持続する必要がある。このために、再生スタンバイ状態が終了するまで車両のエンジンを停止することが出来ず、不要な待ち時間を要した。
また、先に車両のイグニッションキーをオフにし、その後再生スタンバイ状態を終了させようとすると、イグニッションキーのオフ後でも搭載情報端末装置へ一時的に電源供給を可能にする必要があり、そのため車両に特別な電源制御装置が必要となりコストアップになっていた。
本発明は、以上の問題点を解決するためになされたものであって、装置本体でコンテンツの再生中に、この装置本体から他の情報端末装置にそのコンテンツのデータを転送する場合、装置本体への電源供給が何らかの理由で不用意に切断されても、再生中のコンテンツをほとんどシームレスに他の情報端末装置で視聴することができる情報端末装置を提供することを目的とする。
また、車両に搭載した場合でも、不要な待ち時間や複雑な電源制御装置を必要とせずに、降車後に他のコンテンツ再生装置でほとんどシームレスに視聴することができる情報端末装置を提供することを目的とする。
本発明の情報端末装置は、装置本体の外部に対して情報を送信する情報送信手段と、再生中のコンテンツの視聴状態情報を生成する情報生成手段と、前記装置本体への電源供給が停止することを予測する電源停止予測手段とを有し、前記電源停止予測手段により前記電源供給が停止することが予測された際に、前記情報送信手段は前記情報生成手段で生成された前記視聴状態情報を予め設定された所定間隔で前記装置本体の外部へ送信する構成を備えている。
この構成により、装置本体への電源供給が停止することが予測された際に、情報送信手段は外部の情報端末装置などへ、現在再生中の視聴状態情報を予め設定された所定間隔で送信することができる。
また、本発明の情報端末装置は、前記電源停止予測手段は、前記装置本体に設けられた電源停止予告手段の電源停止予告動作に基いて、前記装置本体への前記電源供給の停止を予測する構成を備えている。
この構成により、装置本体に設けられた電源停止予告手段が電源停止予告動作を行なった際に、情報送信手段は外部の情報端末装置などへ視聴状態情報を予め設定された所定間隔で送信することができる。
また、本発明の情報端末装置は、前記装置本体は車両に搭載され、前記電源停止予測手段は、前記車両の速度情報または前記車両の位置情報に基いて、前記装置本体への前記電源供給の停止を予測する構成を備えている。
この構成により、装置本体を搭載した車両の速度情報または車両の位置情報に基いて装置本体への電源供給が停止することが予測された際に、情報送信手段は外部の情報端末装置などへ視聴状態情報を予め設定された所定間隔で送信することができる。
以上のように本発明の情報端末装置は、装置本体の外部に対して情報を送信する情報送信手段と、再生中のコンテンツの視聴状態情報を生成する情報生成手段と、前記装置本体への電源供給が停止することを予測する電源停止予測手段とを有し、前記電源停止予測手段により前記電源供給が停止することが予測された際に、前記情報送信手段は、前記情報生成手段で生成された前記視聴状態情報を、予め設定された所定間隔で前記装置本体の外部へ送信する構成を備えているので、装置本体でコンテンツの再生中に、この装置本体への電源供給が停止することが予測された際に、視聴状態情報を、外部の情報端末装置などに予め設定された所定間隔で送信することができ、装置本体の電源供給が何らかの理由で不用意に切断されても、上記視聴状態情報は既に外部の情報端末装置へ送信され、その情報端末装置で保持されているため、装置本体で視聴していたコンテンツを、外部の情報端
末装置でほとんでシームレスに視聴することができる。
また、本発明の情報端末装置を車両に搭載した場合は、装置本体への電源供給が停止されると予測した際に、視聴状態情報は外部の情報端末装置に予め設定された所定間隔で送信されるため、車両のエンジン停止の不要な待ち時間や特別な電源制御装置を必要とせず、降車後に、家庭内などに設置された情報端末装置でコンテンツをほとんどシームレスに視聴することができる。
以下、本発明の実施の形態における情報端末装置について、図面を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における情報端末装置を示すブロック図である。
図1において、車両に搭載される情報端末装置10は、映画や音楽などのマルチメディアコンテンツファイルを格納する磁気ディスクや光ディスクなどの記録メディアと、このコンテンツファイルを再生するためのデコーダよりなるコンテンツ再生部11と、コンテンツ再生部11で再生されたコンテンツをディスプレイやスピーカなどにより映像および音声として出力する出力部12と、複数のコンテンツ再生装置間での再生を連携するために必要な視聴状態情報を生成する情報生成部13と、情報端末装置10に供給されている車両からの電源供給が停止されることを予測する電源停止予測部14と、電源停止予測部14によって電源供給の停止が予測された際に、情報生成部13で生成された視聴状態情報を、家庭内に置かれた据置型や車内に持ち込んでいる携帯型のDVDプレーヤやCDプレーヤのような他の情報端末装置20に所定間隔で送信する情報送信部15とで構成されている。
情報生成部13は、コンテンツ再生部11で現在再生しているコンテンツの全内容データ、およびコンテンツ再生部11で現在再生しているコンテンツの未再生部分の全内容データを読取るコンテンツ読取部131と、コンテンツ再生部11で現在再生しているコンテンツの再生ポイントを検出する再生ポイント検出部132と、他の情報端末装置20への視聴状態情報の送信間隔を設定する送信間隔設定部133と、コンテンツ読取部131、再生ポイント検出部132および送信間隔設定部133からの情報を収集して視聴状態情報を生成する視聴状態情報生成部134とで構成されている。
情報生成部13で生成される視聴状態情報には、次のようなものでありその何れであってもよい。
(1) 現在再生しているコンテンツの未再生部分の全内容を含むデータ
(2) 現在再生しているコンテンツの全内容と、視聴状態情報の送信時に再生されていた再生ポイントを含むデータ
(3) 視聴状態情報の送信時に再生されていた再生ポイントを含むデータ
送信間隔設定部133で設定される視聴状態情報の送信間隔は、車両の走行時間の時間的間隔または走行距離の距離的間隔、すなわち、例えば、走行時間の数分毎、あるいは走行距離の数百m毎、に視聴状態情報を送信するように固定あるいは任意に設定できる。送信間隔を広げることによって情報送信部15の負荷を軽減でき、また、送信間隔を狭めることによって視聴状態情報をより多く送信でき、他の情報端末装置20でよりシームレスに視聴することが可能となる。
車両からの電源供給が停止されることを予測する電源停止予測部14は、車両の走行に伴い生じる車速パルスを検出する車速パルス検出部141と、車速パルス検出部141か
ら出力されるデータに基いて車速を算出する車速算出部142と、車速算出部142で算出されたデータと予め定めた閾値とを比較する閾値比較部146とで構成されている。
これにより、車両の走行速度が一定速度以下になった場合に、情報端末装置10への電源供給が停止されることが予測され、視聴状態情報は情報送信部15から他の情報端末装置20へ送信間隔設定部133で設定された間隔で送信される。
この電源停止予測部14は、中央演算装置、メモリRAM、予測アルゴリズムなどを含むソフトウェアで構成されており、演算や制御によって、車速などの車両のおかれている現在の環境状況から、搭載している情報端末装置10への電源供給が停止されることを予測するものである。
情報送信部15は、例えば、無線伝送方式のBluetoothで構成されており、視聴状態情報を他の情報端末装置20に送信間隔設定部133で設定された所定間隔で送信するものである。視聴状態情報は、電源停止予測部14により情報端末装置10への電源供給が停止することが予測された際に、送信間隔設定部133で設定された間隔で継続して情報送信を行うため、受信側の他の情報端末装置20では常に最新の視聴状態情報を保持しておくことができる。
以上のように構成された本実施の形態の情報端末装置について、図2のフローチャートを用いてその動作を説明する。
車両に搭載された情報端末装置10への電源供給が停止される時期は、車両の走行速度が低下し停車した後であるのが一般的である。したがって、図2において、まず、車両の走行速度が一定の速度以下になったときに情報端末装置10への電源供給が停止される可能性があると予測するための一定の速度閾値Vxを予め定め、閾値比較部146に設定する(S21)。
この値は、車両に固有のものでも良いし、速い速度で走行する運転者に対しては、大きな値が設定されるように、過去の速度状況を学習して自動で設定されるようにしても良い。
次に、車両の走行によって生じる車速パルスを車速パルス検出部141で検出し(S22)、検出した車速パルスから車速算出部142で車両の走行速度Vyを算出する(S23)。
次に、車両の走行速度Vyが予め設定した一定の速度閾値Vxを下回っていないかどうかを閾値比較部146で判定する(S24)。走行速度Vyが速度閾値Vxを下回っていない場合(S24のNO)は、車両は走行中であり、情報端末装置10への電源供給が停止されることは当面はないと予測して、引き続き車速パルス検出部141による車速パルスの検出のステップ(S22)へ戻る。
走行速度Vyが速度閾値Vxを下回っている場合(S24のYES)は、車両はさらに減速して停車し、エンジンの停止がなされ、イグニッションキーのオフによって情報端末装置10への電源供給が停止される可能性があると予測する(S25)。
この時、情報生成部13では、コンテンツ読取部131で読み取られたコンテンツの未再生部分と、再生ポイント検出部132で検出された現在再生中の再生ポイントと、送信間隔設定部133で予め定めた送信間隔情報とで、視聴状態情報生成部134が現在再生中のコンテンツの視聴状態情報を生成し、情報送信部15は、この生成された視聴状態情
報を、送信間隔設定部133で設定された所定間隔で他の情報端末装置20に送信する(S26)。
視聴状態情報の他の情報端末装置20への送信は、視聴者が装置を停止するまで、もしくは、イグニッションキーがオフされるまで予め定められた所定間隔で継続される。
視聴状態情報としては、先述したようなデータが用いられ、それぞれ次のようにして情報端末装置20でコンテンツの再生が行われる。
(1) 現在再生しているコンテンツの未再生部分の全内容を含むデータ
このデータによれば、本実施の形態のように、情報端末装置10で現在再生しているコンテンツの未再生部分の全内容を、他の情報端末装置20へ所定間隔で送信することになるので、情報端末装置10で再生していた磁気ディスクや光ディスクなどの記録媒体の情報端末装置20への入れ替え操作なしで、現在再生しているコンテンツの未再生部分の最初から視聴することができる。
(2) 現在再生しているコンテンツの全内容と、視聴状態情報の送信時に再生されていた再生ポイントを含むデータ
このデータは、コンテンツ読取部131が現在再生しているコンテンツの全内容を読み取り、再生ポイント検出部132が現在再生しているコンテンツのポイントを検出することにより得られ、このデータによれば、コンテンツの全内容と視聴状態情報の送信時に再生されていた再生ポイントのデータを所定間隔で送信するので、他の情報端末装置20への記録媒体の入れ替え操作なしで、視聴状態情報の送信時に再生されていた再生ポイントから視聴することができる。
また、このデータはコンテンツの全内容を含んでいるので、再生ポイント検出部132で検出した再生ポイントをずらせることにより、コンテンツの全内容の中から視聴者の希望する任意のポイントより視聴することもできる。
したがって、例えば、車内で映画を視聴中であった場合は、最後の部分のみを重複して継続して視聴するように再生ポイントをずらせることによって、ストーリの内容がより理解しやすくなる。
(3) 視聴状態情報の送信時に再生されていた再生ポイントを含むデータ
このデータは、再生ポイント検出部132が、現在再生しているコンテンツの再生ポイントを検出することによって得られ、このデータによれば、視聴状態情報の送信時に再生されていた再生ポイントのデータを所定間隔で送信するので、情報端末装置10で再生していた磁気ディスクや光ディスクなどの記録媒体の情報端末装置20への入れ替え操作を行うことにより、視聴状態情報の送信時に再生されていた再生ポイントから視聴することができる。
また、このデータは再生ポイントだけのデータであるので、視聴状態情報の小容量化および他の情報端末装置20への送信時間の短縮化が図れる。
なお、本実施の形態において、信号待ちや渋滞などで車両が停止または低速走行し、車両の走行速度Vyが予め設定した一定の速度閾値Vxを下回り、情報端末装置10への電源供給停止の可能性が予測された場合も、現在再生中のコンテンツの視聴状態情報を他の情報端末装置20に予め設定された所定間隔で情報送信を行う動作を実施するが、その後、車両が通常速度に戻り、予め設定した一定の速度閾値Vxを上回ると情報送信は停止される。そしてその後、車両の走行速度Vyが予め設定した一定の速度閾値Vxを下回った際に、その時点での再生中のコンテンツの視聴状態情報を他の情報端末装置20に予め設定された所定間隔で継続して情報送信を行うため、受信側では常に最新の視聴状態情報を保持できることになる。
以上説明してきたように、本実施の形態では、装置本体を搭載した車両の速度が低下したときに装置本体への電源の供給が停止されると予測し、視聴状態情報を他の情報端末装置20へ所定間隔で送信するので、情報端末装置10への電源供給が不用意に停止されたとしても、その直前に送信された再生ポイントから、情報端末装置10で視聴していたコンテンツを他の情報端末装置20で視聴でき、情報端末装置10で視聴していた再生ポイントとほとんど同じ再生ポイントから、ほとんどシームレスに他の情報端末装置20で視聴することができる。
しかも、視聴状態情報を所定間隔で送信するため、情報端末装置10を車両に搭載した場合でも、不要な時間待ちや複雑な電源装置を必要とせずに、情報端末装置10への電源供給が停止されたとしても、その直前に送信された再生ポイントから他の情報端末装置20でほとんどシームレスに視聴することができる。
なお、本実施の形態では、車両に搭載される情報端末装置10から他の情報端末装置20に視聴状態情報を送信する構成について説明したが、情報端末装置10としては、例えば、家庭内で使用する据置型の情報端末装置や、屋外で使用する携帯型の情報端末装置など、あらゆる種類の情報端末装置を利用することができる。
(実施の形態2)
図3は、本発明の実施の形態2における情報端末装置を示すブロック図であって、図1と同じ構成については図1と同一番号を付し、説明は省略する。
本実施の形態は、実施の形態1とは異なり、情報端末装置を搭載した車両が目的地に接近する際に電源停止を予測するものである。
図3において、本実施の形態が実施の形態1と異なる点は、電源停止予測部14が、複数のGPS衛星からのGPS情報により車両の現在位置を検出する現在位置検出部143と、運転者などの操作者によって設定された車両の目的位置を検出する目的位置検出部144と、現在位置検出部143と目的位置検出部144から出力されるデータに基いて現在位置から目的位置までの距離を算出する距離算出部145と、距離算出部145で算出されたデータと予め定められた閾値とを比較する閾値比較部146とで構成されている点である。
これにより、車両が走行の目的地に一定距離以下に接近した場合に、情報端末装置10への電源供給が停止されることが予測され、視聴状態情報は他の情報端末装置20に情報送信部15によって送信間隔設定部133で設定された間隔で送信される。
本実施の形態においても、情報生成部13で生成される視聴状態情報は、次のようなものでありその何れであってもよい。
(1) 現在再生しているコンテンツの未再生部分の全内容を含むデータ
(2) 現在再生しているコンテンツの全内容と、視聴状態情報の送信時に再生されていた再生ポイントを含むデータ
(3) 視聴状態情報の送信時に再生されていた再生ポイントを含むデータ
図4は本実施の形態の動作を説明するフローチャートであり、図4を用いて本実施の形態の動作について説明する。
図4において、車両に搭載された情報端末装置10への電源供給が停止される時期は車両が目的地に到達した後であることが一般的である。したがって、図4において、情報端
末装置10を搭載した車両が走行の目的地に接近したことにより、情報端末装置10への電源供給が停止されることを予測するための一定の距離閾値Mを定め、閾値比較部146に設定する(S31)。
この値は、車両に固有のものでも良いし、速い速度で走行する運転者に対しては、大きな値が設定されるように、過去の速度状況を学習して自動で設定されるようにしても良い。
次に、車両は目的位置検出部144で車両の目的位置Pxを検出する(S32)。
その後、車両は現在位置検出部143で、複数のGPS衛星からのGPS情報を取得し(S33)、取得したGPS情報より車両の現在位置Pyを算出する(S34)。
次に、車両は距離算出部145で、目的位置Pxと現在位置Py間の距離Mx−yを算出する(S35)。
その後、車両は閾値比較部146で、算出した距離Mx−yが一定の距離閾値Mを下回っていないかどうかを判定する(S36)。
距離Mx−yが一定の距離閾値Mより下回っていない場合(S36のNO)は、車両は目的地からまだ離れているため、エンジンを停止されず、情報端末装置10への電源供給が停止されることはないと判断して、引き続いてGPS情報を取得する(S33)。
距離Mx−yが一定の距離閾値Mより小さい場合(S36のYES)は、車両はまもなく目的地に到着して走行が終了し、エンジンの停止がなされ、イグニッションキーのオフによって情報端末装置10への電源供給が停止される可能性があると予測する(S37)。
この時、実施の形態1と同様に、情報送信手段15は、視聴状態情報生成部134で生成した現在再生中のコンテンツの視聴状態情報を、他の情報端末装置20に送信間隔設定部133で設定した所定間隔で送信する(S38)。
視聴状態情報の他の情報端末装置20への送信は、運転者や視聴者が装置を停止するまで、もしくはイグニッションキーをオフするまで、予め定めた所定間隔で継続される。
なお、目的地に接近した後に、何らかの理由で当初の目的地を変更し、別の目的地に移動を開始した場合は、当初の目的地に接近するに伴い、距離Mx−yは一定の距離閾値Mより小さくなり、情報端末装置への電源供給が停止される可能性があると予測し、現在再生中のコンテンツの視聴状態情報を他の情報端末装置20に予め設定された所定間隔で情報送信を行う動作を実施するが、その後、別の目的地への移動走行に伴って距離Mx−yは距離閾値Mより大きくなり情報送信は停止される。その後、次に、別の目的地に接近し、距離Mx−yが一定の距離閾値Mより小さくなった際に、その時点での再生中のコンテンツの視聴状態情報を他の情報端末装置20に予め設定された所定間隔で情報送信を行うため、受信側では常に最新の視聴状態情報を保持できることになる。
以上のように本発明の実施の形態2の情報端末装置によれば、装置本体を搭載した車両が目的地に接近し、装置本体への電源供給が停止すると予測された際に、再生中のコンテンツの視聴状態情報を他の情報端末装置へ予め設定された所定間隔で送信するので、情報端末装置10への電源供給が不用意に停止されたとしても、その直前に送信された再生ポイントから他の情報端末装置20で視聴でき、情報端末装置10で視聴していた再生ポイントとほとんど同じ再生ポイントから、ほとんどシームレスに他の情報端末装置20で視
聴することができる。
しかも、視聴状態情報を所定間隔で送信するため、情報端末装置10を車両に搭載した場合でも、不要な時間待ちや複雑な電源装置を必要とせずに、情報端末装置10への電源供給が停止されたとしても、その直前に送信された再生ポイントから他の情報端末装置20でほとんどシームレスに視聴することができる。
なお、本実施の形態では、情報端末装置を搭載した車両が目的地へ接近するのを、距離算出部145で算出した距離Mx−yを、閾値比較部146で閾値Mと比較することにより判定し、これによって情報端末装置への電源供給の停止を予測したが、本発明はこれに限ることなく、例えば、「まもなく目的地に到着します」などの一般的なカーナビゲーション装置の通知音声を認識して、情報端末装置本体への電源供給が停止されることを予測するような構成であってもよい。
(実施の形態3)
図5は、本発明の実施の形態3における家庭内で使用する据置型の情報端末装置の機能を示すブロック図であって、図1に示す実施の形態1と同様の構成には同一番号を付して説明は省略する。
図5において、図1と異なる点は、電源停止予測部14が、電源停止予告手段としてのスタンバイスイッチ147と、スタンバイスイッチ147がオンかオフかの操作状態を検出するスイッチ動作検出部148とで構成されている点である。
スタンバイスイッチ147は、現在再生中のコンテンツの再生を一時中断して、視聴状態情報を所定間隔で他の情報端末装置20に送信後、一定時間後に情報端末装置10への電源供給を遮断するものであり、他の情報端末装置20では、その後、情報端末装置10で視聴していたのと同じコンテンツをシームレスに視聴できる。
以上のように構成された本実施の形態の、家庭内で使用する据置型の情報端末装置について、図6のフローチャートを用いて電源停止予測の動作を説明する。
本実施の形態では、外出などの理由により視聴中のコンテンツを中断し、携帯型あるいは車載された他の情報端末装置20で現在再生中のコンテンツをシームレスに視聴したい場合、または家庭内で場所を変えて他の情報端末装置20でシームレスに視聴したい場合に、現在再生している情報端末装置10に設けられたスタンバイスイッチ147をオンにすることを例として説明する。
まず、据置型の情報端末装置10においてコンテンツ再生部11でコンテンツの再生中に(S51)、スタンバイスイッチ147がオンされて電源停止予告動作が行なわれたかどうかをスイッチ動作検出部148で判断する(S52)。
スタンバイスイッチ147がオンされずに電源停止予告動作が行なわれなかった場合(S52のNO)は、ステップS51に戻り、引き続き現在のコンテンツを継続して再生する。
スタンバイスイッチ147がオンされて電源停止予告動作が行なわれた場合(S52のYES)は、情報端末装置10への電源供給が停止される可能性があると予測し(S53)、情報送信部15は、視聴状態情報生成部134で生成された現在再生中のコンテンツの視聴状態情報を、送信間隔設定部133で設定された所定間隔で、他の情報端末装置20に送信する(S54)。
本実施の形態においても、情報生成部13で生成される視聴状態情報は、次のようなものでありその何れであってもよい。
(1) 現在再生しているコンテンツの未再生部分の全内容を含むデータ
(2) 現在再生しているコンテンツの全内容と、視聴状態情報の送信時に再生されていた再生ポイントを含むデータ
(3) 視聴状態情報の送信時に再生されていた再生ポイントを含むデータ
以上のように本実施の形態の情報端末装置は、スタンバイスイッチ147がオンされて電源停止予告動作があったことをスイッチ動作検出部148が検出すると、電源停止予測部14は装置本体への電源供給が停止すると予測し、再生中のコンテンツの視聴状態情報を他の情報端末装置20へ所定間隔で送信するため、送信中に情報端末装置10と他の情報端末装置20を接続するケーブルが不意に抜き去られるなどによって、情報端末装置10への電源供給が不用意に停止されたとしても、その直前に送信された再生ポイントから他の情報端末装置20で視聴でき、情報端末装置10で視聴していた再生ポイントとほとんど同じ再生ポイントから、ほとんどシームレスに他の情報端末装置20で視聴することができる。
しかも、視聴状態情報を所定間隔で送信するため、情報端末装置10を車両に搭載した場合でも、不要な時間待ちや複雑な電源装置を必要とせずに、情報端末装置10への電源供給が停止されたとしても、その直前に送信された再生ポイントから他の情報端末装置20でほとんどシームレスに視聴することができる。
なお、以上の各実施の形態では、情報送信部15の無線伝送方式にBluetoothやケーブルを用いたが、本発明はこれに限定するものでなく、他の情報端末装置20に視聴状態情報を伝達できるのであれば、携帯電話、無線LAN、IrDA、有線ケーブルなどの通信メディアで構成してもよい。
さらに、SDカードなどの半導体記録メディア、HDD、MD、FDDなどの磁気ディスク、CD‐R、DVD-Rなどの光ディスクを含むストレージデバイスに視聴状態情報に関するデータを出力するようにしてもよい。
また、実施の形態1と2の両方の構成を備えた装置本体とすることにより、車両の速度あるいは車両の目的地までの距離のいずれかの情報に基づいて、装置本体への電源の供給の停止を予測することができ、さらに精度の高い制御が行える。
本発明の情報端末装置は、例えば、車両に搭載されたコンテンツ再生機能を有する情報端末装置で映画を鑑賞していて自宅に到着した場合、エンジンを停止する前に特別な操作なしに、車内で視聴していたコンテンツを自宅の他方のコンテンツ再生機能を有する情報端末装置で引き続き殆んどシームレスに視聴することができるので、いつでもどこでも情報端末装置に依存しないコンテンツ再生システムとして有用である。
本発明の実施の形態1における情報端末装置のブロック図 本発明の実施の形態1における情報端末装置の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態2における情報端末装置のブロック図 本発明の実施の形態2における情報端末装置の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態3における情報端末装置のブロック図 本発明の実施の形態3における情報端末装置の動作を示すフローチャート
符号の説明
10 情報端末装置
11 コンテンツ再生部
12 出力部
13 情報生成部
14 電源停止予測部
15 情報送信部
20 他の情報端末装置
131 コンテンツ読取部
132 再生ポイント検出部
133 送信間隔設定部
134 視聴状態情報生成部
141 車速パルス検出部
142 車速算出部
143 現在位置検出部
144 目的位置検出部
145 距離算出部
146 閾値比較部
147 スタンバイスイッチ
148 スイッチ動作検出部

Claims (3)

  1. 装置本体の外部に対して情報を送信する情報送信手段と、再生中のコンテンツの視聴状態情報を生成する情報生成手段と、前記装置本体への電源供給が停止することを予測する電源停止予測手段とを有し、前記電源停止予測手段により前記電源供給が停止することが予測された際に、前記情報送信手段は前記情報生成手段で生成された前記視聴状態情報を予め設定された所定間隔で前記装置本体の外部へ送信することを特徴とする情報端末装置。
  2. 前記電源停止予測手段は、前記装置本体に設けられた電源停止予告手段の電源停止予告動作に基いて、前記装置本体への前記電源供給の停止を予測することを特徴とする請求項1記載の情報端末装置。
  3. 前記装置本体は車両に搭載され、前記電源停止予測手段は、前記車両の速度情報または前記車両の位置情報に基いて、前記装置本体への前記電源供給の停止を予測することを特徴とする請求項1記載の情報端末装置。



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* Cited by examiner, † Cited by third party
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