JP2006106728A - 結像光学系及びそれを用いた画像読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 非対称収差の発生が少なく、良好な像性能を維持しつつ非常に簡易な構成で画像読取ができる結像光学系を得ること。
【解決手段】 原稿面上の画像情報を、ラインセンサー上に結像させ、該原稿面とラインセンサーとの相対的位置を変えて該ラインセンサーで該画像情報を読取る為の画像読取用の結像光学系であって、基準軸光線を時計回り方向に偏向させるオフアキシャル反射面をマイナス偏向面、基準軸光線を反時計回り方向に偏向させるオフアキシャル反射面をプラス偏向面と定義するとき、該結像光学系は2つのオフアキシャル光学素子からなり、該2つのオフアキシャル光学素子は、原稿面側からプラス偏向面、マイナス偏向面もしくはマイナス偏向面、プラス偏向面、の順に構成されること。
【選択図】 図1

Description

本発明は結像光学系及びそれを用いた画像読取装置に関し、特に各種収差がバランスよく補正され、高解像力の画像読取ができるイメージスキャナーやデジタル複写機等においてラインセンサーを用いてモノクロ画像やカラー画像を読取る際に好適なものである。
従来より、原稿面上の画像情報を読取る画像読取装置として主走査方向に複数の受光素子を配列したラインセンサーを用い、その画像情報をラインセンサー(CCD)面上に結像させ、原稿とラインセンサーとの相対的位置を副走査方向に変位させて該ラインセンサーから得られる出力信号を利用して、該原稿等の画像情報を読取るようにした画像読取装置が種々提案されている。
図13は従来のキャリッジ一体型走査方式の画像読取装置の概略図である。同図において照明光源1から放射された光束は直接原稿台ガラス2に載置した原稿7を照明し、該原稿7からの反射光束を順に第1、第2、第3折り返しミラー3a、3b、3cを介してキャリッジ7内部でその光路を折り曲げ、結像レンズ(結像光学系)4によりラインセンサー5面上に結像させている。
そしてキャリッジ6を副走査モーター8により図13に示す矢印A方向(副走査方向)に移動させることにより原稿7の画像情報を読み取っている。同図におけるラインセンサー5は複数の受光素子を1次元方向(主走査方向)に配列した構成により成り立っている。
図14は図13の画像読取光学系の基本構成の説明図である。
図中、144は結像光学系、145R,145G,145Bは各々ラインセンサー145を構成するR(赤色),G(緑色),B(青色)の各色に関する画像情報を読取るR,G,B用のラインセンサー、147R,147G,147Bはラインセンサー145R,145G,145Bに対応する原稿面147上の読取範囲である。
原稿面147を走査することによってある時間間隔をおいて同一箇所を異なる色で読取ることができる。前記構成において結像光学系144が通常の屈折系からなる場合には軸上色収差や倍率色収差が発生するので基準のラインセンサー145Gに対しラインセンサー145B,145Rに結像されるライン像にデフォーカスあるいは位置ズレが発生する。したがって各色画像を重ね合わせて再現した時に色にじみやズレの目立つ画像になる。すなわち高開口、高解像度の性能が要求される場合には要求に対応できなくなる。
一方、最近非共軸光学系においても、基準軸という概念を導入し構成面を非対称非球面にすることで、十分収差が補正された光学系が構築可能であることが提案されている(特許文献1〜3)。特許文献1にその設計方法が、特許文献2、特許文献3にその設計例が示されている。
こうした非共軸光学系はオフアキシャル光学系(像中心と瞳中心を通る光線に沿った基準軸を考えた時、構成面の基準軸との交点における面法線が基準軸上にない曲面(オフアキシャル曲面)を含む光学系として定義される光学系で、この時、基準軸は折れ曲がった形状となる)と呼ばれている。
このオフアキシャル光学系は、構成面が一般には非共軸となり、反射面でもケラレが生じることがないため、反射面を使った光学系の構築がし易い。また、光路の引き回しが比較的自由に行える、構成面を一体成型する手法で一体型の光学系を作りやすいという特徴をもっている。
このような技術を画像読取用の結像光学系に用いたものが開示されている(特許文献4,5)。これに開示されている技術により、画像読取装置において色収差のない十分収差が補正された5面、6面の反射面からなるオフアキシャル光学系が達成されている。
特許文献4では光学系の小型化の達成も同時に狙っているため、各実施例ではキャリッジ一体型に好適な光学系となっている。また特許文献5の画像読取用の結像光学系として開示されている実施例では、3面の反射面からなるオフアキシャル光学系が示されており、2:1ミラー走査型のスキャナーへ適用するのに十分な光路長となっている。
特開平9−5650号公報(対応外国なし) USP5825560号公報 USP5847887号公報 US AA2003038228号公報 US AA2003076606号公報
反射型のオフアキシャル光学系では、全ての反射面を球面で構成しつつ光学性能を良好に保つのが難しい。この為少なくとも1面に回転非対称な非球面(自由曲面)を導入することで良好な光学性能を達成している。
ところで一般に反射面で構成された光学系は偏心誤差による光学性能の低下が大きいことが知られている。回転非対称な非球面(自由曲面)を有する反射型の光学素子をオフアキシャル光学系に組み込む場合、通常の球面反射面に増してなお、それを保持する部材の配置は非常に高精度であることが要求される。
特に面数が3面以上の場合、各面の各々の相対的な位置精度を出す必要があり、逆に高精度を達成するには保持部材の構成が複雑化、大型化し組立性も悪化して製造が難しくなるという問題が生じてくる。
またオフアキシャル反射面が自由曲面反射面の場合、通常のガラスで製造しようとすると、製造工程が複雑化してくる。
そこでポリカーボネートやアクリル、ポリオレフィン系等のプラスチックでの製造が考えられるが、面数が多い場合は、その面数分の型代といった製造コストが上昇する問題が発生してくる。
本発明はオフアキシャル反射面で構成しても非対称収差の発生が少なく、良好な像性能を維持しつつ非常に簡易な構成で画像読取ができる結像光学系及び、それを用いた画像読取装置の提供を目的とする。
特にデジタル複写機やイメージスキャナー等の画像読取系を容易に実現する際に好適な結像光学系の提供を目的とする。
本発明の画像読取用の結像光学系は、基準軸光線を時計回り方向に偏向させるオフアキシャル反射面をマイナス偏向面、基準軸光線を反時計回り方向に偏向させるオフアキシャル反射面をプラス偏向面と定義するとき、該結像光学系は2つのオフアキシャル反射面からなり、該2つのオフアキシャル反射面は、前記原稿面側から該プラス偏向面、該マイナス偏向面もしくは該マイナス偏向面、該プラス偏向面、の順に該結像光学系の光路中に配置されることを特徴とする。
本発明によれば、イメージスキャナーやデジタル複写機等のラインセンサーを用いた画像読取装置において、色収差が少なくオフアキシャル反射面が2面という非常に構造が簡略で、高性能な画像読取用の結像光学系が得られる。
各実施例の説明に入る前に、各実施例で用いている結像光学系(光学系)の構成諸元の表し方及び実施例全体の共通事項について説明する。
図15は本発明の結像光学系の構成データを定義する座標系の説明図である。実施例では物体側から像面に進む1つの光線(図15中の一点鎖線で示すもので基準軸光線と呼ぶ)La1に沿ってi番目の面を第i面とする。
図15において第1面R1は絞り、第2面R2は第1面と共軸な屈折面、第3面R3は第2面R2に対してチルトされた反射面、第4面R4、第5面R5は各々の前面に対してシフト、チルトされた反射面、第6面R6は第5面R5に対してシフト、チルトされた屈折面である。第2面R2から第6面R6までの各々の面はガラス、プラスチック等の透明な媒質で構成される一つの光学素子上に構成されている。
従って、図15の構成では不図示の物体面から第2面R2までの媒質は空気、第2面R2から第6面R6まではある共通の媒質、第6面R6から不図示の第7面(例えば像面)R7までの媒質は空気で構成されている。
本発明の結像光学系はオフアキシャル光学系であるため結像光学系を構成する各面は共通の光軸を持っていない。
そこで、実施例においては先ず第1面の光線有効径の中心を原点とする絶対座標系を設定する。そして、実施例においては、第1面の光線有効径の中心点を原点とすると共に、原点と最終結像面の中心とを通る光線(基準軸光線)の経路を結像光学系の基準軸と定義している。さらに、実施例中の基準軸は方向(向き)を持っている。その方向は基準軸光線が結像に際して進行する方向である。
本発明の実施例においては、結像光学系の基準となる基準軸を上記の様に設定したが、結像光学系の基準となる軸の決め方は光学設計上、収差の取り纏め上、若しくは結像光学系を構成する各面形状を表現する上で都合の良い軸を採用すれば良い。しかし、一般的には像面の中心と、絞り又は入射瞳又は射出瞳又は光学系の第1面の中心若しくは最終面の中心のいずれかを通る光線の経路を光学系の基準となる基準軸に設定する。
つまり、本発明の実施例においては、基準軸は第1面、即ち絞り面の光線有効径の中心点を通り、最終結像面の中心へ至る光線(基準軸光線)が各屈折面及び反射面によって屈折・反射する経路を基準軸に設定している。各面の順番は基準軸光線が屈折・反射を受ける順番に設定している。
従って基準軸は設定された各面の順番に沿って屈折若しくは反射の法則に従ってその方向を変化させつつ、最終的に像面の中心に到達する。
本発明の各実施例の結像光学系を構成するチルト面は基本的にすべてが同一面内でチルトしている。そこで、絶対座標系の各軸を以下のように定める。
Z軸:原点を通り第2面R2に向かう基準軸
Y軸:原点を通りチルト面内(図15の紙面内)でZ軸に対して反時計回りに90゜をなす直線
X軸:原点を通りZ、Y各軸に垂直な直線(図15の紙面に垂直な直線)
また、結像光学系を構成する第i面の面形状を表すには、絶対座標系にてその面の形状を表記するより、基準軸と第i面が交差する点を原点とするローカル座標系を設定して、ローカル座標系でその面の面形状を表した方が形状を認識する上で理解し易い為、本発明の結像光学系に関する構成データを表示する実施例では第i面の面形状をローカル座標系で表わす。
また、第i面のYZ面内でのチルト角は絶対座標系のZ軸に対して反時計回り方向を正とした角度θi(単位°)で表す。よって、本発明の実施例では各面のローカル座標の原点は図15中のYZ平面上にある。またXZおよびXY面内での面の偏心はない。さらに、第i面のローカル座標(x,y,z)のy,z軸は絶対座標系(X,Y,Z)に対してYZ面内で角度θi傾いており、具体的には以下のように設定する。
z軸:ローカル座標の原点を通り、絶対座標系のZ方向に対しYZ面内において反時計方向に角度θiをなす直線
y軸:ローカル座標の原点を通り、z方向に対しYZ面内において反時計方向に90゜をなす直線
x軸:ローカル座標の原点を通り、YZ面に対し垂直な直線
また、Diは第i面と第(i+1)面のローカル座標の原点間の間隔を表すスカラー量、Ndi、νdiは第i面と第(i+1)面間の媒質の屈折率とアッベ数である。また、本発明の実施例では光学系の断面図及び数値データを示す。
球面は以下の式で表される形状である:
Figure 2006106728
また、本発明の実施例における結像光学系は回転非対称の非球面を有し、その形状は以下の式により示す。
Figure 2006106728
上記曲面式はxに関して偶数次の項のみであるため、上記曲面式により規定される曲面はyz面を対称面とする面対称な形状である。
また結像光学系の実施例はすべて共軸光学系ではないため、近軸理論に基づく焦点距離を直接計算することが困難である。そこで以下の定義による換算焦点距離feqを用いる。
Figure 2006106728
なお定義上、反射面が奇数個の場合、焦点距離の符号は通常の符号と逆に表現される。
ここに
:第1面において基準軸に平行で基準軸に無限に近く入射する光線の入射高さak’:該光線が最終面から射出時に基準軸となす角度である。
図1は本発明の結像光学系を画像読取装置に適用したときの実施例1の副走査断面内の要部概略図である。図2は図1の結像光学系4aを抽出したときの副走査断面内の概略図である。
図中、1は光源(光源手段)であり、蛍光灯やキセノンランプ等が成っている。2は原稿台ガラス、3a、3b、3cは順に第1、第2、第3反射ミラーである。4aは画像読取用の結像光学系であり、反射面より成る2つのオフアキシャル光学素子R2,R4を有している。5はCCD等で構成されるラインセンサー(受光手段)であり像面に相当する位置に配置している。6はキャリッジ(筐体)であり、各部材1,3a,3b,3c,4a,5等を収納している。
ここでラインセンサー5の画素の並び方向(紙面と垂直方向)が主走査方向(主走査断面内)、それに直交する方向(紙面内方向)が副走査方向(副走査断面内)である。
本実施例では、前述した図15で示すように、基準軸光線を時計回り方向に偏向させるオフアキシャル反射面をマイナス偏向面、基準軸光線を反時計回り方向に偏向させるオフアキシャル反射面をプラス偏向面と定義するとき、該結像光学系4aは2つの反射面より成るオフアキシャル光学素子R2,R4を有している。そして2つのオフアキシャル光学素子R2,R4は原稿面7側から順にプラス偏向面、マイナス偏向面もしくはマイナス偏向面、プラス偏向面となるように構成している。これによって良好なる光学性能を得ている。
オフアキシャル光学素子R2は基準軸光線を反時計回り方向に偏向させるプラス偏向面、オフアキシャル光学素子R4は基準軸光線を時計回り方向に偏向させるマイナス偏向面である。
本実施例の画像読取用の結像光学系4aはパワーを有した屈折面は有さず、2つのオフアキシャル光学素子R2,R4から構成している。これによりプリズムのように入射面と射出面で屈折作用を有する構成を用いると偏心による問題は少なくなるものの、プリズムの硝材の特性による色収差が発生し、読取画像に色ズレ問題が発生するという問題を防止している。
光源1からの光束で原稿台ガラス2の上に載置された原稿7(物体)を照明し、原稿7からの光を反射ミラー3a、3b、3cを介して結像光学系4aによりラインセンサー5上に結像している。このとき原稿7とキャリッジ6との相対的位置を副走査方向(矢印A方向)に変えて原稿7を2次元的に読み取っている。
原稿読取装置をコンパクトに構成するために第1、第2、第3反射ミラー3a、3b、3cにより光路を折り畳んでいる。結像光学系4aも光路を折り畳むのに寄与している。結像光学系4aでは光路をおおよそZの形状に折り畳むことで互いのオフアキシャル反射面で発生する偏心収差をキャンセルし易くし、2面という少ない構成にもかかわらず良好な結像性能を得ている。
つまり、2つのオフアキシャル光学素子R2,R4は原稿面7側から順にプラス偏向面、マイナス偏向面もしくはマイナス偏向面、プラス偏向面となるように符号の異なる偏向面を順に並ばせているので、互いのオフアキシャル反射面で発生する偏心収差をキャンセルできる効果得ている。
仮に、原稿面7側から順にプラス偏向面、プラス偏向面もしくはマイナス偏向面、マイナス偏向面となるように符号が同一の偏向面を順に並ばせると、互いのオフアキシャル反射面で発生する偏心収差は増幅される問題起こる。
更に良好な結像性能を得るためにオフアキシャル反射面を基準軸に対し主走査方向に対称で副走査方向に非対称な自由曲面で構成して、副走査方向に光路を折り曲げによる偏芯収差を良好に補正している。
またオフアキシャル反射面R2,R4との間に絞りSPを設けることでオフアキシャル反射面の小型化に寄与している。更に反射面を小型化するには中間結像面を構成すればよいのであるが、リレー系を有するため光路長が長くなるか、各反射面のパワーが強くなり偏心誤差に弱くなってしまうので中間結像をしていない。
本実施例では原稿7の副走査方向の長さが短いため、中間結像面を構成しなくても反射面の大きさはあまり大きくならず、面間隔を小さく構成することができる。
本実施例ではこのような結像光学系4aを用いることによりキャリッジ一体型光学系の画像読取装置を3枚の平面折り返しミラーと2枚のオフアキシャル光学素子からなる少ない部品で構成することができ非常に製造が容易となり、小型化への対応も可能とし、如いては高速読取を可能としている。
以下に上で説明した本発明の実施例1に対応する画像読取用の結像光学系4aの数値実施例1ついて数値データを示す。また同様の実施例に対応する画像読取用の結像光学系4aの数値実施例2、3についても数値データを示す。
図4、図6に数値実施例2、3に対応した画像読取用の結像光学系の副走査断面図を示す。図3、図5、図7に数値実施例1,2、3のラインセンサーのライン方向の5点(像高)についての収差図を示す。図中のXは原稿面上の高さ(像高)を表す。
本実施例では図2に示すように結像光学系4aの第1のオフアキシャル光学素子R2に入射する基準軸光線と第2のオフアキシャル光学素子R4から射出する基準軸光線の成す角度をθiとしたとき
−30°<θi<30° (1)
なる条件を満足させている。
この条件式(1)の技術的意義を説明する。
条件式(1)は結像光学系に入射した光線と結像光学系から射出した光線との成す角度を規定したものであり、より具体的にはオフアキシャル反射面2面の配置角度の相対関係を規定したものである。オフアキシャル光学系では偏心収差が発生し、これを補正する必要があるが、オフアキシャル反射面を2面のみで構成するため面形状だけでの補正では良好な光学性能を得ることは困難である。そこで基準軸光線をZの形状に折り畳むことで互いのオフアキシャル反射面で発生する偏心収差をキャンセルし易くしているが、条件式(1)の範囲内にすることで偏心収差をキャンセルがより容易になる。条件式の上下限を外れてオフアキシャル反射面を相対配置すると、一方の面での偏心収差の発生量が大きくなり2面のオフアキシャル反射面のみではキャンセルが困難になるという問題が発生する。
更に好ましくは上記条件式(1)を次の如く設定するのが良い。
−15°<θi<15°
また、本実施例では図2に示すように結像光学系4aの第1のオフアキシャル光学素子R2(反射面)と第2のオフアキシャル光学素子R4(反射面)の非球面係数の非球面係数C02をそれぞれC02r2、C02r4としたとき
−1.0<C02r2/C02r4<−0.01・・・・・(2)
なる条件を満足させている。
この条件式(2)の技術的意義を説明する。
条件式(2)はオフアキシャル光学素子R2とオフアキシャル光学素子R4の非球面係数の比を規定したものであり、より具体的には2つのオフアキシャル光学素子の副走査方向の屈折力の比を規定したものである。
一般的にオフアキシャル光学系では偏心収差が発生し、これを補正する必要があるが、コンパクト化を図りつつ良好な光学性能を得るためには、オフアキシャル光学素子の配置角度は制限されてしまう。
この限られた角度範囲で良好な光学性能を得るためには、光線を折り曲げる副走査方向と同方向の副走査方向の屈折力の2面での関係が重要となる。
条件式(2)の下限を超えて、2面間の副走査方向の屈折力の差が発生すると所定の倍率を維持するためには光路長が長くなるという問題が発生する。逆に条件式(2)の上限を超えて2面間の副走査方向の屈折力の差が発生すると、副走査方向の屈折力が2面間で反転が起こり、良好な光学性能を光線を折り曲げるためには4の字形状にする必要が起こり、これも結像光学系を大きくしてしまうという問題が発生する。
更に好ましくは上記条件式(2)を次の如く設定するのが良い。
−0.8<C02r2/C02r4<−0.2
数値実施例1
原稿読取幅 220mm 結像倍率 −0.189
原稿側NA 0.016 feq 29.680
Figure 2006106728
非球面形状
R2面
C02= -4.5460E-03 C03= 1.8570E-05 C04= -1.9333E-05
C05= 1.2781E-06 C06= 1.5282E-06 C07= -2.6256E-07
C08= 4.0099E-08 C20= -4.7534E-03 C21= 6.3040E-05
C22= -4.0753E-06 C23= -5.3171E-08 C24= 5.5317E-07
C25= 2.3713E-08 C26= -4.2652E-08 C40= 2.5124E-06
C41= -6.5956E-08 C42= -2.5347E-09 C43= -8.2587E-10
C44= -8.2235E-10 C60= -3.3116E-09 C61= 2.3522E-11
C62= 6.4321E-11 C80= 3.3081E-12
R4面
C02= 6.8081E-03 C03= 6.1342E-05 C04= -8.7196E-05
C05= -4.3217E-05 C06= 1.5179E-05 C07= 1.0360E-05
C08= 6.6517E-07 C20= 6.9865E-03 C21= 8.4961E-05
C22= 8.3621E-06 C23= 5.2533E-07 C24= 3.4662E-06
C25= -1.4766E-07 C26= -5.7376E-07 C40= -6.0197E-06
C41= -1.6224E-07 C42= 2.0695E-08 C43= 7.9461E-10
C44= -6.8943E-09 C60= 1.5482E-08 C61= 3.6681E-10
C62= -1.4023E-10 C80= -3.0158E-11
数値実施例2
原稿読取幅 220mm 結像倍率 −0.165
原稿側NA 0.014 feq 28.927
Figure 2006106728
非球面形状
R2面
C02= -4.8409E-03 C03= 1.2949E-05 C04= 1.4067E-06
C05= 3.5016E-07 C06= -1.3856E-07 C20= -4.9915E-03
C21= 3.6762E-05 C22= -3.3290E-06 C23= -1.9140E-08
C24= 1.9491E-08 C40= 7.0626E-07 C41= -9.2190E-09
C42= 2.3060E-09 C60= -2.2285E-10
R4面
C02= 1.0388E-02 C03= 1.8869E-05 C04= -5.8565E-05
C05= -5.3466E-06 C06= 1.1605E-05 C20= 1.0488E-02
C21= 6.3485E-05 C22= 1.5856E-05 C23= 1.9689E-07
C24= 6.9101E-07 C40= -2.0168E-06 C41= 7.2103E-09
C42= 1.4145E-08 C60= 2.2083E-09
数値実施例3
原稿読取幅 220mm 結像倍率 −0.255
原稿側NA 0.023 feq 49.819
Figure 2006106728
非球面形状
R2面
C02= -3.2910E-03 C03= 2.8869E-06 C04= 4.4281E-07
C05= 6.6841E-08 C06= -3.4875E-08 C07= -1.0234E-09
C08= 7.2439E-10 C20= -3.3779E-03 C21= 1.3092E-05
C22= -2.7252E-07 C23= 1.4027E-09 C24= 1.9624E-10
C25= -3.9379E-11 C26= -5.2793E-12 C40= 2.5615E-07
C41= -2.5287E-09 C42= -8.2932E-11 C43= -9.6523E-13
C44= 2.2800E-13 C60= -6.3385E-11 C61= 6.1354E-13
C62= 8.2234E-14 C80= 1.2858E-14
R4面
C02= 5.3904E-03 C03= -7.1792E-06 C04= -1.8231E-06
C05= 1.9647E-07 C06= 4.9083E-07 C07= 5.2920E-09
C08= -2.9427E-08 C20= 5.5433E-03 C21= 3.5404E-05
C22= 5.2311E-06 C23= 2.3961E-08 C24= 1.0051E-08
C25= -1.5006E-09 C26= -3.9259E-10 C40= -5.9770E-07
C41= 3.3155E-10 C42= 3.5756E-10 C43= 9.4700E-12
C44= 8.5528E-12 C60= 5.2122E-10 C61= 1.5001E-12
C62= -2.3248E-12 C80= -2.2990E-13
図8は本発明の結像光学系を画像読取装置に適用したときの実施例2の要部概略図である。図9は図8の結像光学系4bを抽出したときの副走査方向の概略図である。
図中、1は光源(光源手段)であり、蛍光灯やキセノンランプ等が成っている。2は原稿台ガラス、3a、3b、3cは順に第1、第2、第3反射ミラーである。4bは画像読取用の結像光学系であり、2つのオフアキシャル光学素子R2,R4を有している。5はCCD等で構成されるラインセンサー(受光手段)である。
本実施例の該画像読取用の結像光学系4bは、2つの反射面R2,R4より成るオフアキシャル光学素子4bで構成され、基準軸光線を時計回り方向に偏向させるオフアキシャル反射面をマイナス偏向面、基準軸光線を反時計回り方向に偏向させるオフアキシャル反射面をプラス偏向面、と定義するとき原稿面7側からプラス偏向面、マイナス偏向面もしくはマイナス偏向面、プラス偏向面、となるように構成している。
図8において原稿7を照射した光束は該原稿7で反射されて第1のミラー台M1に載置した第1のミラー3aに向かう。この反射光は原稿7の画像情報を含んでおり、この光束を読取手段としての受光手段5に導くために第2のミラー3b、第3のミラー3cが配置されている。この第2のミラー3bと第3のミラー3cも一体の構造(ハの字ミラー)となっていて、第2のミラー台Mに載置されている。
原稿を走査する(読取る)際は第1のミラー台M1が不図示のモーターによって該原稿2を走査していくと、その1/2の速度で第2のミラー台M2が追随するような構造となっており、これにより走査中の原稿7と結像光学系4b(読取系)との光学的距離が維持される。こうして結像光学系4bにより原稿7からの光束が共役関係に配されたラインセンサー5面上に結像する。
この受光手段5は実施例1と同様に主走査方向に複数の素子を配列した1次元ラインセンサー(CCD)等より成り、原稿面7上の主走査方向に沿うよう位置が規定されている。これにより原稿積載台2上に載置された原稿7の主走査方向を一度読み込み、順次各第1,第2のミラー台M1,M2が走査していくことで原稿7の副走査方向を読み込んでいる。
実施例2で実施例1と異なるのは画像読取装置の構成がキャリッジ1体型走査方式のものから2:1ミラー走査方式になっているところおよび画像読取用の結像光学系4bが2:1ミラー走査方式に対応して原稿面から原稿側のオフアキシャル反射面までの光路長が長くなっている点である。
このような画像読取用の結像光学系4bを用いることにより2:1ミラー走査型の画像読取装置を3枚の平面折り返しミラーと2枚のオフアキシャル光学素子R2,R4からなる少ない部品で構成することができ非常に製造が容易となる。
更に反射面のみで構成されるため色収差が発生せず、カラー読取における色ずれが無いため、これに付随するソフトウエア等での処理が簡略化でき、画像読取装置としてもより容易に製造することができる。
以下に上で説明した本発明の実施例2に対応する画像読取用の結像光学系の数値実施例4ついて数値データを示す。また同様の実施例に対応する画像読取用の結像光学系の数値実施例5についても数値データを示す。
図11に数値実施例5に対応した画像読取用の結像光学系の副走査断面図を示す。図10、図12に数値実施例4、5のラインセンサーのライン方向の5点(像高)についての収差図を示す。図中のXは原稿面上の高さを表す。
数値実施例4
原稿読取幅 304.8mm 結像倍率 −0.111
原稿側NA 0.009 feq 45.093
Figure 2006106728
非球面形状
R2面
C02= -3.0020E-03 C03= 4.7838E-06 C04= 2.3504E-07
C05= 9.9324E-08 C06= -2.8659E-09 C20= -3.1491E-03
C21= 2.5084E-05 C22= -5.4761E-07 C23= -1.0084E-08
C24= -6.8492E-10 C40= 7.8808E-07 C41= -1.6587E-08
C42= 1.2190E-09 C60= -5.1022E-10
R4面
C02= -4.4171E-03 C03= -1.4059E-05 C04= 4.6758E-07
C05= 8.9070E-07 C06= 4.8105E-08 C20= 4.6431E-03
C21= 6.1598E-05 C22= 5.6242E-06 C23= 1.6523E-09
C24= 3.4457E-09 C40= -1.5530E-06 C41= -3.2913E-08
C42= -8.0017E-09 C60= 9.5119E-10
数値実施例5
原稿読取幅 304.8mm 結像倍率 −0.220
原稿側NA 0.017 feq 80.432
Figure 2006106728
非球面形状
R2面
C02= -1.6082E-03 C03= 3.9135E-06 C04= 7.1800E-08
C05= 2.6687E-08 C06= -1.1885E-09 C20= -1.6933E-08
C21= 1.4997E-05 C22= -3.1463E-07 C23= -6.9537E-09
C24= -9.9100E-11 C40= 5.1882E-07 C41= -1.2070E-08
C42= 1.0832E-09 C60= -3.2503E-10
R4面
C02= 1.9433E-03 C03= 2.6548E-06 C04= 6.9000E-08
C05= 6.2702E-08 C06= 4.8170E-09 C20= 2.0246E-03
C21= 2.1504E-05 C22= 9.6888E-07 C23= -5.0452E-09
C24= -2.2503E-10 C40= -6.6966E-07 C41= -1.5781E-08
C42= -2.2432E-09 C60= 3.9269E-10
各実施例では結像光学系4a,4bを上述のように構成することで色収差がなくオフアキシャル反射面が2面という非常に構造が簡略で、高性能な画像読取用の結像光学系およびそれを用いた画像読取装置を達成することができる。
本発明の画像読取装置の実施例1の要部概略図 本発明の画像読取用の結像光学系の数値実施例1の断面図 本発明の画像読取用の結像光学系の数値実施例1の収差図 本発明の画像読取用の結像光学系の数値実施例2の断面図 本発明の画像読取用の結像光学系の数値実施例2の収差図 本発明の画像読取用の結像光学系の数値実施例3の断面図 本発明の画像読取用の結像光学系の数値実施例3の収差図 本発明の画像読取装置の実施例2の要部概略図 本発明の画像読取用の結像光学系の数値実施例4の断面図 本発明の画像読取用の結像光学系の数値実施例4の収差図 本発明の画像読取用の結像光学系の数値実施例5の断面図 本発明の画像読取用の結像光学系の数値実施例5の収差図 従来の画像読取装置の要部概略図 従来のカラー画像読取装置の基本構成図 オフアキシャル光学系の定義を説明する概略図
符号の説明
1 照明光源
2 原稿台ガラス
3a,3b,3c 反射ミラー
4a,4b 結像光学系
5 読取手段(ラインセンサー)
6 キャリッジ(筐体)
7 原稿
SP 絞り

Claims (6)

  1. 原稿面上の画像情報を主走査方向に伸びたラインセンサー上に結像させ、該原稿面とラインセンサーとの相対的位置を副走査方向に変えて該ラインセンサーで該画像情報を読取る為の画像読取用の結像光学系であって、
    基準軸光線を時計回り方向に偏向させるオフアキシャル反射面をマイナス偏向面、
    基準軸光線を反時計回り方向に偏向させるオフアキシャル反射面をプラス偏向面
    と定義するとき、
    該結像光学系は2つのオフアキシャル反射面からなり、該2つのオフアキシャル反射面は、前記原稿面側から該プラス偏向面、該マイナス偏向面もしくは該マイナス偏向面、該プラス偏向面、の順に該結像光学系の光路中に配置されることを特徴とする結像光学系。
  2. 前記結像光学系は前記2つのオフアキシャル反射面の間の光路中に絞りを有することを特徴とする請求項1記載の結像光学系。
  3. 前記結像光学系は前記原稿面上の画像情報を中間結像させずに前記ラインセンサー上に結像させることを特徴とする請求項1又は2記載の結像光学系。
  4. 前記2つのオフアキシャル反射面は基準軸に対し主走査方向に対称であり、副走査方向に非対称な自由曲面反射面よりなることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項記載の結像光学系。
  5. 前記結像光学系の2つのオフアキシャル反射面のうち、前記原稿面側の光路中に配置された第1のオフアキシャル反射面に入射する基準軸光線と前記ラインセンサー側の光路中に配置された第2のオフアキシャル反射面から射出する基準軸光線の成す角度をθとしたとき、
    −30°<θ<30°
    なる条件を満足することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項の結像光学系。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項の結像光学系と、前記原稿を載置する原稿台と、該原稿面上の画像情報が結像するラインセンサーと、該原稿と該ラインセンサーとを相対的に移動させる移動手段と、を有することを特徴とする画像読取装置。
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