JP4759310B2 - 読取光学系及びそれを用いた画像読取装置 - Google Patents

読取光学系及びそれを用いた画像読取装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4759310B2
JP4759310B2 JP2005128093A JP2005128093A JP4759310B2 JP 4759310 B2 JP4759310 B2 JP 4759310B2 JP 2005128093 A JP2005128093 A JP 2005128093A JP 2005128093 A JP2005128093 A JP 2005128093A JP 4759310 B2 JP4759310 B2 JP 4759310B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical system
reading
axial
scanning direction
reading optical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005128093A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006308667A5 (ja
JP2006308667A (ja
Inventor
丈慶 齋賀
伸之 栃木
匡生 林出
和行 今道
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2005128093A priority Critical patent/JP4759310B2/ja
Publication of JP2006308667A publication Critical patent/JP2006308667A/ja
Publication of JP2006308667A5 publication Critical patent/JP2006308667A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4759310B2 publication Critical patent/JP4759310B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Lenses (AREA)
  • Facsimile Heads (AREA)

Description

本発明は読取光学系及びそれを用いた画像読取装置に関し、特に各種収差がバランスよく補正され、高解像力を有する小型の結像光学素子を用いたイメージスキャナーやデジタル複写機やファクシミリ等のラインセンサーを用いたモノクロ画像やカラー画像等の画像情報を読み取る際に好適なものである。
従来より、原稿面上の画像情報を読み取る読取光学系(イメージスキャナー)として、フラットベット型のイメージスキャナーが提案されている(特許文献1参照)。
フラットベッド型のイメージスキャナーは結像レンズとラインセンサーを固定し、反射ミラーのみを移動させることによって原稿面をスリット露光走査して、画像情報を読み取る2対1ミラー走査方式によるものである。
近年では、装置の構造の簡略化をはかるためミラー、結像レンズ、ラインセンサー等を一体化して原稿面を走査するキャリッジ一体型走査方式が採用される場合が多くなってきている。
図10は従来のキャリッジ一体型走査方式の読取光学系の概略図である。同図において
照明手段Lから放射された光束は直接原稿台ガラスCGに載置した原稿Oを照明し、該原稿Oからの反射光束を順に第1、第2、第3折り返しミラーM1、M2、M3を介してキャリッジC内部でその光路を折り曲げ、結像レンズ(読取光学系)104によりラインセンサーLS面上に結像させている。そしてキャリッジCを副走査モーターPにより図10に示す矢印A方向(副走査方向)に移動させることにより原稿Oの画像情報を読み取っている。同図におけるラインセンサーLSは複数の受光素子を1次元方向(主走査方向)に配列した構成により成り立っている。
図11は図10の画像読取光学系の基本構成の説明図である。
図中104は結像レンズ、111R,111G,111Bは各々ラインセンサーLSのR(赤色),G(緑色),B(青色)の各色を読み取るラインセンサー、110R,110G,110Bはラインセンサー111R,111G,111Bに対応する原稿面上の読み取り範囲である。原稿面を走査することによってある時間間隔をおいて同一箇所を異なる色で読み取ることができる。前記構成において結像レンズ104が通常の屈折系からなる場合には軸上色収差や倍率色収差が発生するので基準のラインセンサー111Gに対しラインセンサー111B,111Rに結像されるライン像にデフォーカスあるいは位置ズレが発生する。したがって各色画像を重ね合わせて再現した時に色にじみやズレの目立つ画像になる。すなわち高開口、高解像度の性能が要求される場合には要求に対応できなくなる。
一方、最近、非共軸光学系においても、基準軸という概念を導入し構成面を非対称非球面にすることで、十分収差が補正された光学系が構築可能であることが提案されている(特許文献2〜4参照)。特許文献2にその設計方法が、特許文献3、特許文献4にその設計例が示されている。
こうした非共軸光学系はオフアキシャル光学系(像中心と瞳中心を通る光線に沿った基準軸を考えた時、構成面の基準軸との交点における面法線が基準軸上にない曲面(オフアキシャル曲面)を含む光学系として定義される光学系で、この時、基準軸は折れ曲がった形状となる)と呼ばれる。このオフアキシャル光学系は、構成面が一般には非共軸となり、反射面でもケラレが生じることがないため、反射面を使った光学系の構築がし易い。
また、反射面のみから構成されるオフアキシャル光学系においては、色収差が発生しないという特徴があり、これは従来の屈折系のような色にじみやズレがなく、高開口、高解像度の要求にも対応できる光学系である。
しかし、特許文献3で提案されているように、オフアキシャル光学系を用いた画像読取光学系は、偏心収差及び各種収差を補正するため、用いられる自由曲面ミラーの数が多くなってしまい、結果としてコストが高くなってしまうという問題があった。
この問題を解決する提案として、少枚数の自由曲面ミラーより構成される読取光学系が開示されている(特許文献5,6参照)。
特開平3−113961号公報 特開平9−005650号公報 特開平8−292371号公報 特開平8−292732号公報 特開2003−287683公報 特開2003−57549号公報
しかしながら上記特許文献5,6は、光学性能を良好に実現するため光路長の長い光学系であり、キャリッジ一体型走査方式の読取光学系に搭載されるようなコンパクトな読取光学系にはいたっていないという問題点があった。
本発明は簡易な構成でありながら色収差がなく、非対称収差の発生が少なく、像性能の劣化要因の少ない、例えばキャリッジ一体型走査方式に好適な読取光学系及びそれを用いた画像読取装置の提供を目的とする。
請求項1の発明の読取光学系は、原稿の画像情報を主走査方向に配列されたラインセンサーの上に結像させる読取光学系であって、
前記読取光学系は、基準軸に対して前記主走査方向に対称である3つのオフアキシャル反射面から成り、
前記読取光学系の焦点距離をf、前記3つのオフアキシャル反射面のうち最も原稿側に近いオフアキシャル反射面の走査方向の基準軸上におけるパワーをφ1、前記主走査方向の原稿の最大の読取高をXとするとき、
0.2<φ1×f<0.9
0.6×10−4(1/mm)<φ1/X<2.4×10−4(1/mm)
なる条件を満足することを特徴としている。
請求項2の発明は請求項1の発明において、前記3つのオフアキシャル反射面を、前記原稿側から順に、第1のオフアキシャル反射面、第2のオフアキシャル反射面、第3のオフアキシャル反射面とした場合、前記第1のオフアキシャル反射面の主走査方向の基準軸上におけるパワーは正であり、前記第2のオフアキシャル反射面の主走査方向の基準軸上におけるパワーは正であり、前記第3のオフアキシャル反射面の主走査方向の基準軸上におけるパワーは正であることを特徴としている。
請求項3の発明は請求項1又は2の発明において、
0.3<φ1×f<0.6
1.0×10 −4 (1/mm )<φ1/X<1.8×10 −4 (1/mm )
なる条件を満足することを特徴としている。
請求項4の発明は請求項1乃至3のいずれか1項の発明において、前記読取光学系は、前記原稿からの画像情報に基づく光束が中間結像せずに前記ラインセンサーの上に結像することを特徴としている。
請求項5の発明は請求項1乃至4のいずれか1項の発明において、前記3つのオフアキシャル反射面は、副走査方向で非対称な形状より成ることを特徴としている。
請求項6の発明の画像読取装置は、請求項1乃至の何れか一項に記載の読取光学系と、前記原稿を載置する原稿台と、前記原稿に光束を照明する照明手段と、前記ラインセンサーと、を有することを特徴としている。
請求項7の発明は請求項6の発明において、前記照明手段及び前記読取光学系及び前記ラインセンサーは、移動可能な1つの筐体内に収納されていることを特徴としている。
本発明によれば3つのオフアキシャル光学素子で構成される読取光学系を用いることにより、光路長が短く、かつキャリッジ一体型走査方式に対応できるコンパクトな読取光学系及びそれを用いた画像読取装置を達成することができる。
この他本発明によれば簡易な構成で色収差がなく非対称収差の発生が少ない良好なる光学性能が得られる読取光学系及びそれを用いた画像読取装置を達成することができる。
本発明の読取光学系の実施例の構成および数値の意味を明確にするために、本明細書中で使用のオフアキシャル光学系、及び、その骨組みとなる基準軸について以下のように定義する。
基準軸の定義一般には物体から像面にいたる基準となる基準波長の光線の光路をその光学系における基準軸と定義する。これだけでは基準となる光線の選び方に曖昧性が残るので、通常は以下に示す2つの原則のいずれかにより基準光線すなわち基準軸を設定する。
光学系に部分的にでも対称性を有する軸が存在し、収差を対称性良くとりまとめることができる場合には、その対称性を有する軸上を通る光線を基準光線とする。
光学系に一般的に対称軸が存在しない時、あるいは部分的には対称軸が存在しても、収差を対称性良くとりまとめることができない時には、物体面中心(被撮影、被観察範囲の中心)から出る光線のうち、光学系の指定される面の順に光学系を通り、光学系内に定義される絞り中心を通る光線を基準光線として設定する。
このようにして定義される基準軸は、折れ曲がっている形状となる事が一般的である。
上記のように定義した基準軸が曲面と交わる点において、面法線が基準軸と一致しない曲面をオフアキシャル曲面と定義し、オフアキシャル曲面を含む光学系をオフアキシャル光学系と定義する(但し、平面反射面によって基準軸が単純に折れ曲がっている場合も面法線が基準軸と一致しないが、その平面反射面は収差の対称性を損なわないので、オフアキシャル光学系の対象から除外する。)。
本発明の実施例においては、光学系の基準となる基準軸を上記のように設定したが、光学系の基準となる軸の決め方は光学設計上、収差のとりまとめ上、若しくは光学系を構成する各面形状を表現する上で都合の良い軸を採用すれば良い。しかし、一般的には像面または観察面の中心と、絞りまたは入射瞳または射出瞳または光学系の第1面の中心若しくは最終面の中心のいずれかを通る光線の経路を光学系の基準となる基準軸に設定している。各面の順番は基準軸光線が反射を受ける順番に設定している。従って、基準軸は設定された各面の順番に沿って反射の法則に従ってその方向を変化させつつ、最終的に像面の中心に到達する。本発明の各実施例の光学系を構成するチルト面は基本的に全てが同一面内でチルトしている。そこで、絶対座標系の各軸を以下のように定める。
Z軸:原点を通り第1面に向かう基準軸
Y軸:原点を通りチルト面内でZ軸に対して半時計周りに90°をなす直線
X軸:原点を通りZ,Y各軸に垂直な直線
また、光学系を構成する第i面の面形状を表すには、絶対座標系にてその面の形状を表記するより、基準軸と第i面が交差する点を原点とするローカル座標系を設定して、ローカル座標系でその面の面形状を表した方が形状を認識する上で理解し易いため、本発明の構成データを表示する実施例では第i面の面形状をローカル座標系で表す。
また、第i面のYZ面内でのチルト角は絶対座標系のZ軸に対して反時計回り方向を正とした角度θi(単位°)で表す。
よって、本発明の各実施例では各面のローカル座標の原点はYZ平面上にある。
またXZおよびXY面内での面の偏心はない。さらに、第i面のローカル座標(x,y,z)のy,z軸は絶対座標系(X,Y,Z)に対してYZ面内でも角度θi傾いており、具体的には以下のように設定する。
z軸:ローカル座標の原点を通り、絶対座標系のZ軸方向に対しYZ面内において半時計方向に角度θiをなす直線
y軸:ローカル座標の原点を通り、z軸方向に対してYZ面内において半時計方向に90°をなす直線
x軸:ローカル座標系の原点を通り、YZ面に対し垂直な直線
また、本発明の実施例における結像光学素子は回転非対称の非球面を有し、その形状は以下の式により示す。
(a)式においてx=0のとき、副走査方向軸上の形状を示し、y=0のとき、主走査方向軸上の形状を示すことになる。
なお球面は以下の式で表される形状である。
上記曲面式はxに関して偶数次の項のみであるため、上記曲面式により規定される曲面はyz面を対称面とする面対称な形状である。
近軸理論に基づく焦点距離を直接計算することが困難である。そこで以下の定義による換算焦点距離feqを用いる。
なお定義上、反射面が奇数個の場合、焦点距離の符号は通常の符号と逆に表現される。
ここにh1:第1面において基準軸に平行で基準軸に無限に近く入射する光線の入射高さak’:該光線が最終面から射出時に基準軸となす角度である。また、数値実施例においてDiは第i面と第(i+1)面間のローカル座標の原点間の間隔を表すスカラー量、Ndiは第i面と第(i+1)面間の媒質の屈折率である。
次に、本発明の請求項に記載の最も物体側もしくは原稿側の自由曲面の主走査方向のパワーの定義について説明する。一般的に反射面の曲率をrとするとその反射面のパワーφはφ=−2/rと表されることが知られている。ここで、最も物体側もしくは原稿側の自由曲面の主走査方向の曲率をrとすると、1/2r1=C20の関係式が成り立つ。
よって本発明では最も物体側もしくは原稿側の自由曲面の主走査方向2次の係数をC20とすると、前記自由曲面の主走査方向のパワーφは、φ=−4×C20と定義する。
図1は本発明の読取光学系を画像読取装置に適用したときの実施例1の副走査断面内の要部概略図である。図2は図1のYZ面内での全体の構成の光路を展開したときの要部断面図である。
図中、Lは光源(照明手段)であり、蛍光灯やキセノンランプ等から成っている。CGは原稿台ガラスであり、その台上に原稿(モノクロ画像もしくはカラー画像)Oが載置されている。M1,M2.M3は順に第1、第2、第3の反射ミラー(平面ミラー)である。
4は画像読取用の読取光学系(オフアキシャル光学系)であり、原稿Oの画像情報に基づく光束を読取手段としてのラインセンサーLS上に結像させている。
本実施例における読取光学系4は基準軸に対して複数のセンサー(読取素子)の並び方向(主走査方向)に対称である自由曲面反射面(オフアキシャル反射面)から成る第1、第2、第3の3つのオフアキシャル光学素子4a,4b,4cより成っている。
またこの3つのオフアキシャル光学素子4a,4b,4cは、主走査方向と直交する副走査方向で非対称な形状より成っている。
R2,R3,R4は各々順に第1、第2、第3のオフアキシャル反射面である。
LSはCCD等で構成されるラインセンサー(読取手段)であり、像面に相当する位置に配置している。尚、画像情報としてカラー画像を対象とするときは図11に示すセンサーLSを用いる。Cは移動可能なキャリッジ(筐体)であり、筐体内に各部材L,M1,M2.M3,4,LS等を収納している。
ここでラインセンサーLSの画素(センサー)の並び方向(紙面と垂直方向、X方向)が主走査方向(主走査断面、XZ面)、それに直交する方向(紙面内方向、Y方向)が副走査方向(副走査断面、YZ面)である。
本実施例においては照明手段Lから発した光束で原稿台ガラスCGの上に載置された原稿(物体)Oを照明し、該原稿Oからの光束を第1、第2、第3の反射ミラーM1,M2.M3を介して第1のオフアキシャル反射面R2に入射させている。そして第1のオフアキシャル反射面R2で図面上、斜め下方に反射された光束は、第2のオフアキシャル反射面(絞り)R3に入射し、図面上、斜め上方に反射された後、第3のオフアキシャル反射面R4に入射している。そして第3のオフアキシャル反射面R4で図面上、斜め下方に反射された光束は、ラインセンサーLS上に結像している。そして原稿OとキャリッジCとの相対的位置を副走査方向(矢印A方向)に変えて原稿Oを2次元的に読み取っている。
読取光学系をコンパクトに構成するために第1、第2、第3の反射ミラーM1,M2.M3により光路を折り畳んでいる。読取光学系4は表面反射面(オフアキシャル反射面)で構成されるため色収差は発生せず、広角化が可能となる。よって読取光学系4から原稿Oまでの距離を短縮することになり、キャリッジ一体型走査方式の読取光学系を3枚の反射ミラーM1,M2.M3と読取光学系4からなる少ない光学部品で構成することができる。
本実施例における第1、第2、第3のオフアキシャル反射面R2、R3、R4は副走査断面(YZ断面)内で光路を折り曲げる構成をとっている。第1、第2、第3のオフアキシャル反射面R2、R3、R4は上記の如くそれぞれ基準軸に対して主走査方向に対称であり、副走査方向に非対称な自由曲面より成っており、偏心による非対称収差および各種収差の良好なる補正を行なっている。
本実施例では第1、第3のオフアキシャル反射面R2、R4にそれぞれ正のパワーを持たすことで非対称な収差を抑えている。更に望ましくは光学的に最も原稿O側に近い第1のオフアキシャル反射面R2の副走査方向のパワーを他の各オフアキシャル反射面の副走査方向のパワーよりも弱くすることで各種収差を良好に補正することができる。
尚、光学的に最も原稿側に近いとは、原稿から光が出射して進む距離に沿ってという意味である。
本実施例では、
(A1)読取光学系4の焦点距離をf、光学的に最も原稿O側に近いオフアキシャル光学素子4aの該複数のセンサーの並び方向(主走査方向)の基準軸上におけるパワーをφ1、該複数のセンサーの並び方向の原稿の最大読取高をXとするとき、
0.2<φ1×f<0.9‥‥‥(1)
0.6×10−4(1/mm2)<φ1/X<2.4×10−4(1/mm2)‥‥‥(2)
なる条件を満足すること、
又は/及び
(B1)光学的に最も原稿O側に近いオフアキシャル光学素子4aは、基準軸上の軸上光束と、該複数のセンサーの並び方向における原稿Oの最大読取高の半値の位置からの軸外光束が反射するときの重なる面積が各々の占める光束の面積の30%以下であること、
により、光路長が短く広角でコンパクトで、かつ良好なる光学性能を有するバランスのとれた読取光学系を達成している。
次に上記(A1)に示した条件式(1)、(2)の技術的な意味について説明する。
条件式(1)は読取光学系の系全体のパワーに対する第1の反射面(第1のオフアキシャル反射面)R2の主走査方向のパワーの比率に関するものである。条件式(1)の下限値を超えて第1の反射面R2のパワーの比率の絶対値が系全体の中で大きくなりすぎると、瞳から像面までの光路が短くなってしまうことで、光学系のバックフォーカスを長くとることが出来なくなる。そのことでCCDや、CCD保持部材により光線のケラレが生じ、また組み付けの困難が生じる。また、条件式(1)の上限値を超えて第1の反射面R2のパワーの比率の絶対値が径全体の中で小さくなってしまうと、第2の反射面(第2のオフアキシャル反射面)R3、第3の反射面(第3のオフアキシャル反射面)R4に入射する光束が太くなり結果として第2、第3の反射面R3,R4が大型化してしまいコスト、製造面で問題となる。更には、第2、第3の反射面R3,R4のパワーが大きくなる結果として各種収差の補正が困難となるため、性能良好を達成し得ない。よって条件式(1)を満足することで、バックフォーカスを長く取ることができ、組み付けを容易にすることが可能となる。
条件式(2)は読取光学系4の第1の反射面R2のパワーに関するものである。条件式(2)の上限値を超えて第1の反射面R2のパワーが大きくなりすぎると、第1の反射面R2での高次の収差の影響が大きくなり、他の各反射面で収差を補正しきれなくなってしまう。
逆に条件式(2)の下限値を超えて、第1の反射面R2のパワーが小さくなりすぎてしまうと、光学系の光路長が長くなってしまい、キャリッジ一体型走査方式に対応した読取光学系を達成することができなくなってしまう。
よって条件式(1)、(2)を満足することで、前記の読取光学系は、光学性能とコンパクトのバランスのとれたキャリッジ一体型走査方式に対応可能な読取光学系を達成できる。
次に上記条件式(1)、(2)の各値を示す。本実施例では、
f=34.911
φ1=1.5938×10−2
X=110
である。よって
φ1×f=0.56 φ1/X=1.45×10−4
となり、条件式(1)、(2)を満たしている。
尚、更に望ましくは、上記条件式(1)、(2)を次の如く設定するのが良い。
0.3<φ1×f<0.6‥‥‥(1a)
1.0×10−4(1/mm2)<φ1/X<1.8×10−4(1/mm2)‥‥‥(2a)
次に上記(B1)の構成の効果について以下に説明する。
読取光学系4を構成する第1、第2、第3の3つのオフアキシャル光学素子4a,4b,4cのうち、光学的に最も原稿O側にある第1のオフアキシャル光学素子4aには軸上光束、軸外光束共に太く且つ重なった面積の比率が大きく入射する。この比率が30%を超えるとそれぞれの軸外光束に対して収差補正が困難となり、十分な光学性能を有する読取光学系を設計できない。
よって、本実施例において更に好ましくは第1のオフアキシャル光学素子4aを基準軸上の軸上光束と、主走査方向における原稿の最大読取高の半値の位置からの軸外光束が反射するときの重なる面積が各々の占める光束の面積の30%以下となるように構成している。
また本実施例の読取光学系及びそれを用いた画像読取装置は、中間結像せずにラインセンサーLS上に直接結像するように構成している。中間結像しないことで本実施例では光路長の短い光学系を達成することができる。
更に第1のオフアキシャル反射面R2と第3のオフアキシャル反射面R4の間に絞りを配置することで光学系全体の小型化を図ることができる。これはオフアキシャル反射面を少ない枚数3面で構成したことと同様に装置全体の小型化(低コスト化)を達成するためのものである。
本実施例では第2のオフアキシャル光学素子4bの面上又はその近傍に絞りを設けている。
尚、本実施例では上記の如く絞りを第2のオフアキシャル反射面R3上又はその近傍に設けたが、これに限ったことではなく、第1のオフアキシャル反射面R1と第3のオフアキシャル反射面R3との間に設けた構成であればよく、特に絞りの配置等に限定されない。
以下に上で説明した本実施例に対応する画像読取用の読取光学系4の数値実施例1について数値データを示す。
また図3に数値実施例1のラインセンサーのライン方向の5点(像高)についての収差図を示す。図中のXは原稿面上の高さ(像高)を表す。図3に示すように本実施例では広角にも関わらず十分な光学性能が確保できていることが分かる。
非球面形状の係数に関しては、式(a)から明らかなように、係数C02は基準軸上のy方向(副走査方向)のパワー(1/mm)、係数C20は基準軸上のx方向(主走査方向)のパワー(1/mm)に該当する。
具体的には、数値実施例1では第1面R2、第3面R4は主走査方向と副走査方向とで正のパワー、第2面R3は主走査方向で正のパワー、副走査方向で負のパワーである。
尚、表においてi=1は原稿面,i=2〜4は3つのオフアキシャル光学素子の反射面、i=5は読取素子面である。
〔数値実施例1〕
原稿読み取り巾 220.0 結像倍率 -0.18898
原稿側NA 0.015949、feq 34.911
非球面形状
R2面
C02= -9.1139E-03 C03= 9.2563E-05 C04= -1.2039E-06
C05= 1.3229E-07 C06= -6.8611E-08 C07= -8.4741E-09
C08= 2.3924E-09 C20= -3.9845E-03 C21= 7.6198E-06
C22= 1.5025E-06 C23= -1.2917E-07 C24= 1.6074E-08
C25= -1.1503E-09 C26= 1.0382E-10 C40= 2.4673E-06
C41= -7.6688E-08 C42= 6.4424E-09 C43= -2.4129E-10
C44= -1.9033E-11 C60= -4.2656E-09 C61= 3.2612E-11
C62= -7.4009E-12 C80= 5.9856E-12

R3面
C02= -1.1184E-02 C03= -1.1363E-04 C04= -1.5247E-06
C05= -1.2283E-06 C06= 2.6444E-08 C20= 2.5925E-03
C21= 2.7975E-05 C22= 5.1077E-06 C23= -1.7159E-07
C24= 5.7505E-08 C40= 2.7173E-06 C41= 1.8550E-07
C42= 3.7119E-07 C60= -3.7353E-08

R4面
C02= -1.3770E-02 C03= -1.4368E-04 C04= 2.4233E-07
C05= -1.9052E-06 C06= 1.9513E-07 C07= 5.0384E-08
C08= -1.2598E-08 C20= -6.2871E-03 C21= 1.2508E-05
C22= 5.1139E-08 C23= -8.0417E-08 C24= -2.1567E-07
C25= 1.2678E-08 C26= 7.8258E-09 C40= 3.9899E-06
C41= 1.2967E-07 C42= -2.2156E-08 C43= 2.2309E-09
C44= 1.1173E-09 C60= -4.0475E-09 C61= -1.4371E-11
C62= 1.2801E-10 C80= 8.0986E-12
図4は本発明の読取光学系を画像読取装置に適用したときの実施例2の副走査断面内の要部概略図である。図5は図4のYZ面内での全体の構成の光路を展開したときの要部断面図である。図4、図5において図1、図2に示した要素と同一要素には同符番を付している。
本実施例において前述の実施例1と異なる点は結像光学系44内での光束の折り曲げ方を異ならせて構成したことである。その他の構成及び光学的作用は実施例1と略同様であり、これにより同様な効果を得ている。
即ち、本実施例においては照明手段Lから発した光束で原稿台ガラスCGの上に載置された原稿(物体)Oを照明し、該原稿Oからの光束を第1、第2、第3の反射ミラーM1,M2.M3を介してオフアキシャル反射面R2に入射させている。そしてオフアキシャル反射面R2で図面上、斜め下方に反射された光束を、オフアキシャル反射面R3に入射させ、図面上、斜め下方に反射させた後、オフアキシャル反射面R4に入射させている。そしてオフアキシャル反射面R4で図面上、斜め下方に反射させた後、ラインセンサーLS上に結像させている。そして原稿OとキャリッジCとの相対的位置を副走査方向(矢印A方向)に変えて原稿Oを2次元的に読み取っている。
本実施例では上記の如く原稿Oからの光束を各オフアキシャル反射面R2,R3,R4で適切に折り曲げることにより、前述の実施例1と比べてバックフォーカスを長くとることができ、これによりCCD及びCCD保持部材による光線のケラレや組み付けの困難を解消することができる。
次に上記条件式(1)、(2)の各値を示す。本実施例では、
f=34.909
φ1=1.2000×10−2
X=110
である。よって
φ1×f=0.42 φ1/X=1.09×10−4
となり、条件式(1)、(2)を満たしている。
以下に上で説明した本実施例に対応する画像読取用の読取光学系44の数値実施例2について数値データを示す。
また図6に数値実施例2のラインセンサーのライン方向の5点(像高)についての収差図を示す。図中のXは原稿面上の高さ(像高)を表す。図6に示すように本実施例では広角にも関わらず十分な光学性能が確保できていることが分かる。
〔数値実施例2〕
原稿読み取り巾 220.0 結像倍率 -0.18898
原稿側NA 0.015949、feq 34.909
非球面形状
R2面
C02= -2.8966E-03 C03= -3.6270E-04 C04= 3.9555E-05
C05= -4.0302E-06 C06= 2.8828E-07 C07= 1.3811E-08
C08= -1.6464E-09 C20= -3.0000E-03 C21= 5.3562E-05
C22= -2.6854E-06 C23= 3.3376E-07 C24= -4.2212E-08
C25= 3.3420E-09 C26= -8.2878E-11 C40= 1.1008E-06
C41= -2.9521E-08 C42= 2.4843E-09 C43= -2.2004E-10
C44= 2.7017E-11 C60= -5.6835E-10 C61= 2.3447E-11
C62= -2.6714E-12 C80= 3.8913E-13

R3面
C02= 3.3068E-03 C03= -9.2129E-04 C04= 2.7488E-05
C05= 4.9476E-06 C06= -9.1013E-08 C20= 3.8193E-03
C21= 3.1887E-05 C22= -9.8366E-07 C23= -5.5840E-07
C24= 5.9452E-08 C40= 5.6593E-07 C41= -1.0387E-07
C42= 5.1460E-09 C60= -7.8017E-09

R4面
C02= -4.7426E-03 C03= -1.7779E-03 C04= 4.4338E-04
C05= -7.1245E-05 C06= 4.4867E-06 C07= -4.6813E-06
C08= 1.5383E-06 C20= -4.7547E-03 C21= -1.0635E-04
C22= -1.4033E-06 C23= -1.5177E-06 C24= 1.1947E-07
C25= 6.9433E-08 C26= -1.5376E-08 C40= 2.9322E-06
C41= 3.6634E-08 C42= 1.5629E-09 C43= -7.0189E-10
C44= -5.0603E-11 C60= -1.3641E-09 C61= -4.7487E-11
C62= 3.0200E-11 C80= 1.3840E-12
図7は本発明の読取光学系を画像読取装置に適用したときの実施例3の副走査断面内の要部概略図である。図8は図7のYZ面内での全体の構成の光路を展開したときの要部断面図である。図7、図8において図1、図2に示した要素と同一要素には同符番を付している。
本実施例において前述の実施例1と異なる点は、条件式(1),(2)を満足する範囲において、光学的に最も原稿Oに近い第1のオフアキシャル光学素子74aの反射面R2のパワーを実施例1に示した第1のオフアキシャル光学素子4aの反射面R2のパワーより大きく設定したことである。その他の構成及び光学的作用は実施例1と略同様であり、これにより同様な効果を得ている。
即ち、本実施例では第1のオフアキシャル反射面R2のパワーを実施例1の第1のオフアキシャル反射面R2のパワーより大きく設定することにより、原稿Oから第1のオフアキシャル反射面R2までの光路長の短縮を図り、キャリッジ一体型走査方式の光学系に好適なコンパクト化と光学性能良好とのバランスの取れた読取光学系を達成している。
次に上記条件式(1)、(2)の各値を示す。本実施例では、
f=37.293
φ1=2.1138×10−2
X=110
である。よって
φ1×f=0.74 φ1/X=1.92×10−4
となり、条件式(1)、(2)を満たしている。
以下に上で説明した本実施例に対応する画像読取用の読取光学系74の数値実施例3について数値データを示す。
また図9に数値実施例3のラインセンサーのライン方向の5点(像高)についての収差図を示す。図中のXは原稿面上の高さ(像高)を表す。図9に示すように本実施例では広角にも関わらず十分な光学性能が確保できていることが分かる。
〔数値実施例3〕
原稿読み取り巾 220.0 結像倍率 -0.18898
原稿側NA 0.015949、feq 37.293
非球面形状
R2面
C02= -9.1443E-03 C03= 1.4858E-04 C04= -4.1424E-06
C05= -4.7398E-08 C06= -2.1961E-07 C07= 2.9419E-10
C08= 6.6745E-09 C20= -5.2845E-03 C21= 4.1572E-05
C22= -1.9892E-07 C23= 6.0259E-09 C24= 1.4174E-09
C25= -6.2953E-10 C26= 2.0193E-10 C40= 1.4813E-06
C41= -2.2440E-08 C42= -1.2453E-09 C43= -3.6176E-11
C44= -1.2671E-12 C60= -1.2745E-09 C61= 1.4006E-11
C62= 2.8307E-12 C80= 7.0443E-13

R3面
C02= -1.4942E-02 C03= 4.3055E-04 C04= -5.5720E-05
C05= -2.4277E-06 C06= 1.0601E-07 C20= -7.3219E-04
C21= 5.7874E-05 C22= -1.4124E-05 C23= -7.1056E-07
C24= 5.0424E-07 C40= 9.5570E-07 C41= -5.5293E-07
C42= 1.4624E-06 C60= -4.3104E-08

R4面
C02= -1.7523E-02 C03= 1.0496E-04 C04= -2.4043E-05
C05= -5.3309E-06 C06= -2.3097E-06 C07= 1.9264E-07
C08= 2.5196E-07 C20= -8.3756E-03 C21= -7.1704E-05
C22= -8.3271E-06 C23= -3.3073E-07 C24= -1.4386E-07
C25= 3.0800E-08 C26= 1.0671E-08 C40= 3.0566E-06
C41= 5.5664E-09 C42= -2.3473E-08 C43= 1.3565E-09
C44= 5.4870E-10 C60= -6.4061E-09 C61= 3.1245E-11
C62= 1.0212E-10 C80= 9.6271E-12
尚、各実施例では一体型(フラットベッド型)の画像読取装置に本発明の読取光学系を適用したが、これに限らず、例えば1:2走査光学系を有する画像読取装置に適用しても本発明は上述の実施例と同様に適用することができる。
本発明の実施例1の読取光学系の要部概略図 本発明の実施例1のYZ面内での全体の構成を示す要部断面図 本発明の実施例1の光学系の横収差図 本発明の実施例2の読取光学系の要部概略図 本発明の実施例2のYZ面内での全体の構成を示す要部断面図 本発明の実施例3の光学系の横収差図 本発明の実施例3の読取光学系の要部概略図 本発明の実施例3のYZ面内での全体の構成を示す要部断面図 本発明の実施例3の光学系の横収差図 従来のキャリッジ一体型走査光学系の配置例を示す概略図 従来のカラー読取光学系を説明する要部概略図
符号の説明
L 光源(照明光源)
CG 原稿台ガラス
M1、M2、M3 反射ミラー
4,44,74 読取光学系
4a、4b、4c オフアキシャル光学素子
44a、44b、44c オフアキシャル光学素子
74a、74b、74c オフアキシャル光学素子
R1、R2、R3 オフアキシャル反射面
LS 読取手段(ラインセンサー)
O 原稿

Claims (7)

  1. 原稿の画像情報を主走査方向に配列されたラインセンサーの上に結像させる読取光学系であって、
    前記読取光学系は、基準軸に対して前記主走査方向に対称である3つのオフアキシャル反射面から成り、
    前記読取光学系の焦点距離をf、前記3つのオフアキシャル反射面のうち最も原稿側に近いオフアキシャル反射面の走査方向の基準軸上におけるパワーをφ1、前記主走査方向の原稿の最大の読取高をXとするとき、
    0.2<φ1×f<0.9
    0.6×10−4(1/mm)<φ1/X<2.4×10−4(1/mm)
    なる条件を満足することを特徴とする読取光学系。
  2. 前記3つのオフアキシャル反射面を、前記原稿側から順に、第1のオフアキシャル反射面、第2のオフアキシャル反射面、第3のオフアキシャル反射面とした場合、前記第1のオフアキシャル反射面の主走査方向の基準軸上におけるパワーは正であり、前記第2のオフアキシャル反射面の主走査方向の基準軸上におけるパワーは正であり、前記第3のオフアキシャル反射面の主走査方向の基準軸上におけるパワーは正であることを特徴とする請求項1に記載の読取光学系。
  3. 0.3<φ1×f<0.6
    1.0×10 −4 (1/mm )<φ1/X<1.8×10 −4 (1/mm )
    なる条件を満足することを特徴とする請求項1または2に記載の読取光学系。
  4. 前記読取光学系は、前記原稿からの画像情報に基づく光束が中間結像せずに前記ラインセンサーの上に結像することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の読取光学系。
  5. 前記3つのオフアキシャル反射面は、副走査方向で非対称な形状より成ることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の読取光学系。
  6. 請求項1乃至の何れか一項に記載の読取光学系と、前記原稿を載置する原稿台と、前記原稿に光束を照明する照明手段と、前記ラインセンサーと、を有することを特徴とする画像読取装置。
  7. 前記照明手段及び前記読取光学系及び前記ラインセンサーは、移動可能な1つの筐体内に収納されていることを特徴とする請求項に記載の画像読取装置。
JP2005128093A 2005-04-26 2005-04-26 読取光学系及びそれを用いた画像読取装置 Expired - Fee Related JP4759310B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005128093A JP4759310B2 (ja) 2005-04-26 2005-04-26 読取光学系及びそれを用いた画像読取装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005128093A JP4759310B2 (ja) 2005-04-26 2005-04-26 読取光学系及びそれを用いた画像読取装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2006308667A JP2006308667A (ja) 2006-11-09
JP2006308667A5 JP2006308667A5 (ja) 2008-06-05
JP4759310B2 true JP4759310B2 (ja) 2011-08-31

Family

ID=37475661

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005128093A Expired - Fee Related JP4759310B2 (ja) 2005-04-26 2005-04-26 読取光学系及びそれを用いた画像読取装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4759310B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4380096B2 (ja) * 2001-08-20 2009-12-09 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 反射型の読み取り光学系
JP2003287683A (ja) * 2002-03-28 2003-10-10 Minolta Co Ltd 画像読み取り光学系

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006308667A (ja) 2006-11-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7929187B2 (en) Image optical system and image reading apparatus equipped with same
JP3943952B2 (ja) 画像読取装置
JP2006259544A (ja) 結像光学系及びそれを用いた画像読取装置
JP2006215374A (ja) 結像光学系及びそれを用いた画像読取装置
JP5031303B2 (ja) 画像読取装置
JP4371634B2 (ja) 結像光学系及びそれを用いた画像読取装置
US7414761B2 (en) Imaging optical system and image reading apparatus
US7903301B2 (en) Imaging optical system and image reading apparatus using the same
JP4478408B2 (ja) 結像光学系、撮像装置、画像読み取り装置および投射型画像表示装置
JP4817773B2 (ja) 結像光学系及びそれを用いた画像読取装置
JP4759310B2 (ja) 読取光学系及びそれを用いた画像読取装置
JP2003344956A (ja) 画像読み取り装置
JP2002314767A (ja) 結像レンズ及びそれを用いた画像読取装置
JP4497805B2 (ja) 画像読取装置
JP2004138799A (ja) 結像光学系
JP5683130B2 (ja) 画像読取レンズを用いた画像読取装置
JP4804563B2 (ja) 結像光学系及びそれを有する画像読取装置
JP4332548B2 (ja) 画像読取装置
JP2000307800A (ja) カラー画像読取装置
JP2005241682A (ja) 画像読取用の結像光学系及びそれを用いた画像読取装置
JP2008054201A (ja) 画像読取装置
JP2011244135A (ja) 画像読取レンズ及びそれを用いた画像読取装置
JP2011160070A (ja) 画像読取装置の調整方法及び画像読取装置
JP2017187663A (ja) 結像光学系
JP2010169781A (ja) 原稿読取装置及びそれに用いる原稿読取用レンズ

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080418

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080418

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110308

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110308

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110509

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110531

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110606

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140610

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees