JP2006106536A - プロセスカートリッジおよび現像カートリッジ - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明の目的は、現像剤シール部材に接着され、かつ、現像剤収納枠体と一体に成形された把手材をユーザが分離する際に、より容易に分離できるプロセスカートリッジを提供することである。
【解決手段】 現像剤シール部材に接着され、かつ、現像剤収納枠体と一体に成形された把手材を折り曲げて現像剤収納枠体から切り離す際に、把手材にねじれる力が加わるように前記現像装置の枠体と接触する接触部を設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電子写真画像形成装置に用いられるプロセスカートリッジおよび現像カートリッジに関するものである。
ここで、電子写真画像形成装置とは、電子写真画像形成方式を用いて記録媒体(例えば、紙、OHPシート等)に画像を形成するものである。電子写真画像形成装置の例としては、例えば、電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えばレーザプリンタ、LEDプリンタ等)、ファクシミリ装置等が含まれる。
また、プロセスカートリッジとは、少なくともプロセス手段としての現像手段と電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化したものである。また、このプロセスカートリッジは電子写真画像形成装置に対して着脱可能である。また、現像カートリッジとは、現像剤収納部と現像手段を有するものである。この現像カートリッジも電子写真画像形成装置に対して着脱可能である。
従来、電子写真画像形成装置において、プロセスカートリッジ方式が採用されている。このプロセスカートリッジ方式によれば、装置のメンテナンスをサービスマンによらずにユーザー自身で行うことができる。そのため、装置の操作性を格段に向上させることができる。そこでこのプロセスカートリッジ方式は、電子写真画像形成装置において広く用いられている。
このプロセスカートリッジには、現像剤収納部から現像手段へ現像剤を供給するための現像剤供給開口が設けられている。そして、プロセスカートリッジが未使用である場合は、現像剤供給開口はシール部材で封止されている。これにより、現像剤収納部の外部へ現像剤が漏れないようにしている。そして、プロセスカートリッジを電子写真画像形成装置本体へ装着する際に、ユーザーがシール部材を除去する。これによって、現像剤供給開口が開封される。これによって、現像剤収納部に収納されている現像剤が現像ローラへ供給される。また、前記シール部材には、シール部材を除去するためにユーザーが把持する把手が取り付けられている。
前記把手には現像剤収納枠体と一体に成形されているものが知られている。そして、ユーザーがシール部材を除去する際、前記把手を現像剤収納枠体から分離させる。このような場合、把手と現像剤収納枠体との分離部分に応力が集中するように段差や切り欠きが設けられている。これによって把手が現像剤収納枠体から分離し易くなっている(特許文献1参照)。
特開平10−282779号公報
しかしながら、更に、把手を分離し易い構成が望まれていた。
本発明の目的は、現像剤供給開口を封止しているシール部材を除去する際に把持する把手を枠体から分離し易いプロセスカートリッジ、及び、現像カートリッジを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、より小さな力でもって把手を枠体から分離できるプロセスカートリッジ、及び、現像カートリッジを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、把手を枠体に対して折り曲げた際に、把手と枠体との間に介在する部材によって、把手を枠体から分離できるプロセスカートリッジ、及び、現像カートリッジを提供することにある。
上記課題を解決するための第一の本発明は、電子写真画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、
枠体と、
電子写真感光体と、
前記電子写真感光体に形成された静電潜像を現像するための現像手段と、
前記現像手段によって前記静電潜像の現像に用いられる現像剤を収納する現像剤収納部と、
前記現像剤収納部に収納された現像剤を前記現像手段へ供給するための現像剤供給開口と、
前記現像剤供給開口を開封可能に封止するシール部材と、
前記現像剤供給開口を開封するために前記シール部材を除去する際に把持する把手であって、前記枠体から分離可能に前記枠体と一体に成形され、前記シール部材が取付けられた把手と、
前記把手を前記枠体に対して折り曲げて、前記一体に成形された部分でもって前記把手を前記枠体から分離する際に、前記把手を前記枠体から分離する部分に力が加わるように、前記把手を前記枠体に対して折り曲げた際に前記把手と前記枠体との間に介在する部材と、を有することを特徴とする。
上記課題を解決するための第二の本発明は、電子写真画像形成装置本体に着脱可能な現像カートリッジにおいて、
枠体と、
電子写真感光体に形成された静電潜像を現像するための現像手段と、
前記現像手段によって前記静電潜像の現像に用いられる現像剤を収納する現像剤収納部と、
前記現像剤収納部に収納された現像剤を前記現像手段へ供給するための現像剤供給開口と、
前記現像剤供給開口を開封可能に封止するシール部材と、
前記現像剤供給開口を開封するために前記シール部材を除去する際に把持する把手であって、前記枠体から分離可能に前記枠体と一体に成形され、前記シール部材の一端が取付けられた把手と、
前記把手を前記枠体に対して折り曲げて前記把手を前記枠体から分離する際に、前記把手を前記枠体から分離する部分に力が加わるように、前記把手を前記枠体に対して折り曲げた際に前記把手と前記枠体との間に介在する部材と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、把手を枠体から分離するためにユーザーが把手を折り曲げる際、把手を枠体から分離する部分に力が加わり易くなる。これにより、把手を枠体から一層分離し易くなる。
また、他の本発明によれば、より小さな力でもって把手を枠体から分離できるプロセスカートリッジ、及び、現像カートリッジを提供することができる。
また、他の本発明によれば、把手を枠体に対して折り曲げた際に、把手と枠体との間に介在する部材によって、把手を枠体から分離できるプロセスカートリッジ、及び、現像カートリッジを提供することができる。
(実施例1)
以下に、図面に従って実施例を説明する。
以下の説明において、プロセスカートリッジ(以下、カートリッジと称す)Bの短手方向とは、カートリッジBを電子写真画像形成装置(以下、画像形成装置と称す)Aへ着脱する方向であり、記録媒体2の搬送方向と一致している。また、プロセスカートリッジBの長手方向とは、プロセスカートリッジBを画像形成装置Aに着脱する方向と交差する方向(略直交する方向)である。そして、カートリッジBの長手方向とは、感光体ドラム7の長手方向であり、かつ、現像ローラ10の長手方向でもある。
[画像形成装置の全体構成]
[画像形成装置全体の説明]
以下、本実施例に係るカートリッジBおよび装置本体Aの実施の形態を図面に基づいて説明する。
先ず、図2を参照して、本実施例に基づいて構成されるカートリッジBを着脱可能な画像形成装置Aについて説明する。ここで、画像形成装置Aとしては、電子写真式のレーザービームプリンタを例にとって説明する。
画像形成装置(以下、プリンタという。)Aは、ドラム形状の電子写真感光体(以下、感光体ドラムという)7を有する。この感光体ドラム7は、帯電手段である帯電ローラ8によって帯電される。次いで、画像情報に応じたレーザビーム光が、光学手段1から感光体ドラム7へ照射される。これによって感光体ドラム7に画像情報に応じた静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像ユニット19によって現像剤を用いて現像される。その結果、感光体ドラムに可視像すなわち現像剤像が形成される。
現像ユニット19は、前記静電潜像を現像するための現像手段としての現像ローラ10、現像剤量規制部材としての現像ブレード12を有する。ここで、現像ブレード12は、現像ローラ10上の現像剤に摩擦帯電電荷を付与する。それとともに、現像ブレード12は、現像ローラ10上に所定厚の現像剤層を形成する。そして、現像ローラ10内には、マグネットローラ11が設けられている。現像ローラ10、現像ブレード12は樹脂製の現像枠体13に支持されている。そして、この現像枠体13は現像剤を収容する樹脂製の現像剤収納枠体14に溶着されている。まとめると、現像ユニット19は、現像枠体13と現像剤収納枠体14とを有する。
現像剤収納枠体14内には、現像剤送り部材15が回転可能に設けられている。この現像剤送り部材15は、現像剤を撹拌するとともに現像剤を現像枠体13内の現像室13aへ送り込む。こうして、現像剤収納枠体14内の現像剤は、現像剤送り部材15の回転によって、現像室13a内に設けられた現像ローラ10の方へ送り出される。そして、送り出された現像剤は、現像ローラ10の表面に付着する。そして、この現像剤は、現像ブレード12によって摩擦帯電電荷を付与される。それとともに所定厚の現像剤層が現像ローラ10上に形成される。その後、前記現像剤が現像ローラ10と感光体ドラム7とが対向している現像領域へ搬送される。ここで、現像ローラ10は、現像バイアス回路に接続されている。そして、通常、交流電圧に直流電圧が重畳された現像バイアス電圧が現像ローラ10に印加される。この現像領域へ搬送された現像剤は、前記バイアスによって前記感光体ドラム7の静電潜像へ移動する。その結果、感光体ドラム7に現像剤像が形成される。
一方、現像剤像の形成と同期して、カセット3aにセットされた記録媒体2がピックアップローラ3b、搬送ローラ対3c、3d、3eによって転写位置へと搬送される。転写位置には、転写手段としての転写ローラ4が配置されている。そして、転写ローラ4に電圧が印加されることによって、現像剤像が感光体ドラム7から記録媒体2へ転写される。
現像剤像の転写を受けた記録媒体2は、搬送ガイド3fを介して定着手段5へと搬送される。定着手段5は、駆動ローラ5cおよびヒータ5aを内蔵した定着ローラ5bを有する。この定着手段5は、通過する記録媒体2に熱および圧力を印加する。そして転写された現像剤像が記録媒体2に定着される。その後、記録媒体2は、排出ローラ対3g、3hによって搬送されて、排出トレイ6へと排出される。この排出トレイ6は、プリンタAの上面に設けられている。記録媒体2を搬送するための搬送手段3は、前記ピックアップローラ3b、搬送ローラ対3c、3d、3e、搬送ガイド3f、および排出ローラ対3g、3hを有する。
現像剤像が感光体ドラム7から記録媒体2へ転写された後、感光体ドラム7に残留した現像剤は、クリーニング手段17によって除去される。その後、感光体ドラム7は次の画像形成プロセスに供される。クリーニング手段17は、弾性クリーニングブレード17aと除去現像剤溜め17bを有する。ここで、ブレード17aは、感光体ドラム7に当接して設けられている。また、ブレード17aによって掻き落とされた現像剤は除去現像剤溜め17bへと集められる。
図3を用いて、前記プリンタAに着脱可能なカートリッジBについて説明する。カートリッジBは、現像ユニット19と感光体ユニット20を有する。現像ユニット19と感光体ユニット20は回動可能に結合されている。現像ユニット19は現像剤収納枠体14と現像枠体13とを有する。現像剤収納枠体14と現像枠体13は、溶着等により一体化されている。ここで、現像枠体13は、現像ローラ10および現像ブレード12等を有する。また、感光体ユニット20は、感光体ドラム7、クリーニング手段17および帯電ローラ8を有する。感光体ドラム7、クリーニング手段17および帯電ローラ8はドラム枠体18に取り付けられている。
[現像剤収納枠体の説明]
図4を用いて現像剤収納枠体14について説明する。図4は現像剤ユニットCの斜視図である。現像剤収納枠体14は蓋14aと現像剤収納部14bとを有する。そして、この蓋14aのフランジ14a1を現像剤収納部14bのフランジ14b1に合わせる。そして、フランジ14a1に設けた溶着リブ(不図示)を超音波溶着により溶かす。そして蓋14a、現像剤収納部14bとを接合し一体化している。ただし、結合方式は超音波溶着に限定されずに、熱溶着、接着などで行ってもよい。又、蓋14a、現像剤収容部14bを結合するのに先立って、現像剤収納部14bの内部に現像剤送り部材15を組み込む。更に、現像剤収納枠体14には、現像剤供給開口14dが設けられている。前記開口14dは、現像剤収納部14bに収納された現像剤を現像ローラ10に供給するためのものである。そして、この開口14dを塞ぐように、開口14dの周囲に現像剤シール部材21(後述)が溶着されている。その後、現像剤充填口14eから現像剤を充填する。その後、現像剤充填口14eを現像剤キャップ22で塞いで現像剤ユニットCが完成する。
[現像剤シール部材]
図4に示すように、現像剤シール部材21は、開口14dの周りの面14fに溶着によって貼り付けられている。こうして、前記開口14dが開封可能に封止されている。ここで、このシール部材21は開口14dの長手方向一端14gで折り返されている。また、図5に示すように、現像枠体13の長手方向の端部には、弾性シール部材23が貼り付けられている。ここで、弾性シール部材23はスポンジである。そして、シール部材21は、弾性シール部材23と現像剤収納枠体14との間を通って外部へ引き出されている。このシール部材21の端部21aは把手24に溶着によって貼り付けられている。ここで、把手24は、現像剤収納枠体14から分離可能に、現像剤収納枠体14と一体的に成形されている。本実施例においては、把手24及び現像剤収納枠体14は共に樹脂で構成されている。そして、図6に示すように、シール部材21を引き剥がす際に、把手24は現像剤収納枠体14bから分離される。言い換えれば、樹脂製の、一体的に成形された部分でもって把手24は現像剤収納枠体14から分離される。
[把手]
図7(図6のU−U断面)に示すように、把手24と現像剤収納枠体14の間には、溝24cが設けられている。この溝24cは、把手24を現像剤収納枠体14から分離するための分離部として機能する。そして、この溝24cの断面はV形状である。
そして、図8に示すように、出荷する際には、向上の作業者が把手24を溝24cが設けられていない側(X方向)に約90度折り曲げる。これによって、把手24が溝24cにおいて分離し始める。その結果、把手24と現像剤枠体14とは、薄肉部24dのみでつながった状態となる。
また、図9に示すように、把手24の内、溝24cが設けられている側に、突部24aが設けられている。言い換えれば、ユーザーが把持する部分である穴24bと溝24cとの間に、突部24aが設けられている。この突部24aは、把手24の幅方向(W方向)において中央(線Z)からずれた場所に設けられている。
尚、図8、図20に示すように、把手24を折り曲げた状態においては、突部24aが、カートリッジBの長手方向に最も突出した部分となる。図20は、カートリッジBと本体装着部100aとの長手方向の大小関係を示している。本実施例において、前記装着部100aの幅XがカートリッジBの幅Zよりも狭くなるように、突部24aは構成されている。従って、把手24が分離されない状態でカートリッジBを装置本体Aへ装着しようとすると、突部24aが装置本体Aの一部に当接する。これにより、前記状態では、装置本体A内へカートリッジBを装着することができない。即ち、突部24aにより、カートリッジBを装置本体Aへ装着するのを規制できる。これにより、ユーザーがシール部材21を引き忘れたまま、カートリッジBを装置本体Aへ装着することを防止できる。
次に、ユーザーが、カートリッジBを使用する前に、シール部材21を引き抜く際の説明をする。図10に示すように、溝24cの内、把手24側を第一傾斜部24c1、現像剤収容枠体14側を第二傾斜部14c1と呼ぶ。図10に示すように、把手24が、出荷時とは反対側(V方向)に約90度曲げられる。その際、第一傾斜部24c1と第二傾斜部14c1とが突き当たる。そして、支点24eを軸として、薄肉部24dにY方向の張力が加わる。
図11に示すように、更に把手24を折り曲げると、突部24aが現像ローラ10(不図示)を支持する枠体30の側面30aに接触する。
そして、更に把手24をV方向に折り曲げようとする。この際、把手24の幅(W)方向一端側(下側)は折れ曲がるが、前記幅方向他端側(上側)は、突部24aが側面30aと干渉するために、これ以上折れ曲がらない(図1参照)。そのため、把手24が現像剤収納枠体14から分離する部分である溝24cに対して前記V方向とは交差する方向に力がかかる(図1に示す矢印T方向)。言い換えると、ユーザーが把手24を枠体30に対して折り曲げると、突部24aが枠体30に対して突き当たる。即ち、突部24aが把手24と枠体30との間に介在する。これによって、溝24cの前記他端側に応力が集中する。これによって、把手24が現像剤収納枠体14から分離し易くなる。図12は把手24が現像剤収納枠体14から分離した際の図である。
以上説明したように、ユーザーが把手24を現像剤収納枠体14に対して折り曲げる動作の中で、把手24にねじれの力を発生させることができる。これにより、張力のみによって分離する場合に比べて、より容易に把手24を現像剤収納枠体14から分離することができる。
(実施例2)
次に本発明にかかる第二の実施例について説明する。なお、本構成について前述の実施例1と同じ構成のものについては説明を省略する。
図13に示すように、部材26を取り付けるための把手25が、現像剤収納枠体14と一体に成形されている。この把手25には、部材26と係合する穴25bが設けられている。そして、この穴25bには、部材26が嵌め込まれる。この部材26は、カートリッジBを使用する前に取り除くべき部材であることをユーザーに視覚にて認識させるように、例えば、オレンジ色のような目立つ色である。また、この部材26には、シール部材21を引き剥がす際に把持するための把持する部分としての穴26bが設けられている。
図14は、把手25と現像剤収納枠体14とが繋がっている部分の断面図である。この把手25には溝25cが設けられている。この溝25cは、把手25を現像剤収納枠体14から分離するための部分である。この溝25cの断面はV形状である。そして、出荷する際には、図15に示すように、把手25を溝25cが設けられていない側(X方向)に約90度折り曲げる。これによって、把手25が溝25cにおいて現像剤収納枠体14bから分離し始める。即ち、把手25と現像剤収納枠体14とが薄肉部25dのみでつながっている状態となる。尚、前記状態においては、第一実施例と同様に、部材26によってカートリッジBを装置本体Aへ装着するのが規制される。また、図13、図16、図17、図18に示すように、部材26には、溝25cに沿って、その長手方向の一端側に一端部26d、及び、前記長手方向の他端側に他端部26aが設けられている。この他端部26aには、突出した突部26eが設けられている。更に言い換えると、部材26を把手25に取り付けた状態において、把手25の内、溝25cが設けられている側に突部26eが設けられている。また、この突部26eは溝25と穴26bとの間に設けられている。そして、突部26eは、部材26の幅方向(W方向)の中央(線Z)から離れた場所に設けられている。そして、部材26の幅方向(W方向)において、一端側26dから他端側26aに向かって上昇するように突部26eが突出している。
そして、図17に示すように、ユーザーが把手25を約90度折り曲げる。即ち、ユーザーが把手25を出荷時とは反対側(V方向)に折り曲げる。これによって、把手25側に設けられた第一傾斜部25c1が、現像剤収納枠体14側に設けられた第二傾斜部14c1と突き当たる。そして、てこの原理により、薄肉部25dに張力が加わる。
そして、ユーザーが把手25を更に折り曲げることにより、最初に、突部26eが枠体30の側面30aに当接する。
次に、ユーザーが更に把手25を折り曲げていくと、部材26の一端側26dが枠体30に接近する。その一方、他端側26aは側面30aにころがり接触している。即ち、第一傾斜面26cと側面30aが当接した状態で、把手25がS方向に移動する。言い換えると、第一傾斜面26cと側面30aが転がり接触することにより、把手25に対して矢印S方向に力が加わる。すなわち、現像剤収納枠体14に対して把手25を折り曲げる方向は交差する方向に、把手に力がかかる。これによって、溝25cの他端側26aに応力が集中する。その結果、溝25cの他端側26aから、把手25と現像剤収納枠体25とが分離し始める。ここで、第一傾斜面26cは、分離部25cの長手方向(W方向)において一端側26dから他端側26aへ上昇するように傾斜している。
そして、更に把手25を折り曲げていく。すると、第二傾斜面26fと側面30aとが当接する。これによって、更に、溝25cに力が加わる。
その後、更に把手25を折り曲げていく。すると、第三傾斜面26gと側面30aとが当接する。これによって、更に、溝25cに力が加わる。
このように第一傾斜面26c、第二傾斜面26f、第三傾斜面26gとによって、滑らかに溝25cに力を加えることができる。
最後に、図19に示すように、把手25及び部材26が現像剤収納枠体14から分離する。これによって、把手25を現像剤収納枠体14から容易に分離することができる。
前記実施例において、突部24a及び部材26が現像ローラ10を支持する枠体30に接触するとして説明した。しかし、突部24a及び部材26が接触する枠体は、現像剤収納枠体14等の他の枠体であっても構わない。
尚、前記実施例において、プロセスカートリッジについて説明したが、電子写真感光体を有さない現像カートリッジにも本発明は適用できる。
本発明のプロセスカートリッジの構成を示す斜視図である。 本発明の画像形成装置の構成を示す断面図である。 本発明のプロセスカートリッジの断面図である。 本発明の現像剤ユニットの構成を示す斜視説明図である。 本発明の現像剤ユニットの構成を示す斜視説明図である。 本発明の現像剤ユニットの構成を示す斜視説明図である。 本発明の把手材取付け部を示す断面図である。 本発明の把手の説明図である。 本発明の把手の説明図である。 本発明の把手の説明図である。 本発明のプロセスカートリッジの構成を示す斜視説明図である。 本発明のプロセスカートリッジの構成を示す斜視説明図である。 本発明の把持部材の組立説明図である。 本発明の把手材取付け部を示す断面図である。 本発明の把手の説明図である。 本発明の把手の説明図である。 本発明の現像剤ユニットの構成を示す斜視説明図である。 本発明のプロセスカートリッジの構成を示す斜視説明図である。 本発明のプロセスカートリッジの構成を示す斜視説明図である。 カートリッジと本体装着部との長手方向の大小関係を示す図である。
符号の説明
A 画像形成装置(レーザービームプリンタ)
B プロセスカートリッジ
C 現像剤ユニット
S ねじれ方向
T ねじれ方向
V 把手材を分離する時に折る方向
W 把手幅方向
X 出荷時に把手材を折る方向
Y 張力の加わる方向
Z W方向の把手中央線
1 光学手段
2 記録媒体
3 搬送手段
3a カセット
3b ピックアップローラ
3c 搬送ローラ対
3d 搬送ローラ対
3e 搬送ローラ対
3f 搬送ガイド
3g 排出ローラ対
3h 排出ローラ対
4 転写ローラ
5 定着手段
5a ヒータ
5b 定着ローラ
5c 駆動ローラ
6 排紙トレイ
7 感光体ドラム(電子写真感光体)
8 帯電ローラ(帯電手段)
9 カートリッジドア
10 現像ローラ(現像手段)
11 マグネットローラ
12 現像ブレード(規制部材)
13 現像枠体
14 現像剤収納枠体
14a 蓋
14b 現像剤収納部
14c1 分離部
14d 現像剤供給開口
14e 現像剤充填口
14f 縁
14g 長手方向一端
14h 把持部
15 現像剤送り部材
17 クリーニング手段
17a 弾性クリーニングブレード
17b 除去現像剤溜め
18 ドラム枠体
19 現像ユニット
20 感光体ユニット
21 現像剤シール部材
22 現像剤キャップ
23 弾性シール部材
24 把手
24a 突部
24b 穴
24c 分離部(三角形状の切り欠き部)
24c1 分離部
24d スキン層(薄肉部)
24e 支点
25 把手材取り付け部
25b 穴
25c 分離部(三角形状の切り欠き部)
25c1 分離部
25d スキン層(薄肉部)
26 把手材
26a 突部
26c 傾斜
26d 端部
26e ピーク
30 支持枠体

Claims (14)

  1. 電子写真画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、
    枠体と、
    電子写真感光体と、
    前記電子写真感光体に形成された静電潜像を現像するための現像手段と、
    前記現像手段によって前記静電潜像の現像に用いられる現像剤を収納する現像剤収納部と、
    前記現像剤収納部に収納された現像剤を前記現像手段へ供給するための現像剤供給開口と、
    前記現像剤供給開口を開封可能に封止するシール部材と、
    前記現像剤供給開口を開封するために前記シール部材を除去する際に把持する把手であって、前記枠体から分離可能に前記枠体と一体に成形され、前記シール部材が取付けられた把手と、
    前記把手を前記枠体に対して折り曲げて、前記一体に成形された部分でもって前記把手を前記枠体から分離する際に、前記把手を前記枠体から分離する部分に力が加わるように、前記把手を前記枠体に対して折り曲げた際に前記把手と前記枠体との間に介在する部材と、
    を有することを特徴とするプロセスカートリッジ。
  2. 前記介在する部材は、前記把手に設けられており、把持する部分と前記分離する部分との間に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のプロセスカートリッジ。
  3. 前記介在する部材は、前記分離する部分に沿って、一端側から他端側へ上昇するように突出している、そして、前記把手を前記枠体に対して折り曲げて前記把手を前記枠体から分離する際に、前記分離する部分の前記他端側から分離し始めることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載のプロセスカートリッジ。
  4. 前記力は、前記分離する部分の他端側に応力が集中するような力であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のプロセスカートリッジ。
  5. 前記力の方向は、前記把手を前記枠体に対して折り曲げる方向とは交差する方向であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のプロセスカートリッジ。
  6. 前記把手が前記枠体から分離されていない状態のプロセスカートリッジを前記装置本体に装着しようとした際に、前記介在する部材は、前記装置本体の一部分と当接して、前記プロセスカートリッジを前記装置本体に装着するのを規制することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のプロセスカートリッジ。
  7. 前記介在する部材は、前記把手に設けられた穴と係合する円形係合部と一体に、前記把手に取付けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のプロセスカートリッジ。
  8. 電子写真画像形成装置本体に着脱可能な現像カートリッジにおいて、
    枠体と、
    電子写真感光体に形成された静電潜像を現像するための現像手段と、
    前記現像手段によって前記静電潜像の現像に用いられる現像剤を収納する現像剤収納部と、
    前記現像剤収納部に収納された現像剤を前記現像手段へ供給するための現像剤供給開口と、
    前記現像剤供給開口を開封可能に封止するシール部材と、
    前記現像剤供給開口を開封するために前記シール部材を除去する際に把持する把手であって、前記枠体から分離可能に前記枠体と一体に成形され、前記シール部材の一端が取付けられた把手と、
    前記把手を前記枠体に対して折り曲げて前記把手を前記枠体から分離する際に、前記把手を前記枠体から分離する部分に力が加わるように、前記把手を前記枠体に対して折り曲げた際に前記把手と前記枠体との間に介在する部材と、
    を有することを特徴とする現像カートリッジ。
  9. 前記介在する部材は、前記把手に設けられており、把持する部分と前記分離する部分との間に配置されていることを特徴とする請求項8に記載のプロセスカートリッジ。
  10. 前記介在する部材は、前記分離する部分に沿って、一端側から他端側へ上昇するように突出している、そして、前記把手を前記枠体に対して折り曲げて前記把手を前記枠体から分離する際に、前記分離する部分の前記他端側から分離し始めることを特徴とする請求項8または請求項9のいずれかに記載のプロセスカートリッジ。
  11. 前記力は、前記分離する部分の他端側に応力が集中するような力であることを特徴とする請求項8乃至請求項10のいずれかに記載のプロセスカートリッジ。
  12. 前記力の方向は、前記把手を前記枠体に対して折り曲げる方向とは交差する方向であることを特徴とする請求項8乃至請求項11のいずれかに記載のプロセスカートリッジ。
  13. 前記把手が前記枠体から分離されていない状態のプロセスカートリッジを前記装置本体に装着しようとした際に、前記介在する部材は、前記装置本体の一部分と当接して、前記プロセスカートリッジを前記装置本体に装着するのを規制することを特徴とする請求項8乃至請求項12のいずれかに記載のプロセスカートリッジ。
  14. 前記介在する部材は、前記把手に設けられた穴と係合する円形係合部と一体に前記把手に取付けられていることを特徴とする請求項8乃至請求項13のいずれかに記載のプロセスカートリッジ。
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JP2014146062A (ja) * 2006-06-26 2014-08-14 Canon Inc プロセスカートリッジ、支持部材、プロセスカートリッジの組み立て方法、及び分解方法

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