JP2006105845A - 車軸重量測定方法およびその装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 計量台3と道路面との高さが異なっていたとしても、常に安定した高い精度で車両2の全車軸重量を測定することができる車軸重量測定方法およびその装置を提供する。
【解決手段】 車両2全体を計量台3上に乗り込ませ、各車軸2a、2bの各車輪2aL、2aR、2bL、2aRの座標を特定し、これら各車輪2aL、2aR、2bL、2aRの座標、計量台3の下方に配される各ロードセル4a〜4dから出力される測定値V1〜V4等に基づき、各車軸2a、2bの重量値X1、X2についての連立方程式を立て、この連立方程式の解を求める。
【選択図】図4

Description

本発明は、車両の車軸重量を測定する車軸重量測定方法およびその装置に関するものである。
一般に、車両の車軸重量(軸重)を測定する装置として、ロードセルによって支持された計量台上に、車両(トラック等)の車軸が乗り込んだときに、その車軸の重量測定を行う重量測定装置が使用されている(例えば、特許文献1参照。)。この特許文献1に記載の重量測定装置は、車両の1個の車軸のみが載置できるように、計量台の車両進行方向の幅が設定され、他の車軸の重量による影響を排除し、所望の車軸重量が独立して測定できるようにされている。
また、車両の全車軸が同時に積載可能な大きさの計量台を有する重量測定装置も提案されている(例えば、特許文献2参照。)。この特許文献2に記載の重量測定装置においては、車両の各車軸が計量台に乗り込む際に生じる重量変動、あるいは、各車軸が計量台から降りる際に生じる重量変動に基づいて、各車軸の重量を測定するようにされている。
特開昭64−21326号公報 特開昭63−81220号公報
しかしながら、前記従来の重量測定装置はいずれも、一または複数の車軸が計量台上に位置し、少なくとも1軸以上が計量台外の路面に位置する状態で車軸重量を測定するようにされていることから、路面が傾斜した状態にあった場合、車両が傾斜して、各車軸に分配負荷される車両荷重の比率が、その車両の傾斜角度に応じて変化し、軸重測定値に狂いが生じてしまうという問題点がある。そのため、車軸測定値の精度を保証するためには、計量台およびその前後の路面を水平に保ち、かつその路面表面と計量台表面とを同一平面上に位置させる構成として、前記車両の姿勢を常に水平な状態に維持する必要がある。ところが、路面は車両が通過することによる影響を受け易く常に一定の状態に保つのが難しいことから、前記重量測定装置では、測定結果に対して信頼性に欠けるという問題点がある。
また、軸重の測定は道路の安全管理上の見地から、高速道路上で行われることが多いが、高速道路においては、構造上、道路の厚みが一般道路に比べて非常に薄く、計量台用に路面を掘り下げて計量台表面と路面とを同一平面上に位置させる構成を採るのが困難であるという問題点がある。そのため、計量台を路面上に設置することになるが、この場合、車両を計量台に乗り降りさせるための傾斜台をその計量台の前後に設置する必要がある。しかし、こうした場合、例えば、先頭の車軸の重量測定を行う際には、その先頭の車軸が計量台上に載置されるため、後続の車軸が計量台の表面よりも下方に位置する状態となって、車両全体が傾斜することになるから、やはり各車軸に分配負荷される車両荷重の比率が変化して、軸重測定値に狂いが生じるという問題点がある。また、車の種類によって傾斜角度も異なるため、傾斜角度に応じて正確な重量測定値を割り出すことが困難である。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたもので、計量台と道路面との高さが異なっていても、各車軸の軸重を常に安定した高い精度で測定することができる車軸重量測定方法およびその装置を提供することを目的とするものである。
前記目的を達成するために、本発明による車軸重量測定方法は、
複数個の荷重検出器によって支持され、複数の車軸を有する車両全体が載置可能な一または複数の計量区分上に、全ての車軸が同時に載置された状態にて各車軸重量をそれぞれ個別に算出することを特徴とするものである(第1発明)。
次に、第2発明による車軸重量測定装置は、複数個の荷重検出器と、これら荷重検出器上に支持されるとともに複数の車軸を有する車両全体が載置可能な一または複数の計量区分を備える車軸重量測定装置において、
前記一または複数の計量区分上に全ての車軸が同時に載置された状態にて各車軸重量をそれぞれ個別に算出する車軸重量演算手段を備えることを特徴とするものである。
前記第2発明において、前記車軸重量演算手段は、前記計量区分上における各車軸の位置情報と前記各荷重検出器からの出力信号とに基づき、各車軸重量を算出するものであるのが好ましい(第3発明)。
また、前記第2発明において、前記車軸重量演算手段は、前記計量区分上における各車軸の位置情報と各荷重検出器からの出力信号と、前記車両を計量区分上で所定距離移動させた後に得られる各車軸の位置情報と各荷重検出器からの出力信号とに基づき、前記各車軸重量を算出するものであるのが良い(第4発明)。
前記第3発明または第4発明において、前記各車軸の位置情報を自動的に生成する車軸位置情報自動生成手段が設けられるのが好ましい(第5発明)。
また、前記第3発明〜第5発明のいずれかにおいて、前記計量区分上には、車軸位置を特定するための車軸停止位置指定ラインが設けられるのが良い(第7発明)。
前記第3発明〜第6発明のいずれかにおいて、車両の車軸間距離を予め設定する車軸間距離設定手段が設けられるのが好ましく(第7発明)、前記車両の車軸間距離を自動的に測定する車軸間距離自動測定手段が設けられても良い(第8発明)。
さらにまた、前記第8発明において、前記車軸間距離自動測定手段は、特定車軸が所定位置を通過する際の第1の車速と、その車軸の後続の車軸が所定位置を通過する際の第2の車速と、特定車軸が所定位置を通過してから後続の車軸がその所定位置を通過するまでに要する時間とを測定し、これら測定結果に基づいて、特定車軸と後続の車軸との車軸間距離を自動的に測定するものであるのが好ましい(第9発明)。
前記第1発明〜第3発明によれば、計量区分上に全車両が乗り込み全ての車軸が同時に載置された状態において、全車軸の重量を測定することができるので、車軸重量の測定時に車軸が計量区分前後の路面上に位置することがない。したがって、計量区分と道路面との高さが異なる場合であっても、あるいは、路面が傾斜していた場合であっても、車両の姿勢を常に一定に保つことができるので、全車軸の軸重を常に安定した高い精度で測定することができる。
前記第4発明の構成を採用すれば、計量区分上の車両の位置に応じて、前記各荷重検出器より異なる出力信号が出力されるため、言い換えると、計量区分上で車両が移動することにより荷重検出器からの情報量が増えることになるため、荷重検出器の単位個数当たりの測定可能な車軸の数が増えることになる。したがって、多数の車軸を有する車両について、それら各車軸の重量を求めるのに特に適している。
また、前記第5,6発明の構成を採用すれば、車軸重量を求めるのに必要な車軸の位置情報を容易に求めることができる。
さらに、第7,8発明の構成を採用すれば、特定車軸と他の車軸との車軸間距離が求まるので、全ての車軸の位置情報を求めなくても、いずれか一つの車軸の車軸位置さえ特定すれば、全て車軸位置情報の車軸位置が特定されたことになり、全車軸の車軸重量の測定が容易に行える。
さらにまた、第9発明の構成を採用すれば、車両の速度が変化している場合であってもその車両の車軸間距離に求めることができる。また、車両が計量区分に乗り込む過程で、その車両の車軸間距離を求めることができるので、車両の車軸重量を求めるのに要する時間を短縮することができる。
次に、本発明による車軸重量測定方法およびその装置の具体的な実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
〔第1実施形態〕
図1には、本発明の第1実施形態に係る車軸重量測定装置の平面図(a)および側面図(b)がそれぞれ示されている。また、図2には、重量信号生成部の回路構成図が示されている。
本実施形態に係る車軸重量測定装置1は、図1において左方から右方に向けて走行する2軸4輪の車両2全体が載ることのできる大きさの計量台(計量区分)3を備えている。この計量台3の下方の四隅には、同一の荷重に対して同一の測定値を出力するように予め調整される合計4個のロードセル(荷重検出器)4a,4b,4c、4dが設けられている。
なお、以下の説明において、車両2の先頭の車軸から順に、1軸2a、2軸2bと称することとし、車両2の運転手から見て1軸2aの左側の車輪に符号2aL、右側の車輪に符号2aR、2軸2aの左側の車輪に符号2bL、右側の車輪に符号2bRをそれぞれ付すことにする。また、前記計量台3上に乗り込んだ車両2の運転手から見て、その計量台3下方の前端部左隅に位置するロードセルを第1ロードセル4aとし、前端部右隅に位置するロードセルを第2ロードセル4bとする。また、計量台3下方の後端部左隅に位置するロードセルを第3ロードセル4cとし、後端部右隅に位置するロードセルを第4ロードセル4dとする。なお、これら各ロードセル4a〜4dとしては、ストレインゲージ式荷重センサ、磁歪式荷重センサ等、各種形式のものを用いることができる。
図1、図2に示されるように、車軸重量測定装置1は、入力信号に基づき、所定の重量信号(1軸2aの軸重X1,2軸2bの軸重X2等;詳細は後述)を生成する重量信号生成部(車軸重量演算手段)5を有しており、前記各ロードセル4a〜4dは、歪み量に応じたアナログ荷重信号をその重量信号生成部5に出力するようにされている。
前記重量信号生成部5は、前記各ロードセル4a〜4dから出力されるアナログ荷重信号(出力信号)をそれぞれ増幅する第1〜第4の増幅器6a〜6dと、これら各増幅器6a〜6dによって増幅されたアナログ荷重信号をデジタル荷重信号にそれぞれ変換する第1〜第4のA/D変換器7a〜7dを備えている。また、第1〜第4のA/D変換器7a〜7dは、I/O回路8を介して演算処理装置(CPU)9にデジタル荷重信号を出力するようにされている。なお、デジタル変換回路を有する各ロードセルを用いる場合、各ロードセルからの出力信号(デジタル出力信号は)は、各増幅器6a〜6dで増幅された後、I/O回路8を介して演算処理装置9に出力される。
前記演算処理装置9は、所定のプログラムを実行することにより所定の演算処理を行うように構成されている。また、この演算処理装置9は、演算時に前記プログラムおよび各種データを一時的あるいは半永久的に記憶させるROM、RAM、EEPROM等からなるメモリー10に接続されている。さらに前記演算処理装置9は、前記I/O回路8を介して各種入力キーを有する入力部11に接続されるとともに、各種重量信号(軸重)等を表示する表示部(液晶表示器、蛍光表示管等)12に接続されている。
前記入力部11は、軸重を測定するための車軸計測キー、データ設定を行うためのデータ設定用キースイッチ等を具備しており、これら各キーがキー操作された際には、前記演算処理装置9において、そのキー操作に応じた所定のデータ処理が実行される。
次に、車両2の各車軸の軸重を測定する方法について図3、図4を参照しつつ説明する。
図3には、計量台3の平面図が、図4には、車両が乗り込んだ状態の計量台3の平面図がそれぞれ示されている。
以下の説明において、前記第4ロードセル4dと前記第2ロードセル4bとを結ぶ仮想直線およびその延長線をx軸とし、第4ロードセル4dと第3ロードセル4cとを結ぶ仮想直線およびその延長線をy軸とし、x軸およびy軸の交点、すなわち第4ロードセル4dの配置位置を原点とする。また、前記第4ロードセル4d−第2ロードセル4b間(第3ロードセル4c−第1ロードセル4a間)の間隔を設計定数Aとし、第4ロードセル4d−第3ロードセル間(第2ロードセル4b−第1ロードセル4a間)の間隔を設計定数Bとすると、前記各ロードセル4a、4b、4c、4dの座標はそれぞれ
第1ロードセル4a:(A,B)
第2ロードセル4b:(A,0)
第3ロードセル4c:(0,B)
第4ロードセル4d:(0,0)
となる(図3参照。)。
重量Wの被計量物を計量台3上に置いたとき、その被計量物の重心が計量台3の座標(x,y)上に位置しているとすると、各ロードセル4a〜4dに配分される荷重W1〜W4は、それぞれ
W1=(x・y/A・B)・W (1)
W2=[{x・(B−y)}/A・B]・W (2)
W3=[{(A−x)・y}/A・B]・W (3)
W4=[{(A−x)・(B−y)}/A・B]・W (4)
となる。
ここで、重量M(t)の分銅を、その重心位置が中心座標(A/2,B/2)に位置するように置いたとき、各ロードセル4a〜4dに分配される負荷荷重はM(t)/4であることから、各ロードセル4a〜4dから出力信号として発信される測定値をそれぞれV1〜V4とし、各ロードセル4a〜4dの負荷荷重に対する出力電圧の変換係数をkとすると、それら各測定値V1〜V4は各ロードセル4a〜4dへの負荷荷重に比例し
V1=V2=V3=V4=k・(M/4) (5)
となるはずである。
しかし、計量台3の寸法のわずかな狂い等によって、各ロードセル4a〜4dからの測定値V1〜V4に誤差が生じる場合がある。そこで、以下のような調整を、車両2の車軸重量測定前に行う。
まず、すべてのロードセル4a〜4dからの各測定値V1〜V4の合計値を
V=V1+V2+V3+V4 (6)
とし、必ず次式
V=k・M (7)
を満たすような、すなわち、各測定結果の合計値Vが被測定物(この場合分銅)の重量に一致するような係数kの値を決定する。
次いで、各ロードセル4a〜4dにおける測定値V1〜V4を以下の各式(8)〜(11)にて定め、
V1=k1・(V/4)=k1・k・(M/4) (8)
V2=k2・(V/4)=k2・k・(M/4) (9)
V3=k3・(V/4)=k3・k・(M/4) (10)
V4=k4・(V/4)=k4・k・(M/4) (11)
これら測定値V1〜V4がV/4に等しくなるような係数k1〜k4をそれぞれ決定する。これら係数k,k1〜k4の値は調整作業が完了した時に重量信号生成部5のメモリー10に記憶される。
前記計量台3を用いて、被測定物の重量測定を行う際には、前記メモリー10に記憶されている係数k,k1,k2,k3,k4を呼び出し、各ロードセル4a〜4dからの測定値V1〜V4に、1/(k・k1)〜1/(k・k4)をそれぞれ掛け合わせる。これにより、各ロードセル4a〜4dに加わる正確な負荷荷重(この場合、M/4)を得ることができる。また、計量台3上の全荷重を正確に求めるには、各ロードセル4a〜4dの出力信号V1〜V4の合計値Vに1/kを掛けてその合計値Vを補正する。これにより、計量台3上の被測定物の重量(M)を正確に求めることができる。
車両2の各車軸2a〜2dの車軸重量を求めるには、車両2をx軸と平行に走行させて計量台3上に乗り込ませ、1軸2aの車輪2aL,2aRの接地面の中心が、計量台3のx=αの位置にy軸と平行に引かれている車軸停止位置指定ライン(以下、単に「ライン」という。)L上に位置するように、すなわち、1軸2aとラインLとが一致するように、その車両2を停車させる(図4(b)参照。)。このとき、車両2の右側の車輪2aR,2bRの設地部の中心ラインはy=y2の位置にあるとし、車両2の左側の車輪2aL,2bLの設地部の中心ラインは、y=y1の位置にあるとする。
ここで、図4(a)に示されるように、前記各車輪2aL,2aR,2bL,2bRを通じて計量台3に加わる荷重をそれぞれw1,w2,w3,w4とすると、各ロードセル4a〜4dに与えられる荷重W1〜W4は、x−y座標上の(x1,y1)(x1,y2)(x2,y1)(x2,y2)の位置に負荷される荷重w1〜w4によって与えられる。
以上の条件の時、前記第1ロードセル4aに加わる荷重W1は、前記式(1)より、
W1=(x1・y1/A・B)・w1
+(x1・y2/A・B)・w2
+(x2・y1/A・B)・w3
+(x2・y2/A・B)・w4
となり、前記第2ロードセルに加わる荷重W2は、前記式(2)より
W2=[{x1・(B−y1)}/A・B]・w1
+[{x1・(B−y2)}/A・B]・w2
+[{x2・(B−y1)}/A・B]・w3
+[{x2・(B−y2)}/A・B]・w4
となる。
したがって、第1ロードセル4aと第2ロードセル4bから出力される測定値V1,V2に1/(k・k1),1/(k・k2)をそれぞれ掛けて、第1ロードセル4aと第2ロードセル4bに負荷される荷重W1,W2に変換して和をとると、
V1/(k・k1)+V2/(k・k2)=W1+W2=
(x1/A)・(w1+w2)+(x2/A)・(w3+w4) (12)
となる。
また、第3ロードセル4cに加わる荷重W3は、前記式(3)より、
W3=[{(A−x1)・y1}/A・B]・w1
+[{(A−x1)・y2}/A・B]・w2
+[{(A−x2)・y1}/A・B]・w3
+[{(A−x2)・y2}/A・B]・w4
となり、第4ロードセル4dに加わる荷重W4は、前記式(4)より
W4=[{(A−x1)・(B−y1)}/A・B]・w1
+[{(A−x1)・(B−y2)}/A・B]・w2
+[{(A−x2)・(B−y1)}/A・B]・w3
+[{(A−x2)・(B−y2)}/A・B]・w4
となることから、第3ロードセル4cと第4ロードセル4dから出力される測定値V3,V4に1/(k・k3),1/(k・k4)をそれぞれ掛けて、第3ロードセル4cと第4ロードセル4dに負荷される荷重W3,W4に変換して和をとると、
V3/(k・k3)+V4/(k・k4)=W3+W4=
{(A−x1)/A}・(w1+w2)
+{(A−x2)/A}・(w3+w4) (13)
となる。
前述のように、前記車両2は、1軸2aがラインL上に略重なった状態で停車していることから、前記各車輪2aL,2aRのx座標、すなわち1軸2aのx座標x1は、ラインLのx座標と同じαとなる。一方、前記各車輪2bL,2bRのx座標、すなわち前記2軸2bのx座標x2は、1軸2a−2軸2b間の車軸間距離を定数aとすると、x2=α−aで表される(車軸間距離aの求め方については後述する。)。また、前述のように、設計定数Aおよび係数k,k1〜k4は、予め求められた値である。したがって、w1+w2を1軸2aの軸重X1,w3+w4を2軸2bの軸重X2に置き換え、各ロードセル4a〜4dより測定値V1〜V4が出力されたとすると、前記式(12)、(13)は、変数がX1,X2で、係数が全て既知化された連立方程式となる。したがって、この連立方程式を解くことにより、1軸2aおよび2軸2bの軸重X1,X2を求めることができる。また、その連立方程式より求められた1軸2aおよび2軸2bの軸重X1,X2は重量信号として前記表示部12に送信されて出力される。本実施形態においては、ラインLを前輪車軸(1軸2a)に一致させるようにしたが、このラインLは、前輪車軸以外の車軸を置くための目標位置として、別の箇所に引くこともできる。
なお、計量台3上の1軸2a、2軸2bのx座標を生成する方法としては、1軸2aをラインLと一致させる方法の他に、例えば、計量台3の横に画像処理装置を設置して前記重量信号生成部5と接続し、車両2を計量台3上の任意の位置に停車させた際に、各車輪2aL,2aR,2bL,2bRのイメージを読み取り、それにより、計量台3上での全ての車輪2aL,2aR,2bL,2bRのx座標、すなわち1軸2a、2軸2aの車軸位置情報x1,x2を自動的に生成するという方法を採用することができる。あるいは、1軸2aのx座標のみを画像処理によって求めるようにし、2軸2bについては、1軸のx座標と、車軸間距離aとにより求めるようにしても良い。なお、前記画像処理装置と重量信号生成部5等が本発明の車軸位置情報自動生成手段に相当する。また、図示は省略するが、第4ロードセル4dの設置位置を原点0とし、第2ロードセル4bの設置位置をAとする長さ寸法目盛りの付いたラインを第4ロードセル4d−第2ロードセル間に設け、この目盛りを用いて1軸2a、2軸2bのx座標を特定するようにしても良い。
また、前記車軸間距離aを求める方法については、種々の方法が挙げられるが、例えば、入力部11のデータ設定用キースイッチを操作し、車軸間距離等の車種データを車両の形式ごとに入力して前記メモリー10に記憶しておき、車両の形式がオペレータ等によって入力された際には、該当する車両の車軸間距離をメモリー10から呼び出すようにすると良い。なお、このような車種データを記憶するメモリー10および車種データを呼び出すための入力部11等を有する重量信号生成部5が本発明の車軸間距離設定手段に相当する。勿論諸元表等から直接車軸間距離aを求めて設定してもよく、あるいは、人の手を用いて測定するようにしても良い。このようにすれば、前述の各方法によって特定された1軸2aのx座標x1と、車軸間距離aとにより、2軸2bのx座標x2を求めることができ、1軸2a、2軸2bのx座標と各ロードセル4a〜4dから出力される測定値V1〜V4等により、各車軸2a、2bの重量X1、X2を求めることができる。
さらにまた、光センサ、超音波センサ等の物体センサを用いて、前記車軸間距離aを自動的に読み取ることもできる。以下、その方法について図5を参照しつつ説明する。
図5には、物体センサを具備する車軸重量測定装置の要部側面図(a)および、物体センサからの出力信号を示す図(b)が示されている。
図5(a)に示されるように、計量台3の後端部(計量台3の、車両の待機位置側の端部)から、車両2の待機位置側(図5(a)の紙面左側)に距離rだけ離れた位置には、第1の物体センサ20Aが設置されており、計量台3の後端部には、第2の物体センサ20Bが設置されている。これら各センサ20A、20Bは、各車軸2a、2b(あるいは車輪2aR、2aL、2bR、2bR)の非検知時においては一定出力の信号を前記重量信号生成部5に発信するON状態になり、車軸2a、2b(あるいは車輪2aR、2aL、2bR、2bR)の検知時においては信号の発信を停止するOFF状態となるように設定されている。
前記各センサ20A,20Bによって車軸間距離aを求めるには、前記1軸2a、2軸2bが、第1の物体センサ20Aによって検知されてから第2の物体センサ20Bによって検知されるまでの時間t1,t2と、1軸2aが第1の物体センサ20Aによって検知されてから、2軸2bが同センサ20Aによって検知されるまでの時間txを自動的に測定する(図5(b)参照。)。
前記第1の物体センサ20A−第2の物体センサ20間の距離はrであるため、前記1軸2aおよび2軸2bが、第1の物体センサ20A−第2の物体センサ20B間を通過する際の平均速度v1,v2は、
v1=r/t1、v=r/t2
で表される。また、前記車両2は減速しながら計量台3上に乗り込むのが普通であるため、2軸2bの平均速度v2は1軸2aの平均速度v1よりも低速(v1>v2)となり、また、1軸2aの通過が検知されてから2軸2bの通過が検知されるまでの間、前記車両2は一定の割合で減速すると考えられるので、車両2の平均時速vは、
v=(v1+v2)/2
となる。したがって、1軸2a−2軸2b間の車軸間距離aは、次式
a=v・tx
により求めることができる。なお、前記各センサ20A,20B、重量信号生成部5等が本発明の車軸間距離自動読取手段に相当する。
なお、このような車軸間距離の自動的な読み取り手段を用いる場合には、車両2が計量台3上の所定位置で停車している状態で(つまり、1軸2aがラインLに一致する位置で停車している状態で)、前記入力部11の車両計量キーがキー操作された際に、
(1)1軸2aのx座標x1の特定、車種データに基づく車軸間距離aの割り出し、1軸2aのx座標x1および車軸間距離aに基づく2軸2bのx座x2の特定、
(2)各車軸2a,2bのx座標x1,x2と、前記各ロードセルからの測定値V1〜V4等に基づく、各車軸2a,2bの軸重X1,X2の特定、
を自動的に行うようにするのが好ましい。このようにすれば、キー操作をするだけで、一連のデータ処理が順次なされて、各車軸2a、2bの軸重X1,X2が自動的に求まるので車軸重量測定の手順を簡易化することができる。
以上のように、本実施形態においては、全体が計量台3上に乗り込んだ車両の全車軸2a,2bの軸重X1,X2を求めることができるので、計量台3前後の路面の状態に係りなく、常に安定した測定精度で、各車軸2a,2bの重量を求めることができる。
〔第2実施形態〕
次に、本発明の第2実施形態に係る車軸重量測定装置について、図面を参照しつつ説明する。なお、本実施形態においては、基本的な構成については、先の実施形態と基本的に変わりがないため、先の実施形態に共通する部分については先の実施形態と同一の符号を付し、詳細な説明を省略するものとする。
図6には、第2実施形態に係る車軸重量測定装置の平面図(a)および側面図(b)が示されている。
本実施形態において、計量台3'上に乗り込む車両2Aは3軸6輪を有しており、この車両2Aが乗り込む計量台3'は、その下方に配される合計6個のロードセル4a〜4fによって支持されている。以下、車両2Aの先頭の車軸から順に、1軸2a、2軸2b、3軸2cと称することとする。また、車両2Aの運転手から見て各車軸2a、2b、2cの左側の車輪には、符号2aL,2bL,2cLを付すこととし、右側の車輪には符号2aR,2bR,2cRを付すこととする。この場合、好ましい計量台3'の形式は、図6(a)(b)に示されるように、中央部付近で2つの部分に分離され、2つの計量区分(Y1,Y2)が形成される形式である。これは、例えば、図6(a)における左側の計量区分(後述の第2の計量区分Y2)上の荷重が、中央のロードセル(下記の第5,第6ロードセル4e、4f)を支点として、右端のロードセル(第1,第2ロードセル4a,4b)の出力結果に影響を与えるのを防止できるからである。
前記各ロードセル4a〜4fのうち、第1〜第4ロードセル4a〜4dは、先の実施形態と同様に、計量台3'の下方の4隅にそれぞれ配されており、第1ロードセル4a−第3ロードセル4c間を二分する位置には第5ロードセル4eが、第2ロードセル4b−第4ロードセル4d間を二分する位置には、第6ロードセル4fがそれぞれ配されている。また、前記第5、第6ロードセル4e、4fは、他のロードセル4a〜4dと同様に、歪み量に応じたアナログ荷重信号を出力するようにされており、これらアナログ荷重信号は、図示省略される第5、第6の増幅器で増幅され、第5、第6のA/D変換器でデジタル荷重信号化された後、I/O回路8を介して演算処理装置9に入力される。
ここで、計量台3'上には、前記第6ロードセル4fの位置座標を第1の原点とする第1、第2、第5および第6ロードセル4a、4b、4e、4fで囲まれた第1の計量区分Y1と、第4ロードセル4dの位置座標を第2の原点とする第3〜第6ロードセル4c〜4fで囲まれた第2の計量区分Y2が形成されているとする。また、第1の計量区分Y1には、第1の原点を基準にしたx座標αの位置にラインLがy軸と平行に引かれているものとする。さらに車軸の計量時においては、前記1軸2aは第1の計量区分Y1内に、他の車軸2b、2cは第2の計量区分Y2内に位置しているものとする。
図6に示されるように、前記計量台3'上の、第1の原点を基準とした車輪2aL,2aRの座標をそれぞれ(x1,y1),(x1,y2)で表し、第2の原点を基準とした車輪2bL、2bR、2cL,2cRの座標をそれぞれ(x2,y1),(x2,y2),(x3,y1),(x3,y2)で表す。また、前記第4ロードセル4d−第6ロードセル4f間距離および、第6ロードセル4d−第2ロードセル4b間距離を設計定数A'で示し、第4ロードセル4d−第3ロードセル間距離を設計定数Bで示す。さらにまた、前記各車輪2aL,2aR,2bL,2bR,2cL,2cRを通じて計量台3'に加わる荷重をそれぞれw1〜w6で示し、前記各ロードセル4a〜4fに分配される荷重をW1〜W6で示し、各ロードセル4a〜4fから出力される計測値をV1〜V6で示すこととする。
本実施形態において、車両2Aの車軸重量測定を行うには、車両2Aを計量台3'上に乗り込ませ、先の実施形態と同様に、1軸2aと予め所定のx座標に引かれたラインLとが一致するように車両2Aを停車させて1軸2aのx座標を特定する(勿論、測定、画像解析等、他の方法を用いて1軸2aのx座標を特定しても良い。)。併せて、先の実施形態と同様に、車種データ等を用いて、1軸2aから2軸2bまでの車軸間距離aと、2軸2bから3軸2cまでの車軸間距離bをそれぞれ特定し、これら車軸間距離a,bと1軸2aのx座標x1(=α)とに基づき、2軸2a、3軸2cのx座標x2,x3を特定する。
先の実施形態と同様にして、前記各ロードセル4a〜4fに配分される荷重W1〜W6は、次の各式で求めることができる。
W1=(x1・y1/A'・B)・w1
+(x1・y2/A'・B)・w2
W2=[{x1・(B−y1)}/A'・B]・w1
+[{x1・(B−y2)}/A'・B]・w2
W3=[{(A'−x2)・y1}/A'・B]・w3
+[{(A'−x3)・y1}/A'・B]・w5
+[{(A'−x2)・y2}/A'・B]・w4
+[{(A'−x3)・y2}/A'・B]・w6
W4=[{(A'−x2)・(B−y1)}/A'・B]・w3
+[{(A'−x3)・(B−y1)}/A'・B]・w5
+[{(A'−x2)・(B−y2)}/A'・B]・w4
+[{(A'−x3)・(B−y2)}/A'・B]・w6
W5=[{(A'−x1)・y1}/A'・B]・w1
+[{(A'−x1)・y2}/A'・B]・w2
+{(x2・y1)/A'・B}・w3
+{(x3・y1)/A'・B}・w5
+{(x2・y2)/A'・B}・w4
+{(x3・y2)/A'・B}・w6
W6=[{(A'−x1)・(B−y1)}/A'・B]・w1
+[{(A'−x1)・(B−y2)}/A'・B]・w2
+[{x2・(B−y1)}/A'・B]・w3
+[{x3・(B−y1)}/A'・B]・w5
+[{x2・(B−y2)}/A'・B]・w4
+[{x3・(B−y2)}/A'・B]・w6
先の実施形態と同様に車軸重量測定装置1の調整を行い、出力信号を荷重に変換する係数1/(k・k1)、1/(k・k2)、1/(k・k3)、1/(k・k4)、1/(k・k5)、1/(k・k6)をそれぞれ求め、これら各係数と前記各ロードセル4a〜4fから出力される測定値V1〜V6との積をとって、第1ロードセル4a〜第6ロードセル4fに負荷される荷重値W1〜W6に変換し、第1および第2ロードセル4a、4bの荷重値W1,W2の和、第3および第4ロードセル4c、4dの荷重値W3,W4の和、第5および第6ロードセル4e、4fの荷重値W5,W6の和をとると、
V1/(k・k1)+V2/(k・k2)=W1+W2
=(x1/A')・(w1+w2) (17)
V3/(k・k3)+V4/(k・k4)=W3+W4
={(A'−x2)/A'}・(w3+w4)
+{(A'−x3)/A'}・(w5+w6) (18)
V5/(k・k5)+V6/(k・k6)=W5+W6
={(A'−x1)/A'}・(w1+w2)
+(x2/A')・(w3+w4)
+(x3/A')・(w5+w6) (19)
となる。V1〜V6、1/(k・k1)〜1/(k・k6)および、各式の右辺の各係数は全て既知化された値であるため、w1+w2を1軸の軸重X1に、w3+w4を2軸の軸重X2に、w5+w6を3軸の軸重X3にそれぞれ置き換え、前記各式(17)〜(19)の連立方程式を解けば、各車軸2a、2b、2cの重量X1,X2,X3をそれぞれ求めることができる。
以上のように、本実施形態においても、先の実施形態と同様に、全ての車軸2a〜2cが計量台3'上に完全に乗り込んだ状態で全車軸2a〜2cの重量を求めることができるので、計量台3'前後の路面の傾斜等に係りなく、安定した測定精度を保つことができる。
また、本実施形態においては、3軸を有する車両2Aの軸重を求める例について説明したが、4軸以上の車軸を有する車両であっても、車軸数(N個)に倍する数(2N個)のロードセルを計量台3'の下方に設置して、N−1個の計量区分を計量台3'上に形成し、一の計量区分に2個の車軸を位置させ、他の計量区分に1個の車軸を位置させることで、全ての車軸の軸重を求めることが可能になる。
〔第3実施形態〕
次に、本発明による第3実施形態に係る車軸重量測定装置について、図面を参照しつつ説明する。なお、本実施形態においても、基本的な構成については、前記各実施形態と基本的に変わりがないため、先の実施形態に共通する部分については先の実施形態と同一の符号を付し、詳細な説明を省略するものとする。
図7には、第3実施形態に係る車軸重量測定装置の平面図が示されている。
図7に示されるように、計量台3"上に乗り込む車両2Bは6軸12輪を備えている。ここで、車両2Bの前部に位置する車軸から順に、1軸2a、2軸2b、…、6軸2fと称するとともに、これら各車軸2a〜2fの左側の車輪に符号2aL〜2fLを、右側の車輪に符号2aR〜2fRをそれぞれ付すこととする。また、前記車両2Bは、図7に対して左方から右方に向けて走行するものとする。なお、図示省略しているが、本実施形態において、好ましい計量台3"の形式は、下記の第3,第4ロードセル4c',4d'を結ぶラインのやや左側および、第5,第6ロードセル4e',4f'を結ぶラインのやや左側にて合計3個の部分に分離され、かつ後述の3個の計量区分(Z1〜Z3)が形成される形式である。
計量台3"の下方には、合計8個のロードセル4a'〜4h'が配されている。ここで、計量台3"上に乗り込んだ車両2Bの運転手から見て、計量台3"下方の前端部左隅に位置するロードセルを第1ロードセル4a'、前端部右隅に位置するロードセルを第2ロードセル4b'、後端部左隅に位置するロードセルを第7ロードセル4g'、後端部右端に位置するロードセルを第8ロードセル4h'と称することにする。また、前記第1ロードセル4a'−第7ロードセル4g'間を三等分する位置で、第1ロードセル4a'寄りの位置に設置されたロードセルを第3ロードセル4c'、第7ロードセル4g'寄りの位置に設置されたロードセルを第5ロードセル4e'と称し、前記第2ロードセル4b'−第8ロードセル4h'間で、前記第3、第5ロードセル4c'、4e'に対向する位置に設置された各ロードセルをそれぞれ第4ロードセル4d'、第6ロードセル4f'と称することにする。ここで、前記計量台3"上には、第4ロードセル4d'の位置座標を原点とする第1〜第4ロードセル4a'〜4d'に囲まれた第1の計量区分Z1、第6ロードセル6f'の位置座標を原点とする第3〜第6ロードセル4c'〜4f'で囲まれた第2の計量区分Z2および、第8ロードセル4h'の位置座標を原点とする第5〜第8ロードセル4e'〜4h'で囲まれた第3の計量区分Z3が形成されているものとし、第1の計量区分Z1には、1軸2a、2軸2bが、第2の計量区分Z2には、3軸2c、4軸2dが、第3の計量区分Z3には、5軸2e、6軸2fがそれぞれ位置しているものとする。
ここで、第4ロードセル4d'の位置座標を基準とした1軸2a、2軸2bのx座標をそれぞれx1、x2とし、第6ロードセル4f'の位置座標を基準とした3軸2c、4軸2dの第6ロードセルを原点としたx座標をx3、x4とし、第8ロードセル4h'の位置座標を基準とした5軸2e、6軸2fのx座標をx5、x6とする。また、第2ロードセル2b'−第4ロードセル2d'間、第4ロードセル2d'−第6ロードセル2f'間、第6ロードセル2f'−第8ロードセル2h'間距離を設計定数A"で定める。さらにまた、各車輪2aL、2aR、2bL、2bR…〜…2fL、2fRを通じて計量台3"にかかる荷重をそれぞれw1〜w12で示し、第1〜第8ロードセル4a'〜4h'に分配される荷重をそれぞれW1〜W8で示し、ロードセル4a'〜4h'から出力される計測値をそれぞれV1〜V8で示すこととする。
前記車両2Bの各車軸2a〜2hの軸重を求めるには、車両2Bを前進させて、1軸2aが第1の計量区分Z1上にy軸と平行に引かれたラインLに一致するようにその車両2Bを停車させる、または任意に停車した位置を人為的に読み取る、あるいは、画像処理装置を用いた車軸位置の自動測定等の手段を用いて、1軸2aのx座標x1を特定し、重量信号生成部5に1軸2aのx座標x1を認識させる。このようにして、1軸2aのx座標x1が特定されると、車種データ等から、他の車軸2b〜2fのx座標x2〜x6がそれぞれ特定される。
前記各実施形態と同様にして、係数1/(k・k1)〜1/(k・k8)を求め、これら各係数と、各ロードセル4a'〜4h'から出力される測定値V1〜V8との積をとり、各ロードセル4a'〜4h'に分配される荷重W1〜W8をそれぞれ求めると、第1および第2ロードセル4a'、4b'に配分される荷重の合計値W1+W2、第3および第4ロードセル4c'、4d'に配分される荷重の合計値W3+W4、第5および第6ロードセル4e'、4f'に配分される荷重の合計値W5+W6、第7および第8ロードセル4g'、4h'に配分される荷重の合計値W7+W8は、
V1/(k・k1)+V2/(k・k2)=W1+W2
=(x1/A")・(w1+w2)
+(x2/A")・(w3+w4) (20)
V3/(k・k3)+V4/(k・k4)=W3+W4
={(A"−x1)/A"}・(w1+w2)
+{(A"−x2)/A"}・(w3+w4)
+(x3/A")・(w5+w6)
+(x4/A")・(w7+w8) (21)
V5/(k・k5)+V6/(k・k6)=W5+W6
={(A"−x3)/A"}・(w5+w6)
+{(A"−x4)/A"}・(w7+w8)
+(x5/A")・(w9+w10)
+(x6/A")・(w11+w12) (22)
V7/(k・k7)+V8/(k・k8)=W7+W8
={(A"−x5)/A"}・(w9+w10)
+{(A"−x6)/A"}・(w11+w12) (23)
で求められる。
しかし、前記式(20)〜(22)において求めたい未知数は、X1=w1+w2、X2=w3+w4、X3=w5+w6、X4=w7+w8、X5=w9+w10、X6=w11+w12の計6個であるから、式(20)〜(22)の方程式だけでは(式(23)を加えたとしても)それら未知数を求めることはできない。
そこで、車両2Bを所定の距離fだけx軸方向に前進させ、各車軸2a〜2fのx座標を変化させた後、再度各ロードセル4a'〜4h'に配分される荷重を求める。
前記各車軸2a〜2fの新たなx座標を求めるには、図7に示されるように、ラインLから、前方に距離fだけ離れた位置に、ラインLと平行なラインL'を引いておき、このラインL'に1軸2aが一致するように前記車両2Bを停車させ、1軸2aのx座標(x1+f)を特定し、前述と同様の手法を用いて他の車軸2b〜2fのx座標(x2+f、…、x6+f)を特定する。あるいは、1軸2aが第1の計量区分Z1からはみ出ないように、車両2Bを任意の距離fだけ前進させて停車させ、その前進後の1軸2aのx座標(x1+f)を測定する方法、あるいは、画像解析等により特定する方法等他の方法を用いることもできる。
この状態で、前記各ロードセル4a'〜4h'に配分される負荷荷重をW1'〜W8'とし、車両2Bの前進後に各ロードセル4a'〜4g'から出力される計測値をV1'〜V8'とすると、第1および第2ロードセル4a'、4b'に配分される荷重の合計値W1'+W2'、第3および第4ロードセル4c'、4d'に配分される荷重の合計値W3'+W4'、第5および第6ロードセル4e'、4f'に配分される荷重の合計値W5'+W6'、第7および第8ロードセル4g'、4h'に配分される荷重の合計値W7'+W8'は、
V1'/(k・k1)+V2'/(k・k2)=W1'+W2'
={(x1+f)/A"}・(w1+w2)
+{(x2+f)/A"}・(w3+w4) (24)
V3'/(k・k3)+V4'/(k・k4)=W3'+W4'
=[{A"−(x1+f)}/A"]・(w1+w2)
+[{A"−(x2+f)}/A"]・(w3+w4)
+{(x3+f)/A"}・(w5+w6)
+{(x4+f)/A"}・(w7+w8) (25)
V5'/(k・k5)+V6'/(k・k6)=W5'+W6'
=[{A"−(x3+f)}/A"]・(w5+w6)
+[{A"−(x4+f)}/A"]・(w7+w8)
+{(x5+f)/A"}・(w9+w10)
+{(x6+f)/A"}・(w11+w12) (26)
V7'/(k・k7)+V8'/(k・k8)=W7'+W8'
=[{A"−(x5+f)/A"}・(w9+w10)
+[{A"−(x6+f)/A"}・(w11+w12)
(27)
となる。
前記各車軸2a〜2fのx座標x1〜x6、定数A"、移動距離fおよび、係数1/(k・k1)〜1/(k・k8)は既に求められた値であるため、各ロードセル4a'〜4h'から計測値V1〜V8、V1'〜V8'が出力されると前記各式(20)〜(27)は、係数が全て既知化された、w1+w2〜w11+w12についての連立方程式となる。
したがって、前記式(20)と式(24)とによる連立方程式を解けば、1軸2aの軸重X1(=w1+w2)、と2軸2bの軸重X2(=w3+w4)を求めることができる。また、1軸2aの軸重X1と、2軸2bの軸重X2が求まると、前記式(21),(25)は3軸2cの軸重X3(=w5+w6)および4軸2dの軸重X4(=w7+w8)についての連立方程式となるので、この式を解くことで3軸2c、4軸2dの重量値X3、X4が求まる。同様にして、前記式(22)、(26)より、5軸2eの重量値X5(=w9+w10)、6軸2fの重量値X6(=w11+w12)が求められる。なお、以上のことから分かるように、第7、第8ロードセル4g、4hからの測定値V7,V8,V7',V8'を用いることなく全車軸2a〜2fの軸重X1〜X6を求めることができるので、第7、第8ロードセル4g'、4h'の代わりに、それと同形同大の支持部材を用いても良い。勿論、第7、第8ロードセル2g'、2h'を用いる場合には、それらロードセル2g'、2h'から出力される出力値V7,V8,V7',V8'に係る式(23)(27)を、各軸重X1〜X6を求めるのに利用することができる。
また、車両2Bの総重量に関しては、全車軸2a〜2fの車軸重量X1〜X6の和をとることで求めることができる。
以上のように、本実施形態においても、前記各実施形態と同様に、車両2B全体が計量台3"上に乗り込んだ状態で、その車両2Bの全車軸2a〜2fの軸重X1〜X6を求めることができるので、計量台3"前後の路面の傾斜等が測定結果に影響を与えることがない。したがって、それら各車軸2a〜2fの軸重X1〜X6を常に安定した高い精度で測定することができる。
また、前記第1実施形態および第2実施形態においては、車軸の軸重を求めるのに、車軸の数(それぞれ2個、3個)に倍する数のロードセル(それぞれ4個、6個)が必要であったが、本実施形態においては、車軸と同数のロードセルにより、各車軸の軸重X1〜X6を求めることができる。したがって、本実施形態においては、車軸重量測定に要するロードセルの個数を削減することができるので、多数の車軸を有する車両の車軸重量を求めるのに特に適している。
また、本実施形態においては、6軸の車両2Bに限定して説明を行ったが、7軸以上、あるいは2軸〜5軸の車軸を有する車両であっても、同様の方法を用いることで、それら各車軸の重量を求めることができる。
さらに、本実施形態においては、1軸2aがラインL、ラインL'に一致するように車両2Bを停車させて、1軸2aのx座標を特定し、前述の過程を経て各車軸2a〜2fの軸重X1〜X6を求めるようにされているが、1軸2aが、ラインL、L'に一致しない場合であっても、車両2Bの停止位置補正入力を行うことで、全車軸2a〜2fの軸重X1〜X6を求めることが可能である。以下、停止位置補正入力および、各車軸2a〜2fを求める過程について説明する。ここで、前記入力部11には、第1〜第6ロードセル4a'〜4f'から出力される測定値V1e〜V6e、V1e'〜V6e'をメモリー10に記憶させるための第一の測定キー、第二の測定キーが設けられているものとする。
1軸2aとラインLとを一致させることができなかった場合には、ラインLから1軸2aまでの間隔をオペレータの目視等に基づき測定し、その間隔を補正値±eとする。次いで、各車軸2a〜2fのx座標を補正して、x1±e、x2±e、…、x6±eとする。さらに、前記入力部11に設けた第一測定キーをキー操作し、前記第1〜第6ロードセル4a〜4fから出力される測定値V1e〜V6eを前記メモリー10に記憶させる。
次いで、1軸2aとラインL'が一致するように車両2Bを前進させる。この際、1軸2aと前記ラインL'にズレがある場合には、ラインL'から1軸2aまでの間隔を測定して補正値±e'とし、前述と同様に各車軸2a〜2fのx座標を補正してx1+f±e'、x2+f±e'、…、x6+f±e'とする。 次いで、入力部11の第二測定キーをキー操作し、第1〜第6ロードセル4a〜4fから出力される測定値V1e'〜V6e'をメモリー10に記憶させる。
そして、前記式(20)〜(22)のx座標x1〜x6を、補正後のx座標x1±e、x2±e、…に、V1〜V6をV1e〜V6eに、前記式(24)〜(26)のx座標x1+f〜x6+fを補正後のx座標x1+f±e'、x2+f±e'、…に、V1'〜V6'をV1e'〜V6e'にそれぞれ置き換えて連立方程式を解き、各車軸2a〜2fの軸重X1〜X6を求める。こうすることで、1軸2aとラインL、L'とが一致しない場合であっても、全車軸2a〜2fの軸重X1〜X6を求めることができる。なお、こうした位置補正は、前記第1実施形態、第2実施形態においても適用できるのは言うまでもない。
本発明の第1実施形態に係る車軸重量測定装置の平面図(a)および側面図(b) 重量信号生成部の回路構成図 計量台の平面図 2軸を具備する車両の各車軸重量の測定方法を説明するための図(a)および、車両の1軸の車輪と計量台上のラインLとの位置関係を示す図(b) 物体センサを具備する車軸重量測定装置の要部側面図(a)および、物体センサからの出力信号を示す図(b) 第2実施形態に係る車軸重量測定装置の平面図(a)および側面図(b) 第3実施形態に係る車軸重量測定装置の平面図
符号の説明
1 車軸重量測定装置
2、2A、2B 車両
2a〜2f 車軸
3、3'、3" 計量台
4a〜4f、4a'〜4h' ロードセル
5 重量信号生成部
9 演算処理装置
10 メモリー

Claims (9)

  1. 複数個の荷重検出器によって支持され、複数の車軸を有する車両全体が載置可能な一または複数の計量区分上に、全ての車軸が同時に載置された状態にて各車軸重量をそれぞれ個別に算出することを特徴とする車軸重量測定方法。
  2. 複数個の荷重検出器と、これら荷重検出器上に支持されるとともに複数の車軸を有する車両全体が載置可能な一または複数の計量区分を備える車軸重量測定装置において、
    前記一または複数の計量区分上に全ての車軸が同時に載置された状態にて各車軸重量をそれぞれ個別に算出する車軸重量演算手段を備えることを特徴とする車軸重量測定装置。
  3. 前記車軸重量演算手段は、前記計量区分上における各車軸の位置情報と前記各荷重検出器からの出力信号とに基づき、各車軸重量を算出するものである請求項2に記載の車軸重量測定装置。
  4. 前記車軸重量演算手段は、前記計量区分上における各車軸の位置情報と各荷重検出器からの出力信号と、前記車両を計量区分上で所定距離移動させた後に得られる各車軸の位置情報と各荷重検出器からの出力信号とに基づき、前記各車軸重量を算出するものである請求項2に記載の車軸重量測定装置。
  5. 前記各車軸の位置情報を自動的に生成する車軸位置情報自動生成手段が設けられる請求項3または4に記載の車軸重量測定装置。
  6. 前記計量区分上には、車軸位置を特定するための車軸停止位置指定ラインが設けられる請求項3〜5のいずれかに記載の車軸重量測定装置。
  7. 車両の車軸間距離を予め設定する車軸間距離設定手段が設けられる請求項3〜6のいずれかに記載の車軸重量測定装置。
  8. 前記車両の車軸間距離を自動的に測定する車軸間距離自動測定手段が設けられる請求項3〜6のいずれかに記載の車軸重量測定装置。
  9. 前記車軸間距離自動測定手段は、特定車軸が所定位置を通過する際の第1の車速と、その車軸の後続の車軸が所定位置を通過する際の第2の車速と、特定車軸が所定位置を通過してから後続の車軸がその所定位置を通過するまでに要する時間とを測定し、これら測定結果に基づいて、特定車軸と後続の車軸との車軸間距離を自動的に測定するものである請求項8に記載の車軸重量測定装置。
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