JP2006105518A - 廃熱利用装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 暖房利用時の廃熱回生能力の減少を防止することが可能な廃熱利用装置を提供すること。
【解決手段】 ランキンサイクル300運転時に車室内暖房の要求があった場合には、膨張機一体型圧縮機210における膨張により熱エネルギーを回収された後の冷媒熱により蒸発器250において暖房を行なうようになっている。したがって、エンジン冷却水の廃熱回生に利用できる熱量が減少し難く、暖房利用時の廃熱回生能力の減少を防止することができる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、発熱体の廃熱により加熱された作動流体を膨張させて熱エネルギーを回収する廃熱利用装置に関する。
従来技術として、下記特許文献1に開示された廃熱利用装置がある。この車両搭載用の廃熱利用装置では、空調用の冷凍サイクル回路および内燃機関の冷却水を循環する温水回路を利用し、温水回路を通る冷却水を熱源とする高温蒸発器と、加圧ポンプとを、冷凍サイクル回路の蒸発器と並列に設けるとともに、内燃機関を駆動源とする冷凍サイクル回路の圧縮機を膨張機兼用に構成している。
そして、高温蒸発器および加圧ポンプ側に冷媒流路を切り替え、冷媒を作動流体として膨張機兼用圧縮機を膨張作動させ、高温蒸発器で冷却水から冷媒に与えられた熱エネルギーを回収するランキンサイクルを形成するようになっている。
また、高温蒸発器は、車室内を暖房する暖房用熱交換器であるヒータコアと並列に温水回路に接続されており、ランキンサイクル回路形成時には、温水回路の温水が高温蒸発器に供給され、冷媒はこの温水で加熱されるようになっている。
特許第2540738号公報
しかしながら、上記従来技術の廃熱利用装置では、冷凍サイクルを運転不要でランキンサイクルを形成した場合で、かつ車室内の暖房が必要な場合には、内燃機関の冷却水をヒータコアに通過放熱させて暖房を行なうことになる。
したがって、暖房負荷分の熱量が廃熱回生に利用できず、冬季など暖房時の廃熱回生能力が減ってしまうという問題がある。
本発明は、上記点に鑑みてなされたものであり、暖房利用時の廃熱回生能力の減少を防止することが可能な廃熱利用装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、
発熱体(10)の廃熱により加熱された作動流体を膨張させて作動流体に与えられた熱エネルギーを回収する膨張機(210)を有するランキンサイクル(300)を備える廃熱利用装置であって、
膨張機(210)から流出した作動流体と室内へ吹き出す空気とを熱交換する熱交換手段(250)を具備することを特徴としている。
これによると、膨張機(210)で熱エネルギーを回収した後の作動流体の熱により熱交換手段(250)を介して室内の暖房を行なうことができる。したがって、廃熱回生に利用できる熱量が減少し難い。このようにして、暖房利用時の廃熱回生能力の減少を防止することができる。
また、請求項2に記載の発明では、膨張機(210)から流出した作動流体の熱交換手段(250)への流入量を調節する流入量調節手段(302b、303b)を備えることを特徴としている。
これによると、流入量調節手段(302b、303b)により熱交換手段(250)への作動流体流入量を調節制御することで、熱交換手段(250)における暖房能力を可変することができる。
また、請求項3に記載の発明では、流量制御手段(302b、303b)は、電気入力に応じて作動する電動調節手段(302b、303b)であることを特徴としている。
これによると、熱交換手段(250)への作動流体流入量の調節制御を容易に行なうことができる。
また、請求項4に記載の発明では、
冷凍サイクル(200)中に設けられ冷媒を蒸発して室内へ吹き出す空気を冷却するための蒸発器(250)を備え、
この冷媒をランキンサイクル(300)の作動流体とし、蒸発器(250)を熱交換手段(250)として利用することを特徴としている。
これによると、膨張機(210)で廃熱回生した後の作動流体により暖房を行なうための熱交換手段を別に設ける必要がない。すなわち、熱交換器の増設が不要であり、構成を簡素化することができる。
また、請求項5に記載の発明では、冷媒を凝縮する凝縮器(220)と、蒸発器(250)を熱交換手段(250)として利用したときに、蒸発器(250)から流出した冷媒を凝縮器(220)に導入する冷媒経路(303)とを備えることを特徴としている。
これによると、蒸発器(250)を利用して暖房を行なった後の冷媒を、冷媒回路(303)を介して凝縮器(220)に導き放熱凝縮することができる。
また、請求項6に記載の発明では、冷凍サイクル(200)中に設けられ冷媒を蒸発して室内へ吹き出す空気を冷却するための蒸発器(250)を備え、熱交換手段(340)は、蒸発器(250)に併設された熱交換器(340)であることを特徴としている。
これによると、膨張機(210)で廃熱回生をした後の作動流体により暖房を行なうための熱交換器(340)を蒸発器(250)に対し別に設けることになる。したがって、蒸発器(250)を暖房用の熱交換器として利用するための構成が不要である。
また、請求項7に記載の発明では、
発熱体(10)の冷却媒体と室内へ吹き出す空気とを熱交換する、熱交換手段(250)とは異なる暖房用熱交換器(31)を備え、
室内を暖房するときに、室内へ吹き出す空気を熱交換手段(250)により優先的に加熱し、暖房熱量が不足するときには暖房用熱交換器(31)により熱量を補うことを特徴としている。
これによると、膨張機(210)で廃熱回生をした後の作動流体により熱交換手段(250)で暖房を行なったとしても暖房熱量が不足するときに、発熱体(10)の冷却媒体を直接用いた暖房により熱量を補うことができる。発熱体(10)の冷却媒体を直接用いた暖房を優先的に行なうことがないので、廃熱回生に利用できる熱量が比較的減少し難い。このようにして、暖房利用時の廃熱回生能力の減少を抑制することができる。
また、請求項8に記載の発明のように、
暖房用熱交換器(31)をバイパスして室内へ吹き出す空気を流通するバイパス通路(411)と、
暖房用熱交換器(31)を流通する空気とバイパス通路(411)を流通する空気との風量割合を調節する風量割合調節手段(430)とを備え、
風量割合調節手段(430)により、暖房用熱交換器(31)により補う熱量を容易に調節することができる。
なお、上記各手段に付した括弧内の符号は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
(第1の実施形態)
本発明の第1実施形態を図1に示し、まず、具体的な構成について説明する。本実施形態の廃熱利用装置(実質的には廃熱利用装置を備える冷凍装置)100は、エンジン10を駆動源とする車両に適用されるものとしている。廃熱利用装置100には冷凍サイクル200およびランキンサイクル300が設けられており、各サイクル200、300の作動が図示しない電子制御装置によって制御されるようにしている。
エンジン10は、水冷式の内燃機関(本発明における発熱体に対応)であり、エンジン冷却水の循環によってエンジン10が冷却されるラジエータ回路20、および冷却水(温水)を熱源として空調空気を加熱するヒータ回路30が設けられている。
ラジエータ回路20にはラジエータ21が設けられており、ラジエータ21は、温水ポンプ22によって循環される冷却水を外気との熱交換により冷却する。温水ポンプ22は、ここでは電動式のポンプとしている。
エンジン10の出口側の流路(エンジン10とラジエータ21の間の流路)には、後述するランキンサイクル300の加熱器310が配設されており、冷却水がこの加熱器310内を流通するようにしている。
なお、ラジエータ回路20中にはラジエータ21を迂回して冷却水が流通するラジエータバイパス流路23が設けられており、サーモスタット24によってラジエータ21を流通する冷却水量とラジエータバイパス流路23を流通する冷却水量とが調節されるようにしている。
また、ラジエータ回路20中には、加熱器310を迂回して冷却水が流通する加熱器バイパス流路25が設けられており、三方弁26によりエンジン10から流出した冷却水を加熱機310に循環する場合と循環しない場合とが切り替えられるようになっている。
ヒータ回路30にはヒータコア31が設けられており、上記の温水ポンプ22によって冷却水(温水)が循環されるようにしている。ヒータコア31は、空調ユニット400の空調ケース410内に配設されており、送風機420によって送風される空調空気を温水との熱交換により加熱する。なお、ヒータコア31にはエアミックスドア430が設けられており、このエアミックスドア430の開閉により、ヒータコア31を流通する空調空気量が可変される。
膨張機一体型圧縮機210は、気相冷媒を圧縮加圧して吐出するポンプモード(圧縮モード)と、過熱蒸気冷媒の膨張時の流体圧を運動エネルギーに変換して機械的エネルギーを出力するモータモード(膨張モード)とを兼ね備える流体機械であり、流体(本実施形態では、気相冷媒)を圧縮または膨張させるポンプモータ機構211、回転エネルギーが入力されることにより電気エネルギーを出力し、電力が入力されることにより回転エネルギーを出力する回転電機212、外部駆動源(駆動減)を成すエンジン10からの動力を断続可能にポンプモータ機構100側に伝達するためのクラッチ機構を備えたプーリ213等から構成されている。
そして、本実施形態では、回転電機212は、電力が供給された場合にはポンプモータ機構211を駆動する電動モータとして作動し、回転トルクが入力された場合には電力を発生させる発電機(回生機構に相当)として作動する。
凝縮器220は、膨張機一体型圧縮機210のポンプモード吐出側に接続されて放熱しながら冷媒を冷却する放熱器である。
気液分離器230は凝縮器220から流出した冷媒を気相冷媒と液相冷媒とに分離するレシーバ(受液器)であり、減圧器240は気液分離器230で分離された液相冷媒を減圧膨張させるもので、本実施形態では、冷媒を等エンタルピ的に減圧すると共に、膨張機一体型圧縮機210がポンプモードで作動している時に膨張機一体型圧縮機210に吸入される冷媒の過熱度が所定値となるように絞り開度を制御する温度式膨張弁を採用している。
蒸発器250は、減圧器240にて減圧された冷媒を蒸発させて吸熱作用を発揮させる吸熱器であり、ヒータコア31と同様に空調ユニット400の空調ケース410内に配設されており、冷媒蒸発潜熱によって送風機420からの空調空気を冷却する熱交換器である。
そして、蒸発器250の冷媒出口側は、膨張機一体型圧縮機210のポンプモード吸入側に接続されている。なお、蒸発器250によって冷却された空調空気とヒータコア31によって再加熱された空調空気は、エアミックスドア430の開度に応じて混合比率が可変され、乗員の設定する温度に調節される。
これらの膨張機一体型圧縮機210、凝縮器220、気液分離器230、減圧器240および蒸発器250等にて低温側の熱を高温側に移動させる冷凍サイクル(蒸気圧縮式冷凍機)200が構成される。
加熱器310は、膨張機一体型圧縮機210と凝縮器放熱器220とを繋ぐ冷媒回路に設けられて、この冷媒回路を流れる冷媒とエンジン冷却水とを熱交換することにより冷媒を加熱する熱交換器である。
第1バイパス回路301は、気液分離器230で分離された液相冷媒を加熱器310のうち凝縮器220の冷媒入口側に導く冷媒通路であり、この第1バイパス回路301には、液相冷媒を循環させるための液ポンプ330および気液分離器230側から加熱器310側にのみ冷媒が流れることを許容する逆止弁301aが設けられている。なお、液ポンプ330は、本実施形態では、電動式のポンプを採用しており、図示しない電子制御装置により制御される。
また、第2バイパス回路302は、膨張機一体型圧縮機210がモータモードで作動するときの冷媒出口側と凝縮器220の冷媒入口側とを繋ぐ冷媒通路であり、この第2バイパス回路302には、膨張機一体型圧縮機210側から凝縮器220の冷媒入口側にのみ冷媒が流れることを許容する逆止弁302aが設けられている。
また、第3バイパス回路(請求項6に記載の冷媒経路に相当)303は、膨張機一体型圧縮機210がモータモードで(膨張機として)作動するときの蒸発器250冷媒出口側(減圧器240側)と第2バイパス回路302の逆止弁320a上流側とを繋ぐ冷媒通路であり、この第3バイパス回路303には、蒸発器250冷媒出口側(減圧器240側)から第2バイパス回路302側にのみ冷媒が流れることを許容する逆止弁303aが設けられている。
また、開閉弁310a、302b、303bは各冷媒通路を開閉する電磁式のバルブであり、図示しない電子制御装置により制御される。開閉弁302b、303bは、膨張機一体型圧縮機210がモータモードで作動するときの吐出冷媒を蒸発器250に循環する場合と循環しない場合とが切り替えられるようになっている。
上記の加熱機310、膨張機一体型圧縮機210、凝縮器220、気液分離器230およびポンプ330等にて加熱機310において冷却水から冷媒に与えられた熱エネルギーを回収するランキンサイクル300が構成される。
上述の構成から明らかなように、ランキンサイクル300の作動流体は冷凍サイクル200の冷媒と同一であり、膨張機一体型圧縮機210、凝縮器220、気液分離器230は、冷凍サイクル200のものを兼用するようにしている。
次に、上記構成に基づき、本実施形態の廃熱利用装置100の作動について説明する。
1.冷凍サイクル運転
図示しない制御装置は、エアコン要求信号を入力したときには、冷凍サイクル200を運転する。
具体的には、開閉弁310a、303bを開き、開閉弁302bを閉じる。そして、エンジン10からの動力もしくは回転電機212からの回転力の少なくともいずれかにより、膨張機一体型圧縮機210のポンプモータ機構211をポンプモード(圧縮モード)で作動させる。
なお、このとき、三方弁26は、冷却水流路を冷却水が加熱機310を迂回する加熱器バイパス流路25側に切り替える。
これにより、図2に示すように冷媒が循環し、膨張機一体型圧縮機210のポンプモータ機構211が駆動され冷媒を吸入、圧縮し吐出する。吐出ガス冷媒は凝縮器220で冷却され凝縮液化し、気液分離器230で気液分離された液状冷媒が減圧器240で減圧霧化し、蒸発器250内で蒸発し車室内へ送風される空気の冷却を行なう。
空気が十分冷えると図示しない制御装置が冷却停止の判定を行ない、膨張機一体型圧縮機210の作動を停止させる。
空調中断時にエンジン冷却水の温度が十分上がり、廃熱回生するだけの熱が得られると図示しない制御装置が判断したら、冷凍サイクル200から、ランキンサイクル300へ切り替えが行なわれる。
2.ランキンサイクル運転
図示しない制御装置は、冷凍サイクル200が運転不要で、エンジン冷却水から廃熱回生が可能であると判断したときには、ランキンサイクル300を運転する。
具体的には、開閉弁310aを閉じ、ポンプ330を作動する。なお、このとき、三方弁26は、冷却水流路を加熱器310側に切り替える。このとき制御装置が暖房要求信号を入力したときには、開閉弁302bを閉じ、開閉弁303bを開く。
これにより、図3に示すように作動流体である冷媒が循環し、加熱機310においてエンジン冷却水の熱で冷媒を加熱してガス化し、膨張機一体型圧縮機210のポンプモータ機構211に圧縮モード時の吐出口からガス冷媒を流入させポンプモータ機構211を逆転させ、ガス状冷媒を膨張させてエネルギー回収を行なう。
ポンプモータ機構211の駆動力によって回転電機212が作動され、回転電機212によって発電される電力は、図示しないバッテリや補機等に給電される。
ポンプモータ機構211で膨張した後のガス冷媒は、蒸発器250へ導かれ、送風機420によって送られた空気と熱交換を行ない放熱して、車室内の暖房が行なわれる。このとき、エアミックスドア430はヒータコア31側を閉じており、ヒータコア31における放熱を抑止している。
蒸発器250における熱交換だけでは、車室内への暖房熱量が不足するときには、エアミックスドア430はヒータコア31側を若干開いて、不足熱量分をヒータコア31から放熱させる。
蒸発器250で放熱した後の冷媒は、第3バイパス回路303、第2バイパス回路302を介して凝縮器220へ流入する。
凝縮器220に流入した冷媒は、外気と熱交換して冷却され凝縮液化し、気液分離器230で気液分離された液状冷媒が、ポンプ330により第1バイパス回路301を介して加熱器310に圧送される。
なお、暖房要求がないときには、図示しない制御装置は、開閉弁302bを開き、開閉弁303bを閉じる。これにより、ポンプモータ機構211で膨張した後のガス冷媒は、第2バイパス回路302を介して凝縮器220へ流入し、凝縮される。
両開閉弁302b、303bは電磁弁(電動調節手段)からなり、暖房要求の有無に応じて、ポンプモータ機構211で膨張した後のガス冷媒の蒸発器250への流入量を速やかに切り替え制御する流入量調節手段である。
上述の構成および作動によれば、ランキンサイクル運転時に車室内暖房の要求があった場合には、膨張機一体型圧縮機210における膨張により熱エネルギーを回収された後の冷媒熱により暖房を行なうようになっている。したがって、エンジン冷却水の廃熱回生に利用できる熱量が減少し難く、暖房利用時の廃熱回生能力の減少を防止することができる。
例えば、暖房負荷2QkW、エンジンの廃熱6QkWとする場合、従来のように、加熱機に対し並列に設けたヒータコアで暖房を行なう場合には、廃熱回生可能な熱量は、下記数式1により4QkWとなる。
(数式1)
6QkW−2QkW=4QkW
この場合の膨張機出力を1LkWとすると、本発明を適用した場合の廃熱回生可能な熱量は6QkWであり、この場合の膨張機出力は、下記数式2により1.5LkWとなる。
(数式2)
1LkW×6Q/4Q=1.5LkW
したがって、暖房負荷のない場合と同等の膨張回生出力が得られる。ただし、膨張後ガス冷媒の暖房では熱量が不十分な場合は、エンジン冷却水の熱を暖房に利用する必要があるが、その場合でも従来より回生出力は多く得られる。
また、冷凍サイクル200とランキンサイクル300とは、膨張機一体型圧縮機210、凝縮器220、気液分離器230、および蒸発器250を兼用している。したがって、サイクル構成部品点数を抑制することができる。特に蒸発器250は、ランキンサイクル運転時において冷媒による暖房用熱交換器(熱交換手段)としているので、空調ケース410内への熱交換器の増設が不要であり、空調ユニット400の体格が大きくなることを防止できる。
なお、本実施形態では、ランキンサイクル運転時に蒸発器250への冷媒流入量を切り替える手段として開閉弁302b、303bを設けていたが、三方弁等により流入量切り替えを行なうものであってもよい。
また、第2バイパス回路302側に対し蒸発器250側の圧力損失が大きく、暖房が不要のときに開閉弁302bを開状態としても蒸発器250側に冷媒がほとんど流れない場合には、開閉弁303bは廃止することができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について図4ないし図6に基づいて説明する。
本第2の実施形態は、前述の第1の実施形態と比較して、膨張後の作動流体と空気とを熱交換する手段として蒸発器とは異なる熱交換器を採用した点が異なる。
なお、第1の実施形態と同様の部分については、同一の符号をつけ、その説明を省略する。
図4に示すように、本実施形態では、第2バイパス回路302の経路中に熱交換器(本実施形態における熱交換手段)340を設け、この熱交換器340を空調ケース410内の蒸発器250空気流れ下流側に併設している。
第2バイパス回路302には、熱交換器340より膨張機一体型圧縮機210側と、熱交換器340をバイパスする経路中とに、電磁式のバルブからなる開閉弁304、305がそれぞれ設けられ、膨張機一体型圧縮機210がモータモードで作動するときの吐出冷媒を熱交換器340に循環する場合と循環しない場合とが切り替えられるようになっている。開閉弁304、305は、本実施形態における流入量調節手段である。
また、本実施形態の冷凍サイクル時の蒸発器250冷媒出口側には、蒸発器250から膨張機一体型圧縮機210側にのみ冷媒が流れることを許容する逆止弁250aが設けられている。なお、本実施形態では第3バイパス回路303は設けられていない。
上述の構成の廃熱利用装置においても、開閉弁310aを開き、膨張機一体型圧縮機210を圧縮モードで作動することにより、図5に示すように冷媒を循環して、冷凍サイクル運転を行なうことができる。
また、開閉弁310aを閉じ、ポンプ330を作動することにより、図6に示すように冷媒を循環して、ランキンサイクル運転を行なうことができる。
このとき、暖房要求がある場合には、開閉弁304を開き、開閉弁305を閉じれば、膨張機一体型圧縮機210で膨張した後の冷媒を熱交換器340に導入し、車室内への送風を加熱して暖房を行なうことができる。
また、暖房要求がない場合には、開閉弁304を閉じ、開閉弁305を開けば、膨張機一体型圧縮機210で膨張した後の冷媒を熱交換器340をバイパスして凝縮器220に導くことができる。
本実施形態の構成および作動によれば、第1の実施形態と同様に、ランキンサイクル運転時に車室内暖房の要求があった場合には、膨張機一体型圧縮機210における膨張により熱エネルギーを回収された後の冷媒熱により暖房を行なうことができる。したがって、エンジン冷却水の廃熱回生に利用できる熱量が減少し難く、暖房利用時の廃熱回生能力の減少を防止することができる。
また、膨張後の冷媒により暖房を行なうための専用の熱交換器340を蒸発器250に対し別に設けている。したがって、第1の実施形態において、蒸発器250を暖房用の熱交換器として利用するために設けた第3バイパス回路303等の構成が不要である。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態について図7ないし図9に基づいて説明する。
本第3の実施形態は、前述の第1の実施形態と比較して、本発明を冷凍サイクルとランキンサイクルとを同時に運転することが可能なシステムに適用した点が異なる。
なお、第1の実施形態と同様の部分については、同一の符号をつけ、その説明を省略する。
図7に示すように、本実施形態では、膨張機一体型圧縮機210は、圧縮動作を行なうポンプ機構211Aと、膨張動作を行なうモータ機構211Bとを備えており、両機構はクラッチ機構を介して回転電機212の回転軸に取り付けられている。
そして、凝縮器220および気液分離器230を共用して、ポンプ機構211A→凝縮器220→気液分離器230→減圧器240→蒸発器250→ポンプ機構211Aと冷媒を循環する冷凍サイクル200と、加熱器310→モータ機構211B→凝縮器220→気液分離器230→ポンプ330→加熱器310と冷媒を循環するランキンサイクル300とを同時に形成できるようになっている。
第1バイパス回路501は、モータ機構211Bから吐出された冷媒を蒸発器250の冷凍サイクル時ポンプ機構211A側出口に導く冷媒通路であり、第1バイパス回路501には、この経路を開閉する電磁式バルブからなる開閉弁501aが設けられている。
また、第2バイパス回路(請求項6に記載の冷媒経路に相当)502は、モータ機構211Bから吐出された冷媒が第1バイパス回路501を介して蒸発器250に導かれたときの、蒸発器250冷媒出口側(減圧器240側)と凝縮器220上流側とを繋ぐ冷媒通路であり、第2バイパス回路502には、この経路を開閉する電磁式バルブからなる開閉弁502aが設けられている。
また、凝縮器220の上流側には、第2バイパス回路502接続点より上流側に、ポンプ機構211Aおよびモータ機構211Bから凝縮器220への冷媒経路を開閉する電磁式バルブからなる開閉弁211aが設けられている。
上述の構成の廃熱利用装置では、開閉弁211aを開き、開閉弁501a、502aを閉じて、ポンプ機構211Aおよびポンプ330を作動することにより、図8に示すように冷媒を循環して、冷凍サイクル運転およびランキンサイクル運転を同時に行なうことができる。
また、開閉弁211aを閉じ、開閉弁501a、502aを開いて、ポンプ330を作動し、ポンプ機構211Aを停止することにより、図9に示すように冷媒を循環して、ランキンサイクル運転を行なうとともに、モータ機構211Bで膨張した後の冷媒を蒸発器250に導入し、車室内への送風を加熱して暖房を行なうことができる。
ランキンサイクル運転中に暖房の要求がなければ、開閉弁501aを閉じ、開閉弁211aを開くことにより、ランキンサイクルを運転しつつ、蒸発器250による暖房を中止することができる。開閉弁211a、501aが、本実施形態における流入量調節手段である。
本実施形態の構成および作動によれば、第1の実施形態と同様に、車室内暖房の要求があった場合には、ランキンサイクル運転を行ないつつ、モータ機構211Bにおける膨張により熱エネルギーを回収された後の冷媒熱により蒸発器250において暖房を行なうことができる。したがって、エンジン冷却水の廃熱回生に利用できる熱量が減少し難く、暖房利用時の廃熱回生能力の減少を防止することができる。
(第4の実施形態)
次に、第4の実施形態について図10ないし図12に基づいて説明する。
本第4の実施形態は、前述の第3の実施形態と同様に、本発明を冷凍サイクルとランキンサイクルとを同時に運転することが可能なシステムに適用したものであるが、圧縮機と膨張機とを別体とした点が異なる。
なお、第1、第3の実施形態と同様の部分については、同一の符号をつけ、その説明を省略する。
図10に示すように、本実施形態では、圧縮動作を行なうポンプ機構211Aを有する圧縮機210Aと、膨張動作を行なうモータ機構211Bとを有する膨張機210Bとを別体で備えている。
そして、第3の実施形態と同様に、凝縮器220および気液分離器230を共用して、ポンプ機構211A→凝縮器220→気液分離器230→減圧器240→蒸発器250→ポンプ機構211Aと冷媒を循環する冷凍サイクル200と、加熱器310→モータ機構211B→凝縮器220→気液分離器230→ポンプ330→加熱器310と冷媒を循環するランキンサイクル300とを同時に形成できるようになっている。
上述の構成の廃熱利用装置においても、開閉弁211aを開き、開閉弁501a、502aを閉じて、ポンプ機構211Aおよびポンプ330を作動することにより、図11に示すように冷媒を循環して、冷凍サイクル運転およびランキンサイクル運転を同時に行なうことができる。
また、開閉弁211aを閉じ、開閉弁501a、502aを開いて、ポンプ330を作動することにより、図12に示すように冷媒を循環して、ランキンサイクル運転を行なうとともに、モータ機構211Bで膨張した後の冷媒を蒸発器250に導入し、車室内への送風を加熱して暖房を行なうことができる。
ランキンサイクル運転中に暖房の要求がなければ、開閉弁501aを閉じ、開閉弁211aを開くことにより、ランキンサイクルを運転しつつ、蒸発器250による暖房を中止することができる。開閉弁211a、501aが、本実施形態における流入量調節手段である。
本実施形態の構成および作動によっても、第1、第3の実施形態と同様に、車室内暖房の要求があった場合には、ランキンサイクル運転を行ないつつ、モータ機構211Bにおける膨張により熱エネルギーを回収された後の冷媒熱により蒸発器250において暖房を行なうことができる。したがって、エンジン冷却水の廃熱回生に利用できる熱量が減少し難く、暖房利用時の廃熱回生能力の減少を防止することができる。
(他の実施形態)
上記第2の実施形態では、第2バイパス回路302の経路中に熱交換器340を設け、空調ケース410内において、膨張後の冷媒と空気とを熱交換していたが、他の熱媒体を介在させて熱交換するものであってもよい。例えば、図13に示すように、熱交換器340に2次冷媒(例えば、エンジン冷却水と同様なLLCを含む水)を循環するブライン回路341を形成し、このブライン回路341に、2次冷媒とランキンサイクルの膨張後の冷媒とを熱交換する熱交換器342および循環ポンプ343を設け、2次冷媒を介して、ランキンサイクルの膨張後の冷媒と空調ケース410内を流れる空気とを熱交換するものであってもよい。この場合には、熱交換器340、342、ブライン回路341、循環ポンプ343からなる構成が、本発明の熱交換手段に対応する。
また、上記各実施形態では、ランキンサイクル300を循環する作動流体は、冷凍サイクル200を循環する冷媒であったが、ランキンサイクル300を冷凍サイクル200に対し独立したサイクルとした場合や、冷凍サイクルを備えない廃熱利用装置の場合には、他の作動流体を採用してもかまわない。
また、上記各実施形態では、冷凍サイクル200およびランキンサイクル300中に逆止弁や開閉弁を配置していたが、各実施形態で説明した冷媒循環が成立するものであれば、逆止弁や開閉弁の配設位置や数は上記例に限定されるものではない。また、逆止弁や開閉弁以外の循環経路制御手段を採用してもかまわない。
また、上記各実施形態では、発熱体は車両用のエンジン(内燃機関)10としたが、これに限定されるものではなく、例えば、外燃機関、燃料電池車両の燃料電池スタック、各種モータ、インバータ等のように、作動時に発熱を伴ない、温度制御のためにその熱の一部を捨てるもの(廃熱が発生するもの)であれば、広く適用することが可能である。また、車両用に限らず、例えば、定置式の廃熱利用装置に適用するものであってもかまわない。
本発明を適用した第1の実施形態における廃熱利用装置の模式構成図である。 第1の実施形態の廃熱利用装置において冷凍サイクル運転をした場合の冷媒循環経路を示す図である。 第1の実施形態の廃熱利用装置においてランキンサイクル運転をした場合の冷媒循環経路を示す図である。 本発明を適用した第2の実施形態における廃熱利用装置の模式構成図である。 第2の実施形態の廃熱利用装置において冷凍サイクル運転をした場合の冷媒循環経路を示す図である。 第2の実施形態の廃熱利用装置においてランキンサイクル運転をした場合の冷媒循環経路を示す図である。 本発明を適用した第3の実施形態における廃熱利用装置の模式構成図である。 第3の実施形態の廃熱利用装置において冷凍サイクル・ランキンサイクル同時運転をした場合の冷媒循環経路を示す図である。 第3の実施形態の廃熱利用装置においてランキンサイクル運転をしつつ暖房を行なった場合の冷媒循環経路を示す図である。 本発明を適用した第4の実施形態における廃熱利用装置の模式構成図である。 第4の実施形態の廃熱利用装置において冷凍サイクル・ランキンサイクル同時運転をした場合の冷媒循環経路を示す図である。 第4の実施形態の廃熱利用装置においてランキンサイクル運転をしつつ暖房を行なった場合の冷媒循環経路を示す図である。 他の実施形態における廃熱利用装置の要部模式構成図である。
符号の説明
10 エンジン(発熱体)
31 ヒータコア(暖房用熱交換器)
100 廃熱利用装置
200 冷凍サイクル
210 膨張機一体型圧縮機(膨張機)
210B 膨張機
211a、302b、303b、304、305、501a 開閉弁(流入量調節手段、電動調節手段)
220 凝縮器
250 蒸発器(熱交換手段)
300 ランキンサイクル
303 第3バイパス回路(冷媒経路)
340 熱交換器(熱交換手段、蒸発器に併設された熱交換器)
411 バイパス通路
430 エアミックスドア(風量割合調節手段)
502 第2バイパス回路(冷媒経路)

Claims (8)

  1. 発熱体(10)の廃熱により加熱された作動流体を膨張させて前記作動流体に与えられた熱エネルギーを回収する膨張機(210)を有するランキンサイクル(300)を備える廃熱利用装置であって、
    前記膨張機(210)から流出した前記作動流体と室内へ吹き出す空気とを熱交換する熱交換手段(250)を具備することを特徴とする廃熱利用装置。
  2. 前記膨張機(210)から流出した前記作動流体の前記熱交換手段(250)への流入量を調節する流入量調節手段(302b、303b)を備えることを特徴とする請求項1に記載の廃熱利用装置。
  3. 前記流入量調節手段(302b、303b)は、電気入力に応じて作動する電動調節手段(302b、303b)であることを特徴とする請求項2に記載の廃熱利用装置。
  4. 冷凍サイクル(200)中に設けられ冷媒を蒸発して前記室内へ吹き出す空気を冷却するための蒸発器(250)を備え、
    前記冷媒を前記ランキンサイクル(300)の作動流体とし、前記蒸発器(250)を前記熱交換手段(250)として利用することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1つに記載の廃熱利用装置。
  5. 前記冷媒を凝縮する凝縮器(220)と、
    前記蒸発器(250)を前記熱交換手段(250)として利用したときに、前記蒸発器(250)から流出した冷媒を前記凝縮器(220)に導入する冷媒経路(303)とを備えることを特徴とする請求項4に記載の廃熱利用装置。
  6. 冷凍サイクル(200)中に設けられ冷媒を蒸発して前記室内へ吹き出す空気を冷却するための蒸発器(250)を備え、
    前記熱交換手段(340)は、前記蒸発器(250)に併設された熱交換器(340)であることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1つに記載の廃熱利用装置。
  7. 前記発熱体(10)の冷却媒体と前記室内へ吹き出す空気とを熱交換する、前記熱交換手段(250)とは異なる暖房用熱交換器(31)を備え、
    前記室内を暖房するときに、前記室内へ吹き出す空気を前記熱交換手段(250)により優先的に加熱し、暖房熱量が不足するときには前記暖房用熱交換器(31)により熱量を補うことを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1つに記載の廃熱利用装置。
  8. 前記暖房用熱交換器(31)をバイパスして前記室内へ吹き出す空気を流通するバイパス通路(411)と、
    前記暖房用熱交換器(31)を流通する前記空気と前記バイパス通路(411)を流通する前記空気との風量割合を調節する風量割合調節手段(430)とを備え、
    前記風量割合調節手段(430)により、前記暖房用熱交換器(31)により補う熱量を調節することを特徴とする請求項7に記載の廃熱利用装置。
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