JP2005306300A - 車両用空調装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 車室内のエアコン効率を上昇させることが可能な車両用空調装置を提供する事を目的とする。
【解決手段】
コンプレッサ21と第二の熱交換器24との間に、冷媒と冷却水とを熱交換する第一の熱交換器3を設け、ラジエータ5の入り口には冷却水の水温に基づいて開閉するサーモスタット4を設ける。このサーモスタット4はヒートポンプ回路20の運転種別に応じて、複数の温度閾値にて冷却水をラジエータ5に流入させる開閉作動を行うよう構成する事により、冷房運転時においては、1つ目の低い方の温度閾値にて冷却水の水温が推移する。冷媒は第一の熱交換器3にて低い水温で推移する冷却水に対して大きな熱量を放熱する事が可能となるので、ヒートポンプ回路20の放熱性が上昇し、車室内のエアコン効率を上昇させることが可能となる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、原動機、例えばエンジンや燃料電池などによって駆動する車両に搭載される車両用空調装置に関する。
従来、特許文献1に記載のように、冬季において、燃料電池用熱交換器を車両空調用ヒートポンプユニットにて加熱する、または間接的に燃料電池用冷却水を加熱し、燃料電池用冷却水の凍結を防止することを主な目的とする車両用空調装置がある。
特開2001−167779号公報
しかし、上述した特許文献1には車両空調用ヒートポンプユニットから燃料電池用冷却回路へと熱が移動(放出)することについては記載されているが、それは冬季における燃料電池用冷却水の凍結防止のためであって、夏季における車室内冷房については何ら記載されていない。
また、上述した特許文献1に記載される車両用空調装置は、燃料電池車両を前提としているものであって、エンジン車両への適用についても記載されていない。
本発明は、上記の点に鑑み、燃料電池車両に限定することなく、エンジン車両にも適用可能で、かつ冬季の車室内暖房のみならず、夏季の車室内冷房においても、ヒートポンプユニットから原動機用冷却回路へ熱を移動(放出)することで、車室内のエアコン効率を上昇させることが可能な車両用空調装置を提供する事を目的とする。
本発明は上記目的を達成するために、以下の技術的手段を採用する。
請求項1に記載の車両用空調装置は、原動機から発せられる熱を原動機冷却水にて受熱し、ラジエータとヒータコアとで放熱する原動機冷却水回路と、
コンプレッサにて冷媒を圧縮し、第二の熱交換器にて冷媒を凝縮し、車室内を室内熱交換器にて冷房するとともに、第二の熱交換器にて吸熱し、室内熱交換器にて車室内を暖房するヒートポンプユニットとを備える車両用空調装置であって、
コンプレッサと第二の熱交換器との間に、冷媒と原動機冷却水とを熱交換する第一の熱交換器が設けられるとともに、
ラジエータに原動機冷却水を流通する流路には、原動機冷却水の水温に基づいて開閉作動する弁が設けられ、
弁は、ヒートポンプユニットの運転種別に応じて、複数の温度閾値にて冷却水をラジエータに流入させる開閉作動を行うことを特徴とする。
この発明により、冷房運転時においては、1つ目の低い方の温度閾値にてラジエータに原動機冷却水を流通させるようにするので、原動機冷却水は、1つ目の低い方の温度閾値の前後温度にて推移することとなり、この低い温度にて推移する原動機冷却水に対して、冷媒は第一の熱交換器にて大きな熱量を捨てる(放出する)ことが可能となるので、ヒートポンプユニットの放熱性が上昇し、車室内のエアコン効率を上昇させることが可能となる。
請求項2に記載の車両用空調装置における温度閾値は、第一の温度閾値と、第一の温度閾値よりも高い第二の温度閾値であり、
弁は、ヒートポンプユニットの運転種別が冷房運転であり、かつ原動機冷却水が第一の温度閾値以上だった場合は、原動機冷却水がラジエータに流入するように流路を開弁するとともに、
ヒートポンプの運転種別が暖房運転であり、かつ原動機冷却水の水温が第二の温度閾値以上だった場合は、原動機冷却水がラジエータに流入するように流路を開弁することを特徴とする。
この発明により、冷房運転時、つまり夏季においては、原動機冷却水の温度を低い第一の温度閾値前後に推移させることが可能となるので、冷媒は第一の熱交換器において、多くの熱量を原動機冷却水に対して捨てることが可能となり、冷房効率を上昇させることが可能となる。
請求項3に記載の車両用空調装置における前記第二の熱交換器と前記室内熱交換器との間には、前記第二熱交換器から吐出された高温高圧の冷媒と、前記室内熱交換器から吐出された低温低圧の冷媒とを熱交換する第三の熱交換器が設けられることを特徴とする。
この発明により、室内熱交換器に流入する前の冷媒は第三の熱交換器においても放熱することが可能となるので、エアコン効率を更に上昇させることが可能となる。
請求項4に記載の車両用空調装置における第三の熱交換器に流通する高温高圧の冷媒の流れ方向と、低温低圧の冷媒の流れ方向とは対向流になるように設定されていることを特徴とする。
この発明により、第三の熱交換器における高温高圧の冷媒と低温低圧の冷媒との熱交換率を更に上昇させることが可能となる。
請求項5に記載の車両用空調装置における第一の熱交換器と第二の熱交換器との間には、原動機冷却水の水温よりも低い冷却水を第二のラジエータにて冷却する冷却水回路内を流通する冷却水と、第一の熱交換器から吐出された高温高圧の冷媒とを熱交換する第四の熱交換器が設けられることを特徴とする。
車両には、原動機以外にも冷却回路を備えるシステムがある。例えばこの車両がハイブリッド車両であったならば、駆動モータがある。またこの車両がエンジン車両であったならば水冷式インタークーラーなどである。
このような原動機冷却回路以外の冷却回路の中で、原動機冷却回路内を流通する原動機冷却水よりも低い水温で流通している冷却回路内の冷却水に対して、ヒートポンプユニット内を流通する冷媒が熱量を放出することが可能な第四の熱交換器を設けることで、冷房時におけるエアコン効率を上昇させることが可能となる。
請求項6に記載の車両用空調装置における第二のラジエータと、第二の熱交換器とは、ラジエータの空気流れの上流側に配置されることを特徴とする。
この発明により、よりラジエータおよび第二のラジエータ、そして第二の熱交換器は、効率よく外気に対して熱量を放出することが可能となる。
請求項7に記載の車両用空調装置における冷媒は、COであることを特徴とする。
車両を空調するためのヒートポンプユニット(冷凍サイクル)に用いられる冷媒には様々な種類のものがある。現在主流となっているのはHFC134aという冷媒である。
しかし、このHFC134a冷媒よりも、CO冷媒の方が超臨界にて作動するため、コンプレッサから吐出された直後の温度は高温(約100℃)となりやすい。
第一の熱交換器においては、当然高温の冷媒と原動機冷却水との熱交換の方が両者の温度差の開きが大きくなるので、熱量の移動(放出)効率も良くなるので、エアコン効率を更に向上させることが可能となる。
以下、本発明の実施形態について図1、図2を用いて説明する。
(構成)
図1は、本発明の車両用空調装置100の構成図である。車両用空調装置100は、スタック1冷却回路10と、ヒートポンプ回路20とからなる。
スタック1冷却回路10は、スタック1と、ヒータコア2と、第一の熱交換器3と、サーモスタット4と、ラジエータ5と、ポンプ6とからなる。
そして、スタック1、ヒータコア2、第一の熱交換器3、サーモスタット4、ラジエータ5、およびポンプ6とは互いに冷却水流路7によって接続されている。この冷却水流路7は、ヒータコア2側流路7aと、ラジエータ5側流路7bとからなる。
スタック1は、発電用の単セルを積層したものである。このスタック1は水素と酸素とが化学反応をおこし水が生成される。
その過程で熱量が発生し、スタック1自体が発熱する。その為、スタック1を冷却する為にスタック1には図示しないウォータージャケットなどが装着され、化学反応によって発生した熱量をウォータージャケット内を流通する冷却水によって吸熱している。このウォータージャケットの下流側はヒータコア2側流路7aと、ラジエータ5側流路7bとに分岐している。
ヒータコア2は、ヒータコア2側流路7aから流通してくるスタック1から受熱した冷却水と、車室内の空気とを熱交換する周知の暖房用熱交換器である。スタック1から受熱した冷却水は、このヒータコア2にて車室内の空気に対して放熱する。このヒータコア2の冷却水における下流側には第一の熱交換器3が設けられている。
第一の熱交換器3は、後述するヒートポンプ回路20を構成するコンプレッサ21から吐出された高温高圧の冷媒と、上述したヒータコア2にて車室内に熱量を放出し、低温となった冷却水とを熱交換する冷媒−冷却水熱交換器である。この第一の熱交換器3はヒータコア2の下流側に設けられている。
第一の熱交換器3の概略の構造の例を図2に示す。この第一の熱交換器3は、冷媒流路3aと冷却水流路3bとが積層するように構成され、冷媒の持つ熱量を冷却水へと放熱することが可能なように構成されている。
サーモスタット4は、ラジエータ5側流路7b側に設けられ、冷却水の水温に基づいて冷却水のラジエータ5への流通を調整する装置である。
このサーモスタット4は、水温センサ4aと開閉弁4bとからなり、水温センサ4aが検知した冷却水の水温が所定の水温以上であれば、冷却水を冷却する為に、開閉弁4bを開放して冷却水がラジエータ5へ流入させる。
このサーモスタット4は、開閉弁4bが開閉する温度閾値を複数備えている。上述した所定の温度とはこの温度閾値の事である。
このサーモスタット4は、後述するヒートポンプ回路20の運転種別によって、開閉弁4bを開閉する温度閾値を変更する。
例えばヒートポンプ回路20の運転種別が冷房運転であった場合は、比較的低い第一の温度閾で開弁するように自立的に設定変更し、水温センサ4aが検知した冷却水の水温が第一の温度閾値以上になると開閉弁4bを開放し、冷却水がラジエータ5へ流入するように作動する。
同様に、ヒートポンプ回路20の運転種別が暖房運転であった場合は、比較的高い第二の温度閾で開弁するように自立的に設定変更し、水温センサ4aが検知した冷却水の水温が第二の温度閾値以上になると開閉弁4bを開放し、冷却水がラジエータ5へ流入するように作動する。このサーモスタット4は請求項で示すところの弁に相当する。
ポンプ5は、ヒータコア2側流路7aとラジエータ5側流路7bとが合流する流路上に設けられる圧送手段である。ヒータコア2側流路7aとラジエータ5側流路7bとを流通する冷却水をスタック1のウォータージャケットへと送り込んでいる。
次にヒートポンプ回路20の構成を以下に説明する。
ヒートポンプ回路20は、コンプレッサ21と、第一の熱交換器3と、第一の膨張弁22と、四方弁23と、第二の熱交換器24と、第三の熱交換器25と、第二の膨張弁26と、室内熱交換器27と、アキュムレーター28とからなる。
そして、コンプレッサ21と、第一の熱交換器3と、第一の膨張弁22と、四方弁23と、第二の熱交換器24と、第三の熱交換器25と、第二の膨張弁26と、室内熱交換器27と、アキュムレーター28とは冷媒流路29によって接続している。
コンプレッサ21は、冷媒を高温高圧に圧縮する周知の圧縮手段である。
第一の熱交換器3は上述したので省略するが、当然のことながら、冷媒流路29は第一の熱交換器3を構成する冷媒流路3aと冷媒が流通可能に接続している。
第一の膨張弁22は、コンプレッサ21から吐出された高温高圧の冷媒を小さな孔から噴射することにより減圧・膨張させて低温・低圧の霧状の気体冷媒にする周知の膨張弁である。
四方弁23は、当該ヒートポンプ回路20の運転種別が冷房運転と設定されているか、暖房運転と設定されているかによって、冷媒の流れ方向を変更する弁である。
第二の熱交換器24は、車室外の空気(車速風)と冷媒とを熱交換する周知の空冷型熱交換器である。
第三の熱交換器25は、第二の熱交換器24から吐出された冷媒と、後述するアキュムレーター28から流出する冷媒とを熱交換する冷媒−冷媒型熱交換器である。
第二の膨張弁26は、第一の膨張弁22と同様の構成なので説明を省略する。
室内熱交換器27は、車室内の空気と冷媒とを熱交換する周知の空冷型熱交換器である。
アキュムレーター28は、冷媒を気液分離する気液分離手段である。
(作動)
冬季の車室内暖房のみならず、夏季の車室内冷房においても、ヒートポンプ回路20からスタック1冷却回路10へ熱を移動(放出)することで、車室内のエアコン効率を上昇させる作動について以下に説明する。
(冷房運転時)
まず、ヒートポンプ回路20の運転種別が冷房運転の場合の冷媒の流れ順序について以下に説明する。
コンプレッサ21によって圧縮され高温高圧となった冷媒は第一の熱交換器3へと流入する。
第一の熱交換器3では、ヒートポンプ回路20の運転種別が冷房運転なので、ラジエータ5での放熱によって比較的低い第一の温度閾値前後に推移する低温の冷却水が流通しているので、高温高圧の冷媒は、低温の冷却水に対して熱量を放出する。
第一の熱交換器3にて熱量を放出した冷媒は、全開に制御されている第一の膨張弁22を通過し、四方弁23の切り替えによって、第二の熱交換器24に流入する。
第二の熱交換器24に流入した冷媒は、車室外の空気(車速風)と熱交換し、ここでも熱量を放出する。
第二の熱交換器24にて再度熱量を放出した冷媒は、第三の熱交換器25にて、室内熱交換器27にて車室内の空気と熱交換し、低圧低温となり、アキュムレーター28にて気液分離された低温低圧の冷媒と熱交換する。
第三の熱交換器25にて再々度熱量を放出した冷媒は、第二の膨張弁26の絞りによって霧状にされ低温低圧の気体冷媒となって室内熱交換器27に流入する。
室内熱交換器27にて車室内の空気と熱交換した冷媒は、再度四方弁23に戻り、四方弁23の切り替えにてアキュムレーター28に流入する。
アキュムレーター28にて気液分離され、第三の熱交換器25にて、第二の熱交換器24から吐出された高温高圧の冷媒から熱量を受熱する。
第三の熱交換器25を通過した冷媒は再びコンプレッサ21にて圧縮され、高温高圧の冷媒となり、再度コンプレッサ21から吐出され、以下は上述したサイクルを繰り返す。
このように、通常の冷凍サイクルの場合、放熱器は1つだけの場合が多いが、本実施形態では、第一の熱交換器3(冷却水へ放熱)、第二の熱交換器24(車室外の空気へ放熱)、第三の熱交換器25(低温低圧の冷媒へ放熱)と、3つの放熱器にて放熱するので、1つだけの放熱器しか設けられていない冷凍サイクルと比べて放熱率が高く、エアコン効率は上昇する。
この、運転種別によって(この場合は冷房運転)スタック1冷却回路10内を流通する冷却水の水温が比較的低い第一の温度閾値前後に推移するよう維持するサーモスタット4の作動を以下に説明する。
第一の熱交換器3にて高温高圧の冷媒から熱量を受熱した冷却水は、スタック1(スタック1に装着されているウォータージャケット)からさらに熱量を受熱し吐出され、ヒータコア2側流路7aと、ラジエータ5側流路7bとに分流する。
ヒータコア2側流路7aに流入した冷却水は、ヒータコア2に流入し、車室内の空気と熱交換し低温となる。
その後、第三の熱交換器3へ流入し、コンプレッサ21から吐出された後の高温高圧の冷媒と熱交換し、熱量を受熱する。冷媒から熱量を受熱し多少高温となった冷却水はポンプ6に戻る。
一方、サーモスタット4を構成する水温センサ4aが検知した冷却水の温度が、サーモスタット4が自立的に設定した第一の温度閾値(この場合、ヒートポンプ回路20の運転種別は冷房運転なので、比較的低い第一の温度閾値となる)以上であったならば、サーモスタット4は開閉弁4bを開放し、ラジエータ5側流路7bに流入した冷却水をラジエータ5へと流入させる。
ラジエータ5にて車室外の空気と熱交換し、低温となった冷却水はポンプ6の直前で第一の熱交換器3にて受熱し高温となった冷却水と混合するので、スタック1冷却回路10を流通する冷却水全体の水温は第一の温度閾値前後に推移するように維持される。
この時のサーモスタット4の開閉作動を図3を用いて以下に詳述する。
図3は、図3(a)と図3(b)とからなり、冷房運転時のサーモスタット4の開閉作動は図3(a)にて示している。
図3(a)に示すように、サーモスタット4は、冷房運転時には冷却水の水温がα℃以上になると開弁し、冷却水がα℃から所定の温度幅(例えば約10℃)以下になった場合に閉弁する。
開弁する際の温度(この場合α℃)と、閉弁する際の温度(この場合α−10℃)が異なる理由を以下に説明する。
これは開弁する際の温度(この場合α℃)と閉弁する際の温度(この場合α−10℃)とが、もし同じ温度閾値として設定されていた場合、水温が何度もα℃を前後するように推移すると、サーモスタット4は開閉弁4bの開閉作動を頻繁に繰り返すことになるため、それを防ぐ設定である。ちなみにこのα℃は請求項で示す第一の温度閾値に相当する。具体的には摂氏約50℃前後が望ましい値であることが発明者の研究によって判明している。
(暖房運転時)
次にヒートポンプ回路20の運転種別が暖房運転の場合の冷媒の流れ順序について以下に説明する。
コンプレッサ21によって圧縮され高温高圧となった冷媒が第一の熱交換器3へと流入する。
第一の熱交換器3では、ヒータコア2によって熱量を放出し、低温となった冷却水が流通しているので、高温高圧の冷媒は、低温の冷却水に対して熱量を放出する。
第一の熱交換器3にて熱量を放出した冷媒は、全開に制御されている第一の膨張弁22を通過し、四方弁23の切り替えによって、室内熱交換器27に流入する。
第一の熱交換器3にて放熱はしたが、未だ高温高圧の冷媒は、室内熱交換器27にて車室内の空気と熱交換(この場合は暖房)する。
室内熱交換器27から吐出された冷媒は、所定の開度で絞られている第二の膨張弁にて霧状になり、第三の熱交換器25に流入する。
上述した冷房運転時では第三の熱交換器25にても冷媒は熱交換したが、暖房運転時では温度差が少ない為、熱交換は行われず、そのまま通過する。そして、冷媒は第二の熱交換器24に流入し、ここで蒸発し気体冷媒となって四方弁23に流入する。
四方弁23の切り替え設定にて、アキュムレーター28に流入した冷媒はここで気液分離され再びコンプレッサ21へと流入し、再びコンプレッサ21にて圧縮され、高温高圧の冷媒となり、再度コンプレッサ21から吐出され、以下は上述したサイクルを繰り返す。
次に、暖房運転時におけるスタック1冷却回路10の作動について以下に図3(b)を用いて説明する。
暖房運転時における冷却水の流れ順序は冷房運転時と同等なので詳述しないが、サーモスタット4が自立的に設定する温度閾値は、ヒートポンプ回路20の運転種別が暖房運転中なので、上述したα℃よりも高温のβ℃(第二の温度閾値)に設定されている。
図3(b)に示すように、サーモスタット4は、暖房運転時には冷却水の水温がβ℃以上になると開閉弁4bを開弁し、冷却水がβ℃から所定の温度幅(例えば約10℃)以下になった場合に閉弁する。
開弁する際の温度(この場合β℃)と、閉弁する際の温度(この場合β−10℃)が異なる理由は、冷房運転時のそれと同等なので説明を省略する。
暖房運転時は、冷房運転時の冷却水の温度閾値(α℃)よりも高い温度閾値(β℃)にて冷却水の水温が推移するように設定している。
その理由は(メインの)暖房回路である温水回路の温度を下げないためである。
その為、サーモスタット4は、冷却水がスタック1の必要冷却温度であるβ℃(請求項で示す第二の温度閾値)以上になるまで、ラジエータ5に冷却水が流通しないように、開閉弁4bを閉成するよう作動する。
(除湿暖房運転時)
除湿暖房時は大別すると2パターンに分けられる。すなわち、比較的空調負荷が低く、必要な吹き出し温度が低いパターンと、比較的空調負荷が高く、必要な吹き出し温度が高いパターンの2つである。以下に上記2パターンにおける冷媒流れ順序とサーモスタット4の開閉作動について説明する。
(1)比較的空調負荷が低く、必要な吹き出し温度が低い場合の除湿暖房
本モードにおける冷媒の流れ順序は上述した冷房運転時と同等なので説明は省略する。しかし唯一異なる点がある。それは冷房運転時は、第一の膨張弁22を全開にしていたが、本モードでは第一の膨張弁22を所定の幅に絞ることである。
なぜ絞るのかを以下に説明する。本モードは比較的空調負荷が低く、必要な吹き出し温度が低い場合の除湿暖房である。第一の膨張弁22を絞ることによって、第二の熱交換器24に流入する冷媒は低圧となるので、第二の熱交換器4は吸熱器として作動することになる。
つまり、コンプレッサ21で発生した熱量Q1と、第二の熱交換器24が吸熱した熱量Q2とを第一の熱交換器3にて冷却水に放熱するので、冷却水はヒータコア2にて、所定の(後述する(2)比較的空調負荷が高く、必要な吹き出し温度が高い場合の除湿暖房運転時よりは低い)吹き出し温度を得る事が可能となる。
(2)比較的空調負荷が高く、必要な吹き出し温度が高い場合の除湿暖房
本モードのおける冷媒の流れ順序は上述した暖房運転時と同等なので説明は省略する。しかし唯一異なる点がある。それは暖房運転時は、第一の膨張弁22を全開にしていたが、本モードでは第一の膨張弁22と第二の膨張弁26とを所定の幅で絞ることである。
なぜ絞るのかを以下に説明する。本モードでは比較的空調負荷が高く、必要な吹き出し温度が高い場合の除湿暖房である。
まず、第一の膨張弁22を絞ることによって、室内熱交換器27に流入する冷媒は低圧となるので、室内熱交換器27は吸熱器として作動することになる。
さらに、第二の膨張弁26をも絞ることによって、第二の熱交換器24に流入する冷媒も低圧となり、第二の熱交換器24も吸熱器として作動することになる。
つまり、冷媒は、コンプレッサ21で発生した熱量Q1と、第二の熱交換器24が吸熱した熱量Q2と、室内熱交換器27が吸熱した熱量Q3とを第一の熱交換器3にて冷却水に放熱するので、冷却水はヒータコア2にて、所定の(上述した(1)比較的空調負荷が低く、必要な吹き出し温度が低い場合の除湿暖房運転時よりは高い)吹き出し温度を得る事が可能となる。
次に上述したサーモスタット4の開閉作動について図4を用いて以下に説明する。
図4は、サーモスタット4の開閉作動のフローを示したフローチャートである。
ステップS1にて、図示しないセンサもしくはパネルから運転者が運転種別を決定する操作を行う。操作が終了するとステップS2に進む。
ステップS2にて、センサもしくはパネルからの情報により運転種別が決定される。決定されるとステップS3に進む。
ステップS3にて、ステップS2で決定した運転種別が冷房運転か否かを判定する。もし冷房運転であったならばステップS4に進み、冷房運転ではなかった場合はステップS5に進む。
ステップS4では、サーモスタット4の開閉作動の温度閾値をα℃(摂氏約50℃)に設定する。設定し終わるとステップS6に進む。
ステップS5では、サーモスタット4の開閉作動の温度閾値をβ℃(摂氏約80℃)に設定する。設定し終わるとステップS6に進む。
ステップS6にて、ヒータコア2の入り口付近での冷却水の水温がα℃(摂氏約50℃)、もしくはβ℃(摂氏約80℃)以上であったならばステップS7に進む。もし冷却水の水温がα℃(摂氏約50℃)未満、もしくはβ℃(摂氏約80℃)未満であったならば、ステップS1に戻る。
ステップS7にて、開閉弁4bを開弁する。開弁しおわるとステップS1に戻る。
上述したステップS1〜ステップS7までの各処理内容によってサーモスタット4は運転種別に応じて二つの温度閾値にて開閉弁するよう作動する。
(作用効果)
上述した構成と作動とによって、冬季の車室内暖房のみならず、夏季の車室内冷房においても、ヒートポンプ回路20の冷媒から第一の熱交換器3を介して冷却水流路7へ熱を移動(放出)することが可能となるので、冷房運転時に低下しがちなエアコン性能を上昇させることが可能な車両用空調装置100を提供する事が可能となる。
一般的に低車速、または停車時にはスタック1からの放熱量は低下するため、ラジエータ5の放熱性能には余裕が生じてくる。
しかし、低車速、または停車時には車速風が少ないので、第二の熱交換器24は図示しない電動ファンのみで冷却されることになるため、エアコン性能は低下する。
そこで、本発明のように冷房運転時には、ラジエータ5を流通する冷却水の水温が低温(約50℃)で推移するように制御すると、低車速、または停車時は、スタック1からの放熱量が少ないため、水温は制御したとおり低温で推移する。
この低温で推移している冷却水に、第二の熱交換器24の上流側に配置した第一の熱交換器3を介して冷媒が持っている熱量を移動(放熱)させることで、第二の熱交換器24における放熱負荷を低減することが可能となり、ヒートポンプ回路20全体がもつエアコン性能を向上させることが可能となる。
一方、暖房運転時においては、ヒータ性能を得るため、冷却水の水温は高温(摂氏約80℃)で推移するように制御する。
このように、必要に応じて冷却水がラジエータ5に流れる際の水温を適宜変更することで、冷房運転時において、低車速または停車時には低下しがちなエアコン性能を向上させることが可能になるとともに、暖房運転時には高温の冷却水を得ることが可能となるので、必要なヒータ性能を確保することが可能となる。
上述した実施形態では、原動機としてスタック1を例示したが、エンジンであっても良い。
また、冷媒の種類については、現在、カーエアコンで用いられている主流の冷媒はHFC134aだが、超臨界で作動し、高温となりやすいCO冷媒を用いることが望ましい。
また、ラジエータ5の放熱性能を更に上昇させるため、ラジエータ5の前面に配置する第二の熱交換器24の前面面積を縮小し、ラジエータ5に直接的に車速風が当たるように構成しても良い。
(第二実施形態)
上述した第一実施形態では、冷却水回路として例示したのはスタック1冷却回路10、1つのみであった。しかし、実際の車両、特に燃料電池車両では、ほかにも冷却回路が車載されている場合が多い。
例えば駆動モータの本体を冷却するために、スタック1冷却回路10とは別体で駆動モータ用冷却回路30が設けられている。(図5参照)
このように、スタック1冷却回路10以外で、なおかつスタック1冷却回路10に流通する冷却水の水温よりも低い水温の冷却水が流通する冷却回路と冷媒とが熱交換できるように新たに専用の熱交換器を別途設けることによって、ヒートポンプ回路20全体のエアコン性能を更に上昇させることが可能となる。
(構成)
図5にスタック1冷却回路10以外の冷却回路を流通する冷却水とヒートポンプ回路20を流通する冷媒とを熱交換する構成を示す。
スタック1冷却水10における冷却水の流れ方向は第一実施形態で示した内容と変わりないので説明は省略し、第一実施形態で示したヒートポンプ回路20の冷媒流れと異なる点のみ、冷房運転時を例にとって以下に説明する。
コンプレッサ21にて圧縮され、高温高圧となった冷媒は第一の熱交換器3にて、スタック1冷却回路10を流通する冷却水に放熱する。
その後、冷媒は全開となっている第一の膨張弁22と四方弁23を通過し、駆動モータ31冷却回路30を構成する第四の熱交換器32に流入する。
この第四の熱交換器32にて駆動モータ冷却回路30を流通する冷却水に放熱した冷媒は、次に第2の熱交換器24に流入し、ここで車速風にて車外の空気に放熱する。
次に第三の熱交換器25にて低温低圧の冷媒に放熱し、室内熱交換器27にて車室内の空気を冷却したのち、再び四方弁23に至り、アキュムレーター28にて気液分離し、コンプレッサ21へと戻る。
このように、蒸発し、車室内の空気を冷却するまでの過程で、第一の熱交換器3(スタック1冷却回路10の冷却水に放熱)、第四の熱交換器(駆動モータ冷却回路30の冷却水に放熱)、第二の熱交換器24(車室外の空気に放熱)、第三の熱交換器(低圧低温の冷媒に放熱)と、4つの熱交換器にて放熱するので、第一実施形態で示した構成よりも更にエアコン効率を向上させることが可能となる。
上述した例は冷房運転時の場合だが、暖房運転時には、駆動モータ回路30を流通する冷却水から駆動モータ31の熱を吸熱できるので、冷媒の温度をさらに上昇させることが可能となり、室内熱交換器27における車室内の空気との熱交換(この場合は暖房)において、より高い暖房性能を得ることが可能となる。
(変形例)
上述した第一、第二実施形態で示した請求項で示す弁に相当する構成要素はサーモスタット4であった。しかしサーモスタット4ではなく、ウォーターバルブ8a、8bと2つのウォーターバルブであっても良い。図6に、サーモスタット4のかわりにウォーターバルブ8a、8bを用いた場合の車両用空調装置100の概略の構成図を示す。
通常、サーモスタット4が設定可能な温度閾値は1つのみである。上述した第一、第二実施形態では複数の温度閾値を持つサーモスタット4が存在することを前提として説明している。
しかし、周知かつ低価格なウォーターバルブ8a、8bを2つ用いることで、簡易に本発明を実現可能にすることが可能となる。
本発明の第一実施形態に係る車両用空調装置100の概略の構成図である。 (a)(b)ともに本発明の第一実施形態に係る第一の熱交換器3の構成の説明図である。 (a)は冷房運転時におけるサーモスタット4の開閉作動を示した説明図であり、(b)は暖房運転時におけるサーモスタット4の開閉作動を示した説明図である。 サーモスタット4の開閉作動のフローを示したフローチャートである。 本発明の第二実施形態に係る車両用空調装置100の概略の構成図である。 本発明の変形例に係る車両用空調装置100の概略の構成図である。
符号の説明
1 スタック(原動機)
2 ヒータコア
3 第一の熱交換器
4 サーモスタット
5 ラジエータ
6 ポンプ
7 冷却水流路
8a 第一のウォーターバルブ
8b 第二のウォーターバルブ
10 スタック1冷却水回路(原動機冷却水回路)
20 ヒートポンプ回路(ヒートポンプユニット)
21 コンプレッサ
22 第一の膨張弁
23 四方弁
24 第二の熱交換器
25 第三の熱交換器
26 第二の膨張弁
27 室内熱交換器
28 アキュムレーター
30 駆動モータ31冷却回路
31 駆動モータ
32 第四の熱交換器
33 第二のラジエータ
34 第二のポンプ

Claims (7)

  1. 原動機から発せられる熱を原動機冷却水にて受熱し、ラジエータとヒータコアとで放熱する原動機冷却水回路と、
    コンプレッサにて冷媒を圧縮し、第二の熱交換器にて前記冷媒を凝縮し、車室内を室内熱交換器にて冷房するとともに、前記第二の熱交換器にて吸熱し、前記室内熱交換器にて前記車室内を暖房するヒートポンプユニットとを備える車両用空調装置であって、
    前記コンプレッサと前記第二の熱交換器との間に、前記冷媒と前記原動機冷却水とを熱交換する第一の熱交換器が設けられるとともに、
    前記ラジエータに前記原動機冷却水を流通する流路には、前記原動機冷却水の水温に基づいて開閉作動する弁が設けられ、
    前記弁は、前記ヒートポンプユニットの運転種別に応じて、複数の温度閾値にて前記冷却水を前記ラジエータに流入させる開閉作動を行うことを特徴とする車両用空調装置。
  2. 前記温度閾値は、第一の温度閾値と、前記第一の温度閾値よりも高い第二の温度閾値であり、
    前記弁は、前記ヒートポンプユニットの運転種別が冷房運転であり、かつ前記原動機冷却水が前記第一の温度閾値以上だった場合は、前記原動機冷却水が前記ラジエータに流入するように前記流路を開弁するとともに、
    前記ヒートポンプの運転種別が暖房運転であり、かつ前記原動機冷却水の水温が前記第二の温度閾値以上だった場合は、前記原動機冷却水が前記ラジエータに流入するように前記流路を開弁することを特徴とする請求項1に記載の車両用空調装置。
  3. 前記第二の熱交換器と前記室内熱交換器との間には、前記第二熱交換器から吐出された高温高圧の冷媒と、前記室内熱交換器から吐出された低温低圧の冷媒とを熱交換する第三の熱交換器が設けられることを特徴とする請求項1または2に記載の車両用空調装置。
  4. 前記第三の熱交換器に流通する前記高温高圧の冷媒の流れ方向と、前記低温低圧の冷媒の流れ方向とは対向流になるように設定されていることを特徴とする請求項3に記載の車両用空調装置。
  5. 前記第一の熱交換器と前記第二の熱交換器との間には、前記原動機冷却水の水温よりも低い冷却水を第二のラジエータにて冷却する冷却水回路内を流通する冷却水と、前記第一の熱交換器から吐出された高温高圧の冷媒とを熱交換する第四の熱交換器が設けられることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の車両用空調装置。
  6. 前記第二のラジエータと、前記第二の熱交換器とは、前記ラジエータの空気流れの上流側に配置されることを特徴とする請求項5に記載の車両用空調装置。
  7. 前記冷媒は、COであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の車両用空調装置。
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