JP2006105121A - 羽根車の組立構造 - Google Patents

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Abstract

【解決手段】 少なくとも三層のハブエレメントと一個の結合部材が含まれ、各ハブエレメントから単独に延伸して複数個の延伸羽根が形成される。結合部材は全てのハブエレメントを軸向に重畳して羽根車を組成する。各ハブエレメントの延伸羽根を交互に排列して羽根車の全ての延伸羽根の総数量を形成し、縦向において羽根車の各延伸羽根がそれに隣接する少なくとも一個の延伸羽根とは部分的に重畳するように形成されることにより、羽根車の総送風面積を相対的に増やすように構成されている。
【効果】 少なくとも三層のハブエレメントを軸向に重畳して羽根車を結合し、各層のハブエレメントにそれぞれ複数個の延伸羽根が設けられ、縦向において羽根車のすべての延伸羽根はそれに隣接する少なくとも一個の延伸羽根と部分的に重畳するように形成されることにより、確実に羽根車の送風量を相対的に増やし、羽根車の組立の品質を増やし、さらに羽根車の設計の自由度を増やすことができる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、羽根車の組立構造に関するもので、特に少なくとも三層のハブエレメントから交互に複数個の延伸羽根を設け、縦向において羽根車のいずれの延伸羽根も少なくとも一個の隣接する延伸羽根と部分的に重畳するように形成されることにより、送風量を増やすと共に、組立の精確度を増やすことができる羽根車の組立構造に係るものである。
従来の羽根車の組立構造としては、図8、9に示すように、軸流式の放熱ファンの羽根車1にはハブ11、複数個の羽根12と軸桿13が設けられる。軸管13は放熱ファンのモーター(図示せず)と結合するのに用いられ、羽根12は傾斜になるようにハブ11の外周面に環設されるため、気流が軸向に流動するのを駆動することができるようにとしたものがある。
また、従来の羽根車の組立構造としては、図3、4に示すように、羽根車1’には組立ハブ11’と複数個の組立羽根12’が含まれる。組立ハブ11’は上ハブ11aと下ハブ11bにより組成される。上ハブ11aには複数個の上羽根12aが設けられる。下ハブ11bには複数個の下羽根12bが設けられる。上羽根12aと下羽根12bは位置合わせして連接して組立羽根12’を組成する。上述した組立の方式により、各隣接する二個の組立羽根12’の二個の端点121’、122’はいかなる型抜きの方向における縦向線Xにおいて重畳するように形成されることにより、組立羽根12’の総送風面積と総数量の増加に役立つすることができるようにとしたものがある(例えば、特許文献1、2、3を参照)。
中華民国公告番号第413273号 中華民国公告番号第553324号 中華民国公告番号第570493号
上記のような従来の羽根車の組立構造においては、通常として羽根車1はプラスチック材質により型で成形して金属材質の軸桿13を被覆してなるものであって、しかし羽根車1は型で成形してから型抜きによる制限を受けるため、各隣接する二個の羽根12の第一端121と第二端122はそれぞれいかなる型抜きの方向の縦向線Wにおいて重畳しないように形成しなければならない。また、力学上において羽根車1の総送風量は羽根12の総数量または総送風面積とは正比例になるように形成される。言い換えれば、上述した型で成形する型抜きによる制限を先に克服しなければ、羽根12の総数量または総送風面積を相対的に増やすことができず、さらに羽根車1の総送風量を高めることもできないという問題点があった。
また、上記のような従来の羽根車の組立構造においては、上ハブ11aと下ハブ11bによる二層の組立方式では数の限られた組立羽根12’しか形成することができず、さらに組立羽根12’は上、下層の上羽根12aと下羽根12bとの間には結合の隙間、粘着の不確実または位置合わせの偏差などの結合による欠陥が常に存在しているため、組立の品質と製品の歩留りに影響を及ぼしてしまうという問題点があった。このように、上記のような従来の羽根車の組立構造をさらに改良しなければならない。
本発明はこのような問題点に鑑みて発明したものであって、その目的とするところは、少なくとも三層のハブエレメントを軸向に重畳して羽根車を結合し、各層のハブエレメントにはそれぞれ複数個の延伸羽根が設けられ、縦向において羽根車のいかなる延伸羽根と少なくとも一個の隣接する延伸羽根とは部分的に重畳するように形成されることにより、確実に羽根車の送風量を相対的に増やし、羽根車の組立の品質を増やし、さらに羽根車の設計の自由度を増やすことができる羽根車の組立構造を提供しようとするものである。
本発明の第一の目的は、少なくとも三層のハブエレメントを軸向に重畳して羽根車を結合し、各ハブエレメントは単独に延伸して複数個の延伸羽根が設けられ、縦向において羽根車のいかなる延伸羽根と少なくとも一個の隣接する延伸羽根とは部分的に重畳するように形成されることにより、羽根車の送風量を増やし、さらに組立の精確度を高めることができる羽根車の組立構造を提供しようとするものである。
本発明の第二の目的は、少なくとも三層のハブエレメントを設け、各ハブエレメントにはそれぞれ複数個の延伸羽根が設けられ、延伸羽根はそれぞれ適当に上および/または下へ向かって延伸するように形成され、さらに交互の方式を利用して対称に排列することにより、羽根車の設計の自由度を増やすことができる羽根車の組立構造を提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明による羽根車の組立構造は、下記のようになるものである。すなわち、
上ハブエレメント、少なくとも一個の中ハブエレメント、下ハブエレメントおよび結合部材により構成される。上ハブエレメントはその外周面から単独に延伸して複数個の第一延伸羽根が形成される。中ハブエレメントはその外周面から単独に延伸して複数個の第二延伸羽根が形成される。下ハブエレメントはその外周面から単独に延伸して複数個の第三延伸羽根が形成される。結合部材は全てのハブエレメントを軸向に重畳して羽根車を組成するのに用いられる。組立後において各ハブエレメントの延伸羽根は交互に排列して羽根車の羽根の総数量を形成すると共に、縦向において羽根車のいずれの延伸羽根も少なくとも一個の隣接する延伸羽根と部分的に重畳するように形成されることにより、羽根車の総送風面積を相対的に増やす。
本発明による羽根車の組立構造は、上ハブエレメントの第一延伸羽根には第一端と第二端が形成され、第一端は実質上として上ハブエレメントの上端縁とは平らになるように形成され、さらに第二端は実質上として下ハブエレメントの底端縁とは平らになるように形成されることもできる。また、中ハブエレメントの第二延伸羽根には第一端と第二端が形成され、第一端は実質上として上ハブエレメントの上端縁とは平らになるように形成され、さらに第二端は実質上として下ハブエレメントの底端縁とは平らになるように形成されることもできる。また、下ハブエレメントの第三延伸羽根には第一端と第二端が形成され、第一端は実質上として上ハブエレメントの上端縁とは平らになるように形成され、さらに第二端は実質上として下ハブエレメントの底端縁とは平らになるように形成されることもできる。また、上ハブエレメントの第一延伸羽根には第一端と第二端が形成され、第一端は実質上として上ハブエレメントの上端縁とは平らになるように形成され、さらに第二端は実質上として中ハブエレメントの底端縁とは平らになるように形成されることもできる。また、中ハブエレメントの第二延伸羽根には第一端と第二端が形成され、第一端は実質上として中ハブエレメントの上端縁とは平らになるように形成され、さらに第二端は実質上として下ハブエレメントの底端縁とは平らになるように形成されることもできる。また、下ハブエレメントの第三延伸羽根には第一端と第二端が形成され、第一端は実質上として中ハブエレメントの上端縁とは平らになるように形成され、さらに第二端は実質上として下ハブエレメントの底端縁とは平らになるように形成されることもできる。また、上ハブエレメント、中ハブエレメント、下ハブエレメントの外周面には他に対応するように複数個の位置決め部材が形成されることにより、上ハブエレメント、中ハブエレメント、下ハブエレメントを精確に位置合わせして結合することもできる。また、位置決め部材は凹部、凸部のどちらかを選択することもできる。また、結合部材は鉄枠からなることもできる。また、結合部材は単独に設けることにより、全てのハブエレメントを軸向に重畳して結合することもできる。また、結合部材は例えば予めハブエレメントの内の一つに結合しておくことにより、全てのハブエレメントを軸向に重畳して結合することもできる。また、上ハブエレメントは内部の中央において軸桿が設けられることもできる。
本発明の羽根車の組立構造によれば、少なくとも三層のハブエレメントを軸向に重畳して羽根車を結合し、各ハブエレメントは単独に延伸して複数個の延伸羽根が設けられ、縦向において羽根車のいずれの延伸羽根もそれに隣接する少なくとも一個の延伸羽根と部分的に重畳するように形成されることにより、羽根車の送風量を増やし、さらに組立の精確度を高めることができるという利点がある。
本発明の羽根車の組立構造によれば、少なくとも三層のハブエレメントを設け、各ハブエレメントにはそれぞれ複数個の延伸羽根が設けられ、延伸羽根はそれぞれ適当に上および/または下へ向かって延伸するように形成され、さらに交互の方式を利用して対称に排列することにより、羽根車の設計の自由度を増やすことができるという利点がある。
本発明の実施の形態について、以下、図面を参照して説明する。
図1、2を参照すると、本発明の実施例1の羽根車の組立構造は軸流式放熱ファンの羽根車2に応用され、羽根車2には上ハブエレメント21、少なくとも一個の中ハブエレメント22、下ハブエレメント23および結合部材24が含まれる。上ハブエレメント21、中ハブエレメント22と下ハブエレメント23はそれぞれ予めプラスチック材質を利用して型で成形することができ、それから結合部材24を利用して軸向の重畳結合を行うことによって羽根車2を組成する。
再び図1、2を参照すると、上ハブエレメント21には複数個の第一延伸羽根211と少なくとも一個の位置決め部材212が設けられる。第一延伸羽根211は単片状からなると共に、上ハブエレメント21の外周面に固設される。また、各隣接する二個の第一延伸羽根211はいかなる型抜き方向の縦向線Yにおいて重畳しないように形成される。また、第一延伸羽根211の第一端a1は実質上として上ハブエレメント21の上端縁とは平らになるように形成され、さらに第一延伸羽根211の第二端a2は下方へ延伸するように形成され、そして上ハブエレメント21の底端縁の外へ突出するように形成される。位置決め部材212は上ハブエレメント21の底端縁に形成され、位置決め部材212は好ましくは凸部(または凹部)からなる。
再び図1、2を参照すると、中ハブエレメント22には複数個の第二延伸羽根221と少なくとも二個の位置決め部材222、223が設けられる。第二延伸羽根221は単片状からなると共に、中ハブエレメント21の外周面に固設される。また、各隣接する二個の第二延伸羽根221はいかなる型抜き方向の縦向線Yにおいて重畳しないように形成される。また、第二延伸羽根221の第一端b1と第二端b2はそれぞれ上方、下方へ延伸するように形成され、そして中ハブエレメント22の上端縁、底端縁の外へ突出するように形成される。位置決め部材222、223はそれぞれ中ハブエレメント22の上端縁、底端縁に形成され、位置決め部材222、223は好ましくは凹部(または凸部)からなる。
再び図1、2を参照すると、下ハブエレメント23には複数個の第三延伸羽根231と少なくとも一個の位置決め部材232が設けられる。第三延伸羽根231は単片状からなると共に、下ハブエレメント23の外周面に固設される。また、各隣接する二個の第三延伸羽根231はいかなる型抜き方向の縦向線Yにおいて重畳しないように形成される。また、第三延伸羽根231の第一端c1は上方へ延伸するように形成され、そして下ハブエレメント23の上端縁の外へ突出するように形成され、さらに第三延伸羽根231の第二端c2は実質上として下ハブエレメント23の底端縁とは平らになるように形成される。位置決め部材232は下ハブエレメント23の上端縁に形成され、位置決め部材232は好ましくは凸部(または凹部)からなる。結合部材24は好ましくは鉄枠からなり、結合部材24は単独に設けるように、または予め上ハブエレメント21、中ハブエレメント22と下ハブエレメント23のどれかに結合するように形成することができる。さらに、上ハブエレメント21の内部の中央において予め軸桿25を設けることにより、放熱ファンのモーター構造(図示せず)と結合することができる。
図3、4を参照すると、組立時において上ハブエレメント21、中ハブエレメント22と下ハブエレメント23は結合部材24を利用して軸向の重畳結合を行うことができ、さらに適当な高周波熔接または粘着剤などの方式を利用して羽根車2を組成する。また、位置決め部材212、222、223、232による軸向の精確な位置合わせにより、第一延伸羽根211、第二延伸羽根221と第三延伸羽根231は等間隔の交互排列関係を適当に維持することができる。組立後において、上述した全ての延伸羽根211、221、231の第一端a1、b1、c1は実質上として最上端の上ハブエレメント21の上端縁とは平らになるように形成され、さらに全ての延伸羽根211、221、231の第二端a2、b2、c2は実質上として最下端の下ハブエレメント23の底端縁とは平らになるように形成される。また、いかなる型抜き方向の縦向線Yにおいて少なくとも二個の延伸羽根211、221、231を重畳して設けることができ、すなわち縦向において羽根車2のいかなる延伸羽根211、221、231と少なくとも一個の隣接する延伸羽根211、221、231とは部分的に重畳するように形成されることにより、羽根車2の延伸羽根211、221、231の総数量と総送風面積を大幅に増やすことができる。さらに、単一の延伸羽根211、221、231について言えば、各延伸羽根211、221、231は全て単独に上ハブエレメント21、中ハブエレメント22と下ハブエレメント23のどれから延伸して形成されるため、単一の延伸羽根211、221、231において位置合わせが偏差してしまうという組立上の欠陥(図11に示す従来の組立羽根12’)は存在しなくなる。これにより、本発明においては羽根車2の送風量と輸出風圧を相対的に増やすことができるだけではなく、さらに羽根車2の組立の品質と精確度を増やすことができる。
図5を参照すると、本発明の実施例2の羽根車の組立構造が掲示される。実施例1と比較すると、実施例2において羽根車2は放熱ファンの使用上の需要性に応じて各延伸羽根211、221、231の相対的な延伸位置を適当に変化させることができる。例えば、上ハブエレメント21の第一延伸羽根211の第一端a1は実質上として上ハブエレメント21の上端縁とは平らになるように形成され、さらに第二端a2はただ下方へ中ハブエレメント22の底端縁まで延伸するように形成される。中ハブエレメント22の第二延伸羽根221の第一端b1は実質上として中ハブエレメント22の上端縁とは平らになるように形成され、さらに第二端b2は下方へ下ハブエレメント23の底端縁まで延伸するように形成される。下ハブエレメント23の第三延伸羽根231の第一端c1は実質上として中ハブエレメント22の上端縁とは平らになるように形成され、さらに第二端c2は下方へ下ハブエレメント23の底端縁まで延伸するように形成される。これにより、縦向において羽根車2のいずれの延伸羽根211、221、231も少なくとも一個の隣接する延伸羽根211、221、231と同様に部分的に重畳するように形成されることにより、本発明においては羽根車2の送風量を相対的に増やすことができるだけではなく、さらに羽根車2の組立の品質を増やすと共に、羽根車2の設計の自由度をさらに増やすことができる。
図6、7を参照すると、本発明の実施例3の羽根車の組立構造が掲示される。実施例1と比較すると、実施例3において羽根車3には四層のハブエレメントが含まれる。例えば、羽根車3には上ハブエレメント31、少なくとも二個の中ハブエレメント32、33、下ハブエレメント34および結合部材35が含まれる。上ハブエレメント31の外周面には複数個の第一延伸羽根311と少なくとも一個の位置決め部材312が設けられ、第一延伸羽根311には第一端d1と第二端d2が形成される。中ハブエレメント32の外周面には複数個の第二延伸羽根321と少なくとも二個の位置決め部材322、323が設けられ、第二延伸羽根321には第一端e1と第二端e2が形成される。中ハブエレメント33の外周面には複数個の第三延伸羽根331と少なくとも二個の位置決め部材332、333が設けられ、第三延伸羽根331には第一端f1と第二端f2が形成される。下ハブエレメント34の外周面には複数個の第四延伸羽根341と少なくとも一個の位置決め部材342が設けられ、第四延伸羽根341には第一端g1と第二端g2が形成される。
再び図7を参照すると、羽根車3を組み立て終えた時、全ての延伸羽根311、321、331、341の第一端d1、e1、f1、g1は実質上として上ハブエレメント31の上端縁とは平らになるように形成され、さらに第二端d2、e2、f2、g2は実質上として下ハブエレメント34の底端縁とは平らになるように形成される。また、全てのハブエレメント31、32、33、34はそれぞれ位置決め部材312、322、323、332、333、342を利用して精確に位置合わせして羽根車3を結合することができる。また、いかなる型抜き方向の縦向線Zにおいて少なくとも二個の延伸羽根311、321、331、341を重畳して設けることができ、すなわち縦向において羽根車3のいかなる延伸羽根311、321、331、341と少なくとも一個の隣接する延伸羽根311、321、331、341とは部分的に重畳するように形成される。また、結合部材34も同様に単独に設けるように、または予め上ハブエレメント31、中ハブエレメント32、33と下ハブエレメント34のどれかに結合するように形成することができる。さらに、上ハブエレメント31の内部の中央において予め軸桿36を設けることにより、放熱ファンのモーター構造(図示せず)と結合することができる。このように、少なくとも四層のハブエレメント31、32、33、34を設けることにより、本発明においては羽根車3の設計の自由度をさらに増やすことができる。
上述の如く、図11に示す従来の羽根車の組立構造によれば、二層のハブエレメント11a、11bしか有しないため、比較的低い設計の自由度しか有せず、さらに上羽根12aと下羽根12bにより組成された組立羽根12’には常に結合の隙間、粘着の不確実または組立の偏差などの問題点が存在しているが、図4に示す本発明の羽根車の組立構造によれば、少なくとも三層のハブエレメント21、22、23が設けられ、そして各ハブエレメント21、22、23から単独に延伸して形成された単片の延伸羽根211、221、231を利用し、さらに全ての延伸羽根211、221、231が交互に排列して形成された羽根車2の全ての延伸羽根211、221、231の総数量により、確実に羽根車2の送風量と輸出風圧を相対的に増やし、羽根車2の組立の品質と精確度を増やし、さらに羽根車2の設計の自由度を増やすことができる。
本発明は、その精神及び必須の特徴事項から逸脱することなく他のやり方で実施することができる。従って、本明細書に記載した好ましい実施例は例示的なものであり、限定的なものではない。
本発明の実施例1の羽根車の組立構造を示す分解斜視図である。 本発明の実施例1の羽根車の組立構造を示す局部断面分解図である。 本発明の実施例1の羽根車の組立構造による組み立てられた状態を示す平面図である。 本発明の実施例1の羽根車の組立構造による組み立てられた状態を示す局部断面図である。 本発明の実施例2の羽根車の組立構造による組み立てられた状態を示す局部断面図である。 本発明の実施例3の羽根車の組立構造を示す局部断面分解図である。 本発明の実施例3の羽根車の組立構造による組み立てられた状態を示す局部断面図である。 従来の羽根車の組立構造を示す斜視図である。 従来の羽根車の組立構造を示す側面図である。 従来のもう一つの羽根車の組立構造を示す分解斜視図である。 従来のもう一つの羽根車の組立構造による組み立てられた状態を示す側面図である。
符号の説明
1 羽根車 10 ハブ
12 羽根 121 第一端
122 第二端 13 軸桿
1’ 羽根車 11’ 組立ハブ
11a 上ハブ 11b 下ハブ
12’ 組立羽根 12a 上羽根
12b 下羽根 2 羽根車
21 上ハブエレメント 211 第一延伸羽根
212 位置決め部材 22 中ハブエレメント
221 第二延伸羽根 222 位置決め部材
223 位置決め部材 23 下ハブエレメント
231 第三延伸羽根 232 位置決め部材
24 結合部材 25 軸桿
3 羽根車 31 上ハブエレメント
311 第一延伸羽根 312 位置決め部材
32 中ハブエレメント 321 第二延伸羽根
322 位置決め部材 323 位置決め部材
33 中ハブエレメント 331 第三延伸羽根
332 位置決め部材 333 位置決め部材
34 下ハブエレメント 341 第四延伸羽根
342 位置決め部材 35 結合部材
36 軸桿
W、X、Y、Z 縦向線
a1、b1、c1、d1、e1、f1、g1 第一端
a2、b2、c2、d2、e2、f2、g2 第一端

Claims (13)

  1. 上ハブエレメント(21)、少なくとも一個の中ハブエレメント(22)、下ハブエレメント(23)および結合部材(24)により構成される羽根車の組立構造であって、上ハブエレメント(21)はその外周面から単独に延伸して複数個の第一延伸羽根(211)が形成され、中ハブエレメント(22)はその外周面から単独に延伸して複数個の第二延伸羽根(221)が形成され、下ハブエレメント(23)はその外周面から単独に延伸して複数個の第三延伸羽根(231)が形成され、結合部材(24)は全てのハブエレメント(21、22、23)を軸向に重畳して羽根車(2)を組成するのに用いられ、組立後において各ハブエレメント(21、22、23)の延伸羽根(211、221、231)は交互に排列して羽根車(2)の全ての延伸羽根(211、221、231)の総数量を形成すると共に、縦向において羽根車(2)のいずれの延伸羽根(211、221、231)も少なくとも一個の隣接する延伸羽根(211、221、231)と部分的に重畳するように形成されることにより、羽根車(2)の総送風面積を相対的に増やすことを特徴とする羽根車の組立構造。
  2. 上ハブエレメント(21)の第一延伸羽根(211)には第一端(a1)と第二端(a2)が形成され、第一端(a1)は実質上として上ハブエレメント(21)の上端縁とは平らになるように形成され、さらに第二端(a2)は実質上として下ハブエレメント(23)の底端縁とは平らになるように形成されることを特徴とする請求項1記載の羽根車の組立構造。
  3. 中ハブエレメント(22)の第二延伸羽根(221)には第一端(b1)と第二端(b2)が形成され、第一端(b1)は実質上として上ハブエレメント(21)の上端縁とは平らになるように形成され、さらに第二端(b2)は実質上として下ハブエレメント(23)の底端縁とは平らになるように形成されることを特徴とする請求項1記載の羽根車の組立構造。
  4. 下ハブエレメント(23)の第三延伸羽根(231)には第一端(c1)と第二端(c2)が形成され、第一端(c1)は実質上として上ハブエレメント(21)の上端縁とは平らになるように形成され、さらに第二端(c2)は実質上として下ハブエレメント(23)の底端縁とは平らになるように形成されることを特徴とする請求項1記載の羽根車の組立構造。
  5. 上ハブエレメント(21)の第一延伸羽根(211)には第一端(a1)と第二端(a2)が形成され、第一端(a1)は実質上として上ハブエレメント(21)の上端縁とは平らになるように形成され、さらに第二端(a2)は実質上として中ハブエレメント(22)の底端縁とは平らになるように形成されることを特徴とする請求項1記載の羽根車の組立構造。
  6. 中ハブエレメント(22)の第二延伸羽根(221)には第一端(b1)と第二端(b2)が形成され、第一端(b1)は実質上として中ハブエレメント(22)の上端縁とは平らになるように形成され、さらに第二端(b2)は実質上として下ハブエレメント(23)の底端縁とは平らになるように形成されることを特徴とする請求項1記載の羽根車の組立構造。
  7. 下ハブエレメント(23)の第三延伸羽根(231)には第一端(c1)と第二端(c2)が形成され、第一端(c1)は実質上として中ハブエレメント(22)の上端縁とは平らになるように形成され、さらに第二端(c2)は実質上として下ハブエレメント(23)の底端縁とは平らになるように形成されることを特徴とする請求項1記載の羽根車の組立構造。
  8. 上ハブエレメント(21)、中ハブエレメント(22)、下ハブエレメント(23)の外周面には他に対応するように複数個の位置決め部材(212、222、223、232)が形成されることにより、上ハブエレメント(21)、中ハブエレメント(22)、下ハブエレメント(23)を精確に位置合わせして結合することができることを特徴とする請求項1記載の羽根車の組立構造。
  9. 位置決め部材(212、222、223、232)は凹部、凸部のどちらかを選択することができることを特徴とする請求項8記載の羽根車の組立構造。
  10. 結合部材(24)は鉄枠からなることを特徴とする請求項1記載の羽根車の組立構造。
  11. 結合部材(24)は単独に設けることにより、全てのハブエレメント(21、22、23)を軸向に重畳して結合することができることを特徴とする請求項10記載の羽根車の組立構造。
  12. 結合部材(24)は例えば予めハブエレメント(21、22、23)の内の一つに結合しておくことにより、全てのハブエレメント(21、22、23)を軸向に重畳して結合することができることを特徴とする請求項10記載の羽根車の組立構造。
  13. 上ハブエレメント(21)は内部の中央において軸桿(25)が設けられることを特徴とする請求項1記載の羽根車の組立構造。
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