JP2001140789A - 遠心ファン及び該ファンを備えた空気調和機 - Google Patents

遠心ファン及び該ファンを備えた空気調和機

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    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/26Rotors specially for elastic fluids
    • F04D29/28Rotors specially for elastic fluids for centrifugal or helico-centrifugal pumps for radial-flow or helico-centrifugal pumps
    • F04D29/281Rotors specially for elastic fluids for centrifugal or helico-centrifugal pumps for radial-flow or helico-centrifugal pumps for fans or blowers

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高い送風性能の実現を可能とする遠心ファ
ン、及び該遠心ファンを備えた空気調和機を提供する。 【解決手段】 ハブ2とこれに対向配置されるシュラウ
ド3との間に羽根4を立設状態で固定配置してなる遠心
ファンにおいて、上記シュラウド3の内面3aと上記羽
根4の外周面4cとの接続部をこれら両面を滑らかにつ
なげる曲面部11で構成する。かかる構成によれば、上
記シュラウド3の内面3aに沿って該内面3aと上記羽
根4の外周面4cとの接続部に向けて流入する空気流は
上記曲面部11によってその流れがスムーズに案内さ
れ、該接続部が角部である場合のように該接続部への衝
突現象が確実に防止され、それだけ遠心ファンの圧力損
失の低減と送風音の低減とが図られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、遠心ファン及び
該ファンを備えた空気調和機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図16には、従来一般的な遠心ファン5
0の要部を示している。この遠心ファン50は、モータ
54に連結されて回転駆動されるハブ51の外周部と、
その中央部に吸込口56を備え且つ上記ハブ51に対し
て所定間隔をもって対向配置されるシュラウド52の外
周部との間に、湾曲板状形態をもつ羽根53を、上記ハ
ブ51及びシュラウド52の周方向に所定間隔で複数枚
配置して構成される。そして、この遠心ファン50は、
モータ54によって回転駆動されることで、上記吸込口
56から吸い込んだ空気Aを、同図に流線Aで示すよう
に、上記各羽根53,53,・・によって外周面に開口
する吹出口57から径方向該外方へ吹き出すようになっ
ている。
【0003】ところで、このような遠心ファン50にお
いては、その軽量化による駆動動力の低減等の観点か
ら、これを樹脂成形品とする傾向にあるが、このように
樹脂成形品によって遠心ファンを構成する場合、これを
一体成形することは製造技術上不可能であることから、
これを分割構造とせざるを得ない。
【0004】従って、遠心ファン50を構成する上記三
つの部材、即ち、上記ハブ51とシュラウド52及び複
数枚の羽根53,53,・・をどのように組み合わせる
かが問題となるが、通常は、送風抵抗等に対する強度性
能の確保という観点から、図17に示すように、上記ハ
ブ51と上記各羽根53,53,・・とを一体的に樹脂
成形し、この一体成形品に対して、これとは別個に樹脂
成形されたシュラウド52を接合固定して一体化するよ
うにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来構造の遠心ファン50においては、次のような問題
があった。
【0006】即ち、図17に示すように、上記羽根53
の内周面53d側(即ち、羽根53の負圧面側)におい
ては、該羽根53の一端部53f寄りの内周面53dと
上記シュラウド52の内面52aとが角部となっている
ことから、上記吸込口56から吸い込まれて上記羽根5
3側に流入する空気流の一部がこの角部に衝突し圧力損
失が生じるとともに、空気流の乱れによる送風音も生じ
ることになる。
【0007】このような、空気流の衝突現象は、上記羽
根53の内周面53dとシュラウド52の内面52aと
の角部に限らず、例えば、図16に示すように、上記羽
根53の前縁53a側においても発生する。即ち、上記
羽根53の前縁53aは、上記ハブ51の軸方向に平行
に延びる形態を基本形態とするが、上記シュラウド52
への接続部の近傍部位53a1においてはこれを径方向
外方へ直線上に屈曲させその先端を該シュラウド52の
内面52aに対して略直交方向から接合する構成とされ
ている。このため、上記シュラウド52の内面52a側
に沿って流入する空気流は、上記近傍部位53a1に略
直交方向から流入してこれと衝突し、圧力損失及び送風
音を発生する原因の一つになるものである。また、図1
7に示すように、上記羽根53は上記ハブ51の内面5
1aから略直交状態で立設されていることから、該羽根
53とハブ51との接続部も角部となっており、この角
部においても上記シュラウド52側と同様に、空気流の
衝突現象が発生する可能性がある。
【0008】一方、上記羽根53の外周面53cと上記
シュラウド52の内面52aとの接続部においては、上
記内周面53d側と同様に、該接続部が角部となってお
り、このため該角部の近傍には流入空気が回り込みにく
く、ここが死水域Sとなり、送風性能の低下の一因とな
るものである。
【0009】本願発明は、このような従来の問題点に鑑
み、空気流の衝突及び死水域の発生を可及的に抑制する
ことで高い送風性能の実現を可能とした遠心ファン、及
び該遠心ファンを備えた空気調和機を提供することを目
的としてなされたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願発明ではかかる課題
を解決するための具体的手段として次のような構成を採
用している。
【0011】本願の第1の発明では、回転駆動されるハ
ブ2の外周部に羽根4を立設状態で固定配置するととも
に、中央部に吸込口5を備えたシュラウド3を、上記ハ
ブ2との間に上記羽根4を挟んだ状態で対向配置してな
る遠心ファンにおいて、上記シュラウド3の内面3aと
上記羽根4の外周面4cとの接続部をこれら両面を滑ら
かにつなげる曲面部11で構成したことを特徴としてい
る。
【0012】本願の第2の発明では、上記第1の発明に
かかる遠心ファンにおいて、上記曲面部11の曲率半径
又は断面積を、上記羽根4の最内周部4gと最外周部4
hの双方において略零となるように設定したことを特徴
としている。
【0013】本願の第3の発明では、回転駆動されるハ
ブ2の外周部に羽根4を立設状態で固定配置するととも
に、中央部に吸込口5を備えたシュラウド3を、上記ハ
ブ2との間に上記羽根4を挟んだ状態で対向配置してな
る遠心ファンにおいて、上記シュラウド3の内面3aと
上記羽根4の内周面4dとの接続部をこれら両面を滑ら
かにつなげる曲面部12で構成するとともに、上記曲面
部12の曲率半径又は断面積を、上記羽根4の最内周部
4gと最外周部4hの双方において略零となるように設
定したことを特徴としている。
【0014】本願の第4の発明では、回転駆動されるハ
ブ2の外周部に羽根4を立設状態で固定配置するととも
に、中央部に吸込口5を備えたシュラウド3を、上記ハ
ブ2との間に上記羽根4を挟んだ状態で対向配置してな
る遠心ファンにおいて、上記シュラウド3の内面3aと
上記羽根4の外周面4c及び内周面4dとの接続部をそ
れぞれこれら両面を滑らかにつなげる曲面部11,12
で構成するとともに、上記曲面部11,12の曲率半径
又は断面積を、上記羽根4の最内周部4gと最外周部4
hの双方において略零となるように設定したことを特徴
としている。
【0015】本願の第5の発明では、回転駆動されるハ
ブ2の外周部に羽根4を立設状態で固定配置するととも
に、中央部に吸込口5を備えたシュラウド3を、上記ハ
ブ2との間に上記羽根4を挟んだ状態で対向配置してな
る遠心ファンにおいて、上記羽根4の前縁4aの稜線部
と上記シュラウド3の内面3aとの接続部をこれら両者
を滑らかにつなげる曲面部13で構成したことを特徴と
している。
【0016】本願の第6の発明では、上記第1,第2,
第3又は第4の発明にかかる遠心ファンにおいて、上記
羽根4の前縁4aの稜線部と上記シュラウド3の内面3
aとの接続部をこれら両者を滑らかにつなげる曲面部1
3で構成したことを特徴としている。
【0017】本願の第7の発明では、上記第1,第2,
第3,第4又は第6の発明にかかる遠心ファンにおい
て、上記羽根4の外周面4cと上記シュラウド3の内面
3aとの曲面部11及び上記羽根4の前縁4aの稜線部
と上記シュラウド3の内面3aとの曲面部13、又は上
記羽根4の内周面4dと上記シュラウド3の内面3aと
の曲面部12及び上記羽根4の前縁4aの稜線部と上記
シュラウド3の内面3aとの曲面部13、又は上記羽根
4の外周面4c及び内周面4dと上記シュラウド3の内
面3aとの曲面部11,12並びに上記羽根4の前縁4
aの稜線部と上記シュラウド3の内面3aとの曲面部1
3を上記シュラウド3と一体的に形成し、事後的に上記
ハブ2側の上記羽根4に接合したことを特徴としてい
る。
【0018】本願の第8の発明では、上記第7の発明に
かかる遠心ファンにおいて、上記シュラウド3と一体的
に形成された上記曲面部11,12,13を、該シュラ
ウド3と上記羽根4との接続部の補強機能及び位置決め
機能を有していることを特徴としている。
【0019】本願の第9の発明では、回転駆動されるハ
ブ2の外周部に羽根4を立設状態で固定配置するととも
に、中央部に吸込口5を備えたシュラウド3を、上記ハ
ブ2との間に上記羽根4を挟んだ状態で対向配置してな
る遠心ファンにおいて、上記ハブ2の内面2aと上記羽
根4との接続部をこれら両者を滑らかにつなげる曲面部
14,15で構成したことを特徴としている。
【0020】本願の第10の発明では、上記第1,第
2,第3,第4,第5,第6,第7又は第8の発明にか
かる遠心ファンにおいて、上記ハブ2の内面2aと上記
羽根4との接続部をこれら両者を滑らかにつなげる曲面
部14,15で構成したことを特徴としている。
【0021】本願の第11の発明では、ケーシング31
内に遠心ファン1と熱交換器32とを配置して構成され
る空気調和機において、上記遠心ファン1として、上記
第1,第2,第3,第4,第5,第6,第7,第8,第
9又は第10の発明にかかる遠心ファンを適用したこと
を特徴としている。
【0022】
【発明の効果】本願発明ではかかる構成とすることによ
り次のような効果が得られる。
【0023】(イ) 本願の第1の発明にかかる遠心フ
ァンによれば、上記シュラウド3の内面3aと上記羽根
4の外周面4cとの接続部をこれら両面を滑らかにつな
げる曲面部11で構成しているので、上記シュラウド3
の内面3aに沿って該内面3aと上記羽根4の外周面4
cとの接続部に向けて流入する空気流は上記曲面部11
によってその流れがスムーズに案内され、該接続部が角
部である場合のように該接続部への衝突現象が確実に防
止され、それだけ遠心ファン1の圧力損失の低減と送風
音の低減とが図られるものである。
【0024】(ロ) 本願の第2の発明にかかる遠心フ
ァンによれば、上記(イ)に記載の効果に加えて次のよ
うな特有の効果が奏せられる。即ち、この発明では、上
記曲面部11の曲率半径又は断面積を、上記羽根4の最
内周部4gと最外周部4hの双方において略零となるよ
うに設定しているので、該曲面部11によって上記接続
部における空気流の衝突が回避され上記(イ)に記載の
効果が得られることは勿論のこと、これに加えて、上記
曲面部11の最内周部4gにおいては上記曲面部11の
曲率半径又は断面積を略零としたことで該最内周部4g
側から該曲面部11側へ流入する空気流の移行がよりス
ムーズとなり該曲面部11による空気流の案内作用がさ
らに良好ならしめられ、また上記曲面部11の最外周部
4hにおいては該曲面部11の曲率半径又は断面積が略
零とされていることで、該曲面部11を通って吹き出さ
れる空気流、即ち、羽根4の後流の幅が小さくなりその
乱れが抑制され、後流の乱れによる送風音の発生が可及
的に抑制される。
【0025】(ハ) 本願の第3の発明にかかる遠心フ
ァンによれば、上記シュラウド3の内面3aと上記羽根
4の内周面4dとの接続部をこれら両面を滑らかにつな
げる曲面部12で構成するとともに、上記曲面部12の
曲率半径又は断面積を、上記羽根4の最内周部4gと最
外周部4hの双方において略零となるように設定してい
るので、上記シュラウド3の内面3aに沿って該内面3
aと上記羽根4の外周面4cとの接続部に向けて流入す
る空気流は上記曲面部12によってその流れがスムーズ
に案内され、該接続部が角部である場合のように該接続
部への衝突現象が確実に防止され、遠心ファンの圧力損
失の低減と送風音の低減とが図られとともに、上記曲面
部12の最内周部4gにおいては上記曲面部12の曲率
半径又は断面積を略零としたことで該最内周部4g側か
ら該曲面部12側へ流入する空気流の移行がよりスムー
ズとなり該曲面部12による空気流の案内作用がさらに
良好ならしめられ、また上記曲面部12の最外周部4h
においては該曲面部12の曲率半径又は断面積が略零と
されていることで、該曲面部12を通って吹き出される
空気流、即ち、羽根4の後流の幅が小さくなりその乱れ
が抑制され、後流の乱れによる送風音の発生が可及的に
抑制されるものである。
【0026】(ニ) 本願の第4の発明にかかる遠心フ
ァンによれば、上記シュラウド3の内面3aと上記羽根
4の外周面4c及び内周面4dとの接続部をそれぞれこ
れら両面を滑らかにつなげる曲面部11,12で構成す
るとともに、上記曲面部11,12の曲率半径又は断面
積を、上記羽根4の最内周部4gと最外周部4hの双方
において略零となるように設定しているので、上記シュ
ラウド3の内面3aに沿って該シュラウド3の内面3a
と上記羽根4の外周面4cとの接続部及び該シュラウド
3の内面3aと上記羽根4の内周面4dとの接続部に向
けてそれぞれ流入する空気流は、上記各曲面部11,1
2によってその流れがそれぞれスムーズに案内され、該
各接続部が角部である場合のように該各接続部への衝突
現象が確実に防止され、それだけ遠心ファン1の圧力損
失の低減と送風音の低減とが図られるものである。
【0027】(ホ) 本願の第5の発明にかかる遠心フ
ァンによれば、上記羽根4の前縁4aの稜線部と上記シ
ュラウド3の内面3aとの接続部をこれら両者を滑らか
につなげる曲面部13で構成しているので、該接続部に
流入する空気流は、該接続部が直線状とされ且つ略直交
方向に上記シュラウド3の内面3a側に接合されている
従来構造のように該接続部に対して略直交方向から流入
する場合に比して、より小さい流入角で該接続部に流入
し、上記曲面部13にスムーズに案内されることで上記
接続部に対する空気流の衝突が可及的に防止され、それ
だけ遠心ファン1の圧力損失の低減と送風音の低減とが
図られるものである。
【0028】(ヘ) 本願の第6の発明にかかる遠心フ
ァンによれば、上記(イ),(ロ),(ハ)又は(ニ)
に記載の効果に加えて、次のような効果が得られる。即
ち、この発明では、上記第1,第2,第3又は第4の発
明にかかる遠心ファンにおいて、上記羽根4の前縁4a
の稜線部と上記シュラウド3の内面3aとの接続部をこ
れら両者を滑らかにつなげる曲面部13で構成している
ので、該接続部に流入する空気流は、該接続部が直線状
とされ且つ略直交方向に上記シュラウド3の内面側に接
合されている従来構造のように該接続部に対して略直交
方向から流入する場合に比して、より小さい流入角で該
接続部に流入し、上記曲面部13にスムーズに案内され
ることで上記接続部に対する空気流の衝突が可及的に防
止され、それだけ遠心ファン1の圧力損失の低減と送風
音の低減とが図られるものである。
【0029】(ト) 本願の第7の発明にかかる遠心フ
ァンによれば、上記第1,第2,第3,第4又は第6の
発明にかかる遠心ファンにおいて、上記羽根4の外周面
4cと上記シュラウド3の内面3aとの曲面部11及び
上記羽根4の前縁4aの稜線部と上記シュラウド3の内
面3aとの曲面部13、又は上記羽根4の内周面4dと
上記シュラウド3の内面3aとの曲面部12及び上記羽
根4の前縁4aの稜線部と上記シュラウド3の内面3a
との曲面部13、又は上記羽根4の外周面4c及び内周
面4dと上記シュラウド3の内面3aとの曲面部11,
12並びに上記羽根4の前縁4aの稜線部と上記シュラ
ウド3の内面3aとの曲面部13を上記シュラウド3と
一体的に形成し、事後的に上記ハブ2側の上記羽根4に
接合するようにしているので、上記(イ),(ロ),
(ハ),(ニ)又は(ヘ)に記載の効果に加えて、次の
ような特有の効果が得られる。即ち、例えば、上記ハブ
2と一体的に形成されている上記羽根4側に、さらに上
記各曲面部11,12,13を一体的に形成すると、こ
の樹脂成形品の形状が複雑となりその成形が難しくなる
が、該各曲面部11,12,13を形状が簡単な上記シ
ュラウド3側にこれと一体的に形成することで、これを
容易に製造することができ、それだけ製造コストの低廉
化が期待できるものである。
【0030】(チ) 本願の第8の発明にかかる遠心フ
ァンによれば、上記第7の発明にかかる遠心ファンにお
いて、上記シュラウド3と一体的に形成された上記曲面
部11,12,13に、該シュラウド3と上記羽根4と
の接続部の補強機能及び位置決め機能を持たせているの
で、遠心ファンの製作時における作業性が向上するとと
もに、製作された遠心ファン1の強度性能及び製作精度
が良好に維持されるものである。
【0031】(リ) 本願の第9の発明にかかる遠心フ
ァンによれば、上記ハブ2の内面2aと上記羽根4との
接続部をこれら両者を滑らかにつなげる曲面部14,1
5で構成しているので、上記吸込口5から上記ハブ2寄
りに流入する空気流は、上記曲面部14,15によって
その流れがスムーズに案内され、該接続部が角部である
場合のように該接続部への衝突現象が確実に防止され、
それだけ遠心ファン1における圧力損失の低減と送風音
の低減とが図られるものである。
【0032】(ヌ) 本願の第10の発明にかかる遠心
ファンによれば、上記第1,第2,第3,第4,第5,
第6,第7又は第8の発明において、上記ハブ2の内面
2aと上記羽根4との接続部をこれら両者を滑らかにつ
なげる曲面部14,15で構成しているので、(イ),
(ロ),(ハ),(ニ),(ホ),(ヘ),(ト)又は
(チ)に記載の効果に加えて、次のような特有の効果が
得られる。即ち、この発明では、上記ハブ2の内面2a
と上記羽根4との接続部をこれら両者を滑らかにつなげ
る曲面部14,15で構成しているので、上記吸込口5
から上記ハブ2寄りに流入する空気流は、上記曲面部1
4,15によってその流れがスムーズに案内され、該接
続部が角部である場合のように該接続部への衝突現象が
確実に防止され、それだけ遠心ファン1における圧力損
失の低減と送風音の低減とが図られるものである。
【0033】(ル) 本願の第11の発明にかかる空気
調和機によれば、ケーシング31内に遠心ファン1と熱
交換器32とを配置して構成される空気調和機におい
て、上記遠心ファン1として、上記第1,第2,第3,
第4,第5,第6,第7,第8,第9又は第10の発明
にかかる遠心ファンを適用しているので、該遠心ファン
が圧力損失が少なく且つ送風音も低いという特性をもつ
ことに起因して、高い空調性能と静粛性を兼ね備えた空
気調和機を提供できるものである。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本願発明にかかる遠心ファ
ン及び空気調和機を好適な実施形態に基づいて具体的に
説明する。
【0035】A:遠心ファン 本願発明にかかる遠心ファンの実施形態として、以下に
五つの実施形態を示す。 A−1:第1の実施形態 図1及び図2には、本願発明に係る遠心ファンの第1の
実施形態を示している。この第1の実施形態にかかる遠
心ファン1は、その中央部にモーター7が連結され該モ
ーター7によって回転駆動されるハブ2と、その中央部
に吸込口5を備え且つ上記ハブ2に対して所定間隔をも
って同軸状に対向配置されるシュラウド3と、湾曲板状
形態をもち且つ上記ハブ2の内面2aとシュラウド3の
内面3aとの間に跨がって立設状態で配置される複数枚
の羽根4,4,・・とを備えて構成される。そして、こ
の遠心ファン1を構成する上記各部材は全て樹脂材によ
り成形されるものであって、その成形構造は、図3に示
すように、該各部材のうち、上記羽根4,4,・・は上
記ハブ2と共に一体的に樹脂成形され、上記シュラウド
3はそれ単体で樹脂成形され、事後的にこれら両者を接
合することで上記遠心ファン1を得るようになってい
る。
【0036】また、このハブ2及び羽根4,4,・・の
一体成形品と、上記シュラウド3のみの成形品との接合
は、図3に示すように、上記シュラウド3の内面3a側
に予め位置決めリブ21を一体成形しておき、この位置
決めリブ21に合わせて上記ハブ2と一体成形された上
記羽根4の先端部4fを上記シュラウド3の内面に衝合
させて位置決めし、これら両者を接着接合により固定し
て一体化させる。
【0037】ところで、この実施形態の遠心ファン1に
おいては、本願の請求項1に係る発明を適用して、上記
羽根4の外周面4cと上記シュラウド3の内面3aとの
接続部を、上記羽根4の外周面4cから上記シュラウド
3の内面3aとを滑らかにつなぐ曲面に成形してこれを
曲面部11としている。この曲面部11は、図4に示す
ように、上記接続部の最内周部4gから最外周部4hに
かけての部位に形成されるが、この場合、この実施形態
のものにおいては、本願の請求項2に係る発明を適用し
て、該曲面部11の形状を、該曲面部11の表面の曲率
半径または該曲面部11の断面積が上記最内周部4gと
最外周部4hの中間部位において大きく、最内周部4g
と最外周部4hの双方において略零となるように設定し
ている。
【0038】このように構成された遠心ファン1は、こ
れが上記モーター7によって回転駆動されると、上記吸
込口5からファン内部に吸い込まれる空気流は、上記羽
根4,4,・・による送風作用を受けて、上記ハブ2と
シュラウド3の外周部間に形成される吹出口6から径方
向外方へ向けて吹き出される。
【0039】この場合、この実施形態の遠心ファン1に
おいては、上記シュラウド3の内面3aと上記羽根4の
外周面4cとの接続部をこれら両面を滑らかにつなげる
曲面部11で構成しているので、上記シュラウド3の内
面3aに沿って該内面3aと上記羽根4の外周面4cと
の接続部に向けて流入する空気流は上記曲面部11によ
ってその流れがスムーズに案内される。このため、例え
ば、上記接続部が角部とされている場合のように空気流
が該接続部に衝突するのが可及的に防止され、その結
果、上記遠心ファン1においては、上記空気流の衝突が
ない分だけ圧力損失が低減され高い静圧が得られるとと
もに、衝突に起因する空気流の乱れも防止されることか
ら送風音が低く抑えられることになり、より高い送風性
能が実現されるものである。
【0040】また、この場合、この実施形態の遠心ファ
ン1においては、上記曲面部11の曲率半径又は断面積
を、上記羽根4の最内周部4gと最外周部4hの双方に
おいて略零となるように設定しているので、上記曲面部
11の最内周部においては該最内周部4g側から該曲面
部11側へ流入する空気流の移行がよりスムーズとなり
該曲面部11による空気流の案内作用がさらに良好なら
しめられ、さらに高い静圧が確保される。また、上記曲
面部11の最外周部4h側においては、該曲面部11を
通って吹き出される空気流、即ち、羽根4の後流の幅が
小さくなりその乱れが抑制されることで、該後流の乱れ
による送風音の発生が可及的に抑制され、遠心ファン1
全体としての送風音の低減がさらに促進されるものであ
る。
【0041】尚、図15には、上記遠心ファン1の送風
音と静圧を、従来構造の遠心ファンのそれらと比較した
ものを示している。ここで、「風量−送風音特性図」及
び「風量−静圧特性図」のそれぞれにおいて、符号L1
及びL2はこの実施形態にかかる遠心ファン1の特性を
示し、符号L10及びL20は従来構造の遠心ファンの特性
を示している。この図15からは、この実施形態の遠心
ファン1においては、従来構造の遠心ファンと比較し
て、送風音が低く、且つ静圧が高い特性が得られること
が分かる。また、かかる特性は、以下の第2〜第5の実
施形態の遠心ファンにおいても同様に得られるものであ
る。
【0042】A−2:第2の実施形態 図5及び図6には、本願発明の第2の実施形態にかかる
遠心ファン1の要部を示している(図5は、図1のII
−II断面に対応する)。この第2の実施形態にかかる
遠心ファン1は、上記第1の実施形態にかかる遠心ファ
ン1と同様に、同軸状に対向配置されるハブ2とシュラ
ウド3との間に跨がって複数枚の羽根4,4,・・を配
置して構成され、またその成形構造も第1の実施形態の
遠心ファン1と同様に、ハブ2と羽根4,4,・・とを
一体成形し、この一体成形品とシュラウド3のみの成形
品とを事後的に接合する構造となっている。
【0043】そして、この第2の実施形態にかかる遠心
ファン1が、上記第1の実施形態にかかる遠心ファン1
と構造的に異なる点は、以下の二点である。即ち、この
第2の実施形態にかかる遠心ファン1においては、先ず
第1に、本願請求項5又は請求項6にかかる発明を適用
して、上記羽根4の前縁4aにおけるシュラウド側端部
4a1の稜線部のうち、上記シュラウド3の内面3aへ
の接続部位の近傍を、該稜線部から上記シュラウド3の
内面3aに滑らかにつながる曲面としてこれを曲面部1
3としている。また第2に、本願請求項3にかかる発明
を適用して、図5〜図7に示すように、上記羽根4の先
端部4f寄りの内周面4dと上記シュラウド3の内面3
aとの接続部を、これら両面4d,3aを滑らかにつな
ぐ曲面としこれを曲面部12とするとともに、該曲面部
12の形状を、該曲面部12の表面の曲率半径又は該曲
面部12の断面積が上記接続部の最内周部4gと最外周
部4hの双方において略零となるように設定した点であ
る。
【0044】このように構成されたこの第2の実施形態
にかかる遠心ファン1においては、上記羽根4の前縁4
aのシュラウド側端部4a1部分における稜線部と上記
シュラウド3の内面3aとの接続部をこれら両者を滑ら
かにつなげる曲面部13で構成しているので、該接続部
に流入する空気流は、該接続部が直線状とされ且つ略直
交方向に上記シュラウド3の内面3a側に接合されてい
る従来構造のように該接続部に対して略直交方向から流
入する場合に比して、より小さい流入角で該接続部に流
入することになる。この結果、空気流は上記曲面部13
へよりスムーズに流入し上記接続部に対する空気流の衝
突が可及的に防止され、それだけ遠心ファン1の圧力損
失の低減と送風音の低減とが図られるものである。
【0045】また、この第2の実施形態にかかる遠心フ
ァン1では、上記シュラウド3の内面3aと上記羽根4
の内周面4dとの接続部をこれら両面を滑らかにつなげ
る曲面部12で構成しているので、上記シュラウド3の
内面3aに沿って該内面3aと上記羽根4の外周面4c
との接続部に向けて流入する空気流は上記曲面部12に
よってその流れがスムーズに案内され、該接続部が角部
である場合のように該接続部への衝突現象が確実に防止
され、遠心ファン1の圧力損失の低減と送風音の低減と
が図られる。
【0046】さらに、この場合、上記曲面部12の曲率
半径又は断面積を、上記羽根4の最内周部4gと最外周
部4hの双方において略零となるように設定しているの
で、上記曲面部12の最内周部においては該最内周部4
g側から該曲面部12側へ流入する空気流の移行がより
スムーズとなり該曲面部12による空気流の案内作用が
さらに良好ならしめられ、また、上記曲面部12の最外
周部4hにおいては該曲面部12を通って吹き出される
空気流、即ち、羽根4の後流の幅が小さくなりその乱れ
が抑制され、後流の乱れによる送風音の発生が可及的に
抑制されることになる。
【0047】A−3:第3の実施形態 図8には、本願発明の第3の実施形態にかかる遠心ファ
ン1を示している。この遠心ファン1は、その基本構
成、即ち、同軸状に対向配置されるハブ2とシュラウド
3との間に羽根4,4,・・を配置した構成は上記第1
の実施形態にかかる遠心ファン1と同様であって、かか
る基本構成を前提とし、これに本願請求項4にかかる発
明を適用して、上記シュラウド3の内面3aと上記羽根
4の外周面4c及び内周面4dとの接続部をそれぞれこ
れら両面を滑らかにつなげる曲面部11,12で構成す
るとともに、上記各曲面部11,12の形状を、該各曲
面部11,12の曲率半径又は断面積が、上記羽根4の
最内周部4gと最外周部4hの双方において略零となる
ように設定したものである。
【0048】かかる構成のこの第3の実施形態にかかる
遠心ファン1においては、上記シュラウド3の内面3a
に沿って該シュラウド3の内面3aと上記羽根4の外周
面4cとの接続部及び該シュラウド3の内面3aと上記
羽根4の内周面4dとの接続部に向けてそれぞれ流入す
る空気流は、上記各曲面部11,12によってその流れ
がそれぞれスムーズに案内され、該各接続部が角部であ
る場合のように該各接続部への衝突現象が確実に防止さ
れ、それだけ遠心ファン1の圧力損失の低減と送風音の
低減とが図られるものである。
【0049】A−4:第4の実施形態 図9及び図10には、本願発明の第4の実施形態にかか
る遠心ファン1を示している。この第4の実施形態にか
かる遠心ファン1は、本願請求項3,4及び7にかかる
発明を適用して構成されたものであって、該遠心ファン
1を構成する三つの部材、即ち、上記ハブ2とシュラウ
ド3及び複数枚の羽根4,4,・・を共に樹脂成形品で
構成するもので、且つこれら三つの部材を、上記ハブ2
と羽根4,4,・・との樹脂一体成形品と上記シュラウ
ド3のみの樹脂成形品との二分割構造にするという上記
各実施形態の遠心ファン1における基本的な成形構造は
これを踏襲するものの、成形構造の細部においてはこれ
らと異なった構成を採用している。
【0050】即ち、上記各実施形態のものにおいては、
上記羽根4の先端部4fと上記シュラウド3の内面3a
との接続部における曲面部11,12、及び上記羽根4
の前縁4aのシュラウド側端部4a1部分の稜線部と上
記シュラウド3の内面3aとの接続部における曲面部1
3とを、共に上記羽根4と上記ハブ2との一体成形品側
に形成していたのに対して、この第4の実施形態のもの
においてはこれらを上記シュラウド3側に一体的に成形
している。また、この実施形態におけ上記各曲面部1
1,12においては、その曲率半径又は断面積が、上記
羽根4の最内周部4gと最外周部4hの双方において略
零となるように設定されていることは上記各実施形態の
場合と同様である。
【0051】尚、ここでは、説明の便宜上、上記羽根4
のうち、上記各曲面部11,12,13を除く上記ハブ
2側との一体構成部分を主体部4A、上記シュラウド3
側に一体成形された上記各曲面部11,12,13を付
属部4Bとする。
【0052】さらに、上記遠心ファン1は、図10に示
すように、この実施形態においては、上記羽根4の主体
部4A上に上記付属部4Bを衝合し且つこれを接合固定
して上記各部材2,3,4を一体化することで構成され
るが、この場合、上記付属部4Bの端面には凸条でなる
位置決めリブ21を、また上記主体部4Aの端面には凹
溝でなるリブ受け溝22を、それぞれ設けている。
【0053】かかる構成をもつ第4の実施形態にかかる
遠心ファン1において、先ず、上記羽根4の外周面4c
と内周面4dとがそれぞれ上記曲面部11,12によっ
て上記シュラウド3の内面3aに滑らかにつなげている
ので、上記シュラウド3の内面3aに沿って該内面3a
と上記羽根4の外周面4cとの接続部に向けて流入する
空気流は上記曲面部12によってその流れがスムーズに
案内され、該接続部が角部である場合のように該接続部
への衝突現象が確実に防止され、遠心ファンの圧力損失
の低減と送風音の低減とが図られる。また、この場合、
上記各曲面部11,12の曲率半径又は断面積を、上記
羽根4の最内周部4gと最外周部4hの双方において略
零となるように設定しているので、上記曲面部12の最
内周部においては該最内周部4g側から該曲面部12側
へ流入する空気流の移行がよりスムーズとなり該曲面部
12による空気流の案内作用がさらに良好ならしめら
れ、また上記曲面部12の最外周部4hにおいては該曲
面部12を通って吹き出される空気流、即ち、羽根4の
後流の幅が小さくなりその乱れが抑制され、後流の乱れ
による送風音の発生が可及的に抑制されることになる。
【0054】また、上記羽根4の前縁4aの稜線部と上
記シュラウド3の内面3aとの接続部を上記曲面部13
によって滑らかにつなげるようにしているので、該接続
部に流入する空気流は、該接続部が直線状とされ且つ略
直交方向に上記シュラウド3の内面3a側に接合されて
いる従来構造のように該接続部に対して略直交方向から
流入する場合に比して、より小さい流入角で該接続部に
流入し、上記曲面部13にスムーズに案内されることで
上記接続部に対する空気流の衝突が可及的に防止され、
それだけ遠心ファン1の圧力損失の低減と送風音の低減
とが図られることになる。
【0055】さらに、上記ハブ2側とシュラウド3側と
の接着接合に際しては、上記リブ受け溝22に上記位置
決めリブ21を嵌合させることでこれら両者の位置決め
が容易且つ迅速に行われ、それだけ製作コストの低減が
図れるとともに、上記両者の接合が上記位置決めリブ2
1とリブ受け溝22との凹凸嵌合によって行われること
で、例えば上記各実施形態のもののように、平面同士の
衝合接合構造の場合に比して、その接合強度がより一層
高められ、上記遠心ファン1の使用上の信頼性がさらに
高められることになる。
【0056】また、上記羽根4の付属部4Bを上記シュ
ラウド3と一体的に形成するようにしているので、例え
ば、該付属部4Bを上記主体部4Aと共に上記ハブ2側
へ一体的に形成する場合に比して、上記ハブ2側の構造
が成形の容易な簡略化されたものとなり、それだけ製造
コストの低廉化が期待できるものである。
【0057】A−5:第5の実施形態 図11〜図13には、本願発明の第5の実施形態にかか
る遠心ファン1を示している。この実施形態の遠心ファ
ン1は、その基本構成は上記各実施形態の遠心ファンと
同様であって、これらと異なる点は、上記各実施形態の
ように上記羽根4とシュラウド3との接続部に上記曲面
部を設けるのではなく、上記ハブ2の内面3aと、これ
に一体的に形成される上記羽根4の外周面4c及び内周
面4dとの接続部にそれぞれ曲面部14,15を設けた
点である。
【0058】このような構成とすることで、上記吸込口
5から上記ハブ2寄りに流入する空気流は、上記曲面部
14,15によってその流れがスムーズに案内され、該
接続部が角部である場合のように該接続部への衝突現象
が確実に防止され、それだけ遠心ファン1における圧力
損失の低減と送風音の低減とが図られるものである。
【0059】尚、この実施形態においては、上記ハブ2
側のみに上記曲面部14,15を設けているが、他の実
施形態においては、この実施形態における構成、即ち、
上記ハブ2側のみに上記曲面部14,15を設ける構成
を、上記各実施形態の構成に付加した構成とすることも
可能なことは勿論である。
【0060】B:空気調和機 図14には、本願発明にかかる遠心ファンを備えて構成
された空気調和機の一例として、上記第1の実施形態に
かかる遠心ファン1を備えた空気調和機Zを示してい
る。この空気調和機Zは、天井35に埋め込み配置され
るセパレート型空気調和機の室内機であって、ケーシン
グ31内の略中央部に上記遠心ファン1をその吸込口5
を下方に向けて配置するとともに、該遠心ファン1の外
周側にその吹出口6に対向するようにして熱交換器32
を配置して構成される。そして、上記遠心ファン1の運
転により、上記ケーシング31の下面31aの中央部に
設けた吸込口33から吸入した室内空気を、上記熱交換
器32において熱交換して温風あるいは冷風とした後、
該下面31aの外周部に設けた吹出口34から室内へ吹
き出すようになっている。
【0061】この空気調和機Zにおいては、遠心ファン
として、本願発明の実施形態にかかる遠心ファン1を備
えることで、上記各実施形態においてそれぞれ説明した
如き上記遠心ファン1の特性、即ち、圧力損失が少なく
且つ送風音も低いという特性に基づき、高い空調性能と
静粛性を兼ね備えたものとなる。
【0062】尚、上記遠心ファンとして、上記各実施形
態にかかる遠心ファン1を適宜選択適用し得ることは勿
論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第1の実施形態にかかる遠心ファン
の平面図である。
【図2】図1のII−II要部拡大断面図である。
【図3】図2のIII−III拡大断面図である。
【図4】図2のIV部分の斜視図である。
【図5】本願発明の第2の実施形態にかかる遠心ファン
の要部断面図である。
【図6】図5のVI−VI拡大断面図である。
【図7】図6のVII部分の斜視図である。
【図8】本願発明の第3の実施形態にかかる遠心ファン
の要部断面図である。
【図9】本願発明の第4の実施形態にかかる遠心ファン
の要部断面図である。
【図10】図9のX−X拡大断面図である。
【図11】本願発明の第5の実施形態にかかる遠心ファ
ンの要部断面図である。
【図12】図11のXII−XII拡大断面図である。
【図13】図12のXIII部分の斜視図である。
【図14】本願発明にかかる空気調和機の断面図であ
る。
【図15】遠心ファンの「風量−送風音・静圧」特性図
である。
【図16】従来の遠心ファンの要部断面図である。
【図17】図16のXVII−XVII拡大断面図であ
る。
【符号の説明】
1は遠心ファン、2はハブ、3はシュラウド、4は羽
根、5は吸込口、6は吹出口、7はモーター、11〜1
5は曲面部、31はケーシング、32は熱交換器、33
は吸込口、34は吹出口、35は天井である。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転駆動されるハブ(2)の外周部に羽
    根(4)を立設状態で固定配置するとともに、中央部に
    吸込口(5)を備えたシュラウド(3)を、上記ハブ
    (2)との間に上記羽根(4)を挟んだ状態で対向配置
    してなる遠心ファンであって、 上記シュラウド(3)の内面(3a)と上記羽根(4)
    の外周面(4c)との接続部がこれら両面を滑らかにつ
    なげる曲面部(11)で構成されていることを特徴とす
    る遠心ファン。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記曲面部(11)の曲率半径又は断面積が、上記羽根
    (4)の最内周部(4g)と最外周部(4h)の双方に
    おいて略零となるように設定されていることを特徴とす
    る遠心ファン。
  3. 【請求項3】 回転駆動されるハブ(2)の外周部に羽
    根(4)を立設状態で固定配置するとともに、中央部に
    吸込口(5)を備えたシュラウド(3)を、上記ハブ
    (2)との間に上記羽根(4)を挟んだ状態で対向配置
    してなる遠心ファンであって、 上記シュラウド(3)の内面(3a)と上記羽根(4)
    の内周面(4a)との接続部がこれら両面を滑らかにつ
    なげる曲面部(12)で構成されるとともに、 上記曲面部(12)の曲率半径又は断面積が、上記羽根
    (4)の最内周部(4g)と最外周部(4h)の双方に
    おいて略零となるように設定されていることを特徴とす
    る遠心ファン。
  4. 【請求項4】 回転駆動されるハブ(2)の外周部に羽
    根(4)を立設状態で固定配置するとともに、中央部に
    吸込口(5)を備えたシュラウド(3)を、上記ハブ
    (2)との間に上記羽根(4)を挟んだ状態で対向配置
    してなる遠心ファンであって、 上記シュラウド(3)の内面(3a)と上記羽根(4)
    の外周面(4c)及び内周面(4d)との接続部がそれ
    ぞれこれら両面を滑らかにつなげる曲面部(11),
    (12)で構成されるとともに、 上記曲面部(11),(12)の曲率半径又は断面積
    が、上記羽根(4)の最内周部(4g)と最外周部(4
    h)の双方において略零となるように設定されているこ
    とを特徴とする遠心ファン。
  5. 【請求項5】 回転駆動されるハブ(2)の外周部に羽
    根(4)を立設状態で固定配置するとともに、中央部に
    吸込口(5)を備えたシュラウド(3)を、上記ハブ
    (2)との間に上記羽根(4)を挟んだ状態で対向配置
    してなる遠心ファンであって、 上記羽根(4)の前縁(4a)の稜線部と上記シュラウ
    ド(3)の内面(3a)との接続部がこれら両者を滑ら
    かにつなげる曲面部(13)で構成されていることを特
    徴とする遠心ファン。
  6. 【請求項6】 請求項1,2,3又は4において、 上記羽根(4)の前縁(4a)の稜線部と上記シュラウ
    ド(3)の内面(3a)との接続部がこれら両者を滑ら
    かにつなげる曲面部(13)で構成されていることを特
    徴とする遠心ファン。
  7. 【請求項7】 請求項1,2,3,4又は6において、 上記羽根(4)の外周面(4c)と上記シュラウド
    (3)の内面(3a)との曲面部(11)及び上記羽根
    (4)の前縁(4a)の稜線部と上記シュラウド(3)
    の内面(3a)との曲面部(13)、又は上記羽根
    (4)の内周面(4d)と上記シュラウド(3)の内面
    (3a)との曲面部(12)及び上記羽根(4)の前縁
    (4a)の稜線部と上記シュラウド(3)の内面(3
    a)との曲面部(13)、又は上記羽根(4)の外周面
    (4c)及び内周面(4d)と上記シュラウド(3)の
    内面(3a)との曲面部(11),(12)並びに上記
    羽根(4)の前縁(4a)の稜線部と上記シュラウド
    (3)の内面(3a)との曲面部(13)が上記シュラ
    ウド(3)と一体的に形成され、事後的に上記ハブ
    (2)側の上記羽根(4)に接合されていることを特徴
    とする遠心ファン。
  8. 【請求項8】 請求項7において、 上記シュラウド(3)と一体的に形成された上記曲面部
    (11),(12),(13)が、該シュラウド(3)
    と上記羽根(4)との接続部の補強機能及び位置決め機
    能を有していることを特徴とする遠心ファン。
  9. 【請求項9】 回転駆動されるハブ(2)の外周部に羽
    根(4)を立設状態で固定配置するとともに、中央部に
    吸込口(5)を備えたシュラウド(3)を、上記ハブ
    (2)との間に上記羽根(4)を挟んだ状態で対向配置
    してなる遠心ファンであって、 上記ハブ(2)の内面(2a)と上記羽根(4)との接
    続部がこれら両者を滑らかにつなげる曲面部(14),
    (15)で構成されていることを特徴とする遠心ファ
    ン。
  10. 【請求項10】 請求項1,2,3,4,5,6,7又
    は8において、上記ハブ(2)の内面(2a)と上記羽
    根(4)との接続部がこれら両者を滑らかにつなげる曲
    面部(14),(15)で構成されていることを特徴と
    する遠心ファン。
  11. 【請求項11】 ケーシング(31)内に遠心ファン
    (1)と熱交換器(32)とを配置して構成される空気
    調和機であって、 上記遠心ファン(1)として、請求項1,2,3,4,
    5,6,7,8,9又は10に記載の遠心ファンが適用
    されていることを特徴とする空気調和機。
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