JP2006104866A - パレット落下防止装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 安価なパレット落下防止装置を提供すること。
【解決手段】 パレット受レバー7を出し入れされる開口部3aを備える前板3と、前板3に垂設されて対向配置される一対の側板4,5と、前板3と一対の側板4,5に接続されて図示しない取付ボルトを取り付けられる取付板6とからなる取付本体2を備え、取付本体2内に設けられたソレノイド8によってパレット受レバー7を開口部3aから突出又は退避させるパレット落下防止装置1において、前板3と一対の側板4,5とを溶接する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、昇降装置に使用されるものであって、自動車などを載置するパレットの落下を防止するパレット落下防止装置に関するものである。
今日、土地或いは自動車事情などから、限られた場所にできるだけ多くの駐車可能台数を確保することが要望され、例えば、図9に示すように一箇所に2台、或いはそれ以上の自動車を駐車させることができる立体駐車設備が利用されている。図9の昇降式立体駐車装置は、1台分の駐車スペースの敷地に4本の支持柱101,101…を立設し、その間に1台分の自動車を載せるパレット102が配置され支持柱101,101…に沿って昇降可能に構成されたものである。パレット102の昇降は、図示しないモータや油圧シリンダ等の駆動機器とチェーン等の動力伝達手段からなる昇降装置によって行われている。そして、例えば昇降用チェーンが切れた場合などにパレット102の落下を防止するために、図9の昇降式立体駐車装置の支柱101,101…には、パレット落下防止装置110が吊設されている。
図10は、従来のパレット落下防止装置110の斜視図である。図11は、従来のパレット落下防止装置110の内部側面図である。
パレット落下防止装置110は、1枚の金属板をL字状に折曲加工して取付板111と前壁112を設け、コの字形の本体113をリベット114,114,114,114で前壁112に固定することにより、取付本体が構成されている。取付本体内には、レバー115が回動可能に軸支され、前壁112の開口部112aから突き出している。取付本体には、ソレノイド116が取付部材117を介して取付板111に吊設され、下向きに突き出したソレノイド116のプランジャ118にリンク119を介してレバー115が連結している。
このようなパレット落下防止装置110は、取付板111のネジ孔111a,111a,111aに挿通されたボルト120を図9に示す昇降式立体駐車装置の支柱101に締結して固定される。パレット落下防止装置110は、ソレノイド116に通電していないときには、レバー115が開口部112aから突出し、パレット102を支持できるようになっている。
一方、立体駐車装置100がパレット102を昇降するときには、パレット落下防止装置110は、ソレノイド116に通電されて、レバー115が本体113側に回動し、開口部112aから本体113内に退避する。そして、パレット102が通過すると、パレット落下防止装置110は、ソレノイド116への通電を切られて、レバー115が前壁112の開口部112aから突出し、パレット102を支持しうる状態になる。従って、パレット落下防止装置110は、ソレノイド116への通電を制御すれば、レバー115がパレット102の昇降を妨げない(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−36309号公報(段落0028〜0040、第1図、第3図。)
しかしながら、従来のパレット落下防止装置110は、以下の問題があった。
(1)従来のパレット落下防止装置110は、本体113の開口部を塞ぐように前壁112を本体113に対して位置合わせし、複数のリベット114…を前壁112から本体113へと貫き通して締結することにより取付本体を組み立てなければならず、組立工数や部品点数が多くなってしまっていた。
これに対して、出願人らは、特願2004−239185号において、1枚の金属板をコの字形に折り曲げて前板と一対の側板と取付板とを一体的に形成する技術を提案した。ところが、取付本体は、パレット落下時の衝撃に耐えうる剛性を確保するために板厚が厚くされているので、曲げ加工を精度良く行うのが難しかった。また、鋼板が厚い分だけ曲げ加工を行う際に金型にかかる負荷が大きく、金型寿命が短くなってしまっていた。よって、出願人らが提案した技術にも、加工費が高価になってしまっていた。
(2)また、従来のパレット落下防止装置110は、ソレノイド116は、通電時に磁界を形成するために内蔵する磁気回路と別に、固定フレーム119を外周に装着し、その固定フレーム119を介して本体113にネジ固定されていた。そのため、ソレノイド116の構成部品が多く、部品費がかかっていた。
これに対して、出願人らは、特願2004−239185号において、一対の保持フレームをソレノイドの本体に上下方向から取り付け、一対の保持フレームを一対の側板の間に架設して、ソレノイドを取付本体に固定する技術を提案した。これによれば、保持フレームが、ソレノイドを取付本体に固定する役割の他、一対の側板とともに磁気回路を形成する役割を果たすため、ソレノイドの構成部品点数を削減することが可能である。ところが、一対の保持フレームを取付本体にネジ固定するため、ネジやフレームが何点か必要であり、組立工数や部品コストがかかってしまっていた。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、安価なパレット落下防止装置を提供することを目的とする。
本発明に係るパレット落下防止装置は、次のような構成を有している。
(1)パレット受レバーを出し入れされる開口部を備える前板と、前板に垂設されて対向配置される一対の側板と、前板と側板の上側に設けられて取付ボルトを取り付けられる取付板とからなる取付本体を備え、取付本体内に設けられたソレノイドによってパレット受レバーを開口部から突出又は退避させるパレット落下防止装置において、前板と一対の側板とが溶接されていることを特徴とする。
(2)(1)に記載の発明において、前板と一対の側板の縦幅と横幅が同一寸法であることを特徴とする。
(3)パレット受レバーを出し入れする開口部を備える前板と、前板に垂設されて対向配置される一対の側板と、前板と側板の上側に設けられて取付ボルトを取り付けられる取付板とからなる取付本体を備え、取付本体内に設けられたソレノイドによってパレット受レバーを開口部から突出又は退避させるパレット落下防止装置において、ソレノイドのコイルボビンの一端が挿入される凹部を取付板に形成し、コイルボビンの他端側からソレノイドに装着され、一対の側板に架設されて取付板との間でソレノイドを保持する保持フレームを有すること、を特徴とする。
上記構成を有する本発明のパレット落下防止装置では、取付本体を形成する一対の側板が前板に溶接されているので、例えば、一対の側板を前板にネジ止めするためにネジ孔やネジを設ける必要がなく、部品点数や部品加工数、組立工数などを削減することが可能である。また、一対の側板と前板は、板厚が厚くても、溶接する際に簡単に位置調節可能なので、加工時の寸法精度が緩和される。そして、溶接は、鋼板を曲げ加工する場合に用いる金型が不要であるため、加工費が曲げ加工より安くて済む。
よって、本実施の形態のパレット落下防止装置によれば、部品点数や部品加工数、組立工数、加工費などを削減して、コストダウンを図ることができる。
また、本発明のパレット落下防止装置によれば、前板と一対の側板の縦幅と横幅が同一寸法であるため、製造時に同じ金型を使用して部品を量産し、その部品に必要な加工(例えば、開口部やネジ孔などの形成)を施して前板や一対の側板とするので、金型費や部品費を安くできる。
さらに、本実施の形態のパレット落下防止装置では、取付本体の取付板に設けた凹部にソレノイドのコイルボビンの一端を挿入し、ソレノイドのコイルにコイルボビンの他端側から装着された保持フレームを取付本体に固定するだけで、ソレノイドのコイルを取付板と保持フレームとの間で保持できる。この場合、保持フレームを1個だけ使用するので、保持フレームを複数使用する場合より、ネジ数や取付工数などを減らすことが可能である。また、磁性を有する取付板と一対の側板と保持フレームがソレノイドのコイルの周りを囲んで磁気回路を形成するので、ソレノイドのコイルに保持フレームと別個に磁気回路を設ける必要がない。
よって、本実施の形態のパレット落下防止装置によれば、保持フレームがソレノイドの保持と磁気回路の形成に共用され、ソレノイドの構成部品点数を削減することができ、また、ソレノイドを取付本体に固定するための部品数や取付工数を削減して、コストダウンを図ることができる。
次に、本発明に係るパレット落下防止装置の一実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、パレット落下防止装置1の外観斜視図である。
パレット落下防止装置1は、従来技術と同様に図9に示す昇降式立体駐車装置100に利用される。パレット落下防止装置1は、取付本体2が、前板3に一対の側板4,5を垂設して対向配置し、前板3と一対の側板4,5の上部に取付板6を取り付けることにより形成され、パレット受レバー7を前板3に開設された開口部3aから突出してパレット102の落下を防止するようになっている。
図2は、パレット落下防止装置1の側面5を取り外した内部側面図であって、パレット落下防止状態を示す。図3は、パレット落下防止装置1の側面5を取り外した内部側面図であって、パレット通過可能状態を示す。図4は、パレット落下防止装置1のカバーを取り外した内部背面図である。
パレット受レバー7は、ソレノイド8のプランジャ9に連結し、回転力を与えられる。パレット受レバー7は、所定の厚さを有する鋼板を図2及び図3に示すような形状に溶断して又は打ち抜いて形成したものであり、図4に示すように一対の側板4,5の間に架設される支軸10に軸受11を介して回転自在に軸支されている。ソレノイド8は、コイルボビン12に巻回されたコイルを絶縁性樹脂でモールドして形成されるソレノイド本体13にプランジャ9を挿し入れられている。ソレノイド8は、塵や埃などが駆動部に入り込むことを防止するため、保持フレーム14によってプランジャ9を下向きに突き出すように取付本体2に内設されている。
保持フレーム14は、図2〜図4に示すように、金属板などの磁性部材を折曲加工などによりL字状に成形したものであり、保持面15と当接面16とを備える。保持面15は、一対の側板4,5に当接しうる幅を有し、ソレノイド本体13から突き出すコイルボビン12の端部をきっちり嵌め合わせて位置決めするための貫通孔15aが形成されている。一方、当接面16には、ネジ17を締結されるネジ孔16a,16aが形成されている。
保持フレーム14は、取付本体2の取付板6との間でソレノイド8のソレノイド本体13を挟み込むように一対の側板4,5の間に挿入され、ネジ17を用いて側板5に固定される。このとき、磁性を有する取付板6、一対の側板4、5、保持フレーム14が、相互に当接してソレノイド本体13の周りを囲み、磁気回路を形成する。
ソレノイド8のプランジャ9は、保持フレーム14との間に縮設される復帰バネ18によって常時下方へ付勢され、リンク19,19を介してパレット受レバー7に連結している。従って、ソレノイド8に通電したときには、コイルの周りに発生する磁界によってプランジャ9が復帰バネ18に抗して上昇し、パレット受レバー7に取付本体2に退避する方向の回転力を与える。また、ソレノイド8への通電を遮断したときには、コイルの周りに発生した磁界が消磁されて、プランジャ9が復帰バネ18に付勢されて下降し、パレット受レバー7に取付本体2から突出する方向の回転力を与える。
パレット受レバー7の両側面には、図4に示すように、リンク19,19に係合する回転止め部材20が垂設され、図2示すようにパレット受レバー7が取付本体2から突出する方向に回転したときに、回転止め部材20を前板3に当接させてパレット受レバー7の回転を制限するようになっている。回転止め部材20,20には、前板3に当接した際の減音手段としてゴムカバー21が被せられている。
パレット受レバー7は、マイクロスイッチ22により図3に示すパレット通過可能位置にあることを検出される。マイクロスイッチ22は、固定部材23を介して側板5に取り付けられている。固定部材23は、マイクロスイッチ22をパレット受レバー7の回転軌道上に配設するとともに、図3に示すように回転止め部材20に当接してパレット受レバー7の回転を制限できる形状に形成され、ネジ24を用いて側板5に固定される。なお、マイクロスイッチ22は、ソレノイド8とともに図示しない制御装置に接続し、マイクロスイッチ22の検出結果に基づいてソレノイド8が制御されるようになっている。
そして、取付本体2は、背面側を塞ぐカバー25がネジ26を用いて固定部材23に固定され、砂埃などが取付本体2内に入り込みにくくしている。
次に、本発明の特徴をなす取付本体2についてより詳細に説明する。図5は、取付本体2の正面図である。図6は、取付本体2の左側面図である。図7は、取付本体2の右側面図である。図8は、取付本体2の上面図である。
取付本体2は、前板3と一対の側板4,5の縦幅と横幅が同一寸法にされている。前板3と一対の側板4,5は、同一の金型を用いて形成してもよいし、1枚の鋼板を溶断やレーザ加工によって切断して形成してもよい。前板3と一対の側板4,5は、同じ鋼板に必要に応じて加工を施す。具体的には、例えば、図5に示すように、前板3には開口部3aを所定位置に打ち抜いて或いは切削して形成する。また、図6に示すように、側板4には圧入孔4aを所定位置に打ち抜いて或いは切削して形成する。また、図7に示すように、側板5には圧入孔5a、挿通孔5b、挿通孔5cを所定位置に打ち抜いて或いは切削して形成する。なお、前板3と一対の側板4,5は、鋼板の厚さを同一にしてもよいし、負荷に合わせて鋼板の厚さを変えてもよい。本実施の形態では、前板3と一対の側板4,5には、6mmの鋼板を使用し、同一の厚さにしている。
一方、取付板6は、前板3及び一対の側板4,5と異なる形状をなし、内周面を雌ネジを備えるボルト孔6aが形成されている。取付板6には、ソレノイド4の位置ずれを防止するために、凹部6bがソレノイド4のコイルボビン12の端部をきっちり嵌め合わせることができるように形成されている。なお、凹部6bは、プレス加工や切削加工などにより形成される。
取付本体2は、前板3に対して一対の側板4,5を垂直に当接して対向配置し、図6のP1及び図7のP2に示すように、当接面を溶接される。このとき、側板4,5は、前板3と独立しているため、圧入孔4a,5aの高さが同じになるように位置調節することが可能である。取付板6は、コの字形に溶接された前板3と一対の側板4,5の上端部に載せられ、図5及び図8のP3〜P5に示すように、前板3と一対の側板4,5に当接する当接面を溶接される。
このようなパレット落下防止装置1は、次のように作用する。
パレット落下防止装置1は、取付本体2の取付板6にボルト孔6aが形成され、ボルト孔6aに挿通した取付ボルト(図示せず)を昇降式立体駐車取付本体2に締結することにより、昇降式立体駐車装置100に取り付けられる。パレット落下防止装置1は、昇降式立体駐車装置100がパレット102を昇降しないときには、ソレノイド8を非通電とし、図2に示すように、パレット受レバー7を取付本体2の開口部3aからパレット102の昇降通路上に突き出している。この場合、たとえば、昇降式立体駐車装置100のチェーンが切れてパレット102が落下しても、パレット受レバー7がパレット102を受け止める。パレット102が落下する衝撃は、パレット受レバー7から取付本体2の開口部3aに作用するが、前板3が一対の側板4,5及び取付板6に溶接されているので、衝撃荷重によって取付本体2が破壊しにくい。
昇降式立体駐車装置100がパレット102を昇降するときには、パレット落下防止装置1は、ソレノイド8に通電され、図2に示す状態のパレット受レバー7が取付本体2の開口部3a側に回動する。パレット受レバー7は、図3に示すように回転止め部材20が固定部材23に係止され、取付本体2内に垂直に立てられた状態にされる。これにより、パレット受レバー7が昇降通路上から退避し、パレット102が通過する。パレット102が通過した後、パレット落下防止装置1は、ソレノイド8への通電が遮断され、図3に示す状態のパレット受レバー7がソレノイド8のプランジャ9によって取付本体2から突出する方向に回動する。パレット受レバー7は、図2に示すように、回転止め部材20が前板3に当接して回転を制限され、パレット受レバー7が取付本体2の開口部3aから昇降通路上に突き出し、パレット落下防止状態に復帰する。
従って、本実施の形態のパレット落下防止装置1では、取付本体2を形成する一対の側板4,5が前板3に溶接されているので、例えば、従来のパレット落下防止装置110(図10参照)のように一対の側板を前板にネジ止めするためにネジ孔やネジを設ける必要がなく、部品点数や部品加工数、組立工数などを削減することが可能である。また、一対の側板4,5と前板3は、板厚が厚くても、溶接する際に簡単に位置調節可能なので、加工時の寸法精度が緩和される。そして、溶接は、鋼板を曲げ加工する場合に用いる金型が不要であるため、加工費が曲げ加工より安くて済む。
よって、本実施の形態のパレット落下防止装置1によれば、部品点数や部品加工数、組立工数、加工費などを削減して、コストダウンを図ることができる。
また、本実施の形態のパレット落下防止装置1によれば、前板3と一対の側板4,5の縦幅と横幅が同一寸法であるため、製造時に同じ金型を使用して部品を量産し、その部品に必要な加工(例えば、開口部3aや圧入孔4a,5a、挿通孔5b、5cなどの形成)を施して前板3や一対の側板4,5とするので、金型費や部品費を安くできる。
さらに、本実施の形態のパレット落下防止装置1では、取付本体2の取付板6に設けた凹部6bにソレノイド8のコイルボビン12の上端部を挿入し、ソレノイド8のソレノイド本体13にコイルボビン12の下端側から装着された保持フレーム14を取付本体2の側板5に固定するだけで、ソレノイド8のソレノイド本体13を取付板6と保持フレーム12との間で簡単に保持できる。この場合、保持フレーム14を1個だけ使用するので、保持フレームを複数使用する場合より、ネジ数や取付工数などを減らすことが可能である。また、磁性を有する取付板6と一対の側板4,5と保持フレーム14が、ソレノイド本体13の周りを囲んで磁気回路を形成するので、ソレノイド本体13に保持フレーム14と別個の磁気回路を設ける必要がない。
よって、本実施の形態のパレット落下防止装置1によれば、保持フレームがソレノイドの保持と磁気回路の形成に共用され、ソレノイド8の構成部品点数を削減することができ、また、ソレノイド8を取付本体2に固定するための部品数や取付工数を削減して、コストダウンを図ることができる。
尚、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されることなく、色々な応用が可能である。
例えば、上記実施の形態では、パレット落下防止装置1を昇降式立体駐車装置100に使用したが、パレットを用いて対象物を昇降するものであれば、車両に関するものに限定されない。
例えば、上記実施の形態では、取付板6を前板3及び一対の側板4,5と別個に設けたが、前板3と側板4,5を折り曲げて取付板を構成するようにしてもよい。
本発明の実施の形態に係り、パレット落下防止装置の外観斜視図である。 同じく、パレット落下防止装置の側面を取り外した内部側面図であって、パレット落下防止状態を示す。 同じく、パレット落下防止装置の側面を取り外した内部側面図であって、パレット通過可能状態を示す。 同じく、パレット落下防止装置のカバーを取り外した内部背面図である。 同じく、取付本体の正面図である。 同じく、取付本体の左側面図である。 同じく、取付本体の右側面図である。 同じく、取付本体の上面図である。 昇降式立体駐車装置の概略構成図である。 従来のパレット落下防止装置の斜視図である。 従来のパレット落下防止装置の内部側面図である。
符号の説明
1 パレット落下防止装置
2 取付本体
3 前板
3a 開口部
4,5 側板
6 取付板
6b 凹部
7 パレット受レバー
8 ソレノイド
12 コイルボビン
13 ソレノイド本体
14 保持フレーム

Claims (3)

  1. パレット受レバーを出し入れされる開口部を備える前板と、前記前板に垂設されて対向配置される一対の側板と、前記前板と前記一対の側板に接続されて取付ボルトを取り付けられる取付板とからなる取付本体を備え、前記取付本体内に設けられたソレノイドによって前記パレット受レバーを前記開口部から突出又は退避させるパレット落下防止装置において、
    前記前板と前記一対の側板とが溶接されていることを特徴とするパレット落下防止装置。
  2. 請求項1に記載するパレット落下防止装置において、
    前記前板と前記一対の側板の縦幅と横幅が同一寸法であることを特徴とするパレット落下防止装置。
  3. パレット受レバーの開口部が設けられた前板と、前記前板に垂設されて対向配置される一対の側板と、前記前板と前記一対の側板に垂設されて取付ボルトを取り付けられる取付板とを備える取付本体内に、パレット受レバーが回転可能に保持され、前記パレット受レバーに前記取付本体に内設されるソレノイドのプランジャが接続しており、前記ソレノイドへの通電と非通電を切り替えることにより、前記パレット受レバーに回転力を与え、前記開口部から前記パレット受レバーを突出又は退避させるパレット落下防止装置において、
    前記一対の側板と前記取付板とが磁性材料によって形成され、前記取付板に前記ソレノイドのコイルボビンの一端を挿入する凹部が設けられており、
    前記ソレノイドのコイルに前記コイルボビンの他端側から装着されて前記一対の側板の間に架設されるものであって、磁性材料によって形成された保持フレームを有し、
    前記ソレノイドのコイルが、前記取付板と前記保持フレームとの間で保持されていることを特徴とするパレット落下防止装置。
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