JP2006103767A - 包装容器 - Google Patents

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耕 池田
Yoshinobu Fujimoto
好信 藤本
Hiroshi Furuta
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Abstract

【課題】ICチップとアンテナを、分別回収の必要がないように、かつ安価に包装容器に装着することである。
【解決手段】段ボール箱の上部内周面に貼付される引裂きテープ2を導電性テープとして、情報が記録されたICチップ3を引裂きテープ2に取り付け、導電性テープとした引裂きテープ2をアンテナに利用することにより、ICチップ3とアンテナを、分別回収の必要がないように、かつ安価に包装容器としての段ボール箱に装着できるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、開口用の引裂きテープが取り付けられた包装容器に関する。
袋や箱等の包装容器には、開口用の引裂きテープが取り付けられ、使い捨てにされるものがある。この引裂きテープは、包装容器を製造する過程で、開口される部位の周りに接着や溶着等で取り付けられ、例えば、段ボール箱の場合は、段ボールシートを製造するコルゲートマシンの出口側に設けられたテープ貼付装置で、段ボール箱が開口される部位の内周に相当する位置に、接着で貼付されている(例えば、特許文献1参照)。なお、引裂きテープの素材には、ある程度の引張強度を有する樹脂フィルム等が用いられている。
近年、食品や衣料品等の物品に情報記録媒体としてのICチップを装着して、このICチップに記録される物品に関する情報を、その品質管理や物流管理等に役立てる動きが盛んである。ICチップはアンテナと組み合わせることによって、非接触で情報の読取が可能であり、ICチップとアンテナを樹脂ベース等に埋め込んで一体化したICタグもある。
前記ICチップやICタグは、袋や箱等の物品の包装容器に装着されることも多く、包装容器としての段ボール箱にICチップを装着し、アンテナを段ボールシートの表面に印刷または塗工により形成したものもある(例えば、特許文献2参照)。また、段ボール箱に貼付される引裂きテープにICタグを装着することも提案されている(例えば、特許文献3参照)。
実公平7−48615号公報(第1−2頁、第1図) 特開2002−308257号公報(第2−5頁、第1−6図) 特開2003−81344号公報(第3頁、第1図)
特許文献2に記載されたように、段ボール箱にICチップを装着し、アンテナを段ボールシートの表面に印刷または塗工により形成したものは、使用後の段ボール箱からICチップを分別回収するのに手間がかかり、かつ、アンテナの印刷や塗工にも余分の手間を要する問題がある。
また、特許文献3に記載されたもののように、ICタグを引裂きテープに装着すれば、引裂きテープは箱の開口時に段ボール箱から分離されるので、分別回収の手間がなくなるが、ICチップとアンテナを一体化したICタグは、単体のICチップよりもかなり高価なものとなる問題がある。
そこで、本発明の課題は、ICチップとアンテナを、分別回収の必要がないように、かつ安価に包装容器に装着することである。
上記の課題を解決するために、本発明は、開口用の引裂きテープが設けられた包装容器において、前記引裂きテープを導電性テープとして、情報が記録されたICチップを前記引裂きテープに取り付け、このICチップに記録された情報を、前記導電性テープとした引裂きテープをアンテナにして、非接触で読取り可能とした構成を採用した。
すなわち、引裂きテープを導電性テープとして、情報が記録されたICチップを引裂きテープに取り付け、導電性テープとした引裂きテープをアンテナに利用することにより、ICチップとアンテナを、分別回収の必要がないように、かつ安価に包装容器に装着できるようにした。
前記包装容器は段ボール箱とすることができる。
前記ICチップに記録された情報を、前記段ボール箱用の段ボールシートの製造日時、製造時の温度と湿度、原紙の銘柄、印刷インクの番号の少なくともいずれかを含む製造情報とすることにより、包装容器素材である段ボールシートの品質管理と製造管理に役立てることができる。
この発明の包装容器は、引裂きテープを導電性テープとして、情報が記録されたICチップを引裂きテープに取り付け、導電性テープとした引裂きテープをアンテナに利用するようにしたので、ICチップとアンテナを、分別回収の必要がないように、かつ安価に包装容器に装着することができる。
前記包装容器を段ボール箱とし、前記ICチップに記録された情報を、段ボール箱用の段ボールシートの製造日時、製造時の温度と湿度、原紙の銘柄、印刷インクの番号の少なくともいずれかを含む製造情報とすることにより、包装容器素材である段ボールシートの品質管理と製造管理に役立てることができる。
以下、図面に基づき、この発明の実施形態を説明する。この包装容器は、図1(a)、(b)に示すように、段ボールシート1で形成された段ボール箱であり、開口部となる箱の上部の内周面に導電性テープとした引裂きテープ2が接着で貼付され、引裂きテープ2の裏側の段ボールシート1側にICチップ3が装着されている。内周面に引裂きテープ2が接着された部位と重なる段ボールシート1の位置には、引裂き開始マークとしての切り込み4が入れられている。
前記引裂きテープ2は、導電性物質である鉄粉を含浸させた強化ポリエステル樹脂をフィルムとし、その片面に粘着剤を塗布したものである。また、ICチップ3には、段ボールシート1の製造日時、製造時の温度と湿度、原紙の銘柄、印刷インクの番号を含む製造情報が記録されている。これらの製造情報は、導電性テープとした引裂きテープ2をアンテナとして、段ボールシート1に不良品が生じたとき等に非接触で読み取られ、その品質管理や製造管理に役立てられる。
前記引裂きテープ2は、図2に示すように、段ボールシート1を製造するコルゲートマシンのダブルフェーサ11の出口側に設けられたテープ貼付装置12で、段ボールシート1の走行方向に貼付されている。テープ貼付装置12は、切り替え用に2台設けられている。引裂きテープ2を貼付された段ボールシート1は、その下流側に設けられたスリッタスコアラ13で、折り曲げ用罫線を入れられるとともに、必要に応じて幅切断され、さらにカッタ14で所定の長さに長さ切断される。コルゲートマシンで製造された段ボールシート1は、後工程の印刷ライン等に設けられたダイカッタやロータリカッタにより、図3に示すように、フラップ部5と糊代部6を形成されるとともに、前記引裂き開始マークとしての切り込み4を入れられる。
前記各テープ貼付装置12はテープ供給部15とテープ貼付部16とを備えている。テープ供給部15は、図4に示すように、リール支持板17に設けられた2つのリール18に、引裂きテープ2を巻回したテープロール19を取り付け、一方のリール18から繰り出される引裂きテープ2を、2本のガイドローラ20a、20bを通してテープ貼付部16に送給するものである。リール支持板17はガイドレール21に案内されて、走行する段ボールシート1の幅方向へ移動可能とされ、引裂きテープ2の幅方向での送給位置を調節できるようになっている。
前記テープ貼付部16は、図5(a)、(b)に示すように、テープ供給部15から送給される引裂きテープ2を、2本のガイドローラ22a、22bを通して、タッチローラ23に供給し、その外周に開口するテープ挿入穴23aに引裂きテープ2の先端を挿入して、チャック装置(図示省略)で挟持したものである。タッチローラ23は揺動アーム24に支持されて、シリンダ25で下方に揺動され、引裂きテープ2の先端を段ボールシート1の上面(箱に組み立てられるときの内側面)に押し付けて、段ボールシート1の走行方向に引裂きテープ2を貼付する。この貼付時には、チャック装置による引裂きテープ2先端の挟持が解除される。
また、前記2本のガイドローラ22a、22bの中間には、送給される引裂きテープ2を所定の長さに切断するカッタ装置26が設けられ、その直下に、導電性テープとした引裂きテープ2の接着面側に、予め前記段ボールシート1の製造情報が記録されたICチップ3を供給貼付するチップ供給装置27が設けられている。なお、ガイドローラ22a、22b、揺動アーム24、シリンダ25、カッタ装置26およびチップ供給装置27はローラ支持板28に取り付けられ、ローラ支持板28はガイドレール29に案内されて、走行する段ボールシート1の幅方向へ移動可能とされ、引裂きテープ2の幅方向での貼付位置を調節できるようになっている。
上述した実施形態では、段ボールシートの製造情報を予め記録したICチップを、導電性テープとした引裂きテープと一緒に、包装容器としての段ボール箱に装着したが、ICチップへの製造情報の記録は、段ボール箱への装着後に行なってもよい。また、ICチップに記録する情報は、包装容器の製造情報に限定されることはなく、包装される物品に関する情報としてもよい。
さらに、本発明に係る包装容器は、実施形態の段ボール箱に限定されることはなく、他の種類の箱容器や袋容器等にも採用することができる。
aは包装容器の実施形態としての段ボール箱を示す斜視図、bはaのIb−Ib線に沿った断面図 図1の段ボールシートを製造するコルゲートマシンのダブルフェーサ出口側の部分を示す正面図 図1の段ボール箱の展開図 図2のテープ貼付装置のテープ供給部を示す斜視図 aは図2のテープ貼付装置のテープ貼付部を示す正面図、bはaの斜視図
符号の説明
1 段ボールシート
2 引裂きテープ
3 ICチップ
4 切り込み
5 フラップ部
6 糊代部
11 ダブルフェーサ
12 テープ貼付装置
13 スリッタスコアラ
14 カッタ
15 テープ供給部
16 テープ貼付部
17 リール支持板
18 リール
19 テープロール
20a、20b ガイドローラ
21 ガイドレール
22a、22b ガイドローラ
23 タッチローラ
23a テープ挿入穴
24 揺動アーム
25 シリンダ
26 カッタ装置
27 チップ供給装置
28 ローラ支持板
29 ガイドレール

Claims (3)

  1. 開口用の引裂きテープが設けられた包装容器において、前記引裂きテープを導電性テープとして、情報が記録されたICチップを前記引裂きテープに取り付け、このICチップに記録された情報を、前記導電性テープとした引裂きテープをアンテナにして、非接触で読取り可能としたことを特徴とする包装容器。
  2. 前記包装容器が段ボール箱である請求項1に記載の包装容器。
  3. 前記ICチップに記録された情報を、前記段ボール箱用の段ボールシートの製造日時、製造時の温度と湿度、原紙の銘柄、印刷インクの番号の少なくともいずれかを含む製造情報とした請求項2に記載の包装容器。
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