JP2006102787A - 金型における冷却構造及び冷却方法 - Google Patents

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【課題】金型で成形品を成形するに際して、成形品の厚肉部における凝固遅れを解消することのできる冷却構造及び方法を提案する。
【解決手段】金型9のキャビティ15に進退可能に構成されたスライド部材30と、該スライド部材30を摺動可能に挿入したシリンダ31と、該シリンダ内周部であってスライド部材30の摺動により開閉可能となる位置に開口43a・44aを形成した供給回路43及び排出回路44と、供給回路43に冷却媒体を供給する冷却媒体供給手段34と、排出回路44から冷却媒体を排出する冷却媒体排出手段36とを備え、キャビティ15に溶湯を射出したのち型開きよりも前に、スライド部材30をキャビティ15より後退させて成形品Wに空隙Waを形成し、供給回路43及び排出回路44の開口43a・44aを開放して空隙Waに冷却媒体を供給する。冷却媒体を供給後はエアを導通させて冷却媒体を除去する。
【選択図】図4

Description

本発明は、成形品を成形する金型における冷却方法及びこれを実現する冷却構造に関する。
成形品を成形する金型には、金型や金型内の溶湯を冷却する構造が備えられており、以下のような方法や構造が知られている。
例えば、特許文献1では、金型の一構成要素としての入子の内部に冷却回路を形成して、該冷却回路に冷却媒体を供給することにより、入子を内部から冷却して、金型及び金型に保持されている成形品を間接的に冷却する技術が開示されている
また、例えば、特許文献2では、金型のキャビティから成形品を離型した状態で、金型の外側の噴出ノズルから冷却媒体を金型のキャビティ型面やピン等をめがけて吹き付けて、離型した成形品や型開きされた金型を外表面から冷却する技術が開示されている
また、例えば、特許文献3では、注湯の際にキャビティ内の空気を排出するベントホールを金型に形成し、キャビティに開口する噴出ノズルをベントホールに嵌合し、そして金型のキャビティに溶湯を注入した後に、冷却媒体を噴出ノズルからキャビティの溶湯や成形品等に向けて送給して、キャビティ内の溶湯や成形品に冷却媒体を直接接触させて冷却する技術が開示されている。
また、例えば、特許文献4では、金型の一構成要素としての入子の内部に冷却回路を形成して、金型を開いて成形品を金型から離型する際に、入子内に形成された冷却回路を通じて冷却媒体が成形品に対して放出されるようにして、冷却媒体を成形品に直接接触させて成形品を冷却する技術が開示されている。
特開昭62−238056号公報 特開昭64−53751号公報 特開平2−41761号公報 特開平8−155621号公報
射出成形装置における成形工程では、例えば、図7に示す如く、1ショットが、金型キャビティへの溶湯射出→射出完了→金型の型開き→成形品離型→離型剤塗布→金型の型締め→(溶湯射出に戻る)、からなる。なお、成形品を離型する際に、金型に備えられてキャビティに凹凸を形成するスライドピン(スライドコア)が、成形品から引き抜かれる。
上記成形工程において、射出が完了してから金型の型開きするまでが、金型内で溶湯が凝固し成形品となる成形時間である。上記成形時間において、急激に溶湯の温度が低下して凝固し成形品となる。しかし、成形品に厚肉部位が存在する場合、厚肉部位では他の部位と比較して凝固が遅れる傾向があり、これにより、特に厚肉部位に凝固遅れに起因する引け巣や鋳巣等の不良が発生しやすい。
上記従来技術では、金型を冷却媒体で冷却することにより成形品を間接的に冷却する技術や、成形品に溶湯を直接接触させることにより冷却する技術が示されている。
しかし、単に金型や成形品の表面を冷却したとしても、この厚肉部位における厚肉部の凝固バランスの改善を図ることは困難である。
そこで、本発明では、厚肉部を有する成形品を成形する金型にも有効な冷却構造であって、より速やかにムラなく成形品を凝固させるようにして厚肉部の凝固バランスの改善を図り、厚肉部位に凝固遅れに起因する引け巣や鋳巣等の発生を抑制することを可能とする、金型の冷却構造及び冷却方法を提案する。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、成形品を成形する金型において、金型に形成されるキャビティに進退可能に構成されたスライド部材と、スライド部材をその内周部に摺動可能に挿入したシリンダと、シリンダ内周部であってスライド部材の摺動により開閉可能となる位置に開口を形成した供給回路及び排出回路からなる冷却回路と、供給回路に冷却媒体を供給する冷却媒体供給手段と、排出回路から冷却媒体を排出する冷却媒体排出手段とを備え、キャビティに溶湯を射出したのち型開きよりも前に、スライド部材をキャビティより後退させて成形品に空隙を形成し、供給回路及び排出回路の開口を開放し、成形品の空隙に冷却媒体を供給するものである。
請求項2においては、前記供給回路に冷却媒体供給手段とエア供給手段とを切換可能に接続し、前記排出回路に冷却媒体排出手段とエア排出手段とを切換可能に接続し、冷却回路と成形品の空隙に冷却媒体を供給したのちエアを供給するものである。
請求項3においては、前記冷却回路をシリンダの周壁の壁厚内に形成するものである。
請求項4においては、成形品を成形する金型及び金型に保持された成形品を冷却する冷却方法であって、金型に形成されたキャビティに溶湯を射出したのち金型を型開きするよりも前の段階において、キャビティに進出しているスライド部材をキャビティより後退させて成形品に空隙を形成し、この空隙に冷却媒体を供給するものである。
請求項5においては、成形品の空隙に、冷却媒体を供給したのちエアを供給するものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、キャビティで凝固しつつある成形品に直接冷却媒体を接触させて冷却することができる。また、成形品の厚肉部に凹凸を形成すべくスライド部材を設けることによって、成形品に厚肉部が存在しても厚肉部の凝固遅れの解消を図ることができ、凝固バランスを改善することにより引け巣や鋳巣の発生を抑制することができる。
請求項2においては、冷却回路や成形品の空隙に付着した冷却媒体を除去することができる。
請求項3においては、冷却回路に冷却媒体が導通されることによって、成形品のみならず、シリンダや該シリンダに内挿されたスライド部材をも冷却することができる。
請求項4においては、キャビティで凝固しつつある成形品に直接冷却媒体を接触させて冷却することができる。また、成形品の厚肉部に凹凸を形成すべくスライド部材を設けることによって、成形品に厚肉部が存在しても厚肉部の凝固遅れの解消を図ることができ、凝固バランスを改善することにより引け巣や鋳巣の発生を抑制することができる。
請求項5においては、冷却回路や成形品の空隙に付着した冷却媒体を除去することができる。
次に、発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の一実施例に係る成形装置の構成を示す図、図2は冷却機構の構成を示すブロック図、図3は冷却機構の構造を示す図である。図4は冷却媒体を供給した状態の冷却機構の構造を示す図である。図5は成形工程を説明する図、図6は溶湯射出から型開きまでの制御装置の制御を示す流れ図である。
図7は従来の成形工程を説明する図である。
まず、本発明に係る金型における冷却構造及び冷却方法を採用した成形装置10から説明する。
なお、本実施例においては成形装置10としてプランジャ式射出成形装置を説明のために用いているが、本発明に係る金型における冷却構造及び冷却方法を備える成形装置の形態はこれに限定されるものではなく、金型でキャビティを形成し、スライド部材(スライドピンやスライドコア等)を備える構造のものであればよい。また成形方式にも限定されず、例えば、押出成形装置や射出吸込成形装置等であってもよい。
図1に示す如く、成形装置10は金型9と、金型9を開閉する型開閉装置(図示せず)と、溶融金属等の溶湯を射出する射出装置8とから成る。
金型9は、可動金型11と、固定金型12と、可動金型11の内部に保持された可動側入子14と、固定金型12の内部に保持された固定側入子13とが、備えられる。可動金型11は型開閉装置にて、型締め及び型開きする方向に移動可能とされる。
型締め状態の固定金型12と可動金型11と可動側入子14と固定側入子13とで、キャビティ15が画成され、このキャビティ15に金属等の溶湯が注入されて成形品Wが成形される。
固定金型12には、スライドピンやスライドコア等のスライド部材30及びその駆動手段41(図3等参照)が備えられる。スライド部材30はキャビティ15に対して進退可能に構成される。スライド部材30は、キャビティ15内に突出して成形品Wに凹凸部を形成する。また、金型9から成形品Wを離型する際には、スライド部材30をキャビティ15から後退させた状態で離型させる。
スライド部材30は、固定金型12に嵌設されたシリンダ31に摺動可能に挿入されており、駆動手段41にてシリンダ31内を往復摺動駆動される。なお、駆動手段41は、油圧駆動式、機械駆動式、空気作動式等のいずれの作動方式をも用いることができる。
前記固定金型12には、後端に射出スリーブ17が連結されたスプルブッシュ16が嵌入され、該スプルブッシュ16の先端が、ランナーを介してキャビティ15に連通される。射出スリーブ17には、プランジャチップ18が摺動可能に嵌入され、また、溶湯の注湯口が設けられる。プランジャチップ18は、ロッド19を介して駆動手段(図示せず)に連結されており、プランジャチップ18は射出スリーブ17内を往復摺動駆動される。
成形装置10には、キャビティ15にて凝固する段階にある溶湯(成形品W)を、冷却する冷却機構が備えられる。
前記冷却機構は、図2に示す如く、供給回路43と排出回路44とかならなる冷却回路と、該冷却回路に液体状の冷却媒体を供給する冷却媒体供給手段34と、冷却回路より冷却媒体を排出する冷却媒体排出手段36と、該冷却回路にエアを供給するエア供給手段35と、冷却回路よりエアを排出するエア排出手段37とで構成される。
なお、前記冷却媒体供給手段34と冷却媒体排出手段36とを、一つの循環システム38として構成することもでき、また、前記エア供給手段35とエア排出手段37とを、一つの循環システム39として構成することもできる。
冷却回路は、スライド部材30を挿入したシリンダ31に形成される。冷却回路は供給回路43と排出回路44とから成り、それぞれシリンダ31の周壁の壁厚内に形成される。これにより、冷却回路に冷却媒体が導通されることによって、シリンダ31や該シリンダに内挿されたスライド部材30をも冷却可能としている。
前記供給回路43の一側端部は、供給バルブ32を介して冷却媒体排出手段36またはエア供給手段35と接続される。また、供給回路43の他側端部は、シリンダ内周31aに開口される。
一方、排出回路44の一側端部は、排出バルブ33を介して冷却媒体排出手段36またはエア排出手段37と接続される。また、排出回路44の他側端部は、シリンダ内周31aに開口される。
上記供給回路43及び排出回路44のシリンダ内周31aに形成された開口43a・44aは、スライド部材30がキャビティ15内に突出した状態においてスライド部材30によって閉塞され、且つ、図4に示す如く、シリンダ31にスライド部材30が格納された状態において、スライド部材30の先端部が開口43a・44aを閉塞しない位置に設けられる。そして、シリンダ31内のスライド部材30の位置によって、開口43a・44aの面積を変化させることができる。
なお、冷却媒体は、流量5〜20kg/cm2の高圧にて供給回路43の開口43aから放出される。前記開口43aの面積を変化させることにより、開口43aより放出される冷却媒体の圧力を適宜変化させることができる。また、冷却媒体供給手段34による冷却媒体の流量を変化させることによっても、開口43aより放出される冷却媒体の圧力を適宜変化させることができる。
これにより、供給回路43の開口43aから放出される冷却媒体の放出形態を適宜変化させることができ、冷却媒体が飛散しやすくなり、キャビティ15の冷却性が確保される。
前記供給バルブ32は、供給回路43を冷却媒体供給手段34と接続した状態と、供給回路43をエア供給手段35と接続した状態と、供給回路43を閉じた状態とに切り換えることのできるバルブであり、制御装置40により制御される駆動手段(図示せず)により開閉駆動される。
また、前記排出バルブ33は、排出回路44を冷却媒体排出手段36と接続した状態と、排出回路44をエア排出手段37と接続した状態と、排出回路44を閉じた状態とに切り換えることのできるバルブであり、制御装置40により制御される駆動手段(図示せず)により開閉駆動される。
なお、バルブの駆動手段は、油圧駆動式、機械駆動式、空気作動式等のいずれの作動方式をも用いることができる。
上述の構成の成形装置10における成形工程では、図5に示す如く、1ショットが、溶湯射出→射出完了→スライド部材抜き→冷却→型開き→成形品離型→離型剤塗布→型締め→(溶湯射出に戻る)、からなる。
すなわち、型開きの前にスライド部材30を成形品Wから抜き出し、このスライド部材30を抜き出したことにより成形品Wに形成される空隙Waに、高圧にて冷却媒体を供給して成形品Wを直接冷却する方法を採用していることを特徴としている。
図6に示す流れ図では、溶湯射出から型開きまでの制御装置40の制御の流れを示している。
まず、制御装置40より射出装置8に信号が送信され、射出装置8が駆動される(S101)。射出装置8では、溶湯が注湯口から射出スリーブ17に供給され、プランジャチップ18の移動によって射出スリーブ17に充填された溶湯が一気にキャビティ15に押し出される。
溶湯のキャビティ15への射出が完了すれば(S102)、待機時間の計測が開始される(S103)。待機時間は、キャビティ15内においてスライド部材30近傍の溶湯がスライド部材30を引き抜くことが可能な状態となるまで凝固するために必要な時間であって、成形品Wの形状や材料等に基づいて予め設定される。
待機時間が経過すれば(S104)、続いて、制御装置40よりスライド部材30の駆動手段41に信号が送信され、スライド部材30が駆動される(S105)。
このとき、スライド部材30は成形品Wから抜き出す方向、すなわち、スライド部材30がシリンダ31に後退する方向に駆動される。これによりキャビティ15の中で凝固しつつある成形品Wにはスライド部材30が抜き出されたことによる空隙Waが形成される。
スライド部材30の後退位置は、冷却媒体の設定される放出圧力に応じて決定される。スライド部材30の後退位置を制御することにより開口43aの面積が変化し、これにより、冷却媒体の量や勢いが調整される。
スライド部材30が、所定の後退位置まで移動すれば(S106)、上記冷却機構による冷却が開始される。
まず、制御装置40より供給バルブ32の駆動手段に信号が送信されて供給バルブ32が切換られ、供給回路43と冷却媒体供給手段34とが接続され、また、制御装置40より排出バルブ33の駆動手段に信号が送信されて排出バルブ33が切換られ、排出回路44と冷却媒体排出手段36とが接続される(S107)。そして、供給バルブ32と排出バルブ33が切り換えられると同時に、冷却時間の計測が開始される(S108)。冷却時間は予め設定される。
供給バルブ32と排出バルブ33が切り換えられたことによって、冷却媒体が供給回路43を通じて、シリンダ内周31aに設けられた開口43aより放出される。放出された冷却媒体は、成形品Wに形成された空隙Waに浸入し、成形品Wを直接冷却する。そして、冷却媒体は排出回路44を通じて冷却媒体排出手段36にて排出される。
冷却時間が経過すれば(S109)、制御装置40より供給バルブ32の駆動手段に信号が送信されて供給バルブ32が切換られ、供給回路43とエア供給手段35とが接続され、また、制御装置40より排出バルブ33の駆動手段に信号が送信されて排出バルブ33が切換られ、排出回路44とエア排出手段37とが接続される(S110)。そして、供給バルブ32と排出バルブ33が切り換えられると同時に乾燥時間の計測が開始される(S111)。乾燥時間は予め設定される。
供給バルブ32と排出バルブ33が切り換えられたことによって、エアが供給回路43を通じて、シリンダ内周31aに設けられた開口43aより放出される。放出されたエアによって、成形品Wやシリンダ内周31aや供給回路43や排出回路44に付着した冷却媒体が吹き飛ばされ、排出回路44を通じてエア排出手段37にて排出される。
乾燥時間が経過すれば(S112)、制御装置40より供給バルブ32の駆動手段に信号が送信されて供給バルブ32が閉じられ、制御装置40より排出バルブ33の駆動手段に信号が送信されて排出バルブ33が閉じられる。
そして、制御装置40より型開閉装置に信号が送信され、型開閉装置が駆動される(S114)。これにより、固定金型12と可動金型11とが型開きされ、キャビティ15内の成形品Wが取り出される。
上述の冷却構造及び冷却方法によれば、溶湯がキャビティ15に射出されてから、型開閉装置が駆動され型開きが開始されるまでが成形時間となる。そして、この成形時間の間に、スライド部材30を引き抜いて形成した空隙Waに高圧の冷却媒体を注入することによって、成形品Wが冷却媒体にて直接冷却されることになる。これにより、成形品Wの凝固が促進され、成形品Wの厚肉部の凝固バランスを改善し、鋳巣の発生を抑制することができる。
本発明の一実施例に係る成形装置の構成を示す図。 冷却機構の構成を示すブロック図。 冷却機構の構造を示す図。 冷却媒体を供給した状態の冷却機構の構造を示す図。 成形工程を説明する図。 溶湯射出から型開きまでの制御装置の制御を示す流れ図。 従来の成形工程を説明する図。
符号の説明
9 金型
10 成形装置
11 可動金型
12 固定金型
15 キャビティ
30 スライド部材
31 シリンダ
32 供給バルブ
33 排出バルブ
34 冷却媒体供給手段
35 エア供給手段
36 冷却媒体排出手段
37 エア排出手段
41 駆動手段
43 供給回路(冷却回路)
44 排出回路(冷却回路)

Claims (5)

  1. 成形品を成形する金型において、
    金型に形成されるキャビティに進退可能に構成されたスライド部材と、
    スライド部材をその内周部に摺動可能に挿入したシリンダと、
    シリンダ内周部であってスライド部材の摺動により開閉可能となる位置に開口を形成した供給回路及び排出回路からなる冷却回路と、
    供給回路に冷却媒体を供給する冷却媒体供給手段と、
    排出回路から冷却媒体を排出する冷却媒体排出手段とを備え、
    キャビティに溶湯を射出したのち型開きよりも前に、
    スライド部材をキャビティより後退させて成形品に空隙を形成し、
    供給回路及び排出回路の開口を開放し、
    成形品の空隙に冷却媒体を供給する
    ことを特徴とする金型における冷却構造。
  2. 前記供給回路に冷却媒体供給手段とエア供給手段とを切換可能に接続し、
    前記排出回路に冷却媒体排出手段とエア排出手段とを切換可能に接続し、
    冷却回路と成形品の空隙に冷却媒体を供給したのちエアを供給する、
    請求項1に記載の金型における冷却構造。
  3. 前記冷却回路をシリンダの周壁の壁厚内に形成する、
    請求項1又は請求項2に記載の金型における冷却構造。
  4. 成形品を成形する金型及び金型に保持された成形品を冷却する冷却方法であって、
    金型に形成されたキャビティに溶湯を射出したのち金型を型開きするよりも前の段階において、
    キャビティに進出しているスライド部材をキャビティより後退させて成形品に空隙を形成し、この空隙に冷却媒体を供給する
    ことを特徴とする金型における冷却方法。
  5. 成形品の空隙に、冷却媒体を供給したのちエアを供給する、
    請求項4に記載の金型における冷却方法。
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