JP2006101704A - 魚釣用スピニングリール - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は魚釣用スピニングリールに関し、ラインローラのガタ付きを抑え乍ら、安価なコストでラインローラを支持する軸受の防水,防塵を図った魚釣用スピニングリールを提供することを目的とする。
【解決手段】 ハンドル操作に連動回転するロータの支持アームに取り付く支持部材の支持部に、軸受を介してラインローラを回転可能に支持すると共に、当該ラインローラと上記支持部との間にシール部材を介在させた魚釣用スピニングリールに於て、前記ラインローラと軸受との間に、前記シール部材の保持部を設けたカラーを介在し、当該保持部にシール部材を保持して、シール部材の先端を前記支持部側に摺接させたことを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は魚釣用スピニングリールに関し、詳しくはラインローラのガタ付きを抑え乍ら、安価なコストでラインローラを支持する軸受の防水,防塵を図った魚釣用スピニングリールに関する。
従来周知のように魚釣用スピニングリール(以下、「スピニングリール」という)は、ロータに設けた一対の支持アームの先端に、半環状のベールが一対の支持部材を介して釣糸巻取り位置と釣糸放出位置とに反転自在に取り付けられている。
そして、支持部材の一方に、ハンドル操作に連動回転するロータと共に回転し乍ら、スプールに釣糸を案内するラインローラを備えた釣糸案内装置が設けられており、ベールを釣糸放出位置へ倒して仕掛けを投擲すると、スプールに巻回された釣糸がスパイラル状に繰り出され、また、ハンドルの巻取り操作に伴いベールを釣糸巻取り位置へ反転させると、釣糸がベールからラインローラに案内されて、ロータの回転に連動して前後方向へ往復動するスプールに釣糸が巻回されるようになっている。
而して、従来、ラインローラは、釣糸案内時の抵抗を減らしてスプールへの釣糸の案内性を向上させるため、支持部材の支持部に軸受を介して回転可能に支持されている。
しかし、ラインローラは、水分やゴミ等が多量に付着した釣糸が直接接触する部分であるため、ラインローラの外周はもとより、ラインローラを支持する軸受にも水分やゴミ等が浸入し易く、軸受に水分やゴミ等が浸入してしまうと、錆を誘発したり回転効率が低下して軸受の回転性能に支障を来す虞があった。
そして、軸受の回転性能が低下してしまうと、ラインローラの回転不良を来たして回転異音が発生したり、ラインローラに糸傷が生じて、この糸傷が釣糸に傷を付けて釣糸が切断されてしまう等の虞があった。
そこで、斯かる不具合を解決するため、本出願人は特許文献1に於て、ラインローラを支持する軸受の両側にシール部材を介在させて、軸受の防水,防塵を図ったスピニングリールを開示した。
図7は特許文献1に開示したスピニングリールの要部拡大断面図を示し、図中、1はロータに設けた支持アームの一方の先端に反転自在に取り付くアームレバーで、当該アームレバー1に、ラインスライダー3に突設されたアームレバー1の支持部5がねじ止めされている。
尚、アームレバー1の支持部は、本実施形態の如くラインスライダー3に一体成形されていてもよいし、アームレバー1側に一体成形されていてもよい。
そして、ラインスライダー3に、図示しないベールの一方の基端部が接続されており、ベールの他方の基端部は、他方の支持アームの先端に反転自在に取り付くベールホルダーに接続され、当該ベールホルダーとアームレバー1が、ロータに設けた一対の支持アームの先端にベールを釣糸巻取り位置と釣糸放出位置とに反転自在に取り付ける一対の支持部材を構成している。
また、アームレバー1には、当該アームレバー1と前記ラインスライダー3、そして、軸部5に軸受7,9を介して回転可能に支持されたラインローラ11からなる釣糸案内装置13が設けられており、釣糸の巻取り操作時にベールを釣糸巻取り位置へ反転させると、ベールからラインスライダー3を介してラインローラ11に釣糸が案内されて、当該ラインローラ11の外周面の釣糸案内部15からスプールに釣糸が案内されるようになっている。
そして、このスピニングリールは、上述の如き構成に加え、軸受7,9の防水,防塵を図るため、ラインローラ11の内周面と軸部5との間に装着する軸受7,9を軸方向に分離配置して、軸受7,9の対向端をラインローラ11の内周面に設けた係止部17に夫々当て付けると共に、一方の軸受7の外側端を第1のシール部材19を介して軸部5に設けた係止部21に当て付け、更に、他方の軸受9の外側端を第2のシール部材23を介してアームレバー1の係止部25に当て付けることで、両シール部材19,23の先端をラインローラ11の内周面に接触させ乍ら、軸受7,9と前記係止部21,25の間でシール部材19,23を挟持したものである。
また、図8は特許文献1に開示されたスピニングリールの他の従来構造を示し、このスピニングリールは、ラインローラ11の一端側外周に周溝27を溝加工して、当該周溝27に、先端が軸部5の外周に当接する第1のシール部材29を嵌合させると共に、ラインローラ11の他端側内周に周溝31を溝加工して、当該周溝31に、先端がアームレバー1の係止部25の外周に当接する第2のシール部材33を嵌合させたもので、これらの従来構造によれば、ラインローラ11のガタ付きを抑え乍ら、シール部材19,23,29,33によって軸受7,9の良好な防水,防塵が可能となる。
特開2002−191269号公報
しかし乍ら、図7の如くシール部材19,23を軸部5側に支持して、夫々の先端を外方に位置するラインローラ11の内周面に接触させた従来構造は、シール部材29,33の先端を内方に位置する軸部5や係止部25の外周に当接させた図8の構造に比し、ラインローラ11が1回転するに当たり、シール部材19,23の先端が長い距離を摩擦し乍ら接触するため、回転抵抗によってラインローラ11の回転が重くなってしまう虞があった。
また、ラインローラ11は糸傷の発生を防ぐため硬質材で形成されることが多い。このため、図8の従来例にあっては、ラインローラ11に前記周溝27,31の如き複雑な加工を施すことが難しく、その分コストが高騰してしまい、安価なスピニングリールに組み込むことができない不具合があった。
本発明は斯かる実情に鑑み案出されたもので、ラインローラのガタ付きを抑え乍ら、安価なコストでラインローラを支持する軸受の防水,防塵を図ったスピニングリールを提供することを目的とする。
斯かる目的を達成するため、請求項1に係る発明は、ハンドル操作に連動回転するロータの支持アームに取り付く支持部材の支持部に、軸受を介してラインローラを回転可能に支持すると共に、当該ラインローラと上記支持部との間にシール部材を介在させたスピニングリールに於て、前記ラインローラと軸受との間に、前記シール部材の保持部を設けたカラーを介在し、当該保持部にシール部材を保持して、シール部材の先端を前記支持部側に摺接させたことを特徴とする。
そして、請求項2に係る発明は、請求項1に記載のスピニングリールに於て、カラーは、ラインローラまたは軸受の少なくとも何れか一方に対して、支持部の軸方向への移動が規制されていることを特徴とし、請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2に記載のスピニングリールに於て、ラインローラは、軸受及びカラーを介して、支持部の軸方向への移動が規制されていることを特徴とする。
更に請求項4に係る発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のスピニングリールに於て、カラーは一対の分割カラーからなり、各分割カラーは、ラインローラの両端側から夫々組付可能であることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、シール部材によって軸受への防水,防塵を図るに当たり、軸受とラインローラの間にカラー79を介在させて、当該カラーでシール部材を支持させる構造としたので、ラインローラに複雑な加工を施す必要がなくなり、加工コストを大幅に削除することが可能となる。
而も、シール部材を支持部側に摺接させて軸受への防水,防塵を図ったため、摩擦抵抗が軽減してラインローラの回転がスムーズになる利点を有する。
また、請求項2及び請求項3に係る発明によれば、カラーやラインローラのガタ付きが防止されるため、糸道が安定して糸縒れを軽減することが可能となる。
そして、請求項4に係る発明によれば、カラーをラインローラの両端側から組付可能な一対の分割カラーで構成したので、従来に比し製造工程が簡素化されて組立てが容易となる利点を有する。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は請求項1乃至請求項4の第一実施形態に係るスピニングリールを示し、図中、35はスピニングリール37のリール本体で、リール本体35の前側にフライヤ軸(図示せず)を介してロータ39が回転可能に軸着されており、ロータ39にはこれと一体に一対の支持アーム41がリール本体35の前後方向に形成されている。
そして、一方の支持アーム41の先端に、アームレバー43が釣糸巻取り位置と釣糸放出位置とに反転自在に取り付けられており、図2に示すように当該アームレバー43に、アームレバー43の支持部(軸部)45が一体に突設されたラインスライダー47が当該支持部45を介してねじ止めされている。
尚、図7の従来例と同様、アームレバー43の支持部をアームレバー43側に設けてもよい。
そして、上記ラインスライダー47に、ベール49の一方の基端部が接続されており、ベール49の他方の基端部は、他方の支持アーム41の先端に取り付くベールホルダーに接続されている。
更に、リール本体35にはロータ39と同軸上にスプール51が装着されており、スプール51は、リール本体35にトラバース運動可能に取り付くスプール軸の先端にナットを介して螺着されている。そして、リール本体35の一側部には釣糸巻取用のハンドル53が装着されており、ハンドル53のハンドル軸とロータ39は、図示しない駆動歯車やピニオンからなる周知のギヤ機構を介して連繋され、また、スプール軸は、その後端部に固着した摺動子やトラバースカム軸からなるトラバース機構により、ロータ39の回転に連動してリール本体35の前後方向へ往復動するようになっている。
そして、図2に示すように前記支持部45に軸受55,57を介してラインローラ59が回転可能に支持されており、ベール49を釣糸放出位置へ倒して仕掛けを投擲すると、スプール51に巻回された釣糸がスパイラル状に繰り出される。
また、図1に示すようにリール本体35に一体成形された脚部61の前側基部には、釣糸放出側に位置するアームレバー41を釣糸巻取り位置に反転させるローラ状の反転部材63が回転可能に装着されており、ハンドル53の巻取り操作に伴い、ロータ39と共に回転するアームレバー41が当該反転部材63に衝突して釣糸巻取り位置に反転し、ベール49が釣糸巻取り位置へ反転する。そして、斯様にベール49が釣糸巻取り位置へ反転すると、釣糸がベール49からラインスライダー47を介してラインローラ59に案内されて、ラインローラ59の釣糸案内部65からスプール51に釣糸が案内されるようになっている。
而して、本実施形態は、上述した構成に加え、更にラインローラ59のガタ付きを抑え乍ら、安価なコストでラインローラ59を支持する軸受55,57の防水,防塵を図るため、以下の特徴を有する。
図2乃至図4に示すようにラインローラ59は中空な筒体形状からなり、その外周面の釣糸案内部65は、ラインスライダー47側からアームレバー43側へ順次小径となるテーパ状に形成されている。そして、ラインローラ59の両端周縁部に、釣糸の巻取り操作時に糸道を安定させる周知の環状のガイド部67,69が突設されている。
また、ラインローラ59の内周面71は、図7,図8の如き係止部17や周溝31が形成されない前後方向にストレートな筒状の曲面とされている。
一方、図2及び図3に示すように前記軸受55,57は、支持部45に環装した筒状のスペーサ73を挟んで支持部45の軸方向に分離配置されており、軸受55,57の内輪の対向端がスペーサ73に夫々当接している。そして、軸受55の内輪の外側端が、支持部45の基部に設けた係止部75に当接すると共に、軸受57の内輪の外側端が、支持部45に回止め嵌合されたワッシャ77に当接しており、斯かる構造によって、支持部45の軸方向への軸受55,57の移動が規制されている。
そして、上記軸受55,57と前記ラインローラ59との間に、ナイロンやポリエチレンテフタレート等の樹脂やアルミ等の加工し易い金属で形成された中空な筒状のカラー79が装着されている。
図2乃至図4に示すようにカラー79は、同一形状に形成された一対の筒状の分割カラー81,83で構成されており、両分割カラー81,83の突合せ側端部には、内方へ突出する環状の係止部85,87が形成され、当該係止部85,87に軸受55,57の外輪の対向端が、夫々、係止可能とされている。
一方、分割カラー81,83の他端側外周には、夫々、外方へ突出する環状の係止部89,91が一体に設けられており、各係止部89,91の内側にラインローラ59の両端部が夫々係止可能に構成されている。
そして、図3に示すように分割カラー81,83は、夫々、ラインローラ59の両端側(ガイド部67側とガイド部69側)から内周面71内に組付可能で、図2の如く両分割カラー81,83の突合せ側端部を突き合わせて形成されるカラー79は、前記係止部89,91を除くその外形形状がラインローラ59の内周面71と略同一径とされている。そして、斯様に分割カラー81,83を突き合わせて形成されたカラー79の係止部89,91間にラインローラ59が挟持されて、支持部45の軸方向へのラインローラ59の移動が規制されている。
また、図2の如く分割カラー81,83や軸受55,57,スペーサ73,ワッシャ77等をラインローラ59内に組み込んだ際に、突き合わせた係止部85,87の幅は前記スペーサー73と同一幅に設定されると共に、軸受55,57はカラー79の両端よりやや内方へ収まるように分割カラー81,83と軸受55,57の寸法が設定されている。
そして、図2乃至図4に示すように分割カラー81,83の係止部89,91には、夫々、内側周縁部に沿って段部93,95が設けられており、各段部93,95にゴム製の同一形状のシール部材97,99が夫々取り付けられている。
図4に示すようにシール部材97,99は皿状に形成され、中央に支持部45の挿通孔101,103が設けられている。そして、後述するようにシール部材97,99を図1の如く組み込むと、挿通孔101,103の周縁部105,107が、夫々、係止部75とワッシャ77の外周に摺接するようになっている。
また、シール部材97,99の外周縁部には、先端に前記段部93,95に係止可能な係止片109,111が内方へ突設された短寸な筒状部113,115が支持部45に沿って一体に設けられており、係止片109,111は段部93,95に比し支持部45の軸方向へ肉厚とされている。そして、図3に示すように前記係止部89,91に筒状部113,115を被せて段部93,95に係止片109,111を係止すると、シール部材97,99がラインローラ59の両端部に沿って接触し、前記周縁部105,107が分割カラー81,83の中心方向へ突出するようになっている。
そして、既述したように分割カラー81,83はラインローラ59の両端側から内周面71内に組付可能であるが、本実施形態はラインスライダー47へのラインローラ59の取付けに当たり、所謂「部組み」が可能で、図3に示すように一方の分割カラー81内に軸受55を組み込んで、係止部89にシール部材97の筒状部113を被せて段部93に係止片109を係止すると、分割カラー81と軸受55,シール部材97が部組みされてユニット化され、同様に他方の分割カラー83内に軸受57を組み込んで、係止部91に筒状部115を被せて段部95に係止片111を係止すると、分割カラー83と軸受57,シール部材99が部組みされてユニット化される。
この後、斯様にユニット化された分割カラー81,83をラインローラ59の両端側から内周面71内に組み込んで突合せ側端部を突き合わせると、図2に示すようにシール部材97,99の係止片109,111が、夫々、ラインローラ59の端部と係止部89,91とで挟持されて当該部位の防水,防塵を図ることとなる。
本実施形態はこのように構成されているから、上述したようにラインローラ59の取付けに当たり、図3に示すように分割カラー81内に軸受55を組み込んで、係止部89にシール部材97の筒状部113を被せ、段部93に係止片109を係止して分割カラー81と軸受55,シール部材97をユニット化すると共に、分割カラー83内に軸受57を組み込んで、係止部91にフランジ部115を被せ、段部95に係止片111を係止して分割カラー83と軸受57,シール部材99をユニット化した後、ユニット化された分割カラー81,83をラインローラ59の両端側から内周面71内に組み込んで突合せ側端部を突き合わせればよい。
次いで、上述の如くラインローラ59に取り付く軸受55,57内にラインスライダー47の支持部45を挿通させて、図2の如く支持部45をアームレバー43にねじ止めすれば、ラインローラ59と係止部89,91とで係止片109,111が挟持されて、シール部材97,99が、当該部位からラインローラ59内部への防水,防塵を図ると共に、シール部材97,99の周縁部105,107が、夫々、係止部75とワッシャ77の外周に摺接して軸受55,57への防水,防塵を図ることとなる。
また、軸受55,57の内輪の対向端が夫々スペーサ73に当接し、軸受55,57の内輪の外側端が夫々係止部75,ワッシャ77に当接することで、支持部45の軸方向への軸受55,57の移動が規制されると共に、両軸受55,57によって係止部85,87が挟持されることで、支持部45の軸方向へのカラー79の移動が規制され、更にカラー79の係止部89,91間にラインローラ59が挟持されることで、支持部45の軸方向へのラインローラ59の移動が規制される。
このように本実施形態は、シール部材97,99によって軸受55,57への防水,防塵を図るに当たり、軸受55,57とラインローラ59の間にカラー79を介在させて、当該カラー79でシール部材97,99を支持させる構造としたので、図8の従来例の如くラインローラ59に複雑な加工を施す必要がなくなり、加工コストを大幅に削除することが可能となった。
また、シール部材97,99の周縁部105,107を係止部75の外周とワッシャ77の外周に摺接させて軸受55,57への防水,防塵を図ったため、図7の従来例に比し摩擦抵抗が軽減されてラインローラ59の回転がスムーズになる利点を有する。
而も、本実施形態によれば、支持部45の軸方向へのラインローラ59やカラー79,軸受55,57のガタ付きが防止されるため、糸道が安定して糸縒れを軽減することが可能となる。
更にまた、既述したように本実施形態は、カラー79をラインローラ59の両端側から内周面71内に組付可能な一対の分割カラー81,83で構成して、ラインローラ59の取付けに当たり、各分割カラー81,83に、夫々、軸受55,57とシール部材97,99を部組みしてユニット化できるように構成したので、従来に比し製造工程が簡素化されて組立てが容易となる利点を有する。
加えて、分割カラー81,83の寸法及び形状を略同一とすることで、共通部品として共用することができるので、成型コストや部品保管時のコストを大幅に軽減できる。
図5は請求項1乃至請求項4の第二実施形態に係るスピニングリールに装着したラインローラの取付構造の要部断面図を示し、本実施形態は、シール部材による軸受への防水,防塵を図るに当たり、前記カラー79と略同一形状からなるカラー79-1を用いたもので、図示するようにカラー79-1は一対の分割カラー81-1,83-1で構成されている。
そして、両分割カラー81-1,83-1の突合せ側端部に、凹部117,119を対向して設け、両凹部117,119で区画形成される収納室内にO−リング121を装着して軸受55,57への防水,防塵を図ると共に、分割カラー81-1,83-1の他端側外周に突設した環状の係止部89-1,91-1の中央外周に、シール部材97,99の係止片109,111を嵌合させる凹部123,125を設けたもので、図1の実施形態と同様、シール部材97,99の周縁部105,107が、係止部75とワッシャ77の外周に夫々摺接している。
尚、その他の構成は上記第一実施形態と同様であるため、同一のものには同一符号を付してそれらの説明は省略するが、第一実施形態と同様、本実施形態に於ても、ラインローラ59の取付けに当たり、各分割カラー81-1,83-1に、軸受55,57とシール部材97,99を部組みしてユニット化が可能となっている。
本実施形態はこのように構成されており、前記第一実施形態と同様、本実施形態によっても所期の目的を達成することが可能で、ラインローラ59,カラー79-1,軸受55,57のガタ付きを抑え乍ら、安価なコストでラインローラ59を支持する軸受55,57の防水,防塵が可能である。
図6は請求項1乃至請求項3の一実施形態に係るスピニングリールに装着したラインローラの取付構造の要部断面図を示し、以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明するが、図1の実施形態と同一のものには同一符号を付してそれらの説明は省略する。
図中、127は軸受55,57とラインローラ59の間に介在されたカラーで、当該カラー127は外形が同一径の1つの筒状体からなり、両端側近傍の外周に、夫々、シール部材97-1,99-1の係止片109,111が嵌合する凹部129,131が設けられている。
尚、本実施形態のシール部材97-1,99-1は既述したシール部材97,99に比し径方向が小径である点を除き、シール部材97,99と同一構造で、図示するように凹部129,131に係止片109,111が嵌合することで、シール部材97-1,99-1がラインローラ59の両端部に夫々当接して、当該部位からのラインローラ59内部への防水,防塵を図ると共に、シール部材97-1,99-1の周縁部105,107が係止部75とワッシャ77の外周に夫々摺接して、軸受55,57への防水,防塵を図るように構成されている。
そして、カラー127の内周面には、軸受55,57の外輪の対向端が係止する係止部133が設けられており、当該係止部133と係止部75,ワッシャ77によって軸受55,57のガタ付きが防止されると共に、斯様に係止部133に軸受55,57が前後方向から当接することでカラー127のガタ付きが防止され、更に凹部129,131に嵌合するシール部材97-1,99-1によってラインローラ59の支持部45の軸方向への移動が規制されている。
このように本実施形態も、シール部材97-1,99-1によって軸受55,57への防水,防塵を図るに当たり、軸受55,57とラインローラ59の間にカラー127を介在させて、当該カラー127でシール部材97-1,99-1を支持する構造としたので、図8の従来例の如くラインローラ59に複雑な加工を施す必要がなくなり、加工コストを大幅に削除することが可能となる。
また、シール部材97-1,99-1の周縁部105,107を係止部75の外周とワッシャ77の外周に摺接させて軸受55,57への防水,防塵を図ったため、図7の従来例に比し摩擦抵抗が軽減されてラインローラ59の回転がスムーズになる利点を有する。
そして、本実施形態によっても、支持部45の軸方向へのラインローラ59やカラー127,軸受55,57の移動が規制されるため、糸道が安定して糸縒れを軽減することが可能となる。
請求項1乃至請求項4の第一実施形態に係るスピニングリールの正面図である。 図1のスピニングリールに装着したラインローラの取付構造の要部断面図である。 ラインローラの取付構造の要部分解断面図である。 ラインローラとカラー,軸受,シール部材の分解断面図である。 請求項1乃至請求項4の第二実施形態に係るスピニングリールに装着したラインローラの取付構造の要部断面図である。 請求項1乃至請求項3の一実施形態に係るスピニングリールに装着したラインローラの取付構造の要部断面図である。 従来のスピニングリールに装着したラインローラの取付構造の要部断面図である。 従来のスピニングリールに装着したラインローラの他の取付構造の要部断面図である。
符号の説明
35 リール本体
37 スピニングリール
39 ロータ
41 支持アーム
43 アームレバー
45 支持部
47 ラインスライダー
49 ベール
51 スプール
53 ハンドル
55,57 軸受
59 ラインローラ
65 釣糸案内部
71 内周面
75,85,87,89,91,133 係止部
77 ワッシャ
79,79-1,127 カラー
81,81-1,83,83-1 分割カラー
93,95 段部
97,97-1,99,99-1 シール部材
101,103 挿通孔
105,107 周縁部
109,111 係止片
113,115 フランジ部
117,119,123,125,129,131 凹部
121 O−リング

Claims (4)

  1. ハンドル操作に連動回転するロータの支持アームに取り付く支持部材の支持部に、軸受を介してラインローラを回転可能に支持すると共に、当該ラインローラと上記支持部との間にシール部材を介在させた魚釣用スピニングリールに於て、
    前記ラインローラと軸受との間に、前記シール部材の保持部を設けたカラーを介在し、当該保持部にシール部材を保持して、シール部材の先端を前記支持部側に摺接させたことを特徴とする魚釣用スピニングリール。
  2. カラーは、ラインローラまたは軸受の少なくとも何れか一方に対して、支持部の軸方向への移動が規制されていることを特徴とする請求項1に記載の魚釣用スピニングリール。
  3. ラインローラは、軸受及びカラーを介して、支持部の軸方向への移動が規制されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の魚釣用スピニングリール。
  4. カラーは一対の分割カラーからなり、各分割カラーは、ラインローラの両端側から夫々組付可能であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の魚釣用スピニングリール。
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