JP2006101417A - 報知機能付き電子装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 電源を切る前のマナーモードのオン/オフ設定状態を忘れてしまったとしても、電源を入れた際に、着信音により周囲の者に迷惑が掛からないようにする。
【解決手段】
マナーキーの押下により着信音を鳴らさないようにするマナーモードの設定が可能な携帯電話端末であり、ステップS1にて電源キー押下によりOSの起動が開始した時、その電源キーの押下と略々同時にマナーキーの押下がなされたならば(ステップS3にてYesのとき)、ステップS6の待ち受けモードへの移行に先立ち、ステップS4にてマナーモードをオンに設定する。
【選択図】 図3
【解決手段】
マナーキーの押下により着信音を鳴らさないようにするマナーモードの設定が可能な携帯電話端末であり、ステップS1にて電源キー押下によりOSの起動が開始した時、その電源キーの押下と略々同時にマナーキーの押下がなされたならば(ステップS3にてYesのとき)、ステップS6の待ち受けモードへの移行に先立ち、ステップS4にてマナーモードをオンに設定する。
【選択図】 図3
Description
本発明は、例えば携帯電話端末の着信音のような報知を行う機能とその報知機能をオン/オフ設定する機能とを備えた電子機器に関する。
近年、携帯電話端末は広く普及しており、誰もが常に携帯している状況にある。
また、携帯電話端末は、通話のみならず電子メールの送受信のように、各ユーザ間のコミュニケーションに欠かせないものとなりつつあり、その使用頻度は益々高まる傾向にある。
さらに、携帯電話端末は、通話エリア内であれば何時いかなる場所でも通話やメール送受信が可能であるため、例えば緊急な要件を伝える場合などに非常に有用であり、各ユーザにとって無くてはならない重要な機器となっている。
また従来より、携帯電話端末は、いわゆるマナーモードの設定が可能となされている。このマナーモードは、着信があっても着信報知用の音(着信音)が出ないようにするためのモードであり、一般的には、例えば電車の乗車中や仕事中のように、着信音が鳴り響くことで周囲に迷惑を掛けることを避けたい環境で当該携帯電話端末を使用する際にオン設定されるモードである。
なお、当該マナーモードの設定は、携帯電話端末の電源が切られても保存される。
また従来より、携帯電話端末は、マナーモードがオンに設定されている時の着信をユーザに報知するための設定として、着信LED(Light Emitting Diode)を点滅させたり、バイブレータを振動させたりする設定も可能となっている。例えば着信LEDの点滅のみにて着信を報知するような設定(着信音もバイブレータも使用しない設定)は、特に、サイレントモードとも呼ばれている。
また一般に、マナーモードの設定がオンとなされている場合、着信待ち受け時の携帯電話端末のディスプレイ画面(いわゆる着信待ち受け画面)上には、当該マナーモードのオン設定を表すアイコンが表示される。
したがって、ユーザは、当該着信待ち受け画面上のアイコンの有無等を確認することにより、マナーモードの設定が現在どのようになされているのかを知ることができる。
その他、特開2004−64562号の公開特許公報(特許文献1)には、発信側端末から着信側端末への発信時に、着信側端末における着信の通知方式を指定可能な情報を発信し、着信側端末においてユーザがマナーモードへの設定をし忘れているような場合であっても着信音が鳴らないようにできる技術が開示されている。
ところで、例えば携帯電話端末の電源を切った後に、マナーモードの設定をどのようにしたのかを忘れてしまったような場合、ユーザは、電源キーを押して当該携帯電話端末を起動させ、ディスプレイ画面上に着信待ち受け画面が表示されるのを待ち、その着信待ち受け画面上でマナーモードの設定状態を確認(例えばマナーモードのアイコンの有無等を確認)するまでは、マナーモードの設定がどのようになされていたのかを知ることができない。
このため、例えばマナーモードの設定がオフの状態で携帯電話端末の電源が切られ、その後、ユーザがマナーモードの設定を忘れてしまっている状態で当該携帯電話端末の電源を入れたような場合において、直ぐに着信があったりすると、着信音が周囲に鳴り響くことになる。
特に、電源を入れた後の携帯電話端末は、携帯電話ネットワークに接続して位置登録を行うと共に、電源が切られていた間に自端末宛てに送られてサーバに蓄積されている電子メール等がある場合にはその電子メール等を受け取ることになり、このため、上述のように電源を入れた直後に着信を受けるという状況が発生し易い。
したがって、当該携帯電話端末の電源を入れた時の周囲の環境が、例えば、電車の乗車中や仕事中のように無闇に音を出すべきでない環境であった場合、当該着信音により周囲へ迷惑を掛けてしまうことになる。
本発明は、このような実情に鑑みて提案されたものであり、携帯電話端末の着信音のような報知機能と携帯電話端末のマナーモードオン/オフ設定のような報知オン/オフ設定機能とを備えた電子機器において、電源を切る前の報知オン/オフ設定状態が如何なる設定になされていたとしても、電源を入れた際に、報知機能の動作により周囲の者に迷惑を掛けてしまわない設定にすることを可能とする、報知機能付き電子機器を提供することを目的とする。
本発明の報知機能付き電子装置は、使用者へ所定の報知を行うための報知手段と、報知機能をオン/オフ設定する設定手段と、使用者からの指示が入力される操作入力手段と、操作入力手段から電源の立ち上げの指示入力信号が出力されるのと略々同時に、操作入力手段から使用者の所定の操作による指示入力信号が供給されたとき、設定手段を制御して報知機能をオフ設定させた状態で、当該装置を起動させる制御手段とを有することにより、上述した課題を解決する。
すなわち、本発明によれば、電源の立ち上げと略々同時に所定の操作がなされたとき、報知機能をオフ設定させた状態で当該装置を起動させるため、起動前に報知機能がどのように設定されているかによらず、起動時には必ず報知機能をオフにすることができる。
本発明によれば、電源の立ち上げと略々同時に所定の操作がなされたとき、報知機能をオフ設定させた状態で当該装置を起動させることにより、例えば携帯電話端末の着信音のような報知機能と携帯電話端末のマナーモードオン/オフ設定のような報知オン/オフ設定機能とを備えた電子機器において、電源を切る前の報知オン/オフ設定状態が如何なる設定になされていたとしても、電源を入れた際に、報知機能の動作により周囲の者に迷惑を掛けてしまわない設定にすることが可能である。
以下、図面を参照しながら、本発明の報知機能付き電子機器の一実施形態について説明する。
なお、本実施形態では、本発明の報知機能付き電子機器の一例として携帯電話端末を挙げているが、勿論、ここで説明する内容はあくまで一例であり、本発明はこの例に限定されないことは言うまでもない。
〔携帯電話端末の概略的な外観構成〕
図1には、本発明実施形態の携帯電話端末の外観を示す。
図1には、本発明実施形態の携帯電話端末の外観を示す。
なお、図1は、本発明実施形態の携帯電話端末を正面側から観た概略外観図を示している。
本実施の形態の携帯電話端末は、例えば第1の筐体1と第2の筐体2を有し、ヒンジ部(連結手段)6を介して第1の筐体1と第2の筐体2が折り重なるように二つ折り可能になされた、いわゆる折り畳み式の携帯電話端末であり、図1は当該携帯電話端末を開いた状態を示している。
すなわち本実施形態の携帯電話端末は、第1の筐体1と第2の筐体がヒンジ部6により連結され、そのヒンジ部6を介して各筐体間の位置関係を変更可能となされた端末である。
図1に示すように、第1の筐体1には、例えば液晶デバイスにより構成されたメインディスプレイ3や受話用のスピーカ5等が備えられている。
なお、図示は省略するが、第1の筐体1の背面側には、液晶デバイスにより構成されたサブディスプレイや、カメラ部、当該カメラ部にて撮影を行う際の撮影補助光を発光する撮影補助ライト用LED等が備えられている。
一方、第2の筐体2には、携帯電話端末の主要な回路構成が内蔵されている。
この第2の筐体2の上面(折り畳んだ際に第1の筐体1のメインディスプレイ3面と対向する面)には、電話番号や文字等を入力するためのキーボタンであるテンキー(12キー)4や、発話キー10、クリアキー、終話/電源キー9、マナーモードのオン/オフ設定に用いられるマナーキー11、メモキー12などの各キー、ジョグダイアル部8等からなる操作部と、送話用のマイクロホン7等が設けられている。
なお、携帯電話端末が通常備えているその他の構成の図示及びその説明については省略する。
〔携帯電話端末の概略的な内部構成〕
図2には、本実施形態の携帯電話端末の概略的な内部構成を示す。
図2には、本実施形態の携帯電話端末の概略的な内部構成を示す。
アンテナ22は、例えば内蔵アンテナであり通話やパケット通信のための信号電波の送受信を行う。通信回路23は、送受信信号の周波数変換、変調と復調等を行う。
なお、パケット通信により送受信されるデータは、画像データや電子メール、プログラムデータ、その他の各種データである。
受信された通話音声のデータは、データラインを介して制御部21へ送られる。制御部21は、CPU(中央処理装置)からなり、通話音声データを復号化し、その復号化後の音声データをデータラインを介してスピーカ29へ送る。
スピーカ29は、前述した受話用のスピーカ5やリンガ(着信音)用のスピーカに相当し、ディジタル/アナログ変換器と増幅器を含み、通話音声やリンガ音のデータをディジタル/アナログ変換及び増幅した後、出力する。これにより、通話音声やリンガ音が得られることになる。
マイクロホン30は、送話用のマイクロホン7に相当し、アナログ/ディジタル変換器と増幅器を含む。
このマイクロホン30を介して入力された通話音声信号は、増幅器により所定のレベルに増幅された後、アナログ/ディジタル変換器によりディジタル音声データに変換され、データラインを介して上記制御部21へ送られて符号化された後、通信回路23へ送られる。
カメラ部31は、光学レンズや撮像素子等からなり、制御部21による制御の元で静止画や動画の撮影を行う。
表示制御部26は、第1の筐体1のディスプレイ3やサブディスプレイである表示部25の表示を制御する。
操作部27は、上記第2の筐体2に設けられているテンキー4や、発話キー10、クリアキー、終話/電源キー9、マナーキー11、メモキー12などの各キー、ジョグダイアル部8等と、それら各キー等の操作に応じた操作信号を発生する操作信号発生部を有している。
バイブレータ32は、例えばモータの回転軸に対して偏芯した位置に錘を備えており、制御部21による制御の元、当該モータの回転により振動を発生する。
タイマ28は、年月日時等の情報を発生する時計機能や、所定時間周期を計測する機能、ユーザ所望の時刻や周期を設定する機能を備えている。
LED部33は、着信LEDやカメラ撮影時の補助ライト用LED、表示部25のバックライト用LED、各キーの照明用LEDと、各LEDの駆動回路とからなる。
バッテリ35は、例えば着脱可能な二次電池であり、パワーマネージメントIC34は、バッテリ35からの電力を各部へ供給する。
メモリ24は、ROM(Read Only Memory)と、RAM(Random Access Memory)を含む。
ROMは、OS(Operating System)、制御部21が各部を制御するための制御プログラムや各種の初期設定値、フォントデータ、辞書データ、本実施形態の後述するマナーモードの設定制御等を行うためのプログラムコード、電子メールの作成や編集等を行うためのアプリケーション用のプログラムコード、画像に対して様々な処理を行うためのアプリケーション用プログラムコード、その他、携帯電話端末に搭載される各種のアプリケーション用のプログラムコード、当該携帯電話端末の識別情報(ID)などを記憶している。このROMは、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)のような書き換え可能なROMを含み、電子メールデータ、ユーザにより設定される電話帳や電子メールアドレス、カメラ部311により撮影された写真画像データ、ダウンロードされた写真データや着信音データ、文字データや予測変換の候補単語の登録データや予測変換の学習データ、本実施形態の後述するマナーモード等の各種のモード設定値、その他、各種のユーザ設定値等を保存することも可能となされている。
RAMは、制御部21が各種のデータ処理を行う際の作業領域として、随時データを格納する。
制御部21は、上述した通話音声データの符号化や復号化の他、発着信の制御や、着信時の報知制御の他、制御ラインを介して当該携帯電話端末の各構成要素の制御、各種の演算処理を行う。特に、本実施形態の場合、制御部21は、マナーモードの設定状態に応じて、着信音の出力や着信LEDの発光、バイブレータの動作を制御する。
その他、図2には図示を省略しているが、本実施形態の携帯電話端末は、音楽の録音や再生、動画像の録画や再生を行うための記録再生部、ブラウザ機能、外部ケーブル用コネクタ、外部リモートコントローラの接続コネクタ、携帯電話端末の現在位置を検出するための測位デバイスであるGPS(Global Positioning System)通信部とそのアンテナなどを備えている。
〔電源投入時におけるマナーモード遷移動作〕
ここで、本実施形態の携帯電話端末は、電源を入れる際に、ユーザによるマナーキー11の押下操作と終話/電源キー9の押下操作が同時間内に行われた場合には、電源が切られる前のマナーモードが何れに設定されていたかによらず、必ずマナーモードがオンの設定状態で起動し、その後に、着信待ち受け状態に移行する機能を備えている。
ここで、本実施形態の携帯電話端末は、電源を入れる際に、ユーザによるマナーキー11の押下操作と終話/電源キー9の押下操作が同時間内に行われた場合には、電源が切られる前のマナーモードが何れに設定されていたかによらず、必ずマナーモードがオンの設定状態で起動し、その後に、着信待ち受け状態に移行する機能を備えている。
図3には、本実施形態の携帯電話端末において、電源を入れる際に、ユーザがマナーキー11を押しながら終話/電源キー9(以下、単に電源キー9とする)を押した場合の制御部21の動作の流れを示す。
この図3に示すフローチャートにおいて、携帯電話端末は、電源が切られている状態の時は、常に電源キー9の状態を電気的に検出しており、電源キー9が押下されて所定の電気的状態になると、ステップS1のように、OSが起動するようになされている。
ステップS1にて電源キー9の押下操作によりOSが起動して制御部21が動作を開始すると、当該制御部21は、先ず、ステップS2として、操作部27のキー操作を検出可能な状態に移行する。
そして、制御部21は、ステップS3として、電源キー9の押下操作とマナーキー11の押下操作が同時間内に行われたか否か、すなわち例えば、電源キー9の押下操作が継続されている状態(いわゆる長押し)でマナーキー11が押下操作されたか否か、或いは、マナーキー11の押下操作がなされている状態で電源キー9が押下操作されたか否かを判断する。
このステップS3の判断処理において、制御部21は、電源キー9の押下操作とマナーキー11の押下操作が同時間内に行われたと判断した場合にはステップS4へ処理を進め、そうでない場合にはステップS5へ処理を進める。
ステップS4の処理に進むと、制御部21は、電源が切られる前のマナーモードが何れに設定されていたかによらず、必ずマナーモードがオン状態になるように設定を行った後、当該携帯電話端末の状態をステップS5にて着信待ち受けモードへ移行させる。
なお、このときのマナーモードは、サイレントモードであることが望ましいが、必ずしもそれには限定されず、バイブレータ32については振動させる設定であっても良い。
一方、ステップS5の処理に進んだ場合、制御部21は、電源が切られる前にマナーモードが何れに設定されていたかを判定し、マナーモードがオンに設定されていた場合には、ステップS4にて、当該携帯電話端末の状態を既に設定済みとなっているマナーモードオンの状態に移行させ、一方、マナーモードがオフに設定されていた場合には、ステップS6にて当該携帯電話端末の状態をそのまま着信待ち受けモードに移行させる。
以上説明したように、本実施形態の携帯電話端末においては、電源を入れる際に、ユーザがマナーキー11の押下操作と電源キー9の押下操作を同時間内に行った場合には、電源が切られる前のマナーモードが何れに設定されていたかによらず、必ずマナーモードがオンの設定状態で起動し、その後に、着信待ち受け状態に移行するようになされているため、当該携帯電話端末の電源を入れた後に着信があった場合に、着信音が鳴り響いてしまうような状況の発生を防止することができる。
すなわち本実施形態によれば、電源投入時に、マナーキー11の押下操作と電源キー9の押下操作が同時間内に行われた場合、着信待ち受け状態になる前、言い換えると着信が可能な状態になる前に、マナーモードがオンに設定されるため、携帯電話端末への電源投入後に着信があっても、着信音により周囲に迷惑を掛けてしまうような事態になることはない。
なお、上述の説明では、マナーキー11の押下操作と電源キー9の押下操作が同時間内に行われた場合に必ずマナーモードのオン設定がなされる例を挙げたが、例えば、電源を入れる際に、マナーキー11のいわゆる長押しのみにより、電源投入とマナーモードオンへの移行を行うような設定であっても良い。
但し、マナーキー11の長押しにより、携帯電話端末の電源が切れるような設定にまですることは、内部構成の大幅な変更を伴うため好ましくない。
〔マナーキーと電源キーの同時間内押下操作による他の動作例〕
本実施形態の携帯電話端末は、上記マナーキー11の押下操作と電源キー9の押下操作が同時間内に行われた場合、携帯電話システム上に設置されている着信管理サーバに自動的にアクセスし、その着信管理サーバ内に自端末宛ての電子メール着信や自端末宛ての発呼についての着信履歴が残っているかどうかを調査し、着信管理サーバに着信履歴が残っていたときにはその着信履歴を取得してディスプレイ等に表示することでユーザに通知した後、着信待ち受けモードに移行するか、若しくは、電源を切るような機能を備えていても良い。
本実施形態の携帯電話端末は、上記マナーキー11の押下操作と電源キー9の押下操作が同時間内に行われた場合、携帯電話システム上に設置されている着信管理サーバに自動的にアクセスし、その着信管理サーバ内に自端末宛ての電子メール着信や自端末宛ての発呼についての着信履歴が残っているかどうかを調査し、着信管理サーバに着信履歴が残っていたときにはその着信履歴を取得してディスプレイ等に表示することでユーザに通知した後、着信待ち受けモードに移行するか、若しくは、電源を切るような機能を備えていても良い。
図4には、マナーキー11と電源キー9の同時間内押下操作に応じて着信管理サーバにアクセスし、着信履歴の調査を行う際の、制御部21の動作の流れを示す。なお、当該図4のフローチャートは、前述の図3のフローチャートのステップS4の直後に行われる処理である。
この図4に示すフローチャートにおいて、制御部21は、図3のステップS4の処理の後、ステップS11の処理として、携帯電話システム上に設けられている着信管理サーバへアクセスし、次いでステップS12の処理として、その着信管理サーバ内に自端末宛ての着信履歴が残っているか調査を行う。
そして、制御部21は、ステップS13の判断処理として、着信履歴が残っていると判断した時にはステップS14へ処理を進め、残っていないと判断した時にはステップS15へ処理を進める。
ステップS14の処理に進むと、制御部21は、着信管理サーバから自端末宛ての着信履歴の情報を取得し、表示部25のディスプレイ上にその履歴を表示させることでユーザに着信があったことを通知する。
一方、ステップS15の処理に進むと、上記制御部21は、着信履歴無しのメッセージを表示部25のディスプレイ上に表示させることでユーザに着信が無かったことを通知する。
次に、制御部21は、ステップS16へ処理を進め、タイマ28からの時間情報を元に、上記マナーキー11と電源キー9の同時間内押下操作が行われてから所定時間内に、例えば電源キー9の押下操作等の所定の操作がユーザによりなされたか否か判断する。
そして、所定時間内に所定の操作が行われたと判断した場合、制御部21は、ステップS17の処理として、パワーマネージメントIC34を制御して当該携帯電話端末の電源をオフにさせる。
一方、ステップS16にて、所定時間内に所定の操作が行われなかったと判断した場合、制御部21は、この図4のフローチャートの処理を終了し、図3のステップS6へ処理を進めて着信待ち受けモードへ移行する。
なお、この例では、図4のフローチャートの処理が図3のステップS6の前に行われるとして説明したが、図3のステップS6の処理内、或いは図3のステップS6の処理後に、当該図4のフローチャートの処理を行うようにしても良い。
以上説明したように、本実施形態の携帯電話端末においては、ユーザがマナーキー11の押下操作と電源キー9の押下操作を同時間内に行った場合には、マナーモードがオンの状態で着信管理サーバから着信履歴を取得するようになされているため、着信音によって周囲に迷惑を掛けることなく、電源が切られていた間の着信履歴をユーザに通知することができる。
〔着信履歴を取得するための他の動作例〕
本実施形態の携帯電話端末は、マナーキー11の押下操作や電源キー9の押下操作を必要とせず、携帯電話システム上に設置されている着信管理サーバに自動的にアクセスして自端末宛て着信履歴の調査を行う機能を備えていても良い。
本実施形態の携帯電話端末は、マナーキー11の押下操作や電源キー9の押下操作を必要とせず、携帯電話システム上に設置されている着信管理サーバに自動的にアクセスして自端末宛て着信履歴の調査を行う機能を備えていても良い。
図5には、マナーキー9と電源キー11の同時間内押下操作を必要とせずに、着信管理サーバにアクセスして着信履歴の調査を行う際の、制御部21の動作の流れを示す。
この例の場合の携帯電話端末は、電源が切られている状態であってもタイマ28は動作しており、ステップS21のように、当該タイマ28にて設定された時間或いは周期が検出されている。
そして、設定時間になったとき、本実施形態の携帯電話端末は、ステップS22のように、自動的に電源が投入され、マナーモードで起動する。
次に、制御部21は、ステップS23の処理として、着信管理サーバへアクセスし、さらにステップS24の処理として、その着信管理サーバ内に自端末宛ての着信履歴が残っているか調査を行う。
そして、制御部21は、ステップS25の判断処理として、着信履歴が残っていると判断した時にはステップS26へ処理を進め、残っていないと判断した時にはステップS27へ処理を進める。
ステップS26の処理に進むと、制御部21は、着信管理サーバから自端末宛ての着信履歴の情報を取得し、表示部25の例えばサブディスプレイ上に履歴が有ったことを表すアイコン(着信マーク)を表示させることでユーザに着信があったことを通知する。なお、この表示の際、サブディスプレイのバックライト用LEDは必ずしも点灯させる必要はない。
すなわちバックライト用LEDを点灯させないことで、バッテリ35の消耗を少なくし、電源投入後の待ち受け可能な日数を延ばすことが可能となる。
その後、ステップS27の処理に進むと、制御部21は、パワーマネージメントIC34を制御して当該携帯電話端末の電源をオフにさせる。
以上説明したように、本実施形態の携帯電話端末においては、設定時間若しくは設定周期で自動的にマナーモードで起動し、その状態で着信管理サーバから着信履歴を取得するようになされているため、着信音によって周囲に迷惑を掛けることなく、電源が切られていた間の着信履歴を自動的にユーザに通知することができる。
なお、上述した各実施形態の説明は、本発明の一例である。このため、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることはもちろんである。
本発明は、携帯電話端末に限定されず、報知機能とその報知機能をオン/オフ設定する機能とを備えた様々な電子機器に適用可能である。
1 第1の筐体、2 第2の筐体、3 メインディスプレイ、4 テンキー、5,29 スピーカ、6 ヒンジ部、7,30 マイクロホン、8 ジョグダイアル部、9 終話/電源キー、10 発話キー、11 マナーキー、12 メモキー、21 制御部、22 アンテナ、23 通信回路、24 メモリ、25 表示部、26 表示制御部、27 操作部、28 タイマ、31 カメラ部、32 バイブレータ、33 LED部、34 パワーマネージメントIC、35 バッテリ
Claims (7)
- 使用者へ所定の報知を行うための報知手段と、
上記報知手段の機能をオン/オフ設定する設定手段と、
使用者からの指示が入力される操作入力手段と、
上記操作入力手段から電源の立ち上げの指示入力信号が出力されるのと略々同時に、上記操作入力手段から使用者の所定の操作による指示入力信号が供給されたとき、上記設定手段を制御して上記報知手段の機能をオフ設定させた状態で、当該装置を起動させる制御手段とを有する
ことを特徴とする報知機能付き電子装置。 - 請求項1記載の報知機能付き電子装置であって、
上記報知手段は、所定の報知形態とそれ以外の報知形態の複数の報知形態により使用者への報知を行う機能を有し、
上記制御手段は、 上記操作入力手段から電源の立ち上げの指示入力信号が出力されるのと略々同時に、上記操作入力手段から使用者の所定の操作による指示入力信号が供給されたとき、上記設定手段を制御して上記所定の報知形態による報知機能をオフ設定させた状態で、当該装置を起動させる
ことを特徴とする報知機能付き電子装置。 - 請求項2記載の報知機能付き電子装置であって、
上記所定の報知形態は、報知音を出力する報知形態である
ことを特徴とする報知機能付き電子装置。 - 請求項1記載の報知機能付き電子装置であって、
所定の情報を提供するサーバと少なくとも通信するための通信手段と、
情報を表示する画面を備えた表示手段とを有し、
上記制御手段は、上記報知手段の機能をオフ設定させた状態で当該装置を起動させた後、上記通信手段を介して上記サーバにアクセスして上記所定の情報の有無を調査し、上記所定の情報が有るときには当該情報を上記サーバから取得し、その情報を上記表示手段の画面上に表示させる
ことを特徴とする報知機能付き電子装置。 - 請求項4記載の報知機能付き電子装置であって、
時間を計測する時間計測手段を有し、
上記制御手段は、上記報知手段の機能をオフ設定させた状態で当該装置を起動させた後、上記時間計測手段が計測する所定時間内に、上記操作入力手段から使用者の他の所定操作による指示入力信号が供給されたとき、当該装置の電源を切る
ことを特徴とする報知機能付き電子装置。 - 請求項1記載の報知機能付き電子装置であって、
携帯電話システムに接続するための通信手段と、
少なくとも通話のための通話手段とを有する
ことを特徴とする報知機能付き電子装置。 - 使用者へ所定の報知を行うための報知手段と、
上記報知手段の機能をオン/オフ設定する設定手段と、
時間を計測する時間計測手段と、
所定の情報を提供するサーバと少なくとも通信するための通信手段と、
情報を表示する画面を備えた表示手段と、
上記時間計測手段が計測する所定時間若しくは所定周期毎に、上記報知手段の機能をオフ設定させた状態で当該装置を起動させた後、上記通信手段を介して上記サーバにアクセスして上記所定の情報の有無を調査し、上記所定の情報が有るときには当該情報を上記サーバから取得し、その情報を上記表示手段の画面上に表示させた後、当該装置の電源を切る制御手段とを有する
ことを特徴とする報知機能付き電子装置。
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