JP2006101331A - 表示部の供給電流制御機能を有した携帯型端末 - Google Patents

表示部の供給電流制御機能を有した携帯型端末 Download PDF

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Abstract

【課題】 検出した向きに従い表示部への供給電流量を制御する。
【解決手段】 携帯電話の制御部7はLCD表示部4の供給電流制御機能を有する。携帯電話は、LCD表示部4の表示面を含む所定の面を有する筐体と、該筐体の所定の面の垂直方向の向きを検出するための5軸センサ5とを備える。制御部7は、5軸センサ5の検出の出力16を入力して、出力16に基づいて所定の面が下を向いているか否かを判断し、当該判断の結果に基づいてLCD表示部4に対する供給電流レベルを段階的に変更する。例えば、所定の面が下を向いていると判断した場合には、バックライト制御部3を介してバックライトを消灯し、その後にLCD表示部4に対する電流供給を断つようにする。
【選択図】 図1

Description

この発明は表示部の供給電流制御機能を有した携帯型端末に関し、特に、向きに従い表示部の供給電流を制御する機能を有した携帯型端末に関する。
携帯電話機などの携帯型端末は、携帯性を生かすために内蔵するバッテリで駆動用の電源が供給されるため、消費電力量の低減が要求されていた。消費電力量の低減方法は従来から各種提案されてきており、中でも画面表示用のライトにかかる消費電力量を低減するための技術が例えば特許文献1〜4により提案されている。
特許文献1では、ユーザは通話中は表示部の表示を見ないという想定のもとに本体筐体の傾きが略水平であり、かつ通話中であるときは表示部に電源を供給して、通話に伴う制御情報を表示部に表示しているときに本体の傾きが略水平方向から略垂直方向に変化したときは表示部へ電源を断つように制御することによって消費電力量を低減している。
また、特許文献2では、利用者が操作し終えてリモートコントローラをテーブルなどに置くと、リモートコントローラ内部の振動センサが振動を検出しなくなり、一定時間以上振動を検出しない場合には利用者によるリモートコントローラの操作が終了したと判断してディスプレイおよびそのバックライトを消灯することが記載されている。
また、特許文献3には、電子機器について検出される傾きと該電子機器にユーザの視線方向が向けられているかの検知結果とに基づき、バックライトのON/OFFを制御する機能が提案されている。
また、特許文献4では、人体が筐体に接触していることを検知する接触センサと、人が表示部に向いていることを検知する顔向けセンサとを用いて、これらセンサ出力の基づき、表示部を含む現在使用されていない不要部分への電源供給を切断または低減する機能が提案されている。
特開平7−307776号公報 特開平10−304480号公報 特開平9−120323号公報 特開2004−46386号公報
携帯電話などの携帯機器は、通常、表示画面が下向き(地面に相対する向き)となるように置かれた状態では、例えば表示画面がテーブルの表面に接するようにして携帯機器が置かれたときは、ユーザは表示画面を見ることはないので、表示画面のライトを消灯しても差し支えない。このように、ユーザが表示部を見ることができないような向きとなったときには表示部の消灯をすることで消費電力量を低減できると考えられる。
しかしながら、従来は、特許文献1〜4に示されるように、本体の傾き、本体の振動、本体への接触、および本体に視線が向けられているかを検出して、検出結果に基づき表示部の点灯制御をするものはあったけれども、筐体の向きを検出して、表示画面のライトの点灯を制御するものは提案されていなかった。
それゆえにこの発明の目的は、検出した向きに従い表示部への供給電流量を制御できる機能を有した携帯型端末を提供することである。
この発明のある局面に従うと、表示部の供給電流制御機能を有した携帯型端末は、表示部と、表示部の表示面を含む所定の面を有する筐体と、筐体の所定の面の垂直方向の向きを検出する向き検出手段と、向き検出手段の検出出力に基づいて所定の面が下を向いているか否かを判断し、当該判断の結果に基づいて表示部に対する供給電流レベルを変更する制御手段とを備える。
好ましくは、制御手段は、所定の面が下を向いていると判断した場合には、段階的に、表示部に対する供給電流レベルを変更する。
好ましくは、表示部はバックライトを有する表示部であり、制御手段は、所定の面が下を向いていると判断した場合には、バックライトを消灯し、その後に表示部に対する電流供給を断つ。
好ましくは、向き検出手段は、垂直方向の磁気成分を検出する垂直方向磁気検出手段を含み、制御手段は、垂直方向磁気検出手段の検出値に基づいて、所定の面が下を向いているか否かを判断する。
好ましくは、筐体が動いたか否かを検出する移動検出手段をさらに備えて、制御手段は、移動検出手段により筐体が動いたと検出されたことに応じて、所定の面が下を向いているか否かを判断する。
好ましくは、移動検出手段は、筐体に対して所定の方向について加えられた加速度を検出する加速度検出手段であり、制御手段は、加速度検出手段の加速度の検出値に基づいて、筐体が動いたか否かを判断する。
好ましくは、移動検出手段は、所定の方向の磁気成分を検出する所定の磁気検出手段と、所定の磁気検出手段の検出値を記憶する検出値記憶手段とを含み、制御手段は、或る時点での所定の磁気検出手段の検出値と検出値記憶手段に記憶されたそれ以前の検出値とを比較し、当該比較結果に基づいて、筐体が動いたか否かを判断する。
好ましくは、所定の面を有する筐体を第1の筐体とし、第1の筐体とは異なる第2の筐体と、第1の筐体と前記第2の筐体とを接続するヒンジ部と、第1筐体と第2の筐体が所定の面を介在させるようにして、ヒンジ部介して折り畳まれた状態にあるか否かを検出する折り畳み検出手段とをさらに備えて、制御手段は、折り畳み検出手段による検出出力と、向き検出手段の検出出力とに基づきに、表示部に対する供給電流レベルを変更する。
好ましくは、制御手段の機能は任意に有効または無効に切換えられる。
本発明によれば、表示部の表示面を有する筐体の所定の面の向きを検出して、検出した向きを判断し、その結果に基づいて表示部に対する供給電流レベルを変更することができる。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照し説明する。ここでは、携帯型端末として携帯型電話機を例示しているがこれに限定されず、表示部を有する筐体を備える端末であれば同様に適用することができる。
図1(A)と(B)には、本実施の形態に係る携帯型電話機(以下、携帯電話という)の機能ブロック構成が示される。図2(A)と(B)には本実施の形態に係る5軸センサの構成が示される。図3と図4(A)〜(C)には、携帯電話の下向きとなる状態の一例が示される。図5と図6には本実施の形態に係る携帯電話の外観が示される。図7と図8には、本実施の形態に係る処理フローチャートが示される。
図1(A)を参照して携帯電話は、通信のためのアンテナ1および無線通信制御部2、バックライト制御部3によりバックライトの点灯が制御されるLCD(Liquid Crystal Display)表示部4、5軸センサ5、記憶部6、制御部7、テンキーおよび各種ボタンを備えてユーザ操作による情報を入力するための操作入力部8、バッテリなどの電源部9、磁場を検出する1つまたは複数のセンサを有するヒンジセンサ10、通話のためのマイク18およびスピーカ17、および撮影のためのカメラ19を備える。制御部7は他の各部を制御・監視するためにCPU(Central Processing Unit)11、各種のプログラムおよびデータを格納するためのROM(Read only Memory)12およびRAM(Random Access Memory)13を有する。ROM12には後述する図1(B)のテーブル14、しきい値データHD、および前回加速度データASが予め格納される。しきい値データHDはヒンジセンサ10の出力レベルと比較照合される。前回加速度データASは携帯電話に加えられる重力加速度の変化を検出するために参照される。
携帯電話は図5に示すように、主に、第1の筐体22と第2の筐体24から構成される。ここでは2つの筐体を有するとしているが、1つの筐体のみを有してもよいし、3個に分かれた筐体を有してもよい。
第1の筐体22には、突出部28が取付けられている。突出部28には、ヒンジ部23が、当該突出部28の左右両端と接続されるように、仮想の軸A1を回転軸として回動可能に、取付けられている。ヒンジ部23には、第2の筐体24が、当該ヒンジ部23に対して仮想の軸A2を回転軸として回動可能に、取付けられている。ヒンジ部23は第2の筐体24を軸A2で回動させるためのヒンジと第2の筐体24を軸A1で回転させて折り畳むためのヒンジを備える。各ヒンジは、同じ仕組みを有しており、回動させるためのヒンジに関しては、ヒンジ部23と筐体24との境界の筐体24側に磁石を有し、ヒンジ部23側に該磁石が接している状態であるかを検出する(磁場を検出する)センサを有する。折り畳むためのヒンジに関しては、後述のスピーカ17付近とマイク孔18A付近とにおいて、一方には磁石が設けられて、他方には該磁石にかかる磁場を検出するためのセンサが設けられる。磁場を検出するこれらセンサはヒンジセンサ10を構成する。
この2つのセンサの検出結果に基づき、CPU11は、図5の状態であるか、筐体が折り畳まれた状態(図6参照)か、図5の状態において軸A2で筐体24が回動している状態であるか、図6の状態で筐体24が回動している状態であるかを検知する。
第1の筐体22には、その主面に、ユーザが電話番号や文字や記号などの情報の入力、および各種機能の起動/停止の指示入力のための入力ボタン群8Aおよび機能ボタン群8Bが設けられ、さらに、マイク18に音声を入力するための第1のマイク孔18A、および、第2のマイク孔18Bが設けられている。また、第1の筐体22の側面には、カメラ19のシャッタボタン8Cが設けられている。操作入力部8は入力ボタン群8A、機能ボタン群8Bおよびシャッタボタン8Cを含む。
第2の筐体24には、その主面に、LCD表示部4の表示画面4Aおよびスピーカ17を備える。
図6には、携帯電話の、図5に示される状態から、ヒンジ部23が軸A1に沿って回動されることにより、折り畳まれて、第2の筐体24と第1の筐体22との主面同士が対向し当接している状態が示される。図3には図6の筐体が開かれた状態を筐体の長手方向の側面からの概観が模式的に示される。
図2(A)を参照して、5軸センサ5は表示画面4Aを有する第2の筐体24に内蔵されている。5軸センサ5は、携帯電話の第2の筐体24を地面と水平になるように置いたときに、その水平面内において直交する2つの軸(X軸とY軸)とこの2つの軸それぞれに直交し、かつ地面に垂直のZ軸を想定したとき、X軸、Y軸およびZ軸のそれぞれの方向についての地磁気成分を検出するための磁気センサ52と、X軸およびY軸のそれぞれの方向についての重力加速度成分を検出するための加速度センサ51とを含む。加速度センサ51は出力16として電圧信号(mV)であるX軸方向の重力加速度成分信号XV1とY軸方向の重力加速度成分信号YV1とを出力16として導出する。磁気センサ52は、X軸、Y軸およびZ軸のそれぞれについての電圧信号(mV)である地磁気成分を地磁気成分信号XV2、YV2およびZV2として出力16を導出する。加速度センサ51と磁気センサ52は選択的に一方が能動化される。つまり、両者は制御部7のCPU11が出力する選択指示信号15を入力し、入力した選択指示信号15が加速度センサ51の選択を示すときには加速度センサ51が検出動作して出力16を導出し、選択指示信号15が磁気センサ52の選択を示すときには、磁気センサ52が検出動作して出力16を導出する。
携帯電話では、上述のように5軸センサ5は、表示画面4Aが設けられた第2の筐体24に内蔵されており、第2の筐体24の主面および当該主面の裏面に沿う面内に、X軸およびY軸が定義されており、当該主面およびその裏面に対して垂直な方向に、Z軸が定義されている。
本実施の形態に係る携帯電話では、LCD表示部4の表示画面4Aのバックライトが、第2の筐体24の向きに応じて、バックライト制御部3を介して点灯が制御される。「第2の筐体24の向きに応じて」とは、具体的には、第2の筐体24の表示画面4Aが設けられているのと同一面(上記した主面。以下、「表示面」と呼ぶ)が図3の実線矢印方向が示す下を向いているか否かに応じて、ということを意味する。表示面が上を向いているとは図3の破線矢印が示す方向に表示面が向いていることを示す。なお、表示面が下を向いているとは、磁気センサ52のZ軸方向(図2(B)参照)についての地磁気成分信号ZV2に基づいて決定される。
図4(A)〜(C)に、図3の一点鎖線の矢印ARの方向から見た場合の概観が模式的に示される。これら示される状態において地磁気成分信号ZV2と第2の筐体24の状態との関係を示す。
図4(A)には、地磁気成分信号ZV2が175°に相当のレベルを示すときの第2の筐体24の向きが示されて、図4(B)には、地磁気成分信号ZV2が180°に相当のレベルを示すときの第2の筐体24の向きが示される。図4(C)は、地磁気成分信号ZV2が185°に相当のレベルを示すときの第2の筐体24の向きを示す。なお、図4(A)〜図4(C)において、破線Lは、地面に対して垂直の方向を示し、直線A3は、第2の筐体24のZ軸方向を示し、また、図4(B)は、破線Lと直線A3とが重なっている状態を示している。そして、本実施の形態では、上記したような「表示面が下を向いている」状態とは、磁気センサ52の地磁気成分信号ZV2が175°〜185°の範囲に相当の信号レベルを導出している状態をいう。なお、「表示面が下を向いている」状態のときは175°〜185°の範囲としているが、これは一例であり、他の範囲であってもよい。
このような地磁気成分信号ZV2の信号レベルと向きの対応関係は予め実験などにより特定してテーブル14に登録されている。テーブル14には図1(B)に示されるように磁気センサ52の出力する地磁気成分信号ZV2の複数の信号レベル範囲それぞれと対応する向きのデータ140が格納されている。
次に図7と図8のフローチャートを参照して、本実施の形態によるLCD表示部4のライトの点灯制御について説明する。図7と図8のフローチャートに従うプログラムは予めROM12に格納されて、CPU11がROM12から該プログラムの命令を読出して実行することにより、図7または図8の処理が実行される。図7のフローチャートに従うプログラムは、ここでは所定間隔で周期的に実行されると想定する。
本実施の形態では、図7のフローチャートに従う処理により、携帯電話に対して何らかの加速度が加えられた(筐体の傾きが変わった)ことが検出されると、すなわち、加速度センサ51の出力16に基づく加速度データとROM12に格納されている前回検出した加速度データASとの比較結果に基づき、CPU11が加えられている加速度の変化を検出すると、図5に示されるLCD点灯制御の処理ルーチンが起動される。図5の処理ルーチンでは、磁気センサ52の地磁気成分信号ZV2のレベルに基づき、テーブル14を検索して該レベルに対応の向きデータ140を読出す。CPU11は読出された向きデータ140に基づき、携帯電話の向き、すなわちLCD表示部4の表示画面4Aが下向きであるか否かを判別する。そして、その判別結果に基づき、LCD表示部4に係るバックライト制御部3を介して、LCD表示部4のバックライトの点灯制御を行なう。
図7を参照して、まず、CPU11は加速度センサ51を選択するための選択指示信号15を5軸センサ5に出力するので、加速度センサ51が起動する(ステップT(以下、Tと略す)1)。そして、CPU11は、起動している加速度センサ51から出力される加速度成分信号XV1およびYV1からなる出力16を入力し(T2)、出力16を携帯電話の第2の筐体24に対して与えられた加速度のデータに変換して、変換して得られた加速度データと予めROM12に記憶している前回検出の加速度データASとを比較し、比較結果に基づき差異が生じているか否か、すなわち第2の筐体24に加速度が与えられたか否か(すなわち第2の筐体24が動いたか否か)を判定する(T3)。
T3の判定結果が、変位が生じていないことを示す場合には、第2の筐体24に加速度が与えられていない、すなわち動いていないと判定されて(T3でNO)、処理は終了するが、変位が生じている、すなわち第2の筐体24に加速度が与えられて動いていると判定されると(T3でYES)、CPU11は、今回検出された加速度データを用いてROM12の加速度データASを更新し、図5のLCD点灯制御のルーチンを起動する(T4)。
図8のLCD点灯制御ルーチンを起動すると、まずCPU11は一時変数である制御のフラグFを0に初期設定する(ステップS(以下、Sと略す)1)。フラグFは携帯電話の状態が図6の折り畳まれた状態(以下、閉じた状態という)であるか否かを指示するフラグである。ここでは、フラグFが0を示すときは、筐体は閉じた状態であり、1を示すときはそうでない状態(以下、開いた状態という)であるとする。
次にCPU11はヒンジセンサ10の出力を入力して、ヒンジセンサ10の出力値と、ROM12に格納されている閉じた状態のヒンジセンサ10の出力の値域を示すしきい値データHDとを比較し、比較結果に基づき筐体が開いた状態であるか否かを判定する(S5)。閉じた状態であれば(S5でNO)、後述のS19の処理に移行してバックライトを消灯する。これにより、図6のように閉じた状態では表示画面4Aを見ることはできないのでバックライトは消灯するように制御する。これにより、LCD表示部4に供給される電流量を削減して消費電力を低減する。
一方、開いた状態であれば、CPU11はフラグFを1に設定する(S7)。
このとき、CPU11はユーザによりLCD表示部4のバックライトの自動消灯機能が設定されているか否かを判定する(S9)。自動消灯機能は機能ボタン群8Bを所定操作することによりユーザが任意に設定する、すなわち該機能を有効にするかを任意に設定することができる。自動消灯機能が設定されていないときには(無効にされているときは)(S9でNO)、後述のS25の処理に移行する。
一方、ユーザにより自動消灯機能の設定がされていれば(S9でYES)、CPU11は選択指示信号15を磁気センサ52に対して出力する(S11)。その後、CPU11は磁気センサ52の出力16を入力し(S13)、入力した出力16が示すZ軸方向の地磁気成分データZV2に基づきテーブル14を検索して、対応する向きデータ140を読出し、読出した向きデータ140に基づき携帯電話の第2の筐体24に係る表示面が下向き状態であるか否かを判定する(S15、S17)。
下向きでないと判定すると(S17でNO)、CPU11はバックライト制御部3のLCD表示部4への出力信号に基づきLCD表示部4のバックライトが点灯していないかを判定する(S25)。点灯していないと判定すると(S25でYES)、CPU11はバックライト制御部3に指示し、LCD表示部4のバックライトを点灯するように制御する(S27)。その後、図7の処理に戻る。一方、点灯していれば(S25でNO)、LCD点灯制御のルーチンを終了して図7の処理に戻る。このように、動きが検出されて表示面が上向きとなった場合にはバックライトは点灯するように制御される。
このように開いた状態のときにLCDの自動消灯機能が設定されないときは、表示面の向きにかかわらずバックライトは点灯する状態となるように制御される。また、開いた状態のときにLCDの自動消灯機能が設定されるときは、表示面が下向きでなければバックライトは点灯する状態となるように制御される。
S17に戻り、テーブル14から読出した向きデータ140に基づき携帯電話の第2の筐体24に係る表示面が下向き状態であると判定すると(S17でYES)、CPU11はバックライト制御部3のLCD表示部4への出力信号に基づきのバックライトが消灯していないかを判定する(S19)。消灯していないと判定すると(S19でYES)、CPU11はバックライト制御部3にバックライトを消灯するよう指示するので、バックライト制御部3はLCD表示部4のバックライトを消灯し(S21)、図5のルーチンを終了し、図7の処理に戻る。一方、バックライトが消灯していれば(S19でNO)、図8のルーチンを終了し、図7の処理に戻る。
このように、自動消灯機能が設定されたとき携帯電話が表示面を下向きに置かれた場合には、ユーザが表示画面4Aを見ていないことがほとんどと考えられるので、その場合にはLCD表示部4のバックライトを消灯するよう制御する。これによりLCD表示部4に供給される電流量を低減して携帯電話にかかる消費電力を削減することができる。
なお、図7の処理ルーチンは周期的に繰り返し実行されるとしているが、加速度センサ51の出力16に基づく加速度データと前回の加速度データASとの比較結果に従い加速度が加えられた、すなわち動いたと検出されたことを割込みとして受付けて、該割込みに対応するルーチンとして図8の処理が起動されるようにしてもよい。
ここでは、表示面が下向きである場合には、LCD表示部4のバックライトを消灯するのみにしていたけれども、次のようにしてもよい。つまり、開いた状態で自動消灯機能が設定されるとき、下向きと検出されたときは、最初の期間(例えば、10秒間)はバックライトのみを消灯し、その後下向きのままであれば、LCD表示部4への電流供給を断つようにするなど、段階的にLCD表示部4への供給電流レベルを切換えるようにしてもよい。このように下向きと検出されても下とは違う向きに変更される可能性がある最初の期間は、下向きとは違う向きになったときに速やかにLCD表示部4への供給電流を回復できるようにバックライトのみをOFFにし、最初の期間を過ぎてもなお下向きであるときはLCD表示部4への電流供給を断つことで消費電力を低減できる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
(A)と(B)はこの発明の実施の形態に係る携帯電話のブロック構成図である。 (A)と(B)はこの発明の実施の形態に係る5軸センサの説明図である。 この発明の実施の形態に係る携帯電話の向きを説明する図である。 (A)〜(C)はこの発明の実施の形態に係る携帯電話の向きを説明する図である。 この発明の実施の形態に係る携帯電話の外観図である。 この発明の実施の形態に係る携帯電話の外観図である。 この発明の実施の形態に係るメインのフローチャートである。 この発明の実施の形態に係るLCD点灯制御のフローチャートである。
符号の説明
3 バックライト制御部、4 LCD表示部、4A 表示画面、5 5軸センサ、7 制御部、10 ヒンジセンサ、14 テーブル、15 選択指示信号、16 出力、AS 前回の加速度データ、HD しきい値データ。

Claims (9)

  1. 表示部と、
    前記表示部の表示面を含む所定の面を有する筐体と、
    前記筐体の前記所定の面の垂直方向の向きを検出する向き検出手段と、
    前記向き検出手段の検出出力に基づいて前記所定の面が下を向いているか否かを判断し、当該判断の結果に基づいて前記表示部に対する供給電流レベルを変更する制御手段とを備える、表示部の供給電流制御機能を有した携帯型端末。
  2. 前記制御手段は、前記所定の面が下を向いていると判断した場合には、段階的に、前記表示部に対する供給電流レベルを変更する、請求項1に記載の表示部の供給電流制御機能を有した携帯型端末。
  3. 前記表示部はバックライトを有する表示部であり、
    前記制御手段は、前記所定の面が下を向いていると判断した場合には、前記バックライトを消灯し、その後に前記表示部に対する電流供給を断つことを特徴とする、請求項2に記載の表示部の供給電流制御機能を有した携帯型端末。
  4. 前記向き検出手段は、垂直方向の磁気成分を検出する垂直方向磁気検出手段を含み、
    前記制御手段は、前記垂直方向磁気検出手段の検出値に基づいて、前記所定の面が下を向いているか否かを判断する、請求項1に記載の表示部の供給電流制御機能を有した携帯型端末。
  5. 前記筐体が動いたか否かを検出する移動検出手段をさらに備えて、
    前記制御手段は、前記移動検出手段により前記筐体が動いたと検出されたことに応じて、前記所定の面が下を向いているか否かを判断することを特徴とする、請求項1に記載の表示部の供給電流制御機能を有した携帯型端末。
  6. 前記移動検出手段は、前記筐体に対して所定の方向について加えられた加速度を検出する加速度検出手段であり、
    前記制御手段は、前記加速度検出手段の加速度の検出値に基づいて、前記筐体が動いたか否かを判断することを特徴とする、請求項5に記載の表示部の供給電流制御機能を有した携帯型端末。
  7. 前記移動検出手段は、所定の方向の磁気成分を検出する所定の磁気検出手段と、前記所定の磁気検出手段の検出値を記憶する検出値記憶手段とを含み、
    前記制御手段は、或る時点での前記所定の磁気検出手段の検出値と前記検出値記憶手段に記憶されたそれ以前の前記検出値とを比較し、当該比較結果に基づいて、前記筐体が動いたか否かを判断する、請求項6に記載の表示部の供給電流制御機能を有した携帯型端末。
  8. 前記所定の面を有する筐体を第1の筐体とし、前記第1の筐体とは異なる第2の筐体と、前記第1の筐体と前記第2の筐体とを接続するヒンジ部と、
    前記第1筐体と前記第2の筐体が前記所定の面を介在させるようにして、前記ヒンジ部介して折り畳まれた状態にあるか否かを検出する折り畳み検出手段とをさらに備えて、
    前記制御手段は、前記折り畳み検出手段による検出出力と、前記向き検出手段の検出出力とに基づきに、前記表示部に対する供給電流レベルを変更することを特徴とする、請求項1に記載の表示部の供給電流制御機能を有した携帯型端末。
  9. 前記制御手段の機能は任意に有効または無効に切換えられることを特徴とする、請求項1に記載の表示部の供給電流制御機能を有した携帯型端末。
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