JP2006098904A - 画像形成装置 - Google Patents

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JP2006098904A JP2004286673A JP2004286673A JP2006098904A JP 2006098904 A JP2006098904 A JP 2006098904A JP 2004286673 A JP2004286673 A JP 2004286673A JP 2004286673 A JP2004286673 A JP 2004286673A JP 2006098904 A JP2006098904 A JP 2006098904A
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Masataka Yagi
昌隆 八木
Hiroshi Ibaraki
博 茨木
Shoichi Yoshikawa
彰一 吉川
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Konica Minolta Business Technologies Inc
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Abstract

【課題】 中間転写ベルトをベルトクリーナにて清掃するときに、ベルトクリーナの周辺に付着しているトナーが、飛散することを防止して、内部の汚れを防止する画像形成装置を提供すること。
【解決手段】 この画像形成装置は、ベルトクリーナ10よりも中間転写ベルト7の回転方向の上流側に、上記中間転写ベルト7の外周面に接触しないように対向して配置されるエア遮断部材13を備える。そして、このエア遮断部材13により、上記ベルトクリーナ10へのエアの流れ込みを遮断して、上記ベルトクリーナ10の周辺に付着しているトナーの飛散を防止する。
【選択図】 図2

Description

この発明は、例えば、プリンタ、複写機またはファクシミリ等の画像形成装置に関し、詳しくは、像担持体を清掃する清掃手段を備えた画像形成装置に関する。
従来の画像形成装置は、図4に示すように、外周面に現像剤を保持する回転自在な像担持体101と、上記像担持体101に接近または離隔する清掃手段102とを備えている(特開2004−198551号公報:特許文献1参照)。
上記清掃手段102は、上記像担持体101の上記外周面に接触して、上記像担持体101が一方向(矢印方向)に回転した状態で、上記像担持体101の上記外周面を清掃する。
具体的に述べると、上記清掃手段102は、上記像担持体101側に開口する開口部103aを有するハウジング103と、このハウジング103の開口部103aに取り付けられると共に、上記像担持体101の上記外周面に接触して上記像担持体101の上記外周面に付着する上記現像剤を掻き取る当接部材104とを有する。
しかしながら、上記従来の画像形成装置では、上記像担持体101が上記一方向に回転したときに、上記像担持体101の上記一方向に沿って発生するエアが、直接に、上記清掃手段102へ流れ込んで、上記ハウジング103の外部の周辺に付着している上記現像剤が、飛散する問題があった。このように、この従来の画像形成装置の内部に汚れが発生すると共に、この従来の画像形成装置によって形成される画像(例えば、シートに形成されたトナー像)に汚れが発生していた。
特開2004−198551号公報(図1、図4)
そこで、この発明の課題は、像担持体を清掃手段にて清掃するときに、清掃手段の周辺に付着している現像剤の飛散を防止して、装置内部の汚れ、および、装置によって形成される画像の汚れを防止する画像形成装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の画像形成装置は、
外周面に現像剤を保持する回転自在な像担持体と、
上記像担持体の上記外周面に接触して、上記像担持体が一方向に回転した状態で、上記像担持体の上記外周面を清掃する清掃手段と、
上記清掃手段よりも上記像担持体の上記一方向の上流側に、上記像担持体の上記外周面に接触しないように対向して配置されるエア遮断部材と
を備えることを特徴としている。
この発明の画像形成装置によれば、上記清掃手段よりも上記像担持体の上記一方向の上流側に、上記像担持体の上記外周面に接触しないように対向して配置されるエア遮断部材を備えるので、上記像担持体が上記一方向に回転したときに、上記像担持体の上記一方向に沿って発生するエアの流れを、上記エア遮断部材によって、上記清掃手段よりも上記像担持体の上記一方向の上流側で阻止することができる。
このように、上記エア遮断部材によって、上記清掃手段へのエアの流れ込みを遮断して、上記清掃手段の周辺(外部)に付着している上記現像剤の飛散を防止する。
したがって、この発明の画像形成装置の内部の汚れを防止できると共に、この発明の画像形成装置によって形成される画像(例えば、シートに形成されたトナー像)の汚れを防止できる。
また、一実施形態の画像形成装置では、上記エア遮断部材は、複数あり、この複数のエア遮断部材は、上記像担持体の上記一方向に沿って、配列されている。
この一実施形態の画像形成装置によれば、上記複数のエア遮断部材は、上記像担持体の上記一方向に沿って、配列されているので、上記清掃手段へのエアの流れ込みを確実に遮断して、上記清掃手段の周辺に付着している上記現像剤の飛散を一層確実に防止する。
また、一実施形態の画像形成装置では、上記エア遮断部材の先端と上記像担持体の上記外周面との間の距離は、0.3mm以上でかつ2.0mm以下である。
この一実施形態の画像形成装置によれば、上記エア遮断部材の先端と上記像担持体の上記外周面との間の距離は、0.3mm以上でかつ2.0mm以下であるので、上記エア遮断部材は、上記像担持体の上記外周面に保持される上記現像剤に接触せず上記現像剤を飛散させずに、上記清掃手段へのエアの流れ込みを確実に遮断できる。
すなわち、上記エア遮断部材の先端と上記像担持体の上記外周面との間の距離が、0.3mmより小さい場合は、上記エア遮断部材の先端は、上記像担持体の上記外周面に保持される上記現像剤に接触して、上記現像剤は、飛散する欠点がある。一方、上記エア遮断部材の先端と上記像担持体の上記外周面との間の距離が、2.0mmより大きい場合は、エアが上記清掃手段へ流れ込んで、上記清掃手段に付着している上記現像剤が、飛散する欠点がある。
また、一実施形態の画像形成装置では、上記清掃手段は、上記像担持体に接近または離隔する。
この一実施形態の画像形成装置によれば、上記清掃手段は、上記像担持体に接近または離隔するので、上記像担持体を清掃しない場合、上記清掃手段を上記像担持体から離隔させて、画像形成中において上記像担持体の上記外周面に重畳している上記現像剤との接触をさけ、画像の乱れを防止する。一方、上記像担持体を清掃する場合、上記清掃手段を上記像担持体に接近させ接触させる(例えば、圧接させる)ことができて、上記像担持体の上記外周面を確実に清掃することができる。
また、一実施形態の画像形成装置では、
上記清掃手段は、上記像担持体の上記外周面が前方下側を向くような上記像担持体の部位に対向して、配置され、
上記像担持体の上記一方向は、上記像担持体の上記部位において、上記像担持体の前から後へ向かう方向であり、
上記清掃手段は、
上記像担持体の上記外周面に接触して上記像担持体の上記外周面に付着する上記現像剤を掻き取る当接部材と、
この当接部材よりも上記像担持体の上記一方向の下流側に設けられる収容部と
を有し、
上記収容部は、
上記像担持体の前方が、後方上側に揺動するように、上記像担持体および上記清掃手段が、画像形成装置本体から離脱されるときに、上記像担持体側へ揺動して開く蓋部を有する。
この一実施形態の画像形成装置によれば、上記清掃手段の上記収容部は、上記像担持体および上記清掃手段が、上記画像形成装置本体から離脱されるときに、上記像担持体側へ揺動して開く蓋部を有するので、上記像担持体および上記清掃手段の離脱時に、上記清掃手段の上記当接部材の下流側に付着している上記現像剤が落下しても、この現像剤を、上記収容部にて、受け取ることができる。
このように、上記像担持体および上記清掃手段の離脱時に、上記清掃手段に付着している上記現像剤が、上記画像形成装置本体の内部にこぼれ落ちることを防止して、上記画像形成装置本体の内部の汚れを防止できる。
また、一実施形態の画像形成装置では、上記蓋部は、上記像担持体側へ揺動して開くときに、上記像担持体に接触する。
この一実施形態の画像形成装置によれば、上記蓋部は、上記像担持体側へ揺動して開くときに、上記像担持体に接触するので、上記像担持体および上記清掃手段の離脱時に、上記清掃手段に付着している上記現像剤が、上記像担持体に沿って落下しても、この現像剤を、上記蓋部にて上記収容部内へ確実に導くことができる。このように、上記画像形成装置本体の内部の汚れを一層確実に防止できる。
この発明の画像形成装置によれば、上記清掃手段よりも上記像担持体の上記一方向の上流側に、上記像担持体の上記外周面に接触しないように対向して配置される上記エア遮断部材を備えるので、上記清掃手段へのエアの流れ込みを遮断して、上記清掃手段の周辺に付着している上記現像剤の飛散を防止して、この画像形成装置の内部の汚れを防止できると共に、この画像形成装置によって形成される画像の汚れを防止できる。
以下、この発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
図1は、この発明の画像形成装置の一実施形態である簡略構成図を示している。この画像形成装置は、イエロ(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(K)の4色のトナー(すなわち、現像剤の一例である)を組み合わせてフルカラー画像を形成し、または、ブラック(K)のトナーのみを用いてモノクロ画像を形成する装置である。
この画像形成装置では、図示しないが、画像信号が、ホストコンピュータ等の外部装置から、制御ユニットのメインコントローラに与えられると、このメインコントローラからの指令に応じて、エンジンコントローラが、エンジン部の各部を制御して、上記画像信号に対応する画像をシートに形成する。
このエンジン部では、感光体1にトナー像を形成可能にしている。上記感光体1は、少なくとも一方向(矢印方向)に回転可能に配置されている。この感光体1の周りには、上記一方向に沿って、帯電手段としての帯電チャージャー2、現像部3(現像器3Y、3M、3C、3K)およびクリーニング部4が配置されている。
上記帯電チャージャー2は、図示しない帯電バイアス発生部から高電圧が印加されており、上記感光体1の外周面を均一に帯電させる。
この帯電チャージャー2によって帯電された上記感光体1の外周面に向けて、露光ユニット5からレーザ光5aが照射される。
この露光ユニット5は、図示しない画像信号切換部と電気的に接続されており、この画像信号切換部を介して与えられる画像信号に応じて、上記レーザ光5aを上記感光体1上に走査露光して、上記感光体1上に上記画像信号に対応する静電潜像を形成する。
例えば、図示しないが、上記エンジンコントローラのCPUからの指令に基づき、上記画像信号切換部が、パッチ作成モジュールと導通している際には、パッチ作成モジュールから出力されるパッチ画像信号が、上記露光ユニット5に与えられて、パッチ画像が形成される。一方、上記画像信号切換部が、上記メインコントローラのCPUと導通している際には、上記ホストコンピュータなどの外部装置より、インターフェースを介して与えられた画像信号に応じて、上記レーザ光5aを上記感光体1上に走査露光して、上記感光体1上に画像信号に対応する静電潜像が形成される。
このように形成された静電潜像は、上記現像部3によって、トナー現像される。この現像部3は、少なくとも一方向(矢印方向)に回転するロータリー形状のラックと、このラックに収納されると共にこのラックの上記一方向に沿って順番に配置されている、イエロ用の現像器3Y、ブラック用の現像器3K、シアン用の現像器3Cおよびマゼンタ用の現像器3Mを備えている。
そして、上記エンジンコントローラからの指令に応じて、上記4つの現像器3Y,3K,3C,3Mのうちの1つの現像器が選ばれ、上記ラックが回転することで、上記選ばれた現像器が、上記感光体1に対向する位置へ移動し、上記感光体1へ接近することで、上記感光体1と上記選ばれた現像器とが、適正な間隔で、配置される。
そして、図示しない現像バイアス発生部によって、高電圧が印加されて、選択された色のトナーを、上記感光体1の外周面に付与して、上記感光体1上の静電潜像を顕在化する。
上記現像部3で現像されたトナー像は、1次転写領域Z1で、転写ユニット6の中間転写ベルト7上に1次転写される。すなわち、上記1次転写領域Z1とは、上記感光体1と上記中間転写ベルト7とが接触する領域である。
その後、上記1次転写領域Z1の下流側に配置された上記クリーニング部4によって、1次転写後の上記感光体1の外周面に残留付着しているトナーを掻き落とす。
上記転写ユニット6は、複数(5つ)のローラ8と、この複数のローラ8に掛け渡された上記中間転写ベルト7とを備える。この中間転写ベルト7は、上記感光体1の回転に追従して、少なくとも一方向(矢印方向)に回転する。
そして、カラー画像をシートSに転写する場合には、上記感光体1上に形成される各色のトナー像を、上記中間転写ベルト7上に重ね合わせて、カラー画像を形成すると共に、給排紙ユニット9の給紙部9aによって、カセット、手差しトレイまたは増設カセットから、上記シートSを取り出して、2次転写領域Z2に搬送する。そして、上記2次転写領域Z2において、上記シートSに、カラー像を2次転写して、フルカラー画像を得る。すなわち、上記2次転写領域Z2とは、上記シートSと上記中間転写ベルト7とが接触する領域である。
一方、モノクロ画像を上記シートSに転写する場合には、上記感光体1上にブラックトナー像のみを、上記中間転写ベルト7上に形成して、カラー画像の場合と同様にして、上記2次転写領域Z2へ搬送されてきた上記シートSに転写して、モノクロ画像を得る。
なお、2次転写後、(像担持体の一例としての)上記中間転写ベルト7の外周面に残留付着している(現像剤の一例としての)トナーは、(清掃手段の一例としての)ベルトクリーナ10によって除去される。
上記ベルトクリーナ10は、上記感光体1よりも上記中間転写ベルト7の上記一方向の上流側で、上記中間転写ベルト7に対向して配置されている。上記ベルトクリーナ10は、上記中間転写ベルト7に接近または離隔する。
上記ベルトクリーナ10は、適当なタイミングで、上記中間転写ベルト7の外周面に接触して、上記中間転写ベルト7が上記一方向に回転した状態で、上記中間転写ベルト7の上記外周面のトナーを清掃する。
上記ベルトクリーナ10よりも上記中間転写ベルト7の上記一方向の上流側には、上記中間転写ベルト7の外周面に形成されるパッチ画像の濃度を検出するための光学センサ11が配置される。
上記転写ユニット6によってトナー像が転写された上記シートSは、上記給排紙ユニット9のローラ等によって、(矢印に示すように)所定の給紙経路に沿って、定着ユニット12に搬送される。そして、上記定着ユニット12によって、上記シートSに上記トナー像を定着する。その後、上記シートSは、さらに(矢印に示すように)給紙経路に沿って、上記給排紙ユニット9の排紙部9bへ搬送される。
この画像形成装置本体15の後方上部には、上蓋16の後部が、揺動可能に取り付けられている。すなわち、上記上蓋16の前部が、後方上側に揺動することで、図1の仮想線に示すように、上記上蓋16が、上記画像形成装置本体15に対して、開いた状態となる。一方、上記上蓋16の前部が、前方下側に揺動することで、上記上蓋16が、上記画像形成装置本体15に対して、閉じた状態となる。ここで、前方向とは、上記画像形成装置本体15の正面側(すなわち、上記排紙部9bから上記シートSが排紙される方向)をいう。
上記転写ユニット6(上記中間転写ベルト7)は、上記ベルトクリーナ10と共に、上記上蓋16に取り付けられている。図1の仮想線に示すように、上記上蓋16を開けることで、上記転写ユニット6および上記ベルトクリーナ10を、上記画像形成装置本体15から離脱して、取り外すことができる。一方、上記上蓋16を閉じることで、上記転写ユニット6および上記ベルトクリーナ10を、上記画像形成装置本体15に装着することができる。
図2に示すように、上記ベルトクリーナ10よりも上記中間転写ベルト7の上記一方向の上流側に、上記中間転写ベルト7の上記外周面に接触しないように対向して配置されるエア遮断部材13を備えている。
上記エア遮断部材13は、いわゆるエアカットマイラーであり、フィルム状である。上記エア遮断部材13の材質は、ポリエチレンテレフタレート(PET)からなり、上記エア遮断部材13の厚さは、100μmである。
上記エア遮断部材13は、複数あり、上記複数のエア遮断部材13は、上記中間転写ベルト7の上記一方向に沿って、配列されている。上記複数のエア遮断部材13は、把持部材14に取り付けられている。上記エア遮断部材13の先端と上記中間転写ベルト7の上記外周面との間の距離は、0.3mm以上でかつ2.0mm以下である。
このように、上記ベルトクリーナ10よりも上記中間転写ベルト7の上記一方向の上流側に、上記中間転写ベルト7の上記外周面に接触しないように対向して配置される上記エア遮断部材13を備えるので、上記中間転写ベルト7が上記一方向に回転したときに、上記中間転写ベルト7の上記一方向に沿って発生するエアの流れを、点線の矢印に示すように、上記エア遮断部材13によって、上記ベルトクリーナ10よりも上記中間転写ベルト7の上記一方向の上流側で阻止することができる。
このように、上記エア遮断部材13によって、上記ベルトクリーナ10へのエアの流れ込みを遮断して、上記ベルトクリーナ10の周辺(外部)に付着している上記トナーの飛散を防止する。
したがって、上記画像形成装置の内部の汚れを防止できると共に、上記画像形成装置によって形成される画像(例えば、上記シートSに形成されたトナー像)の汚れを防止できる。
また、上記複数のエア遮断部材13は、上記中間転写ベルト7の上記一方向に沿って、配列されているので、上記ベルトクリーナ10へのエアの流れ込みを確実に遮断して、上記ベルトクリーナ10の周辺に付着している上記トナーの飛散を一層確実に防止する。
また、上記エア遮断部材13の先端と上記中間転写ベルト7の上記外周面との間の距離は、0.3mm以上でかつ2.0mm以下であるので、上記エア遮断部材13は、上記中間転写ベルト7の上記外周面に保持される上記トナーに接触せず上記トナーを飛散させずに、上記ベルトクリーナ10へのエアの流れ込みを確実に遮断できる。
すなわち、上記エア遮断部材13の先端と上記中間転写ベルト7の上記外周面との間の距離が、0.3mmより小さい場合は、上記エア遮断部材13の先端は、上記中間転写ベルト7の上記外周面に保持される上記トナーに接触して、上記トナーは、飛散する欠点がある。一方、上記エア遮断部材13の先端と上記中間転写ベルト7の上記外周面との間の距離が、2.0mmより大きい場合は、エアが上記ベルトクリーナ10へ流れ込んで、上記ベルトクリーナ10に付着している上記トナーが、飛散する欠点がある。
上記ベルトクリーナ10は、上記中間転写ベルト7側に開口する開口部21aを有するハウジング21と、上記ハウジング21の上記開口部21aに取り付けられる当接部材22とを有する。
上記当接部材22は、可撓性を有するブレードであり、上記中間転写ベルト7の幅寸法よりも長い幅寸法を有する。そして、上記当接部材22は、上記中間転写ベルト7の上記外周面に密着して、上記中間転写ベルト7の上記外周面に付着する上記トナーを掻き取る。なお、上記当接部材22は、例えば、ローラ、板材またはブラシであってもよい。
上記ハウジング21は、上記当接部材22によって掻き落とされた上記トナーを収容する。上記ハウジング21は、上記当接部材22よりも上記中間転写ベルト7の上記一方向の上流側に、上記開口部21aとは別にエア抜き用孔部21bを有する。
なお、上記当接部材22よりも上記中間転写ベルト7の上記一方向の下流側に、上記中間転写ベルト7と接触するコボレ防止用フィルムを設けてもよく、このコボレ防止用フィルムで受けた上記トナーは、そのまま、回収搬送手段に落下するようになっている。
上記ベルトクリーナ10は、上記中間転写ベルト7に接近または離隔する。このように、上記中間転写ベルト7を清掃しない場合、上記ベルトクリーナ10を上記中間転写ベルト7から離隔させて、画像形成中において上記中間転写ベルト7の上記外周面に重畳している上記トナーとの接触をさけ、画像の乱れを防止する。一方、上記中間転写ベルト7を清掃する場合、上記ベルトクリーナ10を上記中間転写ベルト7に接近させ接触させる(例えば、圧接させる)ことができて、上記中間転写ベルト7の上記外周面を確実に清掃することができる。
上記ハウジング21には、支点Aに対して回動可能に、支持体24が設けられている。この支持体24は、図示しないバネで、上記中間転写ベルト7方向へ付勢されている。この支持体24には、上記当接部材22の基端側が取り付けられており、上記支持体24の先端側は、自由に撓むことができる。
上記ハウジング21は、支点Bに対して回動可能であり、図示しないバネで、上記中間転写ベルト7方向へ付勢されている。上記ベルトクリーナ10が上記中間転写ベルト7から離隔するときは、図示しないカムによって、上記図示しないバネの付勢力に抗して、上記ハウジング21は、上記中間転写ベルト7から離隔する方向へ回動される。
また、上記ハウジング21は、上記当接部材22よりも上記中間転写ベルト7の上記一方向の上流側に、上記開口部21aとは別に上記エア抜き用孔部21bを有するので、上記ベルトクリーナ10を上記中間転写ベルト7に圧接して、上記中間転写ベルト7を清掃するときに、上記当接部材22の弾性変形によって上記ハウジング21の内部の容積が減少することで、上記ハウジング21の内部で増加する空気圧を、矢印に示すように、上記エア抜き用孔部21bを通して、逃がすことができる。
具体的に述べると、上記ハウジング21を回動させて、可撓性の上記当接部材22を上記中間転写ベルト7へ押圧することによって、上記当接部材22は、上記ハウジング21の内部へ撓んで、上記ハウジング21の内部の密閉された空間の容積が減少する。
このように、上記ベルトクリーナ10にて上記中間転写ベルト7を清掃するときに、上記ハウジング21の内部で急増する空気圧を逃がして、上記ハウジング21の内部から外部への空気の流れを抑制できる。このため、上記ハウジング21の内部や上記当接部材22の先端に付着している上記トナーが、上記ハウジング21の上記開口部21aから外部へ漏れ出すことを防止でき、さらに、上記中間転写ベルト7に付着している上記トナーの飛散を防止できる。
図2および図3Aに示すように、上記ベルトクリーナ10は、上記中間転写ベルト7の上記外周面が前方下側を向くような上記中間転写ベルト7の部位に対向して、配置されている。上記中間転写ベルト7の上記一方向は、上記中間転写ベルト7の上記部位において、上記中間転写ベルト7の前から後へ向かう方向である。
上記ベルトクリーナ10は、上記当接部材22よりも上記中間転写ベルト7の上記一方向の下流側に設けられる収容部30を有する。上記収容部30は、上記ハウジング21に一体に取り付けられている。上記収容部30は、収容本体部31と、この収容本体部31に揺動可能に取り付けられる蓋部32とを有する。
図3Aに示すように、上記中間転写ベルト7および上記ベルトクリーナ10が、上記画像形成装置本体15(図1参照)に装着されているときに、上記蓋部32は、上記収容本体部31に対して閉じた状態にある。なお、上記蓋部32の閉じた状態とは、実際、上記収容部30が少し開口している状態をいう。
一方、図3Bに示すように、上記中間転写ベルト7の前方が、後方上側に揺動するように、上記中間転写ベルト7および上記ベルトクリーナ10が、上記画像形成装置本体15(図1参照)から離脱されるときに、上記蓋部32は、上記中間転写ベルト7側へ揺動して開く。
具体的に述べると、上記蓋部32は、上記収容本体部31に、第1のバネ41を介して、取り付けられている。上記第1のバネ41は、上記蓋部32を常時閉じる方向へ付勢している。
ここで、上記転写ユニット6は、上記中間転写ベルト7の内周面側から上記中間転写ベルト7を上記感光体1へ押圧する押圧部17と、上記押圧部17を上記中間転写ベルト7の内周面側(上記感光体1側)へ常時付勢する第2のバネ42とを有する。
そして、図3Aに示すように、上記中間転写ベルト7および上記ベルトクリーナ10が、上記画像形成装置本体15(図1参照)に装着されているとき、上記蓋部32は、上記第1のバネ41の付勢力によって、閉じた状態にある。なお、上記押圧部17は、上記感光体1に阻止されて、上記蓋部32に接触しない。
一方、図3Bに示すように、上記中間転写ベルト7および上記ベルトクリーナ10が、上記画像形成装置本体15(図1参照)から離脱されるとき、上記押圧部17は、上記第2のバネ42の付勢力によって、上記蓋部32を押圧する。すると、上記蓋部32は、上記第1のバネ41の付勢力に逆らって、上記中間転写ベルト7側へ揺動して開く。このとき、上記蓋部32は、上記中間転写ベルト7に接触する。
このように、上記ベルトクリーナ10の上記収容部30は、上記中間転写ベルト7および上記ベルトクリーナ10が、上記画像形成装置本体15から離脱されるときに、上記中間転写ベルト7側へ揺動して開く蓋部32を有するので、上記中間転写ベルト7および上記ベルトクリーナ10の離脱時に、上記ベルトクリーナ10の上記当接部材22の下流側に付着している上記トナーtが落下しても、このトナーtを、上記収容部30にて、受け取ることができる。
したがって、上記中間転写ベルト7および上記ベルトクリーナ10の離脱時に、上記ベルトクリーナ10に付着している上記トナーtが、上記画像形成装置本体15の内部にこぼれ落ちることを防止して、上記画像形成装置本体15の内部の汚れを防止できる。
また、上記蓋部32は、上記中間転写ベルト7側へ揺動して開くときに、上記中間転写ベルト7に接触するので、上記中間転写ベルト7および上記ベルトクリーナ10の離脱時に、上記ベルトクリーナ10に付着している上記トナーtが、上記中間転写ベルト7に沿って落下しても、上記トナーtを、上記蓋部32にて上記収容部30内へ確実に導くことができる。このように、上記画像形成装置本体15の内部の汚れを一層確実に防止できる。
なお、この発明は上述の実施形態に限定されない。例えば、上記像担持体としては、中間転写体であって、ドラム、ローラまたは感光体であってもよい。また、この発明の画像形成装置としては、モノクロとカラー兼用またはモノクロ専用の、複写機、プリンタ、FAXまたは複合機等に適用できる。
この発明の画像形成装置の一実施形態を示す簡略構成図である。 この発明の画像形成装置の要部拡大断面図である。 転写ユニットを装着したときの画像形成装置の要部拡大断面図である。 転写ユニットを離脱したときの画像形成装置の要部拡大断面図である。 従来の画像形成装置を示す要部拡大断面図である。
符号の説明
6 転写ユニット
7 中間転写ベルト(像担持体)
10 ベルトクリーナ(清掃手段)
13 エア遮断部材
15 画像形成装置本体
16 上蓋
21 ハウジング
21a 開口部
21b エア抜き用孔部
22 当接部材
30 収容部
31 収容本体部
32 蓋部
t トナー

Claims (6)

  1. 外周面に現像剤を保持する回転自在な像担持体と、
    上記像担持体の上記外周面に接触して、上記像担持体が一方向に回転した状態で、上記像担持体の上記外周面を清掃する清掃手段と、
    上記清掃手段よりも上記像担持体の上記一方向の上流側に、上記像担持体の上記外周面に接触しないように対向して配置されるエア遮断部材と
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    上記エア遮断部材は、複数あり、
    この複数のエア遮断部材は、上記像担持体の上記一方向に沿って、配列されていることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    上記エア遮断部材の先端と上記像担持体の上記外周面との間の距離は、0.3mm以上でかつ2.0mm以下であることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    上記清掃手段は、上記像担持体に接近または離隔することを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    上記清掃手段は、上記像担持体の上記外周面が前方下側を向くような上記像担持体の部位に対向して、配置され、
    上記像担持体の上記一方向は、上記像担持体の上記部位において、上記像担持体の前から後へ向かう方向であり、
    上記清掃手段は、
    上記像担持体の上記外周面に接触して上記像担持体の上記外周面に付着する上記現像剤を掻き取る当接部材と、
    この当接部材よりも上記像担持体の上記一方向の下流側に設けられる収容部と
    を有し、
    上記収容部は、
    上記像担持体の前方が、後方上側に揺動するように、上記像担持体および上記清掃手段が、画像形成装置本体から離脱されるときに、上記像担持体側へ揺動して開く蓋部を有することを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項5に記載の画像形成装置において、
    上記蓋部は、上記像担持体側へ揺動して開くときに、上記像担持体に接触することを特徴とする画像形成装置。
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