JP3895470B2 - クリーニング装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、静電記録方式を用いた複写機、FAX、プリンタ等の画像形成装置におけるクリーニング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、クリーニング装置のクリーニングブレードに、接離動作を行わせるものとしては、実開昭60−26067号公報に開示されているように、ソレノイドの駆動によりクリーニングブレードを接離させたり、カムの回動によりクリーニングブレードを接離させたりしている技術が知られており、これらの技術は幅広く利用されている。
【0003】
ソレノイドを用いた場合と、カムを用いた場合とを比較すると、カムを用いた場合のほうが、クリーニング部材が感光体に緩やかに当接するので、クリーニングブレードの接離動作時に発生する衝撃及びトナーの飛散が低減され、感光体の駆動に対する負荷変動及びトナー飛散の観点からは、有効な技術である。
【0004】
このカムを用いてクリーニングブレードを接離させるときは、位置検知センサを用いて、クリーニングブレードの感光体に対する当接又は離間状態を制御している。この位置検知センサには、一般に発光素子と受光素子とからなる光学式のセンサが使用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、位置検知センサをクリーニングブレードの近傍に配置した場合、クリーニングブレードが感光体に当接したときの衝撃により飛散したトナーが、位置検知センサの表面に付着してしまうことがあった。飛散したトナーが位置検知センサの表面に付着すると、発光素子から発した光が受光素子に届きにくくなり、位置検知センサの機能が低下してしまうという課題がある。
【0006】
そこで、本発明は、位置検知センサの機能の低下を防止するクリーニング装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、トナー像を担持する像担持体に対して接離可能に設けられ、前記像担持体に接したとき、この像担持体上の残留トナーを除去するクリーニング部材と、前記クリーニング部材を前記像担持体に接離させる接離手段と、前記クリーニング部材の位置を検知する検知手段とを備えるクリーニング装置であって、前記検知手段は、発光素子と、受光素子と、前記接離手段の動作に連動して前記発光素子と受光素子との間の光路を遮蔽する遮蔽部材とを有し、前記遮蔽部材は、前記発光素子の発光面と前記受光素子の受光面とに接触して清掃する清掃部材を有するクリーニング装置において、前記接離手段は、軸を中心に回動するカムを備え、前記クリーニング部材は、前記カムの回動によりカム面に従って前記像担持体に接離し、前記クリーニング部材が、前記像担持体に接している時間と離れている時間とのうち、時間の短い方の状態にあるとき、前記清掃部材が前記発光素子と前記受光素子との間に位置していることを特徴とする。
【0008】
この請求項1に記載の発明では、クリーニング部材は、接離手段により像担持体に当接し、像担持体上の残留トナーを掻き落とす。残留トナーの掻き落としが終了すると、クリーニング部材は、接離手段により像担持体から離間する。このクリーニングブレードの接離動作により、発光素子及び受光素子の表面に、トナー、ほこり、ちり等の付着物が付着する場合がある。このような付着物が付着すると検知手段の機能が低下し、誤検知等が発生する。
【0009】
しかし、清掃部材が、接離手段の動作に連動して、発光素子及び受光素子の表面を清掃する。清掃部材が、発光素子及び受光素子の表面を清掃することにより、発光素子及び受光素子の表面に残留トナー等が付着しにくくなるので、検知手段の機能の低下を防止できる。
【0011】
この請求項1に記載の発明では、カムの回動により、クリーニング部材が、像担持体に対して接離する。接離手段にカムを用いていることにより、クリーニング部材が像担持体に緩やかに当接するので、トナーの飛散量が低減できる。
【0013】
また、この請求項1に記載の発明では、クリーニング部材が像担持体に接している時間と離れている時間とのうち、時間の短いときの状態にあるとき、清掃部材は、発光素子と受光素子との間に位置している。従って、清掃部材が、発光素子と受光素子との間に位置している時間は短く、清掃部材が長時間ストレスを受けることがないので、清掃部材は劣化しにくく、検知手段に対する清掃能力の低下を防止する。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のクリーニング装置において、時間の短い方の状態にあるときは、前記クリーニング部材が、前記像担持体に当接している状態であることを特徴とする。
【0014】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、前記清掃部材は、ブラシであることを特徴とする。
【0015】
この請求項3に記載の発明では、清掃部材はブラシであり、このブラシを遮蔽部材に取りつけるだけであるので、構成が簡単である。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら実施の形態を説明する。図1は、本発明を適用したカラー複写機を概略的に示す構成図である。カラー複写機は、像担持体である感光体1と中間転写ベルト3とを備えるカラー用の静電画像形成装置であり、露光手段としての書き込みユニット7とを有している。なお、この書込みユニット7には、原稿画像を色分解して読み取ってカラー画像データに変換するカラースキャナを備えている。
【0017】
感光体1は、帯電器5により一様に帯電され、書き込みユニット7による原稿画像に対応した光書き込みにより、感光体1の表面上に静電潜像が形成される。この感光体1の表面上に形成された静電潜像は、先ず、現像装置9によりブラック(Bk)トナーがブラックトナー像として現像され、このブラックトナー像は、図中Aの位置で中間転写ベルト3上に転写される。次に、シアン(C)トナー、マゼンタ(M)トナー、イエロー(Y)トナーが同様の工程を経て中間転写ベルト3上に順次転写される。
【0018】
一方、給紙装置11から給紙され、レジストローラ13で待機中の転写紙は、各色のトナー像が重なった中間転写ベルト3が転写位置Bに到達するタイミングに合わせて送り出される。送り出された転写紙は、転写装置15が転写位置Bで中間転写ベルト3上のトナー像が転写される。トナー像を転写された転写紙は、搬送装置17により定着装置19に搬送され、定着装置19により転写紙上のトナー像が定着されてコピー画像となる。
【0019】
中間転写ベルト3にトナー像を転写した後の感光体1上の残留トナーは、感光体1用のクリーニング装置21により除去される。その後、感光体1は、除電ランプ23で除電され、次の工程に備える。また、転写紙にトナー像を転写した後の中間転写ベルト3上の残留トナーは、中間転写ベルト3用のクリーニング装置25により除去される。
【0020】
クリーニング装置25は、図2に示すように、潤滑剤供給部27と、クリーニング部29と、ギア部(接離手段)31とが配置されている。潤滑剤供給部27は、筐体33に収納されているステアリン酸亜鉛等の固形潤滑剤35と、塗布ブラシ37とを有している。塗布ブラシ37は、ブラシ軸37aを中心に回転し、その回転により、固形潤滑剤35からの潤滑剤を中間転写ベルト3に塗布する。筐体33は、筐体保持ブラケット39に固定されており、筐体保持ブラケット39は、筐体用回転軸41を中心に図2の矢印F方向に回動する。
【0021】
クリーニング部29は、ゴム等で構成されるクリーニングブレード43を有しており、このクリーニングブレード43が中間転写ベルト3に当接して、中間転写ベルト3上の残留トナーを掻き落とす。クリーニングブレード43は、ブラケット45に接着されており、ブラケット45は、ブレード保持ブラケット47にねじにより固定されている。このブレード保持ブラケット47は、ブレード用回転軸49を中心に図2の矢印C方向に回動する。また、ブレード用回転軸49には、レバー51の一端部がねじにより固定されており、レバー51は、ブレード保持ブラケット47の回動と共に図2の矢印D方向に回動する。
【0022】
レバー51の他端部は、入口シールブラケット53と当接しており、入口シールブラケット53には、入口シール55が貼りつけられている。入口シールブラケット53は、図示しないスプリングにより中間転写ベルト3の方向に付勢されており、入口シール回転軸53aを中心に図2の矢印E方向に回動する。
【0023】
ギア部31は、第一ギア57と、第二ギア59とがそれぞれ同じ歯数で噛合っている。第一ギア57の第一ギア軸57aには、ブレード接離カム61が上死点(第一ギア軸59aから最も遠いカム面上の一点)を上に向けてねじにより固定されており、ブレード接離カム61は、後述する第二ギア59の回転により第一ギア57と共に矢印B方向に回転する。このブレード接離カム61の上死点には、図示しないスプリング等により矢印G(図3参照)方向に付勢されているブレード保持ブラケット47が当接している。ブレード保持ブラケット47は、ブレード接離カム61が回転すると、スプリング等の付勢力によりブレード用回転軸49を中心に図2の矢印C方向に回動する。
【0024】
第二ギア59の第二ギア軸59aには、図6に示すように、本体側板26側に遮蔽板(遮蔽部材)65の基部64がねじにより固定され、この遮蔽板65の傍に塗布ブラシカム63が上死点を下に向けてねじ67により固定されている。これら塗布ブラシカム63と、遮蔽板65とは、図示しないモータからの駆動を伝達された第二ギア軸59aにより、第二ギア59と共に図2の矢印A方向に回転する。図2に示すように、塗布ブラシカム63の下死点(第二ギア軸59aから最も近いカム面上の一点)には、図示しないスプリング等で矢印H(図3参照)方向に付勢されている筐体保持ブラケット39が当接している。筐体保持ブラケット39は、塗布ブラシカム63が回転すると、スプリング等の付勢力により筐体用回転軸41を中心に図2の矢印F方向に回動する。
【0025】
遮蔽板65は、後述する位置検知センサ71の光路を遮蔽するものであり、図6に示すように、略L字型をなしている。略L字型の一側65aは、基部64から第二ギア軸59aに対して略垂直に延出しており、略L字型の他側65bは、第二ギア軸59aに対して略平行に、且つ本体側板26近傍まで延びている。
【0026】
この遮蔽板65の他側65bの先端部は、ブラシ(清掃部材)69を有している。ブラシ69は、他側65bの先端部の表裏に、例えば、ポリエステル繊維等を植毛して構成されている。このブラシ69は、遮蔽板65の回転により、位置検知センサ71の発光素子71a及び受光素子71bの表面に接触して、これらの表面に付着したトナー、ほこり、ちり等を清掃する。ブラシ69は、ポリエステル繊維等を植毛するだけなので、構成が簡単である。なお、本実施の形態において、清掃部材であるブラシ69にポリエステル繊維等の繊維物を用いているが、これに限定されず、例えば、スポンジ等の部材を清掃部材として用いても良く、発光素子71a及び受光素子71bの表面を清掃可能なものであれば良い。
【0027】
位置検知センサ(検知手段)71は、本体側板26に取りつけられており、クリーニングブレード43の位置を検知する。位置検知センサ71は、発光素子71aと受光素子71bとを有しており、発光素子71aと受光素子71bとは、互いに向かい合っている。これら発光素子71aと受光素子71bとの間を、第二ギア軸59aの回転により遮蔽板65の他側65bが通るようになっている。
【0028】
発光素子71aは、光を発する素子であり、発光素子71aから発せられた光は、受光素子71bに受光される。受光素子71bが発光素子71aからの光を受光すると、電圧の出力レベルが、例えば、略5Vになるようになっており、クリーニングブレード43が、図3に示すように、中間転写ベルト3に対して離間している状態を検知する。
【0029】
発光素子71aからの光が遮蔽板65により遮蔽されているとき(遮蔽板65の他側65bが、図6の破線の位置に位置しているとき)、電圧の出力レベルが例えば、略0Vになるようになっており、クリーニングブレード43が、図4に示すように、中間転写ベルト3に当接している状態を検知する。
【0030】
即ち、第二ギア59の回転により、遮蔽板65が発光素子71aと受光素子71bとの間を徐々に通ることにより、発光素子71aからの光路を徐々に遮蔽していく。発光素子71aからの光路が徐々に遮蔽されていくと、受光素子71bが受光する光量が減少し、電圧の出力レベルが徐々に減少していき、光路が完全に遮蔽されると、電圧の出力レベルが略0Vになる。このようにして、位置検知センサ71は、クリーニングブレード43の位置を検知し、位置検知センサ71の検知により、制御手段(図示せず)は、クリーニングブレード43の位置を制御している。
【0031】
次に、上述した構成に基づき、本実施の形態の作用を説明する。転写紙上にトナー像を転写しているとき、クリーニングブレード43は、図3に示すように、中間転写体3に対して離間している。
【0032】
転写紙にトナー像を転写した後、モータの駆動により第二ギア59は、略180度分の回転力を与えられ、図3の矢印A方向に回転すると共に、塗布ブラシカム63と、遮蔽板65(図5参照)が第二ギア59と同方向に回転する。遮蔽板65は、略180度回転し、位置検知センサ71の発光素子71aと受光素子71bとを遮蔽する(図6の破線の位置)。このとき、ブラシ69は、発光素子71a及び受光素子71bの表面に当接している。
【0033】
また、筐体保持ブラケット39は、塗布ブラシカム63により筐体用回転軸41を中心に押し上げられながら、図3の矢印F1方向に移動する。塗布ブラシカム63が、略180度回転すると、図4に示すように、塗布ブラシ37が中間転写ベルト3に当接した状態となる。
【0034】
一方、第一ギア57は、第二ギア59の回転により図3の矢印B方向に回転し、それと共にブレード接離カム61が第一ギア57と同方向に回転する。ブレード接離カム61の回転により、ブレード保持ブラケット47は、スプリングの付勢力(矢印G方向)を受けてブレード用回転軸49を中心に、図3の矢印C1方向に移動させられる。ブレード保持ブラケット47が移動させられると、クリーニングブレード43は、中間転写ベルト3の方向に移動して、図4に示すように、中間転写ベルト3に当接する。
【0035】
クリーニングブレード43が中間転写ベルト3に当接したとき、ブレード保持ブラケット47は、ブレード接離カム61から離間している。この状態で、クリーニングブレード43は、図4の矢印G方向に付勢されているスプリングにより中間転写ベルト3に圧接して、中間転写ベルト3上の残留トナーを掻き落とす。クリーニングブレード43は、ブレード接離カム61により中間転写ベルト3に接離させられていることにより、クリーニングブレード43が中間転写ベルト3に、穏やかに当接するので、トナー、ほこり、ちり等の飛散を防止できる。
【0036】
また、一端部がブレード用回転軸49に固定されているレバー51は、ブレード保持ブラケット47と共に、図3の矢印D1方向に移動する。レバー51が移動すると、入口シールブラケット53は、スプリングの付勢力によって、入口シール回転軸53aを中心に、図3の矢印E1方向に回動する。この回動により、入口シール55は、図4に示すように、中間転写ベルト3に当接する。
【0037】
クリーニングブレード43が残留トナーを掻き取った後、モータの駆動により第二ギア59は、略180度分の回転力を与えられることにより、第二ギア59は、図4の矢印A方向に回転する。第二ギア59の回転により、第一ギア57が図4の矢印B方向に回転し、ブレード接離カム61が、ブレード保持ブラケット47を押し上げる。ブレード保持ブラケット47が押し上げられると、クリーニングブレード43は、図4の矢印C2方向に移動して、図3に示すように、クリーニングブレード43は、中間転写ベルト3から離間する。クリーニングブレード43の離間動作に連動して、レバー51が図4の矢印D2方向に移動する。このレバー51に押されて、入口シールブラケット53は、図4の矢印E2の中間転写ベルト3から離間する方向に移動し、入口シール55は、図3に示すように、中間転写ベルト3から離間する。
【0038】
一方、第二ギア59の回転と共に塗布ブラシカム63と、遮蔽板65(図5参照)とが図4の矢印A方向に回転する。塗布ブラシカム63が回転すると共に、筐体保持ブラケット39が、スプリングの付勢力(図4の矢印H参照)により、筐体用回転軸41を中心に図4の矢印F2方向に回動して、塗布ブラシ37は、図3に示すように、中間転写ベルト3から離間する。また、位置検知センサ71の発光素子71a及び受光素子71b間を遮蔽していた遮蔽板65は、図6の破線の位置から実線の位置まで回転する。
【0039】
クリーニング装置25は、上述した動作を繰り返し行うが、クリーニングブレード43による中間転写ベルト3との接離により、図5に示すように、トナー、ほこり、ちり等の付着物73が、発光素子71a及び受光素子71bに付着する場合がある。このような付着物73が、発光及び受光素子71a、71bに付着すると、位置検知センサ71の機能が低下し、誤検知等が発生する。
【0040】
しかし、遮蔽板65が、図6に示す破線の位置から実線の位置まで回転するとき、遮蔽板65に設けられているブラシ69が、発光及び受光素子71a、71bの表面に接触して、これらの表面を清掃して、付着物73を除去する。即ち、クリーニングブレード43が中間転写ベルト3と接離動作をする度に、遮蔽板65が発光及び受光素子71a、71bの間を通過し、ブラシ69が付着物73を除去している。これにより、発光及び受光素子71a、71bの表面に付着物73が、付着しにくくなるので、位置検知センサ71の機能の低下を防止し、位置検知センサ71は、誤検知せずに正常な動作を行うことができる。
【0041】
また、クリーニングブレード43は、中間転写ベルト3上の残留トナーを掻き落とすときだけ、中間転写ベルト3に当接しており、クリーニングブレード43が中間転写ベルト3に当接している時間と、離間している時間とのうち、中間転写ベルト3に対して当接している時間のほうが短い。従って、ブラシ69が、発光及び受光素子71a、71bの表面に当接している時間は短く、ブラシ69が長時間ストレスを受けることがないので、ブラシ69を構成している繊維がへたりにくく、位置検知センサ71に対する清掃能力が低下するのを防止する。
【0042】
なお、本発明は、上述の実施の形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々の変形が可能である。例えば、クリーニング部材としてクリーニングブレード43を用いたが、クリーニングブレード43の代わりにブラシ等の部材を用いても良く、残留トナーを除去できる部材であれば良い。
【0043】
また、クリーニングブレード43が、通常、中間転写ベルト3に当接している構成にし、クリーニングブレード43が中間転写ベルト3から離間しているときに、ブラシ69が発光及び受光素子71a、71bの間に位置するようにしても良い。即ち、クリーニングブレード43が、中間転写ベルト3に当接している時間と、離間している時間とのうち、時間の短い方の状態にあるとき、ブラシ69が、発光及び受光素子との間に位置していれば良い。
【0044】
更に、本発明をカラー複写機に適用したが、これに限定されず、FAX、プリンタ等に適用しても同様の作用効果を得る。
【0045】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明では、清掃部材が、発光素子及び受光素子の表面を清掃することにより、発光素子及び受光素子の表面に残留トナー等が付着しにくくなるので、検知手段の機能の低下を防止できる。
【0046】
また、請求項1に記載の発明では、接離手段にカムを用いていることにより、クリーニング部材が像担持体に緩やかに当接するので、トナーの飛散量が低減できる。
【0047】
また、請求項1に記載の発明では、清掃部材が、発光素子と受光素子との間に位置している時間は短いので、清掃部材は劣化しにくく、検知手段に対する清掃能力の低下を防止する。
【0048】
請求項3に記載の発明では、清掃部材は、ブラシであるので、構成が簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した複写機を概略的に示す構成図である。
【図2】クリーニング装置を概略的に示す構成図である。
【図3】クリーニングブレードが中間転写ベルトから離間している状態を概略的に示す構成図である。
【図4】クリーニングブレードが中間転写ベルトに当接している状態を概略的に示す構成図である。
【図5】塗布ブラシカム近傍を拡大して示す平面図である。
【図6】遮蔽板近傍を拡大して示す断面図である。
【符号の説明】
1 中間転写ベルト(像担持体)
25 クリーニング装置
31 ギア部(接離手段)
43 クリーニングブレード
61 ブレード接離カム
65 遮蔽板(遮蔽部材)
69 ブラシ(清掃部材)
71 位置検知センサ(検知手段)
71a 発光素子
71b 受光素子

Claims (3)

  1. トナー像を担持する像担持体に対して接離可能に設けられ、前記像担持体に接したとき、この像担持体上の残留トナーを除去するクリーニング部材と、前記クリーニング部材を前記像担持体に接離させる接離手段と、前記クリーニング部材の位置を検知する検知手段とを備えるクリーニング装置であって、
    前記検知手段は、発光素子と、受光素子と、前記接離手段の動作に連動して前記発光素子と受光素子との間の光路を遮蔽する遮蔽部材とを有し、
    前記遮蔽部材は、前記発光素子の発光面と前記受光素子の受光面とに接触して清掃する清掃部材を有するクリーニング装置において、
    前記接離手段は、軸を中心に回動するカムを備え、
    前記クリーニング部材は、前記カムの回動によりカム面に従って前記像担持体に接離し、
    前記クリーニング部材が、前記像担持体に接している時間と離れている時間とのうち、時間の短い方の状態にあるとき、前記清掃部材が前記発光素子と前記受光素子との間に位置していることを特徴とするクリーニング装置。
  2. 請求項1記載のクリーニング装置において、時間の短い方の状態にあるときは、前記クリーニング部材が、前記像担持体に当接している状態であることを特徴とするクリーニング装置。
  3. 前記清掃部材は、ブラシであることを特徴とする請求項1又は2記載のクリーニング装置。
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