JP2000010450A - クリーニング装置 - Google Patents

クリーニング装置

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JP2000010450A
JP2000010450A JP10195076A JP19507698A JP2000010450A JP 2000010450 A JP2000010450 A JP 2000010450A JP 10195076 A JP10195076 A JP 10195076A JP 19507698 A JP19507698 A JP 19507698A JP 2000010450 A JP2000010450 A JP 2000010450A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 位置検知センサの機能の低下を防止するクリ
ーニング装置を提供する。 【解決手段】 中間転写ベルト3上の残留トナーを除去
するクリーニングブレード43を接離させるブレード接
離カム61と、クリーニングブレード43の位置を検知
する光学式の位置検知センサ71と、ブレード接離カム
61の動作に連動して位置検知センサ71の光路を遮蔽
する遮蔽板65と、遮蔽板65に位置検知センサ71を
清掃するブラシ69とを備え、ブラシ69が、ブレード
接離カム61の動作に連動して位置検知センサの表面を
清掃する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静電記録方式を用
いた複写機、FAX、プリンタ等の画像形成装置におけ
るクリーニング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、クリーニング装置のクリーニング
ブレードに、接離動作を行わせるものとしては、実開昭
60−26067号公報に開示されているように、ソレ
ノイドの駆動によりクリーニングブレードを接離させた
り、カムの回動によりクリーニングブレードを接離させ
たりしている技術が知られており、これらの技術は幅広
く利用されている。
【0003】ソレノイドを用いた場合と、カムを用いた
場合とを比較すると、カムを用いた場合のほうが、クリ
ーニング部材が感光体に緩やかに当接するので、クリー
ニングブレードの接離動作時に発生する衝撃及びトナー
の飛散が低減され、感光体の駆動に対する負荷変動及び
トナー飛散の観点からは、有効な技術である。
【0004】このカムを用いてクリーニングブレードを
接離させるときは、位置検知センサを用いて、クリーニ
ングブレードの感光体に対する当接又は離間状態を制御
している。この位置検知センサには、一般に発光素子と
受光素子とからなる光学式のセンサが使用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、位置検知セン
サをクリーニングブレードの近傍に配置した場合、クリ
ーニングブレードが感光体に当接したときの衝撃により
飛散したトナーが、位置検知センサの表面に付着してし
まうことがあった。飛散したトナーが位置検知センサの
表面に付着すると、発光素子から発した光が受光素子に
届きにくくなり、位置検知センサの機能が低下してしま
うという課題がある。
【0006】そこで、本発明は、位置検知センサの機能
の低下を防止するクリーニング装置を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、トナー像を担持する像担持体に対して接離可能に設
けられ、前記像担持体に接したとき、この像担持体上の
残留トナーを除去するクリーニング部材と、前記クリー
ニング部材を前記像端持体に接離させる接離手段と、前
記クリーニング部材の位置を検知する検知手段とを備え
るクリーニング装置であって、前記検知手段は、発光素
子と、受光素子と、前記接離手段の動作に連動して前記
発光素子と受光素子との間の光路を遮蔽する遮蔽部材と
を備え、この遮蔽部材は、前記発光素子の発光面と前記
受光素子の受光面とに接触して清掃する清掃部材を備え
ることを特徴とする。
【0008】この請求項1に記載の発明では、クリーニ
ング部材は、接離手段により像担持体に当接し、像担持
体上の残留トナーを掻き落とす。残留トナーの掻き落と
しが終了すると、クリーニング部材は、接離手段により
像担持体から離間する。このクリーニングブレードの接
離動作により、発光素子及び受光素子の表面に、トナ
ー、ほこり、ちり等の付着物が付着する場合がある。こ
のような付着物が付着すると検知手段の機能が低下し、
誤検知等が発生する。
【0009】しかし、遮蔽部材に備えられている清掃部
材が、接離手段の動作に連動して、発光素子及び受光素
子の表面を清掃する。清掃部材が、発光素子及び受光素
子の表面を清掃することにより、発光素子及び受光素子
の表面に残留トナー等が付着しにくくなるので、検知手
段の機能の低下を防止できる。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記接離手段は軸を中心に回動するカ
ムを備え、前記クリーニング部材は、前記カムの回動に
よりカム面に従って前記像担持体に接離することを特徴
とする。
【0011】この請求項2に記載の発明では、カムの回
動により、クリーニング部材が、像担持体に対して接離
する。接離手段にカムを用いていることにより、クリー
ニング部材が像担持体に緩やかに当接するので、トナー
の飛散量が低減できる。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の発明において、前記クリーニング部材が、前記
像担持体に接している時間と離れている時間とのうち、
時間の短い方の状態にあるとき、前記遮蔽部材が前記発
光素子と前記受光素子との間に位置していることを特徴
とする。
【0013】この請求項3に記載の発明では、クリーニ
ング部材が像担持体に接している時間と離れている時間
とのうち、時間の短いときの状態にあるとき、遮蔽部材
は、発光素子と受光素子との間に位置している。従っ
て、清掃部材が、発光素子と受光素子との間に位置して
いる時間は短く、清掃部材が長時間ストレスを受けるこ
とがないので、清掃部材は劣化しにくく、検知手段に対
する清掃能力の低下を防止する。
【0014】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3
のいずれか一項に記載の発明において、前記清掃部材
は、ブラシであることを特徴とする。
【0015】この請求項4に記載の発明では、清掃部材
はブラシであり、このブラシを遮蔽部材に取りつけるだ
けであるので、構成が簡単である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら実
施の形態を説明する。図1は、本発明を適用したカラー
複写機を概略的に示す構成図である。カラー複写機は、
像担持体である感光体1と中間転写ベルト3とを備える
カラー用の静電画像形成装置であり、露光手段としての
書き込みユニット7とを有している。なお、この書込み
ユニット7には、原稿画像を色分解して読み取ってカラ
ー画像データに変換するカラースキャナを備えている。
【0017】感光体1は、帯電器5により一様に帯電さ
れ、書き込みユニット7による原稿画像に対応した光書
き込みにより、感光体1の表面上に静電潜像が形成され
る。この感光体1の表面上に形成された静電潜像は、先
ず、現像装置9によりブラック(Bk)トナーがブラッ
クトナー像として現像され、このブラックトナー像は、
図中Aの位置で中間転写ベルト3上に転写される。次
に、シアン(C)トナー、マゼンタ(M)トナー、イエ
ロー(Y)トナーが同様の工程を経て中間転写ベルト3
上に順次転写される。
【0018】一方、給紙装置11から給紙され、レジス
トローラ13で待機中の転写紙は、各色のトナー像が重
なった中間転写ベルト3が転写位置Bに到達するタイミ
ングに合わせて送り出される。送り出された転写紙は、
転写装置15が転写位置Bで中間転写ベルト3上のトナ
ー像が転写される。トナー像を転写された転写紙は、搬
送装置17により定着装置19に搬送され、定着装置1
9により転写紙上のトナー像が定着されてコピー画像と
なる。
【0019】中間転写ベルト3にトナー像を転写した後
の感光体1上の残留トナーは、感光体1用のクリーニン
グ装置21により除去される。その後、感光体1は、除
電ランプ23で除電され、次の工程に備える。また、転
写紙にトナー像を転写した後の中間転写ベルト3上の残
留トナーは、中間転写ベルト3用のクリーニング装置2
5により除去される。
【0020】クリーニング装置25は、図2に示すよう
に、潤滑剤供給部27と、クリーニング部29と、ギア
部(接離手段)31とが配置されている。潤滑剤供給部
27は、筐体33に収納されているステアリン酸亜鉛等
の固形潤滑剤35と、塗布ブラシ37とを有している。
塗布ブラシ37は、ブラシ軸37aを中心に回転し、そ
の回転により、固形潤滑剤35からの潤滑剤を中間転写
ベルト3に塗布する。筐体33は、筐体保持ブラケット
39に固定されており、筐体保持ブラケット39は、筐
体用回転軸41を中心に図2の矢印F方向に回動する。
【0021】クリーニング部29は、ゴム等で構成され
るクリーニングブレード43を有しており、このクリー
ニングブレード43が中間転写ベルト3に当接して、中
間転写ベルト3上の残留トナーを掻き落とす。クリーニ
ングブレード43は、ブラケット45に接着されてお
り、ブラケット45は、ブレード保持ブラケット47に
ねじにより固定されている。このブレード保持ブラケッ
ト47は、ブレード用回転軸49を中心に図2の矢印C
方向に回動する。また、ブレード用回転軸49には、レ
バー51の一端部がねじにより固定されており、レバー
51は、ブレード保持ブラケット47の回動と共に図2
の矢印D方向に回動する。
【0022】レバー51の他端部は、入口シールブラケ
ット53と当接しており、入口シールブラケット53に
は、入口シール55が貼りつけられている。入口シール
ブラケット53は、図示しないスプリングにより中間転
写ベルト3の方向に付勢されており、入口シール回転軸
53aを中心に図2の矢印E方向に回動する。
【0023】ギア部31は、第一ギア57と、第二ギア
59とがそれぞれ同じ歯数で噛合っている。第一ギア5
7の第一ギア軸57aには、ブレード接離カム61が上
死点(第一ギア軸59aから最も遠いカム面上の一点)
を上に向けてねじにより固定されており、ブレード接離
カム61は、後述する第二ギア59の回転により第一ギ
ア57と共に矢印B方向に回転する。このブレード接離
カム61の上死点には、図示しないスプリング等により
矢印G(図3参照)方向に付勢されているブレード保持
ブラケット47が当接している。ブレード保持ブラケッ
ト47は、ブレード接離カム61が回転すると、スプリ
ング等の付勢力によりブレード用回転軸49を中心に図
2の矢印C方向に回動する。
【0024】第二ギア59の第二ギア軸59aには、図
6に示すように、本体側板26側に遮蔽板(遮蔽部材)
65の基部64がねじにより固定され、この遮蔽板65
の傍に塗布ブラシカム63が上死点を下に向けてねじ6
7により固定されている。これら塗布ブラシカム63
と、遮蔽板65とは、図示しないモータからの駆動を伝
達された第二ギア軸59aにより、第二ギア59と共に
図2の矢印A方向に回転する。図2に示すように、塗布
ブラシカム63の下死点(第二ギア軸59aから最も近
いカム面上の一点)には、図示しないスプリング等で矢
印H(図3参照)方向に付勢されている筐体保持ブラケ
ット39が当接している。筐体保持ブラケット39は、
塗布ブラシカム63が回転すると、スプリング等の付勢
力により筐体用回転軸41を中心に図2の矢印F方向に
回動する。
【0025】遮蔽板65は、後述する位置検知センサ7
1の光路を遮蔽するものであり、図6に示すように、略
L字型をなしている。略L字型の一側65aは、基部6
4から第二ギア軸59aに対して略垂直に延出してお
り、略L字型の他側65bは、第二ギア軸59aに対し
て略平行に、且つ本体側板26近傍まで延びている。
【0026】この遮蔽板65の他側65bの先端部は、
ブラシ(清掃部材)69を有している。ブラシ69は、
他側65bの先端部の表裏に、例えば、ポリエステル繊
維等を植毛して構成されている。このブラシ69は、遮
蔽板65の回転により、位置検知センサ71の発光素子
71a及び受光素子71bの表面に接触して、これらの
表面に付着したトナー、ほこり、ちり等を清掃する。ブ
ラシ69は、ポリエステル繊維等を植毛するだけなの
で、構成が簡単である。なお、本実施の形態において、
清掃部材であるブラシ69にポリエステル繊維等の繊維
物を用いているが、これに限定されず、例えば、スポン
ジ等の部材を清掃部材として用いても良く、発光素子7
1a及び受光素子71bの表面を清掃可能なものであれ
ば良い。
【0027】位置検知センサ(検知手段)71は、本体
側板26に取りつけられており、クリーニングブレード
43の位置を検知する。位置検知センサ71は、発光素
子71aと受光素子71bとを有しており、発光素子7
1aと受光素子71bとは、互いに向かい合っている。
これら発光素子71aと受光素子71bとの間を、第二
ギア軸59aの回転により遮蔽板65の他側65bが通
るようになっている。
【0028】発光素子71aは、光を発する素子であ
り、発光素子71aから発せられた光は、受光素子71
bに受光される。受光素子71bが発光素子71aから
の光を受光すると、電圧の出力レベルが、例えば、略5
Vになるようになっており、クリーニングブレード43
が、図3に示すように、中間転写ベルト3に対して離間
している状態を検知する。
【0029】発光素子71aからの光が遮蔽板65によ
り遮蔽されているとき(遮蔽板65の他側65bが、図
6の破線の位置に位置しているとき)、電圧の出力レベ
ルが例えば、略0Vになるようになっており、クリーニ
ングブレード43が、図4に示すように、中間転写ベル
ト3に当接している状態を検知する。
【0030】即ち、第二ギア59の回転により、遮蔽板
65が発光素子71aと受光素子71bとの間を徐々に
通ることにより、発光素子71aからの光路を徐々に遮
蔽していく。発光素子71aからの光路が徐々に遮蔽さ
れていくと、受光素子71bが受光する光量が減少し、
電圧の出力レベルが徐々に減少していき、光路が完全に
遮蔽されると、電圧の出力レベルが略0Vになる。この
ようにして、位置検知センサ71は、クリーニングブレ
ード43の位置を検知し、位置検知センサ71の検知に
より、制御手段(図示せず)は、クリーニングブレード
43の位置を制御している。
【0031】次に、上述した構成に基づき、本実施の形
態の作用を説明する。転写紙上にトナー像を転写してい
るとき、クリーニングブレード43は、図3に示すよう
に、中間転写体3に対して離間している。
【0032】転写紙にトナー像を転写した後、モータの
駆動により第二ギア59は、略180度分の回転力を与
えられ、図3の矢印A方向に回転すると共に、塗布ブラ
シカム63と、遮蔽板65(図5参照)が第二ギア59
と同方向に回転する。遮蔽板65は、略180度回転
し、位置検知センサ71の発光素子71aと受光素子7
1bとを遮蔽する(図6の破線の位置)。このとき、ブ
ラシ69は、発光素子71a及び受光素子71bの表面
に当接している。
【0033】また、筐体保持ブラケット39は、塗布ブ
ラシカム63により筐体用回転軸41を中心に押し上げ
られながら、図3の矢印F1方向に移動する。塗布ブラ
シカム63が、略180度回転すると、図4に示すよう
に、塗布ブラシ37が中間転写ベルト3に当接した状態
となる。
【0034】一方、第一ギア57は、第二ギア59の回
転により図3の矢印B方向に回転し、それと共にブレー
ド接離カム61が第一ギア57と同方向に回転する。ブ
レード接離カム61の回転により、ブレード保持ブラケ
ット47は、スプリングの付勢力(矢印G方向)を受け
てブレード用回転軸49を中心に、図3の矢印C1方向
に移動させられる。ブレード保持ブラケット47が移動
させられると、クリーニングブレード43は、中間転写
ベルト3の方向に移動して、図4に示すように、中間転
写ベルト3に当接する。
【0035】クリーニングブレード43が中間転写ベル
ト3に当接したとき、ブレード保持ブラケット47は、
ブレード接離カム61から離間している。この状態で、
クリーニングブレード43は、図4の矢印G方向に付勢
されているスプリングにより中間転写ベルト3に圧接し
て、中間転写ベルト3上の残留トナーを掻き落とす。ク
リーニングブレード43は、ブレード接離カム61によ
り中間転写ベルト3に接離させられていることにより、
クリーニングブレード43が中間転写ベルト3に、穏や
かに当接するので、トナー、ほこり、ちり等の飛散を防
止できる。
【0036】また、一端部がブレード用回転軸49に固
定されているレバー51は、ブレード保持ブラケット4
7と共に、図3の矢印D1方向に移動する。レバー51
が移動すると、入口シールブラケット53は、スプリン
グの付勢力によって、入口シール回転軸53aを中心
に、図3の矢印E1方向に回動する。この回動により、
入口シール55は、図4に示すように、中間転写ベルト
3に当接する。
【0037】クリーニングブレード43が残留トナーを
掻き取った後、モータの駆動により第二ギア59は、略
180度分の回転力を与えられることにより、第二ギア
59は、図4の矢印A方向に回転する。第二ギア59の
回転により、第一ギア57が図4の矢印B方向に回転
し、ブレード接離カム61が、ブレード保持ブラケット
47を押し上げる。ブレード保持ブラケット47が押し
上げられると、クリーニングブレード43は、図4の矢
印C2方向に移動して、図3に示すように、クリーニン
グブレード43は、中間転写ベルト3から離間する。ク
リーニングブレード43の離間動作に連動して、レバー
51が図4の矢印D2方向に移動する。このレバー51
に押されて、入口シールブラケット53は、図4の矢印
E2の中間転写ベルト3から離間する方向に移動し、入
口シール55は、図3に示すように、中間転写ベルト3
から離間する。
【0038】一方、第二ギア59の回転と共に塗布ブラ
シカム63と、遮蔽板65(図5参照)とが図4の矢印
A方向に回転する。塗布ブラシカム63が回転すると共
に、筐体保持ブラケット39が、スプリングの付勢力
(図4の矢印H参照)により、筐体用回転軸41を中心
に図4の矢印F2方向に回動して、塗布ブラシ37は、
図3に示すように、中間転写ベルト3から離間する。ま
た、位置検知センサ71の発光素子71a及び受光素子
71b間を遮蔽していた遮蔽板65は、図6の破線の位
置から実線の位置まで回転する。
【0039】クリーニング装置25は、上述した動作を
繰り返し行うが、クリーニングブレード43による中間
転写ベルト3との接離により、図5に示すように、トナ
ー、ほこり、ちり等の付着物73が、発光素子71a及
び受光素子71bに付着する場合がある。このような付
着物73が、発光及び受光素子71a、71bに付着す
ると、位置検知センサ71の機能が低下し、誤検知等が
発生する。
【0040】しかし、遮蔽板65が、図6に示す破線の
位置から実線の位置まで回転するとき、遮蔽板65に設
けられているブラシ69が、発光及び受光素子71a、
71bの表面に接触して、これらの表面を清掃して、付
着物73を除去する。即ち、クリーニングブレード43
が中間転写ベルト3と接離動作をする度に、遮蔽板65
が発光及び受光素子71a、71bの間を通過し、ブラ
シ69が付着物73を除去している。これにより、発光
及び受光素子71a、71bの表面に付着物73が、付
着しにくくなるので、位置検知センサ71の機能の低下
を防止し、位置検知センサ71は、誤検知せずに正常な
動作を行うことができる。
【0041】また、クリーニングブレード43は、中間
転写ベルト3上の残留トナーを掻き落とすときだけ、中
間転写ベルト3に当接しており、クリーニングブレード
43が中間転写ベルト3に当接している時間と、離間し
ている時間とのうち、中間転写ベルト3に対して当接し
ている時間のほうが短い。従って、ブラシ69が、発光
及び受光素子71a、71bの表面に当接している時間
は短く、ブラシ69が長時間ストレスを受けることがな
いので、ブラシ69を構成している繊維がへたりにく
く、位置検知センサ71に対する清掃能力が低下するの
を防止する。
【0042】なお、本発明は、上述の実施の形態に限定
されず、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々の
変形が可能である。例えば、クリーニング部材としてク
リーニングブレード43を用いたが、クリーニングブレ
ード43の代わりにブラシ等の部材を用いても良く、残
留トナーを除去できる部材であれば良い。
【0043】また、クリーニングブレード43が、通
常、中間転写ベルト3に当接している構成にし、クリー
ニングブレード43が中間転写ベルト3から離間してい
るときに、ブラシ69が発光及び受光素子71a、71
bの間に位置するようにしても良い。即ち、クリーニン
グブレード43が、中間転写ベルト3に当接している時
間と、離間している時間とのうち、時間の短い方の状態
にあるとき、ブラシ69が、発光及び受光素子との間に
位置していれば良い。
【0044】更に、本発明をカラー複写機に適用した
が、これに限定されず、FAX、プリンタ等に適用して
も同様の作用効果を得る。
【0045】
【発明の効果】請求項1に記載の発明では、清掃部材
が、発光素子及び受光素子の表面を清掃することによ
り、発光素子及び受光素子の表面に残留トナー等が付着
しにくくなるので、検知手段の機能の低下を防止でき
る。
【0046】請求項2に記載の発明では、接離手段にカ
ムを用いていることにより、クリーニング部材が像担持
体に緩やかに当接するので、トナーの飛散量が低減でき
る。
【0047】請求項3に記載の発明では、清掃部材が、
発光素子と受光素子との間に位置している時間は短いの
で、清掃部材は劣化しにくく、検知手段に対する清掃能
力の低下を防止する。
【0048】請求項4に記載の発明では、清掃部材は、
ブラシであるので、構成が簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した複写機を概略的に示す構成図
である。
【図2】クリーニング装置を概略的に示す構成図であ
る。
【図3】クリーニングブレードが中間転写ベルトから離
間している状態を概略的に示す構成図である。
【図4】クリーニングブレードが中間転写ベルトに当接
している状態を概略的に示す構成図である。
【図5】塗布ブラシカム近傍を拡大して示す平面図であ
る。
【図6】遮蔽板近傍を拡大して示す断面図である。
【符号の説明】
1 中間転写ベルト(像担持体) 25 クリーニング装置 31 ギア部(接離手段) 43 クリーニングブレード 61 ブレード接離カム 65 遮蔽板(遮蔽部材) 69 ブラシ(清掃部材) 71 位置検知センサ(検知手段) 71a 発光素子 71b 受光素子

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナー像を担持する像担持体に対して接
    離可能に設けられ、前記像担持体に接したとき、この像
    担持体上の残留トナーを除去するクリーニング部材と、
    前記クリーニング部材を前記像端持体に接離させる接離
    手段と、前記クリーニング部材の位置を検知する検知手
    段とを備えるクリーニング装置であって、 前記検知手段は、発光素子と、受光素子と、前記接離手
    段の動作に連動して前記発光素子と受光素子との間の光
    路を遮蔽する遮蔽部材とを備え、この遮蔽部材は、前記
    発光素子の発光面と前記受光素子の受光面とに接触して
    清掃する清掃部材を備えることを特徴とするクリーニン
    グ装置。
  2. 【請求項2】 前記接離手段は軸を中心に回動するカム
    を備え、前記クリーニング部材は、前記カムの回動によ
    りカム面に従って前記像担持体に接離することを特徴と
    する請求項1に記載のクリーニング装置。
  3. 【請求項3】 前記クリーニング部材が、前記像担持体
    に接している時間と離れている時間とのうち、時間の短
    い方の状態にあるとき、前記遮蔽部材が前記発光素子と
    前記受光素子との間に位置していることを特徴とする請
    求項1又は2に記載のクリーニング装置。
  4. 【請求項4】 前記清掃部材は、ブラシであることを特
    徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のクリー
    ニング装置。
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