JP2006098296A - 表示パネルの点灯検査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 パネル本体部分の表示面と端子部のリード端子形成面とが反対面側に位置している表示パネルに適用される点灯検査装置において、リード端子形成面の下方に配置される昇降台の裏面側スペースの縮小と、電極支持板の高さ調整ネジの操作性を改善する。
【解決手段】 昇降台上に載置される電極支持板140を備え、その上端面141に配置されるプローブ電極を端子部のリード端子形成面に下方から接触させる点灯検査装置において、電極支持板141を上記端子部に対して平行とするための平行度調整手段130として、電極支持板141をほぼ垂直として上下動可能に支持する側板313bを含む筐体131と、各々が電極支持板141の下端の所定距離離れた部分に接する同一傾斜角の楔面134を有して筐体131内にほぼ水平方向に移動可能に配置された一対の高さ調整ブロック133と、各高さ調整ブロック133を個別的に移動させる調整ネジ136とを備えている。
【選択図】 図3

Description

本発明は表示パネルの点灯検査装置に関し、さらに詳しく言えば、端子部のリード端子形成面が視認側の反対側に位置している表示パネルに好適な表示パネルの点灯検査装置に関するものである。
表示パネルには、外部の表示駆動回路から表示信号が印加されるリード端子を有する端子部が設けられているが、表示が視認できるパネル本体部分の表示面と端子部のリード端子形成面とが反対面側に位置している表示パネルには、例えば有機LED(Organic Light Emitting Diode)パネルがある。この有機LEDパネルは有機EL(Electro Luminescence)パネルとも呼ばれ、その基本的な構成を図5により説明する。
図5には1画素分しか示されていないが、この表示パネルは光透過性基板(多くの場合、ガラス基板)10を備え、その片面側に陽極電極20,有機発光材を含むEL形成層21および陰極電極22が順次積層され、その背面側に封止基板23が被せられる。ガラス基板10の表示面10a側には偏光膜24が貼着される。
なお、封止基板23は内部に例えば窒素ガスが封入された状態で、その周縁が紫外線硬化型樹脂などのシール材23aにて封止される。また、封止基板23内にBaO粉末などの捕水材23bが設けられることもある。
パネル本体部分には上記した構成の画素がマトリクス状に多数配置され、パネル本体部分に隣接して設けられている端子部11に陽極電極20と陰極電極22とからそれぞれリード端子が群として引き出される。作図の都合上、図5には陽極電極20側のリード端子20aのみを示すが、陰極電極22のリード端子は紙面と直交する方向に延設されている端子部11側に引き出される。
端子部11には、例えばベアチップ31が実装されているフレキシブル基板(COF;Chip On Film)30が図示しない異方性導電フィルムを介して接続され、フレキシブル基板30から陽極電極20と陰極電極22との間に表示信号を印加することによりEL形成層21が発光する。
点灯検査はフレキシブル基板30が接続される前に行われるが、有機LEDパネルは上記したように表示面10aと端子部11のリード端子形成面11aとが反対側に位置しているため、点灯検査にあたっては、図6に示すように表示面10aを上にして点灯検査機にかける。図7に有機LEDパネルを点灯検査機上に配置したときの陽極電極20側の端子部11と、その検査機側の対応関係を示す。
点灯検査機上において、有機LEDパネルはそのパネル本体部分が図示しない支持基台に吸着固定されることから、点灯検査機はリード端子形成面11aが下向きに配置される端子部11に対して昇降する昇降台40を備えている。
昇降台40には、容易に変形しない金属板などからなる電極支持板41が立設されており、電極支持板41の上端面には、端子部11に形成されているリード端子20aと1対1で対応するプローブ電極42aを有する給電用のフレキシブル基板42の一端が配置される。フレキシブル基板42を用いるのは、その可撓性を利用して昇降台40の上昇・下降に追従させるためである。
プローブ電極42aは昇降台40が上昇することにより、端子部11のリード端子20aに接触するが、その際、点灯検査の信頼性を確保するうえですべてのリード端子20aに対してプローブ電極42aを正確に接触させることが要件とされる。
そのためには、リード端子20aとプローブ電極42aとの間に位置ずれがないことを前提として、端子部11のリード端子形成面11aと電極支持板41の上端面とが平行であることが求められる。この平行度を保つ方法の一つとして、電極支持板41の上端面とフレキシブル基板42との間にゴム弾性層を介装する方法がある。
これによれば、リード端子形成面11aに対して電極支持板41の上端面が傾きをもっていても、この傾きがゴム弾性層によって吸収されるが、これには端子部11に対して電極支持板41を強く押し付ける必要がある。しかも、傾きがあると端子部11に対する電極支持板41の押圧力が不均一となる。これより、ガラス基板10に無理な応力がかけられ、これが原因で表示不良となることがあるので、ゴム弾性層を用いることは好ましくない。
そこで、昇降台40の裏面側に電極支持板41の底面に作用してその傾きを調整するための高さ調整ネジ43を数箇所に設け、この高さ調整ネジ43にて端子部11に対する電極支持板41の平行度を調整するようにしている。
なお、表示面と端子部のリード端子形成面とが反対面側に位置する表示パネルとしては、上記有機LEDパネルのほかに、図8に示す液晶表示パネルがある。この液晶表示パネルは、2枚のパネル基板(透明電極基板)51,52のうち、裏面側のパネル基板52が図示しない全反射の光反射層を備え、表示観察面側のパネル基板51に端子部53が連設されている全反射型である。
このような構成の全反射型液晶表示パネルでは、表示面51aと端子部53のリード端子形成面53aは反対面側に位置しているため、その点灯検査は上記の有機LEDパネルと同じく、上昇・下降可能な電極支持基板41を有する点灯検査機によって行われる。
しかしながら、上記した従来の点灯検査機では、昇降台40の裏面側に電極支持板41の高さ調整ネジ43が設けられているため、昇降台40の裏面側に作業者の手が入るスペースを必要とする。したがって、そのスペース分だけ装置が大型となるばかりでなく、高さ調整ネジ43を操作しづらい、という問題がある。
したがって、本発明の課題は、パネル本体部分の表示面と端子部のリード端子形成面とが反対面側に位置している表示パネルに適用される点灯検査装置において、リード端子形成面の下方に配置される昇降台の裏面側スペースの縮小と、電極支持板の高さ調整ネジに対する操作性を改善することにある。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、端子部を一体に含む光透過基板を有し、上記端子部には上記光透過基板の視認側とは反対側の面にリード端子が形成されている表示パネルを検査対象として、上記リード端子の形成面を下向きとして上記表示パネルを支持する支持基台と、上記端子部の下方に配置される昇降台と、上記昇降台上に支持され上端面に上記リード端子に接触するプローブ電極が配置される電極支持板と、上記電極支持板の上端面を上記リード端子の形成面に対して平行とする平行度調整手段とを備え、上記昇降台の上昇により上記プローブ電極を上記リード端子に接触させて点灯検査を行う表示パネルの点灯検査装置において、上記平行度調整手段が、上記電極支持板をほぼ垂直として上下動可能に支持する側板を含む筐体と、各々が上記電極支持板の下端に接する同一傾斜角の楔面を有して上記筐体内にほぼ水平方向に移動可能に配置された一対の高さ調整ブロックと、上記各高さ調整ブロックを個別的に移動させるブロック移動手段とを備えていることを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、上記請求項1において、上記電極支持板の下端には上記高さ調整ブロックの上記楔面と平行な傾斜面を有する従動ブロックが設けられていることを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、上記請求項1または2において、上記平行度調整手段には上記電極支持板を下方に向けて付勢する付勢手段が設けられていることを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、上記請求項1,2または3において、上記平行度調整手段には上記側板に対して上記電極支持板を所定の調整位置に固定する固定ネジが設けられていることを特徴としている。
請求項5に記載の発明は、端子部を一体に含む光透過基板を有し、上記端子部には上記光透過基板の視認側とは反対側の面にリード端子が形成されている表示パネルを検査対象として、上記リード端子の形成面を下向きとして上記表示パネルを支持する支持基台と、上記端子部の下方に配置される昇降台と、上記昇降台上に支持され上端面に上記リード端子に接触するプローブ電極が配置される電極支持板と、上記電極支持板の上端面を上記リード端子の形成面に対して平行とする平行度調整手段とを備え、上記昇降台の上昇により上記プローブ電極を上記リード端子に接触させて点灯検査を行う表示パネルの点灯検査装置において、上記平行度調整手段が、上記電極支持板の底面のほぼ中央に配置された球面状の軸受手段と、各々が同一傾斜角の楔面を有して上記電極支持板の底面側の四隅にほぼ水平方向に移動可能に配置された4つの高さ調整ブロックと、上記各高さ調整ブロックを個別的に移動させるブロック移動手段とを備え、上記4つの高さ調整ブロックのうち、上記電極支持板の板面と平行な方向に沿って対として配置されるもの同士の上記楔面が互いに向かい合うように配置されていることを特徴としている。
請求項6に記載の発明は、上記請求項5において、上記高さ調整ブロックにはほぼ水平方向に沿ってネジ挿通孔が穿設されているとともに、上記電極支持板側には上記ネジ挿通孔と同軸的な雌ネジ穴が形成されており、上記ブロック移動手段が上記ネジ挿通孔を貫通して上記雌ネジ穴に螺合する雄ネジからなることを特徴としている。
上記請求項1に記載の発明によれば、電極支持板の平行度を調整するにはブロック移動手段により高さ調整ブロックを水平方向に移動させればよいため、昇降台の裏面側に作業者の手を入れる必要がない。したがって、昇降台の裏面側のスペースを縮小できるとともに、操作性の改善が図れる。
上記請求項2に記載の発明によれば、電極支持板の下端に高さ調整ブロックの楔面と平行な傾斜面を有する従動ブロックが設けられていることにより、高さ調整ブロックの水平運動を電極支持板の上下運動にスムースに変換することができる。
上記請求項3に記載の発明によれば、バネなどの付勢手段により電極支持板を下方に向けて付勢するようにしたことにより、電極支持板のガタツキをなくすことができる。また、上記請求項4に記載の発明によれば、一旦平行度出しした電極支持板を固定ネジにより固定できるため、当該点灯検査を移設するときなどにおいて再度調整する必要がなくなる。
上記請求項5に記載の発明によれば、電極支持板の底面のほぼ中央が球面状の軸受手段により支持されるとともに、電極支持板の底面の四隅に楔面を有する高さ調整ブロックが水平方向に移動可能に配置されていることにより、電極支持板の傾きをその板面と平行な方向および板面と直交する方向のいずれにでも調整することができる。
また、上記請求項6に記載の発明によれば、上記請求項5における高さ調整ブロックを電極支持板の雌ネジ穴に螺合する雄ネジによって移動させるようにしたことにより、平行度調整手段の構成をより小型でかつ簡素化することができる。
次に、図1ないし図4により本発明の実施形態について説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。図1ないし図3は本発明の第1実施形態についてのもので、図1は点灯検査装置の支持基台上に表示パネルをセットした状態を示す模式的な平面図,図2はその側面図,図3(a)は平行度調整手段を示す正面図,図3(b)は図3(a)のA−A線断面図である。図4(a)〜(c)は本発明の第2実施形態の説明図である。
図1および図2を参照して、まず、点灯検査する表示パネルPは、視認側の面であるパネル本体部分の表示面と端子部のリード端子形成面とが反対面側に位置している表示パネルで、これには先の図5で説明した有機LEDパネルと図8で説明した全反射型の液晶表示パネルなどが含まれるが、この例において表示パネルPは有機LEDパネルとする。その構成要素の参照符号は図5のものを援用する。
この表示パネルPは、パネル本体部分1の隣接する2辺に沿って配置された端子部11を備え、その一辺側の端子部には例えば陽極電極20のリード端子群20aが引き出され、他辺側の端子部には陰極電極22のリード端子群22aが引き出されている。
点灯検査するにあたって、パネル本体部分1がその表示面10aを上向きとして支持基台110上に載置され、図示しない真空吸着手段により固定される。端子部11はリード端子形成面11aを下向きとして支持基台110から張り出した状態に置かれる。
支持基台110の下方には図示しない駆動手段により駆動される昇降台120が設けられている。昇降台120の駆動手段はエアシリンダなどの公知のものであってよい。昇降台120上には、平行度調整手段130を介して電極支持板140が載置されている。電極支持板140は容易に変形しない金属板から好ましく形成され、端子部11と対向する平坦な上端面141を備えている。
図示されていないが、電極支持板140の上端面141には、先の図7で説明したのと同じく、リード端子群20a,22aに対応するプローブ電極42aを有する給電用のフレキシブル基板42の一端が配置される。この例では、リード端子群ごとに電極支持板140が平行度調整手段130を備えて割り当てられているが、その平行度調整手段130の構成は同一であるため、図3(a)(b)によりその一つについて説明する。
平行度調整手段130は、昇降台120上に配置される筐体131を備えている。この例において、筐体131には底板131aと、その両端からほほ垂直に立ち上がる左右一対の側板131b,131cとが含まれており、背の高い方の側板131bに電極支持板140が端子部11に対してほぼ垂直となるように2つの固定ネジ132を介して取り付けられる。
図3(a)に示すように、各固定ネジ132は電極支持板140の左右両側のほぼ同じ高さ位置に配置され、この各固定ネジ132に対応して、電極支持板140には、図3(b)に示すように固定ネジ132のネジ軸部分よりも大径のネジ挿通孔142が穿設されている。
筐体131の底板131a上には、2つの高さ調整ブロック133がほぼ水平方向に摺動可能に配置されている。この2つの高さ調整ブロック133は、図3(a)に示すように、電極支持板140の下端の両側に配置され、その各々には図3(b)に示すように、水平方向の移動を電極支持板140の垂直方向の移動に変換する同一傾斜角の楔面134が形成されている。
本発明の好ましい態様によれば、電極支持板140の下端の両側には、図3(b)に示すように、上記楔面134と平行な傾斜面144を有する従動ブロック143が設けられる。この従動ブロック143を高さ調整ブロック133に常時密接させるため、電極支持板140は側板131b側に張り出すアーム145を備え、アーム145と側板131bとの間には、電極支持板140を高さ調整ブロック133の楔面134に向けて付勢する引っ張りバネ146が介装されている。
楔面134と傾斜面144の傾斜角度は任意に決められてよいが、高さ調整ブロック133の水平方向の移動量をS1,電極支持板140の垂直方向との移動量をS2として、上記傾斜角度が45゜である場合にはS1=S2(すなわち1:1)となり、45゜未満の場合にはS1>S2,45゜を超えるとS1<S2となる。
各高さ調整ブロック133はブロック移動手段によって個別的にその移動量が制御されるが、この例において、ブロック移動手段には背の低い方の側板131cに形成された水平方向の雌ネジ孔135に螺合して高さ調整ブロック133の背面に当接する調整ネジ136が用いられている。
上記の構成において、端子部11に対する電極支持板140の平行度を調整するには、まず、各固定ネジ132を緩める。なお、調整ネジ136を時計方向に回したときには同調整ネジ136が図3(b)の左側に向けて前進し、反時計方向に回したときには同調整ネジ136が右側に向けて後退するものとする。
電極支持板140の上端面141を端子部11のリード端子形成面11aと平行とするうえで、図3(a)において電極支持板140を例えば左上がりとなるように調整するには、図3(a)の左側の調整ネジ136Aを時計方向に回して左側の高さ調整ブロック133Aを図3(b)の左方向に移動させ、その楔面134を介して電極支持板140の左側を所定量持ち上げて平行出ししたのち、各固定ネジ132を締め付けてその位置に固定すればよい。
同様に、電極支持板140を右上がりとなるように調整するには、図3(a)の右側の調整ネジ136Bを時計方向に回して右側の高さ調整ブロック133Bを図3(b)の左方向に移動させればよい。
これとは反対に、電極支持板140の片側(左側もしくは右側)を下げて平行出しするには、図3(a)の左側の調整ネジ136Aもしくは右側の調整ネジ136Bを反時計方向に回して左側の高さ調整ブロック133Aもしくは右側の高さ調整ブロック133Bを図3(b)の右方向に後退させればよい。
また、図2のように、昇降台120上に複数の電極支持板140が設けられている場合で、上記のように各電極支持板140を平行出ししたのち、各電極支持板140の高さを揃えるには、左側の調整ネジ136Aと右側の調整ネジ136Bとを同方向に同量回転させて各電極支持板140を高さ方向に平行移動させればよい。
なお、図2において右側に配置されている電極支持板(リード端子群22a用)140の平行度調整手段130は、他の電極支持板の平行度調整手段130と異なった形態で示されているが、これは作図上の都合によるもので内部構造は実質的に同一である。
上記の第1実施形態では、電極支持の傾き調整をその板面と平行な方向のみとしているが、次に図4により、電極支持板の傾き調整をその板面と平行な方向(X方向)および板面と直交する方向(Y方向)のいずれにでも調整することができるようにした第2実施形態について説明する。図4(a)は平面図,図4(b)は正面図,図4(c)は右側面図である。
この第2実施形態において、電極支持板には参照符号200が付されており、その上端面201には、先の図7で説明したのと同じく、リード端子群20a,22aに対応するプローブ電極42aを有する給電用のフレキシブル基板42の一端が配置される。
電極支持板200は、図4(c)に示すように側面視で逆T字状であって、電極支持板200の下端には、従動ブロック210が同電極支持板200と直交するように一体的に形成されている。すなわち、この従動ブロック210には、電極支持板200の一方の面側(図4(c)において右側)に張り出す第1従動ブロック211と、他方の面側(図4(c)において左側)に張り出す第2従動ブロック212とが含まれている。
図4(b)に示すように、電極支持板200は上記第1実施形態での電極支持板140と同じく昇降台120上に配置されるが、この場合、従動ブロック210はその中央部分において球面状の軸受手段300により全方向に揺動可能に支持される。
この例において、軸受手段300は、昇降台120側に突設された上端が凸球面状の軸体301と、従動ブロック210の底面中央部分に形成された凹球面302との組み合わせからなるが、軸体301を従動ブロック210側に形成し、凹球面302を昇降台120側に形成してもよい。また、軸受手段300にピボット軸受が適用されてもよい。
従動ブロック210の底面側の四隅には、それぞれ高さ調整ブロック310,320,330,340が配置される。すなわち、第1従動ブロック211の対向する2辺に高さ調整ブロック310,320が対として配置され、第2従動ブロック212の対向する2辺に残りの高さ調整ブロック330,340が対として配置される。
高さ調整ブロック310,320の対と、高さ調整ブロック330,340の対は同一構成であるため、図4(b)により、第2従動ブロック212側の高さ調整ブロック330,340の対について説明する。
高さ調整ブロック330,340は、ともに同一傾斜角の楔面331,341を備えており、それらの楔面331,341同士を向かい合わせとした状態で昇降台120上に摺動自在に配置される。これに対応して、第2従動ブロック212の両端には、楔面331,341と同一傾斜角の傾斜面212a,212bが形成されることが好ましい。
高さ調整ブロック330,340を移動させるため、その各々に調整ネジ30B,30Dが取り付けられる。この調整ネジ30B,30Dを取り付けるため、高さ調整ブロック330,340には、それぞれネジ挿通孔332,342が水平方向に穿設され、第2従動ブロック212の両端には、調整ネジ30B,30Dと螺合する雌ネジ穴212c,212dがネジ挿通孔332,342と同軸的に形成される。
第1従動ブロック211側の高さ調整ブロック310,320も、第2従動ブロック212側の高さ調整ブロック330,340と同様な楔面と、ブロック移動用の調整ネジ30A,30Cとを備えている。
また、電極支持板200の昇降台120からの浮き上がりを防止するため、この例においては、電極支持板200はその両側面にアーム201を有し、アーム201と昇降台120との間に引っ張りバネ202が介装され、この引っ張りバネ202によって電極支持板200が常時昇降台120側に引っ張られるようにしている。
この第2実施形態において、電極支持板200の傾きをその板面と平行な方向(X方向)に調整する場合について説明する。図4(b)において、電極支持板200のX方向における傾きを例えば左下がりとする場合には、調整ネジ30C,30Dを例えば反時計方向に回して高さ調整ブロック320,340を左方向に移動(後退)させるとともに、調整ネジ30A,30Bを時計方向に同じ量だけ回して高さ調整ブロック310,330を左方向に移動(前進)させる。なお、前進とは調整ネジの送り出し方向で、後退とは調整ネジの引き込み方向である(以下に同じ)。
これに対して、図4(b)において、電極支持板200のX方向における傾きを例えば右下がりに調整する場合には、調整ネジ30A,30Bを例えば反時計方向に回して高さ調整ブロック310,330を右方向に移動(後退)させるとともに、調整ネジ30C,30Dを時計方向に同じ量だけ回して高さ調整ブロック320,340を右方向に移動(前進)させればよい。
次に、電極支持板200の傾きをその板面と直交する方向(Y方向)に調整する場合について説明する。図4(c)において、電極支持板200のY方向における傾きを例えば左下がりとする場合には、調整ネジ30B,30Dをともに例えば反時計方向に同じ量回して高さ調整ブロック330を図4(b)において右側に移動させるとともに、高さ調整ブロック340を左側に移動させる。すなわち、高さ調整ブロック330,340をともに後退させる。これにより、従動ブロック210の第2従動ブロック212側が下がる。
次に、調整ネジ30A,30Cをともに時計方向に同じ量だけ回して高さ調整ブロック310を図4(b)において左側に移動させるとともに、高さ調整ブロック320を右側に移動させる。すなわち、高さ調整ブロック310,320をともに前進させる。これにより、従動ブロック210の第1従動ブロック211側が、第2従動ブロック212側が下がった分だけ持ち上げられる。
これとは反対に、電極支持板200のY方向における傾きを右下がりとする場合には、調整ネジ30A,30Cをともに反時計方向に回し、調整ネジ30B,30Dをともに時計方向に回せばよい。
上記第1実施形態および第2実施形態のいずれにしても、端子部に対する電極支持板の平行度を調整する場合、昇降台の裏面側に手を回して調整ネジを操作しなくてよいため、昇降台の裏面側のスペースを縮小できるとともに、操作性の改善が図れる。
本発明において点灯検査装置の支持基台上に表示パネルをセットした状態を示す模式的な平面図。 上記点灯検査装置を示す側面図。 (a)上記点灯検査装置が備える平行度調整手段を示す正面図,(b)そのA−A線断面図。 (a)本発明の第2実施形態を示す平面図,(b)一部に断面を含む正面図,(c)右側面図。 有機LEDパネルの構成を示す模式的な断面図。 上記有機LEDパネルを点灯検査する場合の向きを示す概略的な断面図。 従来の点灯検査を示す概略的な側面図。 全反射型の液晶表示パネルを示す概略的な側面図。
符号の説明
P 表示パネル
1 パネル本体部分
10a 表示面
11 端子部
11a リード端子形成面
20a,22a リード端子群
110 支持基台
120 昇降台
130 平行度調整手段
131 筐体
131a 底板
131b,131c 側板
132 固定ネジ
133,310,320,330,340 高さ調整ブロック
134,331,342 楔面
136 調整ネジ
140,200 電極支持板
141,201 上端面
143,210 従動ブロック
144,212a,212b 傾斜面
146,202 引っ張りバネ
300 球面状の軸受手段

Claims (6)

  1. 端子部を一体に含む光透過基板を有し、上記端子部には上記光透過基板の視認側とは反対側の面にリード端子が形成されている表示パネルを検査対象として、
    上記リード端子の形成面を下向きとして上記表示パネルを支持する支持基台と、上記端子部の下方に配置される昇降台と、上記昇降台上に支持され上端面に上記リード端子に接触するプローブ電極が配置される電極支持板と、上記電極支持板の上端面を上記リード端子の形成面に対して平行とする平行度調整手段とを備え、上記昇降台の上昇により上記プローブ電極を上記リード端子に接触させて点灯検査を行う表示パネルの点灯検査装置において、
    上記平行度調整手段が、上記電極支持板をほぼ垂直として上下動可能に支持する側板を含む筐体と、各々が上記電極支持板の下端に接する同一傾斜角の楔面を有して上記筐体内にほぼ水平方向に移動可能に配置された一対の高さ調整ブロックと、上記各高さ調整ブロックを個別的に移動させるブロック移動手段とを備えていることを特徴とする表示パネルの点灯検査装置。
  2. 上記電極支持板の下端には上記高さ調整ブロックの上記楔面と平行な傾斜面を有する従動ブロックが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の表示パネルの点灯検査装置。
  3. 上記平行度調整手段には上記電極支持板を下方に向けて付勢する付勢手段が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の表示パネルの点灯検査装置。
  4. 上記平行度調整手段には上記側板に対して上記電極支持板を所定の調整位置に固定する固定ネジが設けられていることを特徴とする請求項1,2または3に記載の表示パネルの点灯検査装置。
  5. 端子部を一体に含む光透過基板を有し、上記端子部には上記光透過基板の視認側とは反対側の面にリード端子が形成されている表示パネルを検査対象として、
    上記リード端子の形成面を下向きとして上記表示パネルを支持する支持基台と、上記端子部の下方に配置される昇降台と、上記昇降台上に支持され上端面に上記リード端子に接触するプローブ電極が配置される電極支持板と、上記電極支持板の上端面を上記リード端子の形成面に対して平行とする平行度調整手段とを備え、上記昇降台の上昇により上記プローブ電極を上記リード端子に接触させて点灯検査を行う表示パネルの点灯検査装置において、
    上記平行度調整手段が、上記電極支持板の底面のほぼ中央に配置された球面状の軸受手段と、各々が同一傾斜角の楔面を有して上記電極支持板の底面側の四隅にほぼ水平方向に移動可能に配置された4つの高さ調整ブロックと、上記各高さ調整ブロックを個別的に移動させるブロック移動手段とを備え、上記4つの高さ調整ブロックのうち、上記電極支持板の板面と平行な方向に沿って対として配置されるもの同士の上記楔面が互いに向かい合うように配置されていることを特徴とする表示パネルの点灯検査装置。
  6. 上記高さ調整ブロックにはほぼ水平方向に沿ってネジ挿通孔が穿設されているとともに、上記電極支持板側には上記ネジ挿通孔と同軸的な雌ネジ穴が形成されており、上記ブロック移動手段が上記ネジ挿通孔を貫通して上記雌ネジ穴に螺合する雄ネジからなることを特徴とする請求項5に記載の表示パネルの点灯検査装置。
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