JP2006097892A - 電動弁 - Google Patents
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Abstract
【課題】電動弁全体の高さを低くすることができるアクチュエータを具備する電動弁を提供することである。
【解決手段】弁室233を有する弁本体23に溶接されるキャン22とキャン22の内側に配設されるロータ21を構成する円筒状永久磁石と弁室233内の弁座234に接離するニードル弁30とからなり、ニードル弁30はロータ21の中心部に設けられた螺子管25と摺動可能に設けられたアクチュエータ26を具備すると共に、アクチュエータ26はキャン22の外周に配設されたステータのコイルへの通電により上下動する電動弁において、アクチュエータ26は、円筒状永久磁石の内壁に接続される横部材27を具備し、横部材27と円筒状永久磁石との間には横部材の上部側において空間10が形成されていることを特徴とする電動弁を構成するものである。
【選択図】図2
【解決手段】弁室233を有する弁本体23に溶接されるキャン22とキャン22の内側に配設されるロータ21を構成する円筒状永久磁石と弁室233内の弁座234に接離するニードル弁30とからなり、ニードル弁30はロータ21の中心部に設けられた螺子管25と摺動可能に設けられたアクチュエータ26を具備すると共に、アクチュエータ26はキャン22の外周に配設されたステータのコイルへの通電により上下動する電動弁において、アクチュエータ26は、円筒状永久磁石の内壁に接続される横部材27を具備し、横部材27と円筒状永久磁石との間には横部材の上部側において空間10が形成されていることを特徴とする電動弁を構成するものである。
【選択図】図2
Description
本発明は電動弁に関し、特に、ニードル弁を具備するアクチュエータと円筒状永久磁石の接続に関する。
従来の電動弁は、弁本体の弁座に接離するニードル弁を弁本体に設けた雄螺子管内において摺動自在に設け、永久磁石を有するロータをその中心部に設けた雌螺子管を雄螺子管に螺合することにより回動且つ軸方向に移動自在に設け、ロータの軸方向の中間部に対してニードル弁の端部を連結し、ロータの外周にコイルを内装したステータを同軸的に配設した構成となっている。
かかる構成において、作動時には、ステータのコイルに通電するとロータが回転し、ロータの回転に応じてスライダが螺旋案内リングに沿って上下動し、その上下端に衝合した位置でロータの回動及びニードル弁の移動は停止する(例えば特許文献1記載の図8)。
特開平6−42668号公報の図8
また、従来の電動弁において、円筒状永久磁石とニードル弁とは、図5に示すように接続されている。即ち、円筒状永久磁石11とニードル弁12とは、インジェクションモールディング(射出成形)によって、円筒状永久磁石11とニードル弁12の頂部が一体に接続されている。かかる電動弁は上部にスライダや案内リング等が設けられているので、上下に全体の高さをとらざるをえなかった。
本発明は、上記従来技術の欠点を克服して電動弁全体の高さを低くすることができるアクチゥエータを具備する電動弁を提供するものである。
本発明は、上記課題を解決するために、弁室を有する弁本体に溶接されるキャンと該キャンの内側に配設されるロータを構成する円筒状永久磁石と前記弁室内の弁座に接離するニードル弁とからなり、前記ニードル弁は前記ロータの中心部に設けられた螺子管と摺動可能に設けられたアクチュエータを具備すると共に、前記アクチュエータは前記キャンの外周に配設されたステータのコイルへの通電により上下動する電動弁において、前記アクチュエータは、前記円筒状永久磁石の内壁に接続される横部材を具備し、該横部材と前記円筒状永久磁石との間には前記横部材の上部側において空間が形成されていることである。
本発明による電動弁は、好ましくは、前記横部材は前記アクチュエータに射出成形によって前記円筒状永久磁石の内壁に接続されているものである。
本発明による電動弁は、ニードル弁を具備するアクチュエータが横部材を具備することにより、この横部材が円筒状永久磁石の内壁に接続されて設けられているから、円筒状永久磁石と上記横部材の上部とで空間を形成することができる。この結果、アクチュエータの移動及び停止に用いられる心棒及び係止杆が容易に空間内に突き出すことが可能となる。
しかも、アクチュエータは円筒状永久磁石の内部に設けられているから、両者はH形状に射出成形(インジェクションモールディング)により連結されることとなり、円筒状永久磁石の径方向の耐衝撃性を向上させ、且つアクチュエータの高さを低くすることが可能になる。
本発明による電動弁の一実施形態を図1、図2及び図3を参照して説明する。
図1は本発明の電動弁の構成を示す一部省略断面正面図、図2は図1に示す構成の全断面図、図3は図1及び図2に示す構成の要部を示す断面図である。なお、図2においてステータ及びこのコイルは省略している。
図1は本発明の電動弁の構成を示す一部省略断面正面図、図2は図1に示す構成の全断面図、図3は図1及び図2に示す構成の要部を示す断面図である。なお、図2においてステータ及びこのコイルは省略している。
図2に示すように、弁本体23は流体継手入口231と流体継手出口232を備え、流体入口231と出口232とに通じる弁室233と入口231との間に弁座234が形成されている。弁本体23の上面には管体24が立設されている。管体24と弁本体23の上面とに鍔部222が当接されたキャン22が立設されている。キャン22にはその内側に配設された円筒状永久磁石21からなるロータ20が設けられている。
管体24の内側には雌螺旋管25が圧入して取り付けられ、雌螺旋管25の内側に雌螺旋部251が刻設されている。雌螺旋管25の内側に略円筒状に形成されているアクチエータ26が設けられている。アクチエータ26には雌螺旋部251と螺合する雄螺旋部261を有すると共に内部に筒穴262が設けられている。筒穴262の上部は閉鎖された上面263を形成し、内部にニードル弁30が挿入されている。上面263の内側にボール状球体29が当接されており、ボール状球体29とニードル弁30との間にコイルバネ264が介設されている。なお、コイルバネ264の下端とニードル弁30の上端とは係合されている。
アクチエータ26の上面263には、一体に横部材27が例えば射出成形(インジェクションモールディング)により連結されており、横部材27は円筒状永久磁石21の内面に接続されている。また、横部材27には係止杆28が立設されている。
キャン22の上部開口部223には円板状の上蓋26が圧入されており、上蓋26の下面には心棒27が取り付けられている。心棒27には上端271a及び下端271bを有する案内リング271が巻回されている。案内リング271に対してスライダ272の先端が回動且つ上下動自在に係合しており、スライダ272の後端は係止杆28に係合されている。
かかる電動弁において、キャン22の外周部に固定したモータのコイル(図129)内の歯極に交替に変化する磁極が生成されるようにコイルに断続的なパルス電流を流すと、モータのロータ20が回転し、ロータ20と一体であるアクチュエータ26が回転し、アクチュエータ26の雄螺旋部261と弁本体23の筒体24と一体に設けた雌螺旋管25の雌螺旋部251によりロータ20の回転をアクチュエータ26のネジ伝動とボール状球体29とコイルバネ264を通してニードル弁30の上下移動に転換させてニードル弁30と弁座234の流通面積を変えることにより、流体継手入口231から流体継手出口232への流量を正確に制御する。
また、ロータ20の回転に応じてスライダ272が係止杆28により回転されて案内リング271に沿って上下動し、案内リング271の上下端271a,271bに衝突した位置でロータ20とアクチュエータ26及びニードル弁30の移動は停止する。
かかる構成によれば、アクチュエータ26に一体に形成された横部材17が円筒状永久磁石21の内壁に接続されているので、横部材27と円筒状永久磁石21との間に空間10を設けることができるので、アクチュエータ26の移動及び停止のために設けられた心棒27及び係止杆28等を容易に空間10に突き出すことができる。この結果、アクチュエータ26の高さを低くすることが可能になる。
図4に示す電動弁は、本発明の他の実施形態の要部を示す断面図であり、図1とはアクチュエータの構成が異なるが、図1と同一部分は同一の符号を付している。
図4において、11はアクチュエータであり、横部材12が射出成形(インジェクションモールディング)により一体に構成されており、円筒状永久磁石21の内壁に接続されている。アクチュエータ11は円筒状に形成されており、その内壁に内ネジ111が形成されており、図示しない弁本体に立設される雄螺子管と螺合している。また、アクチュエータ11の内部にニードル弁13が軸部131に沿って設けられたコイルバネ14によって支持されており、コイルバネ14は一端が横部材12に当接し、他端は弁部132に当接している。なお、133はニードル弁13の軸受であり、横部材12に形成されている。
図4において、11はアクチュエータであり、横部材12が射出成形(インジェクションモールディング)により一体に構成されており、円筒状永久磁石21の内壁に接続されている。アクチュエータ11は円筒状に形成されており、その内壁に内ネジ111が形成されており、図示しない弁本体に立設される雄螺子管と螺合している。また、アクチュエータ11の内部にニードル弁13が軸部131に沿って設けられたコイルバネ14によって支持されており、コイルバネ14は一端が横部材12に当接し、他端は弁部132に当接している。なお、133はニードル弁13の軸受であり、横部材12に形成されている。
アクチュエータ11の横部材12と円筒状永久磁石との間において、横部材12の上側に空間10が形成され、空間10にアクチュエータ11の移動及び停止用の心棒及び係止杆を容易に突き出すことができる。
10
空間
21
円筒状永久磁石
26
アクチュエータ
27
横部材
30
ニードル弁
空間
21
円筒状永久磁石
26
アクチュエータ
27
横部材
30
ニードル弁
Claims (3)
- 弁室を有する弁本体に溶接されるキャンと該キャンの内側に配設されるロータを構成する円筒状永久磁石と前記弁室内の弁座に接離するニードル弁とからなり、前記ニードル弁は前記ロータの中心部に設けられた螺子管と摺動可能に設けられたアクチュエータを具備すると共に、前記アクチュエータは前記キャンの外周に配設されたステータのコイルへの通電により上下動する電動弁において、前記アクチュエータは、前記円筒状永久磁石の内壁に接続される横部材を具備し、該横部材と前記円筒状永久磁石との間には前記横部材の上部側において空間が形成されていることを特徴とする電動弁。
- 前記横部材は前記アクチュエータに射出成形によって前記円筒状永久磁石の内壁に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の電動弁。
- 前記横部材には係止杆が立設され、該係止杆にスライダが係合されており、該スライダの先端が心棒に巻回された案内リングに回動且つ上下動自在に係合していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電動弁。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CN 200420090243 CN2735642Y (zh) | 2004-09-17 | 2004-09-17 | 步进电机的磁转子结构 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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2004
- 2004-09-17 CN CN 200420090243 patent/CN2735642Y/zh not_active Ceased
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2005
- 2005-09-09 JP JP2005262766A patent/JP2006097892A/ja active Pending
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CN2735642Y (zh) | 2005-10-19 |
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