JP2015017663A - 流量制御弁及びヒートポンプ装置 - Google Patents

流量制御弁及びヒートポンプ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】弁開度と流量の関係が変化することを抑えることが可能な流量制御弁及びこれを備えたヒートポンプ装置を提供する。また、従来にはない流量特性を備えた流量制御弁及びこれを備えたヒートポンプ装置を提供する。【解決手段】基端側に向かって徐々に拡径した弁体と、弁孔の軸方向の中間位置に設けられ、弁体より小さい拡径率で基端側に向かって拡径し、弁孔に突入した状態の弁体における軸方向の中間部に対向する孔中間部51Bと、弁孔に設けられて孔中間部51Bの大径側端部に連なり、孔中間部51Bより大きな拡径率で基端側に向かって拡径した孔基端部51Aと、弁孔に設けられて孔中間部51Bの小径側端部に連なり、均一径をなした孔先端部51Cとを備えている。【選択図】図4

Description

本発明は、流量制御弁及びヒートポンプ装置に関する。
従来の流量制御弁としては、弁体をバルブボディの弁孔に対して直動し、弁孔の内周面と弁体との間の環状隙間の断面積を変更して、弁孔を通過する流体の流量を制御するものが知られている。また、この種の流量制御弁は、例えば、ヒートポンプ装置に組み込まれている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−207852号公報(段落[0023]〜[0044]、第1図)
ところで、ヒートポンプ装置に組み込まれた流量制御弁は、コンプレッサの焼き付きを防止するために、弁体を最小の弁開度にしたときでも弁孔が全閉状態にならずに、微少な流量の冷媒が流れ得るように調整されることがある。
しかしながら、上述した従来の流量制御弁では、最小の弁開度にしたときに、弁体が弁孔の内側に遊嵌しているため、部品の加工精度や組立精度のばらつき、及び、冷媒の不規則な流れや外部からの振動等によって弁体が弁孔の内側でふらついて、それらが接触する可能性がある。このとき、環状隙間の断面積が最小となる部位、即ち、流量を決定づける部位で接触するため、接触部位の摩耗により弁開度と流量の関係が変化するという問題が起こり得た。
また、近年は、流量制御弁の使用分野が多様化しており、これに伴い、従来にはない流量特性を備えた流量制御弁の開発が望まれていた。
上記事情に鑑みてなされた本発明の第1の目的は、弁開度と流量の関係が変化することを抑えることが可能な流量制御弁及びこれを備えたヒートポンプ装置を提供することである。また、本発明の第2の目的は、従来にはない流量特性を備えた流量制御弁及びこれを備えたヒートポンプ装置を提供することである。
上記目的を達成するためになされた請求項1の発明に係る流量制御弁(10)は、弁体(25)をバルブボディ(32)の弁孔(51)に対して直動し、弁孔(51)の内周面と弁体(25)との間の環状隙間(C)の断面積を変更して、弁孔(51)を通過する流体の流量を制御する流量制御弁(10)において、基端側に向かって徐々に拡径した弁体(25)と、弁孔(51)の軸方向の中間位置に設けられ、弁体(25)より小さい拡径率で基端側に向かって拡径し、弁孔(51)に突入した状態の弁体(25)における軸方向の中間部に対向する孔中間部(51B)と、弁孔(51)に設けられて孔中間部(51B)の大径側端部に連なり、孔中間部(51B)より大きな拡径率で基端側に向かって拡径した孔基端部(51A)と、弁孔(51)に設けられて孔中間部(51B)の小径側端部に連なり、均一径をなすか、孔中間部(51B)より小さな拡径率で基端側に向かって拡径するか、基端側に向かって縮径した孔先端部(51C)とを備えたところに特徴を有する。なお、本発明における「弁孔(51)の軸方向の中間位置」とは、弁孔(51)を軸方向で二等分する中央位置に限定するものではなく、弁孔(51)のうち、孔基端部(51A)と孔先端部(51C)との間の位置のことであり、弁孔(51)の軸方向の一端側(孔基端部(51A)側又は孔先端部(51C)側)に偏った位置を含む意味である。
請求項2の発明は、請求項1に記載の流量制御弁(10)において、一定のテーパ角(β)で基端側に向かって徐々に拡径した弁体(25)と、弁体(25)より小さい一定のテーパ角(α)で基端側に向かって徐々に拡径した孔中間部(51B)と、弁体(25)より大きな一定のテーパ角で基端側に向かって徐々に拡径した孔基端部(51A)と、均一径をなすか、孔中間部(51B)より小さな一定のテーパ角で基端側に向かって拡径するか、一定のテーパ角で基端側に向かって縮径した孔先端部(51C)とを備えたところに特徴を有する。なお、「一定のテーパ角」とは、テーパ角が途中で変化することがないことを意味する。
請求項3の発明に係る流量制御弁(10)は、弁体(25)をバルブボディ(32)の弁孔(51)に対して直動し、弁孔(51)の内周面と弁体(25)との間の環状隙間(C)の断面積を変更して、弁孔(51)を通過する流体の流量を制御する流量制御弁(10)において、基端側に向かって徐々に拡径した弁体(25)と、弁孔(51)に設けられ、弁体(25)より小さい拡径率で基端側に向かって拡径し、弁孔(51)に突入した状態の弁体(25)における軸方向の中間部に対向する孔中間部(51B)と、孔中間部(51B)の大径側端部に設けられ、弁体(25)を弁孔(51)に向けて前進したときに弁体(25)と当接する第1節部(51B1)と、孔中間部(51B)の小径側端部に設けられ、弁体(25)の弁開度が基準弁開度以上になると弁孔(51)のうち弁体(25)との間の環状隙間(C)の断面積が最小になる第2節部(51B2)とを備えたところに特徴を有する。
請求項4の発明に係るヒートポンプ装置(100)は、請求項1乃至3の何れか1の請求項に記載の流量制御弁(10)を有したヒートポンプ装置(100)であって、孔中間部(51B)の大径側端部に設けられ、弁体の弁開度が基準弁開度以上のときに、弁孔(51)のうち弁体(25)との距離が最小になる第1節部(51B1)と、孔中間部(51B)の小径側端部に設けられ、弁体の弁開度が基準弁開度以上のときに、弁孔(51)のうち弁体(25)との間の環状隙間(C)の断面積が最小になる第2節部(51B2)とを備えたところに特徴を有する。
[請求項1〜3の発明]
例えば、弁体(25)の拡径率に対して孔中間部(51B)の拡径率が大きい或いは拡径率が同一である場合には、弁体(25)が弁孔(51)に対して直動して位置が変化しても、環状隙間(C)の断面積が最小になる部位が変化することはなく、常に、孔中間部(51B)の小径側端部と弁体(25)との間で環状隙間(C)の断面積が最小になる。
これに対し、請求項1乃至3の発明によれば、弁体(25)の直動位置に応じて、環状隙間(C)の断面積が最小になる部位を、孔中間部(51B)の軸方向(請求項3における第1節部(51B1)と第2節部(51B2)との間)で変化させることが可能となる。詳細には、孔中間部(51B)の大径側端部(請求項3における第1節部(51B1))を含む切断面における環状隙間(C)の断面積と、孔中間部(51B)の小径側端部(請求項3における第2節部(51B2))を含む切断面における環状隙間(C)の断面積とを比較すると、弁体(25)が弁孔(51)から後退するに従って、これら両断面積は共に増加するが、小径側端部を含む切断面における断面積よりも、大径側端部を含む切断面における断面積の方が、断面積の増加量が大きい。従って、弁体(25)を孔中間部(51B)の大径側端部に当接させて弁孔(51)を全閉にした状態から、弁体(25)を後退させると、環状隙間(C)の断面積が最小になる部分が、孔中間部(51B)の大径側端部から小径側端部へと徐々に移動し、従来にはない流量特性の流量制御弁(10)を提供することが可能になる。
また、請求項1乃至3の発明によれば、弁体(25)を弁孔(51)に突入させて、弁体(25)の軸方向の中間部を孔中間部(51B)に対向させたときに、弁孔(51)のうちで弁体(25)に最も近接している部位は、孔中間部(51B)の大径側端部(請求項3における第1節部(51B1))となる。ここで、例えば、流量制御弁(10)における最小の弁開度が、環状隙間(C)の断面積が孔中間部(51B)の小径側端部(請求項3における第2節部(51B2))と弁体(25)との間で最小になるような基準弁開度に調整された場合には、弁体(25)が弁孔(51)の内側でふらついて、それらが接触する可能性がある。これに対し、本発明によれば、孔中間部(51B)の大径側端部と弁体(25)とが接触し得るのに対し、孔中間部(51B)の小径側端部と弁体(25)とが接触することを回避することができる。即ち、弁孔(51)の内周面のうち、弁体(25)に最も近接している部位である孔中間部(51B)の大径側端部と、環状隙間(C)の断面積が最小になる部位である孔中間部(51B)の小径側端部とが、弁孔(51)の軸方向でずらされているので、弁体(25)が弁孔(51)の内側でふらついてそれらが接触したとしても、環状隙間(C)における最小の断面積が変化することを回避することができる。これにより、弁開度と流量との関係が変化することを抑えることができる。
ここで、本発明に係る弁体(25)、孔中間部(51B)、孔基端部(51A)、孔先端部(51C)は、それぞれ基端側に向かって丸みを帯びながら拡径していてもよいし、請求項2の発明のように、一定のテーパ角で基端側に向かって拡径していてもよい。
[請求項4の発明]
請求項4の発明によれば、ヒートポンプ装置(100)に備えた流量制御弁の弁開度が基準弁開度以上のときに、弁孔(51)のうち弁体(25)との距離が最小になる第1節部(51B1)と、弁開度が基準弁開度以上のときのときに、弁孔(51)のうち弁体(25)との間の環状隙間(C)の断面積が最小になる第2節部(51B2)とが別々に備えられており、弁開度が基準弁開度以上のときに、弁孔(51)の内側で弁体(25)がふらついた場合には、第1節部(51B1)と弁体(25)とが接触することはあるが、第2節部(51B2)と弁体(25)とが接触することは回避することができる。従って、第2節部(51B2)と弁体(25)の摩耗によって、環状隙間(C)における最小の断面積が変化することを防止することができ、弁開度と流量の関係が変化することを抑えることができる。
本発明の第1実施形態に係る流量制御弁の側断面図 流量制御弁の一部を拡大した側断面図 弁体を基準弁開度にしたときの流量制御弁の先端部の側断面図 弁体及び弁孔の拡大図 (A)弁体部品及び弁座を第1節部を含む切断面で切断したときの断面図、(B)弁体部品及び弁座を第2節部を含む切断面で切断したときの断面図 流量制御弁の弁開度と流量の関係を示すグラフ ヒートポンプ装置の概念図 第2実施形態に係る流量制御弁の先端部の側断面図 変形例に係る流量制御弁の先端部の側断面図
以下、本発明の一実施形態を図1〜図7に基づいて説明する。本実施形態の流量制御弁10は、所謂、「電動膨張弁」であって、図1に全体が示されている。この流量制御弁10は、重力方向に対してどのような姿勢で使用してもよいが、説明の便宜上、図1における上下方向を、以下、流量制御弁10及びその各構成部品の上下方向とする。
流量制御弁10は、スリーブ30の外側にステータ側界磁部11を固定して備える一方、スリーブ30の内側にロータ側界磁部12を回転可能に収容して備えている。そして、ステータ側界磁部11とロータ側界磁部12とを主要部としてステッピングモータ20が構成されている。
ステータ側界磁部11は円環状をなし、複数の電磁コイル11Aを周方向に並べて備えている。また、ステータ側界磁部11の側面からはコネクタ部11Bが突出している。
ロータ側界磁部12は、上端有底の円筒形をなした永久磁石であって、例えば、周方向を複数等分した位置に磁極をそれぞれ備えている。ロータ側界磁部12の上端壁12Aにおける中心にはロータシャフト13が貫通している。ロータシャフト13は、駆動シャフト14とニードル形の弁体部品22とからなる。駆動シャフト14は、軸方向の中間位置に鍔部14Aを備え、その鍔部14Aが上端壁12Aの中心部に固定されている。駆動シャフト14のうち鍔部14Aより上側部分には、螺旋ガイド16が固定されている。螺旋ガイド16は、駆動シャフト14の上端部に線材を螺旋状に巻回し、その線材の上端部を駆動シャフト14の上端部に側方から貫通させた構造になっている。
螺旋ガイド16にはストッパリング17が係合している。ストッパリング17は、螺旋ガイド16のうち軸方向で隣り合った線材同士の隙間の一部に収まったリング状をなしかつ側方にストッパアーム17Aを張り出して備えている。また、スリーブ30の上端開口を閉塞する蓋体18からは、駆動シャフト14と平行にストッパシャフト19が垂下されている。そして、ストッパアーム17Aがこのストッパシャフト19に当接した状態で、ロータ側界磁部12が回転すると、ストッパリング17が螺旋ガイド16に対して相対回転して上下動し、螺旋ガイド16の上端部又は下端部まで移動したときに回動不能となる。これにより、ロータ側界磁部12の回転量が規制される。
駆動シャフト14のうち鍔部14Aより下側には、円柱状の摺動軸部14Bと雄螺子部14Cとが上下に並べて備えられている。また、駆動シャフト14の中心部には、連結孔14Dが穿孔されて、その連結孔14Dが駆動シャフト14の下端面に開放している。連結孔14Dには圧縮コイルバネ21が収容され、その下方に弁体部品22の上端部が収容されている。
スリーブ30は、アウター筒部31とインナー筒部32とから構成されており、これらアウター筒部31とインナー筒部32とが同軸上に配置されている。アウター筒部31はインナー筒部32よりも大径な円筒状をなしており、上面開口が前記蓋体18によって密閉されている。蓋体18は、アウター筒部31と同じ材料(例えば、ステンレス)で構成され、アウター筒部31に対して溶接されている。また、アウター筒部31の下面開口縁からは、アウター筒部31の軸心に向かって円環状のフランジ31Aが張り出している。そして、アウター筒部31はフランジ31Aを円環状のベースプレート41の上面に宛がった状態で、ベースプレート41の上面に溶接されている。なお、ベースプレート41は、ステータ側界磁11に固定されている。
インナー筒部32の外周面のうち軸方向の中間部には、環状段差部32Dが形成されており、その環状段差部32Dより上側の大径部分はアウター筒部31の内側に収容され、環状段差部32Dより下側の小径部分は、アウター筒部31のフランジ31A及びベースプレート41を貫通して下方に延びている。そして、環状段差部32Dをフランジ31Aの内縁部に係止させた状態で、インナー筒部32の外周面がベースプレート41の下面に溶接されている。
図2に示すように、インナー筒部32の下端部内側には、弁孔51を有した弁座50が設けられている。弁孔51は、弁体部品22と同軸上に設けられており、インナー筒部32の下端面に開放している。弁座50及び弁孔51については、弁体部品22と共に後に詳説する。なお、インナー筒部32は、本発明の「バルブボディ」に相当する。
インナー筒部32の下端寄り位置には、側方に開放した側部開口32Bが形成されている。側部開口32Bは、弁座50よりも上方位置に設けられ、その側部開口32Bには、流路用パイプP1が挿入されて溶接されている。
インナー筒部32の下端面32Aからは下方に向かって流路用パイプP2が延びている。インナー筒部32の下端面には、弁孔51と同心円状の円環溝32Cが形成されており、その円環溝32Cに流路用パイプP2の上端部が挿し込まれて溶接されている。
インナー筒部32の内側には、図2に示した軸受スリーブ43及びナット44が挿入組み付けされている。軸受スリーブ43は、インナー筒部32のうち側部開口32Bより上方側に圧入されており、ナット44は、インナー筒部32の上端部に圧入されている。ナット44の上端部は軸受部44Bになっており、軸受部44Bより下側部分は雌螺子部44Aになっている。
そして、ロータシャフト13の雄螺子部14Cがナット44の雌螺子部44Aに螺合され、駆動シャフト14の摺動軸部14Bがナット44の軸受部44Bに回転可能かつ直動可能に軸支され、さらに、ロータシャフト13を構成する弁体部品22の中間部分(後述するメインシャフト部22B)が軸受スリーブ43に回転可能かつ直動可能に軸支されている。なお、ロータ側界磁部12の外周面と、スリーブ30におけるアウター筒部31の内周面との間には隙間が形成された状態に保持される。
流量制御弁10は、例えば、図7に示すように、ヒートポンプ装置100に組み込まれている。このヒートポンプ装置100は、コンプレッサ101、室内熱交換機102及び室外熱交換機103を有する空気調和装置であって、流量制御弁10のコネクタ部11Bは、ヒートポンプ装置100の制御回路(図示せず)に接続される。そして、制御回路から電力を受けて電磁コイル11Aが励磁され、ロータ側界磁部12と共にロータシャフト13が回転駆動されて、弁体部品22が直動し、弁開度が変更されて、流路用パイプP1と流路用パイプP2との間を流れる冷媒の流量が、例えば、図6に示すグラフのように変更される。具体的には、ロータ側界磁部12が回転駆動されて、ストッパリング17が螺旋ガイド16の上端部まで移動して回動不能となったときに、弁体部品22の先端部が弁孔51に対して最も突入した位置(弁開度が最小)となる(図1参照)。また、ストッパリング17が螺旋ガイド16の下端部まで移動して回動不能になったときに、弁体部品22が弁孔51から最も後退した位置(弁開度が最大)になる。ここで、図6のグラフの横軸は、弁体部品22の直動位置(弁開度)をステッピングモータ20の入力パルス数によって表現したものである。このグラフにおいて、入力パルス数が「0」のとき、弁体部品22の先端部は弁孔51に対して最も突入した位置(弁開度が最小)となり、入力パルス数が大きくなるに従って、弁体部品22の先端部は弁孔51から後退する。
以下、弁体部品22について詳説する。図2に示すように、弁体部品22は、断面円形の軸状をなしており、その上端部(基端部)には、フランジ形係止壁22Aが形成されている。そして、フランジ形係止壁22Aが連結孔14Dに挿入された状態で連結孔14Dの下端部に抜止リング28が圧入され、弁体部品22の基端部が連結孔14Dに抜け止めされている。なお、前記圧縮コイルバネ21の下端部はフランジ形係止壁22Aの上面に押し付けられ、圧縮コイルバネ21の上端部は、連結孔14Dの奥壁に押し付けられている。
弁体部品22は、比較的太いシャフト部23と比較的細い弁体25とを備え、それらシャフト部23と弁体25との間には、中間湾曲部24が備えられている。シャフト部23は、弁孔51の内径よりも大きい一定の外径を有した円柱形をなしている。弁体25は、シャフト部23側の上端部(基端部)から下端部(先端部)に向かって徐々に縮径したテーパ形をなしている。中間湾曲部24は、弁体25からシャフト部23に向かって徐々に拡径しかつ外側に膨らむように丸みを帯びた形状をなしている。
弁体25は、互いにテーパ角の異なる弁体本体部25Aと弁体先端部25Bとから構成されている。弁体本体部25Aは、基端部(大径側端部)に向かって一定のテーパ角βで拡径した円錐台形状をなしている。一方、弁体先端部25Bは、弁体本体部25Aの先端部(小径側端部)からその弁体本体部25Aより大きい一定のテーパ角で下方に向かって縮径した円錐形となっている。なお、弁体本体部25Aのテーパ角は、例えば、5°〜15°(好ましくは10°)である。
弁座50は、インナー筒部32の下端部内側に一体形成されており、その弁座50の中心を弁孔51が貫通している。図3に示すように、弁孔51は、弁孔51のうちで最も内径が小さくかつ均一径な孔先端部51Cと、孔先端部51Cとインナー筒部32の下端面32Aとの間をR面取りしてなる孔先端湾曲部51Dと、孔先端部51Cの基端部に連なり、孔先端部51Cから基端側に離れるに従ってテーパ状に拡径した孔中間部51Bと、孔中間部51Bの大径側端部に連なり、孔中間部51Bより大きなテーパ角で基端側に向かって拡径した孔基端部51Aと備えている。
孔中間部51Bのテーパ角αは、弁体本体部25Aのテーパ角β(例えば、5°〜15°)よりも小さくなっている。例えば、弁体本体部25Aのテーパ角βの約1/2程度となっている。なお、本書類における孔中間部51B、弁体本体部25A等の「テーパ角」とは、それらを中心軸を含む切断面で切断したときの断面における2つの母線の間の角度のことである。以下の説明では、孔中間部51Bの大径側端部(孔基端部51Aとの境界部分)のことを「第1節部51B1」といい、孔中間部51Bの小径側端部(孔先端部51Cとの境界部分)のことを「第2節部51B2」という。
上記した構成の流量制御弁10の弁開度と流量の関係(流量特性)は、図6に示すグラフのようになる。即ち、弁体部品22の弁体本体部25Aが孔中間部51B、孔先端部51C又は孔先端湾曲部51Dの内側で変位している間(入力パルス数が「0」〜「350」の間)は、流量が比較的緩やかに変化するのに対し、弁体本体部25Aが孔中間部51Bから完全に抜ける(入力パルス数が「350」を超える)と流量が急激に増加する。
ところで、本実施形態の流量制御弁10は、弁体25を最小の弁開度にしたとき(図6における入力パルス数「0」のとき)でも、弁孔51が全閉状態にならずに、微少な流量の冷媒が流れ得るように構成されている。以下、本実施形態における最小の弁開度を「基準弁開度」といい、その基準弁開度のときに流れ得る冷媒の流量を「ゼロパルス流量」という。
具体的には、図3に示すように、弁開度が基準弁開度にされたとき、弁体25が弁孔51を貫いて、インナー筒部32の下端面32A側に突出した状態になる。このとき、弁孔51のうち、孔中間部51B及び孔先端部51Cが、弁体本体部25Aの軸方向の中間部と対向し、弁孔51の内周面と弁体25との間には、流路用パイプP1,P2間を連通した環状隙間Cが形成される。この環状隙間Cは、予め定められたゼロパルス流量となるように調整されており、これにより、ヒートポンプ装置100に備えたコンプレッサ101(図7参照)の焼き付きを防止することが可能となっている。本実施形態では、流路用パイプP1から流路用パイプP2に向かって冷媒が流れた場合のゼロパルス流量が、例えば、0.3[m/h]となりかつ、流路用パイプP2から流路用パイプP1に向かって冷媒が流れた場合のゼロパルス流量が、例えば、0.4[m/h]となるように、弁体部品22の組み付け時に調整されている。
図3に示すように、弁開度が基準弁開度にされたとき、環状隙間Cの断面積は、孔先端湾曲部51Dの大径側端部から孔先端部51Cの上端部(基端部)に向かうに従って徐々に小さくなる。即ち、冷媒の流路が、インナー筒部32の下端面32Aから孔中間部51Bに向かうに従って徐々に絞られる。このような構成にすることで、流路用パイプP2から流路用パイプP1に向かって冷媒が流れた場合に、インナー筒部32の下端面32Aから環状隙間Cへと流れ込む冷媒の流れを安定させることができる。
また、図3に示すように、弁開度が基準弁開度にされたとき、孔基端部51Aは、弁体本体部25Aの上端部及び中間湾曲部24と対向する。これにより、孔基端部51Aと弁体部品22との間には、孔中間部51Bの第1節部51B1から離れるに従って徐々に断面積が大きくなった環状流路が形成される。これにより、流路用パイプP1から流路用パイプP2に向かって冷媒が流れた場合に、孔基端部51A側から環状隙間Cへと流れ込む冷媒の流れを安定させることができる。これらの構成により、キャビテーションや冷媒の通過音を抑えることができる。
ところで、本実施形態の流量制御弁10では、上述したように、弁孔51の孔中間部51Bのテーパ角αが、弁体本体部25Aのテーパ角βより小さくなっているので、図3に示すように、弁開度が基準弁開度にされたときに、孔中間部51Bの内周面と、弁体25の外周面との間隔(環状隙間Cの幅)が、孔中間部51Bの第2節部51B2から第1節部51B1に向かうに従って徐々に小さくなる(図4参照)。そして、弁孔51全体のうちで、孔中間部51Bの第1節部51B1が、弁体25(弁体本体部25A)の外周面に最も近接する。
一方、弁開度が基準弁開度にされたとき、孔中間部51Bの第2節部51B2の内径(環状隙間Cの外径)は、孔中間部51Bの第1節部51B1の内径(環状隙間Cの外径)より小さくなっている(図5(A)及び同図(B)参照)。そして、本実施形態では、孔中間部51Bの第1節部51B1を含む切断面で切断したときの環状隙間Cの断面積(図4(A)参照)が、孔中間部51Bの第2節部51B2を含む切断面で切断したときの環状隙間Cの断面積(図4(B)参照)よりも大きくなるように構成されている。つまり、弁開度が基準弁開度にされた場合に、環状隙間Cの断面積は、孔中間部51Bの第2節部51B2と弁体本体部25Aとの間で最小となり、この最小の断面積によって流量制御弁10を通過する流量が決定づけられている。
さて、本実施形態の流量制御弁10では、図3に示すように、弁開度が基準弁開度にされた状態であっても、弁体25(弁体本体部25A)が弁孔51(孔中間部51B)の内側に遊嵌している。その為、例えば、部品の加工精度や組立精度のばらつき、冷媒の不規則な流れや外部からの振動によって弁体25(弁体本体部25A)が弁孔51の内側でふらついて弁孔51の内周面に接触する可能性がある。
これに対し、本実施形態の流量制御弁10では、弁開度が基準弁開度にされた状態において、弁孔51の内周面のうちで、弁体25(弁体本体部25A)に最も近接している部位(孔中間部51Bの第1節部51B1)と、環状隙間Cの断面積が最小になる部位(孔中間部51Bの第2節部51B2)とが弁孔51の軸方向で互いにずらされている。従って、弁体25がふらついて弁孔51の内周面に接触したとしても、その接触する部位は、孔中間部51Bの第1節部51B1であり、流量制御弁10を通過する流量を決定づける部位、即ち、孔中間部51Bの第2節部51B2と弁体25(弁体本体部25A)とが接触することを回避することができる。これにより、弁開度と流量との関係が変化することを抑えることができる。
[第2実施形態]
上記第1実施形態では、流量制御弁10を、弁体25を最小の弁開度にしたときに弁孔51の内側に遊嵌するような仕様にしていたが、例えば、図8に示すように、最小の弁開度にしたときに、弁体25(弁体本体部25A)が孔中間部51Bの第1節部51B1と接触して、弁孔51が全閉されるような仕様にしてもよい。この場合には、弁孔51に対する弁体25の直動位置に応じて、環状隙間Cの断面積が最小になる部位を、孔中間部51Bの軸方向(第1節部51B1と第2節部51B2との間)で変化させることが可能となる。
詳細には、孔中間部51Bの第1節部51B1を含む切断面における環状隙間Cの断面積と、孔中間部51Bの第2節部51B2を含む切断面における環状隙間Cの断面積とを比較すると、弁体25が弁孔51から後退するに従って、これら両断面積は共に増加するが、第2節部51B2を含む切断面における断面積に比べて、第1節部51B1を含む切断面における断面積の方が、断面積の増加量が大きい。従って、弁体25が最小の弁開度、即ち、孔中間部51Bの第1節部51B1に接触した位置から後退すると、環状隙間Cの断面積が最小になる部分が、孔中間部51Bの第1節部51B1から第2節部51B2へと徐々に移動して、従来にはない流量特性の流量制御弁10を提供することが可能になる。
[他の実施形態]
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では、弁体本体部25Aが一定のテーパ角βで基端側に向かって拡径していたが、基端側に向かって丸みを帯びながら拡径していてもよい。また、上記実施形態では、孔基端部51A及び孔中間部51Bが、それぞれ一定のテーパ角で基端部に向かって拡径していたが、孔中間部51Bが弁体25よりも小さい拡径率で基端部側に向かって丸みを帯びて拡径していてもよいし、孔基端部51Aが、孔中間部51Bよりも大きな拡径率で基端側に向かって丸みを帯びて拡径していてもよい。
(2)上記実施形態では、孔先端部51Cの内径が均一径になっていたが、孔中間部51Bより小さな拡径率或いは一定のテーパ角で基端側に向かって拡径していてもよいし、、基端側に向かって縮径(例えば、一定のテーパ角で縮径)していてもよい。
(3)上記実施形態の弁体部品22は、弁体25の大径側端部からシャフト部23が延びた構造になっていたが、例えば、図9に示すように、弁体部品を、弁体本体部25Aの小径側端部からシャフト部23が延びた構造として、その弁体部品の弁体本体部25Aとは反対側の端部に、ステッピングモータ等の駆動源(図示せず)を連結した構成としてもよい。
(4)上記実施形態では、「ヒートポンプ装置」の一例として空気調和装置を例示したが、他のヒートポンプ装置(例えば、給湯器、冷蔵庫など)に本発明を適用してもよい。また、「流量制御弁」の一例として電動膨張弁を例示したが、他の流量制御弁に本発明を適用してもよい。
10 流量制御弁
25 弁体
25A 弁体本体部
32 インナー筒部(バルブボディ)
51 弁孔
51A 孔基端部
51B 孔中間部
51B1 第1節部
51B2 第2節部
51C 孔先端部
51D 孔先端湾曲部
100 ヒートポンプ装置
C 環状隙間

Claims (4)

  1. 弁体をバルブボディの弁孔に対して直動し、前記弁孔の内周面と前記弁体との間の環状隙間の断面積を変更して、前記弁孔を通過する流体の流量を制御する流量制御弁において、
    基端側に向かって徐々に拡径した前記弁体と、
    前記弁孔の軸方向の中間位置に設けられ、前記弁体より小さい拡径率で基端側に向かって拡径し、前記弁孔に突入した状態の前記弁体における軸方向の中間部に対向する孔中間部と、
    前記弁孔に設けられて前記孔中間部の大径側端部に連なり、前記孔中間部より大きな拡径率で基端側に向かって拡径した孔基端部と、
    前記弁孔に設けられて前記孔中間部の小径側端部に連なり、均一径をなすか、前記孔中間部より小さな拡径率で基端側に向かって拡径するか、基端側に向かって縮径した孔先端部とを備えたことを特徴とする流量制御弁。
  2. 一定のテーパ角で基端側に向かって徐々に拡径した前記弁体と、
    前記弁体より小さい一定のテーパ角で基端側に向かって徐々に拡径した前記孔中間部と、
    前記弁体より大きな一定のテーパ角で基端側に向かって徐々に拡径した前記孔基端部と、
    均一径をなすか、前記孔中間部より小さな一定のテーパ角で基端側に向かって拡径するか、一定のテーパ角で基端側に向かって縮径した前記孔先端部とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の流量制御弁。
  3. 弁体をバルブボディの弁孔に対して直動し、前記弁孔の内周面と前記弁体との間の環状隙間の断面積を変更して、前記弁孔を通過する流体の流量を制御する流量制御弁において、
    基端側に向かって徐々に拡径した前記弁体と、
    前記弁孔に設けられ、前記弁体より小さい拡径率で基端側に向かって拡径し、前記弁孔に突入した状態の前記弁体における軸方向の中間部に対向する孔中間部と、
    前記孔中間部の大径側端部に設けられ、前記弁体を前記弁孔に向けて前進したときに前記弁体と当接する第1節部と、
    前記孔中間部の小径側端部に設けられ、前記弁体の弁開度が基準弁開度以上になると前記弁孔のうち前記弁体との間の前記環状隙間の断面積が最小になる第2節部とを備えたことを特徴とする流量制御弁。
  4. 請求項1乃至3の何れか1の請求項に記載の流量制御弁を有したヒートポンプ装置であって、
    前記孔中間部の大径側端部に設けられ、前記弁体の弁開度が基準弁開度以上のときに、前記弁孔のうち前記弁体との距離が最小になる第1節部と、
    前記孔中間部の小径側端部に設けられ、前記弁体の弁開度が基準弁開度以上のときに、前記弁孔のうち前記弁体との間の前記環状隙間の断面積が最小になる第2節部とを備えたことを特徴とするヒートポンプ装置。
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