JP2014142136A - 電動膨張弁 - Google Patents

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和之 浅野
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Abstract

【課題】流量の立ち上がりのレスポンスを向上させることが可能な電動膨張弁及び微少流量域で正確に流量制御を行うことが可能な電動膨張弁を提供する。
【解決手段】電動膨張弁によれば、ニードル形弁体の先端部が弁孔51に対して最も深く突入した位置で、弁孔51の内面に設けられた最小円筒部51Aが、ニードル形弁体の先端部に設けられたメインテーパ軸部22Eの先端と基端との中間に位置して、それらの間に、微少量の冷媒が通過し得る環状隙間C1が形成される。そして、最深の突入位置からニードル形弁体を後退させると、即座に環状隙間C1の流路断面積が拡大し始めて、流量が増加し始めるから、最小流量からの流量の立ち上がりのレスポンスを向上させることができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、冷凍サイクルの冷媒の流量を制御する電動膨張弁に関する。
一般に、冷凍サイクル(ヒートポンプサイクル)に用いられる電動膨張弁は、ニードル形弁体の直動位置によって弁孔の開度が調節される構造となっていた(例えば、特許文献1参照)。
また、近年の電動膨張弁は、冷凍サイクルに備えたコンプレッサの焼き付きを防止するために、ニードル形弁体の先端部を弁孔に対して最も深く突入させた位置でも、微少量の冷媒が弁孔を通過し得る構造となっている。具体的には、ニードル形弁体の先端寄り部分に円柱部が形成され、ニードル形弁体を最深の突入位置にしたときに、円柱部が弁孔の内側に配置されて、それらの間に環状隙間を形成する構成となっていた。
特開2000−274886号公報(段落[0002]〜[0016])
しかしながら、上述した従来の電動膨張弁では、ニードル形弁体を最深の突入位置から後退させた場合に、円柱部が弁孔から完全に抜けるまでは流量が変化せず、流量の立ち上がりのレスポンスが遅いという問題があった。
また、冷凍サイクルシステムの技術進歩に伴い、微少流量域で正確な流量制御を行うことが可能な電動膨張弁の開発が求められていた。
上記事情に鑑みてなされた本発明の第1の目的は、流量の立ち上がりのレスポンスを向上させることが可能な電動膨張弁を提供することである。また、本発明の第2の目的は、微少流量域で正確な流量制御を行うことが可能な電動膨張弁を提供することである。
上記目的を達成するためになされた請求項1の発明に係る電動膨張弁(10)は、冷凍サイクル(100)の冷媒が流れる弁孔(51)を有した弁座(50)と、弁孔(51)に対して先端部が一端側から突入し、その突入量を変化させるようにモータ(20)から動力を受けて直動するニードル形弁体(22)とを備えて、ニードル形弁体(22)の直動位置を変更して冷媒の流量を制御する電動膨張弁(10)であって、弁孔(51)の内面に設けられ、その弁孔(51)のうち最も内径が小さい最小円筒部(51A)と、ニードル形弁体(22)の先端部に設けられ、最小円筒部(51A)より軸長が長い円錐台状をなし、その先端側外径が最小円筒部(51A)の内径より小さく、基端側に向かうに従って徐々に拡径したメインテーパ軸部(22E)と、ニードル形弁体(22)の先端部が弁孔(51)に対して最も深く突入した位置で、最小円筒部(51A)がメインテーパ軸部(22E)の先端と基端との中間に位置しかつ、最小円筒部(51A)とメインテーパ軸部(22E)の軸方向の中間部との間に環状隙間(C1)が形成されるようにニードル形弁体(22)の直動を禁止するストッパ(16,17,19)とを備えたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載の電動膨張弁(10)において、弁座(50)のうちニードル形弁体(22)の基端部と反対側で、ニードル形弁体(22)の軸方向に対して直交した弁座裏平面(50A)と、弁孔(51)の内面に設けられ、最小円筒部(51A)の弁座裏平面(50A)側の端部から弁座裏平面(50A)に向かって徐々に拡径した中間テーパ孔部(51B)と、弁孔(51)の内面に設けられ、弁座裏平面(50A)と中間テーパ孔部(51B)との間をR面取りしてなる裏開口湾曲孔部(51C)とを備えたところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項2に記載の電動膨張弁(10)において、ニードル形弁体(22)に設けられ、メインテーパ軸部(22E)の先端部からそのメインテーパ軸部(22E)より大きいテーパ角で先端に向かって縮径したサブテーパ軸部(22F)を備え、ニードル形弁体(22)の直動がストッパ(16,17,19)によって禁止された状態で、メインテーパ軸部(22E)のうちサブテーパ軸部(22F)側の先端部が裏開口湾曲孔部(51C)内に位置したところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項2又は3に記載の電動膨張弁(10)において、ニードル形弁体(22)の基端部から先端寄り位置には、メインテーパ軸部(22E)の基端側外径より大きな均一の外径で延びたメインシャフト部(22B)が備えられ、メインシャフト部(22B)とメインテーパ軸部(22E)との間には、メインシャフト部(22B)からメインテーパ軸部(22E)に向かって徐々に縮径しかつ外側に膨らむように丸みを帯びた中間湾曲軸部(22D)が備えられ、弁座(50)のうちニードル形弁体(22)の基端部側を向いた面は、ニードル形弁体(22)の直動がストッパ(16,17,19)によって禁止された状態で、メインテーパ軸部(22E)の基端部及び中間湾曲軸部(22D)の側方に位置し、中間テーパ孔部(51B)より大きなテーパ角で弁孔(51)から離れるに従って徐々に拡径した弁座表テーパ面(50B)になっているところに特徴を有する。
[請求項1の発明]
請求項1の発明によれば、ニードル形弁体(22)の先端部には、先端側外径が弁孔(51)の内径より小さく基端側に向かって拡径した円錐台形のメインテーパ軸部(22E)が設けられ、その先端部が弁孔(51)に対して最も深く突入した位置で、弁孔(51)の内面に設けられた最小円筒部(51A)が、メインテーパ軸部(22E)の先端と基端との中間に位置して、それらの間に微少量の冷媒が通過し得る環状隙間(C1)が形成される。そして、最深の突入位置からニードル形弁体(22)を後退させると、環状隙間(C1)の流路断面積が即座に拡大し始めて、流量が増加し始めるから、流量の立ち上がりのレスポンスを向上させることができる。
[請求項2の発明]
請求項2の発明によれば、弁孔(51)の内面に、最小円筒部(51A)の弁座裏平面(50A)側の端部から弁座裏平面(50A)に向かって徐々に拡径した中間テーパ孔部(51B)と、弁座裏平面(50A)と中間テーパ孔部(51B)との間をR面取りしてなる裏開口湾曲孔部(51C)とが備えられたので、弁座裏平面(50A)側から環状隙間(C1)へと向かう冷媒の流れがスムーズになり、微少流量域における流量制御を正確に行うことが可能になる。また、キャビテーションや冷媒の通過音を抑えることができる。
[請求項3の発明]
請求項3の発明によれば、メインテーパ軸部(22E)の先端部から、そのメインテーパ軸部(22E)より大きいテーパ角で先端部に向かって縮径したサブテーパ軸部(22F)が備えられ、ニードル形弁体(22)の先端部が弁孔(51)に対して最も深く突入した位置で、メインテーパ軸部(22E)のうちサブテーパ軸部(22F)側の先端部が裏開口湾曲孔部(51C)内に位置するので、弁座裏平面(50A)側から環状隙間(C1)へと向かう冷媒の流れをよりスムーズにすることができる。
[請求項4の発明]
請求項4の発明によれば、ニードル形弁体(22)のメインシャフト部(22B)とメインテーパ軸部(22E)との間には、メインシャフト部(22B)からメインテーパ軸部(22E)に向かって徐々に縮径しかつ外側に膨らむように丸みを帯びた中間湾曲軸部(22D)が備えられる一方、弁座(50)のうちニードル形弁体(22)の基端部側を向いた面は、中間テーパ孔部(51B)より大きなテーパ角で弁孔(51)から離れるに従って徐々に拡径した弁座表テーパ面(50B)になっている。そして、ニードル形弁体(22)の先端部が弁孔(51)に対して最も深く突入した位置のときに、弁座表テーパ面(50B)がメインテーパ軸部(22E)の基端部及び中間湾曲軸部(22D)の側方に位置する。これにより、弁座表テーパ面(50B)側から環状隙間(C1)へと向かう冷媒の流れをよりスムーズにすることができる。
本発明の一実施形態に係る電動膨張弁の側断面図 電動膨張弁の一部を拡大した側断面図 ニードル形弁体を弁孔に対して最も突入させたときの弁座の側断面図 電動膨張弁の流量特性のグラフ 冷凍サイクルの概念図 メインテーパ軸部のテーパ角を大きくした場合の流量特性のグラフ
以下、本発明の一実施形態を図1〜図6に基づいて説明する。本実施形態の電動膨張弁10は、図1に全体が示されている。この電動膨張弁10は、重力方向に対してどのような姿勢で使用してもよいが、説明の便宜上、図1における上下方向を、以下、電動膨張弁10及びその各構成部品の上下方向とする。
電動膨張弁10は、スリーブ30の外側にステータ側界磁部11を固定して備える一方、スリーブ30の内側にロータ側界磁部12を回転可能に収容して備えている。そして、ステータ側界磁部11とロータ側界磁部12とを主要部としてステッピングモータ20が構成されている。
ステータ側界磁部11は円環状をなし、複数の電磁コイル11Aを周方向に並べて備えている。また、ステータ側界磁部11の側面からはコネクタ部11Bが突出している。
ロータ側界磁部12は、上端有底の円筒形をなした永久磁石であって、例えば、周方向を複数等分した位置に磁極をそれぞれ備えている。ロータ側界磁部12の上端壁12Aにおける中心にはロータシャフト13が貫通している。ロータシャフト13は、駆動シャフト14とニードル形弁体22とからなる。駆動シャフト14は、軸方向の中間位置に鍔部14Aを備え、その鍔部14Aが上端壁12Aの中心部に固定されている。駆動シャフト14のうち鍔部14Aより上側部分には、螺旋ガイド16が固定されている。螺旋ガイド16は、駆動シャフト14の上端部に線材を螺旋状に巻回し、その線材の上端部を駆動シャフト14の上端部に側方から貫通させた構造になっている。
螺旋ガイド16にはストッパリング17が係合している。ストッパリング17は、螺旋ガイド16のうち軸方向で隣り合った線材同士の隙間の一部に収まったリング状をなしかつ側方にストッパアーム17Aを張り出して備えている。また、スリーブ30の上端開口を閉塞する蓋体18からは、駆動シャフト14と平行にストッパシャフト19が垂下されている。そして、ストッパアーム17Aがこのストッパシャフト19に当接した状態で、ロータ側界磁部12が回転すると、ストッパリング17が螺旋ガイド16に対して相対回転して上下動し、螺旋ガイド16の上端部又は下端部まで移動したときに回動不能となる。これにより、ロータ側界磁部12の回転量が規制される。なお、これら螺旋ガイド16、ストッパリング17及びストッパシャフト19によって本発明の「ストッパ」が構成されている。
駆動シャフト14のうち鍔部14Aより下側には、円柱状の摺動軸部14Bと雄螺子部14Cとが上下に並べて備えられている。また、駆動シャフト14の中心部には、連結孔14Dが穿孔されて、その連結孔14Dが駆動シャフト14の下端面に開放している。連結孔14Dには圧縮コイルバネ21が収容され、その下方にニードル形弁体22の上端部が収容されている。
スリーブ30は、アウター筒部31とインナー筒部32とから構成されており、これらアウター筒部31とインナー筒部32とが同軸上に配置されている。アウター筒部31はインナー筒部32よりも大径な円筒状をなしており、上面開口が前記蓋体18によって密閉されている。蓋体18は、アウター筒部31と同じ材料(例えば、ステンレス)で構成され、アウター筒部31に対して溶接されている。また、アウター筒部31の下面開口縁からは、アウター筒部31の軸心に向かって円環状のフランジ31Aが張り出している。そして、アウター筒部31はフランジ31Aを円環状のベースプレート41の上面に宛がった状態で、ベースプレート41の上面に溶接されている。なお、ベースプレート41は、ステータ側界磁11に固定されている。
インナー筒部32の外周面のうち軸方向の中間部には、環状段差部32Dが形成されており、その環状段差部32Dより上側の大径部分はアウター筒部31の内側に収容され、環状段差部32Dより下側の小径部分は、アウター筒部31のフランジ31A及びベースプレート41を貫通して下方に延びている。そして、環状段差部32Dをフランジ31Aの内縁部に係止させた状態で、インナー筒部32の外周面がベースプレート41の下面に溶接されている。
図2に示すように、インナー筒部32の下端部内側には、弁孔51を有した弁座50が設けられている。弁孔51は、ニードル形弁体22と同軸上に設けられており、インナー筒部32の下端面に開放している。弁座50及び弁孔51については、ニードル形弁体22と共に後に詳説する。
インナー筒部32の下端寄り位置には、側方に開放した側部開口32Bが形成されている。側部開口32Bは、弁座50よりも上方位置に設けられ、その側部開口32Bには、流路用パイプP1が挿入されて溶接されている。
インナー筒部32の下端面からは下方に向かって流路用パイプP2が延びている。インナー筒部32の下端面には、弁孔51と同心円状の円環溝32Cが形成されており、その円環溝32Cに流路用パイプP2の上端部が挿し込まれて溶接されている。ここで、インナー筒部32の下端面のうち、円環溝32Cで囲まれた内側部分は、円環溝32Cの外側部分に対して段付き状に陥没した平面となっている。
インナー筒部32の内側には、図2に示した軸受スリーブ43及びナット44が挿入組み付けされている。軸受スリーブ43は、インナー筒部32のうち側部開口32Bより上方側に圧入されており、ナット44は、インナー筒部32の上端部に圧入されている。ナット44の上端部は軸受部44Bになっており、軸受部44Bより下側部分は雌螺子部44Aになっている。
そして、ロータシャフト13の雄螺子部14Cがナット44の雌螺子部44Aに螺合され、駆動シャフト14の摺動軸部14Bがナット44の軸受部44Bに回転可能かつ直動可能に軸支され、さらに、ロータシャフト13を構成するニードル形弁体22の中間部分(後述するメインシャフト部22B)が軸受スリーブ43に回転可能かつ直動可能に軸支されている。なお、ロータ側界磁部12の外周面と、スリーブ30におけるアウター筒部31の内周面との間には隙間が形成された状態に保持される。
電動膨張弁10は、例えば、図5に示すように、エアコンの冷凍サイクル100(ヒートポンプサイクル)の途中に取り付けられる。また、電動膨張弁10のコネクタ部11Bは、エアコンの制御回路(図示せず)に接続される。そして、制御回路から電力を受けて電磁コイル11Aが励磁され、ロータ側界磁部12と共にロータシャフト13が回転駆動されて、ニードル形弁体22が直動し、弁孔51の開度が変更されて、流路用パイプP1と流路用パイプP2との間を流れる冷媒の流量が、例えば、図4に示すグラフのように変更される。具体的には、ロータ側界磁部12が回転駆動されて、ストッパリング17が螺旋ガイド16の上端部まで移動して回動不能となったときに、ニードル形弁体22の先端部が弁孔51に対して最も突入した位置となる(図1参照)。また、ストッパリング17が螺旋ガイド16の下端部まで移動して回動不能になったときに、ニードル形弁体22が弁孔51から最も離れた(後退した)位置になる。ここで、図4のグラフの横軸は、ニードル形弁体22の直動位置をステッピングモータ20の入力パルス数によって表現したものである。このグラフにおいて、入力パルス数が「0」のとき、ニードル形弁体22の先端部は弁孔51に対して最も突入した位置(最深の突入位置)となり、流量が最小となる。入力パルス数が大きくなるに従って、ニードル形弁体22の先端部は最深の突入位置から徐々に後退し、これに伴い流量が徐々に増加する。
さて、弁座50は、インナー筒部32の下端部内側に一体形成されており、その弁座50の中心を弁孔51が貫通している。インナー筒部32の下端面のうち、円環溝32Cで囲まれた陥没部分は、ニードル形弁体22の上端部とは反対側でニードル形弁体22の軸方向に対して直交した平面となっており、この点において、本発明における「弁座裏平面」に相当する(以下、「弁座裏平面50A」と呼ぶ)。図3に示すように、弁孔51の内面は、最も内径が小さい最小円筒部51Aと、最小円筒部51Aの弁座裏平面50A側の端部から弁座裏平面50Aに向かって徐々に拡径した中間テーパ孔部51Bと、弁座裏平面50Aと中間テーパ孔部51Bとの間をR面取りしてなる裏開口湾曲孔部51Cとから構成されている。また、弁座50のうち、弁座裏平面50Aとは反対側の面は、中間テーパ孔部51Bより大きなテーパ角で弁孔51から離れるに従って徐々に拡径した弁座表テーパ面50Bとなっている。なお、テーパ角とは、「円錐の中心軸を含む断面における2つの母線の間の角度」のことである。
中間テーパ孔部51Bのテーパ角は、例えば、5°〜15°(好ましくは10°)となっており、弁座表テーパ面50Bのテーパ角は、例えば、60°〜80°(好ましくは70°)となっている。なお、最小円筒部51A、中間テーパ孔部51B、裏開口湾曲孔部51Cの各軸長は、弁孔51全体の軸長を約3等分した長さとなっている。正確には、中間テーパ孔部51B、最小円筒部51A、裏開口湾曲孔部51Cの順に徐々に短くなっている。
一方、ニードル形弁体22は、断面円形をなして上下方向に延び、その上端部には、フランジ形係止壁22Aが形成されている。そして、フランジ形係止壁22Aが連結孔14Dに挿入された状態で連結孔14Dの下端部に抜止リング23が圧入され、ニードル形弁体22の上端部が連結孔14Dに抜け止めされている。なお、前記圧縮コイルバネ21の下端部はフランジ形係止壁22Aの上面に押し付けられ、圧縮コイルバネ21の上端部は、連結孔14Dの奥壁に押し付けられている。
以下、ニードル形弁体22について詳説するが、以下の説明におけるニードル形弁体22等の「上端」及び「下端」とは、それぞれ本発明における「基端」及び「先端」に相当する。ニードル形弁体22の上端部から下端寄り位置には、メインシャフト部22Bが備えられ、ニードル形弁体22の下端部には、先端突入部22Cが備えられ、メインシャフト部22Bと先端突入部22Cとの間には、中間湾曲軸部22Dが備えられている。メインシャフト部22Bは、弁孔51の最小円筒部51Aの内径よりも大きい均一の外径で上下方向に延びている。先端突入部22Cは、上端部から下端部に向かって縮径した略砲弾形をなしており、上端側外径、即ち、先端突入部22Cの最大径が、弁孔51における最小円筒部51Aの内径以下となっている。さらに、中間湾曲軸部22Dは、メインシャフト部22Bから先端突入部22Cの上端部に向かって徐々に縮径しかつ外側に膨らむように丸みを帯びた形状をなしている。なお、先端突入部22Cの上端側外径は、最小円筒部51Aの内径より大きくてもよい。
先端突入部22Cは、互いにテーパ角の異なるメインテーパ軸部22Eとサブテーパ軸部22Fとから構成されている。メインテーパ軸部22Eは、弁孔51の最小円筒部51Aより軸長が長い(本実施形態では、弁孔51全体の軸長より長い)円錐台形をなしている。サブテーパ軸部22Fは、メインテーパ軸部22Eの下端部からそのメインテーパ軸部22Eより大きいテーパ角で下方に向かって縮径した円錐台形となっており、下端面がサブテーパ軸部22Fの中心軸と直交した平面になっている。メインテーパ軸部22Eのテーパ角は、例えば、5°〜15°(好ましくは10°)であり、サブテーパ軸部22Fのテーパ角は、例えば、60°〜80°(好ましくは70°)である。
そして、弁座50、弁孔51及びニードル形弁体22を上述したような構成にしたことで、電動膨張弁10の流量特性が図4に示すグラフのようになる。なお、本実施形態では、入力パルス数が「350」を超えると、ニードル形弁体22におけるメインテーパ軸部22Eが弁孔51から抜けて、入力パルス数「0」〜「350」の間よりも急激に流量が増加し始める。
ところで、本実施形態の電動膨張弁10は、ニードル形弁体22の先端部が弁孔51に対して最深の突入位置となったとき(図4における入力パルス数「0」のとき)、換言すれば、図1に示すように、ストッパリング17が螺旋ガイド16の上端部で回動不能となることでニードル形弁体22の直動が禁止された状態において、微少量の冷媒が弁孔51を通過し得るように構成されている。具体的には、図3に示すように、先端突入部22Cが弁孔51を貫いて、弁座裏平面50A側及び弁座表テーパ面50B側の両方に突出した状態になる。このとき、弁孔51の最小円筒部51Aはメインテーパ軸部22Eの軸方向の中間に位置し、それら最小円筒部51Aとメインテーパ軸部22Eの軸方向の中間部との間に、微小な環状隙間C1が形成される。この環状隙間C1は、冷媒の流量が予め定められた微少流量となるように調整されており、これにより、冷凍サイクル100に備えたコンプレッサ101(図5参照)の焼き付きを防止することが可能となっている。本実施形態では、例えば、流路用パイプP1から流路用パイプP2に向かって冷媒が流れた場合の流量が0.3[m/h]となりかつ、流路用パイプP2から流路用パイプP1に向かって冷媒が流れた場合の流量が0.4[m/h]となるように、ニードル形弁体22が組み付け時に調整されている。
図3に示すように、ニードル形弁体22の先端部(先端突入部22C)が弁孔51に対して最深の突入位置となったとき、メインテーパ軸部22Eの中間部は、弁孔51の内面のうち、最小円筒部51A及び中間テーパ孔部51Bの内側に配置される。また、メインテーパ軸部22Eの下端部は、弁孔51の内面のうち裏開口湾曲孔部51Cの内側に配置され、サブテーパ軸部22Fは、弁孔51を弁座裏平面50A側に突き抜けた位置となる。これにより、先端突入部22Cと弁孔51の内面との間には、最小円筒部51Aの上端から下方に向かうに従って徐々に流路断面積が大きくなった流路が形成される。さらに、弁座50の弁座表テーパ面50Bは、メインテーパ軸部22Eの上端部及び中間湾曲軸部22Dの側方に位置する。これにより、弁座表テーパ面50Bとニードル形弁体22との間には、最小円筒部51Aの上端から上方に向かうに従って徐々に流路断面積が大きくなった流路が形成される。これにより、流路用パイプP1から流路用パイプP2に向かって冷媒が流れた場合に、弁座表テーパ面50B側から環状隙間C1へと向かう冷媒の流れがスムーズになると共に、流路用パイプP2から流路用パイプP1に向かって冷媒が流れた場合に、弁座裏平面50A側から環状隙間C1へと向かう冷媒の流れがスムーズになる。これにより、微少流量域で正確に流量制御を行うことが可能になる。また、キャビテーションや冷媒の通過音を抑えることができる。
そして、本実施形態の電動膨張弁10によれば、ニードル形弁体22の先端部(先端突入部22C)を弁孔51に対して最も深く突入させた位置では、メインテーパ軸部22Eの軸方向の中間部と弁孔51の最小円筒部51Aとの間に環状隙間C1が形成され、ニードル形弁体22を最深の突入位置から後退させると、環状隙間C1の流路断面積が即座に拡大し始めて、図4に示すように流量が即座に増加し始めるから、最小流量からの流量の立ち上がりのレスポンスを向上させることができる。
なお、本実施形態の電動膨張弁10は、図4のグラフに示すような流量特性を有していたが、メインテーパ軸部22Eのテーパ角を変更することで、流量の変化率(1パルス当たりの流量の変化量)を変更することができる。例えば、メインテーパ軸部22Eのテーパ角をより大きくすることで、例えば、図6のグラフに示すような流量特性に変更することができる。
[他の実施形態]
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では、ニードル形弁体22に丸みを帯びた中間湾曲軸部22Dを設けていたが、中間湾曲軸部22Dの替わりに、例えば、メインテーパ軸部22Eのテーパ角より大きくかつ弁座表テーパ面50Bのテーパ角より小さいテーパ角で、メインテーパ軸部22Eからメインシャフト部22Bに向かって拡径した中間テーパ軸部を設けてもよい。
(2)上記実施形態では、ニードル形弁体22に中間湾曲軸部22Dを設けていたが、中間湾曲軸部を無くして、メインシャフト部22Bの先端部からニードル形弁体22の先端に向かってメインテーパ軸部22Eが徐々に縮径して延びた構成としてもよい。
(3)上記実施形態では、メインテーパ軸部22Eの先端部からそのメインテーパ軸部22Eより大きいテーパ角で先端に向かって縮径したサブテーパ軸部22Fが備えられていたが、メインテーパ軸部22Eより小さいテーパ角で先端に向かって縮径した先端軸部を備えていてもよい。
(4)上記実施形態では、メインテーパ軸部22Eの軸長が、弁孔51全体の軸長よりも長くなっていたが、少なくとも弁孔51の最小円筒部51Aの軸長より長ければよい。従って、メインテーパ軸部22Eの軸長を上記実施形態のものよりも短縮して、例えば、ニードル形弁体22の先端部が最深の突入位置のときに、サブテーパ軸部22Fが弁孔51の中間テーパ孔部51B又は裏開口湾曲孔部51Cの内側に配置されるように構成してもよい。
10 電動膨張弁
16 螺旋ガイド
17 ストッパリング
19 ストッパシャフト
20 ステッピングモータ
22 ニードル形弁体
22D 中間湾曲軸部
22E メインテーパ軸部
22F サブテーパ軸部
50 弁座
50A 弁座裏平面
50B 弁座表テーパ面
51 弁孔
51A 最小円筒部
51B 中間テーパ孔部
51C 裏開口湾曲孔部
100 冷凍サイクル
C1 環状隙間

Claims (4)

  1. 冷凍サイクルの冷媒が流れる弁孔を有した弁座と、前記弁孔に対して先端部が一端側から突入し、その突入量を変化させるようにモータから動力を受けて直動するニードル形弁体とを備えて、前記ニードル形弁体の直動位置を変更して前記冷媒の流量を制御する電動膨張弁であって、
    前記弁孔の内面に設けられ、その弁孔のうち最も内径が小さい最小円筒部と、
    前記ニードル形弁体の先端部に設けられ、前記最小円筒部より軸長が長い円錐台状をなし、その先端側外径が前記最小円筒部の内径より小さく、基端側に向かうに従って徐々に拡径したメインテーパ軸部と、
    前記ニードル形弁体の先端部が前記弁孔に対して最も深く突入した位置で、前記最小円筒部が前記メインテーパ軸部の先端と基端との中間に位置しかつ、前記最小円筒部と前記メインテーパ軸部の軸方向の中間部との間に環状隙間が形成されるように前記ニードル形弁体の直動を禁止するストッパとを備えたことを特徴とする電動膨張弁。
  2. 前記弁座のうち前記ニードル形弁体の基端部と反対側で、前記ニードル形弁体の軸方向に対して直交した弁座裏平面と、
    前記弁孔の内面に設けられ、前記最小円筒部の前記弁座裏平面側の端部から前記弁座裏平面に向かって徐々に拡径した中間テーパ孔部と、
    前記弁孔の内面に設けられ、前記弁座裏平面と前記中間テーパ孔部との間をR面取りしてなる裏開口湾曲孔部とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の電動膨張弁。
  3. 前記ニードル形弁体に設けられ、前記メインテーパ軸部の先端部からそのメインテーパ軸部より大きいテーパ角で先端に向かって縮径したサブテーパ軸部を備え、
    前記ニードル形弁体の直動が前記ストッパによって禁止された状態で、前記メインテーパ軸部のうち前記サブテーパ軸部側の先端部が前記裏開口湾曲孔部内に位置したことを特徴とする請求項2に記載の電動膨張弁。
  4. 前記ニードル形弁体の基端部から先端寄り位置には、前記メインテーパ軸部の基端側外径より大きな均一の外径で延びたメインシャフト部が備えられ、前記メインシャフト部と前記メインテーパ軸部との間には、前記メインシャフト部から前記メインテーパ軸部に向かって徐々に縮径しかつ外側に膨らむように丸みを帯びた中間湾曲軸部が備えられ、
    前記弁座のうち前記ニードル形弁体の基端部側を向いた面は、前記ニードル形弁体の直動が前記ストッパによって禁止された状態で、前記メインテーパ軸部の基端部及び前記中間湾曲軸部の側方に位置し、前記中間テーパ孔部より大きなテーパ角で前記弁孔から離れるに従って徐々に拡径した弁座表テーパ面になっていることを特徴とする請求項2又は3に記載の電動膨張弁。
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