JP2006097890A - 一次タッピンネジ釘 - Google Patents

Abstract

【課題】 一次タッピンネジ釘釘の提供。
【解決手段】 本体、緊迫螺子、ドリルヘッドを包含し、本体は中空棒体とされ、緊迫螺子を収容可能で、該緊迫螺子の頭部に工具を嵌合する駆動溝が設けられ、該緊迫螺子の別端に本体内部の貫通孔と噛み合う雄ネジが切られ、該雄ネジが本体の外に突出し、ドリルヘッドと螺合され、該本体外部に螺旋状の凸歯が設けられている。操作時に、工具でネジ釘を駆動し、ドリルヘッドにより所定位置に孔開けさせ、本体をそれに伴い回転させて本体頭部がねじ込み不能となるまで埋め込み、ネジ釘本体は固定されて不動であり、この時、緊迫螺子の雄ネジが依然として続いて本体の貫通孔にねじ込まれ、強制的に本体外部に外向きの膨張の変形作用を形成させ、ネジ釘を緊密に所定位置に固定する。
【選択図】 図４

Description

本発明は一次タッピンネジ釘に係り、広く石膏板、金属板、木板、プラスチック板、壁のネジ止め作業に応用されるもので、特に、先に孔開けする必要がなく、一回で孔開け、ネジ止めの作業が完成し、本体、緊迫螺子、ドリルヘッドで構成され、そのうち該本体の内部に緊迫螺子が設けられ、該緊迫螺子の外端に更にドリルヘッドが螺合され、該ドリルヘッドにより孔開けを行うと同時に、ネジ釘の本体を孔中にねじ込み、更に緊迫螺子により本体に対する緊迫の膨張変形作用を発生させ、本体を緊密に所定位置に固定する、一次タッピンネジ釘に関する。

一般に石膏板或いは壁に使用されるネジ釘構造は図１に示されるようであり、これは周知の技術の立体図である。図２は周知の技術の使用状態表示図である。周知の技術によると、石膏板或いは壁１の所定位置に先に孔２を開ける必要があり、更に、プラスチック製のネジ釘３を孔２中に打ち込み、最後にネジ釘の中心のネジ孔４中にネジ５をねじ込み、ネジ５をねじ込む時に発生する外向きの拡張作用を利用し、ネジ釘３の外部の位置決め凸歯６を孔２中に制限し、固定状態を形成する。

但し、上述の周知のネジ釘３の構造は、実際の応用時に、先に孔２を開ける必要があり、そうしなければネジ釘３を孔２中に打ち込むことができず、更に最後にネジ５をネジ釘３中にねじ込まねばならないため、全体の過程が相当に面倒で不便であり、孔開け機の準備が必要であるのみならず、電動ドライバーを必要とし、且つ周知のネジ釘３構造は、所定の孔２中にあって、緊密に固定できず、なぜならネジ釘３外部の位置決め凸歯６は僅かに外向きに少し拡張するだけであり、孔２中に嵌合せず、弛みの状況を発生する。以上が周知の技術の解決を待たれる問題と欠点である。

本発明は従来の技術の問題と欠点を解決する一種の一次タッピンネジ釘を提供することを目的とする。

上記目的を達成するため、本発明の応用する技術手段及び従来の技術と対照した機能は以下のようである。即ちネジ釘の本体内部が中空とされて緊迫螺子を収容し、該緊迫螺子の外端にドリルヘッドが設けられ、該ドリルヘッドにより孔開けを行うと同時にネジ釘本体が孔中にねじ込まれる。ゆえに施工プロセスが簡易化され、孔開け機を使用する必要がない。

上記目的を達成するため、本発明応用する別の技術手段及び従来の技術と対照した機能は以下のようである。即ちネジ釘の本体内部が中空とされて貫通孔が設けられて緊迫螺子を収容し、該本体外部に固定用の螺旋状凸歯と変形用の溝孔が設けられ、該緊迫螺子に該貫通孔と噛み合う雄ネジが切られ、緊迫螺子がねじ込まれる時、該本体外部の螺旋状凸歯が孔中に固定され、また両端の応力の押圧を受け、これにより本体外部の溝孔が膨張変形する。ゆえにネジ釘の固定効果が向上され、弛んで脱落しにくい。

請求項１の発明は、一次タッピンネジ釘において、該一次タッピンネジ釘は本体、緊迫螺子、ドリルヘッドで構成され、そのうち、該本体の頭部にフランジが設けられ、該本体内部に貫通孔が設けられて該貫通孔が該緊迫螺子のねじ込みに供され、該本体の外周に固定用の螺旋状凸歯と変形用の溝孔が設けられたことを特徴とする、一次タッピンネジ釘としている。
請求項２の発明は、請求項１記載の一次タッピンネジ釘において、本体がプラスチック材料で形成され、緊迫螺子とドリルヘッドが金属材料或いはカーボンスチールで形成されたことを特徴とする、一次タッピンネジ釘としている。
請求項３の発明は、請求項１記載の一次タッピンネジ釘において、緊迫螺子の雄ネジの端部に雄ネジ部が設けられ、ドリルヘッドの中心に該雄ネジ部と螺合するネジ孔が設けられたことを特徴とする、一次タッピンネジ釘としている。

本発明は一種の一次タッピンネジ釘を提供し、本発明者が実際に製造完成して反復して操作試験を行ったところ、確実に本発明の予期された機能と効果を達成することが確認された。また本発明の構造は市場には未だなく、新規性を有しており、産業上の利用価値を有し、実用性と進歩性も有している。

本発明の一次タッピンネジ釘は、図３、４の本発明の立体組合せ図及び立体分解図に示されるようである。本発明の提供するネジ釘は、本体１０、緊迫螺子２０、ドリルヘッド３０を包含する。

該本体１０はプラスチック（例えばナイロン）材料で形成され、中空棒体とされ、該本体１０の頭部にフランジ１１が設けられ、該本体１０の棒体外周に螺旋状凸歯１２が設けられ、該本体１０内部に貫通孔１３が設けられ、該貫通孔１３に緊迫螺子２０がねじ込まれ、また本体１０の棒体中段に貫通孔１３と連通する溝孔１４が設けられている。

該緊迫螺子２０は金属又はカーボンスチール材料で形成され、該緊迫螺子２０の頭部２１に駆動溝２２が設けられ、該駆動溝２２は電動ドライバー工具４０のドライブヘッド４１を嵌合し該緊迫螺子２０を駆動するのに用いられ、該緊迫螺子２０の中段に上述の本体１０内部の貫通孔１３と噛み合う雄ネジ２３が切られ、且つ該緊迫螺子２０の端部に雄ネジ部２４が設けられてドリルヘッド３０との螺合に用いられる。

該ドリルヘッド３０は金属（カーボンスチール）材料で形成され、該ドリルヘッド３０の中心にネジ孔３１が設けられて緊迫螺子２０の雄ネジ部２４と螺合される。

以上の各部品が組み合わされて本発明が構成され、それは一種の一次タッピンネジ釘である。その実際の応用操作について以下に説明する。

図５は、本発明の孔開け時の使用状態表示図である。電動ドライバー工具４０のドライブヘッド４１が緊迫螺子２０の駆動溝２２に嵌合され、ドリルヘッド３０により板材或いは壁５０の所定位置に孔５１が開けられる。

図６は本発明のねじ込み時の使用状態表示図である。孔開けを行うと同時に、ネジ釘の本体１０の螺旋状凸歯１２もまた孔５１中にねじ込まれる。

図７、８は本発明の膨張前、膨張後の使用状態表示図である。本体１０の頭部のフランジ１１が板材或いは壁５０に接触する時、本体１０はそれ以上ねじ込み不能となり、本体１０は固定され不動となる。この時、緊迫螺子２０の雄ネジ２３は依然として続けて本体１０の貫通孔１３にねじ込まれて噛み合い、この時、本体１０の外部は緊迫螺子２０両端の応力由来の押圧を受け、膨張変形し、溝孔１４の膨張拡張を形成し、緊密に板材或いは壁５０の孔５１外に固定される。

周知の技術の立体図である。 周知の技術の使用状態表示図である。 本発明の立体組合せ図である。 本発明の立体分解図である。 本発明の孔開け時の使用状態表示図である。 本発明のねじ込み時の使用状態表示図である。 本発明の膨張前の使用状態表示図である。 本発明の膨張後の使用状態表示図である。

符号の説明

１ 石膏板或いは壁 ２ 孔
３ ネジ釘 ４ ネジ孔
５ ネジ ６ 位置決め凸歯
１０ 本体 １１ フランジ
１２ 螺旋状凸歯 １３ 貫通孔
１４ 溝孔
２０ 緊迫螺子 ２１ 頭部
２２ 駆動溝 ２３ 雄ネジ
２４ 雄ネジ部
３０ ドリルヘッド ３１ ネジ孔
４０ 電動ドライバー工具 ４１ ドライブヘッド
５０ 板材或いは壁 ５１ 孔

Claims (3)

1. 一次タッピンネジ釘において、該一次タッピンネジ釘は本体、緊迫螺子、ドリルヘッドで構成され、そのうち、該本体の頭部にフランジが設けられ、該本体内部に貫通孔が設けられて該貫通孔が該緊迫螺子のねじ込みに供され、該本体の外周に固定用の螺旋状凸歯と変形用の溝孔が設けられたことを特徴とする、一次タッピンネジ釘。
2. 請求項１記載の一次タッピンネジ釘において、本体がプラスチック材料で形成され、緊迫螺子とドリルヘッドが金属材料或いはカーボンスチールで形成されたことを特徴とする、一次タッピンネジ釘。
3. 請求項１記載の一次タッピンネジ釘において、緊迫螺子の雄ネジの端部に雄ネジ部が設けられ、ドリルヘッドの中心に該雄ネジ部と螺合するネジ孔が設けられたことを特徴とする、一次タッピンネジ釘。
   

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