JP3143011U - 壁用釘固着装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】穴開け時の屑をスムーズに排出させ、ドリルの膨張破裂を回避する効果を持つ壁用釘固着装置を提供する。
【解決手段】壁用釘固着装置は、本体10、締め付けネジ20、ドリル30により構成され、本体内部の中空に締め付けネジ20を貫設し、締め付けネジ頭部にはドリル30を嵌設し、後方を工具で駆動し、中段には本体頭部と噛合する外ネジ山22を設け、本体外部にはネジ山部12と変形部13を設け、ドリル30の後方外側には穴開け時の屑を排出させる二つの対称的な翼片32を設ける。
【選択図】図1
【解決手段】壁用釘固着装置は、本体10、締め付けネジ20、ドリル30により構成され、本体内部の中空に締め付けネジ20を貫設し、締め付けネジ頭部にはドリル30を嵌設し、後方を工具で駆動し、中段には本体頭部と噛合する外ネジ山22を設け、本体外部にはネジ山部12と変形部13を設け、ドリル30の後方外側には穴開け時の屑を排出させる二つの対称的な翼片32を設ける。
【選択図】図1
Description
本考案の提供する壁用釘固着装置は、石膏板、金属板、木板、プラスチック板、壁等に広く応用でき、特に、ドリルの穴開け時にスムーズに屑を排出する技術に改良を加えたものである。
伝統的な公知の壁用釘を実際に操作して応用する場合、次のような少なくとも二つの解決すべき問題点と欠点が残る。
(1)ドリルでの穴開け時、スムーズに屑排出ができない。
(2)締め付けネジは、過度の締め付けにより、ドリル後方の破裂を引き起こす。
(1)ドリルでの穴開け時、スムーズに屑排出ができない。
(2)締め付けネジは、過度の締め付けにより、ドリル後方の破裂を引き起こす。
本考案は、本考案者が関連製品の製造、設計に長年従事することにより積み重ねた実務経験と理解を基に、公知の壁用釘に存在する問題点と欠点に対し、積極的に創作及び改良精神を投入し完成した壁用釘固着装置である。
本考案が問題解決の為に応用する第一技術手段及び従来技術との比較による効果は、ドリル後方の外側に二つの対称する翼片を設け、該翼片によって穴開け時の屑をスムーズに排出させることができる故、効果を向上させ、第一目的を達成することにある。
本考案が問題解決の為に応用する第二技術手段及び従来技術との比較による効果は、締め付けネジの後方に外ネジ溝のない定位部を設け、締め付けネジの外ネジ溝を締め付けた時、定位部によって定位し締め付けネジが螺入し続けるのを阻止し、ドリルの膨張破裂を回避することができる故、効果を向上させ、第二目的を達成することにある。
請求項1の考案は、プラスチック材質で作られた中空棒体で、締め付けネジを貫設するものであり、頭部の内径は締め付けネジの外ネジ山より若干小さく、後方には拡大制御エッジを設け、棒体外部にはネジ山部と変形部を設け、変形部には等分し変形用となる溝を備える本体と、
金属材質で作られ、後方に設けた外ネジ溝はドリルと螺合固着し、中段に設けた外ネジ山は本体頭部内径に噛合し、頭部に設けた駆動溝に電動ドライバー工具を嵌入して駆動させる締め付けネジと、
金属材質で作られ、後方中央に設けたネジ孔が締め付けネジ頭部と螺合固着して一体となり、後方外側に設ける等分し対称的な翼片によって穴開け時の屑をスムーズに排出させるドリルとにより構成されることを特徴とする壁用釘固着装置としている。
請求項2の考案は、締め付けネジの末端に設ける外ネジ溝のない定位部は、締め付け時の定位に用いることを特徴とする請求項1記載の壁用釘固着装置としている。
金属材質で作られ、後方に設けた外ネジ溝はドリルと螺合固着し、中段に設けた外ネジ山は本体頭部内径に噛合し、頭部に設けた駆動溝に電動ドライバー工具を嵌入して駆動させる締め付けネジと、
金属材質で作られ、後方中央に設けたネジ孔が締め付けネジ頭部と螺合固着して一体となり、後方外側に設ける等分し対称的な翼片によって穴開け時の屑をスムーズに排出させるドリルとにより構成されることを特徴とする壁用釘固着装置としている。
請求項2の考案は、締め付けネジの末端に設ける外ネジ溝のない定位部は、締め付け時の定位に用いることを特徴とする請求項1記載の壁用釘固着装置としている。
本考案の壁用釘固着装置は、穴開け時の屑をスムーズに排出させ、ドリルの膨張破裂を回避する効果を持つ。
壁用釘固着装置について、図1に本考案の立体分解図、図2に本考案の断面組立図を示す。それは主に、本体10と、締め付けネジ20と、ドリル30により構成される。
本体10は、プラスチック(ナイロン)材質で作られた中空棒体で、締め付けネジ20を貫設するものであり、本体10頭部の内径は締め付けネジ20の外ネジ山22外径より若干小さく、本体10後方には拡大制御エッジ11を設け、本体10外部にはネジ山部12と変形部13を設け、本体10の変形部13には等分し変形用とする溝14を設ける。
締め付けネジ20は金属(中炭素鋼)材質で作り、締め付けネジ20の頭部に設ける駆動溝21は電動ドライバー工具1を嵌入し駆動するのに用い、締め付けネジ20の中段に設ける外ネジ山22は本体10頭部の内径と噛合し、締め付けネジ20の後方に設けた外ネジ溝23は、ドリル30と螺合固着して一体となる為のもので、同時に、締め付けネジ20の外ネジ溝23の過度締め付けによるドリル30の破裂を防ぐ作用があり、特別に、締め付けネジ20の後方に外ネジ溝23のない定位部24を設ける。
ドリル30は金属(中炭素鋼)材質で作り、ドリル30の後方中央に設けたネジ孔31が締め付けネジ20の外ネジ溝23と螺合固着して一体となり、ドリル30の後方外側には二つの対称となる翼片32を設ける。
前述の各構成要素により組み立てられた本考案は、壁用釘固着装置を提供するものであり、次に実際操作を説明する。
図3に本考案で穴開けする場合の状態図を示す。電動ドライバー工具1を使い締め付けネジ20を回転させると、ドリル30によって物品2の予定位置箇所に対応する穴3を平直に開けることができ、同時に本体10を回転させる。ドリル30で穴開けする場合は、翼片32の働きによって削り屑を穴開けした穴3から排出することができる。
図4、図5に、本考案の変形部が膨張した場合と膨張を完了した場合の状態図を示す。本体10のネジ山部12が物品2の穴3内に螺入され本体10の拡大制御エッジ11が物品2に接触すると、本体10は更に続けて螺入できなくなる。この時本体10は固定されて動かなくなるが、締め付けネジ20の外ネジ山22は本体10頭部内径に螺入を続け、この時本体10の変形部13が締め付けネジ20からの引き戻し力を受けて膨張変形を起こし、溝14の膨張拡大を引き起こす。
本考案の提供する壁用釘固着装置は、板材40上にも応用することが可能であり、図6に本考案の板材への応用状態図を示す。ドリル30が板材40を貫通し変形部13の膨張が完了した後、ドリル30は取り外すことができ。
前述した本考案は、壁用釘固着装置を提供するものであり、本考案者は実際製作を完成し操作テストを繰り返した結果、本考案の予期する効果を確実に達成することが証明された。
1 電動ドライバー工具
10 本体
11 拡大制御エッジ
12 ネジ山部
13 変形部
14 溝
2 物品
20 締め付けネジ
21 駆動溝
22 外ネジ山
23 外ネジ溝
24 定位部
3 穴
30 ドリル
31 ネジ孔
32 翼片
40 板材
10 本体
11 拡大制御エッジ
12 ネジ山部
13 変形部
14 溝
2 物品
20 締め付けネジ
21 駆動溝
22 外ネジ山
23 外ネジ溝
24 定位部
3 穴
30 ドリル
31 ネジ孔
32 翼片
40 板材
Claims (2)
- プラスチック材質で作られた中空棒体で、締め付けネジを貫設するものであり、頭部の内径は締め付けネジの外ネジ山より若干小さく、後方には拡大制御エッジを設け、棒体外部にはネジ山部と変形部を設け、変形部には等分し変形用となる溝を備える本体と、
金属材質で作られ、後方に設けた外ネジ溝はドリルと螺合固着し、中段に設けた外ネジ山は本体頭部内径に噛合し、頭部に設けた駆動溝に電動ドライバー工具を嵌入して駆動させる締め付けネジと、
金属材質で作られ、後方中央に設けたネジ孔が締め付けネジ頭部と螺合固着して一体となり、後方外側に設ける等分し対称的な翼片によって穴開け時の屑をスムーズに排出させるドリルとにより構成されることを特徴とする壁用釘固着装置。 - 締め付けネジの末端に設ける外ネジ溝のない定位部は、締め付け時の定位に用いることを特徴とする請求項1記載の壁用釘固着装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008002633U JP3143011U (ja) | 2008-04-23 | 2008-04-23 | 壁用釘固着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008002633U JP3143011U (ja) | 2008-04-23 | 2008-04-23 | 壁用釘固着装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3143011U true JP3143011U (ja) | 2008-07-03 |
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ID=43292975
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008002633U Expired - Fee Related JP3143011U (ja) | 2008-04-23 | 2008-04-23 | 壁用釘固着装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3143011U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103375474A (zh) * | 2012-07-12 | 2013-10-30 | 煜仑科技股份有限公司 | 一次攻的迫紧装置 |
JP2014145427A (ja) * | 2013-01-29 | 2014-08-14 | Inaba Denki Sangyo Co Ltd | 配線・配管用挿通孔形成具 |
CN114754052A (zh) * | 2022-04-22 | 2022-07-15 | 上海华育金属有限公司 | 一种新型螺钉 |
-
2008
- 2008-04-23 JP JP2008002633U patent/JP3143011U/ja not_active Expired - Fee Related
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CN103375474A (zh) * | 2012-07-12 | 2013-10-30 | 煜仑科技股份有限公司 | 一次攻的迫紧装置 |
JP2014020557A (ja) * | 2012-07-12 | 2014-02-03 | ▲ユー▼侖科技股▲ふん▼有限公司 | セルフドリリングウォールアンカー装置 |
CN103375474B (zh) * | 2012-07-12 | 2015-06-03 | 煜仑科技股份有限公司 | 一次攻的迫紧装置 |
JP2014145427A (ja) * | 2013-01-29 | 2014-08-14 | Inaba Denki Sangyo Co Ltd | 配線・配管用挿通孔形成具 |
CN114754052A (zh) * | 2022-04-22 | 2022-07-15 | 上海华育金属有限公司 | 一种新型螺钉 |
CN114754052B (zh) * | 2022-04-22 | 2023-07-25 | 上海华育金属有限公司 | 一种新型螺钉 |
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