JP3207331U - 薄肉の屋根またはファサードパネルを、金属製下部構造に結合するための取付手段、ならびに取付手段とシールワッシャとを有するキット、および取付手段とシールワッシャと格納ベルトとを有するキット - Google Patents

薄肉の屋根またはファサードパネルを、金属製下部構造に結合するための取付手段、ならびに取付手段とシールワッシャとを有するキット、および取付手段とシールワッシャと格納ベルトとを有するキット Download PDF

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Abstract

【課題】薄肉の硬質な屋根またはファサードパネルを、その下にある金属製下部構造に、シールの問題がなく、結合するための取付手段を提供する。【解決手段】薄肉の屋根またはファサードパネル17を下部構造18に結合するための取付手段は、シャフト2を有する。シャフト2の一端部分には、ねじ先3が形成され、シャフト2の他端部分には、頭4が形成されている。シャフト2には、多数の縦溝8が設けられ、縦溝8は、シャフト2の中心縦軸に平行または略平行に延びている。頭4は、平頭であり、シャフト2に対向する側にワッシャ5が形成されており、ワッシャ5は、平頭4から半径方向外方に突出している。ねじ先3は、弾頭形状をしており、ねじが切られていないシャフト部20につながり、シャフト部20とワッシャ5の間には細目ねじ6が形成されている。【選択図】図6

Description

この考案は、薄肉の屋根またはファサードパネルを、金属製下部構造に結合するための取付手段に関するものであり、この取付手段は、シャフトを有し、シャフトの一端部分にねじ先が形成され、シャフトの他端部分に頭が形成されている。
建設現場では、種々の平らなコンポーネントを互いに結合する必要がある。この目的のために、従来技術においては、実に様々な取付手段が知られている。例えば、屋根またはファサードパネルは、その下にある下部構造に結合する必要がある。例として、そのようなパネルは、たいていの場合、薄肉の、硬質な屋根またはファサード用金属製クラッドシート、PVCパネル、プレキシガラス(登録商標)パネル、またはポリエステルパネルであり得、これらは、台形の外形形状または波形の外径形状を有する場合がある。これらの下にある下部構造は、特に金属製下部構造であり得、スチール製下部構造が好ましい。しかし、基本的に他の下部構造、例えば木造下部構造を用いることもまた考えられる。例えば、金属製下部構造上に、屋根用金属板を組み立てる場合、従来技術においては、単なる従来のねじを用いることが知られている。しかし、従来のねじを、屋根用金属板、次いでその下にある金属製下部構造に打ち付ける際、削りくずが発生する。特に金属削りくずは、先が非常に鋭く、ねじ頭と屋根用金属板の表面との間に位置するシールを損傷させる場合がある。したがって、水などの流体がこの結合部分に入り込む恐れがある。シールを行わない場合であっても、大部分の微細な削りくずは、ねじ頭と屋根用金属板の表面との間に蓄積する可能性があるため、封止された結合を形成するためには、ねじの頭が屋根用金属板と接触することが必要なのだが、上記微細な削りくずは封止された結合の形成を妨げる。
したがって、この考案の目的は、薄肉の硬質な屋根またはファサードパネルが、その下にある下部構造と、特に金属製下部構造と、シールの問題がなく結合され得る、上記タイプの取付手段を提供することにある。
この考案の目的は、以下の点を有するこの考案によって達成される。すなわち、多数の縦溝が、シャフト上に設けられ、縦溝は、シャフトの中心縦軸に平行または略平行に延びている点、頭が平頭である点、平頭の、シャフトに対向する側に、ワッシャが形成されており、ワッシャは、平頭から半径方向外方に突出している点、ねじが切られていないシャフト部が弾頭形状のねじ先に直結する点、およびねじが切られていないシャフト部とワッシャとの間には細目ねじが形成されている点である。
取付手段を打ち込む際に、細目ねじによって、取付手段の回転運動が生じるが、この考案によるシャフトに形成された縦溝により、この回転運動が最小限に抑えられる。低減された回転運動により、取付手段の打ち込みが簡略化され、削りくずの発生が防止されるか少なくとも最小限に抑えられる。以下、硬質の台形状金属薄板を、その下にあるスチール製下部構造に固定する取付を、例として検討する。更に、取付手段を、台形状金属板を介してスチール製下部構造に打ち込む際、縦溝は、縦溝の構成および数に応じて、台形状金属板の目に見えない底側および/またはスチール製下部構造の底側に、材料の小さい突起が形成されるのを確実にする。これは、取付手段が、結合されたコンポーネントからねじって外される際に、シャフトのねじ山を安定させるものである。取付手段が回転させられるとき、このねじ山は、ねじの回転を切ってこの材料の突起にねじ形状を形成させることができるからである。更に、この考案による取付手段の平頭は有利である。なぜなら、取付手段が打ち込まれるとき、皿頭とは対照的に、台形状金属板において、平頭は皿形の座ぐりがなされないからである。かわりに、平頭は、形成されたワッシャとともに、台形状金属板の見える表面上で平坦であり、これにより怪我のリスクが最小限に抑えられる。更に、台形状金属板の表面とこの考案による取付手段の頭との間には、ごみまたは水が蓄積しない。この考案による取付手段の特定の設計により、取付手段の台形状金属板への打ち込みの際にシャフトによって形成される台形状金属板における孔は、皿頭を用いる場合に発生するであろう孔のように、平頭によって更に広げられることはない。かわりに、台形状金属板の目に見える表面上に、頭の、広い接触面が確実なものとされる。これは、ワッシャによるものであり、このワッシャは、平頭に形成され、平頭から突出しており、台形状金属板を十分な強さで金属製下部構造に押圧して最適なシールを確実なものとするために、十分な力が、取付手段の頭から、台形金属板の表面上に伝えられるようになされている。取付手段のシャフトにねじ山が形成されているため、従来の釘と比較して、この取付手段は、結合された材料から容易に抜き取ることができる。弾頭形状のねじ先は、ねじが切られていないシャフト部に直接につながっているので、取付手段を比較的硬い材料、例えばスチール製下部構造に打ち込む際に有利である。これらの領域にはねじが切られていないので、取付手段を最初に打ち込むときに回転運動は生じず、最初の打ち込み抵抗は軽減される。
好ましくは、この考案による取付手段は、台形の外形形状または波形の外形形状を有する、屋根またはファサード用金属製クラッドシート、PVCパネル、プレキシガラス(登録商標)パネル、またはポリエステルパネルの形態の、屋根またはファサードパネルを、金属製下部構造、特にスチール製下部構造に結合するのに好適である。ここで、屋根またはファサードパネルおよび/または金属製下部構造は、少なくとも4mmの厚みを有している。
好ましくは、取付手段は、高強度硬化スチール、特にSAE4130スチールであるとよい。取付手段の引っ張り強度は2000N/mm以上であり、好ましくは2200N/mm以上であり、さらに好ましくは2300N/mm以上である。例えば、取付手段は熱処理がなされ、特にオーステンパ処理が良く、それにより強度と剛性が上がる。これによって、スチール製下部構造のような硬い材料の貫通ができる取付手段を容易に製造することができる。
ねじが切られていないシャフト部の長さは、10mm以上20mm以下が良く、好ましくは14mmを有し、および/または直径が3mm以上5mm以下、好ましくは3.9mmであるのが良い。弾頭形状のねじ先は、特に長さが5mmであり、曲率半径は9mmであってもよい。
便宜上、この考案による取付手段は、ねじ釘であり、ねじ釘は、回転運動を伴わないか
実質上伴わない自動ネイルガンによって、コンポーネントに打ち込まれ得る。従来の釘に
似た、ほとんど回転しない打ち込みのために、削りくずの発生が防止されるか少なくとも
最小限に抑えられている。上記構成がなければ、シールワッシャが損傷されるに至るとこ
ろである。更に、従来のねじを打ち込むことと比較すると、ねじ釘の打ち込みに要する時
間は、相当短く、これにより、コンポーネント組み立て中における時間とコストの節約が
なされるに至る。また、便宜上、コンポーネントに打ち込まれたねじ釘の位置は、ねじ回
しによって調節可能であり、および/またはねじ釘は、ねじ回しによってコンポーネント
から抜き取ることが可能である。建設現場および完成した建物において、修理、保全、改
装作業の目的で、すでに取り付けられたコンポーネントを繰り返し取り外さなければなら
ないことを考えると、資材の破壊を伴わずに取付手段を抜き取ることができることが必須
である。
例えば、対応するコードレスのねじ回しによって、結合部分から取付手段を一様に抜き
取ることを確実にするために、縦溝、特に3本の縦溝を、シャフトの周囲面にわたって均
等に分布する状態で配置することは、有益であり得る。もちろん、溝の非対称的な配置も考えられ得る。3本もの数多くの縦溝は、特に有利であり、なぜなら、このようにすることで、取付手段の打ち込み時に低減され得る、小さい回転運動が、例えばたった2本の縦溝の場合と比較すると、更に低減され得るからである。
この考案の実施形態によると、縦溝は、ねじが切られていないシャフト部以外のねじが切られたシャフト部全体にわたって延びるように配置される。これにより、取付手段を、結合されるべきコンポーネントへと打ち込むのが更に容易になり、特に硬い部材への打ち込みが容易になる。縦溝が、ねじが切られていないシャフト部に延びていないことが有利だが、基本的に縦溝が、弾頭形状のねじ先からねじが切られたシャフト部とねじが切られていないシャフト部に沿ってワッシャ直前まで延ばすことも可能であることは明らかである。
縦溝が、取付手段の引き抜き力値を低減し得るという事実から、縦溝の幅は可能な限り狭くすべきである。理想的には、結合されるべきコンポーネント、特に、薄肉の金属製コンポーネントに形成される資材の突起またはバーが、ねじ釘を挿入する際に、縮れないようにすべきである。
この理由から、縦溝を、シャフトの長さ全体に形成するのではなく、材料の突起が形成されなければならないコンポーネントの部分に一致する部分のみに形成することも、更にまた有利であり得る。
縦溝の断面形状は、半円状、V字状、またはU字状であってよい。縦溝の断面形状につ
いて、他の実施形態もまた考えられ得る。更に、縦溝の深さは、好ましくは、シャフトに
形成された細目ねじの深さに相当する。
好ましくは、細目ねじの外径は、3〜5mm、特に4.2mmである。このような寸法
になされたねじの直径は、一方で、扱い可能な打ち込み抵抗によって、容易な打ち込みを
可能とするために十分小さく、かつ他方で、コンポーネントの結合の十分な安定性を可能
とするために十分大きいものである。
取付手段の円滑な動き、および結合されるべきコンポーネントからの取付手段の簡易な
抜き取りを可能とするために、例示的な一実施形態において、細目ねじは、タッピンねじ
フランクを備える。好ましくは、細目ねじは、二条ねじである。これにより、一条の細目
ねじと比較して、より大きい軸方向の動きが達成され、したがって、取付手段を、結合さ
れたコンポーネントから、より早急に抜き取ることが可能となる。
この考案の更なる実施形態によると、取付手段の平頭は、取付手段と相補関係にあるね
じ回しとの係合のために、特に外形が六角形である、外形形状を有する。このような外形
形状は、取付手段が、屋根パネルを固定するために用いられる場合、特に有利である。な
ぜなら、平頭の内部形状とは対照的に、水が、取付手段の頭のキャビティ内に蓄積するこ
とがないからである。平頭の外部が、六角形の形状に例示的に形成される場合、平頭と相
補関係にあるねじ回しの制止面が、ワッシャの、平頭に対向する側に静止するところまで
くる。これにより、取付手段の完全な打ち込みが確実なものとされ得る。
有利には、ワッシャは、環状、特に円環形状である。なぜなら、そのようなワッシャは
、商業的に実用的であるとともに、製造および/または成形が容易であるからである。ワ
ッシャは、平頭から半径方向外方に突出しているので、環状の形状を有することは、取付
手段が格納される場合、特に有利である。このような場合、例えば六角形状が、より不適
切である。なぜなら、六角形状の場合、格納ベルトにおいて、いくつかの取付手段間で均
等な距離を確保するためには、格納ベルトに取付手段を挿入する際に取付手段同士の向き
を考慮しなければならなくなるからである。しかし、ワッシャについては、一般に他の形
状も考えられ得、例えば、ワッシャの外部周囲面が任意の多角形状であるものなどが考え
られ得る。
便宜上、エチレン・プロピレン・ジエンゴム、すなわちEPDM製の、環状シールワッシャ、特に円環形状シールワッシャは、シャフトに接して押されて、シャフト側のワッシャの側面に接触するように配置される。この考案による取付手段のワッシャが取り付けられた平頭は、それ自体ですでに、シールを確実なものとしており、このシールは、例えば皿頭のものと比較して向上している。上記の例において、台形状金属板の、目に見える表面とワッシャとの間できつく締め付けられるシールワッシャによって、取付手段が、台形状金属板を介してその下にあるスチール製下部構造に打ち込まれる際、水が、取付手段のシャフトによって台形状金属板に形成された孔を通って、スチール製下部構造部分に侵入するのをよりよく防ぐことができる。EPDM製のシールワッシャが特に有利である。なぜなら、この材料が、極めて対候性に優れかつ撥水性に優れているからである。しかし、同様の特性を有する他のシールワッシャを用いることも可能である。便宜上、シールワッシャは、2〜3mm、好ましくは2.7mmの厚さを有し、80+/−5ショア(Shore)、好ましくは80ショア(Shore)の硬さを有する。この考案による取付手段のシャフトが互いに軸方向に平行な縦溝を有するという、特定な形成により、シールワッシャが問題なく使用可能となる。なぜなら、ねじが切られていないシャフト部のみならず縦溝により、回転運動を伴わないかまたは実質上伴わない取付手段の打ち込みが可能となり、したがって、シールワッシャの損傷とシールワッシャからの漏れを引き起こす原因となり得る、削りくずを、発生させないかまたはほとんど発生させないようにすることが可能となるからである。
好ましくは、シールワッシャの内径は、細目ねじの外径に相当する。ここで、シールワッシャの内径は、特に、細目ねじの外径以下である。シールワッシャの内径は、大きすぎないようにすべきであり、これにより、最適なシールが確実になされ得、シールワッシャがシャフト上に緩く配置されないようになされる。したがって、特に有利なのは、その内径が、ねじの直径よりわずかに小さい場合である。なぜなら、そのような場合、シールワッシャの弾性復元力を利用することによって、シールワッシャが、シャフトにきつく締め付けられるからである。シールワッシャは、その直径公差の選択によって、単体でねじ上に保持される。このことにより、シールワッシャが単体で取付手段から簡単に外れて、取付手段の搬送時にシールワッシャがなくなってしまうということが起こり得ない、という利点が得られる。更に、シールワッシャは、指定された位置に留まり、これにより、取付手段が打ち込まれる際の、シールワッシャの不利な回転や不均衡が回避される。更に、シールワッシャおよびワッシャが環状であり、特に非圧縮状態のシールワッシャの外径が、ワッシャの外径に実質上相当する場合、有利である。一方で、外観上の理由から、円環形状シールワッシャの外径が、同様に円環形状であるワッシャの直径に相当することが望ましく、このようにすることで、シールワッシャが目立ちにくくなる。また、シールワッシャもまた、任意の他の形状であってよい。例えば、ワッシャが多角形状である場合、シールワッシャも同様の多角形状であってよい。
この考案の上記目的は、また、この考案の取付手段と、取付手段と組み合わされる、エチレン・プロピレン・ジエンゴム、すなわちEPDM製の、環状シールワッシャ、特に円環形状シールワッシャとを有するキットによって、この考案により達成される。しかし、シールワッシャは、特に、EPDMのものと同様の特性を有する、任意の他の材料からなるものであってもよい。便宜上、シールワッシャは、2〜3mm、好ましくは2.7mmの厚さを有し、80+/−5ショア(Shore)、好ましくは80ショア(Shore)の硬さを有する。シールワッシャの内径は、取付手段のシャフトの細目ねじの外径に相当し、特に細目ねじの外径以下である。便宜上、シールワッシャおよびワッシャは、環状であり、特に非圧縮状態でのシールワッシャの外径は、ワッシャの外径に実質上相当する。好ましくは、シールワッシャは、シャフトに接触して、シャフト側のワッシャの側面に接触するように配置される。
有利には、キットは、格納ベルト、特に、滑らかな弾塑性の帯状の格納ベルトを更に備え、格納ベルトは、同様の種類の複数の取付手段に合う寸法になされ、格納ベルトに、取付手段が格納され得る。基本的に、格納は、常に有利である。なぜなら、この方法により、取付手段が、マガジンを使用する自動ドライブガンで用いられ得るからである。これにより、コンポーネントの組み立て時における時間およびコストの莫大な節約が可能となる。特に有利であるのは、滑らかな弾塑性の帯状体に取付手段を格納することである。例えばねじ釘などの取付手段は、従来の釘と比較して大きく、そのサイズのために、コイル状に巻き取られることが考えられるが、この考案による取付手段を複数巻き取ることは、実行不可能である。かわりに、これらの取付手段は、滑らかな弾塑性の帯状体に格納され得る。この帯状体は、打ち込みプロセス中に、ネイルガンの駆動機構へと、連続的に前方に移動させられる。好ましくは、格納ベルトは、細長い基部と、複数のタブ状側方部とを備える。基部は、格納ベルトの縦軸を定める。側方部は、基部の長手方向両側に形成される。各側方部は、通過口を有し、通過口は、特に、各側方部の先端の方向に開口し、先端は、基部の反対側に対向している。ここで、常に、長手方向両側に形成された2つの側方部は、対となって互いに対向し、基部と共通の平面から、基部に対して略垂直となる位置まで、下方へ折り曲げられ得、この位置において、側方部の両通過口が、互いに同軸状に並べられ、この状態で、シャフトが、両通過口へと押され得、次いで、シャフトが、格納ベルト内で、格納ベルトの縦軸に対して垂直に、かつ基部と平行になるように位置付けられる。便宜上、側方部は、基部と一体に成形される。格納ベルトの上記特定の設計により、取付手段は、打ち込みプロセス中、格納ベルト内の格納位置に容易に移動され得る。更に好ましくは、格納ベルトの基部の中央に、複数のくぼみが形成される。これらのくぼみは、任意の形状であってよく、特に、材料が節約できるという利点を提供する。
更なる実施形態、ならびに取付手段およびシールワッシャの利点に関しては、繰り返しを避けるために、この考案による取付手段に関連する上記記述を参照されたい。
更に、この考案の上記目的は、薄肉の屋根またはファサードパネルを、その下にある金属製下部構造に結合する方法によって、この考案により達成される。ここに、ねじ釘、特に上記のねじ釘は、回転運動を伴わないかあるいは実質上伴わない自動ネイルガンによって、薄肉の屋根またはファサードパネルを介して、金属製下部構造へと打ち付けられる。ここで、屋根またはファサードパネルと金属製下部構造との間の結合部分は、ワッシャと、屋根またはファサードパネルの表面との間の環状シールワッシャを圧縮することによってシールされる。この方法は、好ましくは、ねじ回しによって、打ち込まれたねじ釘の位置を調節する工程、および/または、ねじ回しによって、ねじ釘を、金属製下部構造と、屋根またはファサードパネルとから抜き取る工程を更に備える。便宜上、屋根またはファサードパネルは、台形の外形形状または波形の外形形状を有する、屋根またはファサード用金属製クラッドシート、PVCパネル、プレキシガラス(登録商標)パネル、またはポリエステルパネルであり、金属製下部構造は、特にスチール製下部構造である。特に、屋根またはファサードパネル、および/またはスチール製下部構造は、4mm以上の厚みを有している。
したがって、初めて上に記載した取付手段では、この取付手段を用いて、薄肉かつ硬質の屋根またはファサードパネルを、シールの問題を伴わず、その下にある下部構造に、特に金属製下部構造に結合することができる。
この考案の更なる特徴および利点については、添付の図面を参照した、この考案の取付手段の実施形態についての下の説明によって、明らかになるであろう。
図1は、シールワッシャを有しないねじ釘の形態の、この考案による取付手段の概略図である。 図2は、シールワッシャを有するねじ釘の形態の、この考案による取付手段の概略図である。 図3は、図1または図2の切断線A−Aに沿った断面図である。 図4は、この考案による取付手段を格納する、例示としての格納ベルトの部分概略図である。 図5は、図4では一部のみ図示された格納ベルトの全体概略図であり、この格納ベルトの中に、図2に示す複数の取付手段を格納して有することを示す図である。 図6は、台形状金属板と、その下にあるスチール製下部構造との結合部分を示す概略図であり、この結合は、図2に示すこの考案による2つの取付手段によるものである。
図1〜3は、ねじ釘1の形態の、この考案による取付手段1の概略図であり、ねじ釘1は、高強度硬化スチールからなり、引張強度2300N/mmを有する。もちろん、ここに示されていない実施例では、取付手段は他の望ましい材料からなり、他の引張強度を有していても良い。
ねじ釘1は、シャフト2を有する。シャフト2の一端部分には、弾頭形状のねじ先3が形成され、他端部分には、平頭4が形成されている。平頭4は、六角形の外形形状を有する。このような六角形の外形形状により、形状が平頭4と相補するねじ回しと、平頭4との係合が容易になされ得る。確かに、たとえば、十字状のくぼみまたは単なるくぼみ等の、任意の他の外形形状または内部形状を有する平頭4を提供することも可能である。シャフト2側の平頭4の側面に、ワッシャ5が形成されている。ワッシャ5は、平頭4から、半径方向外方に突出している。ねじが切られていないシャフト部20は、弾頭形状のねじ先3に直接につながり、ねじが切られていないシャフト部20とワッシャ5との間に細目ねじ6を有するねじが切られたシャフト部21が形成されている。細目ねじ6は、任意の一条ねじまたは多条ねじであってよく、好ましくは二条ねじである。この考案においては、細目ねじ6は、タッピンねじフランク7を有する。3本の縦溝8が、シャフト2に形成されており、この縦溝8は、シャフト2の中心縦軸Xに平行に延び、シャフト2の周囲面にわたって均等に分布する状態で配置される。より正確には、本実施形態において、縦溝8は、ねじが切られていないシャフト部20の領域を除くねじが切られているシャフト部21の全体にわたって延びている。ここに示さない別の実施形態において、縦溝8は、シャフト2の全体にわたって延びるようになされてもよい。特に、図3の断面図にみられるように、縦溝8は、実質上U字状断面形状を有し、かつその深さは、シャフト2に形成された細目ねじ6の深さに相当する。しかし、ここに示さない一実施形態において、縦溝8の断面形状は、半円状またはV字状であってもよい。
図2に示す取付手段1において、円環形状の、エチレン・プロピレン・ジエンゴム、すなわちEPDM製のシールワッシャ9が、シャフト2側のワッシャ5の側面10に接触するように、取付手段1のシャフト2に接触して押される。この実施形態において、シールワッシャ9の内径は、細目ねじ6の外径に実質上相当する。しかし、他の実施形態において、シールワッシャ9の内径は、例えば、シールワッシャ9の弾性復元力を利用して、シールワッシャ9をシャフト2にきつく締め付けるように、細目ねじ6の外径より小さいものとしてもよい。図2にもみられるように、円環形状シールワッシャ9の外径は、円環形状ワッシャ5の直径に実質上相当する。
図1〜3に示す、この考案によるねじ釘1の実施形態では、ねじ釘1は、格納ベルト11に格納され得る。そのような格納ベルト11として、滑らかな弾塑性の帯状のものが、図4および図5に例として示されている。しかし、この考案によるねじ釘1を格納するのに適している限り、任意の他の格納ベルト11もまた考えられ得る。図2からわかることは、格納ベルト11が、細長い基部12と複数のタブ状側方部13とを備え、基部12は、格納ベルト11の縦軸Lを定め、側方部13は、基部12の長手方向両側に形成されていることである。各側方部13は、通過口14を有し、通過口14は、各側方部13の先端15の方向に特に開口しており、先端15は、基部12に背を向けている。好ましくは、側方部13は、基部12と一体に成形されている。常に、長手方向両側に形成された2つの側方部13は、対となって互いに対向し、基部12と共通の平面から、基部12に対して略垂直となる位置まで下方へ折り曲げられ得る。図5に、基部12に対する、側方部13の上記位置が示されている。この位置において、側方部13の両通過口14同士が、同軸状に並べられて、シャフト2が両通過口14へと押されて、シャフト2が、格納ベルト11内で、格納ベルト11の縦軸Lに対して垂直に、かつ基部12と平行となるように位置付けられていることがわかる。このようにして、図5の例において、この考案によるねじ釘1が30本、格納ベルト11に格納されている。
図5に示す格納されたねじ釘1は、図2によるねじ釘1であり、したがって環状シールワッシャ9を有するねじ釘1である。更に、図4および図5の格納ベルト11において、格納ベルト11の基部12の中央に、複数のくぼみ16が形成されている。この例において、くぼみ16の数はまさに、側方部13の数のちょうど半分であり、くぼみ16の形状は、略矩形であり、略矩形の2つの縁部の先が尖って延びている。くぼみ16は、例えば材料コストを節約する役割を果たす。
図6は、2つのねじ釘1による、薄肉の硬質な台形状金属板17の、その下にある金属製下部構造18への結合を示す概略図であり、2つのねじ釘1は、この考案による、図2によるねじ釘1であり、環状シールワッシャ9を有する。図6に示す結合を達成するために、各ねじ釘1は、自動ネイルガンによって、台形状金属板17を通って、その下にある金属製下部構造18に打ち込まれており、その際、ねじ釘1は、回転運動を実質上伴っていない。ここで、2つのねじ釘1のうちの1つが、台形状金属板17の高い位置である、位置Iで、台形状金属板に打ち込まれている。これにより、上記一方のねじ釘1は、台形状金属板17とスチール製下部構造18との間のキャビティ19をまず通って、その後、スチール製下部構造18へと延びている。対照的に、他方のねじ釘1は、台形状金属板17の低い位置である、位置IIで、台形状金属板に打ち込まれている。これにより、上記他方のねじ釘1は、台形状金属板17を貫通した後、スチール製下部構造18へと直接延びている。両方のケースにおいて、スチール製下部構造に接触するシャフトの領域は、十分な接合を確保するためにそれぞれの取付手段1のねじが切られたシャフト部である。図6にも示すように、円環形状シールワッシャ9は、わずかにのみ圧縮されており、シールワッシャ9の外径は、環状ワッシャ5の直径に実質上相当する。更に、削りくずの発生がないため、シールワッシャ9は、損傷されていない。
コンポーネント17、18に打ち込まれたねじ釘1の位置を調整すべき場合、または結
合されたコンポーネント17、18からねじ釘1を抜き取るべき場合、ねじ釘1は、ねじ
回しによって回転させられ、これにより、コンポーネント17、18において、タッピン
ねじフランク7によりねじ山部分を切る。これにより、ねじ釘1の、コンポーネント17
、18からの容易な抜き取りが促進される。また、すでに上に記載した通り、縦溝8同士
が軸方向に平行に配置されて、シャフト2の周囲面にわたって均等に分布する状態になさ
れていることは、このような容易な抜き取りに寄与している。
符号の説明
括弧内は下位概念的具体例である。
1 取付手段(ねじ釘)
2 シャフト
3 ねじ先
4 頭(平頭)
5 ワッシャ
6 細目ねじ
7 タッピンねじフランク
8 縦溝
9 シールワッシャ
10 ワッシャの側面
11 格納ベルト
12 細長い基部
13 タブ状側方部
14 通過口
15 先端
16 くぼみ
17 コンポーネント(屋根またはファサードパネル、台形板)
18 コンポーネント(下部構造、金属製下部構造)
19 キャビティ
20 ねじが切られていないシャフト部
21 ねじが切られているシャフト部

Claims (30)

  1. 薄肉の屋根またはファサードパネル(17)を金属製下部構造(18)に結合するための取付手段(1)であって、取付手段(1)はシャフト(2)を有し、シャフト(2)の一端部分にねじ先(3)が形成され、シャフト(2)の他端部分に頭(4)が形成されている取付手段(1)において、
    シャフト(2)に、シャフト(2)の中心縦軸(X)に平行または略平行に延びる多数の縦溝(8)が形成されており、頭(4)は、平頭であり、頭(4)のシャフト(2)側に、平頭(4)から半径方向外方に突出するワッシャ(5)が形成されており、ねじ先(3)は、ねじが切られていないシャフト部(20)に直接つながる弾頭形状をしたねじ先であり、ねじが切られていないシャフト部(20)とワッシャ(5)との間のねじが切られているシャフト部(21)が細目ねじ(6)を有していることを特徴とする、取付手段(1)。
  2. 台形の外形形状または波形の外形形状の、屋根もしくはファサード用金属製クラッドシート、PVCパネル、プレキシガラス(登録商標)パネル、またはポリエステルパネルの形態の、屋根またはファサードパネル(17)を、金属製下部構造(18)、特にスチール製下部構造に結合することが好適であることを特徴とする、請求項1に記載の取付手段(1)。
  3. 屋根またはファサードパネル(17)および/または金属製下部構造(18)の厚みが少なくとも4mm以上であることを特徴とする、請求項1または2に記載の取付手段(1)。
  4. 取付手段(1)が、高強度硬化スチール、特にSAE4130スチールからなることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一つに記載の取付手段(1)。
  5. 取付手段(1)の引張強度が、2000N/mm以上、好ましくは2200N/mm以上、より好ましくは2300N/mm以上であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一つに記載の取付手段(1)。
  6. ねじが切られていないシャフト部(20)の長さが、10mm以上20mm以下、好ましくは14mmを有し、および/または直径が3mm以上5mm以下、好ましくは3.9mmであることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一つに記載の取付手段(1)。
  7. 弾頭形状のねじ先(3)の長さが5mmで、かつ曲率半径が9mmであることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一つに記載の取付手段(1)。
  8. ねじ釘が、自動ネイルガンによって、回転運動を伴わないかまたは実質上伴わずに、コ
    ンポーネント(17、18)に打ち込まれて結合され得ることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一つに記載の取付手段(1)。
  9. コンポーネント(17、18)に打ち込まれたねじ釘(1)の位置が、ねじ回しによって調節され得ること、および/または、ねじ釘(1)は、ねじ回しによってコンポーネント(17、18)からねじって外されることを特徴とする、請求項8に記載の取付手段(1)。
  10. 縦溝(8)、特に3本の縦溝(8)は、シャフト(2)の周囲面にわたって均等に分布する状態で配置されることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか一つに記載の取付手段(1)。
  11. 縦溝(8)は、ねじが切られているシャフト部(21)にわたって延び、ねじが切られていないシャフト部(20)には延びていないことを特徴とする、請求項1〜10のいずれか一つに記載の取付手段(1)。
  12. 縦溝(8)は、断面が、半円形、V字状、またはU字状の形状を有することを特徴とする、請求項1〜11のいずれか一つに記載の取付手段(1)。
  13. 縦溝(8)の深さは、シャフト(2)に形成された細目ねじ(6)の深さに相当することを特徴とする、請求項1〜12のいずれか一つに記載の取付手段(1)。
  14. 細目ねじ(6)の外径は、3〜5mm、特に4.2mmであることを特徴とする、請求項1〜13のいずれか一つに記載の取付手段(1)。
  15. 細目ねじ(6)は、タッピンねじフランク(7)を有することを特徴とする、請求項1〜14のいずれか一つに記載の取付手段(1)。
  16. 細目ねじ(6)は、二条ねじであることを特徴とする、請求項1〜15のいずれか一つに記載の取付手段(1)。
  17. 取付手段(1)の平頭(4)は、ねじ回しとの係合のための、外形形状、特に六角形の
    形状を有し、ねじ回しと平頭(4)との外形形状は互いに相補することを特徴とする、請求項1〜16のいずれか一つに記載の取付手段(1)。
  18. ワッシャ(5)は、環状、特に円環形状円環形状であることを特徴とする、請求項1〜17のいずれか一つに記載の取付手段(1)。
  19. エチレン・プロピレン・ジエンゴム、すなわちPDM製の、環状シールワッシャ(9)、特に円環形状シールワッシャは、シャフト(2)に接触して、シャフト(2)側のワッシャ(5)の側面(10)に接触するように、シャフト上に配置されることを特徴とする、請求項18に記載の取付手段(1)。
  20. シールワッシャ(9)の内径は、細目ねじ(6)の外径に相当し、特に細目ねじ(6)の外径以下であることを特徴とする、請求項19に記載の取付手段(1)。
  21. シールワッシャ(9)およびワッシャ(5)は、円環形状であり、シールワッシャ(9)、特に非圧縮状態のシールワッシャ(9)の外径は、ワッシャ(5)の外径に実質上相当することを特徴とする、請求項19または20に記載の取付手段(1)。
  22. 請求項1〜21のいずれか一つに記載の取付手段(1)と、取付手段(1)と組み合わされる、エチレン・プロピレン・ジエンゴム、すなわちEPDM製の、環状シールワッシャ(9)、特に円環形状シールワッシャとを有するキットであって、
    シールワッシャ(9)の内径は、取付手段(1)のシャフト(2)の細目ねじ(6)の外径に相当し、特に細目ねじ(6)の外径以下であることを特徴とする、キット。
  23. シールワッシャ(9)およびワッシャ(5)は、円環形状であり、シールワッシャ(9)の外径、特に非圧縮状態のシールワッシャ(9)の外径は、ワッシャ(5)の外径に実質上相当することを特徴とする、請求項22に記載のキット。
  24. シールワッシャ(9)は、シャフト(2)に接触して、シャフト(2)側のワッシャ(5)の側面(10)に接触するように、シャフト上に配置されることを特徴とする、請求項22または23に記載のキット。
  25. キットは、格納ベルト(11)、特に、滑らかな弾塑性を有する帯状の格納ベルト(11)を更に備え、格納ベルト(11)は、同様の種類の複数の取付手段(1)に合う寸法になされ、格納ベルト(11)に取付手段(1)が格納され得ることを特徴とする、請求項22〜24のいずれか一つに記載のキット。
  26. 格納ベルト(11)は、細長い基部(12)と複数のタブ状側方部(13)とを備え、基部(12)は、格納ベルト(11)の縦軸Lを定め、側方部(13)は、基部(12)の長手方向両側に形成され、各側方部(13)は、通過口(14)を有し、通過口(14)は、特に、各側方部(13)の先端(15)の方向に開口し、先端(15)は、基部(12)に背をむけており、ここで、常に、長手方向両側に形成された2つの側方部(13)同士は、対となって互いに対向し、側方部(13)は、基部(12)と共通の平面から、基部(12)に対して略垂直となる位置まで下方へ折り曲げられ得、この位置において、側方部(13)の両通過口(14)が、互いに同軸状に並べられて、この状態で、シャフト(2)が両通過口(14)へと押され得、次いで、シャフト(2)が、格納ベルト(11)内で、格納ベルト(11)の縦軸Lに対して垂直に、かつ基部(12)と平行となるように位置付けられることを特徴とする、請求項25に記載のキット。
  27. 複数のくぼみ(16)が、格納ベルト(11)の基部(12)の中央に形成されることを特徴とする、請求項26に記載のキット。
  28. 薄肉の屋根またはファサードパネル(17)を、その下にある金属製下部構造(18)に結合する方法であって、方法は:
    回転運動を伴わないまたは実質上伴わない自動ネイルガンによって、ねじ釘(1)、特に請求項19〜21のいずれか一つに記載のねじ釘1を、薄肉の屋根またはファサードパネル(17)を介して、金属製下部構造(18)に打ち込むことを含み、ここで、屋根またはファサードパネル(17)と金属製下部構造(18)との間の結合部分が、ワッシャ(5)と屋根またはファサードパネル(17)の表面との間の環状シールワッシャ(9)を圧縮することによってシールされる、方法。
  29. 方法は:
    打ち込まれたねじ釘(1)の位置を、ねじ回しによって調節すること、および/またはねじ回しによって、ねじ釘(1)を、金属製下部構造(18)と屋根またはファサードパネル(17)とからねじって外すことを更に備えることを特徴とする、請求項28に記載の方法。
  30. 屋根またはファサードパネル(17)は、台形の外形形状または波形の外形形状の、屋根もしくはファサード用金属製クラッドシート、PVCパネル、プレキシガラス(登録商標)パネル、またはポリエステルパネルであり、金属製下部構造(18)は、特にスチール製下部構造であることを特徴とする、請求項28または29に記載の方法。

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