JP2006093499A - 電子部品装着装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 切断された電子部品取出し後の収納テープが往復動する端部において一定以上溜まらないようにして、カッター装置の切断動作の邪魔を防止し、その駆動源の過負荷アラームが発生しないようにすること。
【解決手段】 カッターユニット23が移動する際には収納テープTを各保持部25Cで保持しつつ移動することとなり、この移動をしながら回転しているカッター30、30が電子部品の取出後の収納テープTを切断することとなる。両カッターユニット23を右方から左方に移動させる場合には、ユニット本体28の一方の側面28Aに固定された掻き落としブラシ41により、また左方から右方に移動させる場合には、前記他方の側面28Bに固定された掻き落としブラシ41により底壁17C上に溜まった屑テープKTを該底壁17Cから開口17Dを介して掻き落とす。
【選択図】 図6

Description

本発明は、ビームを一方向に移動可能に設けると共に吸着ノズルを備えた装着ヘッドを前記ビームに沿って移動可能に設け、複数並設された部品供給ユニットより収納テープ内の電子部品を吸着ノズルにより吸着取出して、基板位置決め部に位置決め保持されたプリント基板上に前記吸着ノズルに保持された電子部品を装着するものであって、各部品供給ユニットからの電子部品を取出した後の収納テープを保持する保持装置と、該保持装置により保持された収納テープを前記部品供給ユニットの並設方向に移動しながら切断するカッター装置とを備えた電子部品装着装置に関する。
ビームを一方向に移動可能に設けると共に吸着ノズルを備えた装着ヘッドを前記ビームに沿って移動可能に設け、複数並設された部品供給ユニットより収納テープ内の電子部品を吸着ノズルにより吸着取出して、基板位置決め部に位置決め保持されたプリント基板上に前記吸着ノズルに保持された電子部品を装着する電子部品装着装置は、例えば特開2002−299892号公報等に開示されているが、このような電子部品装着装置における電子部品を取出した後の収納テープは切断装置により切断することが知られている。そして、各部品供給ユニットからの電子部品を取出した後の収納テープを保持する保持装置と、該保持装置により保持された収納テープを前記部品供給ユニットの並設方向に移動しながら切断するカッター装置とを設ける技術も提案されている(特許文献1参照)。
特願2003−133864号の願書に添付した明細書及び図面
しかし、カッター装置のカッターユニットが保持装置により保持された収納テープを部品供給ユニットの並設方向に移動しながら切断するものであるから、切断された電子部品取出し後の収納テープがカッターユニットの往復動する端部において溜まり、この溜まった収納テープが前記カッター装置の切断動作を妨げ、その駆動源の過負荷アラームが発生するという問題があった。
そこで本発明は、切断された電子部品取出し後の収納テープが往復動する端部において一定以上溜まらないようにして、カッター装置の切断動作の邪魔を防止し、その駆動源の過負荷アラームが発生しないようにすることを目的とする。
このため第1の発明は、ビームを一方向に移動可能に設けると共に吸着ノズルを備えた装着ヘッドを前記ビームに沿って移動可能に設け、複数並設された部品供給ユニットより収納テープ内の電子部品を吸着ノズルにより吸着取出して、基板位置決め部に位置決め保持されたプリント基板上に前記吸着ノズルに保持された電子部品を装着する電子部品装着装置において、各部品供給ユニットからの電子部品を取出した後の収納テープを保持する保持装置と、該保持装置により保持された収納テープを前記部品供給ユニットの並設方向に移動しながら切断するカッターユニットを備えたカッター装置と、前記カッターユニットに固定され該カッターユニットにより切断された収納テープをカッタ−装置から掻き落とす掻き落とし部材とを設けたことを特徴とする。
第2の発明は、ビームを一方向に移動可能に設けると共に吸着ノズルを備えた装着ヘッドを前記ビームに沿って移動可能に設け、複数並設された部品供給ユニットより収納テープ内の電子部品を吸着ノズルにより吸着取出して、基板位置決め部に位置決め保持されたプリント基板上に前記吸着ノズルに保持された電子部品を装着するものであって、各部品供給ユニットからの電子部品を取出した後の収納テープを保持する保持装置と、該保持装置により保持された収納テープを前記部品供給ユニットの並設方向に移動しながら切断するカッターユニットを備えたカッタ−装置とを有する電子部品装着装置において、前記カッターユニットにより切断された収納テープをカッタ−装置から掻き落とす掻き落とし部材を前記カッターユニットに設けたことを特徴とする。
第3の発明は、ビームを一方向に移動可能に設けると共に吸着ノズルを備えた装着ヘッドを前記ビームに沿って移動可能に設け、複数並設された部品供給ユニットより収納テープ内の電子部品を吸着ノズルにより吸着取出して、基板位置決め部に位置決め保持されたプリント基板上に前記吸着ノズルに保持された電子部品を装着する電子部品装着装置において、一端部に設けられた駆動モータの駆動により回動する一方の軸と他端部に設けられた軸との間に張架されたベルトと、このベルトに固定され前記駆動モータの駆動により前記部品供給ユニットの並設方向に移動する際に各部品供給ユニットからの電子部品が取出された後の収納テープを保持装置が保持しつつ切断するカッターユニットを備えたカッター装置と、カッターユニットに固定され該カッターユニットにより切断された収納テープをカッタ−装置から掻き落とす掻き落とし部材とを設けたことを特徴とする。
第4の発明は、ビームを一方向に移動可能に設けると共に吸着ノズルを備えた装着ヘッドを前記ビームに沿って移動可能に設け、複数並設された部品供給ユニットより収納テープ内の電子部品を吸着ノズルにより吸着取出して、基板位置決め部に位置決め保持されたプリント基板上に前記吸着ノズルに保持された電子部品を装着する電子部品装着装置において、一端部に設けられた駆動モータの駆動により回動する一方の軸と他端部に設けられた軸との間に張架されたベルトと、このベルトに固定され前記駆動モータの駆動により前記部品供給ユニットの並設方向に移動する際に各部品供給ユニットからの電子部品が取出された後の収納テープを保持する保持装置と、この収納テープを切断するカッターを有するカッターユニットを備えたカッター装置と、前記カッターユニットに固定され該カッターユニットにより切断された収納テープをカッタ−装置から掻き落とす掻き落とし部材とを設けたことを特徴とする。
第5の発明は、ビームを一方向に移動可能に設けると共に吸着ノズルを備えた装着ヘッドを前記ビームに沿って移動可能に設け、複数並設された部品供給ユニットより収納テープ内の電子部品を吸着ノズルにより吸着取出して、基板位置決め部に位置決め保持されたプリント基板上に前記吸着ノズルに保持された電子部品を装着する電子部品装着装置において、一端部に設けられた駆動モータの駆動により回動する一方の軸と他端部に設けられた軸との間に張架されたベルトと、このベルトに固定され前記駆動モータの駆動により前記部品供給ユニットの並設方向に移動する際に一対の挟持部が互いに反対方向に回動して各部品供給ユニットからの電子部品が取出された後の収納テープを保持装置が保持するようにしつつ一対のカッターが互いに反対方向に回動してこの収納テープを切断するカッターユニットを備えたカッター装置と、前記カッターユニットに固定され該カッターユニットにより切断された収納テープをカッタ−装置から掻き落とす掻き落とし部材とを設けたことを特徴とする。
第6の発明は、第3乃至第5の発明において、前記駆動モータの駆動により回動する一方の軸に掻き混ぜ部材を設けたことを特徴とする。
本発明は、切断された電子部品取出し後の収納テープが往復動する端部において一定以上溜まらないようにして、カッター装置の切断動作の邪魔を防止し、その駆動源の過負荷アラームが発生しないようにすることができる。
電子部品装着装置1の平面図である図1において、基台2に種々の電子部品を夫々その部品取出位置(部品吸着位置)に1個ずつ供給する部品供給装置としての部品供給ユニット3が着脱可能に複数並設固定されている。対向する部品供給ユニット3群の間には2つの位置決め部4が設けられ、上流側装置より受けたプリント基板Pをコンベア6を介して前記位置決め部4に搬送し、この位置決め部4で図示しない位置決め機構により位置決めされた該プリント基板P上に電子部品が装着される。
この電子部品装着装置1には、左右にX方向に長い各一対のビーム5が夫々設けられ、各ビーム5は各リニアモータの駆動により左右一対のガイドに沿って前記各ビーム5に固定されたスライダが摺動して前記位置決め部4上のプリント基板Pや部品供給ユニット3の部品取出位置(部品吸着位置)上方を個別にY方向に移動する。前記リニアモータは、前記基台2に固定された上下一対の固定子と、前記ビーム5の両端部に設けられた取付板の下部に固定された可動子とから構成される。
また、各ビーム5にはその長手方向、即ちX方向にリニアモータによりガイドに沿って移動する装着ヘッド7が夫々設けられている。そして、前記リニアモータは、ビーム5に固定された前後一対の固定子と、前記装着ヘッド7に設けられた可動子とから構成される。各装着ヘッド7には、夫々バネにより上方へ付勢されている12本の吸着ノズル(図示せず)が周縁部に所定間隔を存して配設されている。また、吸着ノズルは前記装着ヘッド7に各θ軸駆動モータによりθ方向に回転可能に設けられると共に各上下軸駆動モータにより上下動可能に設けられている。また、各装着ヘッド7には基板認識カメラ8が設けられている。
9は部品認識カメラで、前記各装着ヘッド7に対応してそれぞれ1個ずつ計4個設けられ、電子部品が吸着ノズルに対してどれだけ位置ずれして吸着保持されているかXY方向及び回転角度につき、位置認識するために複数の前記吸着ノズルに吸着保持された全ての電子部品を一括して撮像する。
10は電子部品を取出した後の各収納テープTを切断するカッター装置で、部品供給ユニット3群に対応して設けられ、図2乃至図6に基づき以下詳述する。先ず、11は正逆転可能な駆動モータで、この駆動モータ11の出力軸12に設けられたプーリ13と従動軸14に設けられたプーリ15との間にはタイミングベルト16が張架されている。カッター本体17の左右端部には前記従動軸14と他の従動軸18が設けられ、両従動軸14、18に夫々設けられた一対のプーリ19と一対のプーリ20との間にはそれぞれタイミングベルト21が張架され、この各ベルト21にそれぞれカッターユニット23が固定されている。
なお、前記カッター本体17は、左右側壁17A、17B、前後側壁17E、17F及び左右端部のみに設けられた底壁17Cとから構成され、この底壁17Cは各カッターユニット23を設けるうえで、平面視矩形状の側壁だけでは強度面では足らないため必要であるが、底面全域に設けると屑テープKTを落下させることができないため、左右端部のみに設けられる。
そして、前記駆動モータ11が正逆転することによりプーリ13とプーリ15との間のタイミングベルト16を介して従動軸14が回転し、各プーリ19と各プーリ20との間の各タイミングベルト21も回転移動し、このタイミングベルト21に固定された各カッターユニット23が左右に移動する。このとき、前記カッター本体17の左右側壁17A、17B間には保持部材25が設けられ、各部品供給ユニット3の電子部品が取出された収納テープTを保持した状態で各カッターユニット23が移動することとなる。以下、このカッターユニット23及び保持部材25について詳述する。
先ず、前記保持部材25の左右の端部は前記カッター本体17の左右側壁17A、17Bに夫々固定され、この保持部材25はこの左右の固定部25Aと、この固定部25Aに夫々一端部が固定されて対向する方向に少し凹んだ形状を呈して元の位置に復元可能な復元性を有する左右一対の弾性部25Bと、各弾性部25Bを連結する合成樹脂材料製の保持部25Cとから構成される。
一方、カッターユニット23は、前記タイミングベルト21を挟持して固定される固定部26と、各ガイドが貫通するガイド部と、箱状のユニット本体28に夫々回転可能に支持される円筒状の挟持部29と、この各挟持部29の外周に設けられる一対の円板状のカッター30とから構成される。
従って、図3に示すように、カッターユニット23がカッター装置10の左右のいずれかの端部位置にあるときには、カッターユニット23の各挟持部29が保持部材25の各弾性部25Bを外側から押圧している状態であるが、前記駆動モータ11の駆動によりタイミングベルト21が回転移動してカッターユニット23がガイドに沿って左右に移動する際に、図4に示すように、各挟持部29が各弾性部25Bに接している状態から各保持部25Cに接して外側から各保持部25C同士を圧接するように互いに逆方向に回動しながら移動することとなる。
図5において、31は電子部品が取出された後の収納テープTを前記一対の保持部25C間に案内する案内部材で、横幅が並設される部品供給ユニット3の略全域に亘って設けられており、概ね上面及び下面が開口した角筒状を呈してその下端部がユニット本体28の上端部と略同じレベルまで延設されており、この角筒を形成する1面には更に垂直片31Aをカッター30の直上位置まで垂下させて前記収納テープTを両保持部25C間に位置させる。
なお、35はカッターユニット23の右側壁中央部に固定された取付け片36に設けられた部品掻き落とし装置としてのブラシで、37は同じく取付け片36に設けられたマグネットである。前述したように、カッターユニット23が右方向に移動した際に、並設された部品供給ユニット3群の収納テープTから取出されなかった電子部品を前記マグネット37がその磁力により収納テープTの収納部から飛び出させるように作用し、ブラシ35が収納テープTを振動させて取出されなかった電子部品を収納テープTの収納部から掻き落とすように作用すると共に前記マグネット37に電子部品を吸着させないように作用する。このように、マグネット37に電子部品を吸着させないように作用させるのは、複数個吸着すると、収納テープTの収納部から飛び出させるように作用しなくなるからである。
なお、ブラシ35及びマグネット37を取付けた取付け片36をカッターユニット23の左側壁中央部に設けてもよい。これにより、カッターユニット23を右方から左方に移動させる場合にも同様に対応できることとなる。
40は前記従動軸14の両プーリ19間に固定された掻き混ぜ部材で、従動軸14と共に回動してカッター本体17の左端部に設けられた底壁17C上に各カッターユニット23に切断されて溜まった屑テープKTを掻き混ぜ、特に図6における時計方向に回動する際には溜まった屑テープKTを左側壁17Aに当てた後掻き上げてから内方へ移動させたり、反時計方向に回動する際には溜まった屑テープKTを内方へ移動させたり、また溜まった屑テープKTの山を前後に分けて後述する掻き落としブラシ41、41により前記底壁17C上に溜まった屑テープKTを該底壁17Cから掻き落とし易くするためのものである。
41、41は左右側壁17A、17B及び前後側壁17E、17Fを補強してカッター本体17を構成する前記左右の底壁17C上に溜まった屑テープKTを該底壁17Cから掻き落とす掻き落とし部材としての掻き落としブラシで、前記ユニット本体28の一方の側面28A及び他方の側面28Bに上端が固定されて垂下する。従って、前述したように、両カッターユニット23を右方から左方に移動させる場合には前記他方の側面28Bに固定された掻き落としブラシ41により、また左方から右方に移動させる場合には前記一方の側面28Aに固定された掻き落としブラシ41により、特に左端部及び右端部の部品供給ユニット3から前記底壁17C上に溜まった屑テープKTを該底壁17Cから掻き落とす。
即ち、カッター本体17の左右の端部には底壁17Cがそれぞれ設けられており、両底壁17C間の中間部には開口17Dが開設され、この開口17Dを介して屑テープKTが掻き落とされることとなる。
以上の構成により、以下電子部品装着動作について説明する。先ず、プリント基板Pを図示しない上流側装置より左方の位置決め部4に搬入し、位置決め機構により位置決め動作を開始する。
そして、記憶装置(図示せず)に格納されたプリント基板Pの装着すべきXY座標位置、鉛直軸線回りへの回転角度位置及び配置番号等が指定された装着データ等に従い、電子部品装着装置1の左部に位置する各装着ヘッド7の吸着ノズルが装着すべき電子部品を対向する部品供給ユニット3群から吸着して取出す。具体的には、電子部品装着装置1の左部に位置する各装着ヘッド7の各装着ヘッド8が装着すべき電子部品を収納する各部品供給ユニット3上方に位置するよう移動するが、Y方向はリニアモータが駆動して一対のガイドに沿って各ビーム5が移動し、X方向は同じくリニアモータが駆動してガイドに沿って各装着ヘッド7が移動する。
そして、既に所定の各供給ユニット3は駆動されて部品吸着位置にて部品が取出し可能状態にあるため、上下軸駆動モータの駆動により前記吸着ノズルを所定ストローク降下させ、当該部品供給ユニット3から電子部品を吸着し、更に上昇する。
そして、前述の如く、装着ヘッド8をXY方向に移動させて、部品認識カメラ9の上方に移動させて、吸着部品の撮像及びその画像取込を実行し、部品認識処理装置(図示せず)により部品認識処理を開始する。装着すべき電子部品の認識結果に基づき、制御装置(図示せず)は前記各リニアモータ、θ軸駆動モータを制御してXYθ補正して、電子部品をプリント基板P上に装着する。
次に、左方の位置決め部4にあるこのプリント基板Pを下流に、即ち両位置決め部4と4との間に移動させると共に上流側から左方の位置決め部4に移動させ、前述したように、電子部品装着装置1の左部に位置する各装着ヘッド7の吸着ノズルが装着すべき電子部品を対向する部品供給ユニット3群から吸着して取出しプリント基板P上に装着する。
そして、当該プリント基板P上に所定の電子部品が全て装着されると、両位置決め部4と4との間にあるプリント基板Pを右方の位置決め部4に移動させると共に左方の位置決め部4にあるプリント基板Pを両位置決め部4と4との間に移動させ、また上流側から左方の位置決め部4に移動させる。この後、電子部品装着装置1の左部に位置する各装着ヘッド7の吸着ノズルが装着すべき電子部品を対向する部品供給ユニット3群から吸着して取出し左方の位置決め部4にあるプリント基板P上に装着し、電子部品装着装置1の右部に位置する各装着ヘッド7の吸着ノズルが装着すべき電子部品を対向する部品供給ユニット3群から吸着して取出し右方の位置決め部4にあるプリント基板P上に装着する。以下、同様に各プリント基板Pに電子部品を装着するものである。
そして、プリント基板Pへの全ての電子部品の装着動作が終了した後の下流への基板搬送時は勿論のこと、これに限らず、所定の部品供給ユニット3群のうちの任意の部品供給ユニット3の収納テープTの送り動作が終了した後、任意の次の電子部品の送り動作が開始するまでの間に、当該部品供給ユニット3群に対応するカッター装置10を動作させて、当該部品供給ユニット3群の電子部品を取出した後の各収納テープを切断する。以下、この切断動作について、詳述する。
即ち、先ず図3に示すように、カッターユニット23がカッター装置10の左の端部位置にあるときには、カッターユニット23の各挟持部29が保持部材25の各弾性部25Bを外側から押圧している状態であるが、前記駆動モータ11の駆動により出力軸12が回動してタイミングベルト16を介して従動軸14が回動するので、各タイミングベルト21が回転移動して各カッターユニット23がガイドに沿って右に移動する際に、図4に示すように、各挟持部29が各弾性部25Bに接している状態から各保持部25Cに接して外側から各保持部25C同士を圧接するように互いに反対方向に回動しながら移動することとなる。従って、カッターユニット23が移動していない状態では、各部品供給ユニット3からの電子部品を取出した後の収納テープTは案内部材31により一対の保持部25C間に案内され、カッターユニット23が移動する際にはこの収納テープTを各保持部25Cで保持しつつ移動することとなり、この移動をしながら回転しているカッター30、30が収納テープTを確実に切断することとなる。
そして、このカッターユニット23の移動の際には、並設された部品供給ユニット3群の収納テープTから取出されなかった電子部品を前記マグネット37がその磁力により収納テープTの収納部から飛び出させるように作用し、ブラシ35が収納テープTを振動させて取出されなかった電子部品を収納テープTの収納部から掻き落とすように作用すると共に前記マグネット37に電子部品を吸着させないように作用する。従って、収納テープT内から確実に電子部品を取出すことができるから、種々のサイズ(種々のピッチ)の収納テープTが存在することによって、収納テープTの収納部をカッター30、30が切断することになっても、刃が破損することが防止できる。
なお、カッターユニット23がカッター装置10の右の端部位置にあるときには、駆動モータ11を逆転させることにより、右方から左方に移動させることにより同様に電子部品を取出した後の収納テープTを切断できる。
また、前記従動軸14と共に掻き混ぜ部材40が回動してカッター本体17の左端部に設けられた底壁17C上に各カッターユニット23に切断されて溜まった屑テープKTを内方へ移動させたり、また溜まった屑テープKTの山を前後に分けて掻き落としブラシ41、41により前記底壁17C上に溜まった屑テープKTを該底壁17Cから掻き落とし易くする。そして、両カッターユニット23を右方から左方に移動させる場合には、前記他方の側面28Bに固定された掻き落としブラシ41により、また左方から右方に移動させる場合には、前記一方の側面28Aに固定された掻き落としブラシ41により前記底壁17C上に溜まった屑テープKTを該底壁17Cから開口17Dを介して掻き落とす。
従って、切断された電子部品取出し後の屑テープKTが各カッターユニット23の往復動する端部における底壁17C上に一定以上溜まらないようにして、カッター装置10の移動及び切断動作の邪魔をすることが防止される。このため、その移動及び切断動作の駆動モータ11の過負荷状態となってアラームが発生することが無くなる。
以上本発明の実施形態について説明したが、上述の説明に基づいて当業者にとって種々の代替例、修正又は変形が可能であり、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲で前述の代替例、修正又は変形を包含するものである。
電子部品装着装置の平面図である。 カッター装置の正面図である。 カッター装置の待機状態における平面図である。 カッター装置のカッターユニットが移動した状態の平面図である。 部品供給ユニット及びカッター装置の右側面図である。 一部破断せるカッター装置の正面拡大図である。
符号の説明
1 電子部品装着装置
3 部品供給ユニット
5 ビーム
7 装着ヘッド
10 カッター装置
11 駆動モータ
17 カッター本体
17C 底壁
23 カッターユニット
40 掻き混ぜ部材
41 掻き落としブラシ

Claims (6)

  1. ビームを一方向に移動可能に設けると共に吸着ノズルを備えた装着ヘッドを前記ビームに沿って移動可能に設け、複数並設された部品供給ユニットより収納テープ内の電子部品を吸着ノズルにより吸着取出して、基板位置決め部に位置決め保持されたプリント基板上に前記吸着ノズルに保持された電子部品を装着する電子部品装着装置において、各部品供給ユニットからの電子部品を取出した後の収納テープを保持する保持装置と、該保持装置により保持された収納テープを前記部品供給ユニットの並設方向に移動しながら切断するカッターユニットを備えたカッター装置と、前記カッターユニットに固定され該カッターユニットにより切断された収納テープをカッタ−装置から掻き落とす掻き落とし部材とを設けたことを特徴とする電子部品装着装置。
  2. ビームを一方向に移動可能に設けると共に吸着ノズルを備えた装着ヘッドを前記ビームに沿って移動可能に設け、複数並設された部品供給ユニットより収納テープ内の電子部品を吸着ノズルにより吸着取出して、基板位置決め部に位置決め保持されたプリント基板上に前記吸着ノズルに保持された電子部品を装着するものであって、各部品供給ユニットからの電子部品を取出した後の収納テープを保持する保持装置と、該保持装置により保持された収納テープを前記部品供給ユニットの並設方向に移動しながら切断するカッターユニットを備えたカッタ−装置とを有する電子部品装着装置において、前記カッターユニットにより切断された収納テープをカッタ−装置から掻き落とす掻き落とし部材を前記カッターユニットに設けたことを特徴とする電子部品装着装置。
  3. ビームを一方向に移動可能に設けると共に吸着ノズルを備えた装着ヘッドを前記ビームに沿って移動可能に設け、複数並設された部品供給ユニットより収納テープ内の電子部品を吸着ノズルにより吸着取出して、基板位置決め部に位置決め保持されたプリント基板上に前記吸着ノズルに保持された電子部品を装着する電子部品装着装置において、一端部に設けられた駆動モータの駆動により回動する一方の軸と他端部に設けられた軸との間に張架されたベルトと、このベルトに固定され前記駆動モータの駆動により前記部品供給ユニットの並設方向に移動する際に各部品供給ユニットからの電子部品が取出された後の収納テープを保持装置が保持しつつ切断するカッターユニットを備えたカッター装置と、カッターユニットに固定され該カッターユニットにより切断された収納テープをカッタ−装置から掻き落とす掻き落とし部材とを設けたことを特徴とする電子部品装着装置。
  4. ビームを一方向に移動可能に設けると共に吸着ノズルを備えた装着ヘッドを前記ビームに沿って移動可能に設け、複数並設された部品供給ユニットより収納テープ内の電子部品を吸着ノズルにより吸着取出して、基板位置決め部に位置決め保持されたプリント基板上に前記吸着ノズルに保持された電子部品を装着する電子部品装着装置において、一端部に設けられた駆動モータの駆動により回動する一方の軸と他端部に設けられた軸との間に張架されたベルトと、このベルトに固定され前記駆動モータの駆動により前記部品供給ユニットの並設方向に移動する際に各部品供給ユニットからの電子部品が取出された後の収納テープを保持する保持装置と、この収納テープを切断するカッターを有するカッターユニットを備えたカッター装置と、前記カッターユニットに固定され該カッターユニットにより切断された収納テープをカッタ−装置から掻き落とす掻き落とし部材とを設けたことを特徴とする電子部品装着装置。
  5. ビームを一方向に移動可能に設けると共に吸着ノズルを備えた装着ヘッドを前記ビームに沿って移動可能に設け、複数並設された部品供給ユニットより収納テープ内の電子部品を吸着ノズルにより吸着取出して、基板位置決め部に位置決め保持されたプリント基板上に前記吸着ノズルに保持された電子部品を装着する電子部品装着装置において、一端部に設けられた駆動モータの駆動により回動する一方の軸と他端部に設けられた軸との間に張架されたベルトと、このベルトに固定され前記駆動モータの駆動により前記部品供給ユニットの並設方向に移動する際に一対の挟持部が互いに反対方向に回動して各部品供給ユニットからの電子部品が取出された後の収納テープを保持装置が保持するようにしつつ一対のカッターが互いに反対方向に回動してこの収納テープを切断するカッターユニットを備えたカッター装置と、前記カッターユニットに固定され該カッターユニットにより切断された収納テープをカッタ−装置から掻き落とす掻き落とし部材とを設けたことを特徴とする電子部品装着装置。
  6. 前記駆動モータの駆動により回動する一方の軸に掻き混ぜ部材を設けたことを特徴とする請求項3乃至5のいずれかに記載の電子部品装着装置。

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