JP2006093140A - 自動車用ヘッドライトにおける光モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】要求されたコマンドに従って、光モジュールのアクチュエータを制御して、可動シールドを確実に移動させるシステムを提供する。
【解決手段】光モジュール(2)の内部に、少なくとも1つのリフレクタ(4)に結合されている少なくとも1つの光源(9)と、少なくとも2つの異なる別個部分を有する少なくとも1つの可動シールド(16)とが設けられている。少なくとも2種類の対応する、異なる配光パターンの光ビームを発生する。この可動シールド(16)を位置付けするためのモニタリングとして、可動シールドに設けた透孔(80)、あるいはこの可動シールドに連結している支持部材(28)に、設けた透孔(80)を有するシステムとしてある。
【選択図】図2

Description

本発明の対象は、自動車用ヘッドライトの照明または合図用装置における光モジュールである。
また、本発明は、少なくとも1つの可動部材、あるいは、一式の可動部材を有する自動車用ヘッドライトにおける光モジュールに関する。さらに詳細には、本発明は、1つあるいは複数の楕円形の光学的モジュールを備え、そのモジュールの少なくとも1つは、可動シールド(または、スクリーン)を備えているヘッドライトの光モジュールに関する。しかし、このタイプのヘッドライトのみに限定するものではない。
光モジュールは、少なくとも1つの光源に対して、少なくとも1つのリフレクタを備えているため、ディップビーム、すなわちすれ違いビーム、あるいはメインビームのような、所望の配光パターンの光ビームを発生することができる。
またこの光モジュールは、可動シールドを備えている。この可動シールドの中の構成要素は、光モジュール内で移動することができ、かつ、光源とリフレクタ、あるいはそのいずれかに対して、少なくとも2つの位置をとることができるようになっている。
光モジュールは、可動シールドの位置に応じて、少なくとも2種類の異なる光ビームを発生する。ここで言う「デュアル機能」の光モジュールとは、2種類の異なる光ビームを発生する場合のものであり、「マルチ機能」の光モジュールとは、少なくとも3種類の異なる光ビームを発生する場合のものである。
可動シールドが、所定の「能動」位置、あるいは「掩蔽」位置に来ると、すれ違いビーム、または、フォグビームのようなカットオフタイプの光ビームが得られる。
また可動シールドは、ビームを処理する過程で、光源から照射された光や、リフレクタを反射する光を掩蔽することなく、可動シールドを「非能動」位置とすることができる。すなわち、光モジュールは、メインビームをカットオフすることなく、ビームを発生させることもできる。
したがって、すれ違い/メインのようなデュアル機能の光モジュール、あるいは、右側通行のすれ違い/左側通行のすれ違いのようなデュアル機能の光モジュール、あるいは、右側通行のすれ違い/左側通行のすれ違い/メインのようなマルチ機能の光モジュールとすることができる。このような複合機能の可動シールドを有する光モジュールを備えるヘッドライトでは、適合性と小型化という面で、多大な利点がある。
特許文献1には、光モジュールの主光軸に対して傾斜している軸を、回転させるようにして搭載されているシールドシステムを備えることにより、単一の光モジュールにより、少なくとも3つ、あるいは4つの異なる機能を発揮させることが可能である旨、記載されている。
ヨーロッパ特許第1197387号公報
また、特許文献2には、可動シールドの、複数の光学的能動縁部のうち、少なくとも1つの縁部が、少なくとも2種類の異なる配光特性を有するビーム、特に、少なくとも2種類の異なるカットオフを有するビームを発生するように、改良された可動シールドシステムを備える、マルチ機能光モジュールについて記載されている。
フランス国特許願第0406273号明細書
このようにして、コンパクトではあるが、単一光モジュールで、多くの異なる機能、特に4を越える機能を発揮しうるシールドが得られる。
回転、旋回、並進のいずれによっても変位することができるシステムを、可動シールドに採用して、正確で信頼できるシールドの変位を制御するシステムを設計することができる。
しかし、1つの機能から、別の機能へ切換える場合、運転者へ与える視覚的な不快という、リスクを最大限に抑制し、かつ、当然ながら、対向車の運転者への眩惑という、危険性をも最大限に防止し、制限することが必要であることにも、留意しなければならない。
このような要求を満たすような、変位する可動シールドを得るためには、通常、ステッピングモータ形式のアクチュエータが利用される。
このようなモータには、駆動装置にステッピング指令を伝達する制御装置が設けられる。従って駆動ロッドは、ステップ動作数に対応して、完全に区別された2か所の位置へのみ、変更することができるようになっている。
しかし、従来のマルチ機能可動シールドは、3、4か所以上と、多数の個別位置を有している。このように、位置数が増えれば増える程、モータロッドの正確な位置決めは、困難となる。
本発明の目的は、要求されたコマンドに従って、可動シールドの動きを、従来よりもより良好に制御し、かつ可能な限りの高い信頼性と正確性をもって、可動シールドを位置決めすることができるように、光モジュールの駆動部分であるアクチュエータによって制御されるように、改良された装置を提供することにある。
本発明は、第1に、少なくとも1つのリフレクタに結合されている、少なくとも1つの光源と、光モジュール内に、少なくとも2か所の異なる部分を有する、少なくとも1つの可動シールドとが設けられた、異なる配光パターンを有する、少なくとも2種類の光ビームを発生しうる光モジュールに関し、特に、自動車用ヘッドライトの照明および合図用装置に組込むことができるようになっているものを得ようとするものである。
可動シールドの位置付けのモニタリングには、この可動シールドに設けた透孔、あるいは、この可動シールドに連結してある支持部材に、設けた透孔を利用する。
このようなモニタリング方法には、次のような多くの利点がある。
光モジュール内に別の光源を追加することなく、光センサを用いて、マーク付けシステムを検出することができる。
たとえば、アクチュエータのロッド位置を、「さかのぼって」シールドを検出したり、あるいは、アクチュエータのロッドとシールドとの間に存在する、あらゆる機械的伝達要素、もしくは、ロッドとシールド支持部材との間に存在する、あらゆる機械的伝達要素を、「さかのぼって」検出することなく、直接に可動シールドの位置を検出することができる。
したがって、光モジュールが出す光ビームに、直接、影響を与える要素、すなわち、シールド、シールドと一体をなしているか、シールドに取り付けられているシールド支持部材の実位置を、直接に検出することができる。
マークは、可動シールドに設けられた透孔、あるいは、可動シールドに連結されている支持部材に設けられた透孔であると有利である。これらの透孔群は、可動シールドの所定の各部分に対応している。
前記ビームに対して、ある程度の影響、あるいは、重大な影響を与えないように、前記透孔を、可動シールドに寸法決めして、位置を定め、かつ可動シールドに、光学的「能動」領域を設けるのが好ましい。したがって、透孔の位置は、カットオフビームを区画するシールド縁部から遠い領域にある。このように、可動シールドの低位置に、透孔を設けると有利である。
このようにして、透孔を通過する迷光線が生じるリスクを、最小限に抑えて、対向車の運転者への眩惑という、リスクはなくなる。
透孔の幅は、約0.5mm〜1.0mmである。また、円形孔であるのがよい。透孔は、可動シールドの長さ方向、または、この可動シールドに連結している支持部材の長さ方向に、連続して配分してあるのが好ましい。
本発明においては、光が、可動シールドや、可動シールドの透孔を通過するのを、適切に「検出する」ために、光センサを光モジュール内に設けてある。透孔は、すべて完全に同一であるのが好ましく、このようにすると、可動シールドの設計は容易となる。
また、各位置に対する個別の光学的コード化に、これらの透孔を用いるのが好ましい。各マーク、すなわち透孔の形、あるいは数により、各位置を割り出すことができる。
たとえば、所定の透孔群によって、可動シールドに区画された各位置を割り出すために、同時に動作する、数個の連結する光センサを利用する二進法タイプの光学的コード化システムがある。
タイプ100、110、111、011、001という5つの異なるコードと、各位置を検出する三連結センサとにより、5つの別個部分を有するシールドをコード化することができる。
手動、もしくは自動制御装置により制御される、ステッピングモータ、圧電モータ、直流モータのアクチュエータにより、可動シールドを変位させるようにすると有利である。このタイプのアクチュエータは、経済的で堅牢である。
運転者が、たとえば、すれ違いビームからメインビームへの切換え、あるいは右側通行のすれ違いビームから、左側通行のすれ違いビームへの切換えを望む場合には、手動で制御する。
また、運転者が乗車しているか、否かに関わらず、センサで伝達される道路走行条件に関するデータを、考慮に入れるようになっているスレーブシステムを用いて、自動制御することができる。
さらに、可動シールドに設けられている透孔、または、可動シールドに連結している支持部材に設けられている透孔の存在を検出するようになっている、差動フォトダイオードの光センサを利用することができる。
光センサは、シールドを固定するフレームの上方に設けてあるのが好ましい。また、光源と可動シールドとの間に設けるか、あるいは、光源面と対向する可動シールド側に設けてもよい。後者の形状は、温度によるストレスを受けにくいように定められる。
この光センサは、マーク付けシステムを備えるシールド領域に向かい合うようにして、配置される。この領域は、可動シールドの変位に応じて、可動シールドの前を通過する。
本発明は、いかなるタイプの可動シールドに対しても有利に適用可能である。特に、この明細書の導入部で記載してあるような、2通りのパターンの可動シールドに適用することができる。
この可動シールドには、次のような2つの特徴がある。1つは、各シールドは、主光軸と直交する軸に対して、傾斜して回転するように取り付けられている。
次に、各可動シールドには、別個部分を一組として構成した「能動」縁部が設けられ、この別個部分の少なくとも1つの別個部分は、異なるカットオフを有する、異なる配光パターンの少なくとも2種類の光ビームを区画するべく動作する。
光モジュール内の可動シールドの位置によって、次のうちの、少なくとも2種類のビームが区画される。右側通行用すれ違いビーム、左側通行用すれ違いビーム、市街地走行用ビーム、フォグビーム、ハイビーム、高速道路走行用ビーム、また、AFSビームとして知られている前照灯システムビーム、高速道路の昼間走行用ビーム、悪天候走行用ビームのいずれかのためのビームである。
本発明の他の目的は、上記のような、少なくとも1つの光モジュールを備える自動車用ヘッドライトの照明装置を提供することにある。
本発明のさらに別の目的は、少なくとも1つのリフレクタに結合されている少なくとも1つの光源と、少なくとも異なる2つの別個部分を有する可動シールドとを備え、かつ、異なる配光パターンと対応する少なくとも2種類の光ビームを発生させるようになっている、光モジュールの可動シールドの変位を制御する装置を提供することにある。この装置は、次のような構成を有している。
−手動モードおよび自動モードの両方、または、そのいずれか一方で機能する可動シールドの変位制御装置。
−前記可動シールドを一方の個別位置から他方の個別位置へ、変位させるステッピングモータのアクチュエータ。
−可動シールドの少なくとも1つに設けられている透孔、詳細には、可動シールドの各別個部分に透孔を有する可動シールドのためのマーク付けシステム、あるいは、この可動シールドに連結されている支持部材のためのマーク付けシステム。
−一方の個別位置から他方の個別位置へ、可動シールドを変位させるステップにおいて、可動シールドに設けられている透孔、または、可動シールドに結合されている可動支持部材に設けられている透孔を検出する光センサ。
−前記センサにより検出される実データと基準データとを比較しうる集積回路型の電子的比較手段。
従って、可動シールドが、一方の個別位置から、他方の個別位置へ移動する度毎に、可動シールドに設けられている変位制御装置は、可動シールドの実位置が、可動シールドの所定の設定位置と対応していることを示し、最小の誤差をもって、実時間内に1つの位置を検出する。
本発明の別の目的は、少なくとも1つのリフレクタに結合されている少なくとも1つの光源と、少なくとも2つの異なる別個部分を有する可動シールドとを備え、かつ、異なる配光パターンと対応する、少なくとも2種類の光ビームを発生させるようになっている、光モジュールの可動シールドの変位制御方法を提供することである。
この制御方法には、可動シールドに設けた透孔、あるいはこの可動シールドに連結されている支持部材に設けた透孔を、光学的に検出する少なくとも1つのステップが含まれている。
この制御方法は次のステップを含んでいると有利である。
−所定の設定位置(N+2)に対する可動シールドの変位制御ステップ。
−変位コマンド従い、アクチュエータにより可動シールドを変位させるステップ。
−可動シールドに、設けられている透孔、あるいは、この可動シールドに連結されている支持部材に設けられている透孔の光学的検出により、可動シールドが、ある1つの設定位置(N)から、後続する設定位置(N+1)へ通過していることを検出するステップ。
−光学的な検出から得られる可動シールドの実位置と、一方の設定位置(N)から他方の設定位置(N+1)へ、可動シールドを変位させるコマンドをプレプログラムしている設定位置(N+2)とを、これら2か所が一致するまで比較するステップ。
−可動シールドの実位置と、コマンドをプレプログラムしている設定位置(N+2)とが、一致するか、あるいは、この可動シールドが通過してデフォルトモードになると、アクチュエータにより、可動シールドの変位を停止させるステップ。
特に、比較ステップが、異常に延滞している場合、すなわち、可動シールドが、実際に要求された設定位置に達している設定を、コンパレータが管理しえないと、制御装置が、定義済みのデフォルトモードに切換えをするようになっていると有利である。
このデフォルトモードは、プレプログラム中に、実位置と、プレプログラムされた設定位置とが一致しないと、アクチュエータが、可動シールドを安全な設定位置に、自動的に変位させるようになっていているのがよい。
この位置は、たとえば、対向車の運転者への、意図的ではない眩惑を防止するための、すれ違いビームの機能に対応する位置である。
さらに、この制御方法は、アクチュエータが、可動シールドを基準の設定位置に自動的に変位させるようになっている、初期化ステップを備えているのが好ましい。
この初期化は、自動車の発車毎に行われるか、または、運転者がヘッドライトのスイッチを入れる度毎に行われる。
ヘッドライトにスイッチを入れて、この初期化が行われると、光センサは動作する。そして、可動シールドが、実位置と基準の設定位置との最も近似する個別位置へ変位するように制御し、さらに、光センサと、その場に応じた比較手段とにより、可動シールドが基準の設定位置を通過しなくても、可動シールドの実位置を検出することができる。
ヘッドライトのスイッチをオフにして初期化するには、可動シールドを、所定の基準位置へ変位させるように制御することによって行うのがよい。
本発明の別の目的は、上述のような制御装置を備えるか、あるいは方法を実施しうるようにした自動車を提供することである。
次に本発明の実施形態を、添付図面を用いて説明するが、本発明は、これらに限定されるものではない。
図1は、可動シールドを備える、単一の光モジュールを用いて得られる種々の光ビームの、垂直面上の概略投影図を示している。投影面はヘッドライト装置に面しており、光軸に対して垂直な、投影面である。
第1のカットオフビーム101は、右側通行用すれ違いビームと対応している。第2のカットオフビーム102は、右側通行の高速道路走行用ビームと対応している。第3のカットオフビーム103は、市街地走行用ビーム、あるいは、フォグビームと対応している。第4のカットオフビーム104は、左側通行でのすれ違いビームと対応している。第5のカットオフビーム105は、左側通行の高速道路走行用ビームと対応している。第6のカットオフビーム106は、メインビームと対応している。
図は、本発明による楕円形の光モジュール2の実施態様を、異なる方向から見たもので、拡大あるいは縮小して細部を示している。
光モジュール2は、光ビームを発生する光源9と、リフレクタ4とを備え、リフレクタ4の一部は、ほぼ楕円形となっており、スクリーン14の近傍で光を集光するようになっている。長手方向に延びる水平軸は、主たる照射の方向、すなわち、ヘッドライトの光軸6となっている。
このヘッドライトは、リフレクタ4の後部に取り付けられたランプホルダ8と、リフレクタ4の前面に取り付けられたレンズホルダ10と、このレンズホルダ10の前端に取り付けられたレンズ12とを備え、レンズの焦点面は、リフレクタ4の第2焦点の近くを通過している。
光モジュール2の光軸6に沿って、後方から、ランプホルダ8、リフレクタ4、レンズホルダ10、およびレンズ12が、順に設けられている。このリフレクタ4およびレンズホルダ10は、上述のすべての部品を収容するハウジングを形成し、かつ、ヘッドライト装置の外枠となっている。光モジュール2の外枠には、スクリーン14が固定されている。
スクリーン14は、図3に示すように、ヘッドライトの前方に向かう円錐形の母線および曲率中心を有する湾曲面を有し、前後方向には短く、かつスクリーン14のほぼ全幅に渡る幅を有している。
また、スクリーン14の外側端は、レンズ12の焦点が位置する光軸の両側において、その下方の0.5%に位置し、かつ光軸6と平行に延びている。
スクリーン14の光軸6の側端部には、図3に示すように、深さ約1cmの凹部17がある。リフレクタ4の円周部分において、スクリーン14の外側端部が、約30°の角度をなして結合されている。
スクリーン14は、リフレクタ4の前端部とレンズホルダ10の後端部とで把持されている2つの突片15により、固定保持されている。
可動シールド16が、ほぼ垂直の回転軸のまわりで回動する際に、対向車の運転者を眩惑させるおそれはない。可動シールド16は、回転すると凹部17の前面を通過し、多くの位置において、凹部17の前へ重なる。
図3に示すように、可動シールド16には、そのベースを形成するリング22と、第1のアーム24、および第2のアーム26が設けられている。リング22には、回転軸18を中心とする中心孔20があけられている。
第1と第2のアーム24、26の前端は、ベース面に対して、たとえば40°〜50°の角度をなして、リング22に固定されている。
これらの2本のアーム24、26の前端は、リング22を介して結合され、同じく後端は、支持部材28により結合され、2本のアーム24、26により定められる平面、すなわち、アーム24、26の間に、空間30が形成されている。アーム24、26は、たとえば、60°〜70°の角度で離間している。
図4は、可動シールド16の上縁部34の形状を詳細に示している。この実施形態では、上縁部34は、左側の第1上縁部38と、右側の第2上縁部40とからなっている。
第1上縁部38と第2上縁部40とは、重合せず、連続している。
第1上縁部38は、第1レベルから始まり、右方向に、移行部分である第1傾斜部42を介して、第1レベルよりも高い、第2レベルにある第2上端部40へ続いている。
第2上縁部40は、上縁部34の右端にある、第1レベルである第1平面部44から始まり、次に左方向に、移行部分である第2傾斜部48を経て、第1レベルよりも高い、第2レベルの第2平面部46へ続いている。
第1上縁部38に続く第2上端部40は、第2レベルの第2平面部46と同レベルにある。
各上縁部は、円弧状をなし、第1上縁部38、および第2上縁部40は、約30°の角度をなしている。したがって、回転軸18を回転させて、凹部17と対向する位置に、各上縁部を位置させて、独特のカットオフビームを発生させる
ことができる。
この実施態様によると、可動シールド16の中央部に、第2上縁部40と第2平面部46との接合点を含む領域を位置させて、凹部17の中央部と対向させ、次のような種々のヘッドライトビームを得ることができる。
−中央位置:第2上縁部40と第2平面部46が、凹部17内に十分収まり、平坦な第3のカットオフビーム103となる。
−回転軸18周りに約13.5°回転:第2上縁部40の一部と第1上縁部38の大部分が、凹部17内に収まり、高速道路右側通行用の第2のカットオフビーム102となる。
−回転軸18周りに約15°回転:第1上縁部38が、凹部17内に完全に収まり、右側通行用すれ違いビーム101となる。
−回転軸18周りに約−13.5°回転:第1上縁部38の一部および第2上縁部40が、凹部17内に収まり、左側通行用高速道路ビーム105となる。
−回転軸18周りに約−15°回転:第1上縁部38の全体が凹部17内に収まり、左側通行用すれ違いビーム104となる。
−回転軸18周りに約30°を超える回転、あるいは回転軸18周りに約30°未満の回転:メインビーム106を得るための位置が、可動シールド16に2か所ある。左側通行、あるいは右側通行用いずれのビーム用の配置であっても、後方位置に、他のビームに対応して設けた中間レベルの領域を介することなく、メインビーム106を直接に得ることができる。
可動シールド16が、1本の回転軸18のまわりに回転して、小領域に加えて、領域38、40、44、46を巧みに連続変位させることにより、最大6種類の異なるビームを発生させることができる。
ある実施形態では、可動シールド16は、たとえば、図5に示すような、96のステップを有するステッピングモータからなるアクチュエータ50により回転させられる。前記モータは、ヘッドライトの内側またはレンズホルダ10の下方に配置され、たとえば、ナット52を有する固定装置により保持されている。
上述のような6か所の、可動シールド16の設定位置は、マイクロコントローラ72にあらかじめ記憶されており、これにより、モータの作動が管理される。ドライバは、ダッシュボードから制御して、あらかじめ記憶されている位置のうちの1か所に、可動シールド16を位置させることができる。
このような光モジュールの構成、およびその一般的な機能についての詳細は、フランス国特許第0406273号公報に記載されており、この特許文献に記載されているシールドは、本発明における可動シールドと、構造的に近似している。
本発明による光モジュールは、このフランス国特許第0406273号公報に記載のものと比較して、制御方法において改良されたシールドを備えている。本発明においては、この新規な制御方法を実施するために、シールドには2つの改良が施されている。
−第1の改良点は、シールドの支持部材28に、シールドの上縁部に沿って、5つの透孔80を、長手方向に1列に並べて、穿設してあることである。
また、センサ光は、飽和すると、メインビームに対応するシールドを通過する特性があるため、メインビームの位置に対するシールドには、透孔を設ける必要はない。
各透孔は、シールドの光学的非能動領域、あるいは、非スクリーン領域に設けられているため、光源から放出している光線、あるいは、リフレクタ4から反射している光線と干渉することはない。
−第2の改良点は、光センサを設けてあることである。
差動フォトダイオードからなる光センサ60を、光軸6上において、シールドの後方の光モジュール内の固定フレーム64に設けてある。この光センサ60は、可動支持部材28に設けた透孔80と対向している。このために、適切な、機械的固定手段を利用することもできる。
図3および図5に示すように、(図2には、明確化のために示していない)、この光センサ60は、たとえば、2本のアーム62、63を有する機械的部材により、アクチュエータ50が搭載されている固定フレーム64にねじ止めするか、その他の適宜の機械的手段により、取り付けられている。
次に、図6および図7を参照して、センサが収集するデータを用いる制御方法について説明する。
−運転者は、手動により、あるいは自動的に、制御装置70をもって、可動シールド16を、ある設定位置(N)から、別の設定位置(N+2)へ移動させるようなコマンドを出させる。シールドは、設定位置(N)から設定位置(N+1)へ、ついで、設定位置(N+1)から設定位置(N+2)へと変位する。
−コマンドは、可動シールドの各位置が、あらかじめ記憶されている集積回路の比較手段71に送られる。
−次に、このコマンドは、アクチュエータ50のマイクロコントローラ72に送られ、可動シールドを動かす。
シールドの位相が、設定位置(N)から設定位置(N+2)へ変位する間、センサ60は、可動シールドの支持部材28に設けられている透孔80の正面を通過する。センサ60が透孔80の前を通過することにより、設定位置(N+1)および設定位置(N+2)の情報が検知される。
可動シールド16が、設定位置(N+1)に到達していることを、センサが検知すると、このデータは比較手段71に送られ、可動シールドの実位置
と可動シールドの記憶位置とのデータの整合性をセンサに検証させる。
可動シールドが設定位置(N+2)に到着していることを、センサが検出すると、再び実位置との比較がなされる。実位置と、記憶されている設定位置とが一致すると、これらの情報は、アクチュエータ50のマイクロコントローラ72に送り返され、可動シールドの運動は停止する。
中間の設定位置(N+1)、あるいは要求された最終の設定位置(N+2)と実位置とを比較して不一致になったり、または、既定の周期内に、センサが、設定位置(N+1)、あるいは設定位置(N+2)において、透孔80を検出しないときには、制御システムは、デフォルトモードに切換えられる。
その後、可動シールド16は、マイクロコントローラ72により、自動的に、あらかじめ選択されている、たとえば、右側通行用すれ違いビームであれば、それと対応するような安全位置(S)に移動させられる。
図7は、比較手段71にプログラムされているダイアグラムを示している。マークMの正面を通過する毎に、正のピークP1に、負のピークP2が続き、正の最高点から、負の最下点へと向かうカーブの方向が、Mで変化する。そして、可動シールドは、設定位置へ来るよう、正確な位置へ移動する。
メインビーム位置を検出する際には、2レベルのステップPaとなる。そのうちの1レベルだけを、図示してある。可動シールドが、メインビーム位置にある光学的位置の前に来ていないため、センサ全体に、光が当たっている。矢印は、シールドが、2方向に変位できることを示している。
光センサが検出する可動シールドの実位置と、比較手段に記憶された設定位置とが一致すると判断される許容範囲は、あらかじめ決められている。
したがって、本発明は、可動シールドの実位置を、センサが読み込んで、光ビームに直接影響を及ぼすような光学的シールドの実位置か否かを、判定するという利点を有する。
本発明の実施態様は、上述した制御方法のみに限定されるものではなく、その各ステップにおいて、異なる種々の態様とすることができる。
また本発明は、2つの個別位置を有する単純なタイプから、4つあるいはそれ以上の個別位置を有する複雑なタイプまで、あらゆるタイプの可動シールドに対して適用することができる。
さらに、可動シールドが、並進、回転、旋回のいかなるタイプの変位を行おうとも、また、これらの少なくとも2つの連続を含むような複雑な変位であろうとも、種々のタイプの可動シールドの変化に適応させることができる。
可動シールドの変位の制御において、大きな信頼と、高い安全性を保って、ステッピングモータのアクチュエータを、単純、かつ経済的なものとすることが可能である。可動シールドにおける透孔を確実にモニターすれば、可動シールドの位置付けを判定することができるので、モータのステップを計算するようなシステムの必要はない。
最後に本発明は、ヘッドライトの可動部分の位置が変化するタイプのものにおいて、その可動部分が行うあらゆる変位について、広く適用することができる。
本発明による、光モジュールにより得られる種々のカットオフビームの略図である。 本発明による、光モジュールの実施形態における長手方向の垂直断面図である。 本発明による、光モジュールの実施形態における、長手方向の水平断面図である。 図1〜図3の可動シールドの上縁部の形状を示す詳細図である。 図2の光モジュールにおける、モータを搭載した可動シールドの斜視図である。 本発明による、図2に示す光モジュールにおける可動シールドの動きを示す、制御論理のダイアグラムである。 図6の制御論理を適用する際のプログラムデータの例図である。
符号の説明
2 光モジュール
4 リフレクタ
6 光軸
8 ランプホルダ
9 光源
10 レンズホルダ
12 レンズ
14 スクリーン
15 突片
16 可動シールド
17 凹部
18 回転軸
20 中心孔
22 リング
24、26 アーム
28 支持部材
30 空間
34 上縁部
38 第1上縁部
40 第2上縁部
42 第1傾斜部
44 第1平面部
46 第2平面部
48 第2傾斜部
50 アクチュエータ
52 ナット
60 光センサ
61、62、63 アーム
64 固定フレーム
70 制御装置
71 比較手段
72 マイクロコントローラ
80 透孔

Claims (16)

  1. 少なくとも1つのリフレクタ(4)に関係づけられている少なくとも1つの光源(9)と、少なくとも2つの異なる遮光部を有する少なくとも1つの可動シールド(16)とを内部に備え、少なくとも2種類の、異なる配光パターンを有する光ビームを発生させるようになっている光モジュール(2)において、
    前記可動シールド(16)の位置をモニターするのに、この可動シールド(16)に設けた透孔(80)、またはこの可動シールド(16)に連結されている支持部材(28)に設けた透孔(80)を利用するようになっていることを特徴とする自動車用ヘッドライトにおける光モジュール。
  2. 前記透孔(80)は、前記可動シールド(16)に設けられているか、または、この可動シールド(16)に連結された支持部材(28)に設けられており、かつこれら各透孔(80)は、前記可動シールド(16)の特定の位置と対応していることを特徴とする請求項1記載の光モジュール。
  3. 前記透孔(80)の群は、前記可動シールド(16)の長さ方向、または、この可動シールド(16)に連結されている支持部材(28)の長さ方向に、連続して配置されていることを特徴とする請求項2記載の光モジュール。
  4. 前記透孔(80)または透孔群は、すべて同一であるか、または、前記可動シールド(16)の各位置を識別する光学的コード化に寄与するようになっていることを特徴とする請求項3記載の光モジュール。
  5. 前記可動シールド(16)は、手動または自動型の制御装置(70)により制御されるステッピングモータ、圧電モータ、あるいは直流モータで作動されるアクチュエータ(50)により変位させられるようになっていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の光モジュール。
  6. 前記可動シールド(16)に設けられているか、または、この可動シールド(16)に連結されている支持部材(28)に設けられている透孔(80)の存在を検出しうる、差動フォトダイオードタイプの光センサ(60)を、少なくとも1個備えていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の光モジュール。
  7. 前記光センサ(60)は、前記可動シールド(16)に対して固定したフレーム(64)における前記光源(9)とは反対側に取り付けられていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の光モジュール。
  8. 前記可動シールド(16)は、垂直または主光軸(6)に対して傾斜している回転軸(18)に対して、傾斜して回転するように取り付けられていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の光モジュール。
  9. 前記シールド(16)には、別個の部分(38)(42)(40)(46)(48)(44)を1組として構成されている「能動縁部」(34)が設けられ、前記別個の部分の少なくとも1つは、異なる配光特性を有する少なくとも2種類の光ビームを区分するために作用するようになっていることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の光モジュール。
  10. 前記光モジュール内における可動シールド(16)の位置によって、右側通行用すれ違いビーム、左側通行用すれ違いビーム、市街地走行用ビーム、フォグビーム、ハイビーム、高速道路走行用ビームのうちの、少なくとも2種類を生成しうるようになっていることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の光モジュール。
  11. 請求項1〜10のいずれかに記載の光モジュール(2)を少なくとも1つ備えてなる自動車用ヘッドライトの照明装置。
  12. 少なくとも1つのリフレクタ(4)に結合されている少なくとも1つの光源(9)と、少なくとも2つの異なる個別位置を有する可動シールド(16)とを備え、かつ、異なる配光パターンと対応する少なくとも2種類の光ビームを発生させるようになっている光モジュール(2)における、可動シールド(16)の変位制御装置において、
    ―手動および自動の両方、または、そのいずれかで作用させられる制御装置(70)と、
    ―一方の個別位置から他方の個別位置に、前記可動シールド(16)を変位させるステッピングモータ型のアクチュエータ(50)と、
    ―前記可動シールド(16)の少なくとも1か所、特に、可動シールド(16)の各別個部分に形成された透孔(80)、または透孔群(80)を有する可動シールド(16)に対するマーク付けシステム、あるいは、この可動シールド(16)に連結されている支持部材に対するマーク付けシステムと、
    ―一方の個別位置から他方の個別位置へ、前記可動シールド(16)を変位させるステップにおいて、前記可動シールド(16)に設けられている透孔(80)、あるいは、前記可動シールド(16)に連結されている支持部材(28)に設けられている透孔(80)を検出する光センサ(60)と、
    ―光センサにより検出される実データと、基準データとを比較しうるような集積回路タイプの電子的な比較手段(71)
    とを備えることを特徴とする光モジュール(2)の可動シールド(16)の変位制御装置。
  13. 少なくとも1つのリフレクタ(4)に結合されている少なくとも1つの光源(9)と、少なくとも2つの異なる別個部分を有する可動シールド(16)とを備え、異なる配光パターンと対応する少なくとも2種類の光ビームを発生させるようになっている光モジュール(2)における可動シールド(16)の変位制御方法において、
    前記可動シールド(16)に直接設けられている透孔(80)、あるいはこの可動シールド(16)に連結されている支持部材(28)に、設けられている透孔(80)を光学的に検出するステップを有することを特徴とする光モジュール(2)における可動シールド(16)の変位制御方法。
  14. −所定の設定位置(N+2)に対する可動シールド(16)の変位制御ステップと、
    −変位コマンドに従い、前記アクチュエータ(50)により可動シールド(16)を変位させるステップと、
    −前記可動シールド(16)に直接設けられている透孔(80)、あるいは、この可動シールド(16)に連結されている支持部材に、設けられている透孔(80)を光学的に検出することにより、可動シールド(16)が、ある1つの設定位置(N)から後続する設定位置(N+1)へ移動していることを検出するステップと、
    −光センサにより得られる前記可動シールド(16)の実位置と、プレプログラムされた設定位置とを、一方の個別位置から他方の個別位置に、可動シールドを変位させるコマンドに従って、両方の位置が一致するまで比較するステップと、
    −前記可動シールド(16)の実位置と、コマンドでプレプログラムされた設定位置(N+2)とが、一致するか、あるいは、この可動シールドが通過してデフォルトモードになり、アクチュエータ(50)により、前記可動シールド(16)の変位を停止させるステップとからなることを特徴とする請求項13に記載の方法。
  15. 前記アクチュエータ(50)が、前記可動シールド(16)を自動的に基準の設定位置に変位させるような初期化ステップ、あるいはこの可動シールド(16)の実位置に最も近い位置に変位させるような初期化ステップを有することを特徴とする請求項13または14に記載の方法。
  16. 所定の期間中に、実位置と、プレプログラムされた設定位置との一致が得られない場合、前記アクチュエータ(50)は、可動シールド(16)を安全な設定位置に自動的に変位させるようなステップを、デフォルトモードとして備えていることを特徴とする請求項13記載の方法。
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