JP2006092630A - 光ディスクおよびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 RFIDタグのアンテナパターンが中心孔の近傍領域以外に形成され、かつ通信性能が向上された光ディスクを提供する。
【解決手段】 光ディスク10の領域A1に周設された導電性の反射膜12のうち、信号記録領域A4を除く領域にスリット孔13を設け、このスリット孔13の中央部において当該スリット孔13を挟んで反射膜12とRFIDタグのICチップ20の接続端子とを結線させる。これにより、反射膜12に設けられたスリット孔13がスロットアンテナとして機能するので、反射膜12がICチップ20の無線通信の障害となることがなくなるとともに、スリット孔13を中心孔11から離間させることができるので、再生時や記録時にもICチップ20の通信を行うことが可能となる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、RFID(Radio Frequency Identification)タグが搭載された光ディスクおよびその製造方法に関し、特に、RFIDタグの通信性能を高めるとともに、RFIDタグをより多くの用途に使用することを可能とした光ディスクおよびその製造方法に関する。
近年、映像などの大容量データを記録可能な光ディスク媒体として、DVD(Digital Versatile Disk)の普及が著しい。また最近では、さらに高画質でかつ長時間の映像の記録などを目的として、青色半導体レーザを光源とする光ディスクの開発が進められており、その一種としてすでにブルーレイディスク(Blu-ray Disc、以下BDと略称する)が商品化されている。
このように、高品質のデジタルコンテンツを可搬型の記録媒体に容易に保存できるようになるのに伴い、デジタルコンテンツの著作権保護の重要性が高まっている。ブルーレイディスクでは、ディスクごと固有なIDをバーコード状のパターンとしてBCA(Burst Cutting Area)と呼ばれる信号記録領域の最内周部に記録し、プレーヤにおいてこのIDを読み取ることで、不正なディスクが再生されないように管理している。しかし、不正なディスクを作成する技術は年々高度になっており、さらに強固な著作権保護対策が必要であると言われている。
一方、近年、非接触で外部との情報の受け渡しが可能なICチップであるRFIDタグが、入館証や交通乗車券、電子マネーなどに利用されるようになっている。RFIDタグは、内蔵電池を持たず、リーダ/ライタ(R/W)からの電波あるいは磁界をアンテナで受信して起電力に変換するため、軽量で携帯性に優れ、半永久的に使用可能であるという特徴を持つ。これに加えて、複製が非常に困難であるという特徴もある。
このような背景から、光ディスクにRFIDタグを搭載して、著作権保護対策を強化することが考えられている。例えば、読み取り専用の状態でディスクIDを記録したRFIDタグを光ディスクに搭載させることで、同じディスクIDを持つ光ディスクが複製される危険性を、上記のBCAパターンを用いた場合より大幅に低下させることができる。
さらに、RFIDタグの記憶容量に余裕がある場合、余った記憶領域にユーザに対して利益を供与するアプリケーションを格納して、光ディスクに新たな付加価値を発生させることもできる。例えば、ゲームソフトが格納されたROM(Read Only Memory)型光ディスクにRFIDタグを設けて、ゲームの途中状態をそのRFIDタグに保存する、あるいは、光ディスク内の記録内容をRFIDタグに記録して、その光ディスクをプレーヤに挿入しなくてもR/Wにかざすだけで記録内容を知ることができるようにする、などといった用途が考えられる。
ところで、RFIDタグを光ディスクに搭載させる場合、無線通信や電力供給のためのアンテナを光ディスク上に形成する必要がある。RFIDタグの無線通信には複数の周波数帯が考えられており、その周波数帯によりアンテナの長さや形状が異なる。一般に、長波帯(125〜135kHz)および短波帯(13.56MHz)ではコイル状のアンテナが使用され、UHF(UltraHigh Frequency)帯(900MHz近辺)からマイクロ波帯(2.45GHz)では、半波長に相当する長さの直線型アンテナ(ダイポールアンテナ)または平面型アンテナ(マイクロストリップアンテナ)などが用いられている。
光ディスクは中心を軸に回転する円盤であるため、重量バランスの観点からループ状あるいはスパイラル状のアンテナとの相性がよい。このため、光ディスク上の信号記録領域よりさらに内側部分(例えば、特許文献1参照)、あるいは信号記録領域の裏側に、円状あるいはスパイラル状のアンテナパターンを形成したものが多くなっている。
図14は、RFIDタグが搭載された従来の光ディスクの構成を示す図である。
図14では、例としてディスク内周側にRFIDタグを構成するICチップおよびスパイラル状のアンテナ(アンテナコイル)のパターンが形成された光ディスク100を示している。この光ディスク100では、中心孔110と最外周部との間の領域120に反射膜が形成され、その内部の領域130が信号記録面とされている。また、領域120と中心孔110との間の反射膜が形成されていない領域140に、ICチップ210およびこの無線通信用のアンテナコイル220が設けられている。アンテナコイル220は、AgあるいはAlなどの導電性材料により薄膜として形成され、ICチップ210の接続端子と導電性接着剤などにより接続される。
なお、長波帯や短波帯の帯域では、より波長の短い帯域と比較して水や障害物、電波干渉などに強く、通信の信頼性が高いと言われている。また、例えば13.56MHzではディスクの中心孔の周囲にアンテナコイルを形成した場合にそのコイル巻き数が5巻き程度となるなど、設計自由度が高い。これらのことから、現在では、特に長い通信距離を必要としない用途で、長波帯や短波帯を用いて通信するRFIDタグが多く実用化されている。しかし、RFIDタグの用途は今後拡大されることが予想され、また国際的にもUHF帯やマイクロ波帯を用いたRFIDタグが推進されていることから、今後はこれらの帯域を用いたRFIDタグも急速に普及すると考えられる。
特開平9−245381号公報(段落番号〔0011〕〜〔0014〕、図1)
ところで、上記の図14では、反射膜が形成されていない中心孔の近傍領域にアンテナパターンを形成していたが、上述したように、反射膜が形成された信号記録領域の裏側にアンテナパターンを形成することも考えられている。しかし、実際には、信号記録領域の裏側にアンテナパターンを形成すると、通信に悪影響が生じることが問題となっている。
これは、反射膜が一般的に導電性の金属材料により形成されており、R/Wからの交流磁束が反射膜の表面を通る際に、その金属に過電流が発生して逆磁界が誘導され、ICチップに供給されるべき磁界が減少することなどに起因する。この結果、通信可能距離が減少し、アンテナパターンとR/Wとがほぼ接触した状態であってもICチップが動作しないといった状態まで生じ得る。例えば、無線通信周波数13.56MHzのICチップを用いた実験では、通常ではR/Wとの距離が約30cm以内の状態で正常に通信が可能であっても、このICチップおよびアンテナを膜厚約50nmのAl反射膜が成膜されたCD(Compact Disc)に密着させると、R/Wとの通信が不可能になるという結果が得られている。
しかし、中心孔の近傍領域にアンテナパターンを形成した場合では、例えばプレーヤに光ディスクを挿入する前の認証作業など、プレーヤやレコーダの外部でICチップとの通信を行うことは可能であるものの、プレーヤやレコーダの内部で光ディスクの再生あるいは記録中にICチップとの通信を行うことが困難となる。再生あるいは記録中には、光ディスクはその中心孔の近傍においてチャッキングされているが、このとき、光ディスクを回転させるための金属製スピンドルや、ディスク内周部を覆うクランピング治具を光ディスクの両面側から結合するための磁石の磁力が、ICチップの通信の障害となる。
仮に、プレーヤやレコーダの内部でICチップとの通信が可能であれば、例えばROM型の光ディスクを用いてゲームを行っている最中に、ICチップのデータを随時更新することなどが可能となり、アプリケーションの幅が大いに広がると考えられる。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、RFIDタグのアンテナパターンが中心孔の近傍領域以外に形成され、かつ通信性能が向上された光ディスクを提供することを目的とする。
また、本発明の他の目的は、RFIDタグのアンテナパターンを中心孔の近傍領域以外に形成しながら、通信性能および製造効率が向上された光ディスクの製造方法を提供することである。
本発明では上記課題を解決するために、RFIDタグが搭載された光ディスクにおいて、前記光ディスクの半径方向に対する一定範囲内に周設された導電性の反射膜のうち、信号記録領域を除く領域にスリット孔が設けられ、前記スリット孔の中央部において当該スリット孔を挟んで前記反射膜と前記RFIDタグのICチップの接続端子とが結線されたことを特徴とする光ディスクが提供される。
このような光ディスクでは、反射膜に設けられたスリット孔がスロットアンテナとして機能するので、反射膜がICチップの無線通信の障害となることがなくなる。また、スリット孔は反射膜の成膜領域の一部に形成され、光ディスクの中心孔から離間させることができる。
また、本発明では、RFIDタグが搭載された光ディスクの製造方法において、前記光ディスクのディスク基板上の中心の周りにおいて、その半径方向に対する一定範囲内に導電性の反射膜を薄膜形成するとともに、前記反射膜の成膜領域のうち、信号記録領域を除く領域にスリット孔を設けるようにされた反射膜形成工程と、前記スリット孔の中央部において当該スリット孔を挟んで前記反射膜と前記RFIDタグのICチップの接続端子とを結線するICチップ接続工程とを含むことを特徴とする光ディスクの製造方法が提供される。
このような光ディスクの製造方法では、反射膜に設けたスリット孔をスロットアンテナとして機能させることができるので、反射膜がICチップの無線通信の障害となることがなくなるとともに、アンテナを形成する別の工程が必要でなくなる。また、スリット孔は反射膜の成膜領域の一部に形成され、光ディスクの中心孔から離間させることができる。
本発明によれば、反射膜がICチップの無線通信の障害となることがなくなり、また、スリット孔が光ディスクの中心孔から離間して、チャッキング部材の金属や磁力が無線通信に与える悪影響を低減できる。従って、ICチップの通信性能を向上させることができるとともに、光ディスクの再生時および記録時にもICチップの通信を実行することが可能となる。さらに、反射膜の形成とともにアンテナが形成されるので、製造コストを抑制することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は、実施の形態に係る光ディスクの構成例を示す図である。また、図2は、実施の形態に係る光ディスクの他の構成例を示す図である。
図1に示す光ディスク10は、CDやDVD、BDなどの一般的な光ディスク媒体に共通である以下のような基本的構造を有している。すなわち、この光ディスク10には、中心部に中心孔11が設けられており、光ディスク10は、プレーヤに挿入されたときにはこの中心孔11を中心に回転され、信号記録面にレーザ光が照射されて、その反射光の光量に応じて信号が読み取られる。また、この中心孔11から所定距離分だけ外側の領域A1には、AgあるいはAlなどの導電性材料からなる反射膜12が成膜されている。そして、反射膜12が成膜された領域A1のうち、内縁部側の領域A2および外縁部側の領域A3を除く内側が、信号記録領域A4とされている。
このような基本的構造に対して、本実施の形態ではさらに、反射膜12上の内縁部側の領域A2にスリット孔13が設けられ、このスリット孔13の長手方向の中央部にRFIDタグを構成するICチップ20が配設されている。ICチップ20は、その2つの接続端子のそれぞれが、スリット孔13を挟んで両側の反射膜12に接続されている。このような構成により、反射膜12上のスリット孔13は、受信した電界を定在波として共振させて増幅するスロットアンテナとして機能する。そして、ICチップ20は、このスロットアンテナにより外部のR/Wとの間で無線通信を行うことが可能となる。
図2に示す光ディスク10では、図1と異なり、反射膜12の外周側の領域A3にスリット孔13を設け、その長手方向の中央部にICチップ20を配設している。このような構成でも、図1の場合と同様に、反射膜12上のスリット孔13がスロットアンテナとして機能し、ICチップ20の無線通信が可能となる。
ここで、反射膜12が成膜された領域A1において、反射膜12と異なる層にICチップ20用のアンテナのパターンを設けた場合、導電性の反射膜12が無線通信に悪影響を及ぼすことが問題となっていた。これに対して、図1および図2の構成によれば、反射膜12による通信への悪影響が防止されるだけでなく、この反射膜12自体をアンテナとして機能させることができる。これにより、通信性能が向上されるとともに、アンテナのパターンを反射膜12とは別に形成する必要もなくなるので、その製造コストを低減する効果も生まれる。
また、この光ディスク10をプレーヤあるいはレコーダに挿入すると、中心孔11の周囲の反射膜12の非成膜領域がチャッキングされる。このとき、チャッキング部材に導電性材料が用いられていた場合や、チャッキングのために磁石が用いられていた場合には、これらがICチップの無線通信に悪影響を与える。しかし、図1および図2の構成によれば、チャッキングが行われる領域から離間した反射膜12の領域にスリット孔13が形成されるので、チャッキング部材が通信に与える影響を低減することができる。
これに加えて、スリット孔13は信号記録領域A4以外の領域に形成されるので、記録信号自体やその記録動作、再生動作に何ら影響を与えない。このため、光ディスク10をプレーヤあるいはレコーダに挿入した状態、特に再生中や記録中においても、ICチップ20との通信を行うことが可能となるので、RFIDタグの利用用途が広がり、光ディスク10に高付加価値を与えることができる。
なお、現在一般的に使用されているCD、DVD、BDは、その直径が12cmとなっている。そして、反射膜12の成膜される領域A1は、中心を基準として直径25mm〜119mmとされ、そのうち、信号記録領域A4は直径44mm〜117mmとされている。ただし、中心孔11の周りでは、クランピング領域が通常、中心から直径36mmまでとされていることから、スリット孔13は、信号記録領域A4の内周側に隣接する幅4mmの領域、あるいは外周側に隣接する幅1mmの領域に形成されればよい。また、さらに小型の光ディスクもあり、その直径は最小で6cm程度となっている。
ここで、スロットアンテナでは、通常のダイポールアンテナと同様に、スリット孔13の全長が通信波長の半波長分となるときに通信が可能となる。例えば、通信周波数が800MHzの場合、半波長は18.75cmとなるが、この長さは上記の直径6cmの小型光ディスクの外周1周分にほぼ相当する。
従って、現状の一般的な光ディスクでは、反射膜のスリット孔形成によるアンテナ形成方式を、通信周波数800MHz以上の無線通信に適用することが可能であり、このとき通信周波数をfとすると、スリット孔13の全長を3.0×10/2fとすればよい。例えば現在、900MHz近辺のUHF帯とともに2.45GHzのマイクロ波帯が国際的に推進されているが、この2.45GHzのマイクロ波では半波長が6.12cmとなり、直径12cmの通常の光ディスクであれば、信号記録領域A4の内縁側の領域A2にスリット孔13を形成して通信が可能となる。
なお、上記の図1および図2では、スリット孔13を光ディスク10の円周方向に沿って形成したが、このスリット孔13は、領域A2あるいはA3の内部であればどのような方向に形成されてもよく、またその形状も曲線状、直線状のどちらでもかまわない。
また、上記のようなスロットアンテナを設けた光ディスク10の中心孔11の近傍に、従来から用いられているスパイラル状あるいは円状のアンテナを設け、別のICチップを搭載してこのアンテナにより通信を行うようにしてもよい。この中心孔11の近傍のアンテナでは、上記のスロットアンテナとは別の周波数帯(例えば125kHz〜135kHz、あるいは13.56MHzなど)を用いて通信が行われるので、各ICチップで混信することなく個別に良好な通信を行うことが可能である。従って、例えば、プレーヤやレコーダの内部で無線通信するICチップと、外部で通信するICチップという役割の異なる2つのICチップを搭載させて、これらをより広い用途に使用することが可能となる。
次に、上記の光ディスク10を製造するための具体的な製造例について説明する。
〔第1の製造例〕
図3は、スリット孔の一部の形状を拡大して示す斜視図である。
以下の第1の製造例では、光ディスク10の基板14において、スリット孔13の形成位置の直下に、そのスリット孔13と同じ大きさの開口部を有する凹部15を設けておく。この凹部15は、基板14の表面に対してその側面が垂直になるように形成されている。このような凹部15をあらかじめ基板14上に設けておき、その上から反射膜12を薄膜形成することにより、基板14と凹部15の底面との間で反射膜12が離間されるため、スリット孔13を形成することができる。なお、反射膜12は、スパッタリング、あるいはインクジェット方式による印刷などにより形成することができる。
また、この凹部15にICチップ20を配設することにより、ICチップ20を基板14の表面から突出しないように配置することができ、例えばCDやDVD、BDなどの現状の規定に沿った光ディスクを実現することが可能となる。しかし、凹部15にICチップ20を配設した場合、このICチップ20の接続端子と、基板14上の反射膜12とを接続させる必要があり、このためのリード線などが基板14の表面に突出してしまうのは好ましくない。
そこで、図3の例では、少なくともICチップ20が配設される領域において、凹部15の側面の上縁部に、その凹部15の内側方向に傾斜した傾斜面16を形成している。このような傾斜面16をあらかじめ基板14に設けておき、反射膜12を形成することで、傾斜面16には基板14の表面から連続した反射膜12が形成される。この傾斜面16上の反射膜12は、凹部15の底面の反射膜12とは接続しないので、傾斜面16においてICチップ20との結線を行うことで、スロットアンテナとICチップ20との接続が可能となる。
なお、基板14の上面と凹部15の底面の各反射膜12を確実に絶縁させるために、凹部15の傾斜面16の下端部と凹部15の底面との間の距離は、反射膜12の膜厚より十分大きくする必要がある。
また、図3の例では、ICチップ20を配設する領域の付近のみ、傾斜面16を設けているが、スリット孔13の全域に亘って傾斜面16を設けてもよい。
図4は、凹部にICチップが配設された様子を示す断面図である。
図4では、ICチップ20の上面に配線用の2つの接続ピン21が設けられた例を示している。これらの接続ピン21は、ICチップ20の側面に設けられていてもよい。ICチップ20は、凹部15の底面に配設され、このとき、ICチップ20の底面が、例えば粘着シート31により凹部15の底面に固着されることが望ましい。そして、接続ピン21の先端が例えば導電性接着剤32などにより基板14の傾斜面16に接合され、これによりICチップ20と基板14上の反射膜12とが結線される。なお、ICチップ20は、例えばこの後の基板14上の保護層形成時などに受ける熱の影響を小さくするために、その表面が耐熱性樹脂22などで被膜されていることが望ましい。
ところで、ICチップ20としては、現在、0.5mm角程度のものが実現されており、このようなICチップ20を収容するためには、凹部15の幅W1(ここでは傾斜面16の上端の間の距離)を1mm程度とすればよい。また、凹部15の深さD1は0.2mm〜0.3mm程度とすることで、ICチップ20の上面や接続ピン21を基板14の表面に突出させないように形成することができる。一例として、凹部15の幅W1を1.0mm、深さD1を0.3mmとし、傾斜面16の高さD2を0.15mm、その角度を45°とし、凹部15の底面の幅W2を0.7mmとした。
なお、上記のように、スリット孔13に沿った凹部15を形成し、その内部にICチップ20を配設した場合には、ディスク重量の中心対称性が低くなり、回転時のバランスが崩れやすくなる。このため、中心に対してスリット孔13と対称の位置に同じ大きさのダミーの凹部をさらに設けておき、さらにその内部にICチップ20と同じ重量のバランサを配設しておくことが望ましい。
次に、上記の光ディスク10の製造工程の例について説明する。なお、ここでは基本的に、読み取り専用の光ディスク10を想定して説明する。
図5〜図7は、光ディスクのマスタリング工程を示す図である。
まず、図5(A)に示すように、平坦に研磨され、洗浄されたガラス原盤41の表面に、感光させることでアルカリ可溶性となるフォトレジスト42を、スピンコート法によって厚さ約20nm〜150nm程度で塗布する。
次に、図5(B)に示すように、フォトレジスト42が塗布されたガラス原盤41を回転させ、記録信号に応じた強度変調を受けた遠視紫外レーザ光43を対物レンズ44でフォトレジスト42に集光し、露光する。このとき、ガラス原盤41と対物レンズ44との位置を相対的にガラス原盤41の半径方向に移動させることにより、スパイラル状の潜像を形成する。なお、BDなどの記録密度のごく高い光ディスクなどでは、レーザ光の代わりに電子線露光を行う場合もある。
以上のように露光されたフォトレジスト42をアルカリ現像液45により現像し、感光した領域を溶解することによって、図6に示すように、フォトレジスト42の上には記録信号に応じたピット46といったパターン列が形成される。なお、書き込み可能なDVDあるいはBDなどでは、ピット46の代わりにグルーブが形成される。
次に、図7(A)に示すように、ガラス原盤41の上にNiメッキ層を形成し、これを剥がし取ることで、フォトレジスト42の上のピット46などのパターンが転写されたスタンパ47が作製される。一般に、スタンパ47の厚さは0.3mm〜0.5mm程度である。なお、Niメッキ層の形成では、例えばメッキ成長速度の速い電気メッキ法が用いられるが、この方法ではあらかじめガラス原盤41の表面に導電性を持たせておく必要があるので、前処理としてスパッタリング法、あるいは化学反応によってNiを析出させる無電解メッキ法により、Ni薄膜でガラス原盤41をコーティングしておく。
次に、図7(B)に示すように、スタンパ47を金型として用いて、プラスチック射出成型法によりディスクの基板14が形成され、その表面に上記のパターンが転写される。なお、この基板14は例えばポリカーボネートなどからなり、その厚さは、CDの場合は約1.2mm、DVDの場合は約0.6mm、BDの場合は約1.1mmとされる。また、この工程では、原盤から転写されたスタンパ(マスタスタンパ)上に直接Ni電気メッキを行って複製されるマザースタンパ、さらにこのマザースタンパから同様に複製されるサンスタンパを使用する場合もある。これらのマザースタンパおよびサンスタンパは、1枚のマスタスタンパから複数枚作製できるので、これらを使用することで生産性を向上させることができる。
ここで、図8は、凹部を形成するための金型の形状例を示す断面図である。
通常、光ディスクのピットあるいはグルーブといったパターンの深さは、図5(A)で説明したフォトレジスト42の塗布厚に等しく、約20nm〜150nmの範囲となる。しかし、図3および図4で示したような凹部15の深さは0.2mm〜0.3mm程度必要であるので、この凹部15をフォトレジスト42に対するリソグラフィで形成することはできない。
そこで、図8に示すように、基板14の射出成型時に用いる金型48に、凹部15の形状を有する凸部48aを形成しておく。このとき、凸部48aの付け根には、凹部15の傾斜面16に対応する傾斜部48bを設けておく。そして、この金型48上のディスク信号記録領域に相当する領域に上記パターンが形成されたスタンパ47を取り付け、射出成型を行うことで、上記パターンの転写と凹部15の形成とを同時に行うことができる。なお、図8では凸部48aを信号記録領域の内周側に設けた例を示している。この場合、凸部48aは、例えば中心から半径21.5mmの位置に形成される。
あるいは、この方法の他に、図5(A)のフォトレジスト42を塗布する工程で使用するガラス原盤41の所定位置に、機械加工やエッチングなどによりあらかじめ凹部を形成しておくと、このガラス原盤41から作製されたスタンパを用いた射出成型時に、基板14上に凹部15を形成することができる。
以上の工程により作製された基板14の表面に、AgあるいはAlなどの導電性材料を用いて反射膜12を薄膜形成する。形成方法としてはスパッタリングが一般的であるが、蒸着、インクジェット方式による印刷などの方法を採ることもできる。
また、反射膜12の材料としては、アンテナ性能の観点からは、金属中で電気伝導度が最も高いAgが望ましい。Agは、Alとともに光ディスクの反射膜として一般的に使用されているが、これらを抵抗率で比較すると、Alが2.66×10−8Ω・m、Agが1.59×10−8Ω・mであり、Agの方がAlより約4割も低い。このため、Alと等しい膜厚でAgを成膜した場合にはアンテナの性能が向上し、逆に同じアンテナ性能とした場合にはAgの場合その膜厚を薄くできるので、生産性が向上する。
また、必要な電気伝導度が実現できれば、純銀ではなく、銀合金を用いてもよい。例えば、腐食耐性の高いAg−Pd−Cu合金(APCと呼ばれる)が現在でも光ディスクの反射膜として一般的に用いられており、この材料であれば良好な電気伝導度が実現されるので、アンテナ材料として適していると言える。
上述したように、ピット46などのパターンおよび凹部15が転写された基板14の表面に反射膜12を薄膜形成することにより、反射膜12にはスリット孔13が形成されて、この反射膜12をスロットアンテナとして機能させることが可能となる。また、凹部15の傾斜面16にも反射膜12が形成されるので、この後、図4で説明したようにICチップ20が凹部15に配設され、傾斜面16の反射膜12と結線されることで、ICチップ20の配線が完了する。
さらに、この後、CDの場合には、反射膜12が形成された基板14の面に、ラベル面側の保護層が形成される。また、DVDの場合には、他方の面の基板が貼り合わされる。さらに、BDの場合には、信号読み取り面側の保護層(カバー層)が例えば接着により形成される。
なお、書き込み可能な光ディスクの場合には、CDおよびBDでは、反射膜12の上に記録層などの所定の層が積層された後、保護層が形成される。また、DVDでは、基板14の射出成型後に、記録層などを形成した後、反射膜12が形成される。あるいは、基板14上に反射膜12を形成した後、記録層などをさらに形成して、その上に読み取り面側のディスク基板を形成してもよい。また、片面2層構造の光ディスクについては、後述する。
以上のように、第1の製造例では、スリット孔13に沿った凹部15を形成したことにより、従来の光ディスクと同様に基板14の表面に一様に反射膜12を形成するだけで、反射膜12にスリット孔13が設けられるので、スロットアンテナを形成するためのコスト増加を抑制することができる。
また、凹部15にはICチップ20を収容し、さらに凹部15の上縁部を傾斜させてこの傾斜面16においてICチップ20との結線を行うようにしたことで、基板14の表面の突起をなくし、CD、DVD、BDなどの既存の規格に沿った光ディスクを実現することが可能となる。さらに、傾斜面16の形成とその表面への導体膜の形成のための特別な工程が必要とならないので、効率よく製造することが可能となる。
〔第2の製造例〕
図9および図10は、第2の製造例に係る光ディスクにおける反射膜の形成工程を示す図である。図9は、スリット孔の周囲を示す斜視図であり、図10は、スリット孔の中央部における断面図である。
図9に示すように、反射膜12をスパッタリングなどにより薄膜形成する際に、マスク51を用いてスリット孔13を形成するようにしてもよい。このとき、ICチップが基板14の表面に突出しないようにするために、スリット孔13が形成される部分の長手方向の中央部に、ICチップを配設するための凹部17をあらかじめ設けておく。この凹部17は、凹部17に対応する嵌め込み用の突起部をマスク51の底面に設けておくことにより、マスク51の位置合わせのために用いることもできる。ただし、マスク51の位置合わせ用には、他の場所に専用の嵌め合い部分が設けられてもよい。
また、上記の第1の製造例と同様に、ICチップの配線用のリード線などが基板14の表面に突出しないように、スリット孔13の長手方向に沿った凹部17の側面を、凹部17の内側方向に傾斜させておいてもよい。この場合、マスク51の幅がその全域に亘ってスリット孔13の幅と同じであるとすると、図10に示すように、凹部17の開口部の幅W11を、スリット孔13の幅W12より大きくしておき、その側面17aを傾斜させておく。このような形状の凹部17は、基板14の射出成型時に設けられればよい。そして、凹部17の底面にスリット孔13と同じ幅のマスク51を載置し、反射膜12を薄膜形成すると、側面17aには、基板14の表面から連続した反射膜12を形成することができる。
図11は、この凹部にICチップが配設された様子を示す断面図である。
反射膜12を形成した後、図11に示すように、凹部17にICチップ20を配設する。第1の製造例と同様、ICチップ20は粘着シート31などにより凹部17の底面に固着されることが望ましい。そして、ICチップ20の上面(側面でもよい)に設けられた2つの接続ピン21を、導電性接着剤32などにより各側面17aの反射膜12上に接続する。これにより、接続ピン21が基板14の表面に突出することなく、スロットアンテナとして機能する反射膜12とICチップ20とを結線することができる。
このような凹部17の設計例として、スリット孔13の幅W12を0.7mm、凹部17の幅W11を1.0mm、深さD11を0.3mmとすることができる。
以上の製造例では、第1の製造例と比較すると、反射膜12の形成の際に、スリット孔13の形成のためのマスク51が必要となるものの、ICチップ20を収容するための凹部17の形状が単純化されるので、基板14の成型のためのコストは低減される。そして、第1の製造例と同様に、凹部17の内部で反射膜12とICチップ20との接続を行うことができるので、既存の規格に沿った光ディスクを実現することが可能となる。
〔片面2層の光ディスクの構成例〕
ところで、DVDやBDなどでは、片面に2つの記録層を持つものがある。このような場合、一方の記録層に対応する反射膜(全反射膜)に、上記のスリット孔を設けてスロットアンテナとして機能させればよいが、このとき、他方の記録層に対応する反射膜(半透明反射膜)も導電体であると、この反射層がスロットアンテナによる通信を妨害してしまう。これに対して、半透明反射膜として、Siあるいはこれを含有する電気伝導度の低い材料を用いることで、通信障害の発生を防止することができる。
図12は、片面2層DVDの断面構造例を示す図である。
図12に示すように、DVDは、約0.6mm厚の2枚の基板14aおよび14bにより構成される。これらのうち、基板14aには、ピット(あるいはグルーブ)などのパターンおよびICチップ20を収容するための凹部18(上述した凹部15または17に対応)などが形成され、これらの形成面に反射膜12aが成膜される。なお、記録型のDVDの場合は、この反射膜12aの上にさらに所定の記録膜などが成膜される。
一方、基板14bは信号の読み取り面側となっており、その表面にピット(あるいはグルーブ)などのパターンが形成された後、上述したSiなどの透明反射膜12bが形成される。なお、記録型の場合は、所定の記録膜などの上に透明反射膜12bが成膜される。そして、基板14aの反射膜12aの形成面側と、基板14bの透明反射膜12bの形成面側とが、接着層61を介して接合される。
図13は、片面2層BDの断面構造例を示す図である。
図13に示すように、片面2層型のBDでは、1.1mm厚の基板14cに、ピット(あるいはグルーブ)などのパターンおよびICチップ20を収容するための凹部18(上述した凹部15または17に対応)などを形成した後、反射膜12cを成膜する。なお、記録型のBDの場合は、この反射膜12cの上にさらに所定の記録膜などが成膜される。
次に、反射膜12cの上に約20μm厚の中間層62を形成して、その表面にピット(あるいはグルーブ)を転写し、上述したSiなどの透明反射膜12dを成膜する。なお、記録型のDVDの場合は、この透明反射膜12dの上などにさらに所定の記録膜などが成膜される。そして、その上に70〜80μmの透明なカバー層63を形成する。
このような構成とすることにより、反射膜12aおよび12cをそれぞれスロットアンテナとして機能させ、良好な通信を行うことが可能となる。
なお、以上の説明では、光ディスクの例としてCD、DVD、BDを挙げたが、本発明はその他のいかなる光ディスクに適用することも可能である。
実施の形態に係る光ディスクの構成例を示す図である。 実施の形態に係る光ディスクの他の構成例を示す図である。 第1の製造例に係る光ディスクにおけるスリット孔の一部の形状を拡大して示す斜視図である。 第1の製造例に係る光ディスクにおける凹部にICチップが配設された様子を示す断面図である。 第1の製造例に係る光ディスクのマスタリング工程を示す第1の図である。 第1の製造例に係る光ディスクのマスタリング工程を示す第2の図である。 第1の製造例に係る光ディスクのマスタリング工程を示す第3の図である。 凹部を形成するための金型の形状例を示す断面図である。 第2の製造例に係る光ディスクにおける反射膜の形成工程を示す図(斜視図)である。 第2の製造例に係る光ディスクにおける反射膜の形成工程を示す図(断面図)である。 第2の製造例に係る光ディスクにおける凹部にICチップが配設された様子を示す断面図である。 片面2層DVDの断面構造例を示す図である。 片面2層BDの断面構造例を示す図である。 RFIDタグが搭載された従来の光ディスクの構成を示す図である。
符号の説明
10……光ディスク、11……中心孔、12……反射膜、13……スリット孔、14……基板、15……凹部、16……傾斜面、20……ICチップ、A1〜A3……領域、A4……信号記録領域

Claims (14)

  1. RFIDタグが搭載された光ディスクにおいて、
    前記光ディスクの半径方向に対する一定範囲内に周設された導電性の反射膜のうち、信号記録領域を除く領域にスリット孔が設けられ、
    前記スリット孔の中央部において当該スリット孔を挟んで前記反射膜と前記RFIDタグのICチップの接続端子とが結線されたことを特徴とする光ディスク。
  2. 前記スリット孔は、前記光ディスクの円周方向に沿った円弧状に形成されたことを特徴とする請求項1記載の光ディスク。
  3. 前記スリット孔は、前記反射膜の成膜領域の外縁部または内縁部の少なくとも一方に形成されたことを特徴とする請求項1記載の光ディスク。
  4. 前記ICチップの無線通信周波数fを800MHz以上とし、前記スリット孔の全長をおよそ3.0×10/2fとしたことを特徴とする請求項1記載の光ディスク。
  5. 前記反射膜が形成されたディスク基板には、前記スリット孔の直下に当該スリット孔と同じ大きさの開口部を有するとともに、その側面がディスク基板に対して垂直とされた凹部が形成され、前記凹部の内部に前記ICチップが埋設されたことを特徴とする請求項1記載の光ディスク。
  6. 前記凹部には、その長手方向に沿った両側面の上縁部に当該凹部の内側方向に傾斜した傾斜面が設けられ、前記各傾斜面には前記ディスク基材の表面から連続して前記反射膜が成膜されており、前記凹部内の前記ICチップの上面側に設けられた2つの前記接続端子が、前記傾斜面上の前記反射膜にそれぞれ接続されたことを特徴とする請求項5記載の光ディスク。
  7. 前記光ディスクは、ディスク基板の一方の面に前記反射膜が形成され、さらに前記反射膜上に中間層を介して半透明反射膜が形成された片面ディスク部材を、他方の面のディスク部材と貼り合わせた構造を有し、前記半透明反射膜がシリコンを含有する非導電性材料からなることを特徴とする請求項1記載の光ディスク。
  8. 前記光ディスクは、ディスク基板の少なくとも一方の面に前記反射膜が形成され、さらに前記反射膜上に中間層を介して半透明反射膜が形成された構造を有し、前記半透明反射膜がシリコンを含有する非導電性材料からなることを特徴とする請求項1記載の光ディスク。
  9. 前記反射膜を、銀または銀合金により形成したことを特徴とする請求項1記載の光ディスク。
  10. RFIDタグが搭載された光ディスクの製造方法において、
    前記光ディスクのディスク基板上の中心の周りにおいて、その半径方向に対する一定範囲内に導電性の反射膜を薄膜形成するとともに、前記反射膜の成膜領域のうち、信号記録領域を除く領域にスリット孔を設けるようにされた反射膜形成工程と、
    前記スリット孔の中央部において当該スリット孔を挟んで前記反射膜と前記RFIDタグのICチップの接続端子とを結線するICチップ接続工程と、
    を含むことを特徴とする光ディスクの製造方法。
  11. 前記ディスク基板において、前記スリット孔の形成される領域の少なくとも長手方向の中央部に、前記ICチップの全体を収容可能な大きさの凹部を形成する凹部形成工程をさらに含み、
    前記反射膜形成工程では、前記凹部形成工程の後で、前記スリット孔の形状に対応するマスクを用いて前記反射膜を薄膜形成して当該スリット孔を形成し、
    前記ICチップ接続工程では、前記凹部に前記ICチップを配設する、
    ことを特徴とする請求項10記載の光ディスクの製造方法。
  12. 前記凹部形成工程では、前記スリット孔の長手方向に沿った前記凹部の側面が、当該凹部の内側方向に傾斜し、かつ、傾斜した前記側面の上縁部間の距離が、前記反射膜形成工程で使用される前記マスクの長手方向の中央部のマスク幅より大きくなるように形成され、
    前記ICチップ接続工程では、前記ICチップの前記接続端子と、前記凹部の傾斜した側面上に形成された前記反射膜とが接続される、
    ことを特徴とする請求項11記載の光ディスクの製造方法。
  13. RFIDタグが搭載された光ディスクの製造方法において、
    前記光ディスクのディスク基材上に、側面が垂直とされ、開口部がスリット状とされた凹部を形成する凹部形成工程と、
    前記ディスク基材上の中心の周りにおいて、その半径方向に対する一定範囲内に導電性の反射膜を一様に形成する反射膜形成工程と、
    前記凹部の内部に前記RFIDタグのICチップを配設して、前記ICチップの接続端子を、前記凹部の長手方向の中央部において当該凹部の両側の前記反射膜と結線するICチップ接続工程と、
    を含み、
    前記凹部は、前記反射膜の成膜領域のうち、信号記録領域を除く領域に形成されることを特徴とする光ディスクの製造方法。
  14. 前記凹部形成工程では、前記凹部の長手方向に沿った両側面の上縁部に当該凹部の内側方向に傾斜した傾斜面を形成し、
    前記ICチップ接続工程では、前記凹部内の前記ICチップの上面または側面に設けられた2つの前記接続端子を、前記各傾斜面に形成された前記反射膜にそれぞれ接続する、
    ことを特徴とする請求項13記載の光ディスクの製造方法。
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