JP2006092470A - 自動車駐車場予約管理システムおよびその予約管理方法 - Google Patents

自動車駐車場予約管理システムおよびその予約管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】従来の自動車駐車場予約管理方法では、駐車場所を予約して利用する際、予約が変更され空いた場合は(電話連絡等の手段をとらない場合、)係りの人の判断で、次の利用者を募る方法であり、効率良く利用できなかった。
【解決手段】自動車の駐車場の利用に関し、事前に予約する取り決めとし、その後、予約走行自動車の移動情報を元に予定時刻に目的の場所へ移動可能な地点にいるのか否かの判断をし、利用不可能な位置の場合、自動でキャンセルし、次の利用希望者を募る自動車駐車場予約管理方法。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動車駐車場予約管理方法に関し、特に、自動車の駐車場の利用に関し、予約走行自動車の移動情報を元に予定時刻に目的の場所へ移動可能な地点にいるのか否かの認識・確認を自動化する自動車駐車場予約管理方法に関する。
近年、携帯電話等、通信手段の普及により、自動車駐車場予約管理方法が簡便になってきている。特に、駐車場に向かう際、駐車場の予約をキャンセルするか否かの判断をする必要に迫られる場合がある。このような自動車駐車場予約管理方法が、例えば、特許文献1に開示されている。特許文献1には、駐車場管理に関し、所定時間経過により予約者に連絡し、そこでキャンセルを確認する例が開示されている。この方法は予約時刻になってから、通信により確認を行うものであり、キャンセルの判断も返答が無かった場合としている。この既提出の案では通信機の故障等による通信障害での返答不能時もキャンセルされることが予測され運用上問題が発生する可能性がある。
また、駐車場管理以外では、予約者の遅れおよびキャンセルに対応した予約システムが特許文献2に開示されている。またさらに、客の状態を検知してキャンセル処理する点が特許文献3に開示されている。さらに、観光者等を積極的に駐車場に呼び寄せ、その周囲の地域における自家用車の混雑を回避し、駐車場周囲の特定地域の商業的活性化をはかるインテリジェント駐車場が特許文献4に開示されている。
特開2001−209682号公報 特開2003−030508号公報 特開平10−172014号公報 特開2002−024999号公報
しかしながら、特許文献1に記載の従来の駐車場では、予約方法は予約時刻になってから、通信により確認を行うものであり、キャンセルの判断も返答が無かった場合としている。そして、予約が変更され、駐車場が空いた場合は(電話連絡等の手段をとらない場合、)係りの人の判断で、次の走行自動車を募る方法であり、効率良く駐車場を利用できなかった。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであって、本発明の目的は上記問題点の無い自動車駐車場予約管理方法を提供することにある。
本発明の自動車駐車場予約管理システムは、予約可能な駐車場の空き情報を公開する予約場所空き駐車場公開手段と、走行自動車が前記駐車場の利用予約を行う予約受付手段と、前記走行自動車の位置を確認する走行自動車位置確認手段と、前記走行自動車が前記予約した場所への予約を履行できない場合、前記予約を自動的に解約する予約自動解約手段と、前記予約場所空き駐車場公開手段、前記予約受付手段および前記予約自動解約手段のそれぞれを管理しならびに前記走行自動車が前記予約した場所への予約を履行できるか否かを判断する情報管理制御手段と、を備える。
走行自動車の位置を確認するために、携帯電話の位置確認機能や自動車のGPSと自動車のGPSの出力信号を受ける通常の携帯電話を併用した位置検索システムを利用し確認する。そのほか、ETCのシステムやナンバープレートの認識装置、などを補助として利用し確認する。
また、別の発明の自動車駐車場予約管理方法は、走行自動車が予約可能な駐車場の空き駐車場公開情報を確認する確認工程と、前記走行自動車が前記予約可能な駐車場の利用予約を行う予約受付工程と、前記走行自動車の位置を確認する走行自動車位置確認工程と、前記走行自動車が前記予約した場所への予約を履行できるか否かを判断する判断工程と、前記予約の履行不可能の場合は、前記予約を自動解約する自動解約工程とを有する。
本発明によれば、走行自動車が予約した駐車場に時間どおり到達できる場合は、予約が成立することを自動で判断する。
逆に、走行自動車が予約した駐車場に時間どおり到達できないと判断されたときは、自動で予約が解約される。
本発明によれば、第1の効果は、予約走行自動車が予約と同じ工程で情報を伝える必要が無く、自動的に予約取り消しができることにある。
第2の効果は、駐車場管理者は、車の位置を把握する手段を設けたことで、予約時間に到達する以前にキャンセルを把握できる。したがって、次の駐車場走行自動車を募ることができるため、空き駐車場の有効利用が図れる。
以下に、本発明を適用可能な実施の形態が説明される。以下の説明は、本発明の実施形態を説明するものであり、本発明が以下の実施形態に限定されるものではない。説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略及び簡略化がなされている。又、当業者であれば、以下の実施形態の各要素を、本発明の範囲において容易に変更、追加、変換することが可能である。尚、各図において同一の符号を付されたものは同様の要素を示しており、適宜、説明を省略する。
(第1の実施の形態)
次に、本発明の実施の形態の構成について図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明に係る第1の実施の形態の自動車駐車場予約管理システムを示す図である。
図1を参照すると、本発明の第1の実施の形態の自動車駐車場予約管理システム100は、本発明の第1の実施の形態の自動車駐車場予約管理システム100全体を円滑に運用するための情報管理制御装置22を備える。ここで、この情報管理制御装置22の詳細な構成の一例を図9に示す。
図9を参照すると、情報管理制御装置22は、例えば、本発明の第1の実施の形態の自動車駐車場予約管理システム100全体を円滑に運用する制御部221を具備する。さらに、情報管理制御装置22は、制御部221がアクセスする自動車駐車場予約管理システム100で使用されるデータベースと制御部221を動作させるプログラムのそれぞれが格納されているメモリ222とを具備する。
さらに、情報管理制御装置22は、自動車駐車場予約管理システム100の各構成要素(詳細は、後述する)からの信号を受ける入力部223と、自動車駐車場予約管理システム100の各構成要素への信号を出力する出力部224とを具備する。
さらに、情報管理制御装置22は、予約可能な駐車場31の情報および予約場所空き駐車場公開処理装置23の情報を授受するWWWインターネットサーバー225およびメールサーバー226を具備する。
WWWインターネットサーバー225は、常時接続が可能な公衆回線に接続され、外部からのアクセスが可能な状態となっている。同様にメールサーバー226も、常時接続が可能な公衆回線に接続され、外部からのアクセスが可能な状態となっている。
すなわち、本発明の第1の実施の形態の自動車駐車場予約管理システム100の情報管理制御装置22の制御部221は、自動車駐車場予約管理システム100の各構成要素の動作を制御する。なお、制御部221の制御の詳細は、後述する。
次に、この予約場所空き駐車場公開処理装置23の詳細な構成の一例を図10(a)に示す。
図10(a)を参照すると、予約場所空き駐車場公開処理装置23は、例えば、WWWインターネットサーバー225および後述する携帯端末とデータのやり取りをするWWWインターネットサーバー235と、メールサーバー226および携帯端末とメールのやり取りをするメールサーバー236とを具備する。
さらに、予約場所空き駐車場公開処理装置23は、これらサーバー(235、236)を制御する制御部231と、制御部231を動作させるプログラムが格納されているメモリ232とを具備する。
この予約場所空き駐車場公開処理装置23が公開する情報は、予約可能な駐車場31に関するデータである。例えば、駐車場の住所、駐車料金、現在の空き状況、連絡のための電話番号およびFAX番号、インターネットのURL、電子メールアドレスなどである。
WWWインターネットサーバー235は、端子(235a、235b)を介して、常時接続が可能な公衆回線に接続され、外部からのアクセスが可能な状態となっている。同様にメールサーバー236も、端子(236a、236b)を介して、常時接続が可能な公衆回線に接続され、外部からのアクセスが可能な状態となっている。
予約場所空き駐車場公開処理装置23の制御部231は、情報管理制御装置22からの問い合わせ信号58を受けて、駐車場を予約するために必要な情報をWWWインターネットサーバー235のメモリ(図示せず)に書き込み、これらの情報が外部からアクセスできるように、インターネット上に公開する。
次に、情報管理制御装置22が制御する、予約可能な駐車場31の情報処理に関する詳細な構成の一例を説明する。予約可能な駐車場31の情報処理に関する詳細な構成の一例を図10(b)に示す。
図10(b)を参照すると、予約可能な駐車場31の情報処理システムは、例えば、情報管理制御装置22の出力信号63を受けて、この出力信号63を増幅する入力部313を具備する。さらに、予約可能な駐車場31の情報処理システムは、入力部313からの信号317を処理する制御部311を具備する。さらに、予約可能な駐車場31の情報処理システムは、この制御部311の出力信号318を受け、情報管理制御装置22へ出力信号60を出力する出力部314を具備する。さらに、予約可能な駐車場31の情報処理システムは、制御部311を動作させるプログラムおよび予約可能な駐車場31に関するデータベースが格納されているメモリ312と、を具備する。このデータベースは、上述した駐車場の住所、駐車料金、現在の空き状況、連絡のための電話番号およびFAX番号、インターネットのURL、電子メールアドレスなどを含む。
予約可能な駐車場31の情報処理システムの制御部311は、入力部313からの信号317を受ける。そして、制御部311は、上述したデータベース(駐車場の住所、駐車料金、現在の空き状況、連絡のための電話番号およびFAX番号、インターネットのURL、電子メールアドレス)を入力部313からの信号317を受けた時点での空き状況の最新情報に更新する。最後に、制御部311は、更新された上述したデータベースを出力部314を介して情報管理制御装置22へ出力する。
すなわち、予約可能な駐車場31の情報処理システムは、上記の構成およびデータベースを有し、情報管理制御装置22により、効率よく制御される。
さらに、本発明の第1の実施の形態の自動車駐車場予約管理システム100は、利用者端末11を備える。この利用者端末11は、予約可能な駐車場31を利用する走行自動車10が、予約可能な駐車場31の情報について、情報管理制御装置22と通信する機能を備える。
この利用者端末11としては、例えば、電子メール送受信機能、情報データベースアクセス機能、インターネットアクセス機能、GPS機能の少なくとも一つを有する携帯型電話機(携帯電話、PHSを含む)とすることができる。または、この利用者端末11としては、上記携帯型電話機に接続された端末装置または上記携帯型電話機の機能が内蔵された端末装置とすることもできる。
さらに、本発明の第1の実施の形態の自動車駐車場予約管理システム100は、予約受付装置21を備える。この予約受付装置21は、走行自動車10が予約可能な駐車場31を予約するとの予約申し込み情報51を受ける。
すなわち、予約場所空き駐車場公開処理装置23により公開された予約可能な駐車場31の空き情報に基づいて、走行自動車10が、通信回線(図示してない)を介して、利用者端末11から予約申し込みをする。この予約申し込み情報51は、例えば、予約日、予約時間帯、走行自動車の自動車登録番号、予約申し込み者名、予約申し込み者電話番号等である。
ここで、予約受付装置21は、図示してないが、例えば、予約可能な駐車場31の情報処理に関する構成の一例(図10(b))と同一の構成をとることができる。
すなわち、予約受付装置21は、例えば、利用者端末11からの出力信号51を受ける入力部213(図示せず)と、入力部213からの信号217(図示せず)を処理する制御部211(図示せず)と、この制御部211の出力信号218(図示せず)を受け情報管理制御装置22へ出力信号52を出力する出力部214(図示せず)とを具備する。
さらに、予約受付装置21は、制御部211を動作させるプログラムが格納されているメモリ212(図示せず)と、を具備する。
まず、情報管理制御装置22により、予約受付装置21は、その動作を開始する。そして、予約受付装置21の制御部211は、受け取った予約申し込み情報51(予約日、予約時間帯、走行自動車の自動車登録番号、予約申し込み者名、予約申し込み者電話番号等)が正しい情報であるか否か、検証する。
検証においては、予約日および予約時間帯が既に過ぎていないか、または、走行自動車の自動車登録番号、予約申し込み者名、予約申し込み者電話番号等は、あらかじめ登録済みであるか、を確認する。
予約受付装置21は、検証した結果、予約申し込み情報51が正しければ、予約申し込み情報51を情報管理制御装置22に送信する。情報管理制御装置22は、予約申し込み情報51の内、走行自動車の予約時間帯のデータに注目し、走行自動車が予約時間に間に合うかの判定処理を開始する。このため、情報管理制御装置22は、走行自動車に対して、現在の走行自動車の位置の問い合わせ(53、57b)を開始する。
さらに、本発明の第1の実施の形態の自動車駐車場予約管理システム100は、走行自動車位置確認装置24と、通信装置25とを備える。
走行自動車位置確認装置24は、情報管理制御装置22の問い合わせ57bに応答し、走行自動車10の走行位置を確認する機能を有する。
この走行自動車位置確認装置24は、例えば、KDDI株式会社がサービスを提供している位置通知機能付携帯電話41とすることができる。すなわち、走行自動車に、位置通知機能付携帯電話41を設置し、人の位置情報を特定する代わりに、走行自動車の位置情報を特定する。この走行自動車位置確認装置24は、走行自動車の現在位置を把握し、情報管理制御装置22の問い合わせ57bに応答する。走行自動車位置確認装置24の構成およびその動作の詳細については、後述する。
通信装置25は、走行自動車位置確認装置24で確認した情報57aを情報管理制御装置22へ送信する。
情報管理制御装置22は、上述の走行自動車の現在位置情報を受け取り、走行自動車が予定の時間に到達できる位置にいるかを判断する。すなわち、この判断では、情報管理制御装置22は、走行自動車の現在位置と駐車場31までの移動時間を推定計算する。そして、計算された移動時間を、あらかじめ決めてある所定の場所から駐車場までの推定所要時間と比較する。
計算された移動時間が、あらかじめ決めておいた推定所要時間以下の場合は、上述の走行自動車が、走行自動車の現在位置から駐車場まで移動したとしても、予約時間内に到着可能と判断される。
一方、計算された移動時間が、あらかじめ決めておいた推定時間を超える場合は、上述の走行自動車が走行自動車の現在位置から駐車場まで移動したとすると、予約時間到着不可能と判断される。上述の走行自動車は、予約時間に間に合わない、と判断される。
そして、情報管理制御装置22は、上述の走行自動車が到達可能な位置にいる場合は、所定時間後、次の位置確認を行う。一方、到達できない位置にあると判断した場合は、自動的に予約解約と決定する。さらに、情報管理制御装置22は、自動的に予約解約と決定したことを後述する予約自動解約処理装置26へ送信する。
さらに、本発明の第1の実施の形態の自動車駐車場予約管理システム100は、予約自動解約処理装置26を備える。
ここで、この予約自動解約処理装置26の詳細な構成の一例を図10(c)に示す。
図10(c)を参照すると、予約自動解約処理装置26は、例えば、情報管理制御装置22の出力信号61を受ける入力部263を具備する。予約自動解約処理装置26は、入力部263からの信号267を処理する制御部261を具備する。そして、予約自動解約処理装置26は、この制御部261の出力信号268を受け情報管理制御装置22へ出力信号60を出力する出力部334を具備する。
さらに、予約自動解約処理装置26は、制御部261を動作させるプログラムおよび予約自動解約処理装置26に関するデータベースが格納されているメモリ262と、を具備する。
まず、情報管理制御装置22からの問い合わせ信号61を受けて、予約自動解約処理装置26の制御部261は、走行自動車10が駐車場31に到達できない場合に、予約受付装置21で受け付けた予約情報をメモリ262から消去して、予約を解約するように動作する。
そして、本発明の第1の実施の形態の自動車駐車場予約管理システム100の情報管理制御装置22は、上述したように、予約可能な駐車場31と、予約受付装置21のそれぞれを管理し、制御する。さらに、本発明の第1の実施の形態の自動車駐車場予約管理システム100の情報管理制御装置22は、予約場所空き駐車場公開処理装置23と、通信装置25と、走行自動車位置確認装置24と、予約自動解約処理装置26のそれぞれを管理し、制御する。
すなわち、上述した本発明の第1の実施の形態の自動車駐車場予約管理システム100の情報管理制御装置22は、駐車場31の空き状況の把握、空き駐車場の公開、駐車場の予約受付と走行自動車位置確認装置24のそれぞれの情報を受け、駐車場の円滑な運用を行う。
次に、本発明の第1の実施例の自動車駐車場予約管理システムについて、図を参照して説明する。
この第1の実施例は、走行自動車の位置を判断する走行自動車位置確認装置24の詳細例であり、図を参照して説明する。
図2および図3は、走行自動車位置確認装置24の一例(24−1)を示す。走行自動車位置確認装置(24−1)は、位置通知機能付携帯電話41および自動車搭載GPS42と市販の携帯電話とを組み合わせたGPS携帯電話の両方を用いた構成を示す。
なお、本発明の第1の実施例の自動車駐車場予約管理システムの説明では、位置通知機能付携帯電話41と自動車搭載GPS42とを別々に使用した例で、説明する。
図2および図3を参照すると、本発明の第1の実施例の自動車駐車場予約管理システム200は、走行自動車位置確認装置(24−1)を使用して、走行自動車の位置を判断する。走行自動車位置確認装置(24−1)は、上述した位置通知機能付携帯電話41とする。
走行自動車の位置情報(57−1a)は、携帯電話通信装置(25−1)を介して、情報管理制御装置22に送信される。ここでは、携帯電話通信装置(25−1)は、位置通知機能付携帯電話41と同じ機能を有する位置通知機能付携帯電話46とする。
この位置通知機能付携帯電話41は、例えば、KDDI株式会社がサービスを提供している歩行者向けナビゲーションシステム「EZナビウォーク」としての位置通知機能付携帯電話41とすることができる。EZナビウォークは、歩いている人の位置をケータイ画面上にリアルタイムで表示することができる。さらに、EZナビウォークは、人の位置を音声やバイブレーションで知らせることもできる。またさらに、人の位置情報を情報管理制御装置22と通信する利用者端末11の送信情報として取り扱う。
すなわち、走行自動車は、位置通知機能付携帯電話41を自身の走行自動車に搭載する。搭載された位置通知機能付携帯電話41は、上述したEZナビウォークの機能を利用し、歩いている人の位置の代わりに走行自動車の位置を位置通知機能付携帯電話41に表示することができる。
走行自動車位置確認装置(24−1)は、この位置情報を位置通知機能付携帯電話46を利用し、情報管理制御装置22の問い合わせ(57-1b)に対し、応答する。
さらに、本発明の第1の実施例の自動車駐車場予約管理システム200は、走行自動車位置確認装置(24−1)として、例えば、トヨタ自動車株式会社がサービスを提供している自動車搭載GPS(G−BOOK)42とする。自動車搭載GPS42の位置情報(57−1a)を携帯電話の通信機能(25−1)を介して、情報管理制御装置22に送信する。すなわち、自動車搭載GPS42と市販の携帯電話とを組み合わせたGPS携帯電話(図示せず)とすることもできる。
次に、本発明の第2の実施例の自動車駐車場予約管理システムについて説明する。
図4および図5は、走行自動車位置確認装置(24−2)として、有料道路の料金徴収システムETC43と道路上に設置されるナンバープレート認識装置44の両方を用いたものを示す。
なお、本発明の第2の実施例の自動車駐車場予約管理システムの説明では、有料道路の料金徴収システムETC43と道路上に設置されるナンバープレート認識装置44を別々に使用した例で、説明する。
図4および図5を参照すると、本発明の第2の実施例の自動車駐車場予約管理システム300は、走行自動車位置確認装置(24−2)として、有料道路の料金徴収システムETC43とする。有料道路の料金徴収システムETCの位置情報(57−2a)を通信装置(25−2)を介して、情報管理制御装置22に送信する。ここで、通信装置(25−2)は、市販の携帯電話45または市販の携帯電話45と位置通知機能付携帯電話46とを組み合わせたものとすることができる。
元来、有料道路の料金徴収システムETC43の通常機能は、走行自動車が有料道路の料金所を通過した際、あらかじめ登録された自動車番号を有する走行自動車に通行料金を自動的に課金するものである。
しかも、上述した有料道路の料金所は、通常、決められた住所に対応した固定された位置にある。この有料道路の料金所の位置情報を利用して、走行自動車の位置情報とすることができる。この有料道路の料金所は、料金所の位置情報を、例えば、KDDI株式会社がサービスを提供している歩行者向けナビゲーションシステム「EZナビウォーク」としての位置通知機能付携帯電話46に送信し、走行自動車が位置通知機能付携帯電話46から料金所の位置情報を受信しても良い。または、有料道路の料金所は、料金所の位置情報を、例えば、トヨタ自動車株式会社がサービスを提供している自動車搭載GPS(G−BOOK)42に送信し、走行自動車がGPSシステムから料金所の位置情報を受信しても良い。そして、有料道路の料金徴収システムETC43の位置情報と市販の携帯電話とを組み合わせ、通信装置(25−2)を介して、情報管理制御装置22に送信する。
さらに、本発明の第2の実施例の自動車駐車場予約管理システム300は、走行自動車位置確認装置(24−2)が、走行自動車の位置を判断する。走行自動車位置確認装置(24−2)は、道路上に設置されるナンバープレート認識装置44を有してもよい。走行自動車位置確認装置(24−2)は、この情報(57−2a)を通信装置(25−2)を介して、情報管理制御装置22に送信する。
元来、道路上に設置されるナンバープレート認識装置44は、スピード違反を犯した走行自動車のナンバープレートを写真にとり、写真情報を画像解析して、自動車登録番号を判定し、スピード違反をチェックすることが通常の機能である。ここでは、走行自動車のナンバープレートを写真にとり、写真情報を画像解析して、自動車登録番号を判定する。
しかも、道路上に設置されるナンバープレート認識装置44も、決められた住所に対応した固定された位置にある。この固定の位置情報を利用して、走行自動車の位置情報とすることができる。この道路上に設置されるナンバープレート認識装置44は、ナンバープレート認識装置44の位置情報および判定した自動車登録番号を、例えば、KDDI株式会社がサービスを提供している歩行者向けナビゲーションシステム「EZナビウォーク」としての位置通知機能付携帯電話41に送信する。このとき、走行自動車は、位置通知機能付携帯電話41からナンバープレート認識装置44の位置情報を受信する。
さらに、この道路上に設置されるナンバープレート認識装置44は、ナンバープレート認識装置44の位置情報を、例えば、トヨタ自動車株式会社がサービスを提供している自動車搭載GPS(G−BOOK)42に送信しても良い。このとき、走行自動車は、GPSシステムからナンバープレート認識装置44の位置情報および判定した自動車登録番号を受信する。そして、ナンバープレート認識装置44と市販の携帯電話とを組み合わせ、通信装置(25−2)を介して、情報管理制御装置22に送信する。
次に、本発明に係る第1の実施の形態の自動車駐車場予約管理システム100並びに本発明に係る第1の実施例の自動車駐車場予約管理システム200および本発明に係る第2の実施例の自動車駐車場予約管理システム300は、概略つぎのように動作する。
まず、走行自動車10は、利用者端末11としての位置通知機能付携帯電話等を用い、WWWインターネットサーバー235およびWWWインターネットサーバー225に接続する。そして、走行自動車10は、インターネット上での空き駐車場公開情報サイトにアクセスする。同時に、情報管理制御装置22にアクセスする。
これを受けて、情報管理制御装置22は、利用できる予約の駐車場31の情報処理システムへアクセス信号63を送信し、利用できる予約の駐車場31の情報処理システムから予約の駐車場31の状況を入手する。その後、情報管理制御装置22は、予約の駐車場31の状況を公開するよう、予約場所空き駐車場公開処理装置23にアクセスする。
次に、予約場所空き駐車場公開処理装置23は、情報管理制御装置22から、空いている駐車場の情報を受け、所定の設置された表示装置やインターネット上での情報サイト、電子メール等の予約受付などの手段で空き情報を公開する。
次に、走行自動車10は、上述の空き駐車場公開情報を探索し、予約受付装置21に対して希望の駐車場の予約を行う。
予約受付装置21は、利用者端末11からの駐車場利用の予約を受け付け、受け付けた情報を情報管理制御装置22へ通知する。
ここで、利用者端末11としての位置通知機能付携帯電話は、走行自動車10に搭載されている。上述したように、位置通知機能付携帯電話は、例えば、KDDI株式会社がサービスを提供している歩行者向けナビゲーションシステム「EZナビウォーク」としての位置通知機能付携帯電話とすることができる。
次に、情報管理制御装置22が、予約受付装置21の問い合わせ52に応答し、通信装置25を介して、走行自動車10の走行位置を確認する走行自動車位置確認装置(24−1、24−2)に問い合わせ信号(57b−1、57b−2)を送信する。これにより、情報管理制御装置22が、走行自動車位置確認装置24を動作させる。
本発明に係る第1の実施例の自動車駐車場予約管理システム200では、走行自動車位置確認装置24は、KDDI株式会社がサービスを提供している歩行者向けナビゲーションシステム「EZナビウォーク」としての位置通知機能付携帯電話41である。
EZナビウォークのもともとの機能は、歩いている人の位置をケータイ画面上にリアルタイムで表示することである。そこで、位置通知機能付携帯電話41を走行自動車10に搭載すると、歩いている人の位置を走行自動車10の位置と見なすことができる。さらに、位置通知機能付携帯電話41を、ケータイ画面上にリアルタイムで表示する代わりに、情報管理制御装置22と通信させる。
すなわち、位置通知機能付携帯電話41を、利用者端末11および走行自動車位置確認装置24として働かせることができる。
また、トヨタ自動車株式会社がサービスを提供している自動車搭載GPS(G−BOOK)42は、走行自動車10に取り付けられているものである。この自動車搭載GPS42を、通常の携帯電話と併用し、走行自動車の位置情報を走行自動車位置確認装置24とすることもできる。
次に、走行自動車位置確認装置24から受け取った走行自動車10の位置情報を基に、情報管理制御装置22は、走行自動車10が予定の時間に到達できる位置にいるか否かを判断する。
情報管理制御装置22は、上述の走行自動車の現在位置情報を受け取り、走行自動車が予定の時間に到達できる位置にいるかを判断する。すなわち、この判断では、情報管理制御装置22は、走行自動車の現在位置と駐車場31までの移動時間を推定計算する。そして、計算された移動時間を、あらかじめ決めてある所定の場所から駐車場までの推定所要時間と比較する。
計算された移動時間が、あらかじめ決めておいた推定所要時間以下の場合は、上述の走行自動車が、走行自動車の現在位置から駐車場まで移動したとしても、予約時間内に到着可能と判断される。すなわち、走行自動車10が予定の時間に到達できる位置にいるときは、到達するまで位置情報の収集をするだけである。
一方、計算された移動時間が、あらかじめ決めておいた推定時間を超える場合は、上述の走行自動車が走行自動車の現在位置から駐車場まで移動したとすると、予約時間到着不可能と判断される。上述の走行自動車は、予約時間に間に合わない、と判断される。
そして、走行自動車10が到達できない位置になったとき、情報管理制御装置22は、走行自動車10に、予約受付装置21で受け付けた予約情報をメモリ262から消去して、予約を解約する行為(キャンセル行為)をしても良いか否か問い合わせる。
走行自動車10が自動的にキャンセルしてはダメと判断し、この判断を情報管理制御装置22に送信した(図示はしてない)ときは、情報管理制御装置22は、予約時間を変更して再度予約するかを走行自動車10に問い合わせる。走行自動車10は、この問い合わせにしたがって、予約時間を変更する旨回答する。
走行自動車10が自動的にキャンセルしても良いと判断したときは、走行自動車10は、この判断を情報管理制御装置22に送信する。そして、この送信信号を受けて、情報管理制御装置22は、予約自動解約処理装置26に対し、予約受付装置21で受け付けた予約情報をメモリ262から消去して、予約を解約するよう指示を送る。
すなわち、情報管理制御装置22は、走行自動車10の予約をキャンセルし、再び、利用できる予約の駐車場31の情報処理システムへアクセスし、利用できる予約の駐車場31から予約の駐車場31の状況を入手する。情報管理制御装置22は、インターネット上のサイトに予約の駐車場31の状況を公開するよう予約場所空き駐車場公開処理装置23にアクセスする。
その後、予約場所空き駐車場公開処理装置23は、情報管理制御装置22から、空いている駐車場の情報を受け、所定の設置された表示装置やインターネット上での情報サイト、電子メール等の予約受付などの手段で空き情報を公開する。
このように、走行自動車10が予約した駐車場31を使用しないと判断したとき、情報管理制御装置22は、走行自動車10への確認の通知と予約を解約された予約駐車場31の次の走行自動車の確保のため、予約場所空き駐車場公開処理装置23へ空きの情報を通知する。なお、位置通知機能付携帯電話41と自動車搭載GPS42はそれぞれ単独でも運用を実施できる。
また、位置情報の収集手段として有料道路の料金徴収システムETC43とナンバープレート認識装置44も併用できる。有料道路の料金徴収システムETC43は走行自動車が搭乗している走行自動車10にETC端末が取り付けられているものであり、所定のETCゲートを通過した際、走行自動車10が通過したことを走行自動車位置確認装置24へ通知する機能を有している。
ナンバープレート認識装置44は所定の路上に設置され、自動車のナンバーを読み取って通報等の処置ができることはよく知られている。ナンバープレート認識装置44は、走行自動車10が予約受付装置21に申し込み情報を送信したときに、あらかじめ連絡していた自動車のナンバーを読み取ると、走行自動車位置確認装置24へ通知する機能を有している。
ここで、情報管理制御装置22の制御部221の詳細について説明する。
情報管理制御装置22の制御部221は、入力部223が受けた各要素からの制御信号に基づいて、これらの各要素を制御する。
まず、情報管理制御装置22の制御部221は、予約可能な駐車場31の情報処理システムに対しては、定期的にアクセスする。その後、予約可能な駐車場31の制御部311は、入力部313を介して、情報管理制御装置22のアクセスを受け取り、例えば、予約可能な駐車場31のデータベース(駐車場の住所、駐車料金、現在の空き状況、連絡のための電話番号およびFAX番号、インターネットのURL、電子メールアドレス、更新時刻)を出力部314を介して、情報管理制御装置22へ送信する。
次に、情報管理制御装置22の制御部221は、予約可能な駐車場31から送信された予約可能な駐車場31のデータベース(駐車場の住所、駐車料金、現在の空き状況、連絡のための電話番号およびFAX番号、インターネットのURL、電子メールアドレス、更新時刻)を入手する。次に、情報管理制御装置22の制御部221は、入力部223が信号60を受けた時点で、上述の送信された予約可能な駐車場31のデータベースが最新情報であるか否かを、更新時刻を最新時刻と比較して確認する。
その後、情報管理制御装置22の制御部221は、予約場所空き駐車場公開処理装置23に対しては、予約可能な駐車場31の情報処理システムから得た情報を送信する。そして、情報管理制御装置22の制御部221は、予約場所空き駐車場公開処理装置23がこれらの情報を公開するよう、問い合わせ信号58を予約場所空き駐車場公開処理装置23に送信する。これによって、予約場所空き駐車場公開処理装置23は、これらの情報を公開する。
さらにその後、情報管理制御装置22の制御部221は、予約受付装置21に対して、アクセスをする。すなわち、予約受付装置21が、利用者端末11から出力信号51を受けたら、情報管理制御装置22の制御部221は、予約受付装置21に対して、予約受付装置21が動作を開始する制御信号を送信する。これにより、予約受付装置21は動作を開始する。そして、予約受付装置21が、利用者端末11からの受信動作を終了したら、情報管理制御装置22の制御部221は、予約受付装置21に対して、出力信号51を情報管理制御装置22へ送る制御信号を送信する。そして、情報管理制御装置22は、出力信号51を受け取る。
その後さらに、情報管理制御装置22の制御部221は、走行自動車位置確認装置(24、24−1、24−2)に対して、通信装置25を介して、アクセスをする。すなわち、情報管理制御装置22の制御部221は、予約受付装置21の問い合わせ52に応答し、通信装置25を介して、走行自動車10の走行位置を確認する走行自動車位置確認装置(24、24−1、24−2)に問い合わせ信号(57、57b−1、57b−2)を送信する。これにより、走行自動車位置確認装置(24、24−1、24−2)は、その動作を開始する。
そして、走行自動車位置確認装置(24、24−1、24−2)は、上述したような走行自動車位置確認動作を行う。その後、走行自動車位置確認装置(24、24−1、24−2)がその動作を終了したら、情報管理制御装置22の制御部221は、走行自動車位置確認装置(24、24−1、24−2)に対し、通信装置25を介して、走行自動車位置確認装置24の動作結果を情報管理制御装置22へ送る問い合わせ信号(57、57b−1、57b−2)を送信する。これを受けて、走行自動車位置確認装置(24、24−1、24−2)は、通信装置25を介して、走行自動車位置確認装置24の動作結果を情報管理制御装置22へ送信する。そして、情報管理制御装置22の制御部221は、走行自動車位置確認装置24の動作結果を受け取る。
さらに、走行自動車位置確認装置24から受け取った走行自動車10の位置情報を基に、情報管理制御装置22は、走行自動車10が予定の時間に到達できる位置にいるか否かを判断する。
情報管理制御装置22は、上述の走行自動車の現在位置情報を受け取り、走行自動車が予定の時間に到達できる位置にいるかを判断する。すなわち、この判断では、情報管理制御装置22は、走行自動車の現在位置と駐車場31までの移動時間を推定計算する。そして、計算された移動時間を、あらかじめ決めてある所定の場所から駐車場までの推定所要時間と比較する。
計算された移動時間が、あらかじめ決めておいた推定所要時間以下の場合は、上述の走行自動車が、走行自動車の現在位置から駐車場まで移動したとしても、予約時間内に到着可能と判断される。すなわち、走行自動車10が予定の時間に到達できる位置にいるときは、到達するまで位置情報の収集をするだけである。
一方、計算された移動時間が、あらかじめ決めておいた推定時間を超える場合は、上述の走行自動車が走行自動車の現在位置から駐車場まで移動したとすると、予約時間到着不可能と判断される。上述の走行自動車は、予約時間に間に合わない、と判断される。
そして、上述の走行自動車が予約時間に間に合わない場合、すなわち走行自動車10が予約時間内に駐車場31に到達できない場合と判断されると、情報管理制御装置22の制御部221は、予約自動解約処理装置26に対しては、予約自動解約(予約受付装置21で受け付けた予約情報をメモリ262から消去して、予約を解約する)の動作を開始する問い合わせ信号61を送信する。
そしてこれを受けて、予約自動解約処理装置26は、動作を開始する。予約自動解約処理装置26は、走行自動車10が駐車場31に到達できない場合に、予約受付装置21で受け付けた予約情報をメモリ262から消去して、予約を解約する。その後、予約自動解約処理装置26が予約自動解約の動作を終了したら、予約自動解約処理装置26はその動作を終了した旨、情報管理制御装置22へ送信する。そして、情報管理制御装置22の制御部221は、予約自動解約処理装置26から情報管理制御装置22へ制御を移す問い合わせ信号61を送信する。
また、情報管理制御装置22の制御部221は、上述した制御の結果を出力部224を介して、各要素へ送信する。
以上の説明のように、情報管理制御装置22は、駐車場の空き状況の把握、空き駐車場の公開、駐車場の受付と走行自動車位置確認装置24の動作結果の情報を受け、駐車場の円滑運用を行う。
次に、図6のフローチャートを参照して、本発明の第1の実施の形態の自動車駐車場予約管理システムの動作について説明する。
先ず、自動車駐車場予約管理システムは、ステップS101で、走行自動車10が、インターネット上での空き駐車場公開情報サイトにアクセスし、空き駐車場公開情報を確認する。そして、ステップS102で、走行自動車10は、空き駐車場公開情報を探索し、予約受付装置21に対して希望の駐車場の予約申し込みを、すなわち、予約申し込み情報51を送信し、ステップS103で、予約受付を完了する。
次に、自動車駐車場予約管理システムは、ステップS104で、走行自動車10の予約受付処理完了後、走行自動車10の位置の判定処置が開始される。
ステップS105では、走行自動車10に搭載された通知機能付携帯電話の位置情報または、自動車搭載GPSによる位置情報が情報管理制御装置22に伝わり、予約時間の一定時刻前の車両位置確認がされる。
このステップS105の詳細を図7および図8に示す。図7を参照すると、ステップS105の詳細では、位置通知機能付携帯電話で走行自動車10を確認するステップS151または自動車搭載GPSで走行自動車10を確認するステップS152を有する。さらに、ステップS105の詳細では、携帯電話で走行自動車10の位置情報を通信するステップS153を有する。さらに、ステップS105の詳細では、情報管理制御装置22で走行自動車10の位置情報等を解析し判断するステップS154を有する。
また、図8を参照すると、ステップS105の別の詳細では、料金徴収システムETC43で走行自動車10の通過を確認するステップS161またはナンバープレート認識装置44で走行自動車10の通過を確認するステップS162を有する。さらに、ステップS105の詳細では、確認した走行自動車10の位置情報を通信するステップS163を有する。さらに、ステップS105の詳細では、情報管理制御装置22で走行自動車10の位置情報等を解析し判断するステップS164を有する。
このステップで、走行自動車位置確認装置24から受け取った走行自動車10の位置情報を基に、情報管理制御装置22は、走行自動車10が予定の時間に到達できる位置にいるか否かを判断する。
次に、自動車駐車場予約管理システムのステップS106で、予約可能な駐車場31の情報処理システムの制御部311が、走行自動車10が予約可能駐車場31に到達したか否かを判断する。そして、走行自動車10が予約可能駐車場31に到達した場合は、本予約処理を終了する。走行自動車10が予約駐車場に到達していない場合は、ステップS107へ進む。
さらに、自動車駐車場予約管理システムのステップS107で、走行自動車10が予約時間までに到達できる場所に位置しているか否かを判断する。この判断は、走行自動車10の現在位置から予約駐車場への移動時間を、あらかじめデータベースとして持っている推定移動時間と比較する。この推定移動時間を現在の時刻に加えた到着推定時刻が、予約時刻内であるか否かを判定することである。
走行自動車10が到達可能な位置にいる場合は、ステップS105へもどり、次の位置確認を行う。走行自動車10が到達できない位置にあると判断した場合は、次のステップS108へ進み、ステップS108では、予約解約と決定する。
さらに、自動車駐車場予約管理システムは、ステップS109で、予約解約と決定した後の処置を行う。先ずは、携帯電話を使用して予約が取り消された旨の連絡を走行自動車10に対して行う。可能であれば位置判断で即予約解約と決定する前に、解約するつもりか、または時間を変更して予約を継続する意思があるかの確認を取ることもできる。
次に、自動車駐車場予約管理システムは、ステップS110で次の予約走行自動車を確保する動きに入る。すなわち、駐車場管理者は、新規に空きの駐車場の情報を公開し、予約受付で次の走行自動車の受付を待つ。
移動の情報は上記携帯電話や自動車搭載GPSサービス以外にも既存の高速道路の料金徴収システムETCやナンバープレート読み取りのシステムを応用することで収集することができ、これらの情報を補足することでより確度の高い位置情報を得ることもできる。
なお、本発明が上記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、上記構成の数、位置等は上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置等にすることができる。なお、各図において、同一構成要素には同一符号を付している。
本発明に係る自動車駐車場予約管理システムは、自動車駐車場予約管理システム以外のものにも適用することが可能であり、その利用の可能性において何ら限定するものではない。
幾つかの好適な実施の形態及び実施例に関連付けして本発明を説明したが、これら実施の形態及び実施例は単に実例を挙げて発明を説明するためのものであって、限定することを意味するものではないことも理解できる。本明細書を読んだ後であれば、当業者にとって等価な構成要素や技術による数多くの変更および置換が容易であることが明白であるが、このような変更および置換は、添付の請求項の真の範囲及び精神に該当するものであることは明白である。
本発明に係る第1の実施の形態の自動車駐車場予約管理システムを示す図である。 本発明に係る第1の実施例の自動車駐車場予約管理システム示す図である。 本発明に係る第1の実施例の自動車駐車場予約管理システムの走行自動車位置判定手段24を示す図である。 本発明に係る第2の実施例の自動車駐車場予約管理システム示す図である。 本発明に係る第2の実施例の自動車駐車場予約管理システムの走行自動車位置判定手段24を示す図である。 本発明に係る第1の実施の形態の自動車駐車場予約管理方法を示すフロー図である。 本発明に係る第1の実施例の自動車駐車場予約管理方法を示すフロー図である。 本発明に係る第2の実施例の自動車駐車場予約管理方法を示すフロー図である。 本発明に係る第1の実施の形態の自動車駐車場予約管理システムの情報管理制御装置22の詳細な構成の一例を示す図である。 本発明に係る第1の実施の形態の自動車駐車場予約管理システムの構成の一例を示す図で、分図(a)は、予約場所空き駐車場公開処理装置23の詳細な構成の一例を示す図であり、分図(b)は、予約可能な駐車場31の詳細な構成の一例を示す図であり、分図(c)は、予約自動解約処理装置26の詳細な構成の一例を示す図である。
符号の説明
10 走行自動車
11 利用者端末
21 予約受付装置
22 情報管理制御装置
23 駐車場公開処理装置
24、24−1、24−2 走行自動車位置確認装置
25、25−2 通信装置
25−1 携帯電話通信装置
26 予約自動解約処理装置
31 予約可能な駐車場
41 位置通知機能付携帯電話
42 自動車搭載GPS
43 ETC
44 ナンバープレート認識装置
S101、S102、S103、S104、S105、S106、S107、S108 ステップ
S151、S152、S153、S154、S161、S162、S163、S164 第1および第2の実施例のステップ

Claims (11)

  1. 予約可能な駐車場の空き情報を公開する予約場所空き駐車場公開手段と、
    走行自動車が前記駐車場の利用予約を行う予約受付手段と、
    前記走行自動車の位置を確認する走行自動車位置確認手段と、
    前記走行自動車が前記予約した場所への予約を履行できない場合、前記予約を自動的に解約する予約自動解約手段と、
    前記予約場所空き駐車場公開手段、前記予約受付手段、および予約自動解約手段のそれぞれを管理しならびに前記走行自動車が前記予約した場所への予約を履行できるか否かを判断する情報管理制御手段とを備えることを特徴とする自動車駐車場予約管理システム。
  2. 前記走行自動車位置確認手段は、前記走行自動車の位置を確認するための位置通知機能付携帯電話を具備する請求項1記載の自動車駐車場予約管理システム。
  3. 前記走行自動車位置確認手段は、自動車搭載GPSと、前記自動車搭載GPSの出力信号を受ける市販の携帯電話と、を組み合わせたGPS携帯電話位置確認手段を具備する請求項1に記載の自動車駐車場予約管理システム。
  4. 前記走行自動車位置確認手段は、料金徴収システムETCを具備する請求項1に記載の自動車駐車場予約管理システム。
  5. 前記走行自動車位置確認手段は、ナンバープレート認識装置を具備する請求項1に記載の自動車駐車場予約管理システム。
  6. 走行自動車が予約可能な駐車場の空き駐車場公開情報を確認する確認工程と、
    前記走行自動車が前記予約可能な駐車場の利用予約を行う予約受付工程と、
    前記走行自動車の位置を確認する走行自動車位置確認工程と、
    前記走行自動車が前記予約した場所への予約を履行できるか否かを判断する判断工程と、
    前記予約の履行不可能の場合は、前記予約を自動解約する自動解約工程とを有することを特徴とする自動車駐車場予約管理方法。
  7. 前記判断工程は、前記走行自動車の移動情報を元に予定時刻に目的の場所へ移動可能な地点にいるのか否かを認識する工程であり、前記走行自動車が利用不可能な位置の場合、前記予約を自動で解約し、その後、次の利用希望者を募るよう空き駐車場公開情報を公開する請求項6記載の自動車駐車場予約管理方法。
  8. 前記走行自動車位置確認工程は、前記走行自動車の位置を判断するため、位置通知機能付携帯電話を用いて行う請求項6および7のいずれかに記載の自動車駐車場予約管理方法。
  9. 前記走行自動車位置確認工程は、自動車搭載GPSと、前記自動車搭載GPSの出力信号を受ける市販の携帯電話とを組み合わせたGPS携帯電話位置判定手段を用いて行う請求項6および7のいずれかに記載の自動車駐車場予約管理方法。
  10. 前記走行自動車位置確認工程は、料金徴収システムETCを用いて行う請求項6および7のいずれかに記載の自動車駐車場予約管理方法。
  11. 前記走行自動車位置確認工程は、ナンバープレート認識装置を用いて行う請求項6および7のいずれかに記載の自動車駐車場予約管理方法。
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