JP2006092103A - 来場者情報配信装置、来場者情報配信方法、来場者情報配信プログラム - Google Patents

来場者情報配信装置、来場者情報配信方法、来場者情報配信プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 顧客が車両で来場したか否かを把握することができる来場者情報配信装置を提供する。
【解決手段】 境域通信システムから配信される車載器識別情報または料金支払いカード番号とのうち少なくともいずれか一方を含む顧客識別情報を受信する受信部と、端末装置を特定する情報である宛先情報と顧客識別情報とを対応付けて記憶する顧客情報記憶部と、配信する情報となる配信情報を記憶する配信情報記憶部と、受信部が受信した顧客識別情報に対応する宛先情報を顧客情報記憶部から読み出し、読み出した宛先情報に対応する端末装置に対し、配信情報記憶部に記憶された配信情報を配信する配信部とを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両を利用して来場した来場者に対して配信情報を拝信する来場者情報配信装置、来場者情報配信方法、来場者情報配信プログラムに関する。
従来から、店舗に来場した顧客に関する情報を把握し、その情報を利用して販売を促進したいという要望がある。このように、どの顧客が来場したかを把握するためには、例えば、ダイレクトメールを顧客に送付し、来場時に持参してもらうことで把握することが可能である。また、クレジットカードを利用して商品を購入した場合には、その利用履歴から来場した顧客を把握することが可能である。
また、特許文献1に示すシステムを利用して、来場者に電子メールを配信し、その配信履歴を参照することにより、どの顧客が来場したかを把握することができる。ここでは、店舗内で行われているバーゲンやイベントなどに関する情報のうち、顧客の来場目的や嗜好などに応じた情報を電子メールで配信することによって、販売促進を図ることが可能である。
特開2003−091678号公報
このように、来場した顧客に関する情報を情報を把握し、その情報を利用することによって、販売促進を図ることが可能であるので、顧客に関する様々な情報を把握できることが望ましい。ここでは、販売を促進するためには、購入した商品を顧客が持ち帰ることを考慮すると、トランクなどに商品を積載することができるので、顧客が車両で来場しているか否かを把握できれれば、その把握できた顧客に対し、さらなる販売促進が可能な場合がある。
しかしながら、特許文献1に示すシステムにおいては、来場者が車両で来場したか否かについて必ずしも把握していないので、販売促進の点からすれば、把握できることが望ましい。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、顧客が車両で来場したか否かを把握することができる来場者情報配信装置、来場者情報配信方法、来場者情報配信プログラムを提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明は、狭域通信システムに接続され、端末装置に情報を配信する来場者情報配信装置であって、前記境域通信システムから配信される車載器識別情報または料金支払いカード番号とのうち少なくともいずれか一方を含む顧客識別情報を受信する受信部と、前記端末装置を特定する情報である宛先情報と前記顧客識別情報とを対応付けて記憶する顧客情報記憶部と、配信する情報となる配信情報を記憶する配信情報記憶部と、前記受信部が受信した顧客識別情報に対応する宛先情報を前記顧客情報記憶部から読み出し、読み出した宛先情報に対応する端末装置に対し、前記配信情報記憶部に記憶された配信情報を配信する配信部と、を有することを特徴とする。
また、本発明は、上述の来場者情報配信装置において、前記受信部が顧客識別情報を受信したことを検出し、顧客識別情報を受信する前記狭域通信システムの路側無線装置が設けられた駐車場を利用する駐車料金を示す駐車料金情報を生成して前記配信情報記憶部に顧客識別情報と対応付けて記憶する駐車料金管理部を有し、前記配信部は、前記配信情報記憶部を参照し、顧客識別情報に対応する端末装置に対し、前記駐車料金情報を配信することを特徴とする。
また、本発明は、上述の来場者情報配信装置において、前記料金支払いカード番号に対応する料金支払いカード会社の端末であるカード会社端末を特定するためのカード会社配信先情報を記憶する配信先情報記憶部を有し、前記顧客情報記憶部は、前記車載器識別情報と料金支払いカード番号とを対応付けて記憶しており、前記配信部は、前記受信部が受信した前記顧客識別情報に対応するカード会社配信先情報を前記配信先情報記憶部から読み出し、読み出したカード会社配信先情報に対するカード会社端末に顧客識別情報を配信することを特徴とする。
また、本発明は、上述の来場者情報配信装置において、前記配信情報記憶部は、顧客識別情報を受信する前記狭域通信システムの路側無線装置が設けられた駐車場に対応する店舗において利用可能な料金支払いカードを特定するための利用可カード情報を記憶し、前記配信部は、前記顧客識別情報を検出した路側無線装置に対応する利用可カード情報を前記端末装置に配信することを特徴とする。
また、本発明は、上述の来場者情報配信装置において、前記顧客情報記憶部は、顧客の嗜好をジャンル毎に分類するためのジャンル情報を前記顧客識別情報に対応づけて記憶し、前記配信情報記憶部は、前記配信情報を分類するための属性情報を前記配信情報に対応付けて記憶し、前記配信部は、前記配信情報を配信する場合に、前記顧客識別情報に設定されたジャンル情報に対応する属性情報が設定された配信情報を前記配信情報記憶部から読み出し、前記端末装置に配信することを特徴とする。
また、本発明は、狭域通信システムに接続され、端末装置に情報を配信する来場者情報配信装置に用いられる来場者情報配信方法であって、前記境域通信システムから配信される車載器識別情報または料金支払いカード番号とのうち少なくともいずれか一方を含む顧客識別情報を受信し、受信した顧客識別情報に対応する宛先情報について、前記端末装置を特定する情報である宛先情報と前記顧客識別情報とを対応付けて記憶する顧客情報記憶部顧客情報記憶部から読み出し、読み出した宛先情報に対応する端末装置に対して、配信する情報となる配信情報を記憶する配信情報記憶部に記憶された配信情報を配信することを特徴とする。
また、本発明は、狭域通信システムに接続され、端末装置に情報を配信する来場者情報配信装置に用いられる来場者情報配信プログラムであって、前記境域通信システムから配信される車載器識別情報または料金支払いカード番号とのうち少なくともいずれか一方を含む顧客識別情報を受信するステップと、受信した顧客識別情報に対応する宛先情報について、前記端末装置を特定する情報である宛先情報と前記顧客識別情報とを対応付けて記憶する顧客情報記憶部顧客情報記憶部から読み出すステップと、読み出した宛先情報に対応する端末装置に対して、配信する情報となる配信情報を記憶する配信情報記憶部に記憶された配信情報を配信するステップと、を実行することを特徴とする。
以上説明したように、この発明によれば、
狭域通信システムから受信した顧客識別情報に対応する宛先情報に対応する端末装置に対し、配信情報を配信するようにしたので、顧客が車両で来場したことを把握することができ、また、本来の目的ではなくても、潜在的に興味があった商品や購入すべきと認識していた商品や、興味があるイベントに関して把握することができる。これにより、車両で来場した顧客に対して徒歩や電車を利用して来場した顧客以上に商品を販売することが可能になりね販売促進を図ることが可能となる。
また、本発明によれば、駐車料金情報を生成して端末装置に対して配信することができるので、現在の駐車料金を適宜把握することが可能となる。
また、この発明によれば、車両で来場した顧客の顧客識別情報をカード会社端末に配信するようにしたので、カード会社は、来場履歴に基づいて、マーケティングに活用することが可能となる。
また、この発明によれば、利用可カード情報を端末装置に配信するようにしたので、来場した店舗で利用可能なカード(クレジットカードなど)を選択して車両から持ち出し、店舗内で利用することができる。
また、この発明によれば、ジャンル情報に対応する属性情報が設定された配信情報を前記配信情報記憶部から読み出し、前記端末装置に配信するようにしたので、顧客毎に個別の配信情報を拝信することができ、きめ細やかな情報を配信することができる。
以下、本発明の一実施形態による来場者情報配信装置を図面を参照して説明する。
図1は、この発明の一実施形態による来場者情報配信装置を適用した情報配信システムの構成を示す概念図である。
この図において、ETCカード9が挿入された車載器8は、車両7に搭載される。路側無線装置5は、駐車場の入場口のゲート6に設けられ、来場者情報配信装置1と通信可能に接続される。この車載器8と路側無線装置5とによってDSRC(狭域通信システム)が構成される。車両7がこのゲートを通過する際、車載器8と路側無線装置5とが通信を行い、路側無線装置5が車載器から車載器識別情報を読み出して、来場者情報配信装置1に送信する。来場者情報配信装置1は、車載器識別情報に対応する電子メールアドレスを検索し、検索された電子メールアドレスを宛先として、店舗に関する各種情報を配信情報として端末装置4に配信する。また、来場者情報配信装置1は、ゲートを通過した顧客に関する情報をETCカード9を発行したカード会社の端末に対して送信する。ここでは、顧客識別情報を蓄積し、来場履歴として駐車場を保有する店舗20に送信する。このように、店舗20の駐車場21を利用する車両をDSRCを利用して駐車場の入口で検出し、その車両に搭乗している顧客の端末装置4に店舗20に関する各種情報を配信することができる。
次に、上述の情報配信システムについて、図2を用いて説明する。図2は、来場者情報配信装置を用いた情報配信システムの構成を示す概略ブロック図である。
来場者情報配信装置1は、ネットワーク2を介して基地局3と接続され、この基地局3を介して無線によって端末装置4と通信可能に接続される。また、来場者情報配信装置1は、後述するDSRCに通信可能に接続される。
端末装置4は、電子メールアドレスが設定されており、電子メールを受信する機能を有する。この端末装置4は、店舗に来場する顧客によって携帯されるものであり、例えば、携帯電話、PHS(パーソナルハンディホンシステム)、PDA(情報携帯端末)などが適用可能である。
路側無線装置5は、店舗の駐車場の入口のゲート6に設けられ、ゲート6を通過する車両7に搭載された車載器8から顧客識別情報を読み出す。車載器8は、ETCカード9が挿入され、このETCカード9に記憶された識別番号を読み出す機能を有する。この路側無線装置5と車載器8とが接続されるとともに、別途設けられる料金支払いサーバと接続されることによってDSRCが構成される。ここで、ETCカード9は、クレジットカードを適用するようにしてもよい。
カード会社者端末10は、ネットワーク2aを介して来場者情報配信装置1に接続される。
次に、来場者情報配信装置1について図3を用いて説明する。図3は、この発明の一実施形態による来場者情報配信装置1の構成を示す概略ブロック図である。この図において、来場者情報配信装置1は、狭域通信システムに接続され、端末装置4に配信情報を配信する。受信部11は、境域通信システムの路側無線装置5から送信される車載器識別情報または料金支払いカード番号の一例となるETCカードのカード番号とのうち少なくともいずれか一方を含む顧客識別情報を受信する。ここで、料金支払いカードとしては、例えば、クレジットカードを利用することが可能である。
顧客情報記憶部12は、端末装置4を特定する情報である宛先情報と顧客識別情報とを対応付けて記憶する。ここで、図4は、顧客情報記憶部12に記憶される情報の一例を示す図面である。この情報は、情報配信システムの情報配信サービスに加入する際に登録される情報であって、顧客識別情報としての車載器識別情報、ETCカード番号、宛先情報の一例となる電子メールアドレス、顧客名、顧客の年齢、生年月日が記憶される。また、顧客情報記憶部12は、顧客の嗜好や購買履歴、来場履歴等に基づいて、顧客をジャンルに分類するためのジャンル情報が記憶される。
図3に戻り、配信情報記憶部13は、配信する情報となる配信情報を記憶する。ここで配信情報には、店舗が販売する商品、店舗内で行われるイベント情報等が含まれる。この配信情報は、電子メールとして端末装置4に送信される。ここで、配信情報記憶部13は、配信情報を分類するための属性情報を配信情報に対応付けて記憶する。また、配信情報記憶部13は、路側無線装置5が設けられた駐車場に対応する店舗において利用可能なクレジットカードを特定するための利用可カード情報を記憶する。
配信先情報記憶部14は、ETCカード番号に対応するETCカード会社の端末であるカード会社端末10を特定するためのカード会社配信先情報を記憶する。このカード会社配信先情報は、例えば、電子メールアドレスである。ここで、ETCカードがクレジットカードである場合には、当該クレジットカードのカード会社の端末のカード会社配信先情報が記憶される。
配信部15は、受信部11が受信した顧客識別情報に対応する宛先情報を顧客情報記憶部12から読み出し、読み出した宛先情報に対応する端末装置4に対し、携帯端末に対し、配信情報記憶部13に記憶された配信情報を配信する。また、配信部15は、配信情報記憶部13を参照し、顧客識別情報に対応する端末装置4に対し、駐車料金情報を配信する。また、配信部15は、受信部11が受信した顧客識別情報に対応するカード会社配信先情報を配信先情報記憶部14から読み出し、読み出したカード会社配信先情報に対するカード会社端末10に顧客識別情報を配信する。また、配信部15は、顧客識別情報を検出した路側無線装置5に対応する利用可カード情報を端末装置に配信する。また、配信部15は、配信情報を配信する場合に、顧客識別情報に設定されたジャンル情報に対応する属性情報が設定された配信情報を配信情報記憶部13から読み出し、端末装置4に配信する。
計時部16は、内部に発生するクロックに基づいて、現在時刻を計時する。料金テーブル記憶部17は、駐車時間に応じた駐車料金についての情報を記憶する。駐車料金管理部18は、受信部11が顧客識別情報を受信したことを検出し、駐車場を利用する駐車料金を示す駐車料金情報を生成して配信情報記憶部13に顧客識別情報と対応付けて記憶する。ここで、駐車料金管理部18は、計時部16から出力される現在時刻の情報を参照し、受信部11が顧客識別情報を受信した時点から、出口に設けられる路側無線装置から顧客識別情報を受信するまでの経過時間をカウントしており、このカウント結果に応じた駐車時間に対応する駐車料金を料金テーブル記憶部17を参照して駐車料金を算出する。また、駐車料金管理部18は、算出した駐車料金について、受信部11から受信した顧客識別情報に対応付けて駐車料金情報として配信情報記憶部13に記憶する。
履歴記憶部19は、受信部11が受信した顧客識別情報を履歴として、受信日時の情報と対応付けて記憶する。
次に、図4に示す来場者情報配信装置1の動作について図5のフローチャートを用いて説明する。
まず、ETCカード9が挿入された車載器8を搭載した車両がゲート6を通過する際に、路側無線装置5は、車載器8から車載器識別情報を読み出し、読み出した車載器識別情報を顧客識別情報として来場者情報配信装置1に送信する。
来場者情報配信装置1の受信部11は、路側無線装置5から送信される顧客識別情報を受信し(ステップS101)、受信した顧客識別情報を履歴記憶部19に記憶する(ステップS102)。
配信部15は、受信部11が受信した顧客識別情報に基づいて、顧客情報記憶部12を参照し、顧客識別情報に対応する電子メールアドレスとジャンル情報とETCカード番号を検索する(ステップS103)。ここでは、顧客識別情報として車載器識別情報がキーとしてが利用されそれぞれの情報が検索される。
電子メールアドレスとジャンル情報とが検索されると、配信部15は、ジャンル情報に対応する属性情報が設定された配信情報を配信情報記憶部13から読み出し(ステップS104)、読み出した配信情報を検索された電子メールアドレスを配信先に設定し、端末装置4に配信する(ステップS105)。ここで、配信部15は、この店舗において利用可能なクレジットカードを特定するための利用可カード情報を配信情報記憶部13から読み出して、利用可カード情報についても端末装置4に配信する。
また、配信部15は、ETCカード番号が検索されると、検索されたETCカード番号に対応するカード会社の端末であるカード会社端末のカード会社配信先情報を配信先情報記憶部14から検索する(ステップS110)。そして、配信部15は、検索されたカード会社配信先情報を配信先として設定し、カード会社端末に顧客識別情報を配信する(ステップS111)。
一方、駐車料金管理部18は、受信部11が顧客識別情報を受信したことを検出すると(ステップS120)、計時部16から現在時刻に関する情報を取得してカウントを開始し(ステップS121)、出口側のゲートに設けられた路側無線装置から当該車載器識別情報を受信したか否かを検出し(ステップS122)、検出されていなければ、予め決められた所定時間(例えば、15分など)が経過したか否かを検出し(ステップS123)、経過していなければ、ステップS122に移行する。ステップS122において、出口側のゲートに設けられた路側無線装置から当該車載器識別情報を受信したことが検出された場合には、車両が駐車場から退場したものとして、処理を終了する。
ステップS123において、所定時間が経過したことを検出した場合、駐車料金管理部18は、カウント数に応じた駐車料金を料金テーブル記憶部17を参照して算出し(ステップS124)、算出結果を駐車料金情報として顧客識別情報を対応付けて配信情報記憶部13に書き込む(ステップS125)。駐車料金情報が書き込まれると、配信部15は、顧客識別情報に対応する電子メールアドレスを顧客情報記憶部12を参照して検索し、検索された電子メールアドレスを宛先として設定し、駐車料金情報を端末装置4に配信する(ステップS126)。
以上説明した実施形態によれば、駐車場のゲートを通過した時点(車載器8が顧客識別情報を取得した時点)で来場した顧客に対し、その顧客のジャンルに応じた情報を配信することができる。例えば、消耗品(例えば、商品A)を購入した顧客に対しては、その消耗品の購入履歴に応じて、「そろそろ商品Aが残り少ない時期ではありませんか?」などのメッセージが配信情報として配信される。これにより、入店時にまでに購入する目的ではなかったが、潜在的に購入時期を認識していた商品について購入を促すことができ、これにより、販売を促進することができる。ここでは、例えば、商品Aのサイズが大きかったり、重いものであっても、車載器8から顧客識別情報を受信することによって、車両で来場した顧客であることが把握できているので、徒歩や電車で来場する顧客に比べて持ち帰りが容易であるので、徒歩や電車で来場する顧客よりも商品の販売を促進することができる。ここでは、特に消耗品でない重い商品(例えば、食器など)や、サイズが大きい商品について、お買い得である旨のメッセージを配信し、これらの商品について販売を促進することも可能である。
また、この店舗で販売される商品やイベントに関する配信情報を、来場する数日前に配信してしまうと、その時は認識していても、本来の目的以外については忘れてしまう場合があるが、上述した実施形態によれば、来場した時点で配信できるので、潜在的に興味があった商品の購入・イベントについての立ち寄り等を考えながら店舗内を回遊することができる。
また、上述した実施形態によれば、携帯端末に配信するようにしたので、店舗内を移動しながら(買い物しながら)配信情報を得ることができる。また、来場者は、車両でゲートを通過するだけで配信情報が配信されるので、情報を積極的に取得する操作などをする必要がない。
なお、上述した実施形態において、顧客が購入した購入履歴を履歴記憶部19に記憶しておき、配信情報を配信するためのジャンル情報を設定する参考として利用しても良い。また、履歴記憶部19に記憶された情報を参照することにより、マーケティングに活用することが可能となる。
また、上述した実施形態において、ジャンル情報は、上述の情報配信サービスに加入する際、顧客が設定するようにしてもよい。例えば、情報配信サービスにインターネットを利用して加入する際、興味がある商品のジャンルや、頻繁に利用する店舗のフロアなどを登録しておく。これにより、興味がある商品や立ち寄るフロアに特定した各種情報を配信することができる。
なお、上述した実施形態において、受信部11、配信部15、計時部16、駐車料金管理部18は、専用のハードウェアにより実現されるものであってもよく、また、メモリおよびCPU(中央演算装置)により構成され、各部の機能を実現するためのプログラムをメモリにロードして実行することによりその機能を実現させるものであってもよい。
また、上述した実施形態においては、車載器8から車載器識別情報を取得して顧客識別情報として利用する場合について説明したが、顧客情報記憶部12から電子メールアドレスを検索することができれば、車載器識別情報とETCカード番号とのいずれか一方のみ、または両方を車載器8とから取得するようにしてもよい。
また、図1における受信部11、配信部15、計時部16、駐車料金管理部18の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより情報の配信管理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを配信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
以上、この発明の実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
この発明の一実施形態による来場者情報配信装置を適用した情報配信システムの構成を示す概念図である。 来場者情報配信装置を用いた情報配信システムの構成を示す概略ブロック図である。 この発明の一実施形態による来場者情報配信装置1の構成を示す概略ブロック図である。 顧客情報記憶部12に記憶される情報の一例を示す図面である。 来場者情報配信装置1の動作について説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 来場者情報配信装置 4 端末装置
5 路側無線装置 8 車載器
9 ETCカード 11 受信部
12 顧客情報記憶部 13 配信情報記憶部
14 配信先情報記憶部 15 配信部
16 計時部 17 料金テーブル記憶部
18 駐車料金管理部 19 履歴記憶部

Claims (7)

  1. 狭域通信システムに接続され、端末装置に情報を配信する来場者情報配信装置であって、
    前記境域通信システムから配信される車載器識別情報または料金支払いカード番号とのうち少なくともいずれか一方を含む顧客識別情報を受信する受信部と、
    前記端末装置を特定する情報である宛先情報と前記顧客識別情報とを対応付けて記憶する顧客情報記憶部と、
    配信する情報となる配信情報を記憶する配信情報記憶部と、
    前記受信部が受信した顧客識別情報に対応する宛先情報を前記顧客情報記憶部から読み出し、読み出した宛先情報に対応する端末装置に対し、前記配信情報記憶部に記憶された配信情報を配信する配信部と、
    を有することを特徴とする来場者情報配信装置。
  2. 前記受信部が顧客識別情報を受信したことを検出し、顧客識別情報を受信する前記狭域通信システムの路側無線装置が設けられた駐車場を利用する駐車料金を示す駐車料金情報を生成して前記配信情報記憶部に顧客識別情報と対応付けて記憶する駐車料金管理部を有し、
    前記配信部は、前記配信情報記憶部を参照し、顧客識別情報に対応する端末装置に対し、前記駐車料金情報を配信する
    ことを特徴とする請求項1記載の来場者情報配信装置。
  3. 前記料金支払いカード番号に対応する料金支払いカード会社の端末であるカード会社端末を特定するためのカード会社配信先情報を記憶する配信先情報記憶部を有し、
    前記顧客情報記憶部は、前記車載器識別情報と料金支払いカード番号とを対応付けて記憶しており、
    前記配信部は、前記受信部が受信した前記顧客識別情報に対応するカード会社配信先情報を前記配信先情報記憶部から読み出し、読み出したカード会社配信先情報に対するカード会社端末に顧客識別情報を配信する
    ことを特徴とする請求項1または2記載の来場者情報配信装置。
  4. 前記配信情報記憶部は、顧客識別情報を受信する前記狭域通信システムの路側無線装置が設けられた駐車場に対応する店舗において利用可能な料金支払いカードを特定するための利用可カード情報を記憶し、
    前記配信部は、前記顧客識別情報を検出した路側無線装置に対応する利用可カード情報を前記端末装置に配信する
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のうちいずれかに記載の来場者情報配信装置。
  5. 前記顧客情報記憶部は、顧客の嗜好をジャンル毎に分類するためのジャンル情報を前記顧客識別情報に対応づけて記憶し、
    前記配信情報記憶部は、前記配信情報を分類するための属性情報を前記配信情報に対応付けて記憶し、
    前記配信部は、前記配信情報を配信する場合に、前記顧客識別情報に設定されたジャンル情報に対応する属性情報が設定された配信情報を前記配信情報記憶部から読み出し、前記端末装置に配信する
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のうちいずれかに記載の来場者情報配信装置。
  6. 狭域通信システムに接続され、端末装置に情報を配信する来場者情報配信装置に用いられる来場者情報配信方法であって、
    前記境域通信システムから配信される車載器識別情報または料金支払いカード番号とのうち少なくともいずれか一方を含む顧客識別情報を受信し、
    受信した顧客識別情報に対応する宛先情報について、前記端末装置を特定する情報である宛先情報と前記顧客識別情報とを対応付けて記憶する顧客情報記憶部顧客情報記憶部から読み出し、
    読み出した宛先情報に対応する端末装置に対して、配信する情報となる配信情報を記憶する配信情報記憶部に記憶された配信情報を配信する
    ことを特徴とする来場者情報配信方法。
  7. 狭域通信システムに接続され、端末装置に情報を配信する来場者情報配信装置に用いられる来場者情報配信プログラムであって、
    前記境域通信システムから配信される車載器識別情報または料金支払いカード番号とのうち少なくともいずれか一方を含む顧客識別情報を受信するステップと、
    受信した顧客識別情報に対応する宛先情報について、前記端末装置を特定する情報である宛先情報と前記顧客識別情報とを対応付けて記憶する顧客情報記憶部顧客情報記憶部から読み出すステップと、
    読み出した宛先情報に対応する端末装置に対して、配信する情報となる配信情報を記憶する配信情報記憶部に記憶された配信情報を配信するステップと、
    を実行するための来場者情報配信プログラム。

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