JP2006091538A - 画像形成装置 - Google Patents

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敏夫 日野
Kunihiko Sato
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Abstract

【課題】 連続紙において、印刷中にトナー消費を行うことが可能な画像形成装置を得る。
【解決手段】 連続紙Pの両端部76Aにドットパターンを印刷することで、印刷中のトナー消費が可能となる。このため、トナー消費に伴う作業効率の低下は生じない。また、連続紙Pの裁断部、つまり、搬送される連続紙Pの両端部76Aにパターンを印刷して、トナー消費を行うため、連続紙Pを搬送する搬送ローラなどの搬送手段にトナーが付着することはなく、該搬送手段に付着したトナーが搬送手段から剥離し、飛散してプリンタ内部を汚す等の問題は生じない。
【選択図】 図4

Description

本発明は、搬送される連続紙に複数の像担持体からトナー像が転写される画像形成装置に関する。
トナーとキャリアで構成される2成分現像剤を用いた画像形成装置では、印字率の低い(低トナー消費)印刷(低印字率印刷)を長時間行った場合や間欠印刷を多く行った場合、現像剤流動性の悪化、帯電量変動などが発生し、印字品質が悪化(印字かぶり、カスレ)する。更には現像剤寿命が短命化する。
この原因は、低印字率印刷及び間欠印刷ではトナー消費量が少なく、現像剤内のトナーの入替わりがないため、現像器駆動による攪拌ストレスにより、キャリアにトナーが固着(フィルミング)したり、トナー表面の外添剤が剥がれたりして、現像剤特性が変化してしまうためである。
この低トナー消費における現像剤特性変化は、現像剤に与えるストレスが大きい高速画像形成装置、また、各色のトナー消費量の差が大きく各色の濃度ムラが発生しやすいカラー画像形成装置において大きな課題であった。この課題を解決するため、低印字率印刷、又は間欠印刷されたことを装置本体が検出すると、装置本体のイニシャル時にトナーを強制的に消費させて対応していた。
しかしながら、印刷中はイニシャル動作(トナー消費)が出来ないため、印刷動作を一時停止して強制的にイニシャル動作を行わなければならず、作業効率が低下してしまうという問題が生じる。
この作業効率の低下を防止するため、カット紙用の画像形成装置では、印刷中に用紙間の非用紙部においてトナー消費を行うことが可能であるが(例えば、特許文献1)、連続紙用の画像形成装置では用紙間が無いため、印刷中にトナー消費を行うことは出来ない。
特開2001−75438号公報
本発明は上記事実を考慮してなされたものであり、連続紙において、印刷中にトナー消費を行うことが可能な画像形成装置を得ることを目的とする。
請求項1に記載の発明は、トナーを供給する現像器で像担持体にトナー像を形成し、連続紙に前記トナー像を転写させて印刷し、前記現像器内のトナーが減少するとトナー供給手段が新しいトナーを現像器内へ供給する画像形成装置において、印刷中に前記連続紙の所定領域に所定のパターンを印刷して、トナー消費を行うことを特徴としている。
請求項1に記載の発明では、連続紙の所定領域に所定のパターンを印刷することで、印刷中のトナー消費が可能となる。このため、トナー消費に伴う作業効率の低下は生じない。また、連続紙の所定領域を、搬送される連続紙の非画像形成領域(いわゆる非使用用紙領域)とし、該非画像形成領域にパターンを印刷して、トナー消費を行うことで、連続紙を搬送する搬送ローラなどの搬送手段にトナーが付着することはなく、該搬送手段に付着したトナーが搬送手段から剥離し、飛散して画像形成装置内部を汚す等の問題は生じない。
さらに、連続紙の非画像形成領域でトナー消費を行うため、連続紙の幅に加えトナー消費のためのパターン印刷領域を別途設ける必要がないので、像担持体の長さを長くする必要はなく、画像形成装置が大型化するということはない。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記連続紙の所定領域は後処理において裁断される領域であることを特徴としている。
請求項2に記載の発明では、連続紙の裁断部に所定のパターンを印刷することで、請求項1に記載の効果が得られる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の画像形成装置において、前記パターンが複数のドットで構成されたことを特徴としている。
ドットパターンはベタパターンと比較してトナーの盛り上がり量が多い。このため、請求項2に記載の発明では、パターンを複数の1ドットパターンで構成することで、ベタパターンと比較してトナー消費を多くすることができ、効率が良い。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか1項に記載の画像形成装置において、前記現像器のトナー消費率を検出し、前記トナー消費率が所定値以下の場合、トナー消費を行うことを特徴としている。
請求項4に記載の発明では、トナー消費率が所定値以下の場合、トナー消費を行うことで、現像剤流動性の悪化、帯電量変動を防止し、現像剤特性を安定化させ、印字品質を維持することができる。また、現像剤のフィルミングの低減により、現像剤寿命を長くすることができる。さらに、現像剤特性変化防止により、画像形成装置の更なる高速印刷化や、カラー画質安定化などが対応可能となる。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の画像形成装置において、印刷中に、印刷ドットカウンタで連続紙へ印刷されたドット数を検出し、所定の印刷面積に対する前記ドット数の比率によって、前記トナー消費率を算出することを特徴としている。
請求項6に記載の発明は、請求項4に記載の画像形成装置において、トナー補給カウンタでトナー補給回数を検出し、トナー補給量を算出し、前記トナー補給量からトナー消費量を算出して、印刷時間に対する前記トナー消費率を算出することを特徴としている。
請求項7に記載の発明は、請求項4に記載の画像形成装置において、印刷時間に対する前記現像器の駆動時間の比率によって、前記トナー消費率を算出することを特徴としている。
請求項8に記載の発明は、請求項4に記載の画像形成装置において、前記現像器の駆動トルク値により、前記トナー消費率を算出することを特徴としている。
請求項9に記載の発明は、請求項1〜8の何れか1項に記載の画像形成装置において、前記現像器及び前記像担持体が複数設けられ、各現像器のトナー消費量を略同一とすることを特徴としている。
請求項9に記載の発明では、各現像器のトナー消費量を略同一とすることで、カラー画像形成装置において、各色の印字品質を維持することができ、また、各色の現像剤寿命を略同一とすることができる。このため、現像剤交換に伴うオペレータの負担を低減することが出来る。
すなわち、各現像剤毎で現像剤交換周期が異なる場合、頻繁に現像剤交換作業が発生し、その都度、画像形成装置が停止させなければならず、作業効率が低下してしまうが、各色の現像剤寿命を略同一とすることで、作業効率の低下を防止することができる。
請求項10に記載の発明は、請求項1〜3の何れか1項に記載の画像形成装置において、前記所定のパターンは連続紙の所定領域内において順次位置を換えて印刷されることを特徴としている。
請求項10に記載の発明では、所定のパターンは連続紙の所定領域内において順次位置を換えて印刷することで、連続紙に転写されずに像担持体の表面に残留した未転写残留トナーを掻き落すクリーニング装置に掛かる負担を軽減することができる。
本発明は上記構成にしたので、請求項1又は2に記載の発明では、連続紙の裁断部に所定のパターンを印刷することで、印刷中のトナー消費が可能となるため、トナー消費に伴う作業効率の低下は生じない。また、連続紙の裁断部、つまり、搬送される連続紙の非画像形成領域にパターンを印刷して、トナー消費を行うため、連続紙を搬送する搬送ローラなどの搬送手段にトナーが付着することはなく、該搬送手段に付着したトナーが搬送手段から剥離し、飛散して画像形成装置内部を汚す等の問題は生じない。さらに、連続紙の非画像形成領域でトナー消費を行うため、連続紙の幅に加えトナー消費のためのパターン印刷領域を別途設ける必要がないので、像担持体の長さを長くする必要はなく、画像形成装置が大型化するということはない。
請求項3に記載の発明では、パターンを複数の1ドットパターンで構成することで、ベタパターンと比較してトナー消費を多くすることができ、効率が良い。
請求項4〜8に記載の発明では、トナー消費率が所定値以下の場合、トナー消費を行うことで、現像剤流動性の悪化、帯電量変動を防止し、現像剤特性を安定化させ、印字品質を維持することができる。また、現像剤のフィルミングの低減により、現像剤寿命を長くすることができる。さらに、現像剤特性変化防止により、画像形成装置の更なる高速印刷化や、カラー画質安定化などが対応可能となる。
請求項9に記載の発明では、各現像器のトナー消費量を略同一とすることで、カラー画像形成装置において、各色の印字品質を維持することができ、また、各色の現像剤寿命を略同一とすることができる。このため、現像剤交換に伴うオペレータの負担を低減することが出来る。すなわち、各現像剤毎で現像剤交換周期が異なる場合、頻繁に現像剤交換作業が発生し、その都度、画像形成装置が停止させなければならず、作業効率が低下してしまうが、各色の現像剤寿命を略同一とすることで、作業効率の低下を防止することができる。
請求項10に記載の発明では、所定のパターンは連続紙の所定領域内において順次位置を換えて印刷することで、連続紙に転写されずに像担持体の表面に残留した未転写残留トナーを掻き落すクリーニング装置に掛かる負担を軽減することができる。
以下に図面を参照しながら本発明の実施の形態に係る画像形成装置について説明する。
図1に示すように、画像形成装置としてのカラーレーザープリンタ(以下、プリンタという)10では、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー像をそれぞれ連続紙Pに順次転写し、重ね合わせるプリント部12Y、12M、12C、12K(以下、プリント部12Y〜Kと言う)が連続紙Pの搬送方向上流側から順に配置されている。
なお、YMCKを区別する必要がある場合は、符号の後にY、M、C、Kの何れかを付して説明し、YMCKを区別する必要が無い場合は、Y、M、C、Kを省略する。
このプリント部12Y〜Kの搬送方向上流側には、連続紙Pをプリント部12Y〜Kに搬送する用紙搬送部14が設けられている。また、プリント部12Y〜Kの搬送方向下流側には、プリント部12Y〜Kで転写された未定着トナー像を連続紙Pに定着させる定着部16、定着部16を通過した連続紙Pを排紙する排紙部17が設けられており、排紙部17の搬送方向下流側には、排紙された連続紙Pを裁断するカッタ部66が設けられた後処理機68が配設されている。
用紙搬送部14は、連続紙Pが巻掛けられたメインドライブロール18を備えている。このメインドライブロール18は、図3に示す用紙搬送モータ20で駆動され、プリンタ10全体の制御を司る制御部100が、この用紙搬送モータ20のパルス数に基づいて連続紙Pの送り量を制御する。
また、図1に示すように、用紙搬送部14のメインドライブロール18の搬送方向上流側には、連続紙Pが巻き掛けられたアイドルロール19A、19Bが設けられ、メインドライブロール18の搬送方向下流側には、連続紙Pが巻き掛けられたアイドルロール19Cが配設されている。また、アイドルロール19Dはメインドライブロール18に圧接されており、アイドルロール19Dとメインドライブロール18によって連続紙Pが狭持搬送される。
さらに、アイドルロール19Aとアイドルロール19Bとの間には、搬送ガイド26と、アライニングロール27が配設されている。搬送ガイド26には、連続紙Pが巻掛けられるU字状の曲面と、連続紙Pの幅方向(搬送方向と直交する方向)の一端部をガイドするサイドガイド(図示省略)が形成されている。
また、アライニングロール27は、アイドルロール19A、19B、19C、19Dよりも各段にロール幅が狭く、回転軸が連続紙Pの搬送方向に対して斜めに交差したロールで、連続紙Pの幅方向一端部に当接して連続紙Pを幅方向の一端側へ寄せる。これによって、連続紙Pの幅方向一端部が搬送ガイド26のガイドリブに突き当てられ、連続紙Pのスキューが補正される。
なお、メインドライブロール18、アイドルロール19A、19B、19C、19D、用紙搬送モータ20、搬送ガイド26、アライニングロール27は、直接、又は支持部材を介して、基台23に支持された用紙搬送フレーム21に支持されている。
また、プリント部12Y〜Kは、感光体22を備え、この感光体22の回りにはそれぞれ、感光体22の回転方向(図中矢印方向)に順に転写ロール24、クリーニング装置28、帯電チャージャー30、LEDヘッド32、現像装置34が配設されている。
プリント部12Y〜Kは、それぞれ感光体22、クリーニング装置28、帯電チャージャー30、LEDヘッド32を支持するプリントフレーム38Y〜Kを備えている。隣り合うプリントフレーム38Y〜K同士の連結は、各プリントフレーム38Y〜Kを昇降可能に支持する基台54同士をボルトとナット(共に図示省略)で連結し、各プリントフレーム38Y〜K同士を連結板(図示省略)を介して位置決めしてネジ止めすることによって行われる。また、プリントフレーム38Yを支持する基台54は、用紙搬送フレーム21を支持する基台23に連結されている。
一方、転写ロール24は、感光体22の上面に当接しており、感光体22と共に連続紙Pを挟持搬送し、この際に現像装置34によって感光体22上に形成されたトナー像を連続紙Pに転写させる。また、転写ロール24は、転写フレーム36に支持されており、この転写フレーム36がプリントフレーム38Y〜Kに支持されている。また、2本のガイドロール40が転写ロールの搬送方向上流側と下流側とで転写フレーム36に回転可能に支持されている。
また、帯電チャージャー30は、感光体22表面を帯電させ、LEDヘッド32は、感光体22表面をライン露光して潜像を形成する。そして、現像装置34は、感光体22に形成された潜像上にトナーを付着させてトナー像を形成する。また、クリーニング装置28は、用紙Pに転写されずに感光体22表面に残留した未転写残留トナーを掻き落して除去する。
図2に示すように、現像装置34には、感光体22の軸方向に沿って3本の現像マグネットロール41、42、43が配設されており、現像マグネットロール41、42の近傍には、現像マグネットロール42の軸方向に沿ってコンベアロール44が配設されている。また、現像装置34の下部には、現像マグネットロール41、42、43の軸方向に沿って、2本の攪拌スクリュー47、48及びプレ攪拌スクリュー49が配設されている。
攪拌スクリュー48の下部には、トナー濃度センサ70が設置されており、現像装置34内のトナー濃度を検出して、制御部100へ検出信号を出力するようになっている。そして、トナー濃度センサ70の検出濃度が規定値以下となる毎に、制御部100によってトナー補給モータ72を制御し、トナー補給モータ72を駆動させてトナー補給ロール74を駆動させ、現像装置34内へ規定量のトナーを補給する。
トナー補給ロール74により補給されたトナーは、プレ攪拌スクリュー49及び攪拌スクリュー48を経て、攪拌スクリュー48へ搬送される。これにより、現像装置34内に充填されたトナーとキャリアを攪拌して帯電させ、且つむら無く混合している。
そして、コンベアロール44の周囲に磁性体キャリアを吸着させ、磁気ブラシを形成させて、磁気ブラシの穂にトナー成分を静電的に付着して、上部の感光体22の周囲に配設された現像マグネットロール41、42、43にそれぞれトナー成分を供給する。
一方、図1に示すように、定着部16は、フラッシュ定着装置52、アイドルロール54A、54B、54C、及び排紙ロール56を備えている。そして、搬送方向に沿って、アイドルロール54A、54B、54C、フラッシュ定着装置52、排紙ロール56の順に配設されており、これらは、搬送方向と直交する方向の両端部を定着フレーム58に支持されている。
アイドルロール54A、54B、54Cは、連続紙Pの印字面の裏面側に配設されており、アイドルロール54Cは、アイドルロール54Bの上方に配設されている。このため、アイドルロール54A、54B、54Cに巻き掛けられた連続紙Pは表裏反転され印字面を上向きにして搬送される。
そして、フラッシュ定着装置52は、印字面を上向きにして搬送される連続紙Pの印字面側に配設されており、連続紙Pの印字面に赤外線を照射させる。これによって、連続紙P上の未定着トナーが加熱されて溶融し、その後、凝固して連続紙Pに定着する。
そして、排紙ロール56は、連続紙Pのトナー定着済み領域をプリンタ10から排紙するが、フラッシュ定着装置52を通過した連続紙Pは、一旦定着部16から排出されて排紙部17を通過した後に、定着部16へ戻り、排紙ロール56によって排紙される。
排紙部17には、搬送方向に順に、アイドルロール59A、張力付与ロール60、サブドライブロール61、アイドルロール59B、搬送ガイド62、アライニングロール63、アイドルロール59Cが配設されており、これらは搬送方向と直交する方向の両端部を直接、又は支持部材等を介して排紙フレーム65に支持されている。この排紙フレーム65は、プリントフレーム38K、及び定着フレーム58に連結されている。
サブドライブロール61は、アイドルロール59Aの上方に配設されており、アイドルロール59A、サブドライブロール61に巻き掛けられた連続紙Pは方向転換されて上方へ搬送される。また、アイドルロール59Bは、サブドライブロール61に圧接されており、サブドライブロール61の回転に従動して回転し、サブドライブロール61と共に連続紙Pを狭持搬送する。
また、アイドルロール59Aとサブドライブロール61との間には張力付与ロール60が配設されており、連続紙Pはアイドルロール59Aと張力付与ロール60との間、張力付与ロール60とサブドライブロール61との間を蛇行して搬送されている。
張力付与ロール60は、軸方向の両端部をアーム(図示省略)によって揺動可能に支持されている。また、このアームは、バネ等の付勢手段(図示省略)によって連続紙P側へ付勢されており、張力付与ロール60が連続紙Pに付勢されている。これによって、連続紙Pに張力が付与されている。
また、アームの位置はセンサ(図示省略)によって検出されており、アームの位置が常に定位置に位置するように、サブドライブロール61の回転数が制御されている。
また、サブドライブロール61の搬送方向下流側には、搬送ガイド62と、アライニングロール63が配設されている。搬送ガイド62、アライニングロール63は、用紙搬送部14に配設された搬送ガイド26、アライニングロール27と同様の構成で、連続紙Pのスキューを補正する。
搬送ガイド62の搬送方向下流側にはアイドルロール59Cが配設されている。連続紙Pは、このアイドルロール59Cに巻き掛けられ、定着部16の排紙ロール56へ向けて方向転換され、排紙ロール56へ案内される。そして、排紙ロール56を通過した連続紙Pは、後処理機68へ搬送される。
後処理機68にはカッタ部66が設けられており、このカッタ部66は、図4に示すように、連続紙Pの搬送方向(矢印方向)に沿って連続紙Pの両端側に配設された一対のカッタ66Aと、連続紙Pの搬送方向に対して直交する方向に配設されたカッタ66Bと、で構成されている。
カッタ66A同士の離間距離(カッタ位置)は、連続紙Pのサイズに合わせて設定可能となっており、設定されたデータは制御部100(図3参照)へ入力されるようになっている。このカッタ66Aによって、連続紙Pの両端部が裁断可能となる。また、カッタ66Bには、図示しないセンサが接続されており、連続紙Pの搬送方向に沿った所定の間隔で、連続紙Pを裁断可能としている。
ここで、プリンタ10のプリント動作について説明する。
図1及び図3に示すように、制御部100は、まず、用紙搬送モータ20を駆動して連続紙Pの画像形成開始位置をプリント部12Yのトナー転写位置まで搬送させる。そして、制御部100は、用紙搬送モータ20を回転させ、連続紙Pを搬送させる。そして、制御部100は、バイアス印加手段50に転写ロール24Yへ転写バイアス(正バイアス)を印加させてイエローのトナー像を連続紙Pに転写させる。
そして、連続紙Pのイエローのトナー像が転写された領域がプリント部12Mのトナー転写位置まで搬送されると、制御部100は、バイアス印加手段50に転写ロール24Mへ転写バイアスを印加させてマゼンタのトナー像を連続紙Pのイエローのトナー像の上に重ねて転写させる。
そして、連続紙Pのイエロー、マゼンタのトナー像が転写された領域がプリント部12Cのトナー転写位置まで搬送されると、制御部100は、バイアス印加手段50に転写ロール24Cへ転写バイアスを印加させてシアンのトナー像を連続紙Pのイエロー、マゼンタのトナー像の上に重ねて転写させる。
そして、連続紙Pのイエロー、マゼンタ、シアンのトナー像が転写された領域がプリント部12Kのトナー転写位置まで搬送されると、制御部100は、バイアス印加手段50に転写ロール24Kへ転写バイアスを印加させてブラック(K)のトナー像を連続紙Pのイエロー、マゼンタ、シアンのトナー像の上に重ねて転写させる。
そして、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのフルカラーの未定着トナー像の領域の先頭がフラッシュ定着装置52の赤外線照射領域の入口まで搬送されると、制御部100は、フラッシュランプに赤外線を発光させる。連続紙P上の未定着トナーは、フラッシュ定着装置52の赤外線照射領域を通過する際にフラッシュランプから発光された赤外線によって加熱され、溶融し、赤外線照射領域を通過した後に凝固して連続紙Pに定着する。
このようにして、プリンタ10によって画像形成処理が施された連続紙Pは、後処理機68へ搬送され、カッタ66Aによって連続紙Pの両端部76Aが裁断されると共に、図示しないセンサによって連続紙Pの搬送方向に沿った所定の間隔で、カッタ66Bによってページ間領域76B(これらは、いわゆる非使用用紙領域76)が裁断される。
次に、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の要部について説明する。
図3を参照し、図5に示すフローチャートを用いて、トナー消費の制御方法について説明する。
ステップ100において、後処理機68のカッタ部66のカッタ位置(カッタ66A同士の離間距離)が制御部100へ入力される。そして、ステップ102において、制御部100によって、連続紙Pの連続紙Pの両端部76A(非使用用紙領域76)が検出される。次に、ステップ104において、印刷中に、連続紙Pに印刷されたドット数をLEDヘッド32に備えられたLEDの発光回数をカウントする発光カウンタ33によって発光回数が制御部100へ入力される。これにより、制御部100によって、所定の印刷面積に対する印字ドット率が算出される。
次に、ステップ106において、制御部100によって、印刷ドット率が2%以下か否かが判断され、否定判定されるとステップ104へ移行し、連続紙Pに印刷されたドット数をカウントする。一方、ステップ106で、肯定判定されると、ステップ108において、制御部100によって、図6及び図7に示すように、連続紙Pの両端部76Aに、ドットパターン79をトナー転写させ、トナー消費が行われるように制御される。
このとき、連続紙Pの両端部76Aの印字幅が、例えば13mmの場合、約2.2mm幅のドットパターン79を約4秒おきに連続紙Pの搬送方向に直交する方向に沿って移動させるようにすることで、クリーニング装置28(図1参照)に掛かる負担を削減している。
ところで、カラープリンタにおいて、各色の現像剤の寿命を同じに設定する場合、印刷中に各色についての印字ドット率を算出し、各色現像剤の印字ドット率が同一になるよう、各色毎でドット数を変更し、連続紙Pの両端部76Aに複数のドットパターン79を印刷して、トナー消費を行う。
例えば、表1に示すように、
Figure 2006091538
一番印字ドット率が高いものに合わせて各色のトナー消費を行う。ここでは、C(シアン)の印字ドット率が3%と一番高くなっている。このため、C(シアン)はトナー消費を行う必要がなく、他の色については、C(シアン)との印字ドット率の差に対応してトナー消費を行う。
なお、ここでは、C(シアン)の印字ドット率が3%となっているため、C(シアン)はトナー消費を行う必要がないが、C(シアン)の印字ドット率が2%以下の場合は、C(シアン)においてもトナー消費は行われる。
次に、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の作用について説明する。
本発明では、連続紙Pの両端部76Aにドットパターン79を印刷することで、印刷中のトナー消費が可能となる。このため、トナー消費に伴う作業効率の低下は生じない。また、連続紙Pの裁断部、つまり、搬送される連続紙Pの両端部76Aにパターンを印刷して、トナー消費を行うため、連続紙Pを搬送する搬送ローラなどの搬送手段にトナーが付着することはなく、該搬送手段に付着したトナーが搬送手段から剥離し、飛散してプリンタ10内部を汚す等の問題は生じない。
なお、トナー消費は連続紙Pにおいて、裁断される、いわゆる非使用用紙領域76であれば良いため、連続紙Pの両端部76Aに限らず、連続紙Pのページ間領域76Bであっても良い。
また、トナー消費率、印字ドット率が所定値以下の場合、強制的にトナー消費を行うことで、現像剤流動性の悪化、帯電量変動を防止し、現像剤特性を安定化させ、印字品質を維持することができる。また、現像剤のフィルミングの低減により、現像剤寿命を長くすることができる。さらに、現像剤特性変化防止により、プリンタ10の更なる高速印刷化や、カラー画質安定化などが対応可能となる。
さらに、図4に示す連続紙Pの両端部76Aでトナー消費を行うため、連続紙Pの幅に加えトナー消費のためのパターン印刷領域を別途設ける必要がないので、感光体22の長さを長くする必要はなく、プリンタ10が大型化するということはない。
また、ドットパターン79によってトナー消費することで、ドットパターン79はベタパターンと比較してトナーの盛り上がり量が多いため、ベタパターンと比較してトナー消費を多くすることができ、効率が良い。但し、ベタパターンによるトナー消費であっても勿論良い。
一方、カラープリンタの場合、各現像装置34のトナー消費量を略同一とすることで、各色の印字品質を維持することができ、また、各色の現像剤寿命を略同一とすることができる。このため、現像剤交換に伴うオペレータの負担を低減することが出来る。
すなわち、各現像剤毎で現像剤交換周期が異なる場合、頻繁に現像剤交換作業が発生し、その都度、プリンタ10が停止させなければならず、作業効率が低下してしまうが、各色の現像剤寿命を略同一とすることで、作業効率の低下を防止することができる。なお、プリンター10はカラーでなくても良いのは勿論のことである。
ところで、本形態では、連続紙Pに印刷されたドット数をLEDヘッド32に備えられたLEDの発光回数によりカウントして、制御部100により所定の印刷面積に対する印字ドット率を算出したが、印字ドット率が算出できればよいため、これに限るものではない。
例えば、図2及び図3に示すように、現像装置34に備えられたトナー濃度センサ70の検出濃度が規定値以下となる毎に、トナー補給モータ72が駆動し、トナー補給ロール74を駆動させて現像装置34内へ規定量のトナーが補給されるが、所定時間内におけるトナー補給回数をトナー補給カウンタ78でカウントし、トナー補給量を算出する。これにより、所定時間内におけるトナー消費量が算出され、印刷時間に対するトナー消費率を算出することができる。
また、印字を行う際、現像装置34に配設された攪拌スクリュー48が駆動するため、この攪拌スクリュー48を駆動させる駆動モータ80の駆動時間を検出し、印刷時間に対する攪拌スクリュー48の駆動時間の比率によって、トナー消費率を算出するようにしても良い。
さらに、トナー消費量が少ない場合、トナーの入れ替わりが少ないため、現像剤の流動性は低下する。このため、攪拌スクリュー48の駆動トルクは上昇してしまう。従って、攪拌スクリュー48にトルク検出器82を接続し、このトルク検出器82による攪拌スクリュー48の駆動トルク値により、トナー消費率を算出するようにしても良い。
また、図6に示すように、本形態では、連続紙P上にドットパターン79を転写させてトナー消費を行ったが、図8に示すように、連続紙P内のページ間領域76Bにベタパターン印刷を行い、帯電チャージャー30をoff、あるいは通常転写時にバイアス印加手段50に逆バイアスを印加して、連続紙P上に未転写させるようにしても良い。
また、ドットパターン79は、例えば後工程による処理(後処理)において裁断等の加工がされる領域を用いたが、このような領域を確保できない場合は、比較的目立ちにくい頁間の領域に印刷させるようにしてもよい。
本発明の実施形態に係るカラーレーザープリンタの概略を示す説明図である。 本発明の実施形態に係るカラーレーザープリンタの現像装置を示す断面図である。 本発明の実施形態に係るカラーレーザープリンタの構成を示すブロック図である。 連続紙の非使用用紙領域を示す説明図である。 本発明の実施形態に係るカラーレーザープリンタの動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るカラーレーザープリンタのトナー消費を示す概略側面図である。 本発明の実施形態に係るカラーレーザープリンタのトナー消費を示す平面図である。 本発明の実施形態に係るカラーレーザープリンタのトナー消費の他の例を示す概略側面図である。
符号の説明
10 プリンタ(画像形成装置)
33 発光カウンタ(印刷ドットカウンタ)
34 現像装置(現像器)
70 トナー濃度センサ(トナー供給手段)
72 トナー補給モータ(トナー供給手段)
74 トナー補給ロール(トナー供給手段)
76 非使用用紙領域(裁断部)
78 トナー補給カウンタ
80 駆動モータ
82 トルク検出器
100 制御部(トナー供給手段)

Claims (10)

  1. トナーを供給する現像器で像担持体にトナー像を形成し、連続紙に前記トナー像を転写させて印刷し、前記現像器内のトナーが減少するとトナー供給手段によって新しいトナーが供給される画像形成装置において、
    印刷中に前記連続紙の所定領域に所定のパターンを印刷して、トナー消費を行うことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記連続紙の所定領域は後処理において裁断される領域であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記パターンが複数のドットで構成されたことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記現像器のトナー消費率を算出し、前記トナー消費率が所定値以下の場合、トナー消費を行うことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の画像形成装置。
  5. 印刷中に、印刷ドットカウンタで連続紙へ印刷されたドット数を検出し、所定の印刷面積に対する前記ドット数の比率によって、前記トナー消費率を算出することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. トナー補給カウンタでトナー補給回数を検出し、トナー補給量を算出し、前記トナー補給量からトナー消費量を算出して、印刷時間に対する前記トナー消費率を算出することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  7. 印刷時間に対する前記現像器の駆動時間の比率によって、前記トナー消費率を算出することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  8. 前記現像器の駆動トルク値により、前記トナー消費率を算出することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  9. 前記現像器及び前記像担持体が複数設けられ、各現像器のトナー消費量を略同一とすることを特徴とする請求項1〜8の何れか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記所定のパターンは連続紙の所定領域内において順次位置を換えて印刷されることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の画像形成装置。
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