JP2006091459A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】用紙の汚れなどを回避して、長期に渡ってクリーニング性能を維持することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
【解決手段】表面に画像を担持する像担持体と、像担持体の表面を帯電させる帯電器と、静電潜像を形成する露光器と、静電潜像を現像する現像器と、トナー像を被転写体に転写する一次転写器と、残留トナーを除去するクリーニングブレードをそれぞれが備えた複数の画像形成部と、複数の画像形成部それぞれによって形成され、転写器によって被転写体に転写されるトナー画像を最終的に記録用紙に転写する二次転写器と、複数の色分解画像それぞれのトナー像を複数の画像形成部それぞれに形成させ、稼動状態が所定条件に達した画像形成部については、色分解画像のトナー像が形成されるタイミングとは異なるタイミングで、別トナー像を、一時には1つの画像形成装置に形成させる画像制御部とを備えた。
【選択図】 図4

Description

本発明は、トナー像を形成し、そのトナー像を記録媒体上に転写後に定着させることにより、記録媒体上に画像を形成する画像形成装置に関する。
従来より、帯電させた感光体の表面を露光して静電潜像を形成し、その静電潜像を現像してトナー像を形成し、そのトナー像を直接に、あるいは中間転写ベルトなどを介在させて、最終的には記録媒体上に転写する画像形成装置が知られている。トナー像が転写された後の感光体の表面には、転写されずに残ってしまったトナーなどといった残留物が付着しており、通常、このような画像形成装置には、次の画像形成プロセスに備えて残留物を除去するためのクリーニング装置が備えられている。このクリーニング装置としては、ファーブラシや磁気ブラシ等を使用するものや、クリーニングブレードを使用するものなどがあるが、構成が簡素で安価なことにより、クリーニングブレードで感光体の表面に付着した残留物を掻き落とすタイプのクリーニング装置が広範に使用されている。
クリーニングブレードを使用するクリーニング装置では、クリーニングブレードが感光体の表面に強く押し付けられているが、感光体の表面に残った残留トナーが感光体とクリーニングブレードとの間の摩擦を低下させる潤滑剤の役割を担っている。クリーニングブレードに残留トナーが供給されることによって、クリーニングブレードや感光体の磨耗が抑えられて、感光体やクリーニングブレードの長寿命化が図られるとともに、クリーニングブレードのめくれなどが回避されて、長期に渡ってクリーニング性能が維持される。
しかし、使用されるトナーの量が少ない低密度画像が続いた場合などには、クリーニングブレードに供給される残留トナーの量自体が少ないため、クリーニングブレードや感光体の磨耗などを十分には抑えることができない。
この点に関し、特許文献1には、形成された画像が所定枚数に達する度にトナーバンドを作像し、クリーニングブレードに潤滑用のトナーを供給する方法が提案されている。以下では、この特許文献1に記載された方法を、感光体や現像器などがC(シアン),M(マゼンタ),Y(イエロー),K(黒)各色ごとに備えられ、画像形成にかかる時間の短縮が図られたタンデム方式のプリンタに適用する場合について説明する。
図1は、タンデム方式のプリンタの概略構成図である。尚、図1に示す各構成要素の末尾に付された符号Y、M、C、およびKは、それぞれイエロー、マゼンタ、シアン、および黒各色用の構成要素であることを示しているが、4色についてまとめて説明するときには、これらの符号を省く。
プリンタ100には、回転駆動される感光体101、感光体101の表面を帯電する帯電器102、感光体101の表面に画像データに基づいた静電潜像を形成する露光器103、感光体101上の静電潜像をトナーで現像する現像器104、感光体101上に形成されたトナー像を中間転写ベルト110上に転写する一次転写器105、感光体101上に転写されずに残ったトナーを掻き取るクリーニングブレード106がC,M,Y,K各色ごとに備えられており、さらに、巡回駆動される中間転写ベルト110、中間転写ベルト110上のトナー像を用紙130上に転写する二次転写器120、二次転写器120の表面をクリーニングする転写用クリーナ121などが備えられている。
タンデム型のプリンタ100は、例えば白黒画像を形成する場合においても、白黒画像の形成には使用されないカラー画像用(C,M,Y)の感光体101も回転させておき、次にカラー画像を形成する際に遅延が生じないように準備しておくことで、さらなる画像形成処理の高速化が図られている。また、現像器104も回転駆動されるものであるが、トナーが供給されない状態で空回りされると、内部に格納されたトナーが劣化してしまうため、トナー像の形成に使用されない色の現像器104は回転が停止される。
原画像に基づいたトナー像が形成される画像形成プロセスにおいては、プリンタ100では、原画像がイエロー、マゼンタ、シアン、および黒に色分解された色分解画像を表す色分解画像データが取得される。画像データが取得されると、イエローの色分解画像データに基づいて、感光体101Y上にイエローの単色トナー像が形成されて中間転写ベルト110上に転写される。続いて、そのイエローの単色トナー像がマゼンタの一次転写器105Mに達するタイミングに合わせて、マゼンタの色分解画像データに基づいて、感光体101M上にマゼンタの単色トナー像が形成される。感光体101M上に形成されたマゼンタの単色トナー像は、中間転写ベルト110上のイエローの単色トナー像の上に重ねて転写される。以下、同様にして、C色、およびK色の単色トナー像が形成されて、中間転写ベルト110上にC,M,Y,K4色が重ね合わされた多色トナー像が転写される。
中間転写ベルト110上の多色トナー像は、二次転写器120において用紙130上に転写される。
また、例えば白黒画像が連続して形成されたときなどには、C,M,Yの感光体101はトナーが供給されない状態で回転され続けるため、C,M,Yのクリーニングブレード106にたまった、潤滑材として作用するトナーが消費され、感光体101とクリーニングブレード106の摩擦係数が上がり、クリーニングブレード106がめくれてしまう。これを防ぐためにプリンタ100には、ベタ画像を表わすベタデータが予め用意されており、各色ごとに、その色のトナーの使用量が少ない画像の形成が所定枚数にまで達したときには、画像形成プロセスと画像形成プロセスとの間に、ベタデータに基づいたトナーバンドが形成される。トナーバンドが形成されるときには、その色の一次転写器105に印加される転写バイアス電圧が停止され、トナーバンドに対する転写処理が省かれる。その結果、トナーバンドは中間転写ベルト110に転写されずにその色のクリーニングブレード106に供給され、クリーニングブレード106でトナーが掻き取られる。
このように、画像形成プロセスにおけるトナーの供給が少ない色については、トナーバンドを作像してクリーニングブレードに確実にトナーを供給することによって、タンデム方式のプリンタ100で白黒画像が連続して形成される場合などであっても、クリーニングブレード106のめくれを防止する。
特開2001−282010号公報
ここで、トナーバンドが形成されたときには、一次転写器105に印加される転写バイアス電圧が停止されるなどして、トナーが効率よくクリーニングブレード106に供給されるように工夫されているが、感光体101と一次転写器105とは互いに押し付けられているために、例えば高温多湿の環境下では、感光体101上のトナーバンドうちの約50%が中間転写ベルト110上に転写されてしまう。このように、中間転写ベルト110に転写されてしまったトナーは、用紙130には転写されずに二次転写器120用の転写用クリーナ121に向かう。この結果、一時に多量のトナーが二次転写器120用の転写用クリーナ121に送られてしまうと、転写用クリーナ121ではそれらのトナーを除去しきれずに、用紙汚れなどを生じてしまう恐れがある。
本発明は、上記事情に鑑み、用紙汚れなどを回避し、長期に渡ってクリーニング性能を維持することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の第1の画像形成装置は、表面に画像を担持して回転する像担持体と、像担持体の表面を帯電させる帯電器と、帯電後の像担持体表面を露光して静電潜像を形成する露光器と、静電潜像をトナーを含んだ現像剤で現像して像担持体の表面にトナー像を形成する現像器と、現像器で形成されたトナー像を被転写体に転写する一次転写器と、像担持体の移動における転写器の下流側かつ帯電器の上流側で像担持体の表面に当接して表面からトナーを除去するクリーニングブレードをそれぞれが備えた、複数色のトナーそれぞれに対応した複数の画像形成部と、
複数の画像形成部それぞれによって形成され、一次転写器によって被転写体に転写されるトナー画像を最終的に記録用紙に転写する二次転写器と、
原画像が複数色に色分解されてなる複数の色分解画像それぞれのトナー像を複数の画像形成部それぞれに形成させ、複数の画像形成部のうち、稼動状態が所定条件に達した画像形成部については、色分解画像のトナー像が形成されるタイミングとは異なるタイミングで、色分解画像のトナー像とは別の別トナー像を、一時には1つの画像形成部に形成させる画像制御部とを備えたことを特徴とする。
本発明における第1の画像形成装置によると、稼動状態が所定条件に達した画像形成部については別トナー像が形成され、潤滑剤となるトナーが確実にクリーニングブレードに供給されて、長期に渡ってクリーニング性能が維持される。また、複数の画像形成部において稼動状態が所定条件に達した場合には、一時には1つの画像形成部で別トナー像が形成される。このため、クリーニングブレードで除去し切れなかったトナーや、転写されてしまったトナーが後段の二次転写器に供給されてしまったときでも、そのトナーの量が二次転写器でのトナーの除去能力を超えてしまうことが回避され、用紙汚れなどが防止される。
また、本発明の第1の画像形成装置において、上記画像制御部が、複数の画像形成部それぞれの駆動状態が前記所定条件に達したか否かを、一時には1つ、それら複数について繰り返し判定し、駆動状態が所定条件に達していると先に判定した画像形成部から順に別トナー像を形成させるものであることを特徴とする。
駆動状態が所定条件に達していると先に判定された画像形成部から順に別トナー像が形成されることによって、各画像形成部で確実に別トナー像が形成されるように、別トナーの形成タイミングが容易かつ適切に制御される。
また、上記目的を達成する本発明の第2の画像形成装置は、表面に画像を担持して回転する像担持体と、像担持体の表面を帯電させる帯電器と、帯電後の像担持体表面を露光して静電潜像を形成する露光器と、静電潜像をトナーを含んだ現像剤で現像して像担持体の表面にトナー像を形成する現像器と、現像器で形成されたトナー像を被転写体に転写する一次転写器と、像担持体の移動における転写器の下流側かつ帯電器の上流側で像担持体の表面に当接して表面からトナーを除去するクリーニングブレードをそれぞれが備えた、複数色のトナーそれぞれに対応した複数の画像形成部であって、1つ以上の画像形成部が交流成分と直流成分を有するバイアス電圧によって像担持体の表面を帯電させる重畳帯電器を備えるとともに他の1つ以上の画像形成部が直流成分のみを有するバイアス電圧によって像担持体の表面を帯電させる直流帯電器を備えている複数の画像形成部と、
複数の画像形成部それぞれによって形成され、一次転写器によって被転写体に転写されるトナー画像を最終的に記録用紙に転写する二次転写器と、
原画像が複数色に色分解されてなる複数の色分解画像それぞれのトナー像を複数の画像形成部それぞれに形成させ、複数の画像形成部のうち重畳帯電器を備えた画像形成部については、色分解画像のトナー像が形成されるタイミングとは異なるタイミングで、トナー像とは別の別トナー像を形成させる画像制御部とを備えたことを特徴とする。
交流成分と直流成分とを有するバイアス電圧によって像担持体の表面を帯電させる重畳帯電器においては、直流成分のみを有するバイアス電圧が用いられる直流帯電器と比較して、像担持体の表面電位が均一に保たれやすいという利点や、装置が小型化されるという利点がある。しかし、重畳帯電器を画像形成部に搭載すると、印加される交流成分によって像担持体の表面が荒れることにより、クリーニングブレードと像担持体の間の摩擦が増加してしまう。この結果、クリーニングブレードのビビリ、めくれ等が発生したり、クリーニングブレードのエッジや像担持体の表面が磨耗して、クリーニング性能が劣化してしまうという問題がある。以上のようなことから、使用頻度が高く、なるべく長寿命化を図りたい黒用の帯電器としては、クリーニングブレードや像担持体の磨耗が生じにくい直流帯電器が用いられ、黒以外の色については、重畳帯電器が用いられることによって、装置全体の小型化が図られている。
本発明の第2の画像形成装置によると、クリーニングブレードの磨耗が生じやすい、重畳帯電器を備えた画像形成部についてはトナー像とは別の別トナー像が形成され、その別トナー像のトナーがクリーニングブレードに供給される。したがって、トナーの量が少ない低密度画像が続いた場合であっても、確実にトナーがクリーニングブレードに供給されるため、クリーニングブレードの磨耗やめくれが軽減され、長期に渡ってクリーニング性能が維持される。
また、本発明の第2の画像形成装置において、上記画像制御部が、色分解画像のトナー像の画像密度が所定密度よりも低い場合には、複数の画像形成部のうち直流帯電器を備えた画像形成部にも別トナー像を形成させるものであることが好ましい。
色分解画像のトナー像の画像密度が所定密度よりも低い場合には、クリーニングブレードに供給されるトナーの量が少ないため、直流帯電器を備えた画像形成部にも別トナー像を形成させて、潤滑剤となるトナーを確実にクリーニングブレードに供給することが好ましい。
本発明によれば、用紙の汚れなどを回避し、長期に渡ってクリーニング性能を維持することができる画像形成装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を説明するのに先立って、上述した特許文献1に記載された方法を、タンデム方式のプリンタに適用する場合の問題点について詳しく分析する。
図2は、図1に示すプリンタ100でトナーバンドが形成される際のタイミングチャートである。
図2のパート(A)には、中間転写体110上に転写されたときのトナー像のイメージが示されており、パート(B)には、現像器104に取り付けられた現像用モータの駆動状態が示されており、パート(C),(D),(E),(F)には、転写器105C,105M,105Y,105Kそれぞれに与えられる転写バイアス電圧のON/OFF信号がそれぞれに示されている。
ここでは、C,M,Y,K各色ごとに、使用されるトナーの量が所定値よりも少ない低密度画像がS枚形成される度にトナーバンドが形成されるものとして説明する。
例えば、プリンタ100で白黒トナー像140の形成が連続した場合、C,M,Yでは同じタイミングで低密度画像の累積枚数がS枚にまで達する。C,M,Yの現像器104では、S枚目の低密度画像にあたる白黒トナー像140が形成されている途中の時間t1において現像用モータが駆動開始されて、トナーバンドの形成準備がなされる。尚、現像用モータは駆動/停止時に時間がかかるため、トナーバンド150が形成されるよりも早く(時間t1)駆動が開始され、トナーバンド150が形成された後(時間t3)に駆動が停止されている。
S枚目の低密度画像にあたる白黒トナー像140と次に形成されるトナー像140との間(イメージギャップ)に、Y,M,C各色の感光体101上に各色のトナーバンドが形成されると(時間t3)、パート(C),(D),(E)に示すように、一次転写器105Y,105M,105Cそれぞれにおける転写バイアス電圧がOFFされて、それぞれのトナーバンドが転写処理を経ずにクリーニングブレード106に送られる。
ここで、形成されたトナーバンドは各色のクリーニングブレード106に送られるため、中間転写ベルト110上にはトナーバンドが転写されないはずであるが、感光体101と中間転写ベルト110との間の押付力などによって、実際には、トナーバンドの50%程度が中間転写ベルト110上に転写されてしまう。さらに、図2のパート(A)に示すように、白黒画像の形成が続いたときには、C,M,Y3色は同じタイミングでトナーバンドが形成されるため、各色の感光体101から転写された3色のトナーが中間転写ベルト110上に重ね合わせられ、多量のトナーが二次転写器120用の転写用クリーナ121に送られてしまう。このように、複数の色で同時にトナーバンドの形成タイミングに達してしまったときには、多量のトナーが後段の二次転写器などに送られてしまって、一度では転写用クリーナ121でクリーニングしきれず、用紙の裏面汚れなどを生じてしまうという問題がある。
本発明は、上記のような詳しい分析に基づいたものである。
以下図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図3は、本発明の一実施形態が適用されたプリンタの主要部を示す概略構成図である。
図3に示すように、プリンタ1には、画像データに基づいてトナー像を形成する4つの画像形成部10Y,10M,10C,10Kが備えられており、各画像形成部には、それぞれ、感光体11Y,11M,11C,11K、帯電器12Y,12M,12C,12K、露光器13Y,13M,13C,13K、現像器14Y,14M,14C,14K、一次転写器15Y,15M,15C,15K、クリーニングブレード16Y,16M,16C,16Kが備えられている。尚、このプリンタ1は、フルカラーの印刷が可能となっており、上記の各構成要素の末尾に付された符号Y、M、C、およびKは、それぞれイエロー、マゼンタ、シアン、および黒の画像形成用の構成要素であることを示している。感光体11Y,11M,11C,11Kは、本発明にいう像担持体の一例にそれぞれ相当し、帯電器12Y,12M,12C,12Kは、本発明にいう帯電器の一例にそれぞれ相当し、露光器13Y,13M,13C,13Kは、本発明にいう露光器の一例にそれぞれ相当し、現像器14Y,14M,14C,14Kは、本発明にいう現像器の一例にそれぞれ相当し、一次転写器15Y,15M,15C,15Kは、本発明にいう一次転写器の一例にそれぞれ相当し、クリーニングブレード16Y,16M,16C,16Kは、本発明にいうクリーニングブレードの一例にそれぞれ相当する。
また、黒用の帯電器12Kは、直流成分のみを有する直流電圧によって感光体11Kを帯電する直流帯電器であり、黒以外の色用の帯電器12Y,12M,12Cは、直流成分と交流成分とを有する重畳電圧によって感光体11Y,11M,11Cを帯電する重畳帯電器である。直流帯電器は、感光体11Y,11M,11C,11Kの表面が荒れにくく、クリーニングブレード16Y,16M,16C,16Kや感光体11Y,11M,11C,11Kの磨耗が生じにくいため、使用頻度が高く、長寿命が求められる黒の帯電器12Kとして用いられている。また、重畳帯電器は、感光体11Y,11M,11C,11Kの表面が荒れやすく、クリーニングブレード16Y,16M,16C,16Kのめくれや磨耗などが生じやすいが、小型であるため、黒以外の色用の帯電器12Y,12M,12Cとして用いられている。黒用の帯電器12Kは、本発明にいう直流帯電器の一例にあたり、黒以外の色用の帯電器12Y,12M,12Cは、本発明にいう重畳帯電器の一例に相当する。
また、プリンタ1には、中間転写ベルト30、駆動ロール31、従属ロール32、中間転写ベルトクリーナ33、ステアリングロール34、二次転写器36、転写体クリーナ37が備えられている。この中間転写ベルト30は、本発明にいう被転写体の一例にあたり、二次転写器36は、本発明にいう二次転写器の一例に相当する。また、プリンタ1には、本発明にいう画像制御部の一例に相当する制御部20も備えられている。
このプリンタ1の画像形成における基本動作について説明する。
まず、画像を形成するための準備として、各色用の感光体11Y,11M,11C,11Kが矢印A方向に回転され、それら感光体11Y,11M,11C,11Kの表面に、帯電器12Y,12M,12C,12Kによって所定の電荷がそれぞれ付与される。
続いて、原画像がイエロー、マゼンタ、シアン、および黒に色分解された色分解画像を表す色分解画像データが、制御部20によって、対応する画像形成部10Y,10M,10C,10Kに与えられる。
次に、イエローの画像形成部10Yによるトナー像形成が開始され、露光器13Yにより感光体11Y表面に、イエローの色分解画像に相当する露光光が照射されて静電的な潜像(静電潜像)が形成される。その静電潜像は、現像器14Yによって循環供給される現像剤に含まれたイエローのトナーで、現像器14Yと感光体11Yとの間の現像位置に印加された現像電圧によって現像されて、感光体11Y上にイエローのトナー像が形成される。
感光体11Y上にイエローのトナー像が形成されると、一次転写器15Yに転写バイアス電圧が印加され、感光体11Y上に形成されたイエローのトナー像が中間転写ベルト30上に転写される。
また、感光体11Y上のトナー像が中間転写ベルト30上に転写されると、クリーニングブレード16Yによって、感光体11Y上に残留する残留トナーが掻き取られて除去される。
中間転写ベルト30は、駆動ロール31によって矢印B方向に巡回移動されるとともに、ステアリングロール32によって幅方向の位置ずれが補正される。この中間転写ベルト30上に転写されたイエローのトナー像が次の色の画像形成部10Mの一次転写器15Mに到達するタイミングに合わせて、次の色のマゼンタのトナー像が一次転写器15Mに到達するように、マゼンタの画像形成部10Mによるトナー像形成が行われる。こうして形成されたマゼンタのトナー像は、一次転写器15Mによって中間転写ベルト30上のイエローのトナー像の上に重ねて転写される。
続いて、シアンおよび黒の画像形成部10C、10Kによるトナー像形成が上記と同様のタイミングで行われ、一次転写器15C、15Kにおいて中間転写ベルト30のイエローおよびマゼンタのトナー像の上に順次重ねて転写される。
こうして、中間転写ベルト30上に転写された多色トナー像は、二次転写器36により用紙100上に二次転写され、多色トナー像は用紙100とともに矢印C方向に搬送され、定着器38により用紙100上に定着されることによりカラー画像が形成される。二次転写器36上に残留する残留トナーは転写体クリーナ37によって除去され、転写後の中間転写ベルト30上に残留する残留トナーは中間転写ベルトクリーナ33によって除去されて、次の画像形成に向けての準備がなされる。
ここで、使用されるトナーの量が少ない低密度画像が続いた場合などには、クリーニングブレード16Y,16M,16C,16Kに供給される残留トナーの量が少ないため、クリーニングブレード16Y,16M,16C,16Kのめくれや磨耗が生じてしまって、クリーニング性能が劣化してしまう恐れがある。本実施形態においては、制御部20に所定のベタ画像を表わすベタデータが予め用意されており、所定のタイミングでベタデータに基づいたトナーバンドを形成して、トナーをクリーニングブレード16Y,16M,16C,16Kに供給することが行われる。ベタデータに基づくトナーバンドは、本発明にいう別トナー像の一例に相当する。
図4は、トナーバンドを形成するための一連の処理が示されたフローチャートである。以下では、この図4に従って説明する。
ここでは、原画像に基づいてトナー像を形成する際に使用されるトナーの量がC,M,Y,K各色ごとに取得され、取得されたトナーの量が所定量よりも大きい場合には、そのトナー像はその色に関して高密度であると判定され、取得されたトナーの量が所定量以下(全くトナーが使用されない場合も含む)の場合には、そのトナー像はその色に関して低密度であると判定される。画像密度を判定する際に、実際に形成されたトナー像の画像密度をセンサなどで検知してもよいが、本実施形態においては、各色の色分解画像データのデータ値(濃度値)に基づいて、実際にトナー像が形成される前に画像の密度を推測する。すなわち、各色の色分解画像データのデータ値が所定濃度よりも大きい場合には、そのトナー像はその色に関して高濃度であると判定され、データ値が所定濃度以下の場合には、そのトナー像はその色に関して低濃度であると判定される。尚、濃度と密度とはほぼ同意である。
ある色に関して低濃度な画像が多く形成されるときには、その色のトナーの使用量が少ないことを示し、その色のクリーニングブレード16にはトナーが供給されにくいため、高頻度にトナーバンドを形成する必要がある。また、高濃度な画像が多く形成されるときには、使用されるトナーの量が多いことを示し、クリーニングブレード16にも残留トナーが供給されると予測されるが、クリーニングブレード16の磨耗を確実に軽減させるには、頻度は低いがトナーバンドを形成することが好ましい。
本実施形態のプリンタ1では、クリーニングブレード16の磨耗が生じやすい重畳帯電器が設けられたイエロー、マゼンタ、シアンの画像形成部10Y,10M,10Cにおいては、各色ごとに、高濃度な画像が高閾値SH枚形成される度にトナーバンドが作像されるとともに、低濃度な画像が低閾値SL(SL<SH)枚形成される度にトナーバンドが作像される。また、直流帯電器が設けられたブラックの画像形成部10Kにおいては、黒に関する低濃度な画像が低閾値SL枚形成されるごとにトナーバンドが作像される。直流成分のみ有する直流電圧によって感光体11Kを帯電する直流帯電器12Kは、直流成分と交流成分とを有する重畳電圧によって感光体11Y,11M,11Cを帯電する重畳帯電器12Y,14M,14Cと比べてクリーニングブレード16Kの磨耗が生じにくいが、低濃度な画像の形成が続く場合には、クリーニングブレード16Kに供給されるトナーの量が少ないため、トナーバンドが形成されて、クリーニングブレード16Kに潤滑剤となるトナーが供給される。
まず、原画像に基づいてトナー像が形成される画像形成プロセスが実行される。このとき、原画像がC,M,Y,Kに色分解された各色の色分解画像データが取得され、K色を除くそれぞれの色ごとに、データ値が所定濃度よりも大きいか否かが判定される。データ値が所定濃度よりも大きい場合、その画像はその色に関して高濃度であることが判定され、制御部20に予め用意されている、その色用の高濃度カウンタのカウントを1増加させる。また、K色を含むそれぞれの色ごとのデータ値が所定濃度以下である場合には、その画像はその色に関して低濃度であることが判定され、制御部20に予め用意されている、その色用の低濃度カウンタのカウント値を1増加させる。
画像形成プロセスが終了すると、次の画像形成プロセスまでの間のイメージギャップにおいて(図4のステップS1:Yes)、イエローの高濃度カウンタのカウント値が高閾値SH以上であるか否かが判定される。カウント値が高閾値SH以上であり(図4のステップS2:Yes)、イエローに関して高濃度である画像が高閾値SH枚以上形成されたと判定されたときには、制御部20はイエローの画像形成部10Yに、予め用意されているベタデータに基づいてイエローのトナーバンドを形成させる(図4のステップS3)。トナーバンドが形成されて、そのトナーバンドがイエローのクリーニングブレード16Yで掻き取られると、イエローの高濃度カウンタのカウント値がリセットされる。
イエローのトナーバンドが形成されると、次の色であるM色のトナーバンド形成タイミングの判定は行われずに次の画像形成プロセスが実行され、各色の高濃度カウンタおよび低濃度カウンタの更新が行われる。画像形成プロセスが終了すると、次の画像形成プロセスまでのイメージギャップにおいて(図4のステップS1:Yes)、イエローの高濃度カウンタのカウント値が高閾値SH以上であるか否かが判定される。ここでは、前回イエローのトナーバンドが形成されて、高濃度カウンタのカウント値が一旦リセットされたため、カウント値が高閾値SHより小さいと判定される(図4のステップS2:No)。
続いて、マゼンタの高濃度カウンタのカウント値が高閾値SH以上であるか否かが判定される。マゼンタの高濃度カウンタのカウント値が高閾値SH以上と判定されたときには、マゼンタの画像形成部10Mにおいて、マゼンタのトナーバンドが形成される(図4のステップS6)。形成されたトナーバンドがクリーニングブレード16Mで除去されると、マゼンタの高濃度カウンタのカウント値がリセットされる(図4のステップS7)。
次の画像形成プロセスが実行されて、高濃度カウンタおよび低濃度カウンタの更新が行われ、イメージギャップになると(図4のステップS1:Yes)、上記と同様にしてイエローの高濃度カウンタの判定が行われる。そのカウント値が高閾値SHより小さいときには(図4のステップS2:No)、マゼンタの高濃度カウンタの判定が行われ、そのカウント値も高閾値SHより小さいときには(図4のステップS5:No)、シアンの高濃度カウンタの判定が行われる。シアンの高濃度カウンタのカウント値が高閾値SH以上と判定されたときには、シアンの画像形成部10Cにおいてトナーバンドが形成され(図4のステップS9)、形成されたトナーバンドがクリーニングブレード16Cで除去された後で、シアンの高濃度カウンタのカウント値がリセットされる(図4のステップS10)。
図5は、トナーバンドが形成される際のタイミングチャートである。ここで、一旦図4の説明を中断し、図5について説明する。
例えば、イエロー、マゼンタ、シアンそれぞれの高濃度カウンタが同じタイミングで高閾値SHを超えた場合であっても、本実施形態のプリンタ1では、それらイエロー、マゼンタ、シアンそれぞれのトナーバンドが相互に異なるタイミングで形成される。
図5のパート(A)には、中間転写ベルト30上に転写されるトナー像のイメージが示されており、パート(B)には、現像器140に設けられた現像用モータの駆動状態が示されており、パート(C),(D),(E),(F)には、転写器15C,15M,15Y,15Kそれぞれに与えられる転写バイアス電圧のON/OFF信号がそれぞれに示されている。
例えば、Y,M,C色で同じタイミングで高濃度カウンタが高閾値SHを超えた場合、図4のステップS2において、まず、イエローのトナーバンドに関する形成タイミングの判定が行われ、イエローの単色トナーバンド51Yが形成される(時間t2)。単色トナーバンド51Yが形成されると、イエローの一次転写器15Yに印加される転写バイアス電圧が停止され、単色トナーバンド51がクリーニングブレード16Yに掻き取られる。
続いて、次の画像形成プロセスによってトナー画像50が形成され、イメージギャップになると、図4のステップS5において、マゼンタのトナーバンドに関する形成タイミングの判定が行われ、マゼンタの単色トナーバンド51Mが形成される(時間t3)。
さらに次の画像形成プロセスによってトナー画像50が形成されて、イメージギャップになると、図4のステップS8において、シアンのトナーバンドに関する形成タイミングの判定が行われ、シアンの単色トナーバンド51Cが形成される(時間t4)。
尚、現像用モータについては、駆動/停止に時間がかかってしまうため、イエローのトナーバンドが形成される時間t1よりも早く(時間t1)から、シアンのトナーバンドの形成が終了した時間t4よりも遅く(時間t5)まで駆動している。
このように、本実施形態のプリンタ1によると、トナーバンド形成タイミングが複数色で重なってしまった場合でも、トナーバンドが1色ずつ順次に作像されるため、クリーニングブレード16などで除去しきれなかったトナーが複数色分まとめて二次転写器36の転写用クリーナ37に供給されてしまうことが回避され、用紙40などが汚れてしまう不具合が防止される。
図4に戻って説明する。
Y,M,C各色において、高濃度カウンタが高閾値SHよりも小さい場合、Y,M,C,K各色ごとに、低濃度カウンタの値が低閾値SL以上であるか否かがそれぞれに判定される。
まず、イエローの低濃度カウンタのカウント値が低閾値SL以上であるか否かが判定され、そのカウント値が低閾値SL以上であるときには(図4のステップS11:Yes)、イエローのトナーバンドが形成される(図4のステップS12)。トナーバンドが形成されて、そのトナーバンドがイエローのクリーニングブレード16Yで掻き取られると、イエローの低濃度カウンタのカウント値がリセットされる(図4のステップS13)。
以下同様に、イメージギャップ時に、Y,M,C各色において、高濃度カウンタが高閾値SHよりも小さく、イエローの低濃度カウンタのカウント値が低閾値SLよりも小さく、マゼンタの低濃度カウンタのカウント値が低閾値SL以上であるときには(図4のステップS14:Yes)、マゼンタのトナーバンドが形成されて(図4のステップS15)、マゼンタの低濃度カウンタのカウント値がリセットされる(図4のステップS16)。
また、イメージギャップ時に、C,M,Y各色の高濃度カウンタが高閾値SHよりも小さく、イエローおよびマゼンタの低濃度カウンタのカウント値が低閾値SLよりも小さく、シアンの低濃度カウンタのカウント値が低閾値SL以上であるときには(図4のステップS18:Yes)、シアンのトナーバンドが形成されて(図4のステップS19)、シアンの低濃度カウンタのカウント値がリセットされる(図4のステップS20)。
さらに、イメージギャップ時に、黒の低濃度カウンタのカウント値が低閾値SL以上であるときには(図4のステップS20:Yes)、黒のトナーバンドが形成され(図4のステップS21)、トナーバンドがクリーニングブレード16Kでクリーニングされた後に、黒の低濃度カウンタのカウント値がリセットされる(図4のステップS22)。
このように、使用されるトナーの量が少ない画像については、直流帯電器が用いられた黒の画像形成部10Kにおいてもトナーバンドを作像することによって、クリーニングブレード16Kや感光体11Kの磨耗を抑え、長期に渡ってクリーニング性能を維持することができる。
ここで、上記では、トナーバンドの形成タイミングを判定するための、駆動状態における所定条件として、形成された画像の累積枚数が適用される例について説明したが、本発明にいう画像制御部は、駆動状態における所定条件として、像担持体の累積回転数、像担持体の周方向の累積移動量、トナー画像の累積ドット数、トナー画像の累積枚数、現像器の累積駆動時間などのうちのいずれか1つを用いるものであってもよく、これらのうちの複数を合わせて用いるものであってもよい。
また、上記では、ベタデータに基づくトナーバンドを形成する例について説明したが、本発明にいう別のトナー像は、クリーニングブレードにトナーを供給することができる画像であればベタ画像に限らない。
特許文献1に記載された技術が適用されたプリンタの概略構成図である。 トナーバンドが形成される際のタイミングチャートである。 本発明の一実施形態が適用されたプリンタの主要部を示す概略構成図である。 トナーバンドを形成するための一連の処理が示されたフローチャートである。 トナーバンドが形成される際のタイミングチャートである。
符号の説明
1 プリンタ
10Y,10M,10C,10K 画像形成部
11Y,11M,11C,11K 感光体
12Y,12M,12C,12K 帯電器
13Y,13M,13C,13K 露光器
14Y,14M,14C,14K 現像器
15Y,15M,15C,15K 一次転写体
151Y アース端子
152Y バイアス電源
153Y ツェナーダイオード
16Y,16M,16C,16K 感光体クリーナ
20 制御部
21 記憶部
30 中間転写ベルト
31 駆動ロール
32 従属ロール
33 中間転写ベルトクリーナ
34 ステアリングロール
36 二次転写体
37 転写体クリーナ
38 定着器

Claims (4)

  1. 表面に画像を担持して回転する像担持体と、前記像担持体の表面を帯電させる帯電器と、帯電後の像担持体表面を露光して静電潜像を形成する露光器と、前記静電潜像をトナーを含んだ現像剤で現像して前記像担持体の表面にトナー像を形成する現像器と、前記現像器で形成されたトナー像を被転写体に転写する一次転写器と、前記像担持体の移動における前記転写器の下流側かつ前記帯電器の上流側で該像担持体の表面に当接して該表面からトナーを除去するクリーニングブレードをそれぞれが備えた、複数色のトナーそれぞれに対応した複数の画像形成部と、
    前記複数の画像形成部それぞれによって形成され、前記一次転写器によって前記被転写体に転写されるトナー画像を最終的に記録用紙に転写する二次転写器と、
    原画像が前記複数色に色分解されてなる複数の色分解画像それぞれのトナー像を前記複数の画像形成部それぞれに形成させ、該複数の画像形成部のうち、稼動状態が所定条件に達した画像形成部については、前記色分解画像のトナー像が形成されるタイミングとは異なるタイミングで、該色分解画像のトナー像とは別の別トナー像を、一時には1つの画像形成部に形成させる画像制御部とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記画像制御部が、前記複数の画像形成部それぞれの駆動状態が前記所定条件に達したか否かを、一時には1つ、それら複数について繰り返し判定し、駆動状態が該所定条件に達していると先に判定した画像形成部から順に前記別トナー像を形成させるものであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 表面に画像を担持して回転する像担持体と、前記像担持体の表面を帯電させる帯電器と、帯電後の像担持体表面を露光して静電潜像を形成する露光器と、前記静電潜像をトナーを含んだ現像剤で現像して前記像担持体の表面にトナー像を形成する現像器と、前記現像器で形成されたトナー像を被転写体に転写する一次転写器と、前記像担持体の移動における前記転写器の下流側かつ前記帯電器の上流側で該像担持体の表面に当接して該表面からトナーを除去するクリーニングブレードをそれぞれが備えた、複数色のトナーそれぞれに対応した複数の画像形成部であって、1つ以上の画像形成部が交流成分と直流成分を有するバイアス電圧によって前記像担持体の表面を帯電させる重畳帯電器を備えるとともに他の1つ以上の画像形成部が直流成分のみを有するバイアス電圧によって該像担持体の表面を帯電させる直流帯電器を備えている複数の画像形成部と、
    前記複数の画像形成部それぞれによって形成され、前記一次転写器によって前記被転写体に転写されるトナー画像を最終的に記録用紙に転写する二次転写器と、
    原画像が前記複数色に色分解されてなる複数の色分解画像それぞれのトナー像を前記複数の画像形成部それぞれに形成させ、前記複数の画像形成部のうち前記重畳帯電器を備えた画像形成部については、前記色分解画像のトナー像が形成されるタイミングとは異なるタイミングで、該トナー像とは別の別トナー像を形成させる画像制御部とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 前記画像制御部が、前記色分解画像のトナー像の画像密度が所定密度よりも低い場合には、前記複数の画像形成部のうち前記直流帯電器を備えた画像形成部にも前記別トナー像を形成させるものであることを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
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