JP2006090427A - 油圧式クラッチレリーズ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 汚れや埃などからシール部材及びこれと接触する面を保護し、かつ、装置の小型化を実現することができる油圧式クラッチレリーズ装置を提供すること。
【解決手段】 内側ハウジング11と外側ハウジング12とピストン部材13とによって内側ハウジング11と外側ハウジング12との間に油圧室17を形成し、油圧室17内の油圧によってピストン部材13及びレリーズベアリング18を回転伝達軸2の軸方向へ移動してクラッチを遮断状態にする油圧式クラッチレリーズ装置1において、ピストン部材13にレリーズベアリング18の内輪18aを介して取り付けられるとともに、外側ハウジング12を覆うように配設された第1の円筒状部材20と、第1の円筒状部材20の内周側にてスライド可能に配されるとともに、外側ハウジング12の外周側にてスライド可能に配設された第2の円筒状部材22と、を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、油圧式クラッチレリーズ装置に関し、特に、汚れや埃などからシール部材及びこれと接触する面を保護し、かつ、装置の小型化を実現することができる油圧式クラッチレリーズ装置に関する。
内側ハウジングと外側ハウジングとピストン部材とによって前記内側ハウジングと前記外側ハウジングとの間に油圧室を形成し、前記油圧室内の油圧によって前記ピストン部材及びレリーズベアリングを前記回転伝達軸の軸方向へ移動してクラッチを遮断状態にする油圧式クラッチレリーズ遮断装置(油圧式クラッチレリーズ装置)が特許文献1をはじめとする各種文献で紹介されている。
特開平10−220496号公報 独国特許出願公開第4427942号明細書(1995)
このような油圧式クラッチレリーズ装置はクラッチハウジング内に配置されるが、汚れや埃などにより、油圧を保持するシール部材や当該シール部材と接する面が傷付きクラッチ操作不能となるのを防止する必要がある。そのために、特許文献1ではシリンダ部の外周にゴム性の蛇腹タイプのブーツを配置しているが、このような構成ではレリーズベアリングの作動範囲を確保するため蛇腹の折り曲げによる径方向外側のスペース、及び密着を考慮した軸方向のスペースが必要であり、装置の小型化を阻害している。
また、特許文献2では(収縮時に)レリーズベアリングを覆うようにシリンダ部の外側ハウジングより円筒状壁が延在しているが、フルストローク時にレリーズベアリングが外側ハウジングの円筒状壁から飛び出てしまい、円筒状壁の内側に汚れや埃などが侵入し、侵入した汚れや埃などによりシール部材を傷付ける可能性がある。また、特許文献2に記載の発明でも、特許文献1の蛇腹タイプと同様に、レリーズベアリングの径方向外側にスペースが必要であり、装置の小型化を阻害している。
本発明の目的は、汚れや埃などからシール部材及びこれと接触する面を保護し、かつ、装置の小型化を実現することができる油圧式クラッチレリーズ装置を提供することである。
本発明の第1の視点においては、内側ハウジングと外側ハウジングとピストン部材とによって前記内側ハウジングと前記外側ハウジングとの間に油圧室を形成し、前記油圧室内の油圧によって前記ピストン部材及びレリーズベアリングを前記回転伝達軸の軸方向へ移動してクラッチを遮断状態にする油圧式クラッチレリーズ装置において、前記ピストン部材に直接又は間接的に取り付けられるとともに、前記外側ハウジングを覆うように配設された第1の円筒状部材と、前記第1の円筒状部材の内周側にてスライド可能に配されるとともに、前記外側ハウジングの外周側にてスライド可能に配設された第2の円筒状部材と、を備えることを特徴とする。
本発明の前記油圧式クラッチレリーズ装置において、前記第1の円筒状部材の外周側に配されるとともに、前記第2の円筒状部材を圧縮支持する圧縮リングを備えることが好ましい。
本発明の前記油圧式クラッチレリーズ装置において、前記第1の円筒状部材と前記第2の円筒状部材の間に配されるとともに、前記第1の円筒状部材と前記第2の円筒状部材を互いに反対方向に押圧するばね部材を備えることが好ましい。
本発明の前記油圧式クラッチレリーズ装置において、前記第2の円筒状部材は、外周に突起部を有し、前記第1の円筒状部材は、内周に前記突起部のスライドを案内するための案内溝を有することが好ましい。
本発明(請求項1−4)によれば、第1の円筒状部材及び第2の円筒状部材により、汚れや埃などからシール部材及びこれと接触する面を保護し、かつ、装置の小型化を実現することができる。
本発明(請求項2)によれば、クラッチフェージング摩耗により油圧レリーズシリンダの取付け高さが短縮されるのに伴い、第2の円筒状部材が第1の円筒状部材内に収納されるため、外側ハウジングの短縮を阻害しない。
本発明(請求項3)によれば、第1の円筒状部材と第2の円筒状部材の間に第2のばね部材を配置することで、円筒ガイドの軸方向長さがレリーズベアリングの移動に対して追従可能であり、外側ハウジングとの軸方向ラップ量を大きくできるため、シール部材及びこれと接触する面の傷付きに対してさらに効果がある。
(実施形態1)
本発明の実施形態1に係る油圧式クラッチレリーズ装置について図面を用いて説明する。図1は、本発明の実施形態1に係る油圧式クラッチレリーズ装置の構成を模式的に示した部分断面図である。図2は、本発明の実施形態1に係る油圧式クラッチレリーズ装置の第1の円筒状部材及び第2の円筒状部材を含む部分の部分拡大断面図である。
油圧式クラッチレリーズ装置1は、内側ハウジング11と、外側ハウジング12と、ピストン部材13と、第1シール部材14と、第2シール部材15と、油圧室17と、レリーズベアリング18と、ばね部材19と、第1の円筒状部材20と、圧縮リング21と、第2の円筒状部材22と、を有する。
内側ハウジング11は、環状(ドラム状、筒状)の部材であり、筒状部11aと、フランジ部11bと、を有する。筒状部11aは、トランスミッションの回転伝達軸2を包囲する部分である。フランジ部11bは、筒状部11aの一端から外周方向に延在した部分である。内側ハウジング11は、回転伝達軸2を挿通するクラッチハウジング(図示せず)に固定されている。なお、回転伝達軸2は、車のトランスミッションにおけるインプットシャフトである。
外側ハウジング12は、内側ハウジング11を包囲するように配され、肩部12aと、油通路12bと、を有する。肩部12aは、第1シール部材14を収容する部分であり、レリーズベアリング18側の先端部が内周方向に突出した肩状の部分である。油通路12bは、クラッチマスタシリンダ(図示せず)等から供給された圧油の通路となる部分である。
ピストン部材13は、内側ハウジング11と外側ハウジング12の間において油圧により回転伝達軸2の軸方向に摺動可能に作動する部材であり、取付部13aと、肩部13bと、を有する。取付部13aは、レリーズベアリング18(の内輪18a)を取り付ける部分であり、外側ハウジング12に収容されていない部位であって内側ハウジング11の外周に配されている。肩部13bは、第2シール部材15を収容する部分であり、油圧室17側に突出した肩状の部分である。ピストン部材13は、第1シール部材14、第2のシール部材15のシール力が低下し油洩れを引き起こすのを防止するため、回転しない。
第1シール部材14は、油圧室17を密封する環状のシール部材であり、外側ハウジング12とピストン部材13の間であって外側ハウジング12の肩部12aに収容されている。第1シール部材14は、ピストン部材13がレリーズベアリング18の方向へ移動するときに外側ハウジング12の肩部12aによって係止され、ピストン部材13がレリーズベアリング18の反対側の方向へ移動するときに肩部12aによって係止される。
第2シール部材15は、油圧室17を密封する環状のシール部材であり、内側ハウジング11とピストン部材13の間であってピストン部材13の肩部13bおいて回転伝達軸2の軸方向へ移動(追従)可能に収容されている。
油圧室17は、内側ハウジング11、外側ハウジング12及びピストン部材13に囲まれた環状の油圧室である。油圧室17は、油通路12bを介してクラッチマスタシリンダ(図示せず)等に接続されている。
レリーズベアリング18は、ピストン部材13の取付部13aに取り付けられている。レリーズベアリング18の内輪18aは、ピストン部材13に固定された非回転輪である。レリーズベアリング18の外輪18bの一方の端面は、ばね部材19のばね力によってダイヤフラムスプリング(図示せず)に常時接合しており、外輪18bの他方の端面は、第1の円筒状部材20から離れている。したがって、レリーズベアリング18の外輪18bは、ダイヤフラムスプリング(図示せず)と一体的に回転する。ダイヤフラムスプリング(図示せず)は、プレッシャプレート(図示せず)を介してクラッチディスク(図示せず)をフライホイール(図示せず)に圧接する。
ばね部材19は、回転伝達軸2の軸方向であって外側ハウジング12と第1の円筒状部材20との間に介在している。ばね部材19の一端(不動端)は、外側ハウジング12に当接しており、ばね部材19の他端(従動端)は第1の円筒状部材20のフランジ部20aに当接している。ばね部材19は、第1の円筒状部材20をダイヤフラムスプリング(図示せず)側に付勢している。
第1の円筒状部材20は、第2の円筒状部材22及び、外側ハウジング12のドラム状部分の外周に所定の間隔をおいて配されており、レリーズベアリング18の内輪18aの先端部に取り付けられている。第1の円筒状部材20は、レリーズベアリング18の内輪18a(非回転輪)を介してピストン部材13と一体に移動するが、回転しない。第1の円筒状部材20は、内輪18aの近傍に外周側に延在するフランジ部20aを有する。第1の円筒状部材20のフランジ部20aには、ばね部材19が当接している。第1の円筒状部材20は、外側ハウジング12側の端部に複数の切欠部(図示せず)を有する。切欠部を含む第1の円筒状部材20の外周には、第2の円筒状部材22を圧縮支持するための圧縮リング21が配されている。
第2の円筒状部材22は、外側ハウジング12のドラム状部分の外周面と、第1の円筒状部材20の内周面の間にスライド可能に配されている。第2の円筒状部材22は、第1の円筒状部材20に外嵌された圧縮リング21によって圧縮支持されている。
次に、実施形態1に係る油圧式クラッチレリーズ装置の動作について説明する。まず、クラッチペダル(図示せず)を踏み込み操作すると、クラッチマスタシリンダ(図示せず)から油通路12bを通じて油圧室17へ圧油が供給され、油圧室17内の油圧が高まる。そして、油圧室17内の油圧が高められると、ピストン部材13がダイヤフラムスプリング(図示せず)側に向けて移動(摺動)する。このピストン部材13の移動は、レリーズベアリング18を介してダイヤフラムスプリング(図示せず)の中心部に伝わり、ダイヤフラムスプリング(図示せず)がクラッチディスク(図示せず)とフライホイール(図示せず)との接合を解除するように弾性変形する。このとき、ピストン部材13の移動によってレリーズベアリング18を介して第1の円筒状部材20もダイヤフラムスプリング(図示せず)側に向けて移動(摺動)する。また、第2の円筒状部材22は、圧縮リング21によって圧縮支持されているので、第1の円筒状部材20の移動に追従する。
一方、クラッチペダル(図示せず)の踏み込みを解除すると、油圧室17に供給された圧油は、油通路12bを介して排出される。これにより、ピストン部材13がダイヤフラムスプリング(図示せず)の反対側に向けて移動(摺動)する。このピストン部材13の移動は、ダイヤフラムスプリング(図示せず)がクラッチディスク(図示せず)とフライホイール(図示せず)とを接合させる。このとき、ピストン部材13の移動によってレリーズベアリング18を介して第1の円筒状部材20もダイヤフラムスプリング(図示せず)の反対側に向けて移動(摺動)する。また、第2の円筒状部材22は、第1の円筒状部材20の移動に追従する。
また、図3を参照すると、クラッチディスク(図示せず)のフェーシングが摩耗してくると、油圧室17に圧油を供給しなくても、ピストン部材13がダイヤフラムスプリング(図示せず)の反対側に変位する。これに伴って、第1の円筒状部材20及び第2の円筒状部材22もダイヤフラムスプリング(図示せず)の反対側に変位する。第2の円筒状部材22の端部が外側ハウジング12に当接すると、第2の円筒状部材22はダイヤフラムスプリング(図示せず)の反対側に変位しないが、第1の円筒状部材20は変位し、第1の円筒状部材20と第2の円筒状部材22の間に滑りが生じ、第2の円筒状部材22が第1の円筒状部材20内に押し込まれる。第2の円筒状部材22が第1の円筒状部材20内に一旦押し込まれると、第2の円筒状部材22は圧縮リング21の圧縮支持により第1の円筒状部材20内に押し込まれたままの状態になる。その後、押し込まれた状態のまま第1の円筒状部材20及び第2の円筒状部材22は、ピストン部材13の移動に追従することになる。
実施形態1によれば、レリーズベアリング18より延びている第1の円筒状部材20が外側ハウジング12の外周面を覆うように配置されているため、クラッチハウジング(図示せず)内の汚れや埃が第1シール部材14およびピストン部材13の外周面への付着を防止することができる。また、クラッチディスクのフェーシングが摩耗したときにおいても、第1の円筒状部材20及び第2の円筒状部材22により、外側ハウジング12の円筒状部の軸方向ラップ量を大きく取ることが可能となる。
(実施形態2)
次に、本発明の実施形態2に係る油圧式クラッチレリーズ装置について図面を用いて説明する。図4は、本発明の実施形態2に係る油圧式クラッチレリーズ装置の構成を模式的に示した部分拡大断面図である。
実施形態2では、実施形態1のような圧縮リング(図1の21)がなく、第2の円筒状部材22は第1の円筒状部材20の内周側で圧縮支持されない状態であってスライド可能な状態にある。第2の円筒状部材22は円筒状部分の外周に突起部22aを有し、第1の円筒状部材20は円筒状部分の内周に突起部22aのスライドを案内するための案内溝20bを有する。第1の円筒状部材20は、第2の円筒状部材22が第1の円筒状部材20から抜け落ちないようにするため、突起部22aを係止する係止部20dを有する。第2の円筒状部材22は、第1の円筒状部材20の反対側の端部に、ばね部材19と抵触しない大きさのフランジ部22bを有する。第1の円筒状部材20は、円筒状部分の外周に肩部20cを有する。第2の円筒状部材22のフランジ部22bと、第1の円筒状部材20の肩部20cの間であって、ばね部材19の内周側に第2のばね部材23が配されている。第2のばね部材23は、第2の円筒状部材22と第1の円筒状部材20を互いに反対方向に押圧する。その他の構成は、実施形態1と同様である。
次に、実施形態2に係る油圧式クラッチレリーズ装置の動作について説明する。第2の円筒状部材22のフランジ部22bが外側ハウジング12に当接していないときは、ピストン部材13の移動によって、レリーズベアリング18を介して第1の円筒状部材20及び第2の円筒状部材22も追従して移動(摺動)する。
第2の円筒状部材22のフランジ部22bが外側ハウジング12に当接している間は、ピストン部材13の移動によって、レリーズベアリング18を介して第1の円筒状部材20は追従して移動(摺動)するが、第2の円筒状部材22は第2のばね部材23によって外側ハウジング12に押圧力によって移動しない。すなわち、固定された第2の円筒状部材22の外周を第1の円筒状部材20が移動(摺動)する。
実施形態2によれば、第1の円筒状部材20と第2の円筒状部材22の間に第2のばね部材23を配置しているため、万が一、クラッチカバー(図示せず)又はクラッチディスク(図示せず)のみを交換した場合においても、第1の円筒状部材20と第2の円筒状部材22を初期設定位置に戻すことが可能であり、油圧式クラッチレリーズ装置の交換または修理が不要となる。また、ストローク時(ピストン部材13が押し出された時)に第1の円筒状部材20から第2の円筒状部材22が伸びるので、ダストの侵入を確実に防止することができる。
本発明の実施形態1に係る油圧式クラッチレリーズ装置の構成を模式的に示した部分断面図である。 本発明の実施形態1に係る油圧式クラッチレリーズ装置の第1の円筒状部材及び第2の円筒状部材を含む部分の部分拡大断面図である。 本発明の実施形態1に係る油圧式クラッチレリーズ装置の第1の円筒状部材及び第2の円筒状部材のクラッチフェーシングが摩耗したときの状態を模式的に示した部分拡大断面図である。 本発明の実施形態2に係る油圧式クラッチレリーズ装置の構成を模式的に示した部分拡大断面図である。
符号の説明
1 油圧式クラッチレリーズ装置
2 回転伝達軸
11 内側ハウジング
11a 筒状部
11b フランジ部
12 外側ハウジング
12a 肩部
12b 油通路
13 ピストン部材
13a 取付部
13b 肩部
14 第1シール部材
15 第2シール部材
17 油圧室
18 レリーズベアリング
18a 内輪
18b 外輪
19 ばね部材
20 第1の円筒状部材
20a フランジ部
20b 案内溝
20c 肩部
20d 係止部
21 圧縮リング
22 第2の円筒状部材
22a 突起部
22b フランジ部
23 第2のばね部材

Claims (4)

  1. 内側ハウジングと外側ハウジングとピストン部材とによって前記内側ハウジングと前記外側ハウジングとの間に油圧室を形成し、前記油圧室内の油圧によって前記ピストン部材及びレリーズベアリングを回転伝達軸の軸方向へ移動してクラッチを遮断状態にする油圧式クラッチレリーズ装置において、
    前記ピストン部材に直接又は間接的に取り付けられるとともに、前記外側ハウジングを覆うように配設された第1の円筒状部材と、
    前記第1の円筒状部材の内周側にてスライド可能に配されるとともに、前記外側ハウジングの外周側にてスライド可能に配設された第2の円筒状部材と、
    を備えることを特徴とする油圧式クラッチレリーズ装置。
  2. 前記第1の円筒状部材の外周側に配されるとともに、前記第2の円筒状部材を圧縮支持する圧縮リングを備えることを特徴とする請求項1記載の油圧式クラッチレリーズ装置。
  3. 前記第1の円筒状部材と前記第2の円筒状部材の間に配されるとともに、前記第1の円筒状部材と前記第2の円筒状部材を互いに反対方向に押圧するばね部材を備えることを特徴とする請求項1記載の油圧式クラッチレリーズ装置。
  4. 前記第2の円筒状部材は、外周に突起部を有し、
    前記第1の円筒状部材は、内周に前記突起部のスライドを案内するための案内溝を有することを特徴とする請求項3記載の油圧式クラッチレリーズ装置。
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