JP2006088811A - 車両用空調装置 - Google Patents

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義信 鈴木
Yukiya Sasa
幸哉 佐々
Takanobu Nakaaze
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Abstract

【課題】 装置の体格を粗大化させることなく簡単に香りの変更を行うことができる車両用空調装置を提供すること。
【解決手段】 本発明の車両用空調装置は、空調風を調整する空調風調整手段2と、車室内に開口した吹き出し口10と空調風調整手段2とを連通し空調風調整手段2において調整された空調風を流す空調風ダクト3と、を有する車両用空調装置において、空調風ダクト3の吹き出し口10近傍に空調風に香りを付与する香り発生手段をもうけたことを特徴とする。本発明の車両用空調装置は、空調風ダクトを流れる空調風の流れを妨げることなく空調風に香りを付与できる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、車両用空調装置に関し、詳しくは、香りが付与された空調風を吹き出す車両用空調装置に関する。
自動車には、車室内を快適な空間にすることを目的として車室内に芳香を漂わせることがある。車室内に芳香を漂わせる方法の一つとして芳香剤を配置する方法がある。また、別の方法としては、図10〜11に示したように車両用空調装置に香り付加装置を付加する方法がある。なお、図10にはインストルメントパネルの外観図を、図11には車両用空調装置の構成を示した。
図10〜11に示した車両用空調装置は、従来の車両用空調装置の通風路に並列な状態で香り付加装置が組み付けられている。この車両用空調装置は、車両用空調装置の通風路の圧力損失により生じる圧力差によって、通風路を流れる空気の一部を香りを保持している空間を通過させる。そして、香りを保持する空間には複数種の香りのカセットを配設できるため、車室内に漂う香りを好みの種類の香りに変更したり香りのON/OFFの切替を行うことができる。
しかしながら、このような一体に香り付加装置が組み付けられた車両用空調装置においては、香り付加装置を車両用空調装置と別体でもうける必要があるため、全体の体格が大きくなるという問題があった。実際の車両においては空調関係の装置を搭載するためのスペースが限られており、全体の体格を小さくすることが求められている。また、この車両用空調装置は、香り付加装置がカーオーディオを取り付けるためのスペースに組み付けられているため、香り付加装置の配置や構成が限定される、オーディオの追加が困難になるといった問題があった。
また、香り付加装置を通る空気は、車両用空調装置の通風路と並列な状態で流れることから、車室内には車両用空調装置を通過しない空気が吹き出すこととなる。すなわち、所望の空調風が得られないという問題があった。
また、特許文献1〜2には、車両用空調装置の通風路中あるいは吹き出し口に香りを発生する香り発生部材を配設することで通風路中の空気に香りを付与している。
具体的には、特許文献1には、芳香発散器と吹き出し口のルーバーとをホースで接続し、芳香発散器から発散された芳香をルーバーから発散させることで通風路中の空気に香りを付与している。しかしながら、特許文献1に記載の装置は、芳香発散器、ホースおよびルーバーをもうける必要があることから部品点数が増加するという問題があった。また、ルーバーの構造が複雑になるという問題もあった。
特許文献2には、吹き出し口に配設されたルーバーの間に芳香剤が充填したカセットを取り付ける方法が開示されている。しかしながら、特許文献2に開示された方法では、ルーバーの間にカセットが配設されることから、このカセットが通気抵抗を生じる。この結果、所望の風量の風が得られなくなるという問題を有していた。
また、車室内に香りを漂わせる別の方法として、図12に示した構成のリアのエアピュリファイヤー7のエアピュリフィルタ70を収納するフィルタ収納部に香りを付与する香り付与部材5を搭載する方法がある。しかしながら、このようなエアピュリファイヤー7においては、香り付与部材5の交換がリアのトランクルーム側から行われていた。このように作業性の問題から、リアのエアピュリファイヤー7に香り付与部材5を搭載する方法は、好みに応じて簡単に車室内に漂う香りを変化させることが困難となっていた。
実開平5−52628号公報 実開平7−35913号公報
本発明は上記実状に鑑みてなされたものであり、装置の体格を粗大化させることなく簡単に香りの変更を行うことができる車両用空調装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために本発明者らは車両用空調装置について検討を重ねた結果、調整された空調風が流れるダクトの車室内に吹き出す吹き出し口の近傍に香りを付与する手段を配設する車両用空調装置とすることで上記課題を解決できることを見出した。
すなわち、本発明の車両用空調装置は、空調風を調整する空調風調整手段と、車室内に開口した吹き出し口と空調風調整手段とを連通し空調風調整手段において調整された空調風を流す空調風ダクトと、を有する車両用空調装置において、空調風ダクトの吹き出し口近傍に空調風に香りを付与する香り発生手段をもうけたことを特徴とする。
本発明の車両用空調装置は、空調風ダクトの吹き出し口近傍に香り発生手段をもうけている。これにより、簡単な構成で空調風に香りを付与することが可能となる。すなわち、香りが付与された所望の空調風を得ることができる。また、空調風ダクトの吹き出し口近傍に香り発生手段をもうけたことで、空調風ダクトを流れる空調風の流れを妨げることなく空調風に香りを付与できる。
また、空調風ダクトに香り発生手段を配設することから、空調風ダクトの管路を変化させることで、香り発生装置の配設位置を自由に決定できる。すなわち、設計の自由度が向上する。
そして、香り発生手段が配設されるダクトの吹き出し口近傍は、車室内から近接した位置であり、香り発生手段の制御を車室側から簡単に行うことができるようにすることができる。
本発明の車両用空調装置は、空調風を調整する空調風調整手段と、車室内に開口した吹き出し口と空調風調整手段とを連通し空調風調整手段において調整された空調風を流す空調風ダクトと、を有する。すなわち、空調風調整手段において空調風を調整し、調整された空調風を空調風ダクト内に流し、空調風ダクトが接続された吹き出し口から車室内に吹き出す。
そして、本発明の車両用空調装置は、空調風ダクトの吹き出し口近傍に空調風に香りを付与する香り発生手段をもうけている。香り発生手段を有することで、空調風ダクトを流れる空調風に香りを付与することができ、吹き出し口から香りが付与された空調風を吹き出させることができる。
香り発生手段は、香料を貯留する香料貯留部と、香料が揮発する揮発面部と、をもつ香り発生部材と、香り発生部材を揮発面部が空調風の流れ方向に沿った状態で配設する保持手段と、を有することが好ましい。
香り発生部材は、揮発面部から香料貯留部に貯留された香料が揮発する。香り発生部材から香料が揮発し、空調風に香りを付与できるようになる。そして、香り発生部材が保持手段により、揮発面部が空調風の流れに沿った状態で配設されることで、揮発面部から揮発した香料が空調風に分散し、空調風に香りが付与される。
揮発面部が空調風の流れに沿った状態で配設されることで、香り発生部材が空調風の流れを妨げることなく香りを付与できる。すなわち、車両用空調装置としての性能を低下させることなく空調風に香りを付与できる。また、空調風の流れを妨げないように、空調風ダクトの内壁面と揮発面部とが略一致した状態で香り発生部材が配設されたことが好ましい。
香り発生部材は、香料貯留部と揮発面部とを有する構造であれば、その材質は特に限定されるものではない。たとえば、図3に示したように、香料を含む薬液と、薬液を貯留する略槽状のケースと、ケースの開口部を封止し香料が透過する透過膜と、をもつ構成とすることが好ましい。このような構成の香り発生部材においては透過膜が少なくとも揮発面部を形成する。
本発明の車両用空調装置において香料は、特に限定されるものではない。すなわち、従来から車室内に香りを漂わせるために用いられた香料を用いることができる。香料としては、たとえば、合成香料、アロマオイル、フィトンチッドなど揮発性をもつ香料をあげることができる。
透過膜は、薬液が浸潤することなく香料を透過させることができる材質よりなればよい。このような透過膜としては、ポリエチレン、シリコン樹脂、ポリイミド等の樹脂よりなるフィルム状の部材をあげることができる。
また、少なくとも透過膜よりなる表面が揮発面部を形成することから、ケースから香料が揮発しても揮発しなくともよい。すなわち、ケースは、薬液を貯留することができる材質であれば特に限定されるものではない。
香り発生部材は、剛性を有するケースに収められたカートリッジを形成したことが好ましい。香り発生部材がカートリッジを形成することで、カートリッジの交換により香りの選択を容易に行うことができる。
香り発生手段において、香り発生部材を保持手段に配設させる方法については限定されるものではないが、香り発生手段が空調風ダクトの吹き出し口近傍の位置に設けられていることから、保持手段は車室内側から近接した位置にもうけられることとなるため、保持手段は、車室内に開口した挿入口から香り発生部材を所定の位置に配設することが好ましい。車室内に開口した挿入口から香り発生部材を挿入することで、車室内から香り発生部材の挿入保持を行うことができる。このことは、香り発生部材の交換を車室内から簡単に行うことができることを示す。
また、挿入口は、その開口部が閉塞されたことが好ましい。挿入口の開口部が閉塞されることで保持手段および挿入口を介して空調風が車室内に流れなくなる。挿入口を閉塞する手段は特に限定されるものではない。たとえば、挿入口の開口部に蓋部材を配設して開口部を被覆する方法や、香り発生部材の端部を挿入口を被覆可能な形状や挿入口に嵌合する形状に形成する方法をあげることができる。また、挿入口を閉塞することで、車室内に挿入口が露出しなくなり美観が向上する。
吹き出し口は、フェイス吹き出し口であることが好ましい。吹き出し口がフェイス吹き出し口となることで、フェイス吹き出し口から香りが付与された空調風を吹き出す。一般に、フェイス吹き出し口からの風は車両の乗員に向かって吹くため、香りが付与された空調風も乗員に向かって吹くようになる。このため、乗員が直ちに香りを検知できるようになる。
本発明の車両用空調装置において空調風調整手段は、従来の車両用空調装置において空調風を調整するために用いられていた装置を用いることができる。
以下、実施例を用いて本発明を説明する。
本発明の実施例として、車両用空調装置を製造した。
(実施例1)
本実施例の車両用空調装置を図1〜2に示した。図1にはインストルメントパネルの正面図を、図2には本実施例の車両用空調装置の構成を示した。本実施例の車両用空調装置は、車両のインストルメントパネル1に開口したフェイス吹き出し口10,11、DEF吹き出し口12およびその他の吹き出し口(図示せず)をもつ。そして、本実施例の車両用空調装置は、インストルメントパネル1の内部に、空調風を調整する空調風調整装置2と、空調風調整装置2からの空調風をインストルメントパネル1の幅方向の中央部に開口したフェイス吹き出し口10,11に導くフェイスダクト3と、を有する。そして、フェイスダクト3のフェイス吹き出し口10,11側の端部の近傍には、空調風に香りを付与する香り付与部材5を収容保持する収容部4がもうけられている。なお、本実施例の車両用空調装置は、フェイス吹き出し口10,11以外の吹き出し口に空調風を導くダクト(図示せず)を有している。
各吹き出し口10,11,12は、空調風調整装置2により調整された空調風が車室内に吹き出す吹き出し口である。この各吹き出し口10,11,12は、従来の車両用空調装置において車室内に開口した吹き出し口と同様にもうけられている。
空調風調整装置2は、所望の空調風を調整する。この空調風調整装置2は、従来の車両用空調装置において空調風の調整を行っている装置を用いた。具体的には、ファンでケース内に導入した空気をエバポレータで冷却し、調製された冷風をヒーターコアで加熱して調製された温風とヒーターコアをバイパスした冷風とを混合して所望の空調風を調製する車両用空調装置である。
フェイスダクト3は、空調風調整装置2により調整された空調風をフェイス吹き出し口10,11に送る流路を区画する。また、フェイスダクト3は、フェイス吹き出し口10,11側の端部の近傍であってフェイスダクト3の内壁面に沿う位置に収容部4がもうけられている。収容部4は、香り付与部材5を収容保持する。
香り付与部材5は、揮発性の香料を含む薬液50と、薬液を貯留する一つの表面が開口した略槽状のケース51と、ケース50の開口部を封止し香料が透過する透過膜52と、をもつ。香り付与部材5は、透過膜52から揮発性の香料が揮発する。
香り保持部材5を収容保持する収容部4は、フェイスダクト3の通風路を区画する壁面とインストルメントパネル1の上面とを連通する。インストルメントパネル1の上面に開口した開口部40から香り付与部材5を内部に挿入して収容部4に収容保持する。また、収容部4は、フェイスダクト3の壁面部と透過膜52が略一致した状態で収容保持する。収容部4の開口部40には、開口部を被覆できる蓋部材6が配設されている。
蓋部材6は、車両前方側がヒンジによりインストルメントパネル1と一体に配設されている。蓋部材6は、車両後方側の端部を上方に持ち上げることで開口部40を露出することができる。
本実施例の車両用空調装置の動作を以下に説明する。
本実施例の車両用空調装置は、まず、所望の香りの香料をもつ香り付与部材5を準備する。そして、インストルメントパネル1の上面の蓋部材6を開き、収容部4の内部に香り付与部材5を挿入する。このとき、香り付与部材5の透過膜52が下方を向くように挿入する。そして、挿入された香り付与部材5は、透過膜52が下方を向きかつフェイスダクト3の内壁面と略一致した状態で収容部4内に保持された。その後、蓋部材6を閉じた。
そして、車両用空調装置の空調風調整装置2を作動する。空調風調整装置2を作動すると空調風が調整され、各ダクト3を通って各吹き出し口10,11,12から空調風が車室内に吹き出す。
このとき、フェイスダクト3を通る空調風は、フェイスダクト3のフェイス吹き出し口10,11の近傍において、収容部4に保持された香り付与部材5の透過膜52に沿って流れる。透過膜52からは薬液50中の香料が揮発しており、揮発した香料が空調風に混合する。これにより、空調風に香りが付与される。
そして、香りが付与された空調風は、フェイス吹き出し口10,11から吹き出す。そして乗員が空調風の香りを感じるようになる。
本実施例の車両用空調装置は、車両用空調装置に特別な装置を用いることなく香りが付与された空調風を吹き出させることができる。また、香り付与部材を車室内から挿入収容できるため、香りの選択を簡単に行うことができる。
(実施例2)
本実施例は、図4〜5にフェイス吹き出し口近傍の構成が示された車両用空調装置である。本実施例の車両用空調装置は、実施例1と同様に、フェイス吹き出し口10,11、DEF吹き出し口12などの吹き出し口をもち、インストルメントパネル1の内部に、空調風を調整する空調風調整装置2と、空調風調整装置2からの空調風をフェイス吹き出し口10,11に導くフェイスダクト3と、を有する。そして、フェイスダクト3のフェイス吹き出し口10,11側の端部には、空調風に香りを付与するカートリッジ状の香り付与部材5’を収容保持する収容部4がもうけられている。
フェイス吹き出し口は、運転席側10と助手席側11の二つ吹き出し口が幅方向に並んで開口している。そして、この二つの吹き出し口10,11の間にカートリッジ状の香り付与部材5’を収容保持する収容部4がもうけられている。
収容部4は、二つのフェイス吹き出し口10,11の間に開口した方形状の開口部41をもち、この開口部41からフェイスダクト3の内部に挿入されたカートリッジ状の香り付与部材5’を保持する。収容部4に収容されたカートリッジ状の香り付与部材5’は、開口部41から挿入した方向がフェイスダクト3のフェイス吹き出し口10,11における空調風の流れ方向と略一致した状態で保持される。
本実施例のカートリッジ状の香り付与部材5’は、実施例1の香り付与部材5を、剛性を有する材質よりなる略箱状の外部ケース53内に収納して形成された。カートリッジ状の香り付与部材5を図6〜7に示した。外部ケース53は、幅方向の両側面に多数の開口54をもつ。そして、透過膜52が外部ケース53の両側面に対向した状態で実施例1の香り付与部材5が外部ケース53内に収容される。なお、本実施例においては、二つの実施例1の香り付与部材5が透過膜52が背向した状態で外部ケース53に保持されている。透過膜52が外部ケース53の開口54に対向したことで、透過膜52から揮発した香料は、開口54から外部ケース53の外部に揮発する。
また、カートリッジ状の香り付与部材5’は、収容部4に収容したときの基端部側の端部に収容部4の開口部41に係止され開口部41を閉塞するストッパ55が形成されている。すなわち、カートリッジ状の香り付与部材5’を収容部4の開口41に挿入したときに、ストッパ55が収容部4の開口部41に係止されることでこれ以上の挿入が規制されるとともにこの状態で保持される。この係止によりカートリッジ状の香り保持部材5’が保持される。また、ストッパ55が収容部4の開口部41を被覆することで収容部4から空調風が排出されなくなるだけでなく、開口部41が被覆されることで美観が向上する。
本実施例の車両用空調装置においては、収容部4の開口部41から挿入されたカートリッジ状の香り付与部材5’の先端部を案内するガイド手段がフェイスダクト3内にもうけられていることが好ましい。
本実施例の車両用空調装置は、実施例1の車両用空調装置と同様に車両用空調装置に特別な装置を用いることなく香りが付与された空調風を吹き出させることができとともに、カートリッジ状の香り付与部材を車室内から挿入収容できるため、香りの選択を簡単に行うことができる効果をもつ。
(実施例3)
本実施例は、収容部の開口部41がフェイス吹き出し口の下方に開口した以外は実施例2と同様な構成の車両用空調装置である。本実施例の車両用空調装置の吹き出し口近傍を図8に示した。
本実施例においてカートリッジ状の香り付与部材は、香料が揮発する開口が上面に開口した以外は実施例2と同様の構成を有している。
本実施例の車両用空調装置においても実施例2と同様な効果を発揮する。さらに、本実施例の車両用空調装置は、二つの開口部にそれぞれ異なる香りをもつカートリッジ状の香り付与部材を挿入することで、隣接した二つの吹き出し口からそれぞれ異なる香りをもつ空調風を吹き出すことが可能となっている。
(実施例4)
本実施例は、収容部の開口部41がフェイス吹き出し口10,11の両側方に開口した以外は実施例2と同様な構成の車両用空調装置である。本実施例の車両用空調装置の吹き出し口近傍を図9に示した。
本実施例においてカートリッジ状の香り付与部材は、香料が揮発する開口が一方の側面に開口した以外は実施例2と同様の構成を有している。
本実施例の車両用空調装置においても実施例2と同様な効果を発揮する。さらに、本実施例の車両用空調装置は、二つの開口部にそれぞれ異なる香りをもつカートリッジ状の香り付与部材を挿入することで、隣接した二つの吹き出し口からそれぞれ異なる香りをもつ空調風を吹き出すことが可能となっている。
実施例1の車両用空調装置がもうけられたインストルメントパネルを示した図である。 実施例1の車両用空調装置の構成を示した図である。 実施例1の車両用空調装置に用いられる香り付与部材の構成を示した図である。 実施例2の車両用空調装置がもうけられたインストルメントパネルを示した図である。 実施例2の車両用空調装置のフェイス吹き出し口近傍の断面図である。 実施例2の車両用空調装置のカートリッジ状の香り付与部材を示した図である。 実施例2の車両用空調装置のカートリッジ状の香り付与部材の断面図である。 実施例3の車両用空調装置がもうけられたインストルメントパネルを示した図である。 実施例4の車両用空調装置がもうけられたインストルメントパネルを示した図である。 実施例1の車両用空調装置がもうけられたインストルメントパネルを示した図である。 実施例1の車両用空調装置がもうけられたインストルメントパネルを示した図である。 実施例1の車両用空調装置がもうけられたインストルメントパネルを示した図である。
符号の説明
1…インストルメントパネル
10…運転席側フェイス吹き出し口 11…助手席側フェイス吹き出し口
12…DEF吹き出し口
2…空調風調整装置
3…フェイスダクト
4…収容部 40、41…開口部
5…香り付与部材 5’…カセット状の香り付与部材
50…薬液 51…ケース
52…透過膜 53…外部ケース
54…開口 55…ストッパ
6…蓋部材
7…エアピュリファイヤー 70…エアピュリフィルタ

Claims (4)

  1. 空調風を調整する空調風調整手段と、
    車室内に開口した吹き出し口と該空調風調整手段とを連通し該空調風調整手段において調整された該空調風を流す空調風ダクトと、
    を有する車両用空調装置において、
    該空調風ダクトの該吹き出し口近傍に該空調風に香りを付与する香り発生手段をもうけたことを特徴とする車両用空調装置。
  2. 前記香り発生手段は、
    香料を貯留する香料貯留部と、該香料が揮発する揮発面部と、をもつ香り発生部材と、
    該香り発生部材を該揮発面部が該空調風の流れ方向に沿った状態で配設する保持手段と、
    を有する請求項1記載の車両用空調装置。
  3. 前記保持手段は、車室内に開口した挿入口から前記香り発生部材を所定の位置に配設する請求項2記載の車両用空調装置。
  4. 前記吹き出し口は、フェイス吹き出し口である請求項1記載の車両用空調装置。
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