JP2006088406A - 印刷装置及び印刷方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】印刷途中での印刷の中断を無くし、全体として印刷時間の短縮を図る。
【解決手段】これから印刷する画像データ全体又はその一部のガンマ変換処理を行い、全発熱素子又はその一部の発熱素子の通電時間データΣを生成し、生成した全発熱素子又はその一部の発熱素子の通電時間データΣに基づいた発熱温度データTpreに基づいて、印刷する画像データを印刷した後のサーマルヘッドの温度を予測した予測温度データTを生成し、この予測温度データTと所定温度データTlimitとを比較し、予測温度データTが所定温度データTlimitより大きいとき、印刷媒体への発熱素子の発熱エネルギを下げると共に印刷速度を下げるようにしたので、従来のように、オーバーヒートによる印刷の中断が無くなり、全体として印刷時間の短縮を図ることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、印刷媒体を走行させる走行手段と、印刷媒体の走行方向に対して直交する方向に発熱素子がライン状に配列されたサーマルヘッドを備えた印刷ヘッドを有する印刷装置及び印刷方法に関する。
従来、サーマルヘッドを備えたサーマルプリンタには、昇華方式、溶融方式、感熱方式等がある。これらの方式に使用されるサーマルヘッドは、複数の発熱素子がライン状に配列されており、これら複数の発熱素子に階調レベルに応じて通電量を制御し、その際に発生する熱エネルギを利用して各種印刷媒体に印刷を行う。
ここで、サーマルプリンタについて説明すると、図4に示すように、サーマルプリンタは、ガイドローラ101によりガイドされ、キャプスタン102とピンチローラ103とで印刷媒体104を挟持して走行させる。また、このサーマルプリンタには、インクリボンカートリッジが装着され、巻取リール106が回転駆動されることによって、インクリボン105を供給リール107から巻取リール106に走行させる。インクリボン105のインクを印刷媒体104に転写する印刷位置には、サーマルヘッド108とプラテンローラ109とが対向配置されている。インクリボン105のインクは、サーマルヘッド108によって昇華され、印刷媒体104に転写される。
サーマルヘッド108は、図5に示すように、セラミック基板111にグレース層112を介して発熱抵抗体等でなる発熱素子113がライン状に設けられ、その上層に、発熱素子113を保護する保護層114が設けられてなる。セラミック基板111は、放熱特性に優れ、発熱素子113の蓄熱を防止する機能を有する。また、グレース層112は、発熱素子113を印刷媒体104やインクリボン105に当接させるため、発熱素子113を印刷媒体104やインクリボン105に突出させるものであり、また、発熱素子113の熱がセラミック基板111に吸収され過ぎないようにするためのバッファ層となる。サーマルヘッド108は、印刷媒体104との間に介在するインクリボン105のインクを発熱素子113で昇華させて印刷媒体104に転写する。
ところで、これらサーマルヘッド108は、熱容量を持っており、発熱素子113で発生する熱は、遅延して印刷媒体104へ伝達されるため、印刷に直接必要な熱よりも発熱素子113そのものの熱の方が温度が高い状態となっている。また、連続印刷を行うことができるサーマルプリンタでは、連続印刷によりサーマルヘッド108に蓄熱されてしまう。印刷初期とある程度連続印刷を行った後とでは、ある程度連続印刷を行った後の方がサーマルヘッド108の温度が高くなり、この結果、印刷される画像の濃度が濃くなり過ぎてしまう。
これを解決するためにサーマルヘッド108の蓄熱量を加味した熱補正技術を導入し、蓄熱が多い程サーマルヘッド108が印刷のために新たに発熱する発熱エネルギを下げる各種のサーマルプリンタが実現されている。しかしながら、例えばサーマルプリンタの場合は、蓄熱が昇華温度付近になると、印刷のために発熱エネルギをサーマルヘッド108に加えなくても昇華性インクが昇華して印刷媒体104に移行する問題が残っている。特に、高速印刷を実現するために、高感度のインクリボン105や印刷媒体104が用いられると、発熱素子113による発熱を行うことなく、サーマルヘッド108の蓄熱だけで昇華温度になってしまうおそれがある。
また、図6に示すように、サーマルヘッド108に用いられている発熱素子113は、高温化で抵抗値が変化する物性を有する。すなわち、発熱素子113は、発熱温度T1から抵抗値が変化し始め、発熱温度T2において、破壊されてしまう。高速印刷を実現する場合には、印刷媒体104の速度が速くなることから、発熱素子113の発熱温度を高くする必要がある。また、連続印刷を行う場合も、長時間に亘って発熱素子113が駆動され続けるため、サーマルヘッド108が蓄熱してしまう。しかしながら、発熱素子113は、温度が高くなりT1を超えると、抵抗値が変化してしまい、発熱素子113の発熱エネルギが変化し、印刷において濃度ムラを引き起こしてしまう。発熱素子113の抵抗値は、1%程度変化するだけで、印刷された画像に、人間によって目視可能な程度の濃度ムラとなって現れてしまう。
以上のような問題点を解決する手段として、下記特許文献1に記載された技術がある。この特許文献1では、サーマルヘッドの温度を検出し、サーマルヘッドのオーバーヒートの発生が検知されたとき、サーマルヘッドへの通電を停止し、オーバーヒートが解消されるまで通電停止状態のまま紙送りを続け、サーマルヘッドの放熱を行うことが記載されている。すなわち、特許文献1では、所謂印刷媒体の空送りを行い、サーマルヘッドに蓄積した熱を、印刷媒体及びプラテンローラを介して効率よく放出し、印刷品質低下の要因であるオーバーヒートを解消する。
特許文献1によれば、オーバーヒートしたサーマルヘッドを効率よく冷却し、印刷再開までの待機時間を短縮することが可能となったが、空送りした印刷媒体を通電停止時の印刷位置まで逆送して再セットしてから印刷動作を再開する必要がある。したがって、この特許文献1によっても、十分な印刷時間の短縮を行うことはできない。
特に、夜景等濃度の濃い画像を多数枚高速印刷する場合には、サーマルヘッドの発熱量が大きいため、頻繁にオーバーヒートによる休止や冷却を繰り返す結果となり、使用者にとって待ち時間が増加し、利便性に欠如したものとなってしまう。
特開平11−58808号公報
本発明は、以上のような問題点に鑑みてなされたものであり、印刷途中での印刷の中断を無くし、全体として印刷時間の短縮を図ることができる印刷装置及び印刷方法を提供することを目的とする。
また、本発明は、サーマルヘッドの蓄熱により印刷画像に濃度ムラ等が発生することを防止し、高画質印刷を行うことができる印刷装置及び印刷方法を提供することを目的とする。
更に、本発明は、サーマルヘッドを備えた印刷装置に接続されているときに、上述のような問題が発生することを防止する情報処理装置及びコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る印刷装置は、印刷媒体を走行させる走行手段と、印刷媒体の走行方向に対して直交する方向に発熱素子がライン状に配列されたサーマルヘッドを備えた印刷ヘッドと、これから印刷する画像データ全体又はその一部のガンマ変換処理を行い、全発熱素子又はその一部の発熱素子の通電時間データを生成する変換手段と、上記変換手段で生成した全発熱素子又はその一部の発熱素子の通電時間データに基づいた発熱温度データに基づいて、上記印刷する画像データを印刷した後の上記サーマルヘッドの温度を予測した予測温度データを生成する予測手段と、上記予測温度データと所定温度データとを比較する比較手段と、上記予測温度データが上記所定温度データより大きいとき、上記印刷媒体への上記サーマルヘッドによる印加エネルギを下げる制御手段とを備える。
また、本発明に係る印刷方法は、印刷媒体を走行させる走行手段と、印刷媒体の走行方向に対して直交する方向に発熱素子がライン状に配列されたサーマルヘッドを有する印刷ヘッドとを備えた印刷装置の印刷方法において、これから印刷する画像データ全体又はその一部のガンマ変換処理を行い、全発熱素子又はその一部の発熱素子の通電時間データを生成するステップと、上記生成した全発熱素子又はその一部の発熱素子の通電時間データに基づいた発熱温度データに基づいて、上記印刷する画像データを印刷した後の上記サーマルヘッドの温度を予測した予測温度データを生成するステップと、上記予測温度データと所定温度データとを比較するステップと、上記予測温度データが上記所定温度データより大きいとき、上記印刷媒体への上記サーマルヘッドによる印加エネルギを下げるステップとを有する。
更に、本発明に係る情報処理装置は、印刷媒体を走行させる走行手段と印刷媒体の走行方向に対して直交する方向に発熱素子がライン状に配列されたサーマルヘッドを備えた印刷ヘッドを有する印刷装置に対して印刷する画像データを出力する情報処理装置において、これから印刷する画像データ全体又はその一部のガンマ変換処理を行い、全発熱素子又はその一部の発熱素子の通電時間データを生成する変換手段と、上記変換手段で生成した全発熱素子又はその一部の発熱素子の通電時間データに基づいた発熱温度データに基づいて、上記印刷する画像データを印刷した後の上記サーマルヘッドの温度を予測した予測温度データを生成する予測手段と、上記予測温度データと所定温度データとを比較する比較手段と、上記予測温度データが上記所定温度データより大きいとき、上記印刷媒体への上記サーマルヘッドによる印加エネルギを下げるように画像データの補正データを生成する制御手段と、上記制御手段で補正された補正データを上記印刷装置に出力する出力手段とを備える。
更に、本発明に係るコンピュータプログラムは、記録媒体に記録されて又はネットワークを介して拡布されるものであり、印刷媒体を走行させる走行手段と印刷媒体の走行方向に対して直交する方向に発熱素子がライン状に配列されたサーマルヘッドを備えた印刷ヘッドを有する印刷装置と接続されたコンピュータにより実行可能なコンピュータプログラムにおいて、これから印刷する画像データ全体又はその一部のガンマ変換処理を行い、全発熱素子又はその一部の発熱素子の通電時間データを生成するステップと、上記生成した全発熱素子又はその一部の発熱素子の通電時間データに基づいた発熱温度データに基づいて、上記印刷する画像データを印刷した後の上記サーマルヘッドの温度を予測した予測温度データを生成するステップと、上記予測温度データと所定温度データとを比較するステップと、上記予測温度データが上記所定温度データより大きいとき、上記印刷媒体への上記サーマルヘッドによる印加エネルギを下げるように画像データの補正データを生成するステップとを有する。
本発明によれば、これから印刷する画像データ全体又はその一部のガンマ変換処理を行い、全発熱素子又は一部の発熱素子の通電時間データを生成し、生成した全発熱素子又は一部の発熱素子の通電時間データに基づいた発熱温度データに基づいて、印刷する画像データを印刷した後のサーマルヘッドの温度を予測した予測温度データを生成し、この予測温度データと所定温度データとを比較し、予測温度データが所定温度データより大きいとき、印刷媒体へのサーマルヘッドによる印加エネルギを下げるようにしたので、従来のように、オーバーヒートによる印刷の中断が無くなり、全体として印刷時間の短縮を図ることができる。また、印刷される画像に濃度ムラが無くなり、印刷画質の向上を図ることができる。
以下、本発明を適用したプリンタ装置を図面を参照して説明する。ここでは画像データ全体を対象に全発熱素子の通電時間データを生成する方式を説明する。一部画像データを使う方式では、図2のフローチャート上で標準印画モードのγ作成を全画素に渡り行う必要性が出てくる以外は、同じ様な流れである。
本発明を適用したプリンタ装置1は、サーマルプリンタであり、上記図4及び図5に示した構成を有する。すなわち、このプリンタ装置1は、ガイドローラ101によりガイドされ、キャプスタン102とピンチローラ103とで印刷媒体104を挟持して走行させる。また、このプリンタ装置1には、インクリボンカートリッジが装着され、巻取リール106が回転駆動されることによって、インクリボン105を供給リール107から巻取リール106に走行させる。インクリボン105のインクを印刷媒体104に転写する印刷位置には、サーマルヘッド108とプラテンローラ109とが対向配置されている。インクリボン105のインクは、サーマルヘッド108によって昇華され、印刷媒体104に転写される。インクリボン105は、イエローインク、マゼンタインク、シアンインク、保護フィルムを1画像分として、フィルムに直列に設けられており、順次、サーマルヘッド108により昇華され印刷媒体104に転写される。
サーマルヘッド108は、図5に示すように、セラミック基板111にグレース層112を介して発熱抵抗体等でなる発熱素子113がライン状に設けられ、その上層に、発熱素子113を保護する保護層114が設けられてなる。セラミック基板111は、放熱性に優れ、発熱素子113の蓄熱を防止する機能を有する。また、グレース層112は、発熱素子113を印刷媒体104やインクリボン105に当接させるため、発熱素子113を印刷媒体104やインクリボン105に突出させるものであり、また、発熱素子113の熱がセラミック基板111に吸収され過ぎないようにするためのバッファ層となる。
サーマルヘッド108は、1ラインずつ印刷媒体104との間に介在するインクリボン105のインクを発熱素子113で加熱し昇華させて印刷媒体104に転写する。このサーマルヘッド108は、印刷媒体104に周囲に余白を設けた余白あり印刷を行う他、周囲の余白を無くした余白無し印刷を行うことができる。余白無し印刷を行うとき、サーマルヘッド108は、機械的な精度誤差を吸収するため印刷媒体104の幅よりやや広い範囲で駆動される。また、このプリンタ装置1は、L判(89mm×127mm)やKG判(106mm×156mm)といった様々なサイズの印刷媒体104に画像データを印刷することができる。更に、このプリンタ装置1は、連続して画像データを印刷媒体104に印刷する連続印刷を行うことができる。
以上のように構成されたプリンタ装置1の回路構成について説明すると、図1に示すように、プリンタ装置1は、画像データが入力されるインタフェース(以下、単にI/Fという。)11と、I/F11より入力された画像データを蓄積する画像メモリ12と、制御プログラム等が格納される制御メモリ13と、全体の動作を制御する制御部14とが、バス15を介して接続されている。また、このバス15には、印刷媒体104を給紙部から排紙部まで走行させる走行部16やサーマルヘッド108が接続されている。
I/F11は、印刷する画像を表示するLCD(Liquid Crystal Display)やCRT(Cathode Ray Tube)等の表示装置、記録媒体が装着される記録及び/又は再生装置等の電気機器が接続される。例えば、表示装置に動画が表示されているとき、ユーザが選択した静止画像データが入力される。また、I/F11は、記録及び/又は再生装置が接続されているとき、光ディスク、ICカード等の記録媒体に記録されている静止画像データが入力される。なお、このI/F11には、USB(Universal Serial Bus)、IEEE(the Institute of Electrical and Electronic Engineers)1394、ブルートゥース(Bluetooth)等の規格に基づいて有線又は無線で電気機器が接続される。
画像メモリ12には、少なくとも画像データを1枚分記憶することができる容量を有し、I/F11より入力された印刷する画像データが入力され、一時的に保存される。制御メモリ13は、プリンタ装置1の全体の動作を制御する制御プログラム等が格納されている。制御部14は、制御メモリ13に格納された制御プログラムに基づいて全体の動作を制御する。制御部14は、ユーザにより、L判、KG判の何れのサイズの印刷媒体104が選択されたかを判断し、選択された印刷媒体104を走行部16で走行させるようにする。また、制御部14は、ユーザにより余白無し印刷が選択されたとき、サーマルヘッド108を、ユーザが選択した印刷媒体104の幅より広い範囲で駆動させる。更に、制御部14は、例えば、画像メモリ12に格納された画像データを構成する画素データに基づいて発熱素子113の通電時間データを生成し、この通電時間データに基づいて、画像メモリ12に格納された画像データを印刷した場合の発熱素子113の予測温度データを生成し、この予測温度データに基づいて、発熱素子113の発熱エネルギや印刷媒体104の走行速度を制御する。
走行部16は、例えば、上述した印刷媒体104を走行するためのキャプスタン102を駆動するためのモータやモータの駆動力をキャプスタン102に伝達する伝達機構を有する。また、走行部16は、印刷媒体104の走行をガイドする上述したガイドローラ101等を有する。モータは、制御部14に制御され、印刷媒体104の走行速度等を可変する。
また、本発明を適用したプリンタ装置1に用いられるサーマルヘッド108では、従来のサーマルヘッド108に比べ、更に発熱素子113の温度又は発熱素子113の周辺部の温度を測定する温度検出部108aが設けられている。この温度検出部108aは、発熱素子113の温度又は発熱素子113の周辺部の温度、すなわちサーマルヘッドの温度を測定し、現在の温度データを制御部14に出力する。
以上のようなプリンタ装置1は、通常の印刷を行う標準印画モードとサーマルヘッド108の温度が蓄熱により高くなったとき例外的に設定される低速印画モードとを有する。標準印画モードは、従来のプリンタより高速で印刷を行うモードであり、発熱素子113の単位面積当たりの瞬時発熱量を従来より高め、印刷媒体104の走行速度も従来より速く設定されている。一方、低速印画モードは、標準印画モードに比べ、発熱素子113の単位面積当たりの瞬時発熱量を低くし、また、印刷媒体104の走行速度も標準印画モードより遅くし、サーマルヘッド108の蓄熱を、印刷媒体104やプラテンローラ109にも多く放熱できるようにし、サーマルヘッド108の温度を下げるモードである。制御部14は、画像メモリ12に格納された画像データを印刷した際のサーマルヘッド108の温度を予測し、温度が高くなり過ぎる場合に、低速印画モードを選択するようにする。
具体的に、制御部14は、図2に示す手順に従って標準印画モードと低速印画モードとの切り換えを行う。すなわち、ステップS1において、制御部14は、I/F11より印刷する画像データが入力されると、画像メモリ12に入力された画像データを保存する。ステップS2において、制御部14は、画像メモリ12に格納された画像データの色変換処理を行う。すなわち、画像メモリ12に格納された画像データは、色変換処理のため展開され、光の3原色R(レッド),G(グリーン),B(ブルー)より構成されるデータから印刷色であるC(シアン),M(マゼンタ),Y(イエロー)により構成される階調画像データへと変換される。
ステップS3において、制御部14は、制御部14は、標準印画モードに合わせた画素データのガンマ変換を行い、印刷するのに必要な発熱素子113への通電時間データ、すなわち印刷媒体104への印加エネルギに変換する。ステップS4において、制御部14は、画像メモリ12に格納された画像データの全画素のガンマ変換を行ったかを判断し、全画素のガンマ処理を終了したとき、ステップS5に進み、終了していないとき、ステップS4の判断を繰り返す。なお、ここでのガンマ変換は、演算量を減らすために、画像データの一部を用いて行うようにしてもよい。
ステップS5において、制御部14は、印加エネルギの総和、すなわち発熱素子113の通電時間の総和Σを算出する。
ステップS6において、制御部14は、温度検出部108aが測定した発熱素子113の温度又は発熱素子113の周辺部、すなわちサーマルヘッドの温度データTnowを取得する。例えば、温度検出部108aが生成する温度データTnowは、連続印刷が行われているときには直前まで発熱素子113が駆動していることから、休止状態と比べて高温となり、また、連続印刷を何枚も行うときには枚数が多くなる程高温を示すことになる。
ステップS7において、制御部14は、ステップS5で算出した通電時間の総和データΣに基づいて、画像メモリ12に格納された画像データを印刷したときの発熱温度データTpreを算出する。具体的に、ここで算出する発熱温度データTpreは、これから印刷する画像メモリ12に格納された画像データを実際に印刷したとき発熱素子113の温度又は発熱素子113の周辺部の温度上昇分である。この発熱温度データTpreは、夜景等の濃度の濃い画像を印刷するときには、濃度の薄い画像を印刷するときより値が大きくなる。そして、制御部14は、現在の温度データTnowと算出した発熱温度データTpreとに基づいて、画像メモリ12に格納された画像データを印刷したときの発熱素子113の温度又は発熱素子113の周辺部の予測温度データTを算出する。この予測温度データTは、現在の温度データTnowに発熱温度データTpreを加算した温度である。なお、制御部14は、予測温度データTを算出するに当たって、印刷媒体104、インクリボン105、プラテンローラ109等への放熱分を考慮して算出するようにしても良い。
ステップS8において、制御部14は、予測温度データTが設定値である所定温度データTlimitより大きいかどうかを判断する。ここで、所定温度データTlimitは、発熱素子113の温度制御が不能となりオーバーヒートとなる温度又はその温度よりやや低めの温度である。また、所定温度データTlimitは、印刷媒体104に所定濃度で印刷を行う際に、サーマルヘッド108の蓄熱によって、発熱素子113の温度が高くなり、印画結果が濃くなり過ぎてしまう温度又はその温度よりやや低めの温度である。制御部14は、予測温度データTが所定温度データTlimitより大きくないとき、ステップS9に進み、標準印画モードを維持する。また、制御部14は、予測温度データTが所定温度データTlimitより大きいとき、ステップS11に進み、低速印画モードとなる。
標準印画モードでは、制御部14は、ステップS10において、標準印画モード用の蓄熱補正処理を行う。なお、ここでのガンマ変換を画像データの一部について行った場合には、標準印画モードのγ作成を全画素に渡り行う。また、低速印画モードでは、制御部14は、ステップS12において、低速印画モードに応じたガンマ変換処理を行う。具体的に、制御部14は、発熱素子113の通電時間を短くするガンマ変換処理を行う。ステップS3で行ったガンマ変換処理は、標準印画モードに合わせたものだからである。そして、制御部14は、ステップS13において、低速印画用モードに合わせた蓄熱補正処理を行う。
制御部14は、ステップS14において、画像メモリ12に格納されているステップS3又はステップS11でガンマ変換処理された画像データを、PWM変調(Pulse Width Modulation)をする。制御部14は、ステップS15において、印刷する画像データに応じて、サーマルヘッド108を駆動し、印刷媒体104に画像を印刷する。具体的に、制御部14は、ステップS11で標準印刷モードに設定されているとき、走行部16を、印刷媒体104が高速で走行するようにモータ等を制御すると共に、発熱素子113の単位面積当たりの瞬時発熱量を高めた状態で、高速印刷を行う。また、制御部14は、ステップS11で低速印刷モードに設定されているとき、走行部16を、印刷媒体104が低速で走行するようにモータ等を制御する。低速で印刷するときには、発熱素子113の印刷媒体104への印加エネルギを下げることができ、サーマルヘッド108の発熱を抑えることができる。そして、発熱素子113の蓄熱は、セラミック基板111より放熱される他、インクリボン105、印刷媒体104、プラテンローラ109等を介して放熱される。低速印画用モードでは、印刷媒体104の速度が遅くされることで、発熱素子113の発熱量を下げることができ、サーマルヘッド108の蓄熱温度を低下させることができる。
以上のようなプリンタ装置1は、入力された画像データより、サーマルヘッド108に印加される通電時間データに基づいて発熱量を事前に算出し、この算出結果に基づいて印刷媒体104の走行速度と発熱素子113の発熱量とを制御し、印刷速度を遅くすることで、サーマルヘッド108の放熱を促し、印刷途中に印刷が休止することを防止することができる。したがって、このプリンタ装置1では、従来のように、印刷を休止してサーマルヘッド108の放熱を行う場合に比べて、全体の印刷時間の短縮を図ることができる。また、プリンタ装置1では、発熱素子113の発熱量の大きい夜景のような濃度が濃い画像の高速印刷又は連続印刷したときにも、サーマルヘッド108の温度が高くなり過ぎることを防止することができることから、高感度のインクリボン105や印刷媒体104を使用することができ、更に、印刷される画像に濃度ムラやスジが発生することを防止することができる。
以上のプリンタ装置1では、温度検出部108aで現在の発熱素子113の温度又は発熱素子113の周辺部の温度を実測するようにしたが、画像メモリ12に格納された画像データを印刷する前の発熱素子113の温度又は発熱素子113の周辺部の温度は、直前の印刷時刻から現在までの経過時間、実験等に基づいて算出したこの経過時間における放熱量等を考慮して算出するようにしても良い。
また、以上の例では、標準印画モードと低速印画モードで切り換える場合を説明したが、予測温度データTの値に基づいて、印刷速度を更に細かく切り換えるようにしても良い。この場合、予測温度データTが所定温度データTlimitに近い程、印刷媒体104の走行速度を遅くすると共に発熱素子113の発熱量を小さくする制御を行うことになる。
更に、予測温度データTが所定温度データTlimitより大きくなるとき、印刷媒体104の走行速度を遅くし発熱素子113の発熱量を小さくするのではなく、冷却ファン等によってサーマルヘッド108を冷却し、印刷媒体104への印加エネルギを下げるようにしたり、発熱素子113への印加電圧を下げるようにしても良い。
また、本発明は、図3に示すように、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置20にインストールされるソフトウェアで構成されたプリンタドライバ21で構成しても良い。この場合、プリンタドライバ21では、上記ステップS6を除くステップS1乃至ステップS13までの処理を行う。ここで用いられるプリンタ装置22は、上述のようにサーマルヘッド108を備え、更に、発熱素子113の温度又は発熱素子113の周辺部の温度データTnowを測定する温度検出部108aを備えた装置である。プリンタドライバ21は、温度検出部108aがプリンタ装置1側に設けられているので、現在の温度データTnowを、I/F20a,22aを介してプリンタ装置22から取得し、ステップS7の処理、すなわち予測温度データTを算出する。そして、プリンタドライバ21は、ステップS10又はステップS13で蓄熱補正された処理データを、情報処理装置20のI/F20aを介してプリンタ装置22のI/F22aに出力する。このプリンタ装置22は、上述のようにサーマルヘッド108を備えた装置であり、情報処理装置20から入力されたデータに対して上記ステップS14及びステップS15の処理を行う。このプリンタドライバ21は、光ディスク等の記録媒体やネットワークを介して情報処理装置20のハードディスク等にインストールすることができる。
更に、本発明は、サーマルヘッド108の他、発熱抵抗体でインクに気泡を発生させてインクを吐出するインクジェットのプリンタヘッドであって、発熱抵抗体がライン状に配列されたラインヘッドにも適用することができる。
本発明を適用したプリンタ装置のブロック図である。 上記プリンタ装置の動作を説明するフローチャートである。 本発明をソフトウェアで構成したときのハードウェアの構成を示す図である。 サーマルプリンタの構成を示す図である。 サーマルヘッドの正面図である。 サーマルヘッドに用いられる発熱抵抗体の熱と抵抗値変化率との関係を示す図である。
符号の説明
1 プリンタ装置、11 I/F、12 画像メモリ、13 制御メモリ、14 制御部、q5 バス、16 走行部、101 ガイドローラ、102 キャプスタン、103 ピンチローラ、104 印刷媒体、105 インクリボン、106 巻取リール、107 供給リール、108 サーマルヘッド、108a 温度検出部、109 プラテンローラ、111 セラミック基板、112 グレース層、113 発熱素子

Claims (10)

  1. 印刷媒体を走行させる走行手段と、
    印刷媒体の走行方向に対して直交する方向に発熱素子がライン状に配列されたサーマルヘッドを備えた印刷ヘッドと、
    これから印刷する画像データ全体又はその一部のガンマ変換処理を行い、全発熱素子又はその一部の発熱素子の通電時間データを生成する変換手段と、
    上記変換手段で生成した全発熱素子又はその一部の発熱素子の通電時間データに基づいた発熱温度データに基づいて、上記印刷する画像データを印刷した後の上記サーマルヘッドの温度を予測した予測温度データを生成する予測手段と、
    上記予測温度データと所定温度データとを比較する比較手段と、
    上記予測温度データが上記所定温度データより大きいとき、上記印刷媒体への上記サーマルヘッドによる印加エネルギを下げる制御手段とを備える印刷装置。
  2. 更に、上記サーマルヘッドの温度を測定し、現在の温度データを生成する温度測定手段を備え、
    上記予測手段は、上記変換手段で生成した全発熱素子又はその一部の発熱素子の通電時間データに基づいた発熱温度データと上記温度測定手段が測定した現在のサーマルヘッドの温度データとに基づいて、上記印刷する画像データを印刷した後の上記サーマルヘッドの温度を予測した予測温度データ生成することを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  3. 上記制御手段は、上記走行手段による印刷媒体の走行速度を遅くすると共に、上記サーマルヘッドの発熱量を低下させることを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  4. 印刷媒体を走行させる走行手段と、印刷媒体の走行方向に対して直交する方向に発熱素子がライン状に配列されたサーマルヘッドを有する印刷ヘッドとを備えた印刷装置の印刷方法において、
    これから印刷する画像データ全体又はその一部のガンマ変換処理を行い、全発熱素子又はその一部の発熱素子の通電時間データを生成するステップと、
    上記生成した全発熱素子又はその一部の発熱素子の通電時間データに基づいた発熱温度データに基づいて、上記印刷する画像データを印刷した後の上記サーマルヘッドの温度を予測した予測温度データを生成するステップと、
    上記予測温度データと所定温度データとを比較するステップと、
    上記予測温度データが上記所定温度データより大きいとき、上記印刷媒体への上記サーマルヘッドによる印加エネルギを下げるステップとを有する印刷方法。
  5. 更に、上記サーマルヘッドの温度を測定し、現在の温度データを生成するステップを有し、
    上記予測温度データは、上記生成した全発熱素子又はその一部の発熱素子の通電時間データに基づいた発熱温度データと上記現在のサーマルヘッドの温度データとに基づいて生成されることを特徴とする請求項4記載の印刷方法。
  6. 上記走行手段による印刷媒体の走行速度を遅くすると共に、上記サーマルヘッドの発熱量を低下させて、上記印刷媒体への上記サーマルヘッドによる印加エネルギを下げることを特徴とする請求項5記載の印刷方法。
  7. 印刷媒体を走行させる走行手段と印刷媒体の走行方向に対して直交する方向に発熱素子がライン状に配列されたサーマルヘッドを備えた印刷ヘッドを有する印刷装置に対して印刷する画像データを出力する情報処理装置において、
    これから印刷する画像データ全体又はその一部のガンマ変換処理を行い、全発熱素子又はその一部の発熱素子の通電時間データを生成する変換手段と、
    上記変換手段で生成した全発熱素子又はその一部の発熱素子の通電時間データに基づいた発熱温度データに基づいて、上記印刷する画像データを印刷した後の上記サーマルヘッドの温度を予測した予測温度データを生成する予測手段と、
    上記予測温度データと所定温度データとを比較する比較手段と、
    上記予測温度データが上記所定温度データより大きいとき、上記印刷媒体への上記サーマルヘッドによる印加エネルギを下げるように画像データの補正データを生成する制御手段と、
    上記制御手段で補正された補正データを上記印刷装置に出力する出力手段とを備える情報処理装置。
  8. 上記予測手段は、上記変換手段で生成した全発熱素子又はその一部の発熱素子の通電時間データと上記印刷装置から入力された現在のサーマルヘッドの温度データとに基づいて、上記印刷する画像データを印刷した後の上記サーマルヘッドの温度を予測し予測温度データを生成する請求項7記載の情報処理装置。
  9. 印刷媒体を走行させる走行手段と印刷媒体の走行方向に対して直交する方向に発熱素子がライン状に配列されたサーマルヘッドを備えた印刷ヘッドを有する印刷装置と接続されたコンピュータにより実行可能なコンピュータプログラムにおいて、
    これから印刷する画像データ全体又はその一部のガンマ変換処理を行い、全発熱素子又はその一部の発熱素子の通電時間データを生成するステップと、
    上記生成した全発熱素子又はその一部の発熱素子の通電時間データに基づいた発熱温度データに基づいて、上記印刷する画像データを印刷した後の上記サーマルヘッドの温度を予測した予測温度データを生成するステップと、
    上記予測温度データと所定温度データとを比較するステップと、
    上記予測温度データが上記所定温度データより大きいとき、上記印刷媒体への上記サーマルヘッドによる印加エネルギを下げるように画像データの補正データを生成するステップとを有するコンピュータプログラム。
  10. 上記予測温度データは、上記生成した全発熱素子又はその一部の発熱素子の通電時間データに基づいた発熱温度データと上記印刷装置から入力された現在のサーマルヘッドの温度データとに基づいて生成されることを特徴とする請求項9記載のコンピュータプログラム。
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