JP2007076217A - プリンタ、およびサーマルヘッドの休止時間設定方法 - Google Patents
プリンタ、およびサーマルヘッドの休止時間設定方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】 サーマルヘッド40の温度と該温度に対応する休止時間の情報とを予め対応させて休止時間設定テーブル31に記憶しておき、所定の一定枚数(例えば、10枚)をプリントするごとに、サーマルヘッド40の温度情報を基に休止時間設定テーブル31を参照し、サーマルヘッド40の温度に対応した休止時間を取得し、この休止時間に従い、サーマルヘッド40を冷却のために休止する。
【選択図】 図1
Description
また、サーマルヘッド40は、図4(b)に示すように形成する画像の1ライン分の発熱抵抗体41からなり(発熱抵抗体が複数ライン配置される場合もある)、これらの発熱抵抗体41にパルス通電することにより、インクリボン54の染料または顔料がプリント用紙52に転写される。
しかしながら、本発明は、高速で大量のプリントを行う際に、サーマルヘッドの休止時間を適宜に設定することにより、総合的に見て、そのプリント効率を向上させようとするものであり、従来技術の印刷ヘッドの冷却構造とは、発明の構成が異なるものである。
しかしながら、本発明は、高速で大量のプリントを行う際に、サーマルヘッドの休止時間を適宜に設定することにより、総合的に見て、そのプリント効率を向上させようとするものであり、従来技術の印刷ヘッドの冷却構造とは、発明の目的と構成が異なるものである。
このような構成により、サーマルヘッドの温度と該温度に対応する休止時間の情報とを予め対応させて休止時間設定テーブルに記憶しておき、所定の一定枚数(例えば、10枚)をプリントするごとに、サーマルヘッドの温度情報を基に休止時間設定テーブルを参照し、サーマルヘッドの温度に対応した休止時間を取得し、この休止時間をサーマルヘッドに与える。例えば、サーマルヘッドのサーマルプロテクト温度を70℃とした場合、70℃まで温度が上昇すると冷却に時間がかかる。そこでサーマルヘッドの温度が例えば50℃、60℃に達した場合に強制的な休止時間をもうける。例えば、50℃以上の場合は1秒、60℃以上の場合は1.5秒などとする。
このように、所定の一定枚数(例えば、10枚)をプリント処理するごとに休止時間を追加することで、その分のプリント時間は長くなるが、サーマルプロテクト温度に達するまでのプリント枚数が増え、トータル(全体)としてはプリント時間が短縮される。
このような構成により、プリントするトータル枚数の情報をプリント前に取得し、この情報を基に、休止時間設定テーブル内の休止時間を設定する。例えば、プリント枚数が10枚ならサーマルプロテクト温度まで達しないことが明らかであれば、休止時間設定テーブル内の休止時間を0秒に設定する。このように、トータルのプリント枚数に応じて休止時間の設定を変える。
これにより、トータルのプリント枚数に応じたサーマルヘッド休止時間を設定でき、不必要な休止時間を設けることなく、プリント時間を短縮することができる。
このような構成により、プリントする事前情報としてプリントの印字率(濃度、色、面積)情報を取得し、この印字率の情報に応じて休止時間を設定する。例えば、濃度が低く、プリントする面積も少なく、サーマルプロテクト温度まで達しないことが明らかであれば休止時間設定テーブル中の休止時間を0秒とする。
これにより、プリント画像の画像印字率情報に応じたサーマルヘッド休止時間が設定でき、不必要な休止時間を設けることなく、プリント時間を短縮することができる。
このような手順により、サーマルヘッドの温度と該温度に対応する休止時間の情報とを予め対応させて休止時間設定テーブルに記憶しておき、所定の一定枚数(例えば、10枚)をプリントするごとに、サーマルヘッドの温度情報を基に休止時間設定テーブルを参照し、サーマルヘッドの温度に対応した休止時間を取得し、この休止時間をサーマルヘッドに与える。例えば、サーマルヘッドのサーマルプロテクト温度を70℃とした場合、70℃まで温度が上昇すると冷却に時間がかかる。そこでサーマルヘッドの温度が例えば50℃、60℃に達した場合に強制的な休止時間をもうける。例えば、50℃以上の場合は1秒、60℃以上の場合は1.5秒などとする。
このように、所定の一定枚数(例えば、10枚)をプリント処理するごとに休止時間を追加することで、その分のプリント時間は長くなるが、サーマルプロテクト温度に達するまでのプリント枚数が増え、トータル(全体)としてはプリント時間が短縮される。
最初に、本発明によるプリンタの概要について説明する。昇華型プリンタのサーマルヘッドのサーマルプロテクト温度を例えば70℃とした場合、70℃まで温度が上昇すると冷却に時間がかかる。そこでサーマルヘッドの温度が例えば50℃、60℃に達した場合に強制的な休止時間をもうける。例えば、50℃以上の場合は1秒、60℃以上の場合は1.5秒などとする。
図1は、本発明による昇華型プリンタの構成例を示す図であり、本発明に直接関係する部分を示したものである。図1に示すプリンタ1において、11は、CPU等を含み、プリンタの各部を制御する主制御部である。12は、外部のホストコンピュータ等(図示せず)からプリント対象となる画像を、YMC(イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C))等の入力画像データにより受信し記憶する入力バッファである。13は、外部から受信したYMC入力画像データを、インクリボンに対応したプリント用画像データに変換するプリント用画像データ生成部である。
Claims (4)
- インクリボンを用紙に押し当て、該インクリボンに対してサーマルヘッドにより熱を加えることによってインクをプリント用紙に転写し印刷を行うプリンタであって、
サーマルヘッドの温度と該温度に対応する休止時間の情報とを休止時間設定テーブルに記録する休止時間設定テーブル記憶手段と、
前記サーマルヘッドの温度情報を取得するサーマルヘッド温度情報取得手段と、
プリント枚数を計数し、所定の一定枚数がプリントされたことを、その度ごとに検出するプリント枚数検出手段と、
前記プリント枚数検出手段により所定の一定枚数がプリントされたことを検出した際に、前記サーマルヘッドの温度情報を基に前記休止時間設定テーブルを参照し、該サーマルヘッドの温度に対応した休止時間を取得する休止時間取得手段と、
前記休止時間取得手段により取得した休止時間を前記サーマルヘッドに与えるサーマルヘッド休止手段と
を備えることを特徴とするプリンタ。 - プリントするトータルプリント枚数の情報を取得するトータルプリント枚数取得手段と、
前記休止時間設定テーブルにおける休止時間の情報を、プリントするトータルプリント枚数に応じて設定するトータルプリント枚数対応休止時間設定手段と
を備えることを特徴とする請求項1に記載のプリンタ。 - プリントする画像データを基に、プリント画像の印字率の情報を取得する画像印字率情報取得手段と、
前記休止時間設定テーブルにおける休止時間の情報を、前記プリント画像の画像印字率情報に基づき設定する画像印字率情報対応休止時間設定手段と
を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のプリンタ。 - インクリボンを用紙に押し当て、該インクリボンに対してサーマルヘッドにより熱を加えることによってインクをプリント用紙に転写し印刷を行うプリンタにおけるサーマルヘッドの休止時間設定方法であって、
前記プリント内の制御部により、
サーマルヘッドの温度と該温度に対応する休止時間の情報とを休止時間設定テーブルに記録する休止時間設定テーブル記憶手順と、
前記サーマルヘッドの温度情報を取得するサーマルヘッド温度情報取得手順と、
プリント枚数を計数し、所定の一定枚数がプリントされたことを、その度ごとに検出するプリント枚数検出手順と、
前記プリント枚数検出手順により所定の一定枚数がプリントされたことを検出した際に、前記サーマルヘッドの温度情報を基に前記休止時間設定テーブルを参照し、該サーマルヘッドの温度に対応した休止時間を取得する休止時間取得手順と、
前記休止時間取得手順により取得した休止時間を前記サーマルヘッドに与えるサーマルヘッド休止手順と
が行われることを特徴とするサーマルヘッドの休止時間設定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005268114A JP2007076217A (ja) | 2005-09-15 | 2005-09-15 | プリンタ、およびサーマルヘッドの休止時間設定方法 |
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JP2005268114A JP2007076217A (ja) | 2005-09-15 | 2005-09-15 | プリンタ、およびサーマルヘッドの休止時間設定方法 |
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JP2007076217A true JP2007076217A (ja) | 2007-03-29 |
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Family Applications (1)
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JP2005268114A Pending JP2007076217A (ja) | 2005-09-15 | 2005-09-15 | プリンタ、およびサーマルヘッドの休止時間設定方法 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016155318A (ja) * | 2015-02-25 | 2016-09-01 | ブラザー工業株式会社 | 印刷物作成装置 |
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JPH05531A (ja) * | 1990-08-29 | 1993-01-08 | Mita Ind Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2000295447A (ja) * | 1999-04-08 | 2000-10-20 | Ricoh Co Ltd | ファクシミリ装置 |
JP2001010103A (ja) * | 1999-06-29 | 2001-01-16 | Toshiba Tec Corp | サーマルプリンタ |
JP2003145813A (ja) * | 2001-11-08 | 2003-05-21 | Canon Inc | 記録装置、記録ヘッドの冷却方法、及び記録システム |
JP2003159833A (ja) * | 2001-11-28 | 2003-06-03 | Max Co Ltd | 印字装置におけるサーマルヘッドの温度制御方法 |
-
2005
- 2005-09-15 JP JP2005268114A patent/JP2007076217A/ja active Pending
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