JP2006087861A - 介護浴槽 - Google Patents

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Yukio Ishizaka
行雄 石坂
Yukie Ishizaka
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Abstract

【課題】 本発明は、肢体が不自由な人や、高齢者に、在宅でも簡単に使用出来、高額の設備費用を必要とせず、他の椅子にも対応が出来、且つ、充分に暖まる様に肩部までを覆い、サウナ効果を得られる介護浴槽である。
【解決手段】 柔軟で且つ水密な材料で浴槽部を縫製接着し、開口部より足底部11まで水密なファスナー6を付け、出入りを容易にし、肩を覆うべく背面突出部1にはシート状の雄部材2を、これと対応する側壁部材3の前面に雌部材4を取り付け、側壁部材3には、浴槽と椅子12を固定するベルト7を、又その下方に湯量調節ベルト9を付けた介護浴槽である。
【選択図】 図2

Description

本発明は、上部開口部より足底部まで前面が大きく開放され、入浴者の出入りが容易に行われ、且つ、肩部まで覆うことにより、サウナ効果が得られ、収納時には、コンパクトに折り畳める介護浴槽である。
介護人の負担を軽減するために、リフト等の機械浴が開発されたが、設置費用が高額であり、又構造上にも多くの問題が残され、一般家庭に普及するまでには相当の時間が必要と思われる。
上記の機械浴に対し、ベット脇で入浴出来る浴槽、ベットに寝たままで浴槽に入れる設備、また折り畳み簡易浴槽としては、次に示すような特許文献が公開されている。
特許公開平10−127511 この折り畳み浴槽は、椅子部と浴槽部がセットになっており、椅子部のノズルによって浴槽部の開口部を支える構造となっている。従って他のシャワーチェアー等で浴槽部を使用する事は不可能と思われる。又肩部近くまでの深さが無い為に、暖まり具合等のさらなる改善が望まれるものであった。
従来、肢体不自由な人や高齢者の入浴は、介護者が浴室へ抱き抱えて運んだり、又は車椅子に乗せて運んだ後、浴室内で健常者と同様に行ってきた、この為高齢化社会を迎え、介護にあたる人もまた高齢になり、これらの入浴作業は大きな負担となってきている。
しかし、種々の介護浴槽が発明され、前記の折り畳み浴槽では、他の椅子には対応出来ず、又、肩部分迄の暖まり方法には疑問が残された。
上記のような従来技術の問題に対し、本発明は肢体が不自由な人や高齢者に、在宅でも簡単に使用出来、他の椅子にも対応出来、且つ充分に暖まる様に肩まで覆い、サウナ効果をえられる発明に至ったのである。
本発明は、上記課題を解決するため次の手段の手段を取るものである。すなわち介護浴槽の要旨とするところは、柔軟で水密な材料からなり、コンパクトに折り畳み収納が出来る浴槽であり、胸部近傍から床面まで開放し得る水密なファスナーを取り付ける事により、出入りが容易に行えることにある。
入浴者の肩部を覆うべく左右の背面突出部に、それぞれ着脱可能なシート状の雄部材と、これと対応する側壁部材の前面に雌部材を取り付け、突出部を固定することにより、内部の湯によりサウナの効果を得る事ができる。
前記、浴槽に於いて、転倒を防止する為に入浴者の腰部位置に、シャワーチェアーと固定するためのベルトを取り付け、安全性を高めている。
次に、前記の固定ベルトの下方に、湯量調節ベルトを取り付け、ベルトを締める事により、湯量が少なくても充分に暖まる事にある。
本発明の側壁部材は、柔軟で且つ水密な素材で袋状に形成されているが、入浴者の腰部付近と、膝付近に部材のゆとりにダーツを取り、入浴者の体型に対応しやすく形成された介護浴槽である。
本発明は、足底部材より立設する側壁部材によって、袋状の浴槽を形成し、この側壁部材の前面に、上部開口部から床面側まで、開閉し得る水密なファスナーを取り付けることにより、出入りが容易に行われ、且つ側壁は肩部近傍までの高さを有し、肩部を覆うべく背面突出部があるので、サウナ効果と共に保温性も高い、又柔軟な素材により形成されているので収納時には、コンパクトに折り畳み格納出来る。
請求項2の介護浴槽は、側壁部材に取り付けられた固定ベルトがあるので、浴槽部が椅子と一体となり安定感を得られ、又、その下方には湯量調節ベルトがあるので、閉める事により湯量が少なくなり、経済的である。
請求項3の介護浴槽は、前記側壁部材は、柔軟で且つ水密な材料から構成されているが、膝部と、腰部には其々のダーツがあるので部材のゆとりが出来、入浴者も楽に入ることができる。
本発明を実施するための最良の形態
本発明に係る簡易浴槽の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の全体図であり、開口部より足底部11まで、水密なファスナー6を付け、ファスナー6が肌に直接触れないための持ち出し5をつけ、肩を覆うべく背面突出部1にはシート状の雄部材2を、これと対応する側壁部材3の前面に雌部材4を取り付け、側壁部材3には、浴槽と椅子12を固定するベルト7を、又その下方に湯量調節ベルト9がある。
図2は本発明の使用時の図である。背面突出部1の雄部材2と前面の雌部材4を付け、浴槽と椅子12を固定するベルト7があり、その下方に湯量調節ベルト9がある。
図3は本発明の背面図である。浴槽と椅子を固定した固定ベルト7と湯量調節ベルト9がある。
次に、本発明の実施例を、以下に詳しく説明する。
先ず、入浴者を車椅子その他の方法によって浴槽近くまで移動させ、既に市販されている、或いは使用しているシャワーチェアー12上で、石鹸浴後、手すり等につかまり、安全に立位させて椅子12に本件をセットする。
前面が大きく開放されるので、入浴者も出入りしやすく、浴槽部に座らせてファスナー6を閉じる。
次に、転倒防止用のベルト7を椅子12に固定し、好みに応じ湯量調節ベルト9をとめる。
続いて、背面からの突出部1の雄部材2と、前面の雌部材4とを合わせ、体全体を覆うこととなる。
浴槽部内に湯を入れる事となるが、残り湯を汲み入れる場合には、ファスナー6を腹部位迄で汲み入れ、ファスナー6を上まで上げシャワー等からお湯を満たす。なおシャワー等から適当に調節されたお湯を、前面のファスナー6止まり、又は肩口から満たす事ができる。
入浴後は逆の手順となる。すなわち、水密ファスナー6を開く事によってお湯を排出する。背面からの突出部1を開き、湯量調節ベルト9を外し、固定ベルト7を外し、入浴者を車椅子等へ移動させるのである。
柔軟で且つ水密な材料で縫製接着により成型した本件は、入浴後の始末も容易であり、軽量であり、コンパクトに折り畳み収納する事ができる。
近年では、ディサービス、或いは、グループホーム等、高齢者の福祉施設が充実されつつあるが、その中でも入浴介助は、ヘルパーの方々には重労働と思われる。本件の介護浴槽により、労力が軽減され、又、日光消毒で複数の入浴が可能であり、福祉施設等の用途にも適用できる。
本発明に係わる簡易浴槽の前面図である。 本発明に係わり、浴槽部を模式的に説明する説明図であり、ファスナーを閉じ、背面突出部を閉じた状態の浴槽部を示す斜視図である。 本発明に係わり、転倒防止部材の椅子固定ベルトの説明図である。
符号の説明
1 背面突出部
2 雄部材
3 側壁部材
4 雌部材
5 持ち出し
6 水密ファスナー
7 椅子固定ベルト
8 腰部ダーツ
9 湯量調節ベルト
10 膝部ダーツ
11 足底部材
12 シャワーチェアーまたは椅子

Claims (3)

  1. 柔軟で且つ水密な材料を縫製接着防水し、楕円形の足底部材と、この足底部材より立設する側壁部材により袋状の浴槽となし、入浴する人体の肩部近傍までの高さを有し、且つ人体の肩部を覆うべく左右の背面突出部にそれぞれ着脱可能なシート状の雄部材と、これと対応する側壁部材の前面に雌部材を取り付け、この側壁部材の前面に上部開口部から床面側まで開閉し得る水密なファスナーを備えることを特徴とする介護浴槽。
  2. 前記側壁部材は入浴者の略腰部位置に、シャワーチェアーと固定するためのベルトを取り付け、その下方に湯量調節用のベルトを取り付ける事を特徴とする請求項1記載の介護浴槽。
  3. 前記側壁部材は入浴者の略膝部と、略腰部に側壁部材のゆとり用にダーツを各々に設けていることを特徴とする請求項2記載の介護浴槽。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106912994A (zh) * 2015-12-28 2017-07-04 吕继富 一种连体服装式泡澡浴袋
JP2017205474A (ja) * 2015-07-07 2017-11-24 有限会社久美川鉄工所 簡易風呂

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