JP2006087693A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 音源から得られる音源データを音声信号に復調し、増幅してスピーカユニットへ出力する遊技機用サウンド基板と、音声信号の特定の周波数帯域を分割するフィルタ回路を搭載した遊技機用のスピーカユニットを別体で構成した。このとき、遊技機用のスピーカユニットに実装されるスピーカユニット本体は防磁構造とする。
【選択図】 図3
Description
このような遊技機における音響システムは、一般的に遊技機内部に設けられたメインの制御回路、サウンド回路、及び筐体のパネル面に設けられたスピーカとによって構成されている。サウンド回路には、ゲームの演出に係るデジタル化された音楽又は音声等の音源データを記憶するROM、音源データを復調し音声信号を生成する復調回路、及びスピーカを駆動するためのオーディオ増幅器等が搭載されており、ゲームの進行に応じて適宜の音源データがメインの制御部で選択されてスピーカによって再生されるようになっている。
つまり、変更されたパネル面の配置構成によっては設置できるスピーカの寸法が制約される場合があり、例えば低音域から高音域にかけて忠実にかつ十分な音圧レベルで音楽等を再生させる良好な音場環境を確保するためには、設置されるスピーカの周波数特性に合わせたサウンド回路構成に変更しなければならない。
本発明はこうした従来の問題に鑑みてなされたものであり、スロットマシン等の遊技機においてモデルチェンジ等による機種変更がされても、設計変更すること無しに当該遊技機に搭載することができる共通のサウンド回路を提供する。本発明の目的は、このような共通化された安価なサウンド回路を搭載することにより遊技機のトータルコストを低減することにある。
また、本遊技機用サウンド回路は、必要最小限のハードウエア構成となっているため、安価に製造することができ、このことにより、遊技機のトータル的なコスト低減を図ることができる。
フロントドアFDには、硬質プラスチック等で成形されたいわゆる化粧板に相当する上部パネル部UPと中部パネル部MPと下部パネル部LPが設けられ、これらのパネル部UP,MP,LPによってフロントドアFDの前面が密閉されている。
ここで、副表示部U4は、上部パネル部UPに一体に取り付けられた透明な硬質プラスチック板等で形成された略長方形の表示窓W1と、表示窓W1の裏面側に取り付けられた例えば液晶ディスプレイユニットである映像表示部300とによって構成され、映像表示部300で表示される映像が表示窓W1を通して視認されるようになっている。
また、中部パネル部MPの側部には、蛍光灯や高輝度発光ダイオードで形成されたサイドランプM1,M2が設けられ、ゲームの進行状況等に応じてこれらのサイドランプM1,M2が点滅等することで、演出効果を高めるようになっている。
すなわち、操作部MSには、メダルを投入するためのメダル投入部M3と、1ゲーム当たりのメダル数を提示するためのベットボタンと呼ばれる3個の押し釦スイッチM4,M5,M6と、ゲーム開始を指示するためのスタートレバーM7と、ゲーム終了を指示するための3個のストップスイッチM8,M9,M10とが設けられている。
そして、遊技者等が押し釦スイッチM4,M5,M6の何れかを操作して1ゲーム当たりのメダル数を提示した後、スタートレバーM7をオン操作すると、ゲーム開始となり、後述の主制御基板700の制御下で3個の回転リールR1,R2,R3が同時に回転を開始する。
すなわち、ストップスイッチM8,M9,M10がオン操作されるのに応じて各回転リールR1,R2,R3を停止させる制御を、後述の主制御基板700が行い、ストップスイッチM8がオン操作されると回転リールR1を停止させ、ストップスイッチM9がオン操作されると回転リールR2を停止させ、ストップスイッチM10がオン操作されると回転リールR3を停止させる。
また、操作部MSには、フロントドアFDを施錠するための施錠部KYが設けられており、フロントドアFDを閉じると、施錠部KYが自動的にフロントドアFDと筐体とを施錠するようになっている。
まず、主制御基板700には、回胴装置基板900と、サブ制御基板100、中央表示基板400、電源装置基板500及び外部集中端子基板800が夫々配線ケーブルによって配線接続されている。また、サブ制御基板100には映像表示制御基板600が配線接続されている。
回胴装置基板900には、回転リールR1,R2,R3を回転駆動するステッピングモータMR1,MR2,MR3が接続されている。そして、主制御基板700から回転リールR1,R2,R3を回転又は停止させるべき旨の制御信号が供給されると、回胴装置基板900はステッピングモータMR1,MR2,MR3への電力供給を制御し、回転リールR1,R2,R3の動作を制御する。
更に、サブ制御基板100は、映像表示制御基板600が接続され、主制御基板700から上述の演出開始を示唆する制御信号が供給されると、該当する動画像を表示させるための映像信号を生成し、映像表示部300に出力する。映像表示部300は、その供給された映像信号に基づく動画像を表示することにより、遊技者の視覚に訴える演出を行うようになっている。
そして、主制御基板700は、ベットボタンM4,M5,M6がオン操作されると、1ゲーム当たりの賭け枚数を検知し、スタートレバーM7がオン操作されると、ゲーム開始の指示がなされたことを検知し、ストップスイッチM8,M9,M10が任意の順番でストップ操作されると、その順番で回転リールR1,R2,R3を停止させるべき指示がなされたことを検知する。
外部集中端子基板800は、主制御基板700から出力されるスロットマシンSM1におけるゲームの進行状況等を示す信号を、ホールに設置されている複数のスロットマシンを集中的にモニタ管理しているホールコンピュータ(図示略)へ送出する。
本サウンド回路はサブ制御基板100に実装され、効果音や音声等の音源データが記録されたROM102と、ROM102に記録された音源データを再生するサウンドプレーヤ101と、その復調回路103、およびDAC(Digital Analog Converter)、そして、増幅器106、107(AMP)で構成される。復調回路103から出力される2系統の音声信号は、それぞれ、DAC104(105)によりアナログ信号に変換され、AMP106(107)によって増幅され、SPユニット110へ出力される。
フィルタ回路111(112)の回路構成の一例を、図4(a)(b)に示す。図4(a)は、6dB/oct(−3dB)型のスピーカネットワーク回路であり、ハイパスフィルタ側にコンデンサ(C)を直列に、ローパスフィルタ側にコイル(L)を直列に挿入した、最もシンプルでクロス周波数での軸上特性、および出力特性がフラットなネットワークである。ここでは、クロス周波数での位相がハイパス側とローパス側で90度ずれるため正逆の区別がなく、従って、図示されるように、トゥイータ(高音域再生用SP)とウーファ(低音域再生用SP)とは正相接続にする。
なお、上記した「軸上特性」とは、位相のずれによる干渉を考慮した合成特性を、「出力特性」とは、伝送されるそれぞれの電力の和を合成した特性をいう。また、求める周波数におけるCとLの容量は次の演算式(1)(2)で算出することが可能である。
L=R/2πfc=159R/fc(mH) …(1)
C=1/2πfcR=159000/FcR(μF) …(2)
ここで、Lはローパスフィルタ側の直列コイル、RはSPの抵抗、fcはクロスオーバ周波数、Cはハイパスフィルタ側の直列コンデンサを示す。
ここでは、クロス周波数での位相がハイパスフィルタ側とローパスフィルタ側で180度ずれるため、通常は、図示されるようにトゥイータとウーファは逆相接続される。クロス周波数での軸上特性は、+3dB、出力特性はフラットになる。
なお、クロス周波数におけるコンデンサとコイルの容量は、次の演算式(3)(4)で算出することができる。
L=R/√2πfc=225R/fc(mH) …(3)
C=1/√2πfcR=113000/FcR(μF) …(4)
復調回路103は、記憶されている音源データをROM102から読み取り、音源データをステレオ復調することで2系統の音声データを生成し、後段のDAC104、105へそれぞれ出力する。なお、復調回路103は、サブ制御基板100に搭載されているサウンドプレーヤ101によって動作制御され、主制御基板700からの制御信号に従ってサウンドプレーヤ101が復調回路103を制御することで、ゲームの進行に応じた適宜の音源データが選択され、当該復調回路103において復調されるようになっている。
ハイパスフィルタは、前段のAMP106、107が出力する、例えば右用の音声信号をハイパスフィルタリング処理し、低音域周波数成分がカットされた音声信号としてSPユニット本体141へ供給し、また、ローパスフィルタは、前段のAMP106、107が出力する、例えば右用の音声信号をローパスフィルタリング処理し、高音域周波数成分がカットされた音声信号としてSPユニット本体142へ供給する。
なお、同図に示されるスピーカ141は、スロットマシンSM1の上部パネル部UP右側の放音部U2に、スピーカ143は、上部パネル部UP左側の放音部U3に、スピーカ142は、下部パネル部LP右側の放音部L4に、スピーカ144は、下部パネル部LP左側の放音部L5にそれぞれ取り付けられているものである。
このため、スロットマシンのモデルチェンジが行われてもサウンド回路の設計を変更することなく、良好な音場環境を維持したスロットマシンにおける音響システムを提供することができ、スロットマシンのトータル的なコスト低減を図ることができる。
110 …SPユニット
102 …ROM(音源)
111、112 …フィルタ回路
141〜144 …スピーカ(SP)
700 …主制御基板
U2,U3 …放音部
L4,L5 …放音部
Claims (4)
- 音源から得られる音源データを音声信号に復調し、増幅してスピーカユニットへ出力する遊技機用サウンド基板と、
前記音声信号の特定の周波数帯域を分割するフィルタ回路を搭載した遊技機用の前記スピーカユニットと、
を具備することを特徴とする遊技機。 - 前記フィルタ回路は、
ハイパス側にコンデンサを直列に、ローパス側にコイルを直列に挿入し、クロス周波数での位相が90度ずれるスピーカネットワーク回路とすることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。 - 前記フィルタ回路は、
ハイパス側にコンデンサを直列にコイルを並列に挿入し、ローパス側にコイロを直列にコンデンサを並列に挿入し、クロス周波数での位相が180度ずれるスピーカネットワーク回路とすることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。 - 前記遊技機用のスピーカユニットを防磁構造とすることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の遊技機。
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- 2004-09-24 JP JP2004277157A patent/JP2006087693A/ja active Pending
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