JP2006087238A - スイッチング電源回路 - Google Patents

スイッチング電源回路 Download PDF

Info

Publication number
JP2006087238A
JP2006087238A JP2004270249A JP2004270249A JP2006087238A JP 2006087238 A JP2006087238 A JP 2006087238A JP 2004270249 A JP2004270249 A JP 2004270249A JP 2004270249 A JP2004270249 A JP 2004270249A JP 2006087238 A JP2006087238 A JP 2006087238A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
circuit
soft start
capacitor
switching
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004270249A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Akusawa
好幸 阿久澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd filed Critical Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
Priority to JP2004270249A priority Critical patent/JP2006087238A/ja
Publication of JP2006087238A publication Critical patent/JP2006087238A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Dc-Dc Converters (AREA)

Abstract

【課題】 放射線の影響によってソフトスタート回路が一時的に誤動作すると、ソフトスタート基準電圧が0Vにリセットされるためソフトスタート回路のコンデンサが放電する。このため、ソフトスタート回路が正常動作に復帰すると、コンデンサの充電を開始してソフトスタート基準電圧の再生成を行うため直流電圧の低下を招いてしまう課題があった。
【解決手段】 ソフトスタート基準電圧回路22により生成されたソフトスタート基準電圧がリセットされると、コンデンサ25の放電を制限する抵抗31を設ける。
【選択図】 図2

Description

この発明は、例えば、宇宙環境で使用されるスイッチング電源回路に関するものである。
従来のスイッチング電源回路は、スイッチング素子をオンオフすることにより、直流電源回路を断続して交流電圧を生成し、その交流電圧を整流して直流電圧を出力するが、そのスイッチング素子を駆動するパルス信号を生成する際、その直流電圧をゆっくり立ち上げるため、起動指令を受けると徐々に上昇するソフトスタート基準電圧を生成するソフトスタート回路を設け、そのソフトスタート基準電圧に応じてパルス信号を生成する。
特開2001−128445公報(図23)
従来のスイッチング電源回路は以上のように構成されているので、製造コストの高額化を避けるために耐放射線部品を使用せずに組み立てられた場合、宇宙環境に設置されると、放射線の影響によってソフトスタート回路が一時的に誤動作する場合がある。ソフトスタート回路が一時的に停止すると、ソフトスタート基準電圧が0Vにリセットされるためソフトスタート回路のコンデンサが放電する。このため、ソフトスタート回路が正常動作に復帰すると、コンデンサの充電を開始してソフトスタート基準電圧の再生成を行うため直流電圧の低下を招いてしまう課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、放射線の影響によってソフトスタート回路が一時的に停止しても、直流電圧の低下を防止することができるスイッチング電源回路を得ることを目的とする。
この発明に係るスイッチング電源回路は、パルス生成手段により生成されたソフトスタート基準電圧がリセットされると、コンデンサの放電を制限する放電制限手段を設けたものである。
以上のように、この発明によれば、パルス生成手段により生成されたソフトスタート基準電圧がリセットされると、コンデンサの放電を制限する放電制限手段を設けるように構成したので、放射線の影響によってソフトスタート回路が一時的に誤動作しても、直流電圧の低下を防止することができる効果がある。
以下、この発明の実施の一形態を説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるスイッチング電源回路を示す構成図であり、図において、直流電源1は電界効果トランジスタ(以下、TRという)2とトランス3の一次巻線が直列に挿入されている直流電源回路を構成している。
スイッチング回路11は直流電源回路を断続して交流電圧を生成するスイッチング手段を構成し、整流回路12はダイオード13,14から構成され、スイッチング回路11により生成された交流電圧を整流する機能を備えている。平滑回路15はインダクタ16及びコンデンサ17から構成され、整流回路12の出力電圧を平滑化して直流電圧を生成し、その直流電圧を負荷18に印加する機能を備えている。なお、整流回路12及び平滑回路15から整流手段が構成されている。
パルス幅変調制御回路19は起動指令を受けると図2のコンデンサ25の充電を開始して徐々に上昇するソフトスタート基準電圧を生成し、そのソフトスタート基準電圧に応じてパルス信号又は平滑回路15から出力されたフィードバック信号(フィードバック信号は直流電圧に相当する)と設定電圧の差分に応じてパルス信号を生成するパルス生成手段を構成している。
ゲート駆動回路20はパルス幅変調制御回路19により生成されたパルス信号にしたがってスイッチング回路11のTR2を駆動するスイッチ駆動手段を構成している。
図2はパルス幅変調制御回路19の内部を示す構成図であり、図において、設定電圧発生回路21は予め設定された電圧を発生する機能を備え、起動指令を受けるとコンデンサ25の充電を開始する。
ソフトスタート基準電圧回路22は抵抗23,24及びコンデンサ25から構成され、設定電圧発生回路21から設定電圧が印加されると、コンデンサ25が充電されることにより上昇するコンデンサ25の端子電圧(ソフトスタート基準電圧)を出力する機能を備えている。ソフトスタート回路26は起動指令を受けると内部スイッチがオン状態になり、ソフトスタート基準電圧回路22から出力されたソフトスタート基準電圧を誤差増幅回路27に与え、停止指令を受けると内部スイッチがオフ状態になり、ソフトスタート基準電圧回路22から出力されたソフトスタート基準電圧を遮断する機能を備えている。
誤差増幅回路27は起動指令を受けてから直流電圧の立ち上げが完了するまでの間、ソフトスタート回路26から出力されたソフトスタート基準電圧をパルス幅変調比較回路29に与える一方、直流電圧の立ち上げが完了すると、平滑回路15から出力されたフィードバック信号と設定電圧発生回路21から出力された設定電圧を比較し、両電圧の差分電圧をパルス幅変調比較回路29に出力する機能を備えている。
発振回路28は三角波信号を発振する機能を備え、パルス幅変調比較回路29は発振回路28から発振された三角波信号と誤差増幅回路27から出力されたソフトスタート基準電圧又は差分電圧を比較して、生成するパルス信号のパルス幅を決定する。
駆動回路30はパルス幅変調比較回路29により生成されたパルス信号をゲート駆動回路20に出力する機能を備え、抵抗31は例えば放射線の影響を受けることによってソフトスタート回路26の内部スイッチがオフ状態になり、その結果、ソフトスタート基準電圧が0Vにリセットされたとき、ソフトスタート基準電圧回路22からソフトスタート回路26に向けて流れる電流を抑制して、コンデンサ25の放電を制限する放電制限手段を構成している。
次に動作について説明する。
スイッチング電源回路は、直流電圧を例えば半導体デバイスに出力する場合、半導体デバイスの破損を防止する観点から、ゆっくり直流電圧を立ち上げるソフトスタートを実施する。
具体的には次の通りである。
まず、パルス幅変調制御回路19の設定電圧発生回路21は、図示せぬスタート回路等から起動指令を受けると、ソフトスタート基準電圧回路22に対して設定電圧を印加することにより、コンデンサ25の充電を開始する。
設定電圧発生回路21から設定電圧が印加される以前の状態では、ソフトスタート基準電圧回路22のコンデンサ25には電荷が蓄積されていないため、コンデンサ25の端子電圧であるソフトスタート基準電圧は0Vであるが、設定電圧発生回路21から設定電圧が印加されると、コンデンサ25には電荷が蓄積されていくため、コンデンサ25の端子電圧であるソフトスタート基準電圧が徐々に上昇する。
ソフトスタート回路26は、図示せぬスタート回路等から起動指令を受けると内部スイッチがオン状態になるため、ソフトスタート基準電圧回路22から出力されたソフトスタート基準電圧を誤差増幅回路27に与える。ただし、ソフトスタート回路26の内部にある半導体素子の影響により、誤差増幅回路27に与えるソフトスタート基準電圧が若干シフトする場合がある。
誤差増幅回路27は、起動指令を受けてから直流電圧の立ち上げが完了するまでの間、ソフトスタート回路26から出力されたソフトスタート基準電圧をパルス幅変調比較回路29に出力する。
直流電圧の立ち上げが完了すると、誤差増幅回路27は、平滑回路15から出力されたフィードバック信号と設定電圧発生回路21から出力された設定電圧を比較し、両電圧の差分電圧をパルス幅変調比較回路29に出力する。
即ち、誤差増幅回路27は、ソフトスタート基準電圧と差分電圧を比較し、小さい方の電圧を選択して出力する。
パルス幅変調比較回路29は、発振回路28から発振された三角波信号と誤差増幅回路27から出力されたソフトスタート基準電圧又は差分電圧を比較して、生成するパルス信号のパルス幅を決定する。
即ち、ソフトスタートの初期段階では、直流電圧を低く抑えるためパルス幅が短いパルス信号を生成し、その後、徐々に直流電圧を高くするためパルス幅が徐々に長くなるようにパルス信号を生成する。
駆動回路30は、パルス幅変調比較回路29がパルス信号を生成すると、そのパルス信号をゲート駆動回路20に出力する。
ゲート駆動回路20は、パルス幅変調制御回路19により生成されたパルス信号にしたがって直流電源回路のTR2を駆動する。
これにより、スイッチング回路11のTR2がスイッチングすることになるので、直流電源回路が断続されて交流電圧が生成される。
整流回路12は、スイッチング回路11により生成された交流電圧を整流し、平滑回路15は、整流回路12の出力電圧を平滑化して直流電圧を生成し、その直流電圧を負荷18に印加する。
以上により、ゆっくり直流電圧を立ち上げるソフトスタートが実現されるが、スイッチング電源回路が宇宙環境に設置された場合、例えば、放射線の影響を受けることによってソフトスタート回路26が誤動作し、ソフトスタート回路26の内部スイッチがオフ状態になることがある。
この場合、ソフトスタート基準電圧が強制的に0Vにリセットされることになるため、ソフトスタート基準電圧回路22のコンデンサ25に蓄積されている電荷の放電が開始されるが、抵抗31が挿入されていない場合、多くの電流がソフトスタート基準電圧回路22からソフトスタート回路26に向けて流れ、極めて短時間にコンデンサ25の電荷量が減少する。
このように、コンデンサ25の電荷量が減少した場合、その後、ソフトスタート回路26が正常動作に復帰して内部スイッチがオン状態になると、コンデンサ25の充電を開始してソフトスタート基準電圧の再生成を行うため、一時的に直流電圧の低下を招いてしまうことになる。即ち、コンデンサ25の電荷量が元に戻るまでの間、直流電圧の低下を招く不具合が発生する。
そこで、この実施の形態1では、コンデンサ25の電荷量の減少を抑制して、一時的な直流電圧の低下を軽減するため、抵抗31を挿入することにより時定数を大きくして、ソフトスタート基準電圧回路22からソフトスタート回路26に向けて流れる電流を抑制するようにしている。
以上で明らかなように、この実施の形態1によれば、ソフトスタート基準電圧回路22により生成されたソフトスタート基準電圧がリセットされると、コンデンサ25の放電を制限する抵抗31を設けるように構成したので、放射線の影響によってソフトスタート回路が一時的に誤動作しても、直流電圧の低下を軽減することができる効果を奏する。
実施の形態2.
上記実施の形態1では、ソフトスタート基準電圧回路22の出力側に抵抗31を設け、図3に示すように、抵抗33とダイオード34の並列回路を用いて放電制限手段を構成してもよい。
即ち、上記実施の形態1の場合、抵抗値が大きな抵抗31を用いる程、時定数が大きくなるため、コンデンサ25の放電抑制効果が高まるが、抵抗31に大きな抵抗値を用いると、ソフトスタート回路26が正常に動作しているときの電流量が少なくなり過ぎて誤動作を招くおそれがある。
そこで、この実施の形態2では、上記の不具合を解消するため、抵抗33とダイオード34の並列回路を用いるようにしている。
このように、並列回路を用いれば、ソフトスタート回路26が正常に動作している通常時では、ソフトスタート基準電圧回路22を通じて電流が流れるため上記実施の形態1の不具合を解消することができる。なお、この場合、大きな抵抗値の抵抗33を使用することができるので、コンデンサ25の放電を効果的に抑制することができる。
実施の形態3.
図4はこの発明の実施の形態3によるスイッチング電源回路を示す構成図であり、図において、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
スタート回路41は起動指令又は停止指令を出力する機能を備え、コンデンサ放電回路42はスタート回路41から停止指令を受けるとソフトスタート基準電圧回路22のコンデンサ25を放電させるコンデンサ放電手段を構成している。
スタート回路41が起動指令を出力する場合には、上記実施の形態1,2と同様の動作となるが、スタート回路41が停止指令を出力する場合には、コンデンサ放電回路42がソフトスタート基準電圧回路22のコンデンサ25を瞬間的に放電させる点で上記実施の形態1,2と相違している。
即ち、スイッチング電源回路を停止する場合、次回のソフトスタートに備えてソフトスタート基準電圧回路22のコンデンサ25に蓄積されている電荷を放電しておく必要があるが、上記実施の形態1,2のようにコンデンサ放電回路42が実装されていない場合、コンデンサ25に蓄積されている電荷が自然に放電されるまで待つ必要があるため、その放電が完了するまでに多くの時間を要する。
そこで、この実施の形態3では、コンデンサ25を瞬間的に放電させて、スイッチング電源回路の早期のリスタートを可能にするため、スタート回路41から停止指令を受けるとソフトスタート基準電圧回路22のコンデンサ25を瞬間的に放電させるコンデンサ放電回路42を設けている。
コンデンサ放電回路42は、スタート回路41から停止指令を受けると、例えば、コンデンサ25と並列に接続されているスイッチ43(図5を参照)をオンすることにより、コンデンサ25の電荷を強制的に放電させるようにする。
以上で明らかなように、この実施の形態3によれば、スタート回路41から停止指令を受けるとソフトスタート基準電圧回路22のコンデンサ25を放電させるコンデンサ放電回路42を設けるように構成したので、スイッチング電源回路の早期のリスタートを可能にすることができる効果を奏する。
実施の形態4.
図6はこの発明の実施の形態4によるスイッチング電源回路を示す構成図であり、図において、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
同期整流回路51はTR52,53から構成され、スイッチング回路11により生成された交流電圧を同期整流する同期整流手段を構成している。ゲート駆動回路54はパルス幅変調制御回路19から出力されたパルス信号でTR52,53を駆動し、その結果、TR2がオンのときTR52をオン及びTR53をオフし、TR2がオフのときTR52をオフ及びTR53をオンすることにより、同期整流を実現している。ダイオード55は平滑回路15の出力端子間に接続されている。
上記実施の形態1〜3では、コンデンサ25の放電を制限する抵抗31等が設けられているパルス幅変調制御回路19が実装されているものについて示したが、この実施の形態4では、パルス幅変調制御回路19に抵抗31等が設けらているか否かは問わず、次の不具合を解消するためのものである。
即ち、ゲート駆動回路54は、放射線の影響を受けることによってパルス幅変調制御回路19が停止すると、TR52をオフしてTR53をオンすることになる。そのため、その停止期間によっては平滑回路15のインダクタ16とコンデンサ17とが共振して、平滑回路15の出力電圧が大幅に負電圧に振れる現象が発生し、負荷18を破損するおそれがある(平滑回路15の出力端子間にダイオード55が接続されていない場合)。
そこで、この実施の形態4では、平滑回路15の出力電圧が大幅に負電圧に振れる現象を防止するため、平滑回路15の出力端子間にダイオード55を接続している。
ダイオード55は、平滑回路15のインダクタ16とコンデンサ17が共振すると導通し、共振による逆電流がダイオード55に流れるため、平滑回路15の出力電圧が大幅に負電圧に振れる現象を防止することができる。
よって、この実施の形態4によれば、共振の発生による負荷18の破損を防止することができる効果を奏する。
実施の形態5.
図7はこの発明の実施の形態5によるスイッチング電源回路を示す構成図であり、図において、図6と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
遮断検出回路56はパルス幅変調制御回路19のソフトスタート基準電圧回路22により生成されたソフトスタート基準電圧を監視し、そのソフトスタート基準電圧が0VにリセットされるとTR52,53のオフを指示する遮断指令をゲート駆動回路54に出力する機能を備えている。なお、遮断検出回路56はスイッチ駆動手段を構成している。
上記実施の形態4では、平滑回路15の出力端子間にダイオード55を接続することにより、平滑回路15の出力電圧が大幅に負電圧に振れる現象を防止するものについて示したが、放射線の影響を受けることによってパルス幅変調制御回路19が停止したとき、同期整流回路51のTR52,53をオフして、平滑回路15の共振を防止するようにしてもよい。
即ち、放射線の影響を受けることによってパルス幅変調制御回路19が停止すると、上述したように、ソフトスタート基準電圧が強制的に0Vにリセットされるため、遮断検出回路56が、ソフトスタート基準電圧が0Vにリセットされたことを検出すると遮断指令をゲート駆動回路54に出力する。
ゲート駆動回路54は、遮断検出回路56から遮断指令を受けると、同期整流回路51のTR52,53をオフして、平滑回路15の共振を防止する。
これにより、この実施の形態5によれば、平滑回路15の出力電圧が大幅に負電圧に振れる現象を防止して、負荷18の破損を防止することができる効果を奏する。
実施の形態6.
図8はこの発明の実施の形態6によるスイッチング電源回路を示す構成図であり、図において、図6と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
遮断検出回路57はパルス幅変調制御回路19の誤差増幅回路27の出力電圧(ソフトスタート基準電圧又は差分電圧)を監視し、その出力電圧が設定電圧以下になると、TR52,53のオフを指示する遮断指令をゲート駆動回路54に出力する機能を備えている。なお、遮断検出回路57はスイッチ駆動手段を構成している。
上記実施の形態4では、平滑回路15の出力端子間にダイオード55を接続することにより、平滑回路15の出力電圧が大幅に負電圧に振れる現象を防止するものについて示したが、放射線の影響を受けることによってパルス幅変調制御回路19が停止したとき、同期整流回路51のTR52,53をオフして、平滑回路15の共振を防止するようにしてもよい。
即ち、放射線の影響を受けることによってパルス幅変調制御回路19が停止すると、上述したように、ソフトスタート基準電圧が強制的に0Vにリセットされるため、誤差増幅回路27の出力電圧が設定電圧以下となる。
遮断検出回路57は、その出力電圧が設定電圧以下であることを検出すると遮断指令をゲート駆動回路54に出力する。
ゲート駆動回路54は、遮断検出回路57から遮断指令を受けると、同期整流回路51のTR52,53をオフして、平滑回路15の共振を防止する。
これにより、この実施の形態6によれば、平滑回路15の出力電圧が大幅に負電圧に振れる現象を防止して、負荷18の破損を防止することができる効果を奏する。
この発明の実施の形態1によるスイッチング電源回路を示す構成図である。 この発明の実施の形態1によるパルス幅変調制御回路の内部を示す構成図である。 この発明の実施の形態2によるパルス幅変調制御回路の内部を示す構成図である。 この発明の実施の形態3によるスイッチング電源回路を示す構成図である。 この発明の実施の形態3によるソフトスタート基準電圧回路の一部を示す構成図である。 この発明の実施の形態4によるスイッチング電源回路を示す構成図である。 この発明の実施の形態5によるスイッチング電源回路を示す構成図である。 この発明の実施の形態6によるスイッチング電源回路を示す構成図である。
符号の説明
1 直流電源、2 TR、3 トランス、11 スイッチング回路、12 整流回路(整流手段)、13,14 ダイオード、15 平滑回路(整流手段)、16 インダクタ、17 コンデンサ、18 負荷、19 パルス幅変調制御回路(パルス生成手段)、20 ゲート駆動回路(スイッチ駆動手段)、21 設定電圧発生回路、22 ソフトスタート基準電圧回路、23,24 抵抗、25 コンデンサ、26 ソフトスタート回路、27 誤差増幅回路、28 発振回路、29 パルス幅変調比較回路、30 駆動回路、31 抵抗(放電制限手段)、33 抵抗(放電制限手段)、34 ダイオード(放電制限手段)、41 スタート回路、42 コンデンサ放電回路(コンデンサ放電手段)、43 スイッチ、51 同期整流回路(同期整流手段)、52,53 TR、54 ゲート駆動回路(スイッチ駆動手段)、55 ダイオード、56,57 遮断検出回路(スイッチ駆動手段)。

Claims (6)

  1. 直流電源回路を断続して交流電圧を生成するスイッチング手段と、上記スイッチング手段により生成された交流電圧を整流して直流電圧を出力する整流手段と、起動指令を受けるとコンデンサの充電を開始して徐々に上昇するソフトスタート基準電圧を生成し、そのソフトスタート基準電圧に応じてパルス信号又は上記整流手段から出力された直流電圧と設定電圧の差分に応じてパルス信号を生成するパルス生成手段と、上記パルス生成手段により生成されたパルス信号にしたがって上記スイッチング手段のスイッチング素子を駆動するスイッチ駆動手段と、上記パルス生成手段により生成されたソフトスタート基準電圧がリセットされると、上記コンデンサの放電を制限する放電制限手段とを備えたスイッチング電源回路。
  2. コンデンサの放電を抑制する抵抗を用いて放電制限手段を構成したことを特徴とする請求項1記載のスイッチング電源回路。
  3. コンデンサの放電を抑制する抵抗と、上記抵抗と並列に接続され、上記コンデンサの放電を阻止するダイオードとを用いて放電制限手段を構成したことを特徴とする請求項1記載のスイッチング電源回路。
  4. 停止指令を受けるとコンデンサを放電させるコンデンサ放電手段を設けたことを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載のスイッチング電源回路。
  5. 直流電源回路を断続して交流電圧を生成するスイッチング手段と、上記スイッチング手段により生成された交流電圧を同期整流して平滑化する同期整流手段と、起動指令を受けると徐々に上昇するソフトスタート基準電圧を生成し、そのソフトスタート基準電圧に応じてパルス信号又は上記同期整流手段から出力された直流電圧と設定電圧の差分に応じてパルス信号を生成するパルス生成手段と、上記パルス生成手段により生成されたパルス信号にしたがって上記スイッチング手段及び上記同期整流手段のスイッチング素子を駆動するスイッチ駆動手段と、上記同期整流手段の出力端子間に接続されたダイオードとを備えたスイッチング電源回路。
  6. 直流電源回路を断続して交流電圧を生成するスイッチング手段と、上記スイッチング手段により生成された交流電圧を同期整流して平滑化する同期整流手段と、起動指令を受けると徐々に上昇するソフトスタート基準電圧を生成し、そのソフトスタート基準電圧に応じてパルス信号又は上記同期整流手段から出力された直流電圧と設定電圧の差分に応じてパルス信号を生成するパルス生成手段と、上記パルス生成手段により生成されたパルス信号にしたがって上記スイッチング手段及び上記同期整流手段のスイッチング素子を駆動する一方、上記パルス生成手段により生成されたソフトスタート基準電圧がリセットされると、上記同期整流手段のスイッチング素子をオフするスイッチ駆動手段とを備えたスイッチング電源回路。
JP2004270249A 2004-09-16 2004-09-16 スイッチング電源回路 Pending JP2006087238A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004270249A JP2006087238A (ja) 2004-09-16 2004-09-16 スイッチング電源回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004270249A JP2006087238A (ja) 2004-09-16 2004-09-16 スイッチング電源回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006087238A true JP2006087238A (ja) 2006-03-30

Family

ID=36165265

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004270249A Pending JP2006087238A (ja) 2004-09-16 2004-09-16 スイッチング電源回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006087238A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10459469B2 (en) 2016-11-09 2019-10-29 Fuji Electric Co., Ltd. Constant-voltage generating apparatus and measuring apparatus
JP2020078229A (ja) * 2018-11-09 2020-05-21 廣達電腦股▲ふん▼有限公司Quanta Computer Inc. 電源ユニットホールドアップ時間を延長するためのシステムおよび方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5740360A (en) * 1980-08-22 1982-03-05 Shibaura Eng Works Co Ltd Pulse circuit for driving chopper
JPH08205531A (ja) * 1995-01-20 1996-08-09 Mitsubishi Electric Corp 直流電源装置
JP2002101652A (ja) * 2000-09-20 2002-04-05 Toshiba Corp スイッチング電源

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5740360A (en) * 1980-08-22 1982-03-05 Shibaura Eng Works Co Ltd Pulse circuit for driving chopper
JPH08205531A (ja) * 1995-01-20 1996-08-09 Mitsubishi Electric Corp 直流電源装置
JP2002101652A (ja) * 2000-09-20 2002-04-05 Toshiba Corp スイッチング電源

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10459469B2 (en) 2016-11-09 2019-10-29 Fuji Electric Co., Ltd. Constant-voltage generating apparatus and measuring apparatus
JP2020078229A (ja) * 2018-11-09 2020-05-21 廣達電腦股▲ふん▼有限公司Quanta Computer Inc. 電源ユニットホールドアップ時間を延長するためのシステムおよび方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3572292B2 (ja) スイッチング電源回路
JP4979536B2 (ja) スイッチング電源装置
US9385617B2 (en) Overcurrent protection circuit for a switching power supply apparatus
JP4825632B2 (ja) Dc−dcコンバータ
TWI429335B (zh) 放電裝置及特定用途積體電路裝置
JP5179893B2 (ja) スイッチング電源
JP5991109B2 (ja) スイッチング電源装置
JP2007014196A (ja) スイッチング電源における故障の検出方法と検出装置
JP6696308B2 (ja) スイッチング電源装置
JP2008125180A (ja) スイッチング昇圧電源回路
JP4416689B2 (ja) スイッチングレギュレータ及びスイッチングレギュレータの出力電圧切換方法
JP3497075B2 (ja) スイッチング電源回路
JP2013106350A (ja) 自動回復回路付き制御ic、制御icの自動回復回路、パワ変換システム及び制御icの自動回復方法
US7369391B2 (en) Drive circuit of direct-current voltage-driven magnetic contactor and power converter
JP2010124573A (ja) スイッチング電源装置、及びそれに用いる半導体装置
JP6116002B2 (ja) Dc−dc電源回路
JP2004194387A (ja) スイッチング電源装置
JP6561484B2 (ja) スイッチング電源装置
JP6146892B2 (ja) フライバック方式のスイッチング電源装置
JP2006087238A (ja) スイッチング電源回路
JP5209273B2 (ja) 電源装置及びこれを備えた電子機器
JP4321277B2 (ja) 電源装置
JP4082200B2 (ja) Dc−dcコンバータ
JPH07123706A (ja) Dc/dcコンバータ
JP6566261B2 (ja) 漏電遮断器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20070625

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20071105

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Effective date: 20080909

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100302

A521 Written amendment

Effective date: 20100426

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100525

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100928